最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
優生思想がめっちゃ楽しそうでずるい、第8話。オニジャとムジナが綺麗に息を合わせてる様子とか、ほんとにこいつら仲良しなんだな、ってのがよくわかるんだよな。 優生思想の仲良しが際立つ分、問題になってくるのはダイナゼノンチームの軋轢……というか温度感? これまでは「怪獣と戦うモチベーション」の違いであれこれやってきていたわけだが、さらにそこに「怪獣って、本当に悪いものなのだろうか?」という疑問が挟まれることにより、よりモチベーションをめぐるあれこれは微妙になっていく。 発端となったのは怪獣特撮ではおなじみの「子供怪獣」である。まぁ、あのデザインのままで大きくなっちゃったので「子供」というよりは「小型」と表現する方が正しいのかもしれないが、とにかくこの世界はなんだか分からないけど突然どこかの空間にぽっかりと怪獣が生まれ落ちるという謎の次元である。その生まれ方は様々で、今回は「ちっちゃな状態」で現れた。今までは優生思想の皆さんが率先して怪獣を探し、それをインスタンンスドミネーションしてくれていたのでヨモギたちは心置きなく(?)戦うことが出来たが、今回は24時間営業のラウンドワンのせいで優生思想の皆さんが怪獣探しをサボることになり、結果的に面倒な存在とかち合うことになってしまったわけだ。 今作において、「怪獣は産まれながらにして悪い存在なのか」という部分に関してはそこまで真剣に掘り下げるつもりはなさそうだ。なにしろそのお話は前作である程度答えが出ているわけで、ナイトくんと二代目が「怪獣でもあるまいに」怪獣の成り立ちを知っていたり、1つ次元を越えれば怪獣についての理解はすでに充分なものになっているはず。となれば、あくまで問題は「この世界の人間が怪獣とどう付き合いたいか」という話になってくる。ナイトくんたちは余計なことを考えなくて済むようにさっさと駆除するように心がけているが、もし優生思想のように「怪獣との共存」が可能な人類が増えてくるならば、駆除ばかりが正しい対策とは言えなくなるだろう。そして、現在討伐側に回っているヨモギが、どうやら怪獣使いとしてのなんらかの才覚を持ち合わせているようなのだ。はてさて、グリッドマンは怪獣との友情を築くことに成功していたが、ダイナゼノンは、怪獣を使役することができるのだろうか。 しかし、暦の成長が正しい方向に進んでるのかどうかがよく分からないのが気になるな……そんなに年齢ばっかり気にせんでも……。 PR アニメ名物、下手な女の子より可愛い村瀬歩、第8話。ちょうど入れ替わりで入間くんが格好いいキャラに変身したので、ちょうど良い村瀬成分の追加補充先である(ほんと村瀬くん好き)。 新入部員が増えてめでたく試合に参加するだけのメンバーが揃うというお話だが、一気に3人もの入部希望者が押し寄せてきて、それがなんの問題もなくスムーズにカバディ部に溶け込んじゃうという流石に都合が良すぎる展開。思い返せば宵越があれだけカバディ部に入るのを嫌がっており、ここまで部長が人員不足な中で必死に頑張ってきたことを考えると、一気に3人ってのは天変地異レベルの出来事であろう。多分、「日本のリアルの高校生カバディプレイヤー」の数から考えてもありえない事態。いや、そこにリアルを求めてもしょうがないのだけども……やろうと思えばもうちょい引っ張れる部分だったよね。宵越がどうしてもフルメンバーでの公式戦に出たくて部員勧誘しまくる話とかになってもおかしくなかったはず。でもそこは余計な時間を割かずにサクッと追加してしまっている。一応、新メンバートリオの中心となっている伴が宵越信者であり、彼がカバディをやっているのを見て仲間を引き連れてやってきたという構図なので、理由づけは納得のいくものではあるか。それにしても変な3人がつるんでるもんだとは思うが。 宵越と同じサッカー経験者である伴は、カバディプレイヤーとしては癖のないタイプになるのだろう。問題は残りの2人。