最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「彼女、お借りします」 5 NTRもののエロ漫画のタイトルみたいな作品だな。実際、私が好きなエロ漫画のタイトルにこれと同義(?)のタイトルの作品があったりします。なんのカミングアウトだ。 まぁ、これが「ニセコイ」っていうタイトルでも何の問題もないわけで、いわば「ニセコイをジャンプじゃなくてマガジン的な道具立てで描いたらどうなるか」みたいな作品といえるのかもしれない。打撃力高めのヒロインのCVはエンコーパワー・東山奈央ではなく、ダ女神パワーの雨宮天。ちなみにWikiで確認して知った情報としては、もともとCMなんかの音声だと主人公のキャストが福島潤だったこともあるらしく、こんなところでもアクシズ教は健在だった様子。さらにどうでもいい話として、元カノ役の悠木碧がもともとのPVではヒロイン役だったりもしたらしく、要素が色々大忙しである。なんでそんなにキャストの話ばっかりかというのはおよそ察してもらえればいいわけだが、とりあえず視聴中に「1日付き合って本番なしで4万は流石に嘘だろ! ……いや、でも4万で雨宮天が出てくるなら確実に安いか……」などといろんなことを考えたからである。雨宮天なら4万は出すなぁ……そして多分、「1日福島潤と遊べる」だったとしても4万は出すなぁ……(そこは堀江瞬にしたれよ)。 まぁ、とりあえずそんな感じで雨宮ボイスで「バッカじゃないの!?」って言われるだけでいい作品なわけだが、デザインとしてはいかにもマガジンらしいオーソドクッスなものなので、古式ゆかしいドタバタラブコメとしてどこまでアニメで魅力を発揮できるかは今後の頑張り次第といったところだろう。1話目時点ではヒロインは可愛かったし、男のデザインもそこまで悪いもんじゃないと思う。「童貞力」という便利な言葉があるせいで関係性が一線を超えそうもないのは物足りないのだが、そこは掲載誌がマガジンならしょうがない。あれ、でもマガジンって確か本番OKだったはずだな。最終的にそこまで……行くようなタイプの作品ではないな。いや、別にいってほしいわけでもないけども。 ちなみに「ババアキャラがやたら元気な作品」という側面もあるので、ババア好きの人も注目しても良いかもしれない。主人公のババアのキャスト、聞いたことあると思ったら「この音とまれ」の晶さんのところのババアか。強引に東山奈央繋がりでエンド。
PR ○「Re:ゼロから始める異世界生活(第2期)」 6 4年もの時を経て帰ってきた記念すべき第1話目だというのに、いきなり石田彰をぶつけて希望をぐっちゃぐちゃに潰していくあたり、本当に首尾一貫した作品である。いや、でも冷静に考えて「すげぇ苦労して変態松岡禎丞を倒したのに、すぐに石田彰(と河西健吾)が出てくる」って、組織として最強すぎないか? 正直、世界中で一番相手にしたくないグループだと思う。上層部に飛田展男とか中尾隆聖が控えてたらどうしよう。 というわけでいよいよ始まりました第2期。ぶっちゃけ、この4年という期間で私はディティールもすっかり忘れてしまっているわけだが、途中で見たOVAなんかの雑多な印象をつなぎ合わせて、何とかシナリオを再構築していきたい所存。1期はもちろん好きな作品だったのだが、いかんせん白鯨戦のあたりから(要は19話以降)若干のトーンダウンが否めなかったので、よりによって今回の2期につながる一番大事な部分の記憶があやふやなのよね。再放送でちゃんと見直しておけばよかったんだけどなぁ。もちろんレムを含むメインメンバーについての記憶はある程度しっかりしたもんだと思うが、周りのいろんな勢力の配置があんまり定かじゃない。まぁ、1期の時も別にそこまでメインで活躍してたわけでもないしなぁ。今後の展開で一から構築していけば問題ないか。 