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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「モンスター娘のお医者さん」 5→6

 気づけばすっかりお気に入りになっていた作品だった。今期終了分で言えば、開始時からの好感度の上げ幅で言ったらこれがトップだったと思う。なんでなのかはよく分からんけど。

 毎週感想を書いていたのでその都度のテンションの高まりはそっちを確認してもらう方が早いが、単なるゲテモノに終わらず、きちんと「モンスター娘」という設定を活かしつつの交流劇で、独特の世界観が味わいになる作品だった。いわゆるハーレムものに分類されてはしまうのだが、ちゃんとそれぞれの女の子たちがグレン先生に惚れ込む理由は納得できるし、理不尽な恋愛脳になるだけではなく、それぞれの個性を守りつつ、独自のアプローチで恋愛を楽しんでいる様子も微笑ましい。まぁ、アラーニャさんのは楽しんでいいのかどうかよく分かんなかったけど……ティサリアさんの甲斐甲斐しくも凛々しい貴族の交際は、「そりゃ家臣からの信頼も篤いわー」と納得できるものになっている。そしてサーフェさんの純愛っぷり。出会いが複雑だったので後ろめたい部分もあったようだが、途中から当て馬が増えすぎたおかげで隠すこともせずにまっすぐな求愛を始めるサーフェさんが可愛らしく、適度に混ざる蛇のような執念深さとか、奇怪さもネガティブな要素にならずに魅力に転じている。結論は「異種族まとめてよっといで」である。

 評価を分ける点があるとするなら、CGを積極的に取り入れたキャラクターデザインが肌に合うかどうか。ちょっと浮いている部分はあったので未だ「硬い」という印象を与えてしまう可能性はあったかもしれないが、個人的にはそのあたりも「異種族であるが故の違和感」みたいなものを表出しているのだと好意的に解釈したい。結局、サーフェの胴体部分はどれだけ溶け込ませようとも人間から見たら「異質なもの」であることに違いはないのだから、そこはいっそ際立たせる方向で見せるっていう演出方針はありなんじゃないかと。やっぱりアラーニャさんのボディだって普通にキモいはずだし。そのあたりを誤魔化さずに真っ正直にデザインを立ち上げ、それをある程度まで世界に溶け込ませてみせたのだから、功罪でいうなら功の方が大きかったと思うのだ。

 心配があるとすれば、こういう作品で心のガードを下げられて、マジでモンスター性癖が目覚めてしまう人がいないかどうか。いや、別に目覚めてもいいけども。私は大丈夫でした。何しろ最終的に一番ストレートに可愛いのが人間に近いスカディ様だったから。一個人に摂取できる種﨑成分には限界があるので、用法容量を守って正しく使用してくれ。

 

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○「ハイキュー!! TO THE TOP(第2期)」 6

 今期はジャンプアニメが連続して詰まっているのか。ちょっと珍しい現象。かたや気鋭の新作、そしてこちらは押しも押されもせぬ大看板。面白い対比だ。

 長期シリーズになってるので名前がややこしいが、一応「TO THE TOP」のクレジットは公式には「第4期」。そしてその4期目の分割2クールの2期目。書いてても何がなんだか分からなくなってくるな。とりあえず、毎回同じようなことしか書けないのであんまり記事を立てる意味はないんだけど、やっぱり観ていて楽しい作品である。もう視聴者側も勝手に着いてくるだろ、ってんで、シリーズ再開にあたっても特に振り返りなど無しでいきなり試合の真っ只中からのスタート。作画も作劇もフルスロットルで、ここまで分割やらなんやらを気にせずに好きにやってもらえるとこちらとしても清々しい。そりゃね、試合中にあれこれを叩きつけられるのが一番気持ちのいい展開ですからね。今回は更に「応援団のあり方」という試合そのものの要素としてもややメインから外れるようなことを取り扱っているが、きっちり音として要素が入ってくるのはアニメならではの楽しみだ。1話目を観て「あぁ、今まで通りにちゃんとやってくれるだろうな」って思えるだけで何も問題はない。やっぱジャンプアニメは恵まれておるのう。

 

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○「呪術廻戦」 6

 「1話目でひっそりと死ぬ千葉繁」ってすげぇ珍しい構図な気がする。いや、だからなんだと言われても困るが。

 原作はほぼ未読。コレが連載始めたくらいの頃にはギリギリジャンプを流し読みしていたくらいの時期だったと思うのだが、すでに新連載を追う気力もなくなっており、特にこの漫画は絵が荒くて好みのタイプではなかったため「まぁ、どうせすぐ打ち切られるやろ」と思ってかなり序盤で読まなくなった。まぁ、私の漫画読み能力なんてその程度である。その後、巷や周りの人間の間で今作の名前がちょいちょい出るようになり、「人気出たのかー」と思ったものだ。この度、アニメ化してもらったことで無事に作品に触れることができるようになった。

