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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 せっかくのシリアスなのに天塚さんの尻が……第7話。もう、痴女とかいうレベルの格好じゃないんでギャグにしか見えないんだよな……。いや、でも我が知己は「シリアスって尻尻なんだ」という気づきを得ているやつがいたし、これこそがシリアスの極致……。

 一応、今回が中盤の山場ということになるのだろう。ただ、残念ながら序盤の「うわーい、ミコちゃん可愛いー! アズズも可愛いー!」と思って見守っていた時と比べると、ここのところのシリアスはあんまり気が乗らない展開である(いや、ミコちゃんは変わらず可愛い)。まぁ、ダイレクトに萌え要素が減ってるからってのもあるだろうが……どうにも展開が納得できないのである。今回のシリアスだって、結局どこで何がどうなってるのかよくわからんしなぁ。

 もともと「オーディンが胡散臭すぎる」ってんで、今回のピラー殲滅戦が無理ゲーなのだろうということは予想がついていた。それにしたってここまで完敗になるとは思ってもみなかったが、改めて人類とピラーの差をまざまざと見せつけられ、絶望する以外に選択肢が無い状態である。ここまで追い込まれて、今後何に期待したらいいかもわからないのだが、そんな圧倒的な戦力差を見せつけられたにしては、なんか戦況がおかしい気がするのだ。ピラー側があれだけの戦力を持ちながら積極的に人類を殲滅しに来ないのは「休眠期」とやらが絡む部分もあるからまだ良いのだが、そんだけの絶望的な状況で、人類側は何をやっているのだろうか。

 一番分からんのは、なんであそこで天塚が生存者の救出なんてミッションに挑もうと思ったかだ。すでに全力投入での敗戦という結果は出ているわけで、今更そんな「負け戦の戦場」に残存兵を探しに行く意味はほとんどない。普通に考えて生きている可能性も殆どないのだし、そんなわずかな望みのために貴重な戦力をさらに失うリスクと、撤退補佐の人員を割くデメリットを許容できるとも思えない。さらにさらに、今回は戦場において「ロストしたワルキューレの機体が敵側に回っている」というさらなる絶望までもが提示されている。そんな状況で、ネームドを単身駆り出して、「敵側に奪われるかもしれない」という想定は誰もしなかったのだろうか? まー、何をやっても絶望的な状況に変わりはないのでいっそ人道的な義憤を優先させた結果と考えることはできるかもしれないが、そんな無鉄砲なヤケクソ作戦に過去の思い出を利用されてしまったおソノはいい迷惑である。挙句、最終的には天塚が失われて全然関係ない奴が帰ってきた。いや、生きてたんかい、っていうのも驚きだし、一体どんな状況なら、わざわざペンダントだけ託して死ぬなんて面倒臭い状況が起こるというのだろう。流石に、その辺はやりすぎだ。シリアスにしたいという狙いばかりが先行して、どうにもちぐはぐなシナリオになってしまっている。

 やっぱり空戦パートでそこまでのめり込めないってのは純粋にハンデなんだよなぁ……。あ、でも天塚の従者3人が「松竹梅」っていう名前で、わざわざキャストも松竹梅で揃えてるのはちょっと感動した。松はまだしも、梅は割と貴重だよな。

 

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 富田美憂の出番終わりかい、第6話。オープニング歌ってるからメインキャラになるのかと思ったが……まぁ、あんなサイコを放っておくわけにもいかんか(今作のキャラだいたいサイコじゃない?)。

 前回も書いたけど、やっぱり今作の作者って何者なんだろう。手つきが完全にミステリ書き(少なくともミステリ読み)のそれなんだよな。いや、特別うますぎるとかいうことではないのだが、なんだろう、伏線の張り方のイロハみたいなものが、絶対にそういうところから培われていたものだ。今回のどんでん返しにしたって、「1つ1つの要素じゃ弱いかもしらんなぁ」ってんで畳み掛けるようにプロバビリティを並べて説得力を増すように意識されているし、最後には「もし推理が間違っていたのなら……」なんてことをナナに言わせて「あくまで可能性の話なので限定は完璧ではないよ」という予防線まで張っている。徹底しすぎてむしろ鼻につくくらいのレベルだが、ここまで意識して、注意を払うのは、絶対にその道で薫陶を受けた人間の仕業だと思う。なんか、すごく気になるのである。来歴を確認したら元々エロゲのライターなのかぁ……この才能を発揮したエロゲ、どんな方向に行くんだ?

 というわけで、筋立てにはなかなか文句が出にくい作品。惜しむらくは、やはり多少の無茶の部分を「キャラがぶっ壊れてるからしょうがない」に帰着させているのでいささかご都合主義のきらいがある部分で、今回のユウカの行動にしても冷静に考えると違和感は拭えないのだが、強引にその辺りをロジック(的な何か)で覆い固め、「善処しているから多少は見逃してくれてもいいじゃない」という体制を整えてしまっている。見ている側としても、こんだけむちゃくちゃな設定の世界であまり細かい部分に鼻白むのも大人気ない気がするし、正直、見ている間は楽しいのは間違い無いので文句を言う気もあまり起こらない。個人的には、(完全に後出しだけど)前回の時点で「あれ? ドリンクホルダーの位置関係おかしくない?」って思ってて、前回回収されなかったから「なんかの間違いかな?」と思ってたら今回がっつり伏線として回収されてたので「やっぱりかい!」ってなったのがちょっと嬉しかったり。完全に犯人当ての快楽なんだよなぁ……。

 うぅむ、こういう見方ができるアニメは本当に珍しいのでありがたいといえばありがたい。しかし、これでまたナナと関係の深かった人間が消えてしまった。いい加減にキョウヤ目線からしたら蓋然性以上のレベルでナナがアウトな気がするんだが、まだまだごまかせるものなんだろうか。

 

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 このタイミングでハロウィン話ってことは、まだコロナによるスケジュールのズレって影響してるんだろうか、第29話。一応休んでたのが1ヶ月くらいで、今回のズレはせいぜい2週間程度であることを考えるとなんとなく帳尻は合わせてる気はするのだが……外せないエピソードなんかがあると、カレンダーの差は如何ともしがたいな。そのくせことこ先輩がアマビエだったりするのは、微妙に世相も取り入れてるあたりがさすがではあるが。

 前回のまいらエピソードはやたら刺さるお話だったが、一転して割とどうでもいい話になっている。いや、どうなんだろ、今作の場合に何が大事で何がいらん要素かもよくわからんからな……。例えば、いつものぺったん弓矢を使って謎のケーブルカーを形成してれい君がゆめちゃんの部屋に移動できるようになっている。よくわからん技術開発である。打ち込まれた方向を見ると朝陽が射出しているので、おそらくれい君をみゅーたちに預ける形でパスした結果なのだろう。ケーブルカーのゴンドラ部分は打ち込まれた側が保管しといて再利用するんだろうか。ほんと仲いいなこいつら。

 そして「ハロウィン」という特別なイベントを利用して動き出すドリーミーメイトたち。「そのまま出歩いても大丈夫じゃね?」という女王様の適当な提案にはなんとかブレーキがかかったが、そこにことこ先輩の謎ロボットを絡めていよいよメイトたちも大手を振って外を歩けるようになった。まぁ、ことこ先輩のロボットが許されるなら、別にオールシーズンあの状態でもいいと思うけど。しかし、ハロウィンを活用したのは当然みゅーたちばかりではなく、ゆに様だってこの機に乗じてイベントを満喫。ゆに様、普段は「リア充爆発するにゅい」みたいなテンションのくせに、イベントごとがあると割と楽しんじゃうことあるよね。さらに、単にお菓子をもらうだけではなく「トリックオアトリート」の文法を、「誰もいない家は絶対お菓子くれないからいたずらしてもOK」というアクロバティックな論理展開で、いよいよダイレクトにゆめちゃん宅に侵入しドリーミーストーンの窃盗を試みる。ゆに様、それは普通に犯罪だな。ダメなやつだな。そりゃ杉山先輩だって「勝手に動くな」って言いたくもなるよ。まぁ、ゆに様としてはご主人の役に立とうと必死でやってるだけなのだが……うまいこと仲良くしてくれればいいんだけどなぁ。

 他にも「まいらのネタが大衆の前でスベる」「作画の関係で着替える必要があったことがマニュアルに書いてある」「ときわちゃんが素手で熱々のほうとう鍋を持ち歩いている」など、いつも通りといえばいつも通りなのかもしれん。次回はことこ先輩メイン回か? この時期なので、そろそろ先輩の進路についての話も固めていく段階なのかな……切ないにゅい。

 

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 白石稔ボイスはこういう使い方になるんやな、第5話。基本的にふざけた役を回されることが多いんだけど、キャリアを重ねて面白いポジションで使われるようにもなってきた。もともと中の人が出やすい下野タイプのイメージだったのだけど、いい具合にこなれてきた感がありますね。

 中の人の話題から入ったけど、別に書きたい内容がないわけじゃないので心配無用。今回も作画クオリティは比較的安定していて、ゆっくりと見守ることができた。まぁ、なんかやたらコンテ担当が多かったり作監が多かったりするのは不安ではあるのだが……あんまり製作の内情は気にしないことにしよう。

 ヘッドキーパー側と帝国軍側の両面から描かれるのでなかなか視点転換が忙しい作品なのだが、両者が基本的に違うものを見ながら動いているはずなのに、きちんとその中心にある「何か」の姿が浮かび上がるようになっているシナリオ運びがなかなかうまい。いろんなことをはっきり言わずに空気で分かるように仕込んであって、押し付けがましい感じがしないのはいかにもオタク向けの心遣いだ。もちろんシャアケさんのお風呂シーンなんかも心遣いには違いないが、まぁ、あんまり色気のある作品ではないかな。むしろイヌマエル妹あたりの不幸な身の上を想像するとちょっと申し訳ないけど色っぽいな、とか思っちゃう方が刺激が多いかも。妹さん、割と物分かりがいいのでかえって申し訳なくなるわね。レオがどんどん辛そうになってるのも、妹さんを見てほぼ「こいつら、多分悪い奴じゃないよね……」ということに気づいているから。今回ペンダントを渡されたことで、この後の帝都で再び合間見えることはほぼ確定と言っていいはずなんだが、さて、ちゃんと生きて再会できるかどうかは怖いわ。

 シャアケさんの実家が太く、さらに娘さんがやんちゃしてることも全部知った上でさりげなくサポートしているという頑張りお父さんだったのはちょっと笑ったけど、娘への愛情ももちろんあるだろうが、それ以上に「軍が抱えてる闇案件」にも片足突っ込んでる感があるので今後のシャアケさんちの家庭の事情が怖い。お父さん、死んでも良さそうなキャラしてるけどどうなんすかね。なんかメイドの方が雰囲気ありそうなんだよな……花守キャラが従者を連れてる図がなんか新鮮。

 そして、「ライカ病」という悩ましい単語でさらに事態は混迷。政府の怪しげ生体実験、モンスター製造だけで終わらないとなると……もう、どんだけ腐ってるんだろう。頭のおかしいヘルマンさんなんて可愛いもんなのかもしれん。いや、あれはあれでだいぶヤバいとは思うけどさ。よかったよ、妹さんに拷問とかした形跡がなくってさ。

 結局、イヌマエルくんはお尋ね者の身にも関わらず帝都へとんぼ返りか。これはもう、まじで言い逃れできないアウトロー街道まっしぐらなんだけど、「いいやつだよ」っていうことはしつこいくらいに明示されているので、彼が最終的にヘッドキーパーに肩まで浸かることはなさそうなのよね。ほんと、一歩先すら読めないアニメだなぁ。

 

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 言語によってコロコロ声が変わるローラン、第18話。英語日本語は当然として、中国語もあんだけ流暢なのはやっぱりすごいな。詐欺師ってのは生半可な覚悟じゃ出来ない商売なんやろなぁ。

 絶望からの急転直下。いや、どうなんだろう。セオリー通りなのかな? どうやって救助が駆けつけるものかと思ったが、基本的に「救助はない」が正解だった。まー、視聴者目線からするとアビーたちが撃たれた時点で「ほれ、やっぱり親父さんがローランと繋がってるやんけ」っていうのがほぼ確定するのであまり緊張感は無いのが口惜しいが、それでもエダマメから見れば全てリアルのはず。そうなると、1つ気になるのはあのシーンでの女親分とのやりとりがどこまで計算づくだったのかということ。もちろん、様々な局面に対応できるようには考えていたと思うが、親父さんはあそこでヤクザに拾われるパターンと、裏切られるパターンのどちらも想定してるとなると、後のシナリオがかなりフレキシブルである。また、あのシーンではたまたま「エダマメに判断を任せる」という親分の気まぐれが出たおかげであんな(ある意味最高に見せ場となる)展開になったわけだが、もし、あそこで親父さんを撃つのが別な手下の銃だったら、また話は変わっていたはず。周到なように見えて、かなり行き当たりばったりで危険な賭けだったのである。

 しかしまぁ、とにかくこれでヤクザは謀ることができた。そして、その中では傷心のエダマメが……うーん……彼のことを考えると、やっぱりひどい話なんだよなぁ。そりゃま、ローランたちは全部承知の上でやってるからいいんだろうけど、エダマメの中でアビーたちの死はあの瞬間だけはリアルだったはず。彼の心に重くのしかかるダメージを考えると、後々それなりのケアをしてあげないと流石に不憫。まぁ、そこまでしないとヤクザの懐には潜り込めなかったということなのだろうが……エダマメ、現時点でどこまでわかっててやってるんだろ。一番良い想定だと、「ヤクザの稼業で叩き出した悪さを全部ローランたちが後ろで回収してくれてる」っていう状況がある。つまり、エダマメが送り出した奴隷の子供達も、全てローランが責任持って回収して、それなりの対処をしているという了解。もしそれが無いとなると、エダマメは本当にヤクザ稼業に身を落とすことを認めたということになり、これまでの彼のキャラからするととんだバッドエンドである。まぁ、親父さん再登場に特段驚いていなかったってことは、多分ある程度の段階(多分、精神が復帰して仕事できるようになったあたり)でローランたちとの連絡はとってると思うんだけどね。

 さて、いよいよ物語はローランの本質へ。ほんと、母親を殺しすぎるお話の構成は何とかして欲しいナ……。

 

 

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 定例会ですが、最近はめっきりたほいや比率は下がりましたね。「てんぼこり」の正しいサンプルを観察できる貴重な体験などがありました。

 

 

Round1・「しにくじ」

1、田んぼの異称。

2、ナイフゲームやロシアンルーレットのような、命の危険と運要素がある遊びの隠語。

3、最も不運なくじ。

4、目玉商品が既に出てしまい、価値が落ちたくじ。秋葉原にてラストワン賞の発明により解決された。

5、首都圏のベッドタウンとして開発中の東京の地域。完了を祝して、護国寺という名称に改名される予定。

6、トランプ遊びの一つ。初めに五十人のサブプレイヤー(故人も可)に一枚ずつトランプを配る。メインプレイヤーの二名は権謀術数を尽くしそれらを奪い合い、結果多くの枚数のトランプを集めたものが勝者となる。敗者は集めた分の死票(死に籤)を体に突き刺され処刑される。

 開始直後、(タイラントを含む)4人しか集まらなかったので「こいつぁ血を見る戦いになるぜ……」と思って出題したら、あれよあれよと参加者が増えて結局6人になり、「6人なら、まぁ……」みたいな空気になったせいでこうなった。こうなるな。ちなみにダミー解の1つは、他が全部提出された時点で「もう、お前が空気を読んでくれないと成立しない!」と頼み込んで無難な答えを書いてもらいました。 ①「ししにく」しか出てこず、「ししにく→ぼたん」で、語順を入れ替えて田んぼ。 ②この問題は事前に「6版に掲載れておらず、2版から取り出した語」というアナウンスをしていたのだが、その結果「この時代だと、ロシアじゃなくてソ連じゃない?」という、なんかどっかで聞いたような話題に。だからさ、違う流れで二度もソビエティアンルーレットっていう名前を出さなくてもいいから。 ③意味はよくわからないが、結局調べると「これ、デスゲームに参加してるやつじゃない?」ってなる。 ④だから2版の時代に(略)。 ⑤「確かに、6版には護国寺の項目で載ってるから掲載されなくなった可能性がありますね」。 これ、「し(4)・にく・じ」が「ご(5)国(にくの逆)・じ」になったってことなんだろうか。 ⑥的確な(???)時事ネタ。故人も入れるとトランプ遊びなのにトランプが負けるとかなんとか。よく見ると、しにくじの説明なのに文中に「しにくじ」という語が使われている。

 

 

Round2・「まあっりー」

1、シリア出身の盲目のアラブ文学者。詩集「火打石の閃光」「無用な義務の強制」、散文体の天路歴程譚「赦しの書簡」。

2、イスラム御伽草子の一節。フランスの黒人王妃マリー・アリババントワネットは自らの母親で女王でもあるマリアッラー・テレジアの秘密の洞窟から宝物を盗みだし、追ってきた四十人の共和主義者の首をはねるが最後は自分が処刑される。

3、(梵)欲愛。衆愛。

4、昭和五十年代に流行した健康器具。高速回転の遠心力を利用して筋肉のストレッチ運動を行う。

5、(黒ギャル語)まあまあアリ。

6、ルネサンス期フィレンツェの画家。精緻な宗教画で知られる。作「ヴェロニカ」「サロメ」。

 発音出来ない。これもまぁ……あんまり悩む余地はなく……。 ①特に「無用な義務の強制」あたりのタイトルが気に入ったとか。ちなみにWikiには「最も偉大なるアラブの詩人」との表記も。なんかこの界隈、最も偉大なやつ多い気がする。ちなみに彼の像の首がジハード主義者によって切られているとか。 ②というわけで、切られてしまえ。しっかしマリアッラーはまだしも(まだしも??)、アリババントワネットはむりくりすぎるやろ。 ③「アッー」しか見えなかったので、「衆道」をなんとか遠回りに書いたもの。 ④何をどう使うのか全く想像出来ない。高速回転の遠心力ってことは、ずっと昔一部ではやったこの辺りの器具のイメージなんだろうが、絶対にストレッチではない。 ⑤黒ギャル語とギャル語は区別されてるんだろうか。

 

 来週は多分、開催されるとしたら割とたほいや純度高めの集まりになるんじゃないかな。まぁ、開催されるかどうかしらんが。

 

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 滝昇を殴りつける黄前久美子の図、第6話。まぁ、残念ながら時節柄タキセンじゃなくてどこぞの長男にしか見えないけど。

 今週はよかったんじゃないでしょうか。まぁ、人死にが出ると少なからず心が動かされるから、ってのもあるんだろうけど、第6話ってことは中盤の区切りなので、この辺りで1つ山場を設けるのは当然の配慮と言えるだろう。ついでにチンピラも死んだやろ、と思ったけど、なんか、次回予告には普通に出てきてたな。