さて、あとは今後の展開でまた1期のように胃が痛くなるような展開がどんだけ待ち構えているかである。普通に考えれば1期であれだけの理不尽をくらいまくってんだから、そろそろスバルが幸せになってもいい頃じゃないかと思うはずなのだが、不思議なことにスバルってぇ主人公は「こいつが幸せだとそれはそれでイラッとくるしな……」みたいな印象もあるため、やっぱりどん底まで叩き落としてナンボという気もする。そうなると、人生のどん底なんてもんは限度があるわけで、1期であんだけ何度も何度も「まだ下がある、まだ下がある」と落とされ続けたこのループ世界に、さらなるN番底が待ち構えているのかどうか。ストーリーメイキングはかなりハードな設定になりそうだが、うまいこと1期のテンションを再燃させられるように祈っておこう。 しかし、まさかレムがここで一旦退場になるとは……まぁ、眠り姫を起こすのって男の子の定番目標ではあるが……なんか、片腕もがれた状態でのスタートみたいな感はあるな。
○「ノー・ガンズ・ライフ(第2期)」 4 本来だったら4月期新番だったが、コロナの影響でずれ込んでしまった作品の1つ。2期ものの場合、1期からのスパンもある程度作品のモチベーションに影響するのでちょっと可哀想ではあるな。ちなみに1期は去年の秋番だったので、3ヶ月の休止の予定が半年空いてしまったことになる。 例によって無難な作品を無難にアニメ化、といった印象をはみ出さないのであるが、なんだろう、1話目だけを見るとやけにテンポが悪いように思えた。もともとあまり駆け足でやるような作品ではないし、鉄と硝煙の匂いがするような世界観をじっとりと描くものなので別にシャキシャキ展開する必要もなかろうが、鉄火場となるシーンはもう少し緊張感が欲しいし、それぞれの筋立てのつなぎがどうにも間延びしているようで違和感がある。例えば最初の事務所襲撃シーンなんて、普通に考えたら閃光弾を使った襲撃者は対象の五感が戻らないうちに速やかに襲撃&拉致まで展開すべきなのに、突入までの時間だけでも結構余裕がある。その後も包囲網がやたらゆるくてメアリーがあっさり抜け出せてしまったりするのも妙に間が抜けているし、鉄朗が何の策もなく現場に戻ってあっという間に捕まっているのは輪をかけて間が抜けている。サスペンスとかハードボイルドと呼ばれるジャンルに入る作品のはずなのだが、どこか緊張感に欠けるような印象なのだ。1期の時もこんなんだったかなぁ。 また、マッドハウスの製作なので多少ハードルは高くなるものの、映像部分においてもそこまで見どころがあるわけではなく、全体的に止め絵が多めで、その1枚絵の質もお世辞にも高くはない。なんか、ようやく「コロナの影響かもなぁ」と気になる作品が出てきたのである意味安心する部分はあるのだが、多分製作スケジュールを考えると、さすがに1話目はコロナの影響は関係ない気がする(もともと4月期新番なわけで、さすがに緊急事態宣言より前に完成しているはずだ)。まぁ、取り立てて悪いというほどのクオリティでもないのだが、視聴モチベーションがいくらか削がれたという意味で、やや減点としておく。 まぁ、それでも2期目なんだからあとは流れで最後まで追えるとは思うけどね。改めて、メガアームド斎ってすげぇ名前だよなぁ。
○「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完」 ー 先にお断りしておくと、このエントリーで作品について語ることはほとんど無い。まずもって、どんな作品なのかも覚えていないからだ。それもしゃーない、何しろ前作となった2期目の放送が2015年。その時点ですでに視聴モチベーションを失っており、話の内容もろくに追わずにいたのだから、何も頭に残っていないのは当たり前の話。私が本作についてどんな感想を持っていたかは、過去の記事を遡っていただければわかるだろう。ただ、それならそうして何一つとっかかりがないシリーズの「完結編」と謳われた今作には触れなければいいんじゃないか、とも思うのだが、それが正しい姿勢なのかもよく分からぬという、そういうどうでもいいお悩み記事なのである。 ありがたいことに、こんな人生を送っている私は、この歳になっても周りの人間からアニメの感想や反応をもらえることが多い。か細い関係性は世代を超え、○歳年下の人間だったり、ことによっちゃ××歳も若い人の感想が漏れ聞こえてきたりする。そういう話を聞いている時に様々な点からジェネレーションギャップを感じることもあるし、通底する感覚を共有できる時もある。若い感性に触れるというのは、油断すればどんどん鈍っていくおっさんの感覚を活動させるためには有益な交流である。 そして、そんな若い世代に、この作品は受け入れられているのである。これがまぁ、最近のなろう作品のように「一周回って、半分バカにしながらの対象」みたいな見方であれば別次元の話として処理もできるのだが、私の観測範囲内で、今作は「通常私も受け入れるような作品群」の延長線上にあるものとして受け入れられている。無理やり接続を考えるなら、最近なら「青ブタ」とか、そのあたりの延長線上にある。もう覚えてもいないのであくまで「過去の私にとって」と注釈をつける必要はあるが、この作品は受け入れられない作品の筆頭であったにも関わらず、ある部分で確実に理解と共感の及ぶ一定層が、この作品を間違いなく評価しているのである。このような状態というのは、理解できぬと捨象してしまうのはもったいない現状ではなかろうか。 別に話し合う気もなければ改めて今作を見直す気もないので、ことこのアニメに関しては、私はもう「共有」は諦めているのだが、「かつて自分が唾棄していたものであっても、もしかしたら新たな感性を持って受け入れれば、そこに価値を見いだすことが可能なのかもしれない」という1つの道標として、この作品のタイトルは残しておきたいとも思うのだ。いつの日か、こういう作品を屈託無く楽しめる日が来たら、それはそれで幸せなのではないかと思うのだ。 まぁ、残念ながら久しぶりにみた1話目はやっぱり心底「キモ」という感情しか出てこなかったので人間そんなに簡単に変われるはずもないという話なのだが……。東山・早見・悠木の黄金トライアングルを保持しながらもここまでの私の中で評価が動かなかった作品って、ある意味で貴重よね。
○「GREAT PRETENDER」 6 猫エンディングがやたら可愛い&スタイリッシュ。本編に猫が1ミリも関係ないのだけど、そこのデザイン性だけでも見入ってしまうわね。 これでこそフジテレビ系列、と言わんばかりのクセの強い1本。監督は鏑木ひろで、1話目から容赦無く色彩設定の際立った映像部分を叩きつけてくれる。オリジナルでこういう「人を選ぶ」画面を持ってこられる放送枠って、やっぱりノイタミナとかのフジテレビ枠なんだよな。クセの強さは個人的には評価したい部分で、単純に見た目にインパクトがあるだけでなく、「騙し騙され、謀略合戦」という作品のテーマ性をビビッドに彩り、一筋縄ではいかない世界観を感じさせてくれる。今期に入ってから何回も書いてる気がするけど、結局アニメ制作のリソースってちゃんと確保されてたのかい、っていう。WIT STUDIOの底力は信頼しているが、はてさて、最終話までこのクオリティで走り抜けられるかどうか。 こうして見栄えのする映像が展開されたってことは、あとは脚本と見せ方の勝負になってくる。1話目で特徴的なのは英語の見せ方と、トランスレーションの自然な活用。「英語が得意な俊英詐欺師」っていう最初の見え方から、どんどん転げていて「クソ英語でたどたどしくしゃべるしかない島国の子猿」まで転げ落ちていく様子が、主人公の話している言語1つ拾ってもはっきりと見えるというのは1話目のキャラの見せ方としては実に効果的。まぁ、もともと英語パートを聞いていても「そこまで上手いわけじゃないんだよな……」って思って聞いてるもんだから、ちゃんとネイティブに突っ込まれると「だよなぁ」って納得感がある。なかなか英語がスラスラ話せる日本の声優ってあんまりいないもんだから、必要上「ちゃんと喋れてる風」に見せることが多くて、その違和感みたいなところが突っ込まれるのって新鮮よね。 あとは、「詐欺」っていうテーマは狡知さをいかに出すかの勝負なので、脚本でそれが見せられるようになれば評価も上がってくるはず。脚本担当が人気テレビドラマの脚本を作った人らしいので(全然そのあたりの事情を知らん)、期待してもいい……のかしらね。是非頑張ってほしい。
○「デカダンス」 7 人類、ちょっと油断するとその人口の9割を失いがち。むしろこの手の設定で「なんでギリギリ残ってる1割は、9割をぶっ殺した外敵相手に生き残れてるんやろな」っていっつも思うんだけど、その辺は気にしたら負け。個人的に絶望度合いでいうと強烈だったのは「トータルイクリプス」あたり。 コロナに負けるなアニメ業界、ってことでのご祝儀配点にしておいたが、何しろ個人的には激推しの立川譲の久々の監督作品。しかもオリジナル企画である。これを期待して強めに推さずに、新番チェックの意味があろうか。願わくは、このままの点数を維持して最後まで走りきってほしい所存。まぁ、なかなか難しいのはわかってるのだけど。 設定が陳腐である、というのは先にお断りし、なおかつその設定に疑問が残るのも認めつつではあるが、お約束じみた終末設定の中で見せる楽しさはピカイチである。特に目を引くのは、メインヒロイン・ナツメのお転婆で破天荒ながらも、どこか可愛らしさを残した憎たらしい造形である。キャラデザもどこかクセがあるので、初見だと「ん?」と思う部分もあったのだが、いざ動き始めるとすぐにそのコミカルなやかましさが魅力につながった。個人的には壁面から落ちていくときの絶叫顔がオススメ。絶望的な状況で生き残る人類の中でも、特に暗さを前面に出さず、どちらかというとご陽気に、お祭り気分で生存競争。この妙なテンションはハマると気持ちいい。「そんなことやってる場合か」度合いで言ったら近いところは「グレンラガン」あたりじゃなかろうか。 そうして作られたキャラクターを彩る強烈なアニメーションも文句なしの見どころ。このご時世にオリジナルアニメに注ぐそんだけのリソースがあったのかよ、と驚くばかりだが、「NUT」という見慣れない会社名は、どうやらマッドハウスの系列(独立?)会社らしい。立川さんは元々「デス・ビリヤード」の時からマッドハウスで仕事をしており、そこからの派生だとするなら、そのまま人材も移行してきている可能性は高い。できることなら、万策尽きることなく、このクオリティで突っ走ってほしいものだが……流石に1話目は贅沢すぎた感があるかなぁ。劇場版みたいな無茶苦茶な動きしてたし。マッドハウスでいうなら「進撃の巨人」の軌道もかくやという仕事ぶりであった。 キャラよし、映像よし、そして1話目に関しては立川さんの采配によるメリハリの効いた画面転換のおかげで気持ちよく導入が入ってくるのでシナリオも良しだ。この手の作品はどこに終わりがあるのかがわからないのが悩みどころで、今作も結局「カバネリ」みたいな「一番怖いのは人間」的なオチが待ってたりするとヤバい気もするのだが(何しろ中枢に子安がいる)、できればそういう使い古したシナリオラインにも何か風穴を開けるような作品になってくれることを祈っている。「デス・パレード」が作れた立川さんなら、それすらもブレイクしてくれそうな重すぎる期待を持ってしまうのである……いいじゃない、新番期のオリジナル作品に多少期待してもさ!
