最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
混迷してまいりました、第17話。そうかぁ、エダマメは人身売買について、親父さんという繋がりがあったのか……随分前に張られてた伏線だったもんだからすっかり忘れてたわ。 といわけで、ここにきてキーパーソンとなるエダマメ父が登場。今後の「騙し合い」の焦点になるのは、彼が本当に悪人であるかどうかだろう。シナリオの落とし所を考えるなら、できれば「実は悪い奴じゃない」が理想のゴールではあるのだが、ここまでの経歴を考えると、なかなかそれを埋め合わせるのは難しいだろうか。まぁ、過去の事件の時に何らかの冤罪を押し付けられ、そこから転げ転げて、中国マフィアに弱みを握られた状態で今回みたいな行動に出たと考えられなくもないのだが。ただどういう理由があったとて、結局エダマメ母が亡くなってしまったことや、エダマメ自身の人生がめちゃくちゃになったことに対する贖罪は叶わないとは思うのだが。 一応、逆転の目はいくつか用意されている。何と言っても最大のポイントは、エダマメが最初から人身売買ヤクザという反社会的な勢力を相手取っているということ。これまでの「騙す」相手は確かに悪人でこそあったが、麻薬製造を行うカッサーノを除くと、大っぴらな犯罪者というわけではない人間がターゲットだった。今回ははっきりと相手が社会悪であることがわかっており、ローランたちはどんな手段を使ってでも相手をやり込めることが許されている。さらに今回はラストにシンシア・アビーとまとめて捕縛されるという大大大ピンチを迎えており、流石にこのまま終わるわけにもいかないので逆転の手は用意されているはずだ。そう考えると、やはり一番スマートな結末は「エダマメ父が実はローランとつながっていた」的な、親父さんいい奴エンドのはずなのだ。 また、どれだけローランがしたたかな人間であるからといって、偶然エダマメの親父をどっかで見つけたってことはないだろう。何を考えてのことかはわからないが、目的を持って、しっかりと人探しをしなければ彼の所在は分からなかったはず。となれば、またエダマメに秘密にしているのはいただけないが、少なくともローランとエダマメ父の間に何らかの密約がある可能性は高い。あとはせっかく用意したのにあんまり有効利用されてないクラークの存在とか……一応、まだこちら側に弾は残されているような気がするのだ。まぁ、あとはエダマメの心情をどう処理していくかって問題よね。 ちなみに今回やたら印象に残ったのは「タバコ」というツールの使い方。前も何かの作品で触れた気がするが、喫煙者の肩身がどんどん狭くなっている昨今、私もタバコなんて一切吸わないし、どちらかといえば嫌いな存在なのだが(かつて煙まみれの空間に長いこといたので受動喫煙はあんまり気にならなくなっちゃったけど)、こうしてドラマの1ツールとして登場するタバコってやっぱりいい仕事するな、と思う。今回はエダマメにタバコを吸わせて、無遠慮にアビーのそばで灰を落とすことで、彼の精神が参って鈍感になっていることの描写に使われている。まぁ、やっぱりこうしてみると「悪いこと」の象徴っぽくはあるのだが……こういう描写も、今後分煙が進むと見られなくなる要素なんでしょうかね。
PR 当ブログの記事、「シグルリ」→「ストパン」→「これ」っていう並びはいくらなんでもどうかと思う、第6話。これじゃぁまるで、私がたくさんの女の子が集まって謎の敵性生物と戦うアニメばかりが大好きなおじさんみたいじゃぁないか。そうじゃないか。そうだよな? ……ピラーさん、ネウロイさん、ヒュージさん、みんながんばれ。 しかし今回のお話は素直に大変良かったので記事を立てずにもいられまい。なんかね、非常にバランスがよくて鮮烈な構成だった気がするんですよ。うまく説明できないんだけど、シャフトっぽいあっさりした画面の余白みたいなものを残しつつ、アクションものとしても、百合ものとしても実にハイカロリー。シナリオ的にも「ヒュージもリリィも似たようなもんなんやで」っていう割と大事な話をしてはいるけど、まぁ、その辺はどうせソウルジェムが濁ってから考えるか置いときましょう。ちなみに、確認したらコンテの大谷肇氏という方は「3月のライオン」あたりからシャフトをメインに仕事してて、1つ1つの仕事の重みが違っている。