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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 なんやねんこのアニメ、第5話。まぁ、本当に今更だけどさ……。想定してない変なところにダメージ与えにくるのやめろ。

 Aパート「まぁな」。こちらは至極普通のネタで、特にオチにひねりもないので意外性はない。最初にトッティが彼女を紹介するところに何らかの叙述トリックが仕込まれているかとしばらく勘ぐってもいたのだが、別にそんなこともなくストレートにラストまで行った。この話で見るべきはやはり六つ子の関係性の部分だろう。最初に登場するのが下3人(一、十四、トド)で、この3人での絡みっていうだけでちょっと珍しいのに、さらにトド松が暴走したことに一松が乗っかり、珍しく十四松が完全にツッコミ側に回った。六つ子の便利なところは、こうして周りの人間に合わせてスタンスがスイッチできるところであろう。東京03のコントみたいな。最近東京03に今更ハマってて、公式の動画を見漁ったんだけど、飯塚がイカれたキャラになる時がほんとに好きなので、こうして普段とはちょっと違う役回りにスイッチしているのを見ると楽しい。

 そして、やはり六つ子の中では(相対的に)一番いい奴に違いないカラ松。彼が弟のことを考えていい話にしかけるのだが、そこはモンスターたるトッティの面目躍如。フルスロットルで話をぶっ壊し、あとは予定調和なバッドエンドへ。まぁ、その辺りはお約束だが、むしろ何のひねりも持ち出さずにまっすぐ転げ落ちたのは意外とすら言えたかもしれない。最後の最後まで十四松(とおそ松)がツッコミ側にいつづけたのも意外だったかな。カラ松とトド松の争いって、一松はどんな気持ちで見ていたのだろうか。

 そして問題のBパート「帰り道」。……なんやねんこれ。そもそも六つ子が招待される結婚式があることが意外ではあるのだが……そこからは、ただ本当に「結婚」について六つ子が何くれと話すだけで終わってしまうという、何を目的としているか全くわからないお話。分からないのだが……この六つ子のメンタリティと、改めて確認している世間的な事実、刺さる人間には刺さるのよ。「知ってるわ、俺かてそうやわ」と。自分がこのクソニートどもと同じスタンスであることがわかると絶望するしかないんですよね。「同棲が無理だわ」……。ちなみに、「駅に向かっている」という想定の夜道なのに、陸橋を渡って線路を超えてしまっていたり、しまいには元来た方向にUターンを始めたりと、何気なく描かれている夜道が六つ子の行く末の絶望感を増幅させているのがさらなる恐怖と絶望を盛り込んでいる。こういう日常にひねりを入れるみたいな小洒落た演出、ダイレクトじゃないだけ余計心に来るからやめてくれ。

 そうそう、十四松は当然のようにメジャーリーグもフォローしているのが確認できた。鳥の名前で真っ先にそこが出てくるのはすげぇよ。

 

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 諸事情により、ちょっと集まってのテストプレイ。いや、たほいやはすごく普通のたほいやですけど(これを普通と呼ぶのならば)。

 

 

Round1・「はいかいじ」

1、夕暮れ。黄昏時。

2、小林一茶の別号。

3、狂言。継母と姉たちにいじめられていた伊藤開司が船でのギャンブルに参加し、階段に12枚のカードを落としたことがきっかけで王子に見初められる。

4、ゾロアスター教の儀式のために両親が命を落とした児童のこと。

5、江戸時代、幕府が迫害していたゾロアスター教徒を見つけ出すための施策「踏み火」において、決して火を踏まなかったゾロアスター教徒の矜持をたたえていう語。

 私の出題だったんですが、こんな酷い目に遭うとは思わなかったですね……。いや、1人ちゃんと助けてくれた奴がいたので問題自体は成立しましたけどね。 ①「まぁ、誰彼時っていうからには、ちゃんと外を徘徊して誰かに遭遇しないとダメですからね」。 ②「俳諧寺」。特にオチ無し。 ③「灰かぶりカイジ」。全然提出しない奴をせっついたらこれが出てきた。 ④⑤これでかぶるの恥ずかしくないっすか? ねぇ、恥ずかしくないっスかwww。