「相撲経験者」というよく分からない背景を持つ関と、およそスポーツと縁がない人見。まぁ、特に後者の方はしばらく試合要員としてはカウントされないだろうからあまり意味はないかもしれないが、関は「動けるデブ」というわかりやすい設定が今後はディフェンス向きのプレイヤーとして展開していくことになるのか。気になるのは「80キロ以上は出られない」という宵越のセリフだが……そんなルールがあるのか。まぁ、確かにウェイト制限は必要そうなスポーツではあるのか。階級別とかに出来るほど競技人口も多くないだろうし、しょうがないので頭打ちにしてウェイトを絞り込むくらいしか平等性を担保する方法がないんだろう。いや、でも宵越とか伊達が80キロないってのは流石に嘘くさくないか? あんだけの身長とか筋肉でそこまで絞り込んでるのかよ……結構ハードなスポーツだなぁ(前から言ってるやんけ)。 私が寝込んでいる際に行われたたほいやの記録。人が臥せってるってのに「たほいややったからログあげとけ」とかいう奴ら、サイコパスだろ。 というわけで、今回は一切私は絡んでおらず、全ての記録責任と文責は社畜ダンサーにあります。
なんの理由もなく突然ぶっ殺されるおやじっちがかわいそう、第7話。まさかこういうテイストのお話もあるとは思ってなかったなぁ。 とにかく冒頭の幸太郎の所業が酷すぎるというところから幕を開ける今回の一件。そりゃま、これまで散々クズムーブを繰り返してきた幸太郎ではあるが、今回のは完全に犯罪者のそれである。見ず知らずの女子高生が突然男湯で死んでいるという状況にテンパるのは分からなくはないが……「自分はゾンビ巫術で復活させられるから」という理由で突然の死体運搬、さらにそこから「メンバー追加」と言ってしまう神経は流石に冗談では済まされないように思うのだが……まぁ、生きててよかったよね。 新キャラ・マイマイの登場。ここでまさかの新メンバー加入というお話になったわけだが、まぁ、残念ながら中の人読みで「こいつ、すぐに脱退するよな」ってことは分かってしまうわけで。そりゃね、フランシュシュの活動を今後も続ける上で、花澤香菜を正規メンバーとして加えられるわけないからね。どう考えてもスケジュール無理だし、多分本人の膝も限界だろうし……。改めて考えるに、1期の時はさくらの中の人の一人勝ち状態みたいなキャスティングだったが(愛ちゃんの中の人の立ち位置は微妙だが)、2期になり、気づけば純子やリリィの中の人もかなり安定感が増した。メンバーが揃ってトレーニングするチャンスとか、かなり減ってるだろう。今のご時世だとあまり気にしなくてもいいのかもしれないが、今後、佐賀への凱旋ライブも調整が大変そうである。 マイマイが花澤香菜であるというパワーに満ちたキャスティングもさることながら、なんとここでマイマイの親友役に地元福岡パワーをフルスイングできる田村ゆかりがようやく起用。九州アニメにしては登場がかなり遅かったくらいのイメージである。そして、そんな田村ゆかりとのバーター(???)で相方に堀江由衣が起用されるあたり、今作のスタッフは完全に遊び慣れているのだろう。そういやヒロシモノとかも突然出てきた。今回のキャスティング、それだけで一晩くらいは語り明かせそうなネタに満ちておるわ。まぁ、こんだけのエネルギーがあってこそ、「1ステージ限りの幻のメンバー」なんて無茶苦茶なネタも回せてしまえたのだろうけども。マイマイ、関わり方がすげぇ適当だったのにヘイトも貯めずに颯爽といなくなる良いキャラであった。 一応一発ネタというだけではなくて「生者から見た、死者としてのフランシュシュ」という要素の掘り下げも行われており、「執念の果てに死してなおアイドルを続けているグループ」という特異性が新鮮な視点から改めて確認されている。ファン目線で「死んでいる」ことに意味を見出されたのはこれが初めてなわけで、実は視聴者目線からすればかなり共感できる視点人物になってるのよね。ついでに「ゾンビだから銭湯にもいけないのよ」みたいなちっちゃな悩みなんかも描くことができたしね。あのシーン、するっと誤魔化されがちだが、リリィが「銭湯に行けない」のってゾンビ以外に理由があるっていうのをうまいこと濁して表現してるのがずるいよな。多分マイマイもリリィの真実は知らずに脱退してるんだろうなぁ。 さて、次回はいよいよ1期からず〜〜〜〜〜っと待ち続けていたゆうぎり回。しかも前後編ってことはたっぷり2話ですか?! マスコミの手が着実に迫っている中、1人だけ来歴が判明していないゆうぎりさんは鍵を握っている可能性もあるが……。
なんつー痛々しさだよ、第7話。このテイストを超然と描いてしまうのは、何かが吹っ切れてないと出来ない所業だが……。 とにかく、小熊と礼子の2人のクラスでの立ち位置があまりにもあまりにも。礼子の方は以前からクラスメイトと普通に交流している様子は描かれているのだが、休み時間とかも一人で本読んでるだけのシーンが多く、小熊というカブメイトが現れるまでは全部表面上の付き合いだったような状態。小熊に至っては完全にぼっちで、脳内妄想以外でクラスメイトと話すことすらほとんどない。そんな2人が「私たちはカブがあるから」と訳のわからない開き直り方で徒党を組み、白々しくも必死に抗っている様子が描かれている。いや、当人たちに「抗ってる」なんて意識は無いのだろうが……「別に気にしてませんけど?」みたいなスタンスで必死に平静を保っているのが、かえって痛々しさを助長しているのがすげぇキツい。お前ら、青春時代をなんだと思ってるんだ。 クラスメイトの方も2人をどんな風に見ているのかがよく分からないようにデザインされているのがさらなる薄ら寒さを助長している。以前から今作は「どこかホラーであり続けるんだよ!」と力説しているわけだが、この薄皮一枚挟んだ状態をキープして決して中に入っていかない感覚が、どこか浮遊感につながっているのかもしれない。クラスメイトが文化祭の準備のためにほどよく盛り上がり、「誰か手伝って〜」と声をかけているのに、「軍手のことが先やろがい」というとんでもない一言で一蹴する小熊。それにノータイムで付き従う礼子。そして、そんな冷徹な2人の様子に特になんの反応も示さないクラスメイトたち。普通、こういう「クラス行事への参加が云々」みたいな話だったら「なんであいつ協力してくれないんだよ!」と怒るやつがいそうなものだが、何故か小熊の周りにはそうした様子が全く無く、軍手談義を繰り広げる2人に対しても、他の生徒たちは徹底して無関心を貫いている。さらに翌日のトラブルに際しては、礼子は「あらまぁ大変ね」と完全に他人事で、何か協力しようなどというそぶりはかけらも見せない。小熊だって、たまたまカブをディスられるような発言が飛び出していなかったら、あのまま帰宅していたことだろう。そんな奴らが気まぐれにクラスの手伝いをしたことが美談のように見えるとしたら、それはあまりにいびつな物語である。 実際、最終的に「カブを知らない(というか興味もない)クラスメイト」と、「カブを知り、世界を広げた小熊たち」のどちらの立場が上とかいう話にはならない。小熊たちは完全に上から目線で「私たちが救ってやったのだ」という態度でこそあるが、たった1人の女の子を除いては、クラスメイトから感謝を浴びせられたような描写もないし、2人がクラスで英雄になったってな話でもなさそう。人生経験の有無についても、最終的にコーヒーを入れてくれた子に「青空の色」を見出して「自分たちが知らないものを知っているかも」ということは匂わせて、結局小熊と礼子に残るのは「まぁ、単なる異物だったよね、私たち」というアウェー感である。結局何が伝えたかった話なのかといえば、「カブの出前器、便利だろ?」くらいのもんである。しょうがない。この作品の主人公は小熊ではなく、カブなのだから。まぁ、だとしてももうちょい女子高生の日常に興味を持ってもいいとは思うのだが……。
だいぶ血生臭くなってきた、第7話。各方面での揉め事が全部冗談じゃ済まないレベルになってきている……まぁ、数話前からそうだったのかもしれんけども。 もう、何がどう絡んでいるのかは考えるだけ無駄な気がしてきたので事実の羅列だけにとどめよう。まず、案外いい奴だったのが大門弟。現時点では兄の方がドブとつながっていることに疑う余地は無さそうで、小戸川としてもいざという時に警察という最後の手段に訴えられないのは困る。以前ドブとの接触でそれを痛感しており、二の舞を演じぬよう、しっかりと警察とのラインを構築する必要があった。自宅への銃弾は渡りに船ではあったのだろうか、弟の方の「正義感」に訴えることで、なんとかギリギリのラインをつなぐ。正直、大門弟が最終的に血縁を優先して裏切る可能性はまだまだあるはずだが、今回の小戸川との対話を見れば大丈夫ではあるかな? 要所で「頭いいじゃねぇか」とかちゃんと認める発言をしているあたりは抜け目ないところ。おそらく大門弟はこれまでずっと兄に従って生きてきただけに、承認欲求は澱のように溜まっているはず。そこをくすぐって「正義の味方」を1人仕立て上げるのはそこまで難しいことではなかったのかもしれない。まぁ、一応まだギリギリ大門兄も悪人じゃない可能性は残されてはいるが……ここまで各方面に血みどろが拡散してる状態では期待しない方が良さそうだ。ただ、やっぱり無能警官なのは間違いないようで、結局小戸川宅の押入れは開けられずに終わってしまった。小戸川が窓の弾痕を塞ぐことで「もう逃げられないだろう」と言っていたことを考えると、予想よりもずいぶん小さいものを確保しているような気もするのだが……。 事件が見せた大きな動きの1つは「東京湾の死体」。いわゆるその筋のモンのお仕事で間違いないだろうが、今のところ「10代から30代の女性」の死体と言われても心当たりはなく、マジであるとしたら失踪した女子高生が既に物言わぬ身になっているという可能性だ。これまで、一応市村しほあたりがこのスロットに収まる可能性は残していたはずなのだが、今回事務所ぐるみの悪事で彼女の底が見えたため、失踪女子高生はやはり別件だったという判断になると思われる。ここで死体になってしまうと何も解決しないため、流石にもう一捻りは必要になると思うが……じゃぁ死体は誰のものなのだろうか。まぁ、こんだけ組のものが暴れてりゃ、全然関係ない事件の産物って可能性もあるんだろうけどさ。 ドブと小戸川は「どくろ仮面」を追跡してハロウィンの混沌の中へ。そこには承認欲求のためにドブを付け狙う樺沢の姿もあり、小戸川からしたら「悪に従うふり」をしながらも、どこまで自分の狙いを押し通すかがポイントになってくる。樺沢の手の者が常に監視の目を光らせていると考えるなら、形の上だけでもドブに付き従っている様子を見せてしまうのはリスクがあるだろう。そして、雑踏の中にはいよいよキーパーソンであるヤノの姿が確認できた。おそらくメインキャラでまだ出てきてなかった名前はこれがラストになるだろう。っていうかラストであってくれ。こんな濃いやつがまだ残ってたらたまったもんじゃねぇや……。一癖も二癖もある「ドブのライバル」ポジションだが、おそらくドブよりも知能派だと思われる。そんなヤノのお仕事は、なんと芸能事務所とつながっての美人局業務。そして、ミステリーキッスの周りの連中は全員それをわかってやっていたという……いくら地下アイドルでもそれはどうなのよ……。実直そうなマネージャーもそっち側の人間だったのは割とショック。見事な犠牲者となった垣花の運命は、普通に考えたら完全にアウトだが……文無しだってわかっててわざわざ拉致ってるんだから、何か使い道はあるってことなのだろうか。ドブ側に(形式上は)小戸川が付いているわけで、ヤノ側に垣花が回ったら……なんかまたややこしい構図が増えていく。 そして、そんな中で小戸川に善意を向けているのは剛力と白川のコンビくらいのもの。剛力先生が持っていたのは、まさかの脳のCT画像。小戸川さん、どんな症状で通院してたんや……。