 そんなわけで1話目の展開は一応知ってる範囲だが、ジャンプ漫画の1話目なんてだいたい知ってるような内容なのでそこにあまり違いはないだろう。ただ、主人公の造形が割と思い切ったデザインになってるのが意外で、こんなキャラだったっけ、とちょっと驚いている。そもそも呪いがどうとか言う以前に「なんかよく分からんけどフィジカルが人間じゃない」という設定があり、すでにこの時点でチート主人公みたいなことになってる。まぁ、ジャンプのお約束ならそのあたりの理由づけも後々語られることになるのかもしれんけど。

 監督は初めて見る名前かと思ったら、直近で「GOD OF HIGH SCHOOL」の監督をやってる人だった。あっちの作品は韓国人名義がたくさんあったので完全にスルーしてたな。言われてみれば納得の部分も多く、空中でぐるぐる回るアクションの構図の取り方なんかは共通するものを感じる。「GOH」はアクションの見せ方を含めて画面の要素は割と面白い作品だったので、こちらの「純正日本アニメ」でどのような演出が出てくるかは注目したいところ。作劇も気持ち良いもので、ギャグ・ホラー・バトルと目まぐるしく入れ替わるテイストを無理なくまとめあげて流れを作っている。製作がMAPPAということで作画面での不安は薄かろうし、キャラデザを平松さんがやっているというのも気になるところ(1話目はコンテ・総作監も担当)。なかなか贅沢なスタッフを取り揃えてくれたんじゃなかろうか。

 放送時間の並びもあって、イメージとしては「炎炎ノ消防隊」に近い接し方になるかもしれない。作画リソースの安定した王道からちょっとずれた能力バトルの少年漫画。2作品とも忌憚なく楽しめる状況が理想的やな。

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Re:ゼロから始める異世界生活(第2期)」 6→5

 改めて、前代未聞の作品であることは間違いないと思う。ただ、ちょっとスタイルに対する比重のかけ方に問題があったが。

 まぁ、多分観ている人の大半は感じていると思うが、とにかく救いがない。もともとそういう設定の作品であるし、1期もその徹底した救いの無さが求心力となっていたのは間違い無いのだが、困難が設定されていることによる求心力は、それが解決されるカタルシスとセットであるべきだ。結局ドラマってのはそうして回っていく。スバルの行動だって、もちろん「解決」とのセットは前提になっている。そのために小さなPDCAを積み重ね、ゴールへと向かっていくデザインだ。しかし、そうして組み上げられた全体像が、今回はなんとゴールにたどり着かない。一番美味しい部分が無い。これはアニメシリーズとしてはかなり特異な構造であろう。もちろん分割になっているために尺の関係でそこまでたどり着かなかったという実質的な理由もあるが、本作はそうしてカタルシスを得るまでの「反復」に徹底した重きを置き、その中でどれだけのエンターテインメントを提供できるかということに挑戦している作品である。いわば究極のお預け状態でどこまで人は興奮できるものかを試す実験だ。1期の時には、この実験が見事に成功して、我々は申し分ない恩恵に与った。

 2期も構造は変わらないとは言いつつも、1期で自身が設定したハードルがやたらと高くなり、それを飛び越えるためにはより綿密で、重篤で、無慈悲な設定が必要になった。構造上、どこをカットするというわけにもいかず、ただ黙々とゴールへの小目標を敷設し続ける必要がある。そして、その先にあるゴールは未だ見えていない。肥大化した「お預けの規模」がとんでもないことになり、我々は宙ぶらりんで放り投げられてしまったのである。これはさすがに、純粋に楽しめたとは言い難いものになってしまった。出来ることなら、何としても2クールを一気にまとめあげて欲しかったものなのだが……こればかりは世間の諸々の問題が関わってくるので致し方ない。ただ、非常に勿体無いのは、こうしてせっかく敷設した諸々が、ブランクの間にどうしても我々視聴者から抜けてしまうということである。構造が煩雑になればなるほど、我々が取りこぼす要素は増えてきてしまう。いざ帰ってきて最大級のご馳走を持ってきたとしても、我々がそれを味わう術をどれだけ覚えていられるか。知識として覚えていても、これだけ執拗に描いた「体験」としてどれだけ血の通ったものになっているか。そんな心配が出てきてしまうのは、避けられないことだろう。ちょい残念である。

 とはいえ、私としてはやはりこの異様な構造を貫き通す製作理念は嫌いじゃない。序盤で作り上げた「ならでは」の持ち味を、妥協して繋げるのではなく、覚悟を持ってさらに磨き上げる姿勢は大したものだ。小説などの別な媒体で一気に受容できるなら、きっと今期放送分のパートだって充分な満足があるのだろう。願わくは、そうした満足が今後に待っていることを。