 

 

Round2・「けんこうぼうえい」

1、軍隊の整列したさまを形容する語。

2、地方自治体が公式に募った、主に酒宴などを賑やかすための軽佻な人々。たびたび問題を起こすために日を経ずして廃止。

3、国家がむやみに先制自衛権を発動せず、清く正しく防衛に徹するさま。

4、(画題)薬師のもとに長蛇の列をなす人々を描く。

5、防衛側がとても堅いために、攻撃側が死傷を負った場合、その責任は防衛側に問われないとする。民法第六三条に規定。

 どう見ても「健康防衛」だけど、そうじゃないと言われてからスタート。 ①「剣光帽影」と書くとか、軍靴の音が聞こえてくる四字熟語。 ②「県・公募・ウェーイ」だったのに、「うーん、ウェイ系っぽいけど、ありそう……」みたいに最後までなんか消しきれず残ってる人がいてすごく不思議だった。 ③⑤この2つの「清く正しく防衛」とか「防衛がとても堅い」とか、すげぇ日本語が幼いのに、ずっと見てると「いや、もしかしたらこれくらいは広辞苑に載ってるか???」とか思い始めるのが恐ろしい。 ④「四字熟語っぽいからとりあえず画題になるじゃないですか」。それはそう。

 

 

Round3・「ちょんだらー」

1、(キリシタン用語)シオニスト。

2、1719世紀に沖縄各地を巡り歩いた門付芸人、またその芸能。もとは本土から渡来し、春駒・鳥刺舞・人形芝居などを演じた。

3、日出づる処から日没する処への挨拶。「堕ちた太陽神へ」の意か。

4、ポルトガルの作家。超然写実派。後にイギリスに帰化し、政治家。作「聖」「ブギー」。

5、(聖徳太子が日本を「日出る処」、中国を「日没する処」と称したのに対し、太陽そのものであるラーになぞらえて呼んだことから)朝鮮半島。

 過去に出題済みかと思われたが、特にそんなことなかった。「だら」とか「ちょんきな」とか、ダラ絡みとチョン絡みは豊富だからな。ちなみに「○○&○○」という発想が当然出てきたけど、「今日はタイラントがいないから」というのでみんな自粛した。 ①丁寧に歴史から否定されてたんだけど、私を含めて物を知らない人間が多かったので「へぇ〜」くらいで終わってた。 ②「京太郎」と書く。「これで、チョンと京都を接続する手がかりができましたね」。 ③⑤これで被るのって恥ずかしくないっすか? ねぇ、恥ずかしくないっスか?www 「ラーときたらとりあえず太陽神にするのは普通じゃないですか」。 ④作家を書くとだいたい作品名でボケなきゃいけない流れがあるんですが、今回は本当にとっかかりが無かったので一乗寺のラーメン屋の名前並べておきました。

 

 

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 ミチルちゃんが「〜〜〜かな?」っていうと絶対そのあとにもう一回「かな?」って言いたくなるよね、第6話。針を仕込むのはおはぎにしましょう。

 いやもう、なんかすげぇわ。この作品の作者の製作理念が計り知れない。今作第1話を見たときに「へぇ、そうきたか!」と素直に感心して、その時点では「まぁ、出オチになるんだろうけど、1話だけのプロットとして満足じゃ」みたいな感想になったわけだが、そこから、ほぼ毎週のように「この1話だけのプロットとして満足じゃ」という状態が続いている。常にクライマックスを維持し続けている。こんなシナリオラインでスタミナが保つのかというのがすごく心配なのだけど、今確認したら原作コミックは7巻まで発売してんのかよ。すげぇなヲイ。

 もちろん、雑な部分だってたくさんある。今回のお話に限っても、キョウヤがここまでナナを疑って詰め寄っているのに、斎場でのせめぎ合いはなんともナナに都合の良い展開ばかりで、心理戦としても頭脳戦としても、割とお粗末である。ネクロマンサーが「死体の記憶を探る」ことが可能だというのはどうやら本当だったらしいし、周りの人間が何をのたまおうと、ちょいと記憶を探ってツネキチの記憶を探られたらゲームエンドだったのだ。そして、あの状況は普通に考えたら記憶を探る理由はいくらでもあったわけで、ナナは「絶対絶命のピンチを切り抜けた」のではなく、「すでに詰んでたはずだけどなんか都合よく生き延びた」だけなのだ。まぁ、そのための理由づけとして、ネクロマンサー能力が使える人間をちょっと「ハズれた」人間に設定しているのだろうけど。そのおかげで後付けのようにして「彼女は自分と彼氏以外の他者に一切の興味がないので、ツネキチを探らなかったよ」という理由はつけられる。まぁ、その場合にも「すでにキョウヤは人類の敵が島内にいることを警告しているのだから、普通に自分の身が大事なら記憶を探るのはやっておけよ」とは思うのだが。

 他にも、勿体ないと感じるのはせっかく設定した伏線の回収がなおざりである部分。今回は「入れ替わりトリック」がキモになっており、ご丁寧に「一応、証言を冷静に辿っていけば入れ替わりに気づけたのだ」とナナがあとになって振り返るくだりが挿入されているのだが、ここの振り返りが至極あっさりしていて、せっかく伏線を用意していたはずなのに、非常に効果が薄い。普通に考えて、「入れ替わりトリック」なんてものは上手く使えばそれだけでお話が1本成立するだけのネタなわけで、しかもちゃんと伏線を張って「読者でも後から気づけるように」という気遣いまで見せているというのに、その気遣いをあまりおおっぴらにしないのは本当に勿体ない。なんだか、作者の手つきがあまりに慣れすぎていて、「もっと美味しい食べ方があったのでは?」と思ってしまう作品だ。

 ただ、正直言うとここまで書いてきた「勿体ない」は的外れな感想だという気もしている。本作で扱われる「ネタ」は衝撃の度合いは大きいものの、流石に「どっかで見たものの焼き直し」には違いない。ボスキャラ級の能力をひたすら並べてぶつけ続けるという設定自体が本作の「ネタ」であり、その1つ1つを丁寧に扱うことにあまり意味はないのかもしれない。むしろ、多少のアラはありつつもこうしてハイスピードで消費し続けることで、「ボスキャラ級と常に戦い続ける無能力」というとんでもない設定を際立たせ、代え難い疾走感や緊張感につなげている。であれば、あそこでダラダラと伏線を語るよりも、当然のようにさっさとスルーして、「次のステージ」へ進む展開こそが今作の正道なのだ。……改めて、とんでもないデザインに挑戦している。

 とりあえず、猫に優しい作品なのできっといいアニメに違いない(結論)。

 

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 すみません、ガチ泣きしました……第28話。なんかさ、最近アニメでお母さんの没後の話しすぎじゃね? ついこないだ「神様になった日」があったし、「GREAT PRETENDER」も含めると、いろんなお母さんが亡くなっている。……親孝行しないとなぁ(母親ものには本当に弱い)。

 で、他作品と比べるととても暖かくて、優しい家族のお話なのだ。まいらがまっすぐ育っていることは視聴者が一番よくわかっているし、普段から特に話題にのぼらなかったのは、本当にただ、まいらが周りの人間を気遣ってのこと。父娘ともども、メソメソポタポタは終わらせてちゃんと母親の「ロス」はクリアしている状態なのだから、今回のエピソードにも悲しいことは何もない。でも、そうして悲しみを乗り越えて元気に生きる少女を見ている方が、なんだか露骨な「泣かせ」よりも胸にくるものがある。本当に良い家庭で育てられたことがよくわかるのだ。将来、自分が娘を持つことになるならば、まいらちゃんのように育ってほしい(出来ればもうちょい勉強はしてほしいけど)。

 そんなわけで、今までなんとなくぼかしてきた「まいらファミリー」のお話。以前もちょろっとだけ伏線は張られていたはずだが、改めて両親をまとめて登場させての紹介だ。ちなみにまいら(の中の人)が作中設定通りに京都出身だが、父親は神戸、母親は大阪民である。ハイブリッド三都物語家族。加えて言えば、ぺこはんが奈良県、みゅーちゃんは徳島県、すうちゃんは岡山県の出身。……意外とこの周辺は関西近辺の血が濃い集団なんだな。終始関西テイストで話は進み、「世界一アニメに登場する駅」として名高い(?)京都駅からのハイスピード京都旅行。ゆめちゃんたちが住んでるのががどのへんの地方なのかは謎だが、新幹線で富士山を超えてることを考えればやはり東京近郊だろう。日帰りでの京都旅行は結構大変なのだが(朝陽のお母さん(の中の人)は割とやるが)、その日程で渡月橋に行き(右京区)、さらにお笑いライブを見ているってことはたぶん祇園の花月(東山区)にも行ってる。結構な弾丸スケジュールである。父娘揃ってタフな親子だ。

 今回はゆに様サイドに一切いいところはなかったが、彼らが夢に入る手段が割と無茶でもいけることがわかったり、初めて本場のお笑いが視聴できたり、色々と収穫もあった。ゆに様、京都までの尾行はUFO使ってるはずなのだが、新幹線クラスの速度が出るんだろうか。超すごいな。

 小ネタとしては、ときわちゃんにタックル決めるねねちゃんあたりはいつも通りに意味がわからなくて楽しいし、ことこ先輩が完全にメタ読みしつつストーリーを進めてくれているのも相変わらず。そういや、パソコン部の部室の張り紙にやたらシュールなイラストでことこ先輩が書かれてたんだけど、あれってもしかして本人の自筆?(コトコトが書いた可能性がある)。

 

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 人間、過酷な条件下で育つと声が津田健次郎になりがち、第4話。なんで変声期迎えた後にさらにツダケンボイスになる事例が続くんだろう。だいたいろくでもない大人にしかなってないけどね。

 今回は逃げてる密輸組織(ヘッドキーパー)側ではなく帝国憲兵側がメインのお話。これまで散々過酷な目に遭ってきたイヌマエルくんも、今回は特にひどい目に遭わずに済んでいる。まぁ、同時進行で妹さんが酷い目にあってるけども。どう考えてもあんだけ地方にいる妹さんが出稼ぎの兄貴の事情なんて知ってるとも思えない状況でも、「事情聴取」って言われたら断ることもできないのは辛いわね。そして、捕まえる方も捕まる方もなんも悪いことしてないのに、お互いどんどん苦しくなってるのがほんとかわいそう。いや、思い返せばうっかり憲兵レオカディオが間違って荷物を積まなきゃこんな事態にはなってないわけで、イヌマエルに対して同情のような感情を持つようにはなってきてるみたいだが、そもそも全部お前が悪いんやで、っていう話になると救いが一切無いな。

 そして、どうやら必死のイヌマエル青年に悪人要素が無い分、帝国軍にはいろんな悪さがてんこ盛りのようである。これまでどういう繋がりだったかよくわかってなかった藤井ゆきよボイスのスパイ(エルフリーデさんという)が、ここにきてちょっとやばい情報をゲット。何しろ軍のお偉いさんと自分たちの頭だと思ってたヘッドキーパーに裏で繋がりがあることが発覚した。加えて軍組織は何やら怪しい実験を続けており、どうにもモンスターという不確定存在も全部人間が悪いんじゃないか疑惑が強まる。前回の悲劇があったので「モンスター=元は人間」みたいなところまではわかっていたが、こんな社会情勢でも実験は続いており、さらにそんなモンスターの存在がこの世界を二分する「武器」の存在とも密接に関わってくるとなると、さてどこまでがブックなのかも想像がつかない。まぁ、今回の隊長格どうしのやらしい足の引っ張り合いなんかを見てると、現場レベルで「裏」を知っている人間はそこまで多くないようなのだが、それだけに世界の根幹に関わる根深い秘密がまだまだ帝国には眠っていそうである。なお、そんな中でも一番悪そうなツダケン(ヘルマン)は、どうやら軍の陰謀とかとは別次元で、単にやべーやつ。妾腹の子として生まれた過酷な運命に同情の余地はあるが、兄殺し、父殺し(そしてその他なすりつけ殺人多数)はなかなかハードな経歴である。そんな成長過程で「人が(悪くもねぇのに)犯罪者に落ちる顔がたまらない」という取り返しのつかない性癖につながっているらしく、イヌマエルくんはもう、冤罪だとわかった状態で追い詰められてるようなもん。どこにも救いがないわ。

 とりあえず、ここからゆきよスパイに何かエロい展開でも起こらないと憂さ晴らしができません。女スパイを電撃で気絶させたのなら、あとは素敵な拷問でも用意しておくれよ。どうか頑張ってください。

 

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 まさかそんな方向に、第6話。個人的には一番気になってたメンバー・天王寺璃奈ちゃんのエピソードだったのでどうなるものかと思ってみていたのだが、話の展開がちょっと意外だったので驚いている。

 まず、この虹ヶ咲については、新番チェックでも書いた通りに、基本的にノータッチの作品だった。ラブライブに関してはどのシリーズもアニメ以外は触らないことにしており、シリーズアニメが流れてきて初めてキャッチすることになる。だからメンバーを含めてディティールはさっぱりの状態から見はじめているわけだが、それでも多少の情報は見聞きしているもので、その中でも一番気になる存在が、謎のディスプレイ仮面少女・璃奈ちゃんだったわけだ。ついでに中の人もメンバーの中では割と気になる方ってのもある。多分世間的にはちぇみーは確実にマイナーな声優だとは思うのだが、こちとら「サクラクエスト」でじっくり見せてもらっており、ことにまかんこうさくほうでのあっちゃこっちゃへわちゃわちゃしたトーク回しは割と楽しかったのを覚えている。まぁ、あの番組はラジオ回しの権化たるみかこしを中心にして、ちかぺとうえしゃまがいるというパラダイス番組だったのでね。そんな中で新人枠として頑張っていたのがちぇみーとあやさまーだったのである。

 んで、私の知らないところで虹ヶ咲プロジェクトは成熟していったのだが、どこかのタイミングで、ずっと素顔を明かしていなかった璃奈が素顔を解禁したと言うニュースが入ってきた。周りの評価を見てると「特にサプライズとかも無しにしれっと顔が出た」くらいだったらしくてそこまでの衝撃じゃなかったみたいだが、まぁ、そりゃアイドルキャラが最後まで顔を出さずにいるわけも無し、プロジェクトスタートの段階で、どこかで出すことは決まっていたはず。ただ、それも含めて「仮面を取り外す少女」というギミックが、アイドルとしては攻めてたし面白いとは思った。

 そんな璃奈だが、アニメでは最初から顔出しで登場。ここまで作中ではあのディスプレイ仮面は無く、「この世界線ではもう仮面をとった後からのスタートなのかぁ」とちょっと残念だったのだが(だって、せっかくの個性が削られたらつまらないじゃん)、まさかの方向性。なんと、進化することで仮面をつけるという流れだった。いや、まさかそんな成長物語があるとは思わないじゃん。いやいや、多分成長ですらない気がするのだが、今回のシナリオは明らかに「璃奈が次のステップへ進んだよ」ということを示している。プロジェクト黎明期には「仮面→素顔」という方向性でキャラに変化を与え、いざアニメが始まったら今度は「素顔→仮面」でステップアップを図る。その発想は無かった。そして、実際にあのディスプレイが見たかった人間としては、これはこれで成長に見えなくもないのである(繰り返しになるが、絶対にその部分は成長ではない)。

 とはいえ、そうした「璃奈はゆっくりと階段を上がっていく子なんだよ」という仕込みはきちんと気を配られており、例えば今回は彼女が頑張って柔軟をやっているシーンで大して曲がってもいないのにメンバーから「だいぶ柔らかくなってきた」と褒められるシーンがある。つまり、彼女の「アイドルスキル」はまだまだそんなもの。そして、身体が急に柔らかくならないのと同じように、これまでの人生で培われなかった表情筋だって、急に柔らかくなったりはしない。どうしたって身体が(顔が)ついていかない状況下でも、璃奈はなんとかして自分の気持ちを伝えたいと思えるようになった。そして、そのための方策として、彼女は禁断の顔文字ディスプレイにたどり着くのである。そう考えてみると、なるほどこれは立派に彼女の成長譚ではないか。

 おそらく今後もライブシーンでは彼女の顔文字が乱舞することになるだろう。キャラ作りとしては文句なしにそれで正解のはず。まぁ、個人的には「これ、リアルライブやるときにちぇみーはどうしてるんだろ……」ってのは気になりますけどね。

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 はいはい、青春青春、最終話。まぁ、この終わり方しかないやろ。根本的な問題は何一つ解決してないわけだが、とりあえずハートの問題が解決しての大団円。気になるのは、サブタイトルの「キミ」ってのが誰のことなのか、って話なんですけどね。部員目線ならこれは大吾のことだけど、さて、大吾にとっての「キミ」は……。

 ここで終わらせるしかない構成なので、まぁ、最後はしっぽりと締めることになる。大吾さんはあまりに闇落ちが綺麗すぎたために「そんなんで一週で戻ってくるのはどうなのよ」とは思うが、万能汎用決戦兵器おとさんを投入してしまえば、世の中のことはどうにかなるもんである。ついでにジジババポジションってんで茂野(元祖)と桃子先生まで登場し(じいちゃんばあちゃんまだ若いなぁ)、大吾を丸め込むためのオールスター総出演の趣き。ここまでされたら、男子中学生が立ち直るのもやむなしである。

 問題は、こうして大吾をなんとかかんとかなだめすかして復帰させたとて、残りの周辺環境をどうしたものかという話である。辻堂との試合で見せつけられた実力の差は歴然。そして、今後も辻堂はハードな練習を重ねて成長してくわけで、「性差・人数・設備」などの無限のハンデを背負った風林が勝負を挑むなど無茶もいいところ。先週までの大吾は、そのあたりの「どうしようもない現実」を冷静に受け止めた結果生まれた姿だったはず。その環境が変わらないのに、メンタリティだけを入れ替えたところであまり意味はない。加えて、見事に己を貫き通している相楽さんは意地でもそのスタンスを変える気配はない。空気を読むことは出来るので周りに合わせてほどほどで付き合ってはくれるかもしれないが、彼女が今後どんなモチベーションで部活に接するのかは本当に謎。そして相楽さんのモチベーションの鍵を握る沢さんも、今回普通に「練習休んで帰っていいんじゃね?」派になっていたため、この二人はやはり運命の相手でも現れないことには心の底から本気にはなってくれない気もする。そう考えると、とりあえず仁科さえぶら下げとけばいい千代姉は簡単で助かる。

 まぁ、この後のことは時間が解決するのを待つしかないのだろう。無事に今回で放送が終わったわけだが、原作漫画はここからどれくらい進んでいるものだろうか。光との再戦が見てみたい気もするのだが……勝っちゃったらそれはそれで嘘っぽいしなぁ……。

 あと、今回のアイキャッチが顧問だったのはなんでよ。あいつ、作中で一番変わらなかったキャラやないけ。

 

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 タイトルが完全にキノじゃん、第6話。まぁ、別に特許でもなかろうし別にいいんだけど。

 今作の良いところ・黒沢ともよに頭のおかしい役をやらせている。

 今作の悪いところ・せっかくサトリナを呼んだのに、よりによって作中でほとんどしゃべらないとかいう無駄遣い。

 以上です。

 

 ……いや、ほんと以上なんだけど。いや、黒沢ともよボイスだと、キャラになんか変なボーナスが付く現象は何なんだろう。サヤさんはさ、もう、百合とかレズとか、そういう話じゃないじゃん。単なるクレイジーじゃん。堂々とした犯罪者じゃん。それをイレイナさんが雑に処理してるっていう状況は、もう新手のプレイじゃん。絶対現場でニヤニヤしながらアフレコしてると思うよ。またイレイナの雑な対応も中の人を彷彿させるんだよなぁ……なんとなく確認したら、本渡楓・黒沢ともよって、誕生日が一ヶ月ずれてるから学年は違うけどほぼ同い年なのね(本渡ちゃんが96年の3月6日、ともよが同年4月10日)。この2人に同期感はあんまり無かったんだけど、まぁキャリアだけで言うたら20年くらい違うからな……(何かがおかしい)。面白い組み合わせなので、もっといろんなところで共演してみて欲しい。

 中の人の話ばっかりになるけど、序盤から登場してフーフー言ってるだけのかわいそうな地元魔女さんのキャストが誰なんだろうと思ってみてたら、最後に一言だけ喋った声がサトリナっていう。ひどい話だとは思うが、ひたすらサトリナの荒い息遣いだけを聞き続ける作品ってのもなかなかに上級者向けと言えるかもしれない。

 いや、ほんとに以上です。

 

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 なんと、今週のたほいやは1問だけ。他の企画ものが多く展開されたため、残念ながらたほいやに費やす時間が減少してしまいました。まぁ、再来週にちょっとした身内行事があり、その準備のために色々と時間を使わなければいけなかったのでご容赦願います。来月になれば、またたほいやが戻ってくる……かな?

 

 

Round1・「だいいっそう」

1、世界的童話文学の権威、伊曽保翁をいった語。

2、ブランクーシ作。金属の走者の彫刻。

3、(尊敬語)麻雀用語でイーソーのこと。おひ酉様とも。

4、「第一種軍装」の略。旧軍隊のうち、礼服用のもの。ほかに、第二装(勤務・外出用)・第三装(演習用)がある。

5、(仏)大便逸僧正

6、腕の良い特殊清掃員をたたえていう語。

7、地表に現れている地層。

8、複数の葬を行う際に、その第一に行うもの。火葬後に遺骨を水葬する場合の火葬のたぐい。

 というわけでこの1問のみです。 ①某氏が「インテリジェンスを感じる答えだー」とやたら感心していたが、そうか? ②ブランクーシ、どっかで聞いたことがあったのだがさっぱり思い出せない。作品みても全然ピンとこない。 ③なんでそう余計なことを書くかね。そしてイーソーに敬意を払う瞬間っていつだ(割とありそう)。 ④いちいち後ろにくっついているかっこの説明がクドい。こんな書き方するんかい、っていう。 ⑤「うんこしたけど便器からはみ出ちゃったやつ」でしかない。多分それで正解なんだろう。わからぬ。 ⑥これ、スルーしてたけど「特殊清掃」ってことは「Die一掃」なのか。 ⑧「もしあったとして、これのことは水葬とは言わんだろ?」

 

 ちなみに今日あった他の企画は、あまりに数が多すぎて覚えてません。いろんなスキルとかがアップしてるのは間違いないと思います。全く外に出ない文化ですが。

 

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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