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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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ガヴォニーの黎明護衛/Gavony Dawnguard
 3マナ3/3に護法という質実剛健なステータスでまずはアピール。これだけでもリミテッドなら充分主軸を張れる実力者だ。そしてこちらの御仁は日付の変わり目にどこからともなく味方援軍を連れてくるという。サーチ枚数も悪くないし、これが2回以上誘発できるようなら3マナアンコモンとしては文句なしのアドバンテージ量になるだろう。相手が人狼デッキの場合にはきっと夜にしようと躍起になるはずなのだが、そうなればこいつが援軍を連れてこられる。その援軍を連打してすぐさま昼に戻してやればまた援軍。狼なんて怖くない。
 
 
雲散霧消/Dissipate
 墓地環境ということで約束された安定の再録。過去にもイニストラードでの再録経験を持つので、環境との相性の良さは折り紙つき……と言いたいところだが、正直、以前のイニストラードでそこまで大活躍したって記憶は無い。まぁ、あんまり活躍が目立つタイプのカードでも無いけども。今後も有力な選択肢として、青のパーミッションニキたちを手厚くサポートだ。
 
 
戯れ児の縫い師/Poppet Stitcher

戯れ児工場/Poppet Factory
 こんなんもう、子供ブロイラーやんけ。イゼット誘発でゾンビトークンをポコポコと量産してくれる縫い師のおじさん。ただ、どうしても家内制手工業じゃ生産も追いつかないし、製品の耐久性もそこまであげられない。そこで実績が伴うと工場制になり品質保証が得られる。2/2腐乱だと思ってたゾンビが全て補強され、なんと3/3に。こいつぁ強い。ただ、その場合には今度はおじさんが製作から経営に回ってしまうため、生産ラインが途絶えて後続は供給されない。うーむ、あちらを立てればこちらが立たず。工場をたたんでおじさんに頼むとまた手作り人形の製作に入るが、その場合は品質が下がる。どうしたもんか。カードの作り自体は強力なので、多少裏表の調整を間違っても使えるカードではあるが、やはり狙ってみたいのは裏面の悪用パターンだろう。どんなトークンでも3/3に出来るので、1/1ゴブリントークンとかを量産するデッキだとおじさん工場の影響力がかなり大きくなる。手作りの温かみなんていらんのや。じゃんじゃん作ってじゃんじゃん売れぃ!
 

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 今週はいつもとちょっと違う形にチャレンジしました。普段から解答作成時間は放っておくとダラダラ伸びるので短めに、とは言っているのだが、結局グダグダになってしまう。そこで、今回はそこをきっちり締めて、「サクサク進めて問題数をこなす」ことを目標にした。具体的には、解答作成時間を5分厳守とし、超過した場合には参加できないというルールを設けた。これにより、自分の作った解答を吟味する時間がなくなるし、あまり凝った解答を作成できなくなる可能性がある。どうしてもダメだったら無かったことにして仕切り直せばいいやと思ったのだが……さて、どうなるか。

 

 


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 さぁプレビューの開始だ。公式放送でざっくりとあらすじも説明されたが、どうやらゴシックホラーからコズミックホラーへ無理やり路線変更したツケは支払う必要があるらしく、エムラクールパニックの代償が「夜が長くなる」という訳のわからない結果につながったイニストラード。そりゃな、月にあんなバケモン封印したら、そりゃお月さんだっておかしくなるわな。……でも、ウラモグとコジレックを焼却処分したゼンディカーは2体に食い荒らされた部分以外は特に長引く病状は確認されてないんだけどな。こないだゼンディカーで揉めてたのって、勝手にナヒリが暴れてただけだし。そう考えるとエルドラージ被害って今のところ全部イニストラードに集約されてるような気もするな。
 ともあれ、新メカニズムやギミックの確認を。

 


○日暮/Nightbound と夜明/Daybound
 送り仮名無しの漢字2文字で表記しているのはキーワードのお約束なのでしょうがない。多分読みは「ひぐれ」と「よあけ」でいいんだと思う。初代イニストラードで開発された狼男変身ギミックをブラッシュアップさせたもので、かつて開発チームが「呪文2つ唱えたら」「呪文唱えなかったら」で表現しようとしていた「昼と夜の世界」をより厳密に定義し直した。旧システムに似ているが、割と大きな変化も起こっているので違いを把握するのが大変だ。
 まず、大前提として「昼/夜」というパラメータがゲーム全体を貫く属性として設定された。以前は変身前の狼男と変身後の狼男が共存する盤面が存在したが(唱えたクリーチャーは必ずおもて面で戦場に出るため)、今回は「夜」の状態なら両面狼男は夜の面で登場することになる。つまり、いきなり裏面パターンが登場したわけだ。昼/夜のチェックは、ゲームを開始してから「日暮/夜明能力を持つカードが戦場に出る、もしくはなんらかのカードで昼か夜に言及される」という条件を満たしたら、あとはずっとチェックされ続ける。つまり、それ以降は必ず戦場には「昼」か「夜」の属性が与えられるのだ。
 変更条件も微妙に変わっており、「プレイヤーが自ターンに呪文を唱えなければ次のターンが夜」になる。かつての条件では、相手が狼男デッキだった場合に相手ターンにちょこちょこ呪文を唱えて変身妨害が出来たが、今回参照するのは「自分のターンの呪文」だけなので、相手ターンに呪文を唱えても意味はない。インスタント主体の受けのデッキは、夜を昼に戻すのがかなり大変になったと見ていいだろう。
 また、狼男以外にも「昼/夜」に言及するカードが作れるようになったため、以前は赤緑だけのテーマだった「呪文をいつ唱えるか」という駆け引きがより広範に影響を及ぼすようになった。リミテッドでのターンのやりくりはかなり頭を使う面倒な要素になったんじゃなかろうか。多分アリーナだと「昼/夜」は明確に画面でわかるようなエフェクトになるだろうし、また新しいプレイ感が味わえることに期待したいね。

 


○腐乱/Decayed
 新しいクリーチャーキーワードだが、「このクリーチャーではブロックできず、これが攻撃したとき、戦闘終了時にこれを生贄に捧げる」という純正デメリット能力。その名の通り主にゾンビにしかつかず、即物的なトークンなどで運用される。イニストラードゾンビのメイン戦術は「とにかく湧いて湧いて数でボーン!」だったが、トークンをより手軽に生み出せるように制限付き能力が誕生したものと思われる。これなら13体湧いてもバランスブレイクしなくて済むよ!

 


○降霊/Disturb
 裏面はあるんだけど、裏面で出るには墓地から唱えるしかないよ、という新しい両面カードのあり方を定義した能力。手札からと墓地からで効果が違うということで、いわば「パーマネント版の余波能力」だと考えると話が早い。過去にもイニストラードでは「墓地から追放するとトークンが得られる」一連のカードがあったので、それをより積極的にカード化した姿とも言えるし、アモンケットの不朽・永遠のバージョン違いとも言える。能動的に裏面を使いこなすことが出来ないのはデメリットではあるが、手軽に墓地戦術を補強できるし、アドには違いないので構築にも絡みやすそうなギミックである。

 

 


○集会/Coven
 ここまでの能力が狼男、ゾンビ、スピリットときたので、次は人間の能力。なのだが……あんまり人間フィーチャーっぽい感じではないな。とにかく徒党を組んで頑張れ、を表したもので、キーワードとしては「あなたがパワーの異なる3体以上のクリーチャーをコントロールしているなら」という条件節となる。これ、別に人間じゃなくてもとにかく数さえ集めればいいわけだが、与えられる色が白緑なので、基本的には人間前提。また、ゾンビみたいに同じ顔したトークンばかり集めても意味がないよ、というところにかろうじて人間の矜持が感じられる。なかなか意識して集めるのは大変だし、そもそもクリーチャー3体の時点でそれなりにハードルが高いことは大隊能力でも証明済み。まぁ、おまけ程度に。

 

 


<以下、個別カード>

 


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 カニはcancerを連想させるので病院に持ち込むのはよくない、っていう理由を考えてみたんだがどうだろう、第8話。いや、そもそもタイトルがcrabつってるし、婦長さんが「K」って呼んでる時点でありえないのだけども。

 「カニが何よりも嫌い」っていう婦長さんの設定は「どないやねん」と思う部分ではあるのだが、まぁ、世の中にはカニに指を千切られた人だっているのだろうし、きっと何かとんでもない目に遭わされたのだろう。あと、私の場合は海とは1ミリも接しない人生を歩んできたのでカニと言われてもまったくピンとこないのだが、冷静に考えるとそこそこデカくてカサカサ動く多脚生物っていうだけでそれなりに気持ち悪いと言えなくもない。家の中に突然カニがいたら、そりゃゴキブリと同じレベルで怖いとは思うよな。それこそGじゃなくてKと呼んでいた婦長さんの気持ちも分かるかもしれない。

 まぁ、今回のお話、割とカニのくだりはどうでもいいんだけどな。いや、そんなこと言ったらどうでもよくない部分はどこやねん、って話になるのだが……一応作品全体のデザインを考えると、今回重要なのは①「くくると夏凛ちゃんの関係性の再構築」②「ウミやん正式参戦」の2つかな。①に関して、すでにうどんちゃんと夏凛ちゃんは全面的にくくるに協力する姿勢を見せていた訳だが、その根底にある動機までは語られていなかった。まぁ、どうせ同じ村で育った幼馴染なのだろうし、純粋に郷愁と愛着からがまがまを守りたいと思っているっていうのは説明しなくても伝わってくる部分ではある。それに加えて今回のエピソードを挟むことで、より具体的に夏凛ちゃんが頑張ってがまがまを守ろうとしてくれていることが伝わってくるわけだ。まぁ、厳密に言えば今回の移動水族館自体は別にがまがまの経営改善には役に立ってないので、夏凛ちゃんのモチベは「がまがまの存続」というよりは、「がまがまにいい思い出を」くらいなのかもしれないけども。そこでちょっとくくるとのすれ違いは起こってしまったが、なんにせよくくる案だけではこのまま閉館を待つばかりな気はするので、観光協会側から積極的なアプローチがあることで何か大きなソリューションにつながるかもしれない。

 そして②の方も割と大事で、これまでのらりくらりと仕事への熱意についてはごまかしてきたウミやんだったが、今回女の子との約束を交わしたことで、「がまがまがなくなっては困る」という明確な理由が出来た。これで前回の空也に続いて、くくる精鋭部隊に加わる新たな人材になったと考えることが出来る。まぁ、元からがまがまには愛着を持ってる連中だろうから、実際の効率はそこまで変わらない気もするが……とにかく多方面から「がまがま潰れるな」という信念が湧き上がることは重要である。経営面に関しては今更あがいてもしょうがないので、そういうスピリチュアルな部分で逆転を狙い、あとは根性で押し切るしかないのである。今回のお話、女の子がなんであんなに露骨にウミやんを避けようとしてたのかとか、後から考えるとよく分からん要素が多い気はするのだが、まぁ、そこも根性論で。ほら、婦長が謎のカニセンサーを持ってたわけだし。

 そしてここで、新たな水族館からの刺客が送られてきた。……普通に考えて、おじいががまがまの生き物たちの譲渡先として考えてる第一候補は新しい水族館だよね……くくるの心情を考えると、流石にそっちで働くからがまがまは潰れてもいいよ、ってわけにはいかんよなぁ。でも、観光客が新しい方に行くのは当たり前だしなぁ……この世界の沖縄、水族館は何件あるんだろうな。

 

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「不滅のあなたへ」 6→6

 このタイミングで最終回を迎えるあたりがNHKアニメの自由なところである。確認したら全20話というなんとも半端なような、むしろキリがいいような。まぁ、「第一部完」ってなもんだろうけど。確実に最後までやってくれそうなのもNHKアニメのいいところである。原作がいつ終わるかにもよるけどね。

 さて、そんなわけで無事に幕を閉じた本作だが、正直、かなり面白いアニメだったと思ってる。1回も感想記事あげてないんだけど、「なんか書こうかな……まぁ、忙しいからやめとくか……」と思ったことはかなり多い。一番覚えてるのはグーグーの死の時かな。あれは観ててかなりヘコんだのでねぇ。1話目の時も書いた通り、本当に「これはつらい」を繰り返す作品なので視聴後にとにかくダウナーな気分になるのだが、こうして心動かされるというのは決して嫌な経験ではないのでね。

 「死」は常に物語の中核だ。それは別に今作に限ったことじゃなく、人の生き死には太古の昔からドラマである。そして、そんなドラマの中心である生き死にを、とにかくぎっちり詰め込んで殺しまくるのがこの作品である。フシという存在がオムニバス形式でどんどんいろんな別れと接触して成長していくというデザイン自体が「死」に彩られた物語であり、「つらい」の物語である。ある意味でインスタントな死別劇場になってしまい、死そのものの価値が軽くなる恐れがあるデザインなのだが、幸いにして、今作の「死」はあまり軽くならない。冒頭の少年の死がいきなり辛いし、マーチの死はとても辛い。もちろんグーグーの死はとてもとても辛いし、最終回で見せたピオランの死だって辛さの総決算である。そして、それらの1つ1つの死は、どれも同じではなく、異なった意味を持ち、異なった視点をフシに与えてくれるもの。決して打算で組まれた物語ではなかった。これだけの「つらい」を提供してくれたというだけでも、まずはありがとうだ。

 そうして編まれた物語を肉付けするのがブレインズベースのアニメーション。何かとんでもなく技巧的な部分がある訳ではないのだが、原作でやろうとしていることを丁寧に1つ1つ再現してくれているのだろう。ゆっくりと噛み締めながら物語を追いかけるのにちょうど良いペース配分だった。まぁ、ジャナンダ編だけ、冒頭でちょっと「どないやねん」と思うことはあったけども……全体を見れば瑣末な問題。出来ればこれを機に原作を追ってみたいなぁ、という気にさせてくれるだけの仕上がりになっていたんじゃなかろうか(まぁ、未完なのでまだ読めないけどさ)。

 個人的には上述の通りグーグーの死のエピソード(というかリーンさんとのお別れシーン)がとにかく辛くて一番印象深いのだが、最後に思い切り追い込みかけて突き抜けていったハヤセさんのぶっ壊れヤンデレアマゾネスっぷりも大好きである。イカれ女は大好きなジャンルなんだけど、ここまでまっすぐにぶっ壊れてくれた女は久しぶりに見たかも。今後も事あるごとにフシを苦しめて欲しい。いや、むしろ真実の愛を伝えて欲しい。

 他にも今作で注目したいポイントに「渋くてナイスなキャスト起用」ってのがあって、個人的にマーチ役に引坂理絵ってのがスマッシュヒットだったし、トナリ役が稲川プロだったのもめっちゃ嬉しい。いい仕事すると思ってるんだけどメインに食い込んでることが少ないキャスト、もっと色んなところで見かけたい。

 

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 オイラはドラマーとか、誰がわかんねん、第21話。幼女先輩たちが分かるはずがないし、下手したら親御さんたちの世代だって分からんやろ。あ、おじさんも世代じゃないから分からないよ! ほんとだよ! 純粋に知識だよ!

 最近は放送が飛び飛びなので供給量が著しく減ってしまっているのが残念なのだが、その分、久しぶりに観るミュークルワールドはやはり元気いっぱいで活力とか絶望とか色々なものがもらえる。今回は久しぶりに全編かっ飛ばし気味のハイカロリー回だった気がする。ボケに容赦が無いのは、この世界にツッコミという概念が存在しないから。いや、かろうじて朝陽だけはツッコミのはずなんだけども……最近の朝陽、本当にうらやまポジションで女の子に囲まれてズブズブだからなぁ……。