 さて、ここまでの書き方でお分かりかと思うが、ぶっちゃけ本作はそこまで面白くなっていない。1話目でめっちゃテンションあげて「雰囲気サイコーやんけ!」と盛り上がっていたので詐欺じゃねぇかと言われそうだが、本当に「雰囲気」だった。そこからは残念ながら作画リソースも平均レベルに落ち着いて、シナリオもどっかで見たようなものを先も見えない状態でダラダラ進めているだけなので、ぶっちゃけあまり盛り上がりはない。一応独特な風合いは維持されている部分もあるのだが、流石にそれだけだと目が慣れてしまうので毎週大興奮ってわけにもいかないのである。残念ながら、ここまでのところは「1話がピーク」の作品だった。

 しかしありがたいことに、この6話でまた1話目のテンションがいくらか戻ってきた。筋立ては相変わらずの脳筋模様なのであんまり細かく解体するような要素も無いのだが、それを補うかのように、とにかく映像で見せつけようとする姿勢は価値のあるものだ。結局、けばけばしい装飾とこけおどしの迫力が売りの作品なのだから、開き直ってエレクトリカルパレードみたいに飾り立ててくれた方が分かりやすくて良いのである。今回の処刑課とのバトルシーンは、これまでの鬱憤を晴らすかのようにグリグリ動くし目の覚めるカットも散見される。「こういうのが毎週出てくれば退屈しないんだけどなー」と素直に惜しい気持ちになっている。まぁ、毎週こんなことやってたら製作スタッフが死んでしまうだろうけども……。

 それにしても、あれだけ鳴り物入りで登場した悪玉たちが、結局束になってギリギリ処刑課1人に辛勝(引き分けか?)する程度になっちゃうんだよねぇ。処刑課が本気で全戦力を注いだらひとたまりもないと思うのだが、ここからの全面戦争はどういう構図になっていくのだろう。そして、来週からの殺人鬼のテンションはどうなっているんだろう。詐欺師、あいつに見限られるのが一番危ないんだけど、そんなこと計算できる子じゃないからなぁ……。

 

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 尊さ、そして筋肉、そう、バルクホルンだ! 第6話!!! いやぁ、最高ですね。ストパンのアツさ、尊さ、そしてバカバカしさがすべて詰まったお話。やっぱカールスラント軍人は最高やね!! ビバ、友好国(決してリベリオンと敵対する意思はありません)。

 というわけで、説明不要でとにかく盛り上がれるお話。いつからだったろう、私が501の中でもバルクホルンさんが大好きになってしまったのは。多分2期目からだと思うんだけど、おねーちゃんの宮藤愛が突き抜けてるところとか、徹頭徹尾石頭のくせして最終的にギャグメーカーになっちゃうポンコツなところとか、本当に愛らしい。そして当然ハルトマンとのコンビネーションも最高である。今回は「ズボン」にもやたらスポットが当たっている回で、ハルトマンのおかげで色々と開けっぴろげなシーンも楽しめましたね。ノーパンで寝てるのは別にいいんだけどさ、ズボンがあれ1枚だけってことはないよね? 大丈夫だよね?

 今回最高なところ1つ目、とにかくシャープでスマートでグレートな戦闘描写。最初に襲撃されるシーンのあまりにキビキビしたネウロイのモーションも楽しいし、それに対応しようと奮戦する2人との空戦作画は今期でも随一。こういう空戦の描き方もあるんだよなぁ。そして、復讐のバルクホルンさんが1機目を撃墜するところが随分あっさりだったもんだから「なんや、こんなクライマックスあるかい」と思ってたら、まさかの「追いネウロイ」でさらなる超絶戦闘へ突入。エーリカの生死を巡ってテンション乱高下のおねーちゃんがおかしくなってしまい、まさかのネウロイ相手の筋肉祭り。もう、今期は西のストパン、東のゴールデンカムイっていう筋肉フィーバーですね。ホモがいいかレズがいいかで、お好みの方をお選びください。

 今回最高なところ2つ目、おねーちゃんのお願いマッスル。2日で限界までウェイトを落とすバルクホルンさん、そこそこ力石の領域。ぜってぇそんな急激に変わるわけないやんけ、とか、それこそ力石ばりにスタミナ犠牲になるやり、とか思うけど、必ず最後に愛は勝つ。そもそも、視聴者だってあのおっそろしい筋肉見せられたら押し黙るしかないだろう。今作は尻や胸を楽しむアニメには違いないが、違うそうじゃない。いや、これでいい。こういう見せ方だってそれは人それぞれだッ。

