最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
キャストロールも国際色豊か、第11話。残念ながらフランス語とか中国語のキャストに関してはそれがうまいのか下手なのかさっぱりわからんな……。ローランとシンシア、フランス語話す時だけ露骨に声質が変わるの笑ってしまう。 アメリカ・シンガポールと渡り、次なる舞台はフランス。タイトルが「Snow of London」なのでややこしいのだが、絵画という芸術をテーマとした謀略戦が、芸術の国を舞台に繰り広げられる。飛行機レースは詐欺のテーマとしてはちょっとわかりにくかったが、絵の価値を高めたり落としたりといった詐欺行為はいかにもなテーマなので、今回は分かりやすくどんでん返しを連発する展開が期待できるんじゃなかろうか。「ギャラリーフェイク」みたいなお話だと思えばいいわけだしね。1話目からいきなり想定外の方向に進んだので、今までのお話の中でもつかみは一番面白い。ちなみに、11話目から新章突入ってことでどういうシリーズ構成になってるのかと思ったけど、どうやら3つのストーリーが5話ずつで15話っていう構成になってるらしい。相変わらず、配信アニメだと自由に枠が作れて良いわね。いや、それならバキとかも好きなようにやれたんじゃねぇかって気もするんだけど、一応13話基準のシーズン区切りを意識するのって、やっぱり最終的に地上波で放送することを前提にしてるからなんですかね? さておき、シンガポールの主人公がアビーだったとするなら、今回はどうやらシンシアが中心になるようだ。もちろん事の発端はエダマメからだが、ローランとの絡みを嫌がっていた彼もいきなりの失敗でローランを引き寄せて「いつもの面子」が集まってしまった。一応今回はエダマメが「依頼主」みたいな形になってはいるが……最終的にはお世話になった小さな下宿屋に心ばかりのお礼をすることが目的なので、数億ドルやらなんやらという大仰なお話ではなく、こじんまりとした結末を迎えて欲しいという気持ちもあるな。ぶっちゃけ、エダマメだけじゃなくて他の連中だってもう一生働かなくても食えるくらいの稼ぎはあっただろ。 個人的に嬉しかったのは、アビーの様子が随分変わっていたところ。エダマメに対する態度も随分柔らかくなっていたし、表情や振る舞いなど、全体的に角が取れて丸くなっている。再会した時の様子からすると、彼女が前に言っていた通りに、一仕事を終えてからは一人で好きなように生きているのだろう。ローランたちとは本当にビジネス上での関係なだけで、彼女自身は生粋の詐欺師ってわけじゃないしね。そのまま祖国で幸せに過ごしてほしい気持ちもあるのだが、「暇つぶし」感覚でこうやって詐欺の片棒を担ぎにくるあたり、倫理的な部分はあまり褒められたものではないようだ。 そして、倫理観という部分で一番ポンコツなのはやっぱりシンシアなのだろう。今回のターゲットとは過去に因縁があるようで、エダマメの計画の尻馬に乗るというか、率先して悪い方に引っ張るような動きを見せて完全に私怨の解消を狙っている。どうしても、一味の中で一番危なっかしいのがシンシアのような気がするので、彼女が活気付くとよくない予感しかしないのだが……さて、どうなりますことやら。
PR 色々シュール、第11話。カブラギさんがデカダンスコアに埋め込まれてくるくるしていくところ、どこまでが本気でどっからがギャグなのかよくわかんねぇな。 およそ予想通りの展開にはなっているか。システム側からしたら別にデカダンスを保全する必要もないから、いざとなれば廃棄になるよね、っていうところまでは読んでいた部分だが、まさか、成長したバグ(オメガ)がシステム側にまで介入するほどの超パワーを手にいれるとは思わなかった。いや、なんだその無茶な成長は。ポリゴンピクチュアズ版のゴジラも真っ青な放射熱線を吐き出し、およそ視認不可能と思われるターゲットに先制攻撃を見舞った。あれはもう、どう考えても相手側の兵器がそこにあると把握していなければできない狙撃である。おそらく熱源感知とかそういう文脈の機能なのだろうが、もともとがうさぎくらいの大きさだった地上生まれのバグが、いきなり大気圏を飛び越えての感知&反撃を見舞えるようになるってのは、流石に進化というにもやりすぎじゃなかろうか。実際にそれができてしまったということは、つまりもともとガドルの「遺伝子」にはそれくらいのポテンシャルがあったということなのだろう。本来ならばそれをシステム側で管理して、ユーザーのレベルアップに合わせてステータス強化していくのが正しいゲーム運営なのだろうけど……タガが外れて、いきなりレベルマックス状態のチートボスが出現してしまったと。まぁ、いくらチートでも「ゲームがシステムに攻撃する」ところまで設定してるのは問題ありすぎだけどね。 とにかく、そんな奇跡の大進化を遂げたオメガに対し、デカダンスは蟷螂の斧。ゲームが成立するはずもなく、システム側はさっさとクローズを決定。その瞬間にフギンさんが退場しちゃったのって、あれは「フギンはデカダンスの管理保全のためのシステム」っていうことだったんでしょうかね。ってことは入れ替わった奴はシステム内でより高位の管理者ってことになる。ゲームの内容なんて一切考えずにクローズ&デリートを速やかに決定させられるくらいに。 まぁ、クローズしたところでサイボーグ連中はログアウトすればおしまい(もう一回オメガが大気圏越えのポテンシャルを発揮すればわからんが)。しかし、そうなったらタンカーたちはどうなるのか。「また新しく始めればいいじゃないの」と言ってたところを見ると、おそらく現在デカダンスで管理されているタンカー以外にも、少なくとも人間の遺伝子データとか復旧のための手立てはどこかに保管されてるんだろうね。今のデカダンスがまとめて潰されても、人間なんてちょっといじってやればまたすぐ増えるだろうって寸法だ。そして当然、この状況で地球に降りているサイボーグなんてものはバグだから放っておいてもいい。その2つは、オメガと一緒に消えてくださいという。 この2つを守ることを使命としたカブラギさんの選択は、「コアをデカダンスと結んで再起動すること」である。うーむ、そもそもデカダンスのパンチが効かなかったところから話が始まってるはずなのだが……今更それを復旧させる意味ってあるのかしら。まぁ、システムが見放した時点で、地球上の最大戦力がデカダンスなのは間違いないが、それが効くならわざわざこんな事態にならなかったわけでねぇ……。何か考えはあるのかしら。ミナト司令までそんなカブラギさんの熱気にあてられてしまって、もうどうにも止まらない青春の衝動。まぁ、きっと愛が奇跡を起こすのだろう。そして、またいざとなったらジルがなんとかしてくれるかもしれない。ドラえもんのような女である。
「無限の住人-IMMORTAL-」 5→6 一応今期終了作品の1つ目と言えるのだが、例によってネトフリ地上波降りアニメなので今期作品と言っていいものかどうかは微妙。今後はこういうシーズンにとらわれない作品展開が増えていくだろうし、どうしたものかとはちょっと考えなきゃいけないところである。 さておき、そうして終わった作品だが、いつも通りの反省すべき点がある。反省するのは作品の方ではなくて私の視聴体制の方で、ぶっちゃけ、途中あたりで少し心が離れてしまった時期があったのだ。今作はなんというか、非常にクセの強い作品に違いない。元々沙村作品なので一筋縄ではいかんだろ、という心構えはあったつもりなのだが、序盤は割と1話完結の小話が多く、「まぁ、結局不死の主人公っていう時点でチートだし、毎週変な敵が出てきて斬っていくだけの話なんかなぁ」と思って観ていたら、ちょっと油断が生まれていわゆる「ながら見」の状態に移ってしまっていた。ネトフリ作品だからリアルタイムでの感想を持つことを軽んじてしまったことも反省点かもしれない(そういう意味で、やはり私のアニメ視聴は感想を書くところまででワンセットにしなければいけないのだ)。 そうして少し目を離すと、今作はこちらが意図しない方向にヌルッと動いている。これだけ有名な作品なのだ。その辺のなろう系作品と同じような単純な筋立てだと思って観てはいけない。あっという間に人間関係がもつれて、「今何が起こってるんだ?」というのが分かりにくくなった。割と序盤から伏線を張ってキャラが動いてることもあり、やはり細かい要素を取りこぼしてしまうと、それは加速度的に損失を広げていく。そういう意味で、視聴にかなり失敗してしまったのは大いに反省するところである(コイツ、しょっちゅう反省してるな)。まぁ、そうして反省してるということは、「多分、これもっとちゃんと見とけばもっと面白くなったやろな」という結論になっているということ。 ネトフリアニメってのは予算があるらしいのだがそこまでびっくりするような映像展開があるというわけではなく、今作も作画的に安定はしていたものの、グロシーンは露骨な規制が入ってしまったり、そこまで手放しで褒めるような映像の作品ではない。ただ、そうして制約が多い中で、沙村広明の非常に癖の強い作劇をなんとかアニメの流れの中に落としこもうとして色々と実験的な演出を取り込んでいたのは間違いない。まぁ、おかげでさらに適当に見てたら分かりにくい要素は増えてしまったのだが、ちゃんと原作の特異性を取りこぼさずに再現しようとする製作姿勢は正しいものだったと思う。「原作ありアニメ」をちゃんとアニメたらしめる努力が見えるというのは、それだけでも評価の対象になる。あとはまぁ、そうして築き上げた「沙村ワールド」が合うか合わないか。私はとにかくこの人の描く女性像が好きでね。「波よ聞いてくれ」もそうだったけど、本当に図太い女ばっかりで見ていて気持ちが良い。元々ギャグ漫画のあのテンションがぴったりかなーと思っていたのでこういうシリアスな作品だとどう映るかは不安もあったのだが、シリアスとは言っても今作はイカレ野郎だらけのクレイジーシリアス。そんなイカレ野郎の中でも力強く生きている女性たちを見るだけでも元気がもらえる気がした。絶対に書かなくてもいいことだが、当然私の最推しは槇絵さんである。こんなに純度の高い桑島キャラはなかなかいない。「最強」「どっか壊れてる」「ヤンデレに両足突っ込んでるレベルの純愛」「色気しかない」「そして死ぬ」。100点満点中1212点です。 男性キャラもアカン奴しかおらんかったけど、CVの妙も含めるならベストは尸良さんかなぁ。こういうキャラが縦横無尽に駆け回ることができた2クールっていうだけでも、その刺激の量は充分伝わるだろう。どのキャラクターも(良くも悪くも)人生がハツラツとしていて、こんだけ死んでるのに無駄な死に様ってのがあんまり無いのが良い。元々「不死身」を描いた作品なんてどうやっていじるんだよ、って思ってただけに、「いや、そこまで掘り下げろとは頼んで無いが……」っていうくらい徹底してその「不死性」をフィーチャーした作品作りが成立してるあたり、やっぱりその辺のチートキャラを転がすだけの作品とは違うな、という貫禄を感じた。今度、機会があればちゃんと原作を読んでみないとな、とは思いました。 こういうアニメがじっくり作れるなら、ネトフリみたいな別方向からのアニメ製作の土壌が培われるのは大歓迎だねぇ。
情熱大陸か、第10話。大手術に至るまでになんで別エピソード挟むんだろう、と思ってたら、なるほど、手術道具の開発者のお話ね……一応体調不良の「患者」は出てきたけど、相変わらず症状が軽いっていう……。 しかし、今回はず〜っとサイクロプスの生態について考え続けてたらあっという間に終わってしまった。単眼族がいること自体は別に良いのだが(まぁ、蜘蛛の目と人間の目の数の差に比べれば大差ないですからね)、その種族がどうにも現代社会で生きにくそうにしているのがかわいそうである。「目はいいんだけど遠近感が掴みにくい」とか、「目はいいんだけど動くものを見るとすぐ酔う」とか、長所をすぐにデメリットで消してしまう生き様がなんだかかわいそう。そりゃ自虐キャラにもなろうってもんだ(「レビュアーズ」でも自己承認度が低かったよなぁ)。まー、ああやって工房に多数のサイクロプスがいたことを考えれば、その目の精度のおかげで手工業でなら職人に向いてるってことなのだろうけど。これが機械制になってくるとどんどん厳しくなりそうで不憫だ。いつの時代もこういう職人芸は残っていくことになると思うのだけど、アラクネ族とかの棲み分けがどうなっていくのかが気になるところだ。 他にも、「元々の生態的な意義を考えたらその眉毛おかしくね?」って思いながらずっと見てたんだけど、まさか最後に自分から眉毛をいじってくるとは思わなかった。「目を保護するのが目的なんだったら、(人間における)片目の方に寄ってるのはおかしいのでは……って思ったら、自ら「偏ってるんですよ〜」って申告してきた。いや、親方の眉毛も同じように偏ってたぞ。あれって自分で手入れした結果なんですかね? 他にも「火花が飛ぶ危険性の高い工房にあの目のサイズは死活問題じゃね?」とか、「そもそも危険の多い工房で働く服としておかしくね?」とか色々出てきたんだけど、まぁ、この世界は元から色々おかしいんだから、ディティールを気にしていては角を矯めて牛を殺す結果になりかねない。むしろそういう部分はおおらかに受け止めて、細かい「異種族もの」のテイストを味わうのが正しい見方であろう。個人的に気に入ってるのは、そんな風に遠近感に欠けて一点集中で見つめちゃうメメちゃんに対して、目の数が数倍も違うアラーニャさんの視界の広さがこっそり描写されてる部分。後ろを歩いてきたサーフェのお茶を振り返りもせずに受け取れたのって、あれは蜘蛛の目が後ろにも効いてることの表れなのよね。 そんなわけで、それぞれの種族が個性を活かしながら、自分たちの分野で頑張っている。来るべき大手術に向けてクトゥリフ先生も少しずつ準備を進めているが、さて、触手ってどれくらいの周期で生え変わったりするんでしょう。そしてどんな味がするんでしょう。自分の恩師の足をかじれって言われたグレン医師はどんな気持ちなのか……まぁ、昔からずっと同じようなやり取りをしてるから慣れちゃってるんだろうけど。先生から教育されて触手をかじることに抵抗がなくなり、寝ぼけてうっかりサーフェの尻尾を噛んじゃうグレン医師とか良いかもしれませんね。サーフェさんもそういう設定なら喜んで受け入れてくれそう。今回も嫉妬するのに忙しかったサーフェだが、そろそろグレン先生がそういうところで一切心配する必要が無いのだっていうのは理解してほしいもんである。まぁ、今回のメメちゃんの場合、目以上にでかいものがあったので、その部分は不安もあったかもしれないが……いや、でもサーフェも十分でかいんだよな(アラーニャもでかければクトゥリフ先生だってでかいぞ。助けてルララちゃん!)。おっぱいぐりぐりされても顔色ひとつ変えずに注意する主人公、現代アニメだとレアすぎる。 さて、そんなサイクロプス成長物語を挟みつつ、いよいよ次回がクライマックスとなりますか。問題は竜闘女様をどうやって説得するかだが……もう方策は考えてるっぽいわね。 ゆに様ですら永遠の夏休みが終わったというのに俺ときたら……第20話。永遠に求められない夏休みも辛いもんだにゅい。ほんとゆに様は正しいことしか言わないにゅい。明日から、明日から頑張るにゅい……。 正直、以前ねねが増えた時点で「こんなもん、画面の映像情報の量だけでもパンクするんじゃねぇの?」と心配になったものだが、まだまだこんなもんじゃおわらねぇ。まだネコが増えるんだ。れいくんは初の男の子(っぽい)キャラ。そしてCVがダルイゼン。こないだシンドイーネさんが出撃してきてたし、確実にこの街はビョーゲンズに侵食されている。これでグアイワルが来れば完璧だな、って思ったけど、番組のカラー的にグアイワルは来ない気がする。