最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
このタイミングで衣装コンテスト? 第31話。締め切りが12月中頃で、「受賞作の洋服は作中でゆめちゃんが着てくれるよ」とのことなので、製作スケジュールを考えると春頃がギリギリのはず。今作は1年4クールだと思われるのだが……果たしてどうなる?? さておき、なんとストレートなデート回。そのくせ、今作始まって以来のドキドキスリリングでヒリついた空気が感じられるのはだいたい杉山のせい。いやぁ、薄皮を剥ぐように少しずつその生態に迫っている杉山先輩。ラスボスっぽさはありつつも、絶対にこの朝の時間を不愉快にしないようにってんで最大限に配慮した行動してるあたりがナチュラルジェントル。れい君や朝陽はやっぱり先輩を見本にしたらいいと思うよ。ゆに様に対する態度も毎度のことながら気配りがあるし、こんなおやびんなら確かにゆに様だって頑張れる。そして、これまで「杉山先輩の隣の部屋」という謎空間があり、両親の発言からほのめかされていた杉山先輩の兄弟の存在がいよいよ明言された。兄か弟かはこれまで不明だったが、正式に弟であることが判明。そして、おそらく「隣の開かずの部屋」はその弟さんがいる部屋なのだと思われる。確かご両親が「うちの子たちはみんな良い子」的な発言をしていたはずなので引きこもりなどの問題を抱えているとは思われないのだが、一体何が理由でここまでひた隠しにされているのだろうか。両親に後ろ暗いところがないのなら、別にどこかで登場してもおかしくはないだろうし、少なくとも幼馴染の百合先輩なら知ってるはずなのだが……。一番ありそうなのは、病気とかが理由で単に部屋から出られないってくらいかなぁ。でも、それで部屋に鍵かけてるのは意味がわからんなぁ……こんだけシリアスを避け続ける作品なので、闇が深かった場合が怖くてしょうがないのじゃ。 まぁ、とりあえずそういう問題は先にとっといて、今回は素直に「おめかししたゆめちゃん、可愛くない?」という部分をクローズアップしたい。普段はいろんなところでポンコツなゆめちゃんであるが、考えてみりゃこんだけまっすぐで快活な女子中学生である。可愛くなろうと意識して可愛くならないはずがない。しかもバックアップにつくのはその道のプロであるまいら先生。こちらも珍しくモデルとしての本領発揮。いささかお節介すぎるきらいはある気がするが、ゆめちゃんは全てを感謝とともに受け入れているのでこれだけの過干渉でもベストの形か。ときわちゃんも「面白そうだから一緒に応援するぞ」だし、ことこ先輩はきっと「後学のために見てる」なのだろう。科学者キャラにありがちな世間とのズレみたいなものがなくて純然たる完璧超人なことこ先輩ずるいよな。 おしゃれな衣装で着飾り、可愛くなったゆめちゃんがドギマギしながらも初デートでは気遣いを忘れず、秘密任務である百合先輩の依頼を果たそうと奮戦する様子も健気。のらりくらりとかわす杉山に対し、ゆめちゃんは何を思っただろうか。いや、絶対大したこと考えてないんだろうけど、ここまで肉薄したら、そろそろ杉山先輩のどこかがおかしいことには気づいてもいい頃かもしれない。問題は、それが悪夢の国と結びつくかどうかってことなんだが……多分、露見するとしたらゆに様からじゃないかなぁ……。 常に向上心を忘れないゆに様は、前回の反省を元にきゅうちゃん対策を整えてのリベンジ。成功したかに思われたが……ダメだったつぎ……。いや、でもつぎはぎの薄さを利用すれば玄関のロックは乗り越えられるということがわかったのだから、あとはチャンスを見ての窃盗行為はいくらでも可能だよね。手っ取り早いのはゆめちゃんがきゅうちゃんの散歩に出たタイミングで寝室を襲うのがベストなのだろうが、果たしてゆに様はそれに気づくだろうか?(気づいちゃダメだよね) 今週もどりーみーげきじょうがあったわけですが、やはり意味はわからずじまい……意味なんて、ないんや……。