 時を戻そう。今回最高なところ3つ目、画風すら変わってしまったようなバルクホルンさんに対し、それでも微動だにしないエーリカ。今回は助けられるお姫様ポジションに徹するのかと思ったが、ラストはしっかり見せてくれましたね。その上で、あれこれ容赦無くおねーちゃんを刺激してくれるおかげで、わけのわからん映像がたっぷり見られたよ。ズボンの中にごついリボルバーとか、谷間にたまたまチョコレートとか。もう、全編にわたって「汗臭そう……」しか出てこないお話ですよね。まぁ、エーリカだって2日間森の中をさまよってたんだから臭いと思うけど。もう、臭いドイツ人ばっかりのアニメやな。

 今回最高に心配なところ。サウナ、誰かちゃんと直したのかな……。

 

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「メジャーセカンド(第2シリーズ)」 6→6

 いやぁ、素晴らしい作品でしたよね。昨今、ここまで溌剌とした可愛い女子中学生が描かれていた作品もなかなかないでしょう。佐倉さん、沢さん、相楽、藤井姉妹にアニータまで、皆さん本当に素敵な女の子。なんならもう1点あげようかとすら思ったんだけど、冷静に考えて「今作を見る最大のモチベーションって、一番がリビドーだったのでは……」ということに気がついてブレーキをかけた。

 振り返ると、まぁ、「野球アニメ」としてはそこまでびっくりするようなもんでもないのよね。モーション作画が毎回素晴らしいとか、度胆を抜く展開とアツいドラマが引きつけて離さないとか、決してそんなもんじゃない。何なら試合の筋立てはどっちかと言えば御都合主義で雑だとすら言えたかもしれない。キャラの絡みは毎回いきあたりばったりだし、ミチルちゃんとの再会とか、「これ、もっといいところでの再会もできたのでは?」みたいなもったいなさも感じたりする。そう、改めて考えるに、多分漫画としてもアニメとしても、「まぁ、メジャーだし」というくらいのものだったのである。

 しかし、そうした「ふつーの中身」を、アニメでは徹底的に磨いた女の子たちが見事に覆い隠した。試合動画がそこまででもないとはいえ、要所での見せ方は実に周到で、モーションの「キメ」で1枚絵を見せる部分がうまい。そして、その「キメ」ってのが、「女子中学生の溌剌ユニフォーム」なのである。端的に言うと、エロなのである。いや、この子たちにエロスを感じてしまうのは犯罪なのかもしれないが、どうしたって、そうなるんですよ。しかも、このエロスってのが単純に脱いだり迫ったりとかじゃないんですよね。作中で、彼女たちは一切エロいことをしていない。それがなお一層エロい。エロいって書くのが問題だとするなら、それはもっと魅力の「魅力」でも良いかもしれない。さらに、そうして描かれた女子たちが、ダイレクトに「女だから」という壁にぶち当たっていくという身も蓋もない構造が、なおさらに若い奮闘ぶりを飾り立てていく。実に悪趣味な話ではあるが、いじめ抜かれる女の子は、エロいのである。さて、私はこの段落だけで何回「エロ」と書いたでしょう。

 まー、本当にひどい感想だと思うが……それくらいに、この作品は研ぎ澄まされていた。是非とも、沢さんと相楽の今後の人生もアニメで見てみたいと思うのであるが、冷静に考えると、大吾が高校に上がったら流石に女子選手とはお別れなのよね。旧作の清水ですらあの状態だったわけで……。佐倉さんにも幸せになってほしいとは思うしなぁ。もう、アニータが何かに覚醒して男子高校生をなぎ倒す展開とかになりませんかね? 頑張れ少年サンデー。

 

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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