むしろバテテモーダはワンチャンあるか。いや、知らんけど。とにかくまた1体キャラが増えて世界観が渋滞起こしてんのは間違いない。 でも大丈夫だ、この世は無情、数多のキャラクターは刹那的な消費の激流に流されていく。せっかく当て馬として登場した森村さんだったが、朝陽が不自由な二択で苦し紛れの返答を頑張った結果、わずか2週で撃沈。んなアホな。もうちょい頑張ってくれ。いや、今回のことはどう考えたって友達の子(ミカ)が悪いんだけど……なんやあのアホ毛指は。あいつがおらんかったら森村さんはなかなか告白まで踏み込めなかっただろうけど、ロングスパンでの関係構築には成功したかも知れんのに。まー、森村さんも思いっきり切り替えてたみたいだし、後の事考えたらこれがベストの形なんだけどねー。さすが幼女向けアニメ、ドロドロ三角関係で長い事引っ張ったりはしないのだ。これを見た幼女たちは、将来的にもダラダラと引っ張らずに切り替えて男を探すようになれるな!(如何かと思う) こうして、当て馬で適度にお互いのことが意識できるようになったゆめと朝陽だったが、そこに余計なまでの後押しをする刺客として差し向けられたのが新キャラのれい君だ。いや、なんの目的で地上に降りたかはさっぱり分からんけど。そもそもお空の上のドリーミーキングダムに王家があるのかどうかも分からんけど。でも、女王様は間違いなくいるんだよな。女王様とれい君は関係者なのだろうか。絶対違うよなぁ。人間型の王家とネコ型の王家が並立してる政治体制なのかもしれんな。正直、そんなこと考える意味は一切ないのだろうけど、今作に関しては妙なところにあとあとの伏線貼られてるんじゃねぇかって余計なことを気にしてしまう。最悪、今回れい君が朝陽に言った「君も選ばれし王子だ」が伏線だったらどうしようってちょっと心配してる。そうなると、朝陽のママさんも女王ってことになるのだがCVだけで考えれば女王でもおかしくないんですよ(どっちかっていうと魔女だが)。もうダメだ、ただでさえ処理案件が多いのに余計なことしか考えられねぇ。 伏線といえば、個人的には勝手に「伏線であってほしいなぁ」と思うのはときわちゃんの「恋愛してみたいなぁ」発言ですね。彼女は想像以上の脳筋だったので多分そういうことは現時点で一切考えてないと思うが、43話くらいで「ときわちゃんの初恋」っていうエピソードが挟まったらドキドキしません? 出会いの場はスポーツジムとかでいいんじゃないでしょうかね。他にも意味深に登場を匂わせることこ先輩の新メカとか、なんで今作は気になる要素がダラダラと垂れ流されているのでしょう。マジで勘弁してくれ。 ちなみに一番勘弁して欲しかったのはラストの夢占いでした。先生、私未だに、学生時代の「やべぇ、宿題終わってねぇ」とか「テストの対策してねぇ」みたいな夢を見ることがあるんですけど……さっさと仕事を終わらせるみゃ。…………どの仕事でしょうか……。
沢さん?!?!?! 第17話。この人、ホンマにどこまで……。風林中、変なところに隠し球多すぎ。 まー、相楽の反応を見れば、おそらく肩痛めたりしてピッチャーやめたんやろな、っていうのは想像できるけど、ショートリリーフでへばった千里が1イニングぽっきりだったのに対し、すでに沢さんは2イニングを抑えてしまった。もう、ワンポイントでいいからちゃんとピッチャーとして登録しておこう。最悪打者1人相手に使って下げるとかでも充分強いと思うぞ。大吾は全く知らなかったからそんなアイディアは思いつくわけもなかったのだが、前のイニングの相楽の突発的ハッスルによって沢さんにも何か変化があったのだろう。今まで黙ってきたその封じ手を、沢さん自ら明かすこととなった。これも何かが伝染した結果だと思えば、色んな人に感謝せねばなるまい。こうして沢さんが真面目モードになっちゃうと、相対的に一番適当に見えるのが千里になるっていう……こいつ、ほんとに藤井の娘か?(よっぽど箱入りで育てられたか?) しかし、沢さんの覚醒があったとしてもあくまで相手の攻撃をなんとかしのげるだけ。