PR 犬丸くん、アンラッキーな人生なのにどこかついてる、第7話。いや、もう現状でラッキーもクソもないのだが……ギリギリで自分も生きてるし、ギリギリで周りの大切な人たちも案外生きてる。今回の流れだとまるでモンスターが味方みたいにも見えちゃうけどな。 だいぶ混迷を極めてきたので、正直あとは黙って見守るしかないかな、みたいな気持ちになっている。そもそも「フリーレンの炎」っていう重要(っぽい)ワードが何を意味してるのかもよくわかってないのでな。一応、話の流れからするに魔のものに関するエネルギー溜まりみたいなものなのかな? でも、そこからモンスターが湧き上がるってわけでもなさそうだし……まぁ、とにかく帝国が忌み嫌う何かということなんだろう。さらに王族の皆さんも裏で何かやってるんだかやってないんだか。今回メインで出てきてたおばちゃんって前に「議員」って言われてた人よね。その人が、何かモンスターがらみの良からぬプロジェクトの中心にいて、王様はそれを知った上で推し進めている? うーむ、王様に至っては初登場だしなぁ……。王妃様が身ごもってるらしいんだけど、この状況下での妊娠って、なんか怖い意味を想像する以外になくない? 一応、朗報……ともいえないレベルの朗報としては、ようやくイヌマエルが妹の所在を認識した。割と話がわかる適当な方の軍人であるコンラッドが最初に接触できたおかげで、割と無理なく軍部側の情報がもらえたのはラッキー。これ、最初にレオと接触してたらどうなってたかな。レオも割と軍の姿勢には懐疑的になっているので、イヌマエルの話くらいは聞いてくれたか? いや、でも先輩の仇ってポジションは変わらないからなぁ。本人も「俺が殺しちゃった」って認識してるし。イヌマエル、悪いこと考えてないのに悪いことやっちゃってるから立場が難しい。そんで悪いことしまくりのヘルマンに迫られてるのでさらに難しい。結局、このアニメのラスボスはヘルマンになるんでしょうかね?
○「虫籠のカガステル」 5 まず、何故こんな時期に新番チェックやねん、という話からしておくと、本作は例によってNetflixによる配信アニメとして製作されたものである。確認したら配信は今年の2月。私は基本的に「テレビで視聴可能なアニメのみをフォローする」という制限を設けており、Netflixも観ようとは思わないのでこれを自然にスルー。そのまま放置の可能性もあったが、このタイミングでAT-Xでの放送が始まったために視聴が可能となり、「テレビで視聴可能であれば観なければいけない」という誓約の下での視聴と相成ったわけである。引き続き、こういう変則スケジュールでのアニメ視聴が増えていきそう。今作は厳密には2019年度作品になってしまうので、今年のグランプリにノミネートできるのかどうか問題なんかも相変わらず抱えている「A.I.C.O.」も同じ問題を抱えてるんだよなぁ。 ただまぁ、「A.I.C.O.」もそうだったんだが基本的にネトフリ配信作品はそこまで劇的に面白い作品が存在しておらず、あんまりそういう戦いには食い込んで来ないんじゃないかなぁ、という予断めいたものはある。一時は「ネトフリマネーで日本のアニメスタイルは変わる!」みたいな盛り上がり方がどっかであった気がするのだが、結局そうしたエポックメイキングな作品は出てこないんだよな。なんでなんだろね。今作も「A.I.C.O.」やなんかと同じ印象で、「まぁ、確かに制作費はあるんだろうけど、別に作品の内容に直接影響は及ぼさないよな」みたいな印象の第1話になっている。 監督は千明孝一、製作がGONZOはGONZOでも「沖縄ゴンゾ」という謎のクレジットになっており、「なんやろ?」と思って確認したらすでに解体してたとかいう見事なオチ。ゴンゾよゴンゾ、時代を超えて楽しませてくれるスタジオよ。まぁ、今作がどのような環境下で作られたものなのかはさっぱり分からないが、これまたネトフリにありがちなCGアニメーション。クオリティは可もなく不可もなくといったレベルなのだが、考えてみりゃ千明さんとゴンゾの組み合わせって、すでに20年近くも前に「LAST EXILE」を生み出している陣営なのである。当時はその先鋭的なCG作劇にたいそう感心したものだが、17年の時を経て、新しく作られたCGアニメが進化するどころか所により劣化してんじゃないかとすら思えるのはなんでなんだろう。いや、別に今作が取り立ててひどいというわけでもないのだが、やはり大きな感動を与えるようなものでもない。 ちなみに原作は微妙に既読。確か電書のお試し無料みたいなコンテンツだったのでコミックの1巻分くらいを試し読みしたような記憶があるのだが、こちらも「可もなく不可もなく」だった気がする。人類はその総人口の2/3を失いがちだし、人間がモンスターに化けちゃったら悲劇も起こりがち。配信のタイミングは「ジビエート」の半年前だったということは、これを観た後に「ジビエート」を観られたらもっと楽しめたかもしれませんね(何が?)。CGデザインで際立たせるべきは虫のデザインで、冒頭のチェイス&大格闘シーンは確かに迫力があって面白い。もうそれだけでジビエートが1万人集まっても勝てないレベルではあるが、できればそうした目に見える「見せ場」以外のパートでも、もうちょっと何か惹きつけられる要素が欲しいところ。どうしても日常パートでのキャラ絵が弱くなってしまうのはCG作劇の難所には違いない。もう10年以上も言い続けてることな気はするが、人類もなかなかアップデートには至らない。 まぁ、とりあえず観ている分に不安や不快感もないのでここから1クールを見せてもらうことになると思うが、やっぱりいつも通りの感想に落ち着くんじゃなかろうか。ネトフリって、別に製作チームの概念でもないのに最終的に到達点が似るにはなんでなんだろね? 立て続けに映画を観に行った。先週は「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」、そして今週はこちらのタイトル。まずもって、タイトルを聞いたことがない人も多いかもしれない、そんな映画である。まずは何故この作品を観に行ったかを説明する必要があるだろう。 一番の理由は「ヴァイオレットのおかげで、なんとなくアニメ映画を見たい欲求に駆られた」というのが1つ。ただ、それなら普通に考えたらまずは「鬼滅」を観るのが先だろう。まぁ、そのうち観に行くつもりではあるのだが、それよりも優先して、このドマイナー映画を観に行ったのには理由がある。それは、ネット情報で「かなりひどい出来だ」という噂を見かけたからである。凄まじく不純な動機だが、「ダメだった」という話を聞くと、人間ってのは逆に気になってしまうものである。そして、鬼滅はしばらく観ずに放っておいてもどうせ上映は続くに決まっているが、こちらの映画は、いつ観られなくなるか分からない。先週封切りだったのだが、確認したら近所の劇場でも日に3回。こんなもん、2週間後には上映が終わっててもおかしくない。「確実に面白いだろうと思われる大人気映画」と「つまらないと話題のいつ終わるか分からない映画」。せっかくなので後者を優先した次第である。我ながらひどい話だと思うが、そういうモチベーションがあってもええじゃないか。
<一応ネタバレ注意とします。もし、ちゃんと自分の基準で判断したいという方は、私の感想を読む前に作品を観ることをオススメします。(なお、実際に観に行った場合に私は一切責任を負わないものとします)>
なにコレェ……ナニコレ……第9話。ほんと、今作の作者の意図というか、作品コンセプトが謎なんだが??? 凄まじいんだよ。いや、一本のお話としてはそこまでトリッキーでもないんだよ。これがどこかのSF短編集とか、ホラー短編集とか、そういうところに紛れ込んでる話なら「まぁ、こういうオチもあるかもな」くらいでちょっと顔をしかめて終わりなんだけど、これがさ、ぶどう踏み踏み乙女と同じ作品で展開されてるのが意味わからんのよね。これってラノベの単行本の中には短編として下手したら同じ刊に収録されてたりするわけでしょ? 読者はどういうテンションで読んだらいいんだろう。ここまで「好きに思いついた話を書き散らせる」っていう媒体はなかなか類を見ないと思う。先達である「キノの旅」だって、トリッキーな構成こそ多いものの、根底に流れる雰囲気や思想みたいなものはもうちょっと統一感があっただろうよ。 まー、とにかく一本一本の刺激が求められる現代社会においては、こういう媒体もありなんやろなぁ。実際にそのテンションの乱高下のせいで度肝を抜かれて開いた口が塞がらなかったしな。今回はやたらと作画にも気合が入っており、冒頭で「グロ注意」とアラートを出しておいて、「注意したなら何やってもいいやろ」ってんでダイレクトに殺伐テイストを引き上げてくれている。 そして、前回も「頭のおかしいキャストが楽しいことをしてくれるお話」だったのでキャスト話で盛り上がれたわけだが、今回もキャスト面が完璧なのである。不幸の体現者であるエステルさんは内山夕実。私の中ではおそらく1位に輝いている部門もあるに違いないゆーみん。ゆーみんが時間ループさせたり、魔力を手に入れたりするとろくなことがない気がするな。パッと思いつくだけでもパック、風先輩、トップスピードさんにハーメリーヌさん……いちいち涙なしでは語れないお話ばっかり作っちゃう。 そして、そんなゆーみんの思いを一身に背負ってしまったイカレ幼女が楠木ともりっていう。そうね、ともりるだったら人間の1人や2人殺してても不思議じゃないわね(それくらいのスキルがあるということです)。最悪の世界に生まれた楠木ともり、その不幸に抗えないゆーみん、そしてそんな現実を見て全てをぶん投げて逃げ出すえーでちゃん……流石に鉄の図太さを持つイレイナさんも今回ばかりは耐えられんかったな。まぁ、そうしてちょっとは苦い経験もしときなさい。
エンディングの猫! エンディングの猫じゃないか! 第20話。いやぁ、単に同じ模様の別猫かもしれんが……「なんでエンディングは猫やねん」とずっと思ってたけど、ようやく本編でも猫が出てきて一安心ですね!(何が?) 過去から現在へ、次々とピースが繋がっていく「答え合わせ」。それにしてもキツいお話ではあったが……何がキツいって、結局ドロシーも「悪人」には違いないので、彼女の壮絶な最期を素直に悲しんでいいのかどうか割り切れないところである。悪人が悪人と対決して敗れた結果命を落とした。もともと「敗者は救わない」というポリシーをもって動いてきた連中だけに、ローランがあそこでどうしようもなくなり、ドロシーを見殺しにしたことだって責められるようなことではない。それでもやはり、ヒーロー的な何かが無かったものかと期待はしてしまうのである。過去に悲劇があったことを充分に知っていたにも関わらずだ。そうして辛い過去が明かされることで、現在の全てが詳らかに……。 と言いたいところだが、なんかもう、ローランの壊れ具合が怖いな。彼が現在もコンフィデンスマンを続けている理由は、ひとえに「その方がドロシーがが喜びそうだ」という何とも救われないモチベーションである。確かに、動き続けてないと死んでしまいそうな回遊魚みたいな性格のドロシーはコンフィデンスマンとしての仕事を単なる金儲けではなく純粋な娯楽として楽しんでいた部分があるし、自分の死を契機にローランがひっそりと引退することなど、望まなかったかもしれない。しかし、だからとて死人の意志を尊重する義理もないし、ここでローランが活動を続けたところでそれは自己満足でしかない。常にドロシーの影をチラつかせながら、呪いのようにして詐欺行為を続けていくローランは、いつになったら救われるというのだろうか。 加えて、そんなローランがエダマメをひっ捕まえて今回の事件にまで結びつけてしまったその気迫が怖い。結局、「殺しはご法度」というファミリーのモットーは遵守しながらも、ローランの中には劉に対する憎悪はくすぶり続けていたのだろう。そのための鬱憤ばらしに、朱雀会との結びつきを確保し、オズを担ぎ上げ、そしてエダマメにたどり着いた。ローランの中で、今回の一件もまだまだ呪いの延長戦。そして、そんなシナリオの中で、シンシアとアビーはドロシーと全く同じ方法で「殺されて」しまったのである。