「3月のライオン」は私の中では「新しいシャフトの出発点」と位置付けている作品だが、もしかしたらこういう人が支えてくれていたのかもしれない。 今回メインになるのは夢結様の雪解けシーンと、そこから繋がるノインヴェルトの見せ方ということになるだろう。夢結様は前回のお話で完全に梨璃に陥落したのかと思われていたが、一応レアスキルがらみのお話で最後の一歩がまだ残っていた状態。そこに(ネウロイさん同様に)空気を読んで出てきたのが「かつての自分のチャームを埋め込んでる因縁のヒュージ」とかいうおあつらえ向きのやつで、体内で元気に活動していたチャームを見て、夢結様はまた壊れてしまった。過去の亡霊がフラッシュバックし、自分にはスールを持つ資格などない、それどころかリリィとして戦う資格すらないと暗黒面に落ちる。この時の夢結役・夏吉ゆうこの仕事は文句なしの聞きどころ。おなつさん、良いお仕事をされている。そして、そんな先輩の闇落ちに対し、「過去の女なんぞ知ったことか」と正面突破を図る梨璃さんはどこまで行っても梨璃さん。本人はさほど自覚してないのだろうが、かなり無茶なこと言ってるし、相手の心情もあまり考えていないような非常に身勝手な物言いばかりである。しかしまぁ、それこそが「カリスマ」なのだろう。黙って考えすぎる夢結様に対しての、考えなしの梨璃というわかりやすいデコボコ感。割れ鍋に綴じ蓋がしっかりとハマり、魂の交感を成立させた文句なしのスール爆誕の瞬間である。 そして、今作の見どころは何と言ってもそうした関係性をバトルシーンとして具現化してくれるところ。どう見てもゴレンジャーハリケーンにしか見えないノインヴェルト、9人1組のバトルという無茶なデザインでも全員に見せ場ができるようにした結果の謎のリレー。いや、別に二水とか無理して出番作らんでもええんちゃうかとは思うのだが、訳のわからんことやってくれててもとにかくシャキシャキ動くので見ていて楽しい。そしてどんな時でも全力で愛を貫いてくれる楓さんの甲斐甲斐しいこと。最近は画面の隅っことか後ろで顔芸やってる楓さんを探すのが楽しみになってきましたね。 こうしてみると、それぞれの使っているチャームの形状が異なるってのも実は注目できる要素になっており、いわばシンフォギアの1.5倍バージョンみたいなもんである。まぁ、流石にこのアニメシリーズで1人1人のチャームの用途まで掘り下げられることはなかろうが……もし可能であればそういう話作りも見てみたいもんである。 えっ、ソシャゲをやればそういうところも楽しめるようになるんですか?! ……えぇ……勘弁してくださいよ……。
オランダだからチューリップの話にしましょうっていう実に安易な発想、第5話。まぁ、別にそれ自体は全然構わないのだが、視聴後に「で、結局なんだったんや?」ってなるよく分からない目的のお話ではあった。 まぁ、目的はなんだって聞かれたら「ペリ犬さんの活躍を描きたかった」っていう結論になるんでしょうけどね。ペリーヌさんの最大の魅力はやっぱり小うるさくキーキー言ってる時に発揮されると思うのだけど、坂本少佐を巡る最大のライバルである芳佳ちゃんのことをまるっきり認めてしまい、割とシリーズ序盤から本当に優雅なお貴族様として落ち着いてしまった感があり、「あの頃の犬よもう一度」と思ってもその勇姿を見ることは叶わなかった。いや、別におしとやか軍人でも別にいいんだけど、せっかくだったら元気な姿も見たいじゃないですか。そこで今回のように、芳佳ちゃん以外にペリーヌさんをキーキー言わせられる外野を用意して、手っ取り早く引っ掻き回そうっていうシナリオラインになるわけだ。うむ、製作理念は分かった。分かったけど、やっぱり今回の話ってなんだったんだろう。 静夏が割と早い段階で「こんなことしてていいんだろうか」というツッコミを入れていたが、まさにそんな感じのお話。一応オランダはすでに国土を奪還しているので戦地にはなってないし、前線にほど近い国で、さらなる国威発揚のために国民の心の拠り所、国の象徴たる「クイーン」を刺激しようっていうお仕事は分からなくもないのだが、結果的には「その辺の庭師の連中が頑張って咲かせようとしていたチューリップが1輪咲いた」というお話でしかなくて、途中のボイラーのくだりなんかはかなり強引な設定。