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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 昼ドラか、第15話。いや、昼ドラでいいんだけど……昼ドラに……してくれよ……。

 ほんと、世の中の中学生ってのはどいつもこいつもこんなに色気づいているものなのだろうか。まー、女の子がちっちゃい頃から恋愛がらみでわーきゃー言ってる図は確かに私も中学時分から見ていた気もするが、はてさて野郎の方はどうだったかなぁ……確かに中学校でもそこそこカップルの噂はあったんだよなぁ……もう、おっちゃんには何もわからん。ただ、この世界の住人たちはそうした一般的な尺度では絶対測れないだろうことはわかっている。

 かなり思い切って朝陽とゆめの関係性に切り込んできた。当て馬としての杉山先輩がおり、朝陽の方の気持ちはいやでも表面化していたわけだが、今回はさらに、朝陽の方にも新たな駒をぶつけることによって、双方向での引力を発生させようという試みである。なかなかえげつない図で、板挟みにあった朝陽くんはこの歳にして色々と気苦労が多い。それにしても、この学校って杉山先輩の彼女(仮)が市ノ瀬加那で、朝陽にモーションかけてきた子が石見舞菜香なんですよ。なんだろ、丁寧な破壊力が高い学校ですね。

 我らが主人公チームはそんな攻勢にどう太刀打ちするかというと、それぞれにイメージカラーを設定してプリキュアっぽいポジショニングを確立しつつある。主人公が赤(ピンク)で鉄板、ことこ先輩がブルーなのは疑いようがなく、髪色的に赤かな、と思っていたときわちゃんが緑を選択。そして意外なことにまいらは白である。ちなみに至極どうでもよい話だが、まいらちゃんの中の人はミルキィホームズの白いのでデビューしている。うん、本当にどうでもいい話だ。まいらちゃんは単なるネタキャラに落ち着いたかと思ったが、何やらお母さんがらみでもうひとネタ用意しているようだね。

 そうなんだよなぁ、今回はやたらと3年生チームが「引退」を匂わせており、いやでもこの世界で時間が流れていることを感じさせてくる。今作が全何話になるのかは定かじゃないが、女児向けアニメの定番である「2年目」「3年目」に持ち越しにくい設定なのは考えものである。ことこ先輩が卒業しちゃうと、どうしたってメンバーに影響でるしなぁ……ことこ先輩が留年する可能性が……ないなぁ。中学生はなぁ。いっそサザエさん時空で開き直ってくれてもよかったのだが、それだとゆめと朝陽みたいな関係性も成長せずにストップしちゃうのが悩ましい。まー、1年作品と見るべきなのかなぁ。いや、まだ15話なのに引退の話が出てるってことは半年で終わる可能性もあるのかなぁ。うーむ。

 ただ、まだまだネタを残しているぞ、と思わせてくれるゆに様という素敵存在も忘れちゃいけない。今回もすげぇ適当な活躍っぷりだったが、少しずつ「企業はブラックだが働き方改革をやっている」という謎設定が浸透しつつあり、彼らの生活環境も少しずつヴェールが剥がされている……気がする。今回ゆに様の家が映る前のシーンに出てたのが百合先輩だったんだけど、やっぱりブラック連中と副会長に繋がりがある説を強く推していきたいですね。百合先輩のイメージカラーがなんとなく黒いし(単に黒髪ってだけだが)。あと、今回のゆに様のツギハギへの対応がとても好き。花火大会というだけで「リア充のイベントだろぉ」と乗り気じゃないゆに様はどうかと思うが、ツギハギが無邪気に「見たい」というと「じゃぁ行こうか」と言ってくれる、とても良い上司である。毎回書いてるけど、本当にこの3人には幸せになってほしいのである。

 

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 藤井のクレジットは藤井なのかよ、第12話。娘と嫁さんはちゃんと名前までクレジットされてるのに1人だけ藤井奴……。

 試合の合間に挟まる、いわゆる幕間劇みたいなものだが、本作においてはこっちの方がむしろ重要な要素だったりする。たかだか中学2年生のくせして全力でアオハルかよ、ってなもんで、家族総出で応援されてる睦子さんなんかはむしろプレッシャーになるレベル。まだそこまで真剣に交際やら将来設計まで考えるような歳でもないやろ……まずはねーちゃん、あんた自分の心配した方がええで(あのねーちゃんなら絶対大丈夫だとは思うが)。

 熱戦を終え、メンバーはそれぞれの思いは次の試合に繋がっていく。予想外のシーンが挟まれたのはデブ&丹波先輩のお荷物コンビである。丹波先輩はすでにネタ扱いされたあとではあったが、この2人も今回の試合で何か思うところはあったのだろう。明日の試合に響くんじゃないかと思うようなちょっと無理なトレーニングを重ねるくらいの焦りはあるようだ。デブの方も、別に不真面目なわけじゃないのよね。まー、この調子だと活躍するまではしばらくかかりそうだけども……。

 すでにバッテリーとしてはツーカーの間柄である睦子はいいとして、ここで急浮上してきたのが千里のピッチャー起用である。彼女はいまだに底が見えない不思議な人物なのだが、大吾の指名にも臆することなく、そして嫌がることもなくすんなりと登板を受け入れてくれた。大吾はピッチャーをコントロールする技術があるので気持ちよく投げさせることはできそうだが、さて、彼女が登板した結果試合はどうなるのだろうか。そこそこの相手とはいえ、急ごしらえのピッチャーで通用するレベルの人間が準決勝まで上がってくるんだろうか。

 アニータは怪我への焦りもあるが、不甲斐ない自分と周りの人間を対比して余計な苛立ちも覚えているようである。残念ながら試合は順延しないみたいだが、レフトをちゃんと守ることができれば良いのだが。そして、そんなアニータのイライラの種の1つになっているのが、相楽&沢の「やたら雰囲気があるガチ百合っぽい」2人である。多分公式にはそんな設定はないのだろうが、2人の雰囲気の出し方が、まさにそういう関係にしか見えないのである。性格的にもいかにもありそうなカップリングだし……最後の相合傘で帰るシーンとか、視聴者としてはどう受け取っていいのかよくわからない。そして、彼女たちの野球への向き合い方についても、どう受け取ったものかと悩ましいところ。「野球部だけで中学を終わりたくない」という意見は至極もっともで、部活中にちゃんと機能しているのであれば文句を言われるところではないが、今回の(特に相楽の)態度を考えると、彼女らと他のメンバーの温度差が今後の部活の運営に何がしかの悪影響を及ぼすのは確実だろう。なまじ実力がある2人だけに、どこで意識改革が行われるかは気になるところだ。

 そして我らがエースである仁科さんは……なんか、だんだん自分の立ち位置を心得てきた感があるな。ちょっと前までなら、昔の仲間たちに会うだけで劣等感からイライラが隠しきれなかったと思うのだが、最近は余裕すら生まれている。部活内での自分の立ち位置について、どこまでが現実で、どこからが願望なのかをきちんと切り分けられているんだろうか……。まぁ、仁科は多少お花畑なくらいがモチベーションが上がってちょうどいいのかもしれんな。できれば決勝のマウンドでボコボコにへし折られてる仁科は見たくないけどなぁ。

 

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 佐天さんの超絶けん玉テクニックをアニメーションで! 第18話。いや、別に今回は全然佐天さんの話ではないのだけど……なんかもう、出てくるだけでありがとう。

 まるまる一本、ほとんどおっぱいの話だけで終わってしまうという、場所が場所なら許されない展開のお話。そのくせ話の中心になっているのが貧乳コンビというのが涙を誘うところだが、こういうのって、女性目線だとどんな風に映るんでしょうね……。男からすると、そりゃま、やっぱりむぎのんはすごいし、滝壺はもっと時間をとっていろんなアングルから映してくれよって思うけども、別に御坂さんや絹旗だって個性があっていいと思うんですけどね。中学生だしね。いや、同じ中学生でもそりゃ食蜂さんは素敵だと思いますけど……結論・みんな違ってみんないい(逃げ)。

 すでに「禁書目録」の3期でアイテムの面々がほんとに辛い状態だったの見てしまったあとだけに、フレンダも含め(そして浜面を含めて)和気藹々としている様子を見られるの超電磁砲の特権。ほんと、アイテムの面々はとても良いキャラしてんのよねぇ。CVも充実してるしねぇ。今回はそんな中から、バトルシーンではいまいち活躍にかける絹旗が大活躍するっていうだけでも見どころにはなるだろう。激情家の麦野と違って、御坂さんを相手にしてもそれなりにクールに対応してくれて、学園都市の平和な(??)側面ものんびり楽しめる。いや、今回だけでも結構な数の修羅場があったけども。レベル5だとわかってても正面から喧嘩売れる人間はやっぱ強いよな。

 そしてアニメだけの特典として、「有象無象の夢映像」の中身がオリジナルでやたら充実しており、最近出番がなかったキャラクターなんかにもサプライズ出演してもらっているのは嬉しいところ。土御門兄妹なんかは原作でも出てたけど、まさかの婚后さんとか、「大覇星祭でドヤって負けちゃった女の子」とか、まさかそんなところまで?みたいな子たちが登場し、それがみんなしておっぱいがらみの話をしては消えていくという、これ、DVDとかの特典映像で入るタイプのお話なのでは。蜘蛛でびっくりしちゃったテレパシストの子とか、考えてみりゃそれなりに便利な能力の持ち主だったのだし、案外食蜂派閥の子たちだけでも一本アニメが作れるくらいにいろんなお話がありそうなのである。

 とりあえず、おふざけ混じりできゃんきゃんしてる御坂さんがとにかくかわいいので素直に満足。そしていよいよ次回からは佐天涙子の冒険。そしてフレンダの大活躍ですね。ほんとに捨てキャラがいないお話なのよな。

 

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「文豪とアルケミスト〜審判ノ歯車〜」 5→5

 こんなタイミングで終了する作品があったっていいじゃないか。コロナ遅延の影響で多くの作品が1期分ずらして再放送していた中、遅延は素直に遅延と受け止め、伸びた分だけ放送期間を延長した潔い作品。おかげでなんとも中途半端な時期に放送が終わったわけだが、残りの期間、この枠はどんな風に使われるんでしょうね。

 終わってみると意外に真っ当な面白さがある作品だった。1話目から「太宰はそんなこと言わない。言わないけど、太宰じゃないならしょうがない」というなかなか巧妙な責任逃れというか、程よい「文豪との距離の置き方」ができていた作品で、「そんなこと言わない問題」について、それぞれが作家でありながら作家でなく、外部からその作家の生涯を俯瞰できる概念存在であるっていうのは結構便利な設定になっていた。その作家の作品全てを無理なく扱うことができるし、時代の近い作家どうしが、まるで後世の研究者のように各々の作品批評なんかをぶつけ合う姿を自然に見守ることも可能。単なるお飾りではなく、最低限の作品評と文学的価値を解説しながら展開するおかげで、見ているだけでなんだかこの当時の文学作品が近い存在であるかのようにも思えてくる。きちんとテーマに寄り添って作品作りしてくれるなら、いわゆる乙女ゲー設定だからと言って忌避する理由にもならないかもな、というのを再確認させてくれる作品だった。

 「そんなこと言わない問題」は単にこちら側の印象の良し悪しに影響する部分かと思っていたのだが、本作ではなんとこれがクライマックスのシナリオラインにダイレクトに関わる要素になっており、「芥川はそんなこと言わない! まぁね、芥川じゃねぇからな!」というどんでん返しの役割を果たしているという。その上で芥川龍之介という作家の二面性と苦悩をうまいことヒーローものの文脈や異能バトルの構造に組み入れ、今作ならではのドラマ性を生み出している。これなら1シーズンのアニメとしても文句なしで及第点だ。惜しむらくは、中盤では結局いつものように「大量のキャラがわちゃわちゃして一見さんお断り」みたいな展開になってしまったのでついていけない部分が出てしまったことだが、その最中にもきちんとクライマックスへの伏線がちょいちょい張られているわけで、決して不必要だったというわけでもない。こればかりはソシャゲアニメの宿命とも言える構造だったので、多少は酌量の余地もあるだろう。

 まぁ、結局純正の文学ファンにどのように映るかは分からないのだが、あんまり知らない身からして「啄木はそんなこと言わない!」よりも飲み込みやすかったので、案外これくらいのハードルでひょいと乗り越えられるくらいの「入りやすい文学の入り口」があっても良いのかもしれない。いや、こっから純文学にハマる若者がいるかどうかは知らんが。

 

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 週末定例たほいやだが、なんか機材トラブルで開始が1時間遅れてしまったため、今週はやや少なめ。

 


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 納豆にブラックペッパーは盲点であった、第4話。マヨネーズまでは想定内だけど、そこにブラックペッパーで味がどうなるだろう。今度試してみよう。

 富豪刑事が富豪じゃなくなった回が一番面白いっていう。まぁ、ドラマの機微ってそういうもんだろうけど。今回はとにかく鈴江さんが可愛いというのが最大の見どころであり、ここまで過保護だったら、そりゃ神戸があんな人間になってしまうのもしょうがねぇよなぁ、というのがしみじみと納得できるようになっている。結局神戸の家出の原因は納豆にあったようだが、どっちかってぇと5㎝を7㎝にこっそり変えておく気遣いの方がギルティな気も……あの男が気づくかどうかは別として。

 そうしてボロボロになってしまったかわいそうな鈴江さんを愛でつつ、一応作品の主旨としては神戸と加藤の今まで以上の密な交流を描くのが眼目だろうか。これまで散々ぶつかり合い、すでに加藤の中では諦めにも似た気持ちができている頃だが、非番の日にドラえもんがわりに呼び出してみるなど、そろそろ神戸との付き合い方(うまい使い方)もわかってきた様子。たまたま使い物にならない状態でなければ、あのタイミングで衛星検索でもして一発で犬の答えにたどり着いていたのだろうが、不運が重なり、あれよあれよと初めてのお泊まりイベントに転げてしまった。「中途半端に高級品を狙おうとすると失敗するけど、徹底して庶民料理に振り切れるとかえって金持ちはびっくりして喜ぶ」なんてのもお約束のネタ回しで、二人の交流のための手がかりがそこかしこに転がっているお話である。ラストシーンできっちり絆創膏をつけているあたりも、「救急箱なんかねぇよ」って言ってたことを考えると、わざわざ加藤が絆創膏を買ってあげたのだろう。あれくらいの傷なら本当に「舐めときゃ治る」レベルだとは思うのだが、やっぱり心配してくれるあたりに加藤の優しさがあるのだった。

 そしてオチとなる迷子犬事件の解決方法なぁ……ここで素直にハッピーエンドにしないあたりがなんとも曲者っぽい展開ではあるが……まぁ、犬一匹以外は誰も不幸になっていないのだからよしとするべきなのか。こういう「子供騙し」って、どこかでしっぺ返しがありそうで怖いんだけどね。ちなみに今回のクソガキのCVは鬼頭明里。聴きながら「絶対知ってる声なのに……」って思ってたけど答えにたどり着けなかったのが悔しかった。最近はおっちゃんの耳が衰えているのか、器用な若手が増えているのか。

 

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 交番に大量のドル札はそれだけで事案なのでは? 第5話。とりあえずの大団円。およそ「そうなるやろな」っていう展開なのでそこまで驚きも無いはずだが、ちゃんとドキドキしながら観られたし、これはこれで良しである。

 まさに「これしか落としようがない」という展開になっていたので、(先週までは不安でしかなかったので予想してたなんて口が裂けても言えないが)妥当な決着。固唾を飲んで見守っていたが、ローランたちが撃たれたところでこのエンディング以外の選択肢がなくなり、一気に解像度が上がったのでホッとしたような、拍子抜けなような。まー、こういう作品ってのは「騙し」をどこまで持続するかっていうのはどこかで諦めなきゃいけないことなのでね。シリーズアニメの場合は「まだ5話目だしなぁ」っていうメタ情報がどうしても働いてしまうのもある(流石にここでローランたちが死ぬわけがないことは誰にでもわかる)。そのあたりは痛し痒しだが、「詐欺師もの」のドラマとしては欲しいものはちゃんと提供してくれたんじゃなかろうか。

 こうして5話に渡って1つの事件を観ていると不思議といろんなところに愛着が湧くもんで、「サラザールさんはギリギリ許されるレベルでなんとかなってよかったなぁ」と思うし、「流石にカッサーノさんが救われなさすぎてちょっとかわいそう」とかも思っちゃう。いや、彼のこれまでの悪行を考えれば当然の報いではあるのだろうが……視聴者目線だと、単なる「クソ映画好きのおっさん」なんだよな。声が斧アツシだからなんか憎めないしな。あの歳でおそらく2度とムショから出てこられないっていう人生はキツかろうなぁ……吐き出した1億ドル以外に隠し財産とかあればなぁ……。

 まぁ、そんなところまでちょっと見入っちゃうくらいには良いお話でした。しかし、ローランの一味はここまで大規模な犯罪組織なのだとすると、こっから先はなんでもありやね。今回の事件だって相当な規模だったわけだが、ここから残りの話数でどんなお話が展開することになるのだろう。金銭的な部分だけで見れば、1億ドルってもう行き着くところまでいっちゃってるから、これ以上の金額出されてもピンとこねぇしなぁ……。あとはエダマメの成長物語だと思って楽しめればいいのかしらね。

 今週のまとめ:アビーの水着、貧乳だけどエロい。

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 祝・クレナイさん生存、第5話。先週時点で絶対死ぬと思ってたので、彼女からしたら世界の在りようはショックではあろうが、とりあえず生き延びたことを素直にお祝いしたい。その分、ナツメとお友達になれそうだった隊の別な子は何人か死んでるみたいだが……まぁ、そうなれば、そうなるやろ。