まぁ、どう考えてもあの二人は生きているわけだが、ローランからしたら人生で最もショッキングなシーンを、そのまま今回のシナリオに転用しようというのだから趣味が悪すぎる。もしかしたら、あの時救えなかった“ドロシー”を今度こそ救出するために、同じようなシチュエーションを用意させたのであろうか。だとすれば何とも悪趣味な意趣返しである。 あとは今回の振り返りだけで確認できなかったのは「結局エダマメがファミリーに巻き込まれたのは誰の意志だったのか?」という部分。おそらくオズではないだろう。彼の中で家族に対する負い目は本物のはずなので、わざわざ泥沼に息子を引き入れようとしたとは思えない。となれば「ローランの意志」か「偶然」のどっちかになるわけだが、今回のラストシーンの意味を考えれば半々くらいかしらね。ローランは一応エダマメの身辺を探りには来ていて、オズの血を引くものに才能があるなら目に留めておこうくらいに思っていたところを、エダマメはダイレクトにローランを「騙しに」来てしまった。その時点で「血は争えぬ」ことを認識し、さらに彼を引き込んでも心が痛まないことも確認できた。エダマメはほんのちょっとの出来心のせいで、人生最大の転落装置のスイッチを自ら押してしまったということなのだろう。かわいそうではあるが……こうしてみると、やっぱり倫理観って大事よね(それが結論でいいのか?)。 そして今回初めて描かれた、シンシア・アビーの勧誘シーン……。シンシアはおそらくトーマスと別れたあとにクサクサしてて劇団員崩れとしてあんなことをやってたんだろうけど、アビーは軍役を終えた後にあんな荒んだ生活スタイルだったのか。……ローランはどこで噂を聞きつけて勧誘しに行ったんだろう。そのまま地下闘技場で戦わせる人みたいやな。
ユージアにコスプレさせるなら猫耳じゃなくて狐耳やろがい、第8話。まぁ、別作品に興味がない人にはさっぱりピンとこない話だろうが……ちなみにとのぴーは先日、さらに別なタイトルでも実写要素をとりつつのアーティスト活動が発表されていたりする。時代きてんなぁ。 運動会(?)のお話ってことで突き抜けてアホな要素はアホに振り切れており、主にアホ要素はのじゃろりが担当してくれた。最初の風呂シーンでもまるで妖怪けうけげんかくらぼっこみたいになっており実にファニー。モユ様との謎の爛れた関係(?)も提示され、工廠科も色々と燃料の多い集団である。それ以外のレギオンの連中は割と空気なのも多かったが(鶴紗は相変わらずピンポイント登板で出番が少ないよな)、そんな中でもちゃんと楓さんが活躍できているのは嬉しい限り。楓さん、理想の狂言回しなのだよなぁ。お風呂シーンも輝いてたなぁ。そしてユリが出てきてしまったせいで、帰って夢結様の影が薄くなってる気もするのが気がかりだが……まぁ、今は中心にユリを置いとくのはしょうがないかね。夢結様が今の状態に何を思っているかはそのうちに明らかになるだろう。この程度で揺らいでしまうようなスールの絆じゃなければ良いのだけど……多分大丈夫だろ。 そして、そんなユリを巡るお話は案外サクサクと核心に触れてくれた。事前に「ヒュージを全て倒したら……」なんて話が出てきたのも予想通りとはいえだいぶテンポが早くも感じるし、「ヒュージから生まれた個体」という衝撃の答え合わせも随分あっさりと。いや、予想はできていたのでそこまで驚きもないのだが、今回のお気楽なノリを引っ張るかと思ってたのにさっさとそこまで行くのか、っていうのがちょっと意外だった。「ヒュージ依存の個体なので突然ユリちゃんが暴走して涙の親子刃傷沙汰」っていう展開になるんじゃないかという読みもあったのだが、このままの流れだと、ユリちゃんは健やかに育って、むしろ外部組織との小競り合いから悲劇が進行するパターンかな。もう、この世界でヒュージのこと気にしてる人間があんまりいない説。 そして、そんな外部組織に楓さんが関係しちゃってるというのがちょっと辛いところ。楓さんにはずっと脳内ピンクのままでギャグやってて欲しかった。まー、彼女のことだし、自分の家族が問題の核心に関わってるとなると、放っておくことはできないよなー。