そして強引さを超えて完全にブックを理解した上で出てきてくれるネウロイさんの大活躍はむしろ微笑ましいくらいで、あのネウロイがどこで何してて、今回出てきてなんで温室を襲いに行ったのかもさっぱり分からない。まぁ、先週もそうだったし、ネウロイさんってのは本当に柔軟にウィッチ側のニーズに応えてくれる存在なのである。サービスシーンはガメラ回転でしょうかね。そこらじゅうの地面にあんなもんが埋まってるとしたらそれはそれで問題だよな。 まー、結局あんまりピンとこない話ではあったのだが、一応ペリーヌさんの活躍が見られたということで良しとしておこう。パンツァーフォー。
ちゃんとカプコンに許諾とったんやろな? 第5話。技出してる方はともかく、ガイルとかもモーションがそのまんまなので見たら1発でわかるのはやっぱりすごいな。イズナドロップ、久しぶりに見たわ。 どうでもいいところから入ってみたが、今回は戦闘シーンなしの「つなぎ」回である。前回鳴り物入りで参戦した(かと思った)新キャラ・天塚は、結局どれくらいの傑物なのかはよく分からず、鬱陶しいシールド隊を3名追加するだけにとどまった。過去の因縁、特におソノとの関係性は次回以降に持ち越しなので、なんだかはっきりしないモヤモヤが1週間続くことになる。このタイミングでのキャラの投入を考えると、どうにも次の侵攻作戦で犠牲になる捨て駒ポジションのような気がするのだが……。 常に不穏な空気が流れ続ける最大の原因は、やはりオーディンの腹の中が全く見えてこないせいだろう。1話目の時点で「どう考えてもワルキューレVSピラーって神サイドが用意したマッチポンプじゃねぇの?」という疑念が生まれていたため、こうしてオーディンの主導で話が進んでいくと、「絶対なんかあるやんけ」と勘ぐってしまうことになる。今回のお話で、そんなオーディンに対してワルキューレたちも頭から信用しているわけではないということが確認できたので「父親に裏切られた最悪の事態」みたいな鬱展開にはならないかもしれないが、オーディンがソースの情報で「ピラーが寝てるから今だよ」って言われても、絶対それだけで終わるわけはないので少なからず被害は出るだろう。そして、その時に一番危ないのは、ぽっと出の天塚さんなわけである。まぁ、メインの4人が死ぬ展開は流石に無いと思いたいので、その程度の犠牲で済むなら御の字だが……。 今回はおソノにもうちょいスポットが当たるかと思ったが、結局何をイライラしているのかもはっきり分からないままで持ち越し。その分、アズズ&ミコのカップリングがさらに愛らしさと絆の強さを増してヒロイン度数を上げにいっている。特にミコちゃんはここまで「バカのくせに鋭い」「バカのくせに天使」「バカだけどママみが強い」などの加点要素を並べてきたが、今回はついに「もう馬鹿ですらないのでは?」みたいな勘の良さも見せつけ、オールラウンドに隙がなくなってきた。お利口キャラのくせに神にストⅡで負けちゃうアズズがかわいそう。いや、でも今回の顔芸も良かったのでアズズもちゃんと可愛いですよ。 こうなってくると怖いのは、一応メインヒロインなはずのクラウの影が薄くなることである。おいクラウ、大食い要素で明後日の方向にアピールしてる場合じゃないぞ。ちなみに今回クラウが完食してた「あぶらぼうず」が気になって調べたんだけど、あれ、よく都市伝説的に名前が出てくる超絶やばい魚のバラムツの流れのやつみたいじゃん。「刺身だと数切れでもやばい」みたいなことが書いてあったので、1尾まるごと完食したクラウはその後……。 ワルキューレはトイレとか行かない(結論)。
やっぱオムスビ出てない方がネタが安定するやん。いや、ちょっと出てたけども。今回は3本立て。各方面から微妙にやってほしい流れと想像もしてなかった流れが混ざり合っていい具合のカオスである。 Aパート、「一松ラジオ」。一松の闇ってちょくちょくトピックとして上がるんだけど、未だに底が見えないというか、どっち方向に痛々しいのかがたまにわからなくなることがある。今回のラジオも本当にそうで、凄まじく作り込んでいるたゆまぬ努力とか、単なるニートでは絶対無理だろ、っていうクオリティに仕上げているのが本当に謎。そして、トッティも言ってたけど、理由がわからない努力の意思ってのが、見ていて一番恐ろしいのである。あと、やたらラジオ番組の細かいネタにこだわる一松と、余すことなく全部拾ってやるトッティも怖かったりする。このテンポでやられたら、絶え間ないツッコミも一種の芸として成立してるんじゃなかろうか。 そして今回最大の見どころは何と言っても2本目の「コンビ結成」である。橋本にゃー、そんなキャラだったか? すでに「どこぞの金持ちと結婚して引退」なんて設定があったかどうかも全く覚えていないのだが、メインキャラじゃないからどこをどういじってもいいだろ、ってんで訳のわからない設定をガンガン突っ込んで謎のシリアス固めをキメてきやがった。そしてトト子がここに絡むことで、ちょっとした友情物語や月9っぽさを醸し出し、あわよくばアイドル2人の間に百合的なフレグランスも漂わせつつの展開にしている。なんだこれ。でもトト子が赤ちゃん抱えた時のあの慌てふためき方はよくわかる。「首すわってないから注意して扱ってね」って預けてくる人間、ほんとに何考えてんだって思う。こちとらどう扱っていいか分からないから困るだけなんだよ!(虚空に向けて) もちろん、オチは安定の酷さだったのでホッとしたような、がっかりしたような部分はあるのだが、変貌したトト子を見てもおそ松・カラ松は普通に盛り上がり、チョロだけがあっけにとられているあたりはいかにもな反応であった。 Cパート「松代の罠」。いつも通りにカオスに振り切ってわかりやすく笑えるお話。個人的には「お前それでもニートか!」という魂の叫びが好き。大丈夫だよ、ニートに生まれずとも、背徳の時間のカップ麺はうまいもんだから。
もっといくらでもエロいことできるシチュエーションだったやろ……第5話。こいつらって何歳くらいなんだろ。中学生くらいなのか、高校生なのか。どっちにしたって、可愛い女子生徒の生殺与奪の権利を得たなら、リビドーに従ってもっと頑張れよ。その辺りの欲求ももしかしたら人類とずれているんだろうか? というわけで、いろんなシチュエーションに積極果敢に挑んでいる本作。正直、敵キャラの行動指針などは「全盛期のジョジョならもっと頭のいい立ち回りするやろなぁ」くらいのものなので、能力バトルとしてみるとそこまで革新的なものではないのだが、今作の偉いところは、一見無理ゲーにしか思えないようなマッチメイクをこれだけ立て続けに展開しているところである。能力無効化に関してはまさに「無能な」主人公なので大きな問題こそなかったが、1つ1つの殺人について、「周りが敵だらけでばれたらアウト」という衆人環視の状況で行わなければいけないというだけで大変。その上でボスキャラ級の理不尽能力だけを相手にしているわけで、これだけの緊張感を維持しながら、なんとか物語が破綻しないレベルで進行しているだけで立派なものである。いわば犯人側が常に勝ち続ける倒叙ものみたいなもんで、こんだけユルいキャラデザのくせにギリギリの緊迫感が持続しているのはご立派。 今回は「未来予知能力者」という、これまた理不尽の塊のような能力。正確には予知の対象を選べなかったりすることを考えるなら「未来決定能力者」という方が正しくて、厄介なのは「知っていること」よりも「出力された未来が決定している」ところ。それをひっくり返すための方策として、未来の捏造という策に出たのはいわば必然と言えるだろう。まぁ、「自分の意思で映し出す未来を決定できない」「1日に写せる未来に上限がある」など、割と制限も多い能力だったし、偶発性に頼ればまだ打倒することは可能な相手だったか。1手誤るだけで取り返しがつかない時間遡行能力者よりはまだ対処しやすかったかも。 次なる展開はヒーラーのミチルとのやりとりになるようだが、ここでやっぱり、「キャスティングなー」ということを書きたかったのである。偶然ではあるが、今期は「ひぐらし」が同時進行しており、すげぇ顔で迫るナナの相手がレナというよく分からないヤンデレ対決みたいな構図。間も無く不惑を迎える中原麻衣であるが、この歳になっても余裕でミチルみたいな役が回ってくる強みを考えると、やはり私の中では永遠のヒロインだ。そして、そんな猛者を相手取るナナの中の人も強い。私の理想の絡みを実現させてくれるというだけで、とても素敵な作品なのです。