未だ残る3点という点差をどうにもしようがない。そりゃな、この打線は基本的に穴だらけなわけでな。まぁ、相手側にしても「ミチル案外打たれてるやんけ……」とは思うけど。今回は沢さんに軽くヒットを打たれ、さらにアニータもきっちり打ち返せている。なるほどリトル出身者は充分強い。そして、リトルで出てきた人間にぽんぽん打たれてるってことは、残念ながらミチルちゃんはそこまで上を狙えなかったということにもなるので……なんか色々残酷だ。まぁ、大吾くらいなら抑えらることを考えると、軟式はやっぱりちょうどいいのかもしれない。 結局追い詰められる風林。しかし、最後の望みをつないだのはなんと睦子。これこそ女の維持と維持のぶつかり合いか。次回予告を見る限りでは、どうやらこのまま沢さんまではつながってしまう様子(千里は相変わらずうまいことやってんな)。女の戦いばかりがクローズアップされて、大吾にはしっかりしてもらわなきゃいけない、と思ってるところでいよいよおとさん登場。いや、登場したところでどうなるもんでもないが。あ、今週も仁科は元気でした。
リーダーめっちゃしゃべりよるやん、第23話。もう、中の人は2ヶ月分くらいの仕事を一気にこなしたんじゃなかろうか。兎にも角にも、スカベンジャーの最大の見せ場である。 本当に両極端な作品で、リーダーが演じた戦いだって、本当に生きるか死ぬかという意味での「死闘」だった。だけどそれはどこか冗談めいたところがあり、ギャグをベースにトントンと転がるコメディ路線。そしてリーダーの戦いの果てに訪れたのは、科学の生み出した巨大な化け物と天下のレベル5の怪獣大決戦。このミクロからマクロへの振りのギャップが凄まじい。これを1本のシナリオの中にまとめ上げるとなると結構なバランス感覚が求められることになるだろう。もしかしたら今回コンテ演出がどっちも3人ずつで分配されていたのは、パートごとに担当を変えての緩急を生み出していたのかもしれない。ゴジラパートだけでも見せ方に色々とやり方はあるもんな。 改めて、今回は放送時間の半分くらいしゃべり続けてたんじゃねぇかっていうリーダーの声を聞いていると、頭の中のイメージよりも随分優しい印象がある。藤田茜ボイスはもちろんどこかやんちゃな要素を作ってはいるのだろうが、まんまショタな印象の外見やアウトローな考え方からイメージされる声よりもいくらか穏やかである。チームの他3人が突き抜けたキャラなので、リーダーは緩衝役としてこれくらいの性格の方がまとまりがいいってことなんだろうな。考えてみりゃ、今は落ちぶれてるとは言っても一応は暗部でのし上がったチームであり、ナルや清ヶといった問題児を抱えながらも仕事をこなしていたことを考えるなら、やっぱりリーダーの才気と人柄はなかなかのものなのである。一応データを調べたら能力としてはレベル3らしいのだが、彼女の能力、割と汎用性も影響力もでかいので、環境次第ではまっすぐに未来を担う人材になってたのかもね。 今回はやっくんに出番が回ってきたが、純正戦闘要員のナル・清ヶと組み合わせてのチームバランスも割と良いのである。個人的にお気に入りなのは今回契約現場から退散するときに乗ってた謎の乗り物で、あれってナルが紙で造形して、清ヶが摩擦をなくして、最後に薬丸の起爆で推進力を得るっていう、(リーダーを除く)全員がいないと使えない乗り物なのよね。もちろん、リーダーの発案で生み出されたチームワークの賜物なんだろう。そういうところに、語られざる絆みたいなのが感じられるのがとても好き。リーダーの戦いぶり、実に立派でございました。ひとまずお疲れ様です(まだ出番終わってないけどね!)。 そして、一応は対立組織でもある暗部の活躍を中心に描かれながらも、一切好感度を落とさないのが我らが御坂美琴。今回も彼女のまっすぐな性格がリーダーの胸を打って後の展開に影響を与えていますからね。なんだかんだでうまく行ってる食蜂との関係性も含めて(リーダーの妄想内の百合構図も含めて!)