ヒロインのヘアスタイルが変わるアニメは名作、第8話。ちなみに同じような話に言及した過去作は確認したら「宝石の国」だったんだが、黒沢ともよヒロインがこうして再び髪型を変えることで、物語はどんな変節を迎えることになるのか。ようやくエンジンかかってきたやんけ(遅くない?)。 なんとなくわかってきたけど、今までどっか振り切れないイメージがあったのって、アクダマが別に悪いことしてなかったからなんだ。みんなして同じミッションに協力して挑んでる姿は、単なるなろう世界のチートパーティーと変わらなかった。 そういう意味では、こうして散り散りになったアクダマの物語が進行し始めてからはようやく「色」が見え始めたと言える。まぁ、散り散りになる過程で1人は去っちゃったし1人はお亡くなりになってるわけだが、こうして人数が減ったことによってみやすくなった側面もあるだろう。最初の設定がどんだけ煩雑だったかがよくわかるが、もともと演出面も含めて虚仮威しの多い作風なのでそのあたりは致し方あるまい。 今回だって冷静に見れば色々と納得できない部分が多い。一番の疑問は「なんで一番弱っちいはずの詐欺師がここまで処刑課から逃げきれてんだよ」という部分で、ロケット落下地点は処刑課だって把握してるだろうし、そこから人海戦術で足取りを追えばいくらでも追い詰めることができただろう。挙句大阪の街中で堂々とハンコを使ってアラームを鳴らしてしまった間抜けな詐欺師が、あの状態から逃げきれちゃったのはいくら何でも処刑課の怠慢であろう。そりゃあのおばちゃんのクビが飛ぶくらいじゃ済まないのは当たり前なのである。他にも、いくら詐欺師が弱そうで油断したからって、一度殺意を見せた対象に対してクソザコ3人組が弱すぎただろうし、ギリギリのタイミングで運び屋が駆けつけられた意味も分からない。運び屋が詐欺師たちの場所をピンポイントで特定する手段って何かあったんだっけ? 兄妹の兄の方のお守りにGPSが仕込まれていたが、それは運び屋の方が持ってたはずだし……まぁ、そのあたりは至極御都合主義なので、飲み込む以外にはない部分なのだろう。 そうして細かい部分を気にしなければ、今回の展開は心踊る部分が多い。無罪放免のはずが、アクダマスピリットを貫き通すエロ医者。そしてそこに不運にも合流してしまい、いよいよ克己の物語に繋がりそうなチンピラという凸凹コンビ。よりによってこの2人が行動を共にすることになるか。完全にキラーマシーンと化した処刑課弟子にも期待がかかる。彼女は彼女なりのドラマがあるのは間違い無いのだが、チンピラたちの生き様とは真っ向からぶつかるものになったので、おそらく悲しい復讐鬼はどこかで負けてしまうことになるのかなぁ。 そして何と言っても詐欺師があれよあれよと「アクダマ」へと落ちていくその展開。髪型の変化はそうした彼女のフェイズの変化を如実に表しているわけだが、人を何人殺したところで、彼女が「詐欺師」ではなく「一般人」であるという事実に変わりはないし、彼女の心根にも変化はない。確かに、クソみたいな口癖は移ったかもしれないし、多少汚れ仕事への心理的抵抗は薄れているかもしれないが、彼女が行動する最大のモチベーションは殺意でも我欲でもなく、あくまで思いやりである。その部分がブレず、アクダマの中のイレギュラーとして確固として立ち続けられるなら、彼女は償金額の通りに、厄介なアクダマへと成り上がるのかもしれない。そして、その傍らにはまだ生きてた殺人鬼の影も……。殺人鬼・医者あたりの退場パターンがどうなるかが見ものやね。
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Thraxi
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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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