 考えてみりゃ「夏休みに必死に終わらせた宿題が白紙になる」っていうシチュエーションは、悪夢との対決を主軸に置いてるはずの今作において珍しく「まっとうな悪夢」な気がする。ゆめちゃんたちはすぐに取り戻せちゃうのであんまり焦ってなかったけど、おっちゃんはこの歳になってもいまだに「もう授業が始まったのに課題やってなかった!」みたいな夢を見る人間なので、その恐ろしさはかなり身に沁みる(同様に「一切勉強してないのに試験が始まる」な夢を見ることも多い)。そして、そんなタイムリーな季節ネタをやりつつ、2週間前に終わったはずのゆめちゃんの誕生日をもう一回こするという、時空がどうなってるかよく分からない筋立てだ。久しぶりに登場のアクムー様。だいぶ長いことご無沙汰でおとなしかったと思ったら、なんと独力で夢のマイワールドを建国中だったという。なんかもう、その目標なら応援してあげてもいいんじゃないかと思えるくらいに健気。そりゃアッキーだって協力は惜しまないだろうし、ゆに様たちが加担しているのも、案外「アクムーが別に悪いやつじゃ無いから」なのかもしれない気がしてきた。まぁ、やってること自体は毎回それなりに悪いんだけども。

 いや、でも今回のゆに様は采配も冴え渡っていたし、ボスへの忠誠心がしっかりと表れた良い仕事ぶりだったんじゃなかろうか。何しろ「初めて公開されたアクムーランドをすぐに作戦に活用する」という柔軟さを見せているのだ。こうして持てる武器をフル回転させられるのは素直に軍師の才能ですよ。さらにハウツー本から学んだ心理学までもを応用し、まさかの女児向けアニメでの吊り橋効果を大胆に運用。ちあちゃんのおびき寄せには、衛生面に配慮して常に金属皿で保護しつつたまごボーロを提供するという、現代の衛生事情も考慮した素晴らしい気配りである。もう、立派に独り立ちできると思うよ……まぁ、残念ながらゆめちゃんが絡むとアッキーが機能不全に陥っちゃうせいでパーフェクトとまではいかなかったけど……夏休みの宿題でひーひー言ってるおばか中学生にオイラーの伝記を渡してもなぁ……読んでくれるかなぁ……。

 今日のまとめ:幼児に数学と物理を教えようとするすうちゃん、なんなの。

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 ガチガチにヅカ出身声優で固めてる中にしれっと混ざってる斎賀みつき、第9話。まぁ、あの人は存在がヅカみたいなもんだから……。

 どうにもヅカ特有の文化ってのは謎が多く、今回の年配の「お姉様方」の扱いなんかも不思議な要素が多い。基本的に先輩連中ってのは無条件で敬意の対象となり、予科生なら誰もがその名を知っていて、「あまりの神々しさにムスカっちゃう」くらいの衝撃を受けるものなのか。まぁ、宝塚自体が「西の東大」と言われる狭き門で、そこにわざわざ集ってくる若手は本当に先輩連中に憧れて入ってくるのだろうから、この脈々と続くチェーンが途切れることは無いのだろうが……少年漫画的な文化なら、「その伝統を打ち壊すことです」くらいの破天荒な奴が歴代のどっかにいてもおかしくない気がするんだけどね。多分その素質を史上もっとも持っているのがさらさなんだろうけども……さらさも素直に尊敬の念を表すことに抵抗はないみたいだしなぁ。まぁ、この空間はこれでいいのか。

 で、そんな長い歴史を紡ぐ敬意のチェーンの中でも、今回は珍しい双子新人のお話。双子というモチーフは、本当に扱いやすいというか、分かりやすいお話が出来るよね。何をやったとしても最終的には「双子の神秘」でまとめられて、多少変なところがあったとしても、我々のように双子を持たない普通の人間にはあずかり知らぬ関係性があるのだ。双子を「同じとみているけど立派に別々の個人なのだ」という落とし所で語る話、多分何十何百とみてきていると思うのだが、その度に毎回「自分の隣におんなじ顔でおんなじことする奴がいるという日常、やっぱり怖いよなぁ」と思っちゃうので真剣に観てしまう。私は双子なんかいたらたまったもんじゃないと思うのだが……世間には仲のいい双子も悪い双子もたくさんいるのだろう。とても神秘。