凄まじく鋭利な刃物で首元の薄皮を削がれていくような感覚、第27話。もう、ほんとになんなのよ。どこへ行くのよ。しれっととんでもないことをノリだけでやっちゃうくせに、それと全く同じ比重で、しれっと張った伏線をシカトして終わってしまう。精神が不安定な時期なら過呼吸になるような作品やぞ(個人の感想です)。 「えっ? お空の上の国に!?」って先週の次回予告の時点で驚いたわけだが、一体なぜ、どうやって行くのかというと、「山の上から女王様が突然引っ張り込んだ」が答え。知らんがな。そんな簡単に夢以外の方法でアクセス出来んのかよ。そんで女王様はいっつもゆめちゃんたちのこと監視してんのかよ。こえぇよ。そんで、女王様が呼んだ理由がいちご山の頂上の謎の遺跡ってのが一番こえぇよ。なんだよカッパドキア。女王様が警戒してるってことは確実に悪夢サイドの関連施設(遺跡)ってことなんだろうけど、町を臨む近場の山に悪夢関係者と思しきものの居城があるって、すげぇ怖くない? つまり、この地は神代の時代から悪夢VSお空の渦中にあったということ? いや、でもそう考えると、この街に住む一介の中学生である杉山先輩が悪夢の女王様と結託していることも理解できるかもしれない。そう、杉山一族は、悪夢の血を引く生き残り…………うぅん、ご近所まぞくものとかの設定じゃないですか? 大丈夫ですか? まぁ、とにかくそんなこんなでお空の国に簡単転移(ゆに様含む)。お空の国は夢でみたまんまのファンタジーなわけだが、実は雲に穴が空いててゆに様サイズなら落ちてしまうかもしれないというかなりの危険設計。業者がサボりすぎだろ。らくちんユーフォーがなければ死んでいた。そして、あらゆるセキュリティがドリーミーステッキに依存している。おかげで貴重な貴重な3人のステッキシーンが初披露。多分最初で最後の披露なんじゃなかろうか。まいらはビシッと決められて、ときわちゃんはお願いマッスル。そして永久保存版となったことこ先輩の貴重な魔法シーン……。ことこ先輩の衣装、ガチで青キュア感が尋常じゃない。ちょっと最近まで地球のお手当してたと言われたら信じられるレベル。さらにドリーミーステッキの分解を目論んだり、帰宅後に「お城のギミックは色々と参考になった」と不穏なことをいい出したり、この人、本当にどこに向かっているのだろう。ちなみに彼女の目に妖精さんたちがどう映ったのかも気になるところ。かなり何かが衰退した感じの妖精さんだったが、キャスト的にはこれでポピパ・アフロに続いてハロハピもいちご山にやってきたことになるな。 今回はゆに様かわいそうシーンが少なかったのでそこまで精神にダメージは負わずに済んだが、この「不穏なものをさらっと出して特に触れない」というデザインは本当に怖い。しかも、来週特に振り返らずに、まいらメインの回になるんでしょ? いや、それはそれで嬉しいけどさ。ぺこはん頑張って。 ともよボイスの幼女につらいことすんのやめろ、第3話。どうしよう、ヤスミンちゃんがこのまま闇落ちしてラスボスとかになってしまったら。 3話目もきっちり面白かったので評価が安定した。2話で作画の状態が悪くなり、「あれ? この製作でダメだったか?」とちょっと不安になったのだが、3話目では繊細な演出方向もしっかり復帰して、純粋に映像作品としての質の良さが見えている。シナリオ自体にそこまで目を引くものがあるわけではないのだが、隅々まで観て「あぁ、神経を使っているな」とわかるだけでも充分だ。 アクションシーンでの見せ方なんかは分かりやすい部分で、ナイフの振るい方1つをとってもなおざりになっていないし、冒頭、扉をノックする一瞬のワンカットでも、「1回目のヒットと2回目のヒットで微妙に接触の仕方が違う」なんてところにやたら気合の入った動画が確認できる。こういう細やかなところでリアリティを出す方向性って、かなり意識しないと出せない部分だと思うのよ。他にも車のフロントガラス越しに前の景色を観たときにボンネットが小刻みに揺れてるところとかね。「そんなんいらん」っていう視聴者もいるかもしれないけど、わたしゃそういうところを見てちょっと嬉しくなるタイプですね。 一応シナリオの方もチェックしておくと、今だにこの世界の文明レベルというか、立脚点みたいなものが見えてこないのが薄気味悪くはある。多分意図的にその辺はぼやかして描いているのだと思うが、銃の形状なんかはわかりやすいマスケットだからせいぜい近世レベルの科学水準だが、車のデザインをみるともうちょい現代に近いかもしれない。さらに帝国が研究していたという実験施設の全容から、もしかしたら現代以上の科学水準を持った何かがある可能性もあり、「モンスター」や「魔法」というイレギュラーな存在も、もしかしたらそうした科学レベルが一度振り切れた結果の産物なんじゃないか、みたいな邪推もできる。魔法に関しては、今のところ使ってる人間が1人しかいない上に、魔法による攻撃、別に銃と大して変わらない戦闘力だからそこまで存在感無いんだよな。 ふむ、やはり気になる要素は多いね。できることなら今回のクオリティをしっかり維持して、今後も続いてくれれば喜ばしい。 教科書に模範例として載せたいくらい綺麗な闇落ち、第24話。そりゃま、思春期真っ只中のガラスのハートなのでしょうがないとは思いますが、大吾さん、流石にそれは……。 いや、でもどうしようもない理由しかないもんな。もともと小学生時分の性格を思い出せば、大吾って「恵まれた家庭で育ったボンボン」なのでダメな部分は素直にダメ。今まではお山の大将だった部分もあるし、うまくいってる間はなんとかなってたのだろう。しかし、今回はもう、八方が丁寧に塞がれた。逃げ道などない。もともと「女子だらけの野球部」の時点でハンデを背負っていたはずなのに奇跡的なスペックでそれを誤魔化し続けていた部分が、ゴリゴリの正統派に押し切られる形で瓦解した。そしてそんな絶望的な状況を懇切丁寧に説明し、SAN値を底の底まで削り取ってくれる地獄の使者が光である。もう、ほんと最低だなコイツ。まぁ、一応「大吾にハッパをかけるため」と解釈できなくもないが……いや、でもあそこまでスラスラと最適な「大吾をへし折る言葉」が出てくるのは天賦の才だろ。こいつ、間違いなく佐藤寿也の息子だよ。お前の親父も、たいがい最低だったぞ。 そうして完膚無きまでに叩き潰された風林メンバーたち。しかし、そんな中でもますますモチベーションをあげたのはアニータと仁科の2名である。ことに仁科は相手監督との因縁があまりに深く、こっからはもう仁科が主人公をやった方がいいんじゃないかと思えるくらいにイケメン主人公ムーブ。これなら千代姉が一目惚れしたのも全く問題ないな。仁科さんは一人で発奮して完全に大吾との立場が逆転。風林野球部の再起は君の肩にかかっている。ついでにメンバー不足を補うためにキノコもちゃんとひっ捕まえておいてくれよ。仁科たちが元のメンバー全員連れてきてくれれば、それだけでいくらか状況は改善しそうなんだけどなぁ……。 しかし、残念ながらナインの中で発奮しているのはこの2人止まりである。千代姉はそう簡単に乗ってくることもなく、妹とドタバタするのが精一杯でマネージャーに逆戻り。佐倉さんも残念ながら前回の登板で心が折れており、「女子であるが故の限界」を誰よりも感じている。そして、こんな状況でも実にクレバーな相楽さん。彼女こそむしろ「冷静で安心したよ」かもしれん。ここで勢いにまかせずちゃんと相楽さんらしい対応をしてくれるあたりに安心感がある。あとはまぁ、沢さんがどう動くかですよね、この2人の場合は。 驚くべきことに来週はもう最終回……コロナの影響でのびのびになってた部分、特に配慮することなくシーズン半ばでも遠慮なく最終回になるのはNHKの強さであるな。まぁ、もともと2クールの予定だったものを伸ばすわけもないんだけど。とりあえず来週大吾が元気になって俺たたエンドなんだろうが、こんなところで最終回ってのも生殺し以外の何物でもないのだが、原作は今どうなってるんだろうなぁ。 なお、今週は(今週も)やたらと更衣室のシーンが多いのは相変わらずの眼福です。半分制服、半分ユニフォームとか、シャツ出した状態で靴下履く過程を見せるとか、絶対にこれ作ってる人間、フェチがいるだろ。最高だぜ。
|
ブログ内検索
リンク
最新記事
(02/18)
(02/18)
(02/17)
(02/17)
(02/17)
(02/16)
(02/16)
(02/15)
(02/15)
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
アーカイブ
|