そう来やがりますか、第8話。相変わらず油断が出来ない作品である。ちなみに今回のコンテ担当はなんと許琮氏。P.A.WORKSで信頼の置ける仕事をいくつもこなしている敏腕作劇家である。こうしてみるとスタッフの顔ぶれだけでも気合が入ってるのが分かるなぁ。 「オフィーリアの自殺」という分かりやすいゴールトピックを巡ってディーヴァ(ここではあえてヴィヴィとは言えない)とマツモトが議論を重ねるというていを取りながら、実質、その「AIと心」の議論でヴィヴィの内面に迫っていこうというお話だろうか。今回冒頭では改めて「時空の分岐」を想起させる映像が挟まれており、メガフロートなどの数々の「歴史の転換点」を挟むことによって、すでに正史からはかなり距離のある「未来」にたどり着いてしまっていることを匂わせている。となれば、この世界線でもオフィーリアは自殺をするのだろうか? そのこと自体も問題だろうし、もし自殺が行われるとするなら、これだけ隔たったと思われる2つの「歴史」にもやはり共通するファクターが存在しているということにもなる。もしかしたら、裏で「同じ結末」へと導いている何者かの意思が介入している可能性もあるだろう。マツモトというイレギュラーの存在を認めなければ話が進まない時点で、「他のイレギュラーの存在」は決して否定できないというのが面倒臭いところである。 まぁ、今回はそこまでの言及は無意味だとは思うのだが、少なくともマツモト同様にオフィーリアの一件に重きを置いている何者かが介在しているのは間違いないだろう。それが垣谷(orそれに似た誰か)なのかどうかはまだ判然としないのだが、少なくともマツモトの監視カメラ掌握の上を行く技術力を有しているのは間違いなく、普通に考えたら、こちらも未来の存在であると考えるのが自然だろう。マツモトが歴史の修正を目指す中で、何か「正史通りの」運行を狙っているように見えるこの介入が、今後はヴィヴィの前にもうちょっとはっきりした姿で現れるのだと思われる。 オフィーリアの事件自体に関しては、正直得られる情報が少ないので推測以上のことをやりようがない。結末で明かされたアントニオの存在。彼がオフィーリアを乗っ取ったのはいつの時点なのか。5年前に何が起こっていたのか。彼の目的はなんなのか。オフィーリアは今もその「人格」(使命と言ってもいいのか)を保持し続けているのか。まだまだ分からないことだらけだ。「自殺を目論んだ」ことだけは事実と考えて良さそうだが、もしかして、これってアントニオとオフィーリアの「無理心中」だったりしないだろうか。だとしたらAIの自殺以上に闇が大きくなってしまうが……。ここまで時代が進んでくると、もうAIが何をやろうともしょうがないという気もしてくるな。そもそも人類の中で、メガフロートの時のグレイスの存在はどう処理されたのかもよくわかってないしな……。 とりあえず、「日高里菜→小山力也」っていうボイスチェンジのギャップが酷すぎて笑える、ってことくらいしか分からないよ。 2代目! 第7話! いやぁ、まさかあの子がこうしていい女(???)になってるとは……。個人的には「花林ちゃんの真っ当な声のキャラになってる……」っていうのが何故かやたら感慨深かった。 というわけで、世界の危機に駆けつけたのは、なんと怪獣と怪獣のコンビだったという。幼いあの日の自分に「ウン年後にお前はシノビラー(仮)とアノシラスが二人して世界の危機に駆けつけるアニメを見てるよ」なんて言っても絶対に信じないだろう。現代の自分だっていまいち信じられねぇもん。シノビラー(?)の方はすっかり大きくなったが、ツンツンと不器用な立ち居振る舞いは相変わらずのご様子。でも、この2人で組んで「世界の救済」を行なってるあたり、1期での更生は本物だったのだと改めて確認できる。どういう経緯でこの2人(2匹?)が行動を共にすることになったのかはわからないのだけども……勝手に妄想するなら、やはり「怪獣」という出自は世界を渡る時になんらかの武器になっているのかもしれない。前作だって「世界のライン」を認識できていたのは神視点の人物を除けばアノシラスくらいのものであり、もともと世界の異物として外部から導入されている「怪獣」という存在は、世界のくびきに縛られにくい存在なのかもしれない。「前の」世界ではそうした異物を排除するための機構として「グリッドマン」が生み出されたわけだが、「今回の」世界ではそれがダイナゼノンとして表れた。そんな自浄機構に限界がきた時に、改めて外部からのワクチンとして機能するために動くのが、グリッドナイト同盟ということなのだろう。 とまぁ、概形は見やすくなったわけだが、そうなると気になっているのはこの世界における怪獣優生思想の存在である。彼らはまず「人間」なのかどうか。ガウマたちの出自がどこに由来しているのか。彼らの目的はなんなのか。思想の面倒なところは、4人の構成員のモチベーションがそれぞれにズレているところで、前作におけるアレクシスのような分かりやすい統一意志が存在していない。彼らが「世界に滲んだ瑕疵」であったとしても、別個の意志を持って動いているとするなら、それぞれの物語が存在してしかるべきだし、これまでの描写からして、間違いなく描かれるはずなのだ。残りの尺でどれくらいそれが叶うものかという気もするのだが……あとはシリーズ構成の手腕を信じるしかない。一応、味方側のあれこれ(暦の鬱憤とか、夢芽のおねーちゃん関係とか)はそこそこゴールは見えたので、要素としてはまだ回収しきれるだろうか。 まさに灼熱、第7話。いやあぁ、アツい展開にアツい結末。良いねぇ。 どちらが勝ってもおかしくない好ゲーム。しかし、その印象自体が異常事態であったはず。何しろ能京はまともに部活のていすら成していない弱小だったのだ。それが気づけば強豪の奏和を脅かす試合展開を見せつけた。それだけでもよっぽどの事件。しかし、当然宵越からすれば「弱小の健闘」なんてのは慰めにもなりはしない。精一杯なんてのはやり遂げてから言える言葉。勝負の世界は結果が全てだ。 全てのプレイヤーに、やりきるだけの魂が篭っている。最強レイダーの部長は持てる技術の全てを注ぎ込んで状況を五分にまで持ち込んだ。その異様とも言える攻めのスキルは六弦・高谷をうならせ、あとちょっと時間が許すなら、完全に二人を食ってしまっていただろう。しかし悲しいかな、部長には入院明けというハンデがあった。体力の限界にストップをかけたのは井浦。彼だって勝ちにはこだわりたかったはずだが、先を見据えた夢のために、身を切る思いの決断である。 そんな状況で宵越が駆り出され、もう1人の最強レイダーである高谷は自分の持てる全ての技術を使って宵越を潰しにかかった。これまでの全ての情報から宵越の実力を計り、充分と思える対策をうち、万全の守りを見せたはずだった。しかし、真の実力者は試合中に進化する。相手の技を巧みに盗み、宵越はついに高谷を出し抜いた。今回の試合で「素人」がいよいよプレイヤーとして次のステージへ駆け上がった。 部長を封じられた返しで高谷を封じ、一進一退の攻防の最後を飾るのは、奏和の部長・六弦だった。実力と経験に裏打ちされたしたたかなプレイ。そして最後には圧倒的なフィジカルで見せつける王者の風格。そこまでして不沈の六弦に最後に襲いかかる井浦。ついに王者の背中を捕らえ、叩き伏せたかと思われた最後の一幕は……なんとまぁ、宵越が高谷の技を真似て上に上がったように、六弦もしたたかに王城の技を盗んでいた。どんな強豪も時間には勝てず。それはまるで、宵越の経験の浅さや、王城の体力の限界までもを丸め込むような、王者が見せた圧倒的な答えであった。 負けは負けとその事実を認め、そこから這い上がることで強くなっていく。宵越はそれを知っている。そして、そんな中で「負け」の意味を飲み込めずに苦しんでいる畦道もいる。全員でこの試合を糧として、能京は次のステージへ進むのだ……って、そうか、まだ部員足りねぇのか。次回で新入部員が増える? この濃い面子に今更肩を並べられるようなモチベーションの高い部員が現れるのかどうか……。 |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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