 で、当然この流れで行き着くのは中の人の話なのだが、申し訳ないことに私はあんまり触れる機会がないせいで松田姉妹のパーソナリティ部分ってあんまり知らないのよね……当然、見分けられないし聞き分けられないのである。すまん、でも、やっぱこうしてじゃんじゃか双子役のオファーが来るあたりは純粋に武器として活用できてるよな、とは思う。そして、上で書いた通りに「双子も両方とも別々の個人なのだ」ということは理解しつつも、いざオーディションになったら単品の役だとどっちに振ったらいいかよく分からん。紅華の先生方は、いったいどういう理由で去年千秋の方だけ落とすっていう判断になったんでしょうね……やっぱりなんか違う部分があったんかなぁ……。今期だと「チート薬師」の犬っこが松田姉の役で「こっちは姉単品か」と思ってたんだけどきっちりゲストキャラで妹も出てきてた。謎だ。(相変わらず役と中の人の情報をごっちゃにしてお送りしています)

 まぁ、とにもかくにも仲直り出来てよかったですね、というお話でしたとさ。二人ワンセットになるので扱いも他のキャラの半分の時間で終わってしまうってのも双子キャラの宿命。余った時間は杉本さんの鼻血などをお楽しみください。

 それにしても、完全に「実家」になってしまった愛ちゃんの強さよ……。毎話髪型が変わっていくヒロイン、あまりに自由すぎて素敵。「髪型が変わるヒロインが好き」は事あるごとに言ってる話なのだが、こうして毎週髪型が変わるっていうこと自体をパーソナリティにしてしまうってのも面白いな。ハルヒか。

 

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 怒涛の展開にワロタ、第8話。まぁ、途中まではある意味必然ではあるのだが……ラストのところは「大丈夫か?」ってなりますよね。何が面白いって、よりによってこの話のコンテ切ってるのが川口敬一郎なのよ。そう、現在絶賛放送中の「ひぐらし」の監督のね。そりゃ沙都子も壊れるわ。

 というわけで、オヤシロ様の祟りでリメイク失敗した、という展開でした。考えてみりゃこの展開はタイムパラドクスを考えるまでもなく必然であり、私も振り返ったら新番チェックの時点で「お前が介入した時点で崩壊するぞ」という未来は予見しており、まさに「そうなれば、そうなるやろ」という話であった。まぁ、いささか貫之のメンタルは弱いんじゃねぇかという気はするが……でも、あんだけ精神的に追い詰められた状態で袋叩きにされちゃ、そういう結論に至ってもしょうがないとは思うよなぁ。

 さて、見事にリメイクできなかった恭也だが……ここからどうなるんだろう。まさかの再度リープでいきなりしのあきエンドになるという訳のわからない展開を見せたが、当然それで終わるわけにもいかない。また過去にリープしちゃったらもう完全にリゼロ世界線になってしまうわけで、流石にその展開はもう許容されない気もする。そもそも最初に1回飛んでる理由も分からないわけで、ここに設定をさらに盛ってしまっても……これ以上のご都合主義があるかよ、って話になるよな。鍵を握っているとしたら、雨の中打ちひしがれていた恭也に死の宣告を告げに来たそらそら先輩(名前覚えてないや)が何者なのか、っていう話。流石にあの演出だと人智の埒外の存在でないといけない気がするのだが、なんかもう、どんどんファンタジー世界線が広がっている。これが8話目ってことは……やっぱもう1リープかぁ?

 

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 はい2週目。正直、2週目3週目は行くかどうか迷ってた部分はある。なにせ主目的はアンコール部分なわけで、わずか10分弱のために2000円×2回を支払うってのもどうなの、って話で。加えて先週と来週はリアルライブもあるし……色々と入り用なご時世である。でもまぁ、せっかくの企画なのだし、観なかったら観なかったで後悔することになるだろうし……しない後悔よりする後悔だろ、ということで行ってきました。そして結論から書いとくと、全く後悔には値しません。いや、考えてみりゃライブって2回目でも普通に楽しいわ。多分1回目とおんなじところでもっかい涙ぐんでたわ。おっさんはちょろいのでね。いやぁ、いいライブだなぁ(2回目)。もちろん、アンコール部分が期待以上だったことも含めての満足いく仕上がり。来週のライブの前哨戦としてもちょうどいいや。

 

<ネタバレとか、もう気にしなくてもいいかな>

 


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Thraxi
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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