○「異常生物見聞録」 3 すげぇタイトルだよな。なんでこんなタイトルなのかというと、原作が中国のweb小説なのだそうで。現地語でどういう訳出なのか分からないのだが、ちゃんと意味はあってんだろうか。 それにしても、色々とキツかった……。なんかね、もうね、とにかく違和感がバリバリですげぇのよ。スタート時点で「おっ、これは純正の中国産かー」とか興味を持って見守るつもりだったのだが、えもいわれぬ違和感が積もりに積もっていくこの感覚は、ちょっと他では味わったことがないかもしれない。多分一番近いのは「実験品家族」なんだけど、あれはすぐにギブアップしてしまったので追いかけてないのよね。 よく分からんのは、今作のアニメ化に際して、日本人スタッフはどれくらい関わっているのかということである。最大の違和感は脚本部分にあり、会話の文章の時点で既におかしい。本当に、日本語が完璧でない外国人が起こした文章みたいなレベルで、こういう文章は「外国のファンが書いた日本のアニメのエロ同人」でよく見かける。流石に脚本チェックは日本人スタッフが関わっているだろうし、なんでこんな違和感バリバリの台本が出てきたのかさっぱり分からん。もしかしたら「その違和感も含めて、海外のアニメってことを味わってくれ!」というサービスなのかもしれないが、無理無理、没入する以前の問題である。まぁ、こと台詞回しに関しては、私はどうしても言葉遣いが気になってしょうがないタチの人間なので、人並み以上に気にしてしまっている可能性はあるのだが……いやぁ、でもやっぱおかしいぞ。 製作スタジオもおそらく日本国内ではなかろう。台詞回し以外にも、あらゆる動画のテンポ・演出が独特で、良くも悪くも「日本人の手の入っていないアニメ」という感じがしている。演出方向については私が慣れていないだけかもしれないので一概に悪いとは言えないのだが、やはりどこかチープで前時代的なものを感じる。その割に、ガワだけ日本の現代アニメから持ってきたような製作スタイルが見え隠れしているために、その「狙いと結果」のギャップがさらに違和感を際立たせている。おそらく日本のアニメーターが手癖で描いたり、誰にもいわれずとも「そういうものだ」と処理している演出理論が、向こうの制作スタッフではリセットされた状態になるのだろう。表面だけ似たようなものにしようとしても、目的意識がずれているので画面に整合性がなくなるのである。まぁ、これが新しいアニメのスタイルとなる可能性もあるわけだが……。慣れるかなぁ……。 一応救いがあるとするなら、テーマ自体が「ケモっ子ドタバタ長屋生活もの」という割とストライクゾーンに入りそうな設定であること。ぺっちゃん演じる犬っ子も可愛い部分は可愛い(セリフが変なのが気になってはいるが)。その辺りから、この新しいアニメジャンルに食い込んで行けるかどうか。今期は「GOH」とこれで色々と海の向こうの空気に触れられそうなシーズンであるな。 ○「魔王学院の不適合者」 4 遠慮なくゴクゴク飲めるタイプのなろうだよ。何も考えなくていいよ。ただ、おっちゃんくらいの歳になると、ちょっと摂取するだけで内臓にクるようになってしまってなぁ……もう、こういうのをどうやって観たらいいのかよく分からんのじゃ。 前クールには用意されていなかったのでなんか久しぶりな気もするけど供給量を考えるとそんなこともねぇ「魔王系」なろう小説。まぁ、転生した魔王がチートでオラオラするだけの話だというなら、タイトルが「魔王様のリトライ」だとしても何の不思議もないな。一応サブタイトル(という名のあらすじ)は「史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う」となっており、このサブタイトルさえ見ておけば1話目を全く見なくてもよいという親切設計。というか、普通に考えたらこのタイトルを見たらアニメそのものもあんまり見なくてもいい気もするな。 一応、ここまで振り切れたチート設定は久しぶりだが、どっかで見たと思ったらネット界隈でたまに見かける比較コピペみたいなやつだな。「心臓の鼓動ですら殺せる」って、まぁ、その発想が思いつくのはすごいと思うよ。だって、思いついたって絶対作品にならないと思うから……。そういう意味では、諦めずに何でも作品として成立させるなろうスピリットってのはもしかしたら尊いものなのかもしれない。ここまでスタート時点でのハードルをあげてしまっては、その後の物語なんて何一つ面白くなるわけがないと考えるのが常識的な発想なわけで、それを飛び越えて、アニメ化にまでこぎつける人気作品を書けたのだとしたら、今後ものすごい展開が待っていることを期待してもいいのだろう。期待するだけなら自由だろう。期待してないことをオブラートに包むのだって自由なのだ。 製作は、既にこっち方面でもおなじみになってきた大沼シルリンチーム。前作「防振り」は映像部分のクオリティだけで強引にそれなりのところにもっていった作品だが、さて、今作はどうなるだろう。実際、映像部分だけを見れば決して悪くはないし、なんならおかーちゃんのキャラなんかは見ていて楽しいのだが、いかんせん、そういう部分を楽しむためのハードルとして「主人公の言動を全て心を無にして見なきゃいけない」という特大の障壁があるからなぁ。気にしなければいいんだろうけどなぁ。 ちなみに「なんでフクロウのキャストが微妙に気合入ってんだ」というのが一番気になった部分です。兼ね役とかの伏線なんでしょうかね?
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HN:
Thraxi
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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