 今回は割と真っ当な展開、というか、このアニメが始まって以来、ようやく想定内と言えるお話になった気がする。カブラギさんがどこまで無茶するかは定かでなかったわけだが、結果的には、一番分かりやすく「次に繋がる」処理になった。まぁ、まさかカブラギさんだからってあの化け物ガドルを殺せるとは思ってなかったが……。普通、敗北確定のイベント戦闘なら、ボスモンスターは無敵に設定しておくよなぁ。今回のミッションは運営側からすればアルファガドルが死んじゃったら終わりなわけで、わざわざ「殺せる」ステータスを与えておく意味がない。まー、運営側もまさかチート兵器抱えた内部人間が突撃してくるなんて思ってなかっただろうし、とんでもないイレギュラーが介入してしまった結果ってことなんだろうけども……。カブラギさんのリミッター解除、そこまで人知を超える効果があるのかよ。そりゃ限界の先も見えるわ。

 結局、カブラギさんは最悪の選択をしてしまう。しかし、戦地に乗り込んだ後の彼はほとんど迷っているような様子もなく、乗り込むと決めた時点で、自分がどういう処罰を受けるかはもしかしたら覚悟していたのかもしれない。ナツメの行動次第では、単に彼女だけを確保して逃げ出すことも可能だったのかもしれないが、やっぱり最悪の展開を迎えてしまい、ガドルは殺す以外の選択肢がなくなった。それでも、カブラギさんは躊躇もせずにサクサクとガドルを殺してみせた。もう、この世界とかシナリオとかはどうでもよくて、自分を「救って」くれたバグのために、新たな一歩を踏み出すことを決めたのだろう。かつて自分のせいで失ってしまった仲間への贖罪の意味もあったのかもしれない。その結果が順当な「処罰」だったとしても、別にそのことを悔いるようなこともない。

 ただ、1つ気がかりなのは今回のことではっきりとナツメの存在が表沙汰になってしまったということである。これまでも「なんであんなにおおっぴらに人生を謳歌しているバグのナツメが処分されてないんやろ?」というのは疑問だったのだが、今回カブラギさんはミナトに対して「ナツメが理由で動いてるんやで」ということをはっきり見せてしまい、「運営側も想定してなかった大チョンボ」の原因がたった1人のバグであることがこれ以上ない形で示されてしまっている。事実上唯一の擁護者だったカブラギさんが退場してしまっては、ナツメは処分待った無しだと思うのだが、運営側はどのように落とし前をつけるつもりなのだろうか。

 ちなみに今回のコンテ担当は「幼女戦記」の監督を務めた上村泰氏。確認したらあの作品も同じNUTの制作なのね。丁々発止の空戦バトルの充実っぷりは、いかにもってん感じでしたわ。

 

 

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 酒乱の顧問のくせにCVが伊藤静じゃないだと? 第5話? おかしい、野クルなら100%伊藤静のはずなのに、そんな酒乱なんて他にいるわけが……あみっけか。ならしょうがない。

 再スタートから改めて見直して、ぼちぼちエンジンがかかってきた作品。いや、エンジンをふかしたところでずっと徐行運転みたいなお話なので何がすげぇとかいうことは一切無いのだが、今期はこうした「日常モノ」テイストの作品はこれだけなので、ホッと一息つける感じはやはり安心するのである。メインの4人もぼちぼちキャラが固まって可愛く見えてもくるしね。個人的には大野先輩にはもっと色々はっちゃけてほしいと思っているのだが、この人は本当に裏表のないまっすぐなメガネなのだろうか……。

 というわけで、そんな4人で完結していたていぼう部に、新たな核弾頭として投入されたのが顧問である。保険医って高校内でどういう扱いになるんだっけ? 養護教諭も部活の顧問とか受け持てるのか、とか色々疑問が出てきたのだが、まぁ、その辺はさしたる問題ではない。最大の焦点は、夕方からビールをかっくらってくだを巻くような人物だったという部分である。高校生がメインの作品でここまで堂々と飲酒を繰り返すキャラもなかなかいないよな。しかも単なる「酒乱」ではなく、なぜか「ビールバカ」という種類を特定されたバカになっており、実際にテーブルに並んでいるのは「酒類」ではなくて全てビール。しかも単なる缶ビールだけじゃなくて地ビールと思しきボトルも各種取り揃えてあるという……高校生の前でここまでガチで自分の趣味を貫ける人物ってのは強いな。最近の若い子はそんな先生を見ても「じゃぁ私も一杯」とかいう発想にならないっぽいのは大変健全である。

 ちなみに個人的なツボポイントは、顧問(小清水亜美)が大野先輩(明坂聡美)に「大野ちゃん、嫁に来てくれ」と言っていたシーンである。うむ、これで2人とも一気に片がつく。素晴らしいアイディアなのではなかろうか。

 

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