最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「五等分の花嫁∬」 5 まだまだ2期目が続くよ。こちらも1期の放送が2019年で、「約束のネバーランド」と同じく2年置いての2期目ということになる。だいたいこのくらいの充電期間をおけば2期を作れるっていう目安だろうか。ちなみに今期は「おそ松さん」も放送しているため、六つ子の兄弟と五つ子の姉妹が同時にアニメ放送されているというよく分からないシーズンになっているぞ。 もともとさっぱり興味がなかった作品。凡庸な筋立てもそうだが、特にヘナヘナの作画が見るにたえず、せっかく五つ子のキャストにゴリゴリの本気面子を集めているにも関わらず、まったくもってキャラ萌えの方向に加速できないという致命的な欠点を抱えていた。個人的には近い時期にアニメをやったマガジンラブコメなら「ドメスティックな彼女」の方が好きだった、というのが漠然と残っていた記憶。今回は2期目ってことで相変わらずどうでも良いだろうなぁ、と思っていたのだが……。 なんか、めちゃくちゃ雰囲気が変わっていてびっくりした。流石に前作の手塚プロダクションではダメだと判断したのだろうか、なんと今回はアズレン、プリコネといったソシャゲアニメを繰り出してきた新進気鋭のスタジオであるバイブリーにパスされ、当然のようにスタッフも一新されている(流石にシリーズ構成だけは一緒)。監督にはなんと「ゆゆ式」「えんどろ〜」のかおり監督が起用され、なんとも思い切った仕様変更。流石に続き物のアニメで2年程度でここまでガラリと変わる例は珍しく、しかもスタッフはあまり前の作風に寄せようと思っていない様子。「進撃の巨人」なんかもスタジオやスタッフが一新されて再スタートを切った作品だが、あちらは前作に寄せようという意識が大なり小なり感じられるし、普通はそういう気遣いがあるものだ。しかし、今作はもう、「リスタートかな?」と思うくらいに違う。キャラがCGベースになっているというだけで全然違う見え方になるのは当たり前なのだが、キャラ絵がこざっぱりとして、コテコテの漫画イラストを動かす手法としてはかなり異質な感じ。見る人によっては前作の手書き風の方が良いと感じる人もいるかもしれない、割と難しいラインだ。 個人的には、確かにどこか違和感は覚えるものの、これで崩れが極力無くなるというのなら新版の方を歓迎したい。CGベースにはなったが表情芝居などが劣化したという印象もないし、余計なことを考えずに五つ子の掛け合いを楽しめるようになり、ぶっちゃけ前作よりもかなり印象はよくなっている。まぁ、2期目だから既に関係性が出来上がっていてアクセルを踏みやすいから、っていうのも理由としてはあるだろうが、私は前作後半部分についてはろくに覚えてもいないので、やはり加速した理由はそれ以外にもあると思うのだ。なんだか嬉しい方向に予想外であった。 まぁ、例によってシナリオライン次第でここから上がるも下がるも自由自在であるが、さて、今作の向かう先はどんなものやら。原作は確か終わってるらしいので、今期でゴールできるのかしら? まだ無理なのかしら? PR ○「弱キャラ友崎くん」 6 かつて、まだ2ch文化が存命だった頃、スレタイだけで勝負する謎の文化があったが、そんな中で印象的だったものに「ベイブレード強いのに何故か彼女ができない」というのがあった。スレタイという短い文章の中にエッセンスが収まっているデザインが良い。そして今作は、そんなスレタイからとってきたように「スマブラ強いと何故か彼女ができそう」である。オタクの妄想、いつの時代にも変わらず尽きることなし。 正直、これに高得点をつけるのはなんか悔しい。へんなコンプレックスを刺激されて渋々つけてる感がある。まずもって、序盤は気に入らない要素ばかりで絶対に点数さげたろうと思っていた。特に主人公・友崎のキャラは見ていて素直にムカつくものになっており、典型的な陰キャがゲーム由来の耳障りな言葉を並べ立てて必死に自己肯定している様は、純粋に気持ち悪いのに加えて、アニメの題材としても陳腐なので「どうせまたこうやってオタクをバカにしたところからスタートして最終的に陰キャ礼賛する流れでしょ」と辟易していた。 そして極め付けは、ゲームだけ強かったもんだからオフで誘われて、行ってみたらクラスの美人女子というあまりにもテンプレめいた展開。「よくもまぁ、こんだけありきたりな作品で今更アニメ化しようとか思うよな。『ゲーマーズ』の2期やれよ」とわけのわからないことを考え始めるに至るわけだが、そこからちょっと流れが変わる。クラスの美人さんはCV金元寿子というわかりやすいキツめ設定。そしてそんな彼女が叩きつける正論正論&正論。何もそこまで陰キャをいじめんでもええやんけ、と思うくらいにボコボコにするが、もちろん鬱エンドなんかで終わるわけもなく、そこからは一気にキャラが転じて救済へと至る。引き続き「オタクの妄想」の極致であり、うじうじしてたら可愛い子が助けに来てくれるなんて絶対にありえない話なのだが、そんなファンタジーの極みの中に、プライドをめためたにされたが故の光明が光る。彼女は正論しか吐いていないので、彼女が言う言葉はすぐさま絶対になるのだ。友崎にとって、人生が「挑戦すべきゲーム」になっている裏で、実はヒロイン・日南葵の中では、新たに「陰キャ育成ゲーム」がスタートしている。彼女が何故、冴えないクソ陰キャをこんだけ気にかけてくれているかというと、そこに、明確に成果がみられる「ゲームの対象」そのものがいるからだ。そんなゲーミングな関係性が、なんだかこれまでにない嫌な刺激に感じられた。 まぁ、思い切りぶっちゃけると、単に性癖の問題で「彼女に調教される展開っていいよね!」っていう話でしかない気がするのだが、金元寿子に人生を矯正してもらえるというご褒美をただ浴び続けていたいという欲求がある。そして幸いにも、そんな極まってしまった物語がアニメとしては割と良い仕上がりで見られているのである。製作がproject No.9、監督は柳伸亮。あの「ロウきゅーぶ!」やら「りゅうおうのおしごと!」の座組み(キツい妹役で日高里菜が参加しているのは必然と言える)。是非とも、性癖を満たす充実した隷属ライフを展開してほしいものである。 ○「約束のネバーランド(第2期)」 6 こちらは第1期の放送が2019年で、まる2年ぶりの2期目。だいぶ間が空いてしまったので「分割2クール」ってわけではないのだが、スタッフもほとんど変わらないので1期と同じクオリティを維持できると期待しても良さそうだ。間に実写映画なんかも挟んだりしてるが……まぁ、そりゃ関係ないな。 先に気になった点をあげておくと、とにかく1話目は画面が暗い。そういう舞台なのでどうしようもないのだが、見辛い(物理)という理不尽なノイズがちょっと視聴時の快適性を低減していたのは残念。いや、そこはてめぇが頑張って見ろよって話なんだけども。ただ、ここで明度を上げてしまったら台無しになるのも間違い無いので、できることならエマたちには今後できるだけ明るいところを歩いて欲しいですね(台無しやんけ)。 とまぁ、気になったのはそれくらいのもんで、たっぷり準備期間をとったのだから、今回も1期と同程度のクオリティで進行していくことになるんじゃなかろうか。ここからの不安があるとしたら「シナリオが盛り上がるかどうか」って部分で、おそらく私は原作漫画をちょうどこの2期目の途中までしか読んでいないので、この先どうなるのかをさっぱり知らんのだ。そして、序盤の盛り上がりに比べると後半はそこまで話題になっていなかったような気がするのはやや不安な部分ではある。ちゃんと良い形で完結できた作品なのだろうか。まぁ、この2クール目ではまだまだアニメも終わらないだろうし、気長に見守っていくしかないけどね。 そうそう、割とどうでもいい話だけど、改めて見て、グレイスフィールドの子供達の中の人連中が少しずつキャリアを積んでるのが面白かったですね。2年前当時は全然意識してなかった河野ひよりとか白城なおとか、そういうキャストがここにいたんだなぁ、っていうのが改めて発見になった。苦しい状況下ではあるが、頑張れ若手声優。
○「2.43 清陰高校男子バレー部」 5 わぁ、ノイタミナのオープニングロゴが変わってるぅ。随分長いこと同じやつだったけど、何年ぶりの変更なんだろう。 作中でハイキューの名前出てくるのはすげぇな。確認したら原作が集英社文庫の小説なのね。競合他社だと思ったら競合同社だったっていう。どうしたって「ハイキュー」と比較してしまうのはしょうがないことだろうが、決してそれでダメだという判断にはならない作品。あまり予断を持った状態で観るのはよろしくないなぁ、と思いながらも「やっぱ試合の描写はハイキューに太刀打ちできるもんじゃないかなぁ」なんてことがすぐに頭をよぎりながらみてしまっていたが、そこはそれだ。描こうとしているものが違っていれば同じジャンルだろうがちゃんと差別化は出来るわけで、たまたまバレーという珍しいテーマを持っているからといって、全部が全部ハイキューと同じ土俵で戦う必要もない。そもそもハイキューの方はバレー漫画とはいえジャンプ漫画でもあるので、能力バトル的な要素が入ってくるトンデモバレーの側面もあり、小説原作のこちらの作品と真正面から比べる意味もないのだ。 小説原作ってことは、アニメをさておいてとりあえず脚本部分での勝負を見守りたいところで、部活の立ち上げから青少年の心の悩みまで、「まぁ、そういうスタートになるかな」という印象の1話目。いきなり部員が集まって「1ヶ月後」になったのはちょっと驚いたが、部員集めの部分なんかを描きたい作品じゃないんだろう。というか、タイトルが「高校」なのにまだ中学の話だから、中学編は単なるプロローグでしかないんだろうし。「野郎2人の関係性」を中心に話がスタートするとどうしても「大丈夫かな?」という不安が先に立つが、少なくとも1話目では2人とも悪いやつには見えないし、すんなりキャラが入ってくるので観やすい部類なんじゃなかろうか。 唯一難があるとすれば特徴的な方言のせいでどうしてもキャストの演技が引っ張られ気味になってしまう部分で、そこらへんは(キャストもこちらも)慣れるしかないかなぁ、という感じ。主演の榎木淳弥、ここのところ引っ張りだこだけど、今回は「福井弁の主人公」っていう部分が求められたのかどうか。いや、そもそも彼がどの程度福井県に縁があるのか。従兄弟が福井県出身なわけで、親戚づきあいとかで福井弁に接する機会はあったんだろうけどね。いや、オーディションでそこ聞かれるかどうかしらんが。
○「BEASTARS(第2期)」 7 出し惜しみゼロ。帰ってきていきなりのフルスロットル、平然とこのクオリティを叩きつけてくれることへの絶対的安心感。地上波で、ただでこんだけのアニメが見放題のこの時代には感謝しかない。 まぁ、この作品に関しては何の心配もせずに1話目で太鼓判を押してしまっても問題ないだろう。1年半ぶりの再開だが特に振り返りなどはなく(エンディング映像がその役割だったかも)、あの壮絶な事件から2ヶ月が過ぎた日常からのスタート。視聴者側としてもリハビリというか、この世界に馴染むための時間がちょっと欲しいかな、と思うくらいのスパンだと思うのだが、この画面を見たら一気に世界にたちもどることができる。一分の隙もない映像美に、CGだのなんだのという手垢のついた議論が馬鹿馬鹿しくなるモーション作画。これだけでも現代アニメの技術の粋を集めたものだ。さらに、今回改めて認識させられたのは映像をも上回るリアリティで迫ってくる芝居のテンポだ。確認したわけじゃないんだけど、これって間違いなくプレスコ収録だよね? このご時世なのでもしかしたら同じ部屋での同時収録は実現していないかもしれないが、それでも画の枠にとらわれない「芝居優先の芝居」が、今作のどうしようもないくらい卑近で地続きの世界観をより際立たせている。これだけ珍奇なケモの世界の物語だというのに、どんな作品よりも生きている実感が湧くというのは本当にどうしたことだろうか。わずか30分の時間の中で、クタクタになるほどの実在があるというのに、描かれているのはあくまで少年少女の青春譚。本当に頭のおかしな作品である。 久しぶりに見たこの世界、レゴシは全くブレずにレゴシのままで安心しちゃうし、ハルはなんだかその色気にますますの罪悪を伴うかのよう。そしてジュノさんのちょっと危険なそのハートも今後の動向が楽しみだ。映像・芝居といった部分に何一つ心配がないので、あとは脚本部分がどう広がるかだけど……多分、今作はそこも心配いらないんじゃないかな。今期も精魂尽き果てるまでお付き合いさせていただきます。 ○「装甲娘戦機」 4 タイトル、デザイン、コンセプト、その全てから「ソシャゲでござい」って感じの匂いがする作品。やっぱこういうの多いよなぁ、「お前ら女の子が好きだろ? メカも好きなんだろ? だったら2つ合わせたらもっと好きだろ?」みたいなデザイン。それが戦艦だったり戦闘機だったり色々とあるけど、今回はいったい? と思って確認しに行って驚いた。「ダンボール戦機」の派生作品? うーむ、分からんなぁ、「ダンボール戦機」って1ミリたりともフォローしたことない作品だから何一つピンとこないや。見てて「あんまり格好良くないメカのデザインだけやたらこなれてんな」とは思ったが、既存の作品のメカニックをそのまま女の子に転用してるってことなのね。いわばウルトラマンから怪獣娘を生み出すような流れなわけか。まぁ、そのコンセプト自体は理解できるものだが……そもそも「ダンボール戦機」のフォロワーがどれくらい存在していて、そういう年齢層、顧客層がどれくらいソシャゲでの女の子を望んでるんだろうね? バックグラウンドはさっぱり知らないのでアニメ単品として観るしかないんだけど、映像部分については評価できる要素も多い。CGベースでシームレスに戦闘と通常パートを描くメカニック描写は昨今のCG技術の発展の1つの形だろう。メカと女の子の共存をどのように描くかってのは永遠の課題なわけで、数々のソシャゲアニメで失敗したり成功したりしてる中で、また1つ新しい試みが行われているということ。わざわざ変身バンク(?)をがっつり全員分描いたり、「メカと女の子の合わせ技が俺たちの売りなんだぜ」ということがよくわかる作劇になっているし、なるほどこなれているので不自然さはかなり低減されている。今のご時世、CGだから固いだの何だのと文句をいうのは時代遅れになりつつあるということがよくわかる。 ただ、そこから新しい萌えのデザインが開かれているかというと……うーむ、やっぱり私は古い人間なのだろうか、どうにも女の子のキャラデザがハマらない。こればかりは慣れの問題と切り捨ててしまっても良いのだが……考えてみりゃわたしゃメカっていう要素もそこまで刺さらない人間なのだった。だとすると、あんまりこの作品には独自の良さを見出せないということになってしまうんだよなぁ。 まぁ、過去には「フレームアームズガール」みたいな意外な方向から株をあげた作品もあるし、今作も何が出てくるか分からないブラックボックスだと思って見てれば思わぬ収穫があるのかもしれない。何となく薄目で見守っていこう。
○「SHOW BY ROCK!! STARS!!」 6 (以下の記事には、いちショウバイロッカーとしての非常に偏った思い入れが加算されています、ご了承ください) という断り書きを入れとかにゃならない程度には好きなコンテンツ、SHOW BY ROCK。いや、元々そこまで熱心なサポーターでもなかったんですけどね。アニメ2期はそこまで刺さらなかったし、当時はまだソシャゲやる習慣が無かったからゲーム1作目もプレイしてなかったし。しかし、前作「ましゅまいれっしゅ」で愛着が再燃、そこから見事にアプリゲームのショバフェスへと誘導されて、少なくとも1日最低1回は起動し続けている、そんなプレイヤーにはなっています。ゲーム自体がそこまで面白いとも思ってないんだけど、やっぱりキャラクターコンテンツとして強いのよ。がっつり1つの世界を絞り込んで練度を高めているバンドリ世界線とは一線を画す、ゆるく節操なく各種コンテンツを取り込むSB69世界線。多分、最後までプレイし続けるソシャゲはこの2本(+シンフォギア)になることでしょう。 というわけで、私としては「デルミンがアニメで動いてるよぅ」というだけで満足なんです。ましゅましゅから再燃したこの熱は、やはりましゅましゅの面々を見ることで燃えたぎる。デルミンが、ルフユが、ヒメコが、そしてほわんが。彼女たちの掛け合いを見ているだけで私はこの上なく満足です。そこに今作からはプラズマジカの絡みが加わってますますぴゅるぴゅるしてきた。こんな形でのクロスオーバーが実現し、果たして世界はどんな広がりを見せるのか。挙句、ラストに登場したのはなんとリカオさんじゃございませんか。いいね、ヨカゼはショバフェスプレイして初めてフォローしたバンドだけど、男性ユニットの中ではどこ指と並んで好きなチームなんです。ましゅましゅ収監展開には「どないやねん!」とツッコミを入れるしかなかったが、そこから強引にリカオさんに接続するなら大歓迎。ASAPでコミットしてあげて。 というわけで、アニメ1話の良いところは「本当にましゅましゅが可愛い」「特にデルミンが可愛い」「いきなりビーム撃った」「しゅびっ」「(ポジション的に)おいしいやつです」というのがファイナルアンサーである。ここからさらに彼女たちの物語が野放図に広がっていくなら予測がつかないので期待感は高い。一応ジーペの存在を全然知らないみたいなのでアニメはゲームとは違う世界線っていう処理でいいんだよね。まぁ、その辺りのパラレル展開が多くても気にしなくていいのがSB69の良いところだ。ガルパじゃそういう緩みが許されないからな。 と、一通り持ち上げておいてアレなのだが、アニメ自体は正直割ともっさり気味。カーチェイスシーンのところとか、微妙にテンポが悪くて「これ、初見さんはあまり引き込まれないんじゃ……」という懸念も大きい。出来ればここからさらなる顧客を取り込んで、コンテンツ全体を盛り上げる流れを作って欲しいところなんだけども……みんなショバフェスをやろう。推しバンドを作ろう。曲数が多いから刺さる部分はあるはずだ。1話目の1発目が「檸檬と蜂蜜」だったあたりにこだわりが感じられるじゃないか。 私からは以上です。
メカニズム解説については、もう面倒なので公式記事参照。 神に愛された者、シグリッド Sigrid, God-Favored (1)(W)(W) R 伝説のクリーチャー・人間、戦士 2/2 瞬速 先制攻撃 プロテクション(神・クリーチャー) 〜が戦場に出た時、最大1体までの攻撃かブロックしているクリーチャーを、〜が戦場を離れるまで追放する。 北欧神話に疎い僕でも流石にこれは名前から連想できる、竜殺しの英雄・ジークフリートだ。ただまぁ、名前は知ってるけど具体的に何してるかはやっぱり分からないんだけど。ほら、背中の葉っぱのせいで弱点作っちゃった人……なんだろ、キャラがテーロスのアキレスとかぶるやん。今回は残念ながら弱点設定までは再現されず、とにかくいろいろ便利な英雄としてデザインされている。流石にプロテクション(神)はネタ要素として処理していいと思うのだが、それ以外の部分もそつなく強い。瞬速で戦闘に参加しているクリーチャーを監禁するデザインはギデオンのお師匠さんである「牢獄の管理人、ヒクサス」に近いが、ダメージ発生時に現行犯逮捕するヒクサスと違い、こちらは暴力が起こる前に逮捕できるのが優秀。ただ、その分本人は割とひ弱なのであっさり退場して釈放してしまう可能性も多々。あくまで一時しのぎと割り切った方が良いだろう。全体的に「あんまりレジェンド感ねぇな」くらいの手堅いデザインにまとまっているが、問題は開けたパックにいた時に1引きするかどうか。それなりの戦闘力なのに、除去として使いたい場合には温存しなきゃいけないのが痛し痒し。うまく瞬速コンバットでアタッカーを屠ってアドを確定させる使い方をしたいところだ。 星界の神、アールンド Alrund, God of the Cosmos (3)(U)(U) M 伝説のクリーチャー・神 1/1 〜は、あなたの手札と、あなたがオーナーである予顕された追放領域のカード1枚につき+1/+1の修正を受ける。 あなたの終了ステップの開始時に、カードタイプを1つ選ぶ。その後、あなたのライブラリのトップを2枚公開する。その中から選んだタイプを持つカードを全て手札に加え、残りをライブラリの下に任意の順番で置く。 & 囁く鴉、ハーカ Hakka, Whispering Raven (1)(U) M 伝説のクリーチャー・鳥 2/3 飛行 〜がプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、これをオーナーの手札に戻す。その後、占術2を行う。 こちらはあの大神オーディンをモデルにしているとかしていないとか。オーディンには配下となるワタリガラスがおり、それが世界中から情報を集めてくることでオーディンの偉大さを支えている。今回の両面カードは「オーディンの別の姿」というよりも、関連する2つの事象を1枚のカードにまとめているっていう印象になるのかしら。伝承どおり、カラスが戦闘に出れば情報(占術)が集まる。その度に手札に戻ってくるのはバランス調整の結果だろうが、2マナ2/3飛行の時点ですでにおかしいし、戻って来れば次に神としてリキャストできるわけで、「2マナでさっさと戦闘に送り出せるパワーカード」という実にいやらしいデザインにまとまっている。神として顕現した場合には除去耐性が皆無なのは気になるところだが、とりあえずターンエンドまで場に残ればアドを稼げる可能性が高い。人間力に自信のない人は「土地」と宣言しておけば良いし、事前にカラスで殴り、戻し、出していればライブラリの上2枚は確定しているのだ。予言でもなんでもないマッチポンプの極みで手札が増え、サイズももりもり増える。酷い話である。雑にアドとるマンでデッキの構成もそこまで制限しないので、今のカードプールだと「老いたる者、ガドウィック」なんかと争うポジションになるのかな? ガドウィックと違って、レジェンドのくせに2枚まで場に出せる(1枚はカラス)というのはやっぱりずるいな。 |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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