彼女は本当に人間関係には恵まれていて、その中でまっすぐに育っているのが実に眩しい。あんだけ人知を超えたチート能力持ってんのに、御坂さんってありえないくらい常識的なセンスの持ち主なのよねぇ。まぁ、自販機蹴ってたりはしたけど……。おそらくそこに影響を与えている一人が黒子なんだろうなぁ。 そして、そんなミラクルヒロイン御坂美琴(CV佐藤利奈)といよいよぶつかります、質量の化け物ドッペルゲンガー(CV種﨑敦美)。この2人をメインにしてド迫力の巨大戦が展開されるなんて誰が考えるだろうか。圧倒的俺得空間。ドッペル合成体のデザインとCGの作り込み、流石に気合い入ってて「劇場版レベル」になってたのすごい。来週はほぼ全編巨大戦になるはずなのだが……作画力は大丈夫かしらぁ。
そんなんありかよ、第10話。まー、落とし所としては非常に綺麗ではあったが……このレース、割といろんなところでガバガバだな……。 気になるのは、ローランがどこまで読み切って今回のヤマを作っていたのかということ。相変わらず飄々としているのでよく分からないが、今回の件は本当に綱渡りの連続で、どこかでちょっとでもタイミングがずれていたら水泡に帰す代物だった。サムという人物がどのように動き、それを見たエダマメたち構成員がどのように行動するか。特に今回はルイス(とアビー)という非常に直情的で謀略に向かない連中が因子として組み込まれており、そのあたりが暴走したら一巻の終わりになっていた可能性もあるだろう。まぁ、そういう不測の事態に対応できるようにしたからこそのギリギリのスケジュールだったのだろうが……。 これまでの動きを見れば、ルイスが最後に代打を務めることはほぼ決定していたのだろう。そうでなければわざわざローランがルイスを呼んでくる意味もないわけだし、アビーは決勝に挑む緊張感も感じさせていなかったので、おそらく事前にルイスに代わることは承諾していた。しかし、普通レースイベントでそんなことが許されるはずもない。カメラの存在だってあるのだし、何より運営はサムの息のかかった連中が担当しているのだ。むしろ、これまでローラン側がやってきたように、事前にサムがアビー側の飛行機に何かを仕掛けたりする恐れだってあった。そんな中で、ぬけぬけと替え玉が実現してしまったのは本当に謎である。よっぽどサムが熱くなって現場が見えないようになっていると読んでいない限りは打てない手だっただろう。サムは登場後は割とクレバーなキャラで見せていたはずなのに、250万を失ったあたりでどんどん頭に血が上って冷静な判断ができなくなってたよな……そこまでがローランの仕込みなのだとしたら、もうラプラスの悪魔なんじゃねぇかな。 一応、シナリオ上の満足感があるとすれば、サムはとにかくけちょんけちょんにされてしまったが、弟のクラークは長年の夢を叶えて、一応の満足を得られたことであろうか。もちろん、大損害を受けた兄のとばっちりでこれからの人生は今までとは全く違うものになってしまうだろうが、案外クラークは兄のやらかしはどこかで覚悟していたかもしれない。彼の人柄で、また一からやり直すことができるだろうか。 そして、アビーの物語にも一応のけじめをつけることはできた。ルイスとの関係性がそんなに簡単に解消するとも思えないが、少なくともエダマメとの友情は少し深まっただろうし、ローランの金儲けだけでなく、パイロットたちのプライドをかけた一戦に直接触れて、何か感じられるものもあっただろう。次の事件でアビーがどのような関わり方になるかは分からないが、今後は少しエダマメに対して優しくなってくれればいいかな。 まぁ、あのまんまのファッキン少女でも可愛いからいいんだけどね。
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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