 あ、でも「魔女さん大集合パート」は純粋にご褒美でしたね。そりゃキャラが濃いことはわかってたけど(魔女教徒があれだけおかしい時点で、魔女本人がまともなわけがない)、キャストもみっちりしていて、単なる草原でのお茶会もお腹いっぱいのボリューム。いっそどこかで「まじょさんたちのにちじょう」みたいなスピンオフが展開されるのが見たい。

 

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○「ダンジョンに出会いを求めてるのは間違っているだろうかⅢ」 5

 紐神様三度!!!! 今作がこんなにも長期にわたってアニメが作られるような人気作だとは思わなんだ。紐は世界を救う。

 久しぶりだと思ったけど、2期は1年前だったので、そこまで久しぶりじゃなかったな。1期が5年前、そして2期が1年前っていうブランクを考えると、今回は2期と続きの分割って感じなのかしら。間にコロナを挟んでしまっているが、そもそもコロナがなければ7月新番だったらしく、延期した分だけクオリティは安定している。もともと作画には大きな問題のない作品で、いつもいつも紐神様のはち切れるパッションには癒されていたり、昂らされたりしたものである。ヘスティア様は、やっぱり理想の水瀬キャラのイデアの1つなんだよな。

 あとはまぁ、この世界観でどんなお話を展開するかっていう純正続編としてのポテンシャル次第。今作の場合はなんだかんだでちゃんと積み重ねがあって、わかりやすいところではヘスティアファミリアの人数が増えて賑やかになっているだけでも「ちゃんと成長してるなぁ」という気分になる。ワンピースで仲間を集めながら旅を続けてるのとおんなじ感じだね。一応ベルもレベルアップしてるから実力もあがってるんだろうけど、ダンジョンに潜るRPGが元デザインなので、結局身の丈にあった敵と戦い続けるから相対的にレベルアップって感じにくいのよね。まぁ、それはどんなバトルアニメでもおんなじか。気になるとしたら、今までほとんど言及されてこなかった「モンスターという絶対悪」にいきなり紋切り型のメスを入れ始めたところ。一応、ダンジョンの奥に潜む謎と繋がりがあるお話なのかもしれないので取ってつけたようなクエストではないのかもしれんけど、「善悪の生得性」ってあんまり気楽にタッチできる問題ではないので、今作で無難な落とし所を見つけられるかどうか。

 まー、そんな細かいことを気にするんじゃなくて、やたらと気合の入った風呂シーンを愛でればいいと思うよ。そうだね、2期の時にめちゃ風呂が贅沢なギルドハウスを手に入れたのだったね。改めて、アクロバティックな紐ワークを期待しているよ。

 

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○「魔女の旅々」 5

 灰色の魔女を名乗ると世界の均衡を保つために何やってもいいと思うから危ないよ。え? 違うか? なら大丈夫か。俺、つい最近もカーラの話題出した気がするって思ったけど、正確にはウッドチャックの話題だった。私の心の中で、いつだって剣と魔法のファンタジーはロードス島なんやで。

 さておき、何ともぬるっと始まったファンタジー旅(?)アニメ。1話目では一切旅をしてないので旅アニメなのかどうかもわからないが、さすがにこのタイトルで旅しないと旅詐欺になるので旅アニメなのだろう。CMでもそんな感じのこと言ってたし、構造としては「キノの旅」みたいなロードムービーになるのかな。まぁ、あそこまで極まった「国」の概念もないだろうし、むしろ近いのは「ソマリと森の神様」あたりなのかもしれん。

 映像部分は悪くないスタート。特にこだわりがあったのは魔女の家の近くを流れる滝の描写で、水の質感が近景と遠景で使い分けられ、そこまで大写しになっていないのに雄大さが感じられる映像になっている。他にも炎やらのエフェクトを3Dで作っているのにアニメの2Dとうまいこと絡み合っており、「自然豊かなファンタジー世界」をCGで表す試みとしては良いバランスだったんじゃなかろうか。キャラデザなんかはそこまで際立ったものはない平均的なものだが、少なくとも観るのに支障はないので今後のストーリー展開次第といったところか。

 ただ、1話目でそうした映像部分が大きなプラスに働いたわけではなく、どちらかというとシナリオの「なんかよくわからんけど勝手に泣かれた」っていう置いてけぼり感がいくらか足を引っ張った。「さっさと旅に出ろよ」という要請があるだろうから出会いと別れの物語を急ぐのは分かるのだが、初見の視聴者からすればまずもって主人公・イレイナの性格がわからない状態で、あんな引っ掛けじみた仕打ちをされても「試練」としての性質がいまいちピンとこない。魔女さんの性格も我々は知らないわけだし、できればもう少しコミュニケーションを取っているところを描いてもらってから、最後に「実はね……」と持ってきてもらいたかったところ。それこそ「魔法使いの嫁」くらいの尺でひたすら交流を描けば……それだけで1クール終わってしまうけど。まぁ、そこは描きたいものが違うというだけなので、1話目で文句を言うのもお門違いというものだろう。こうして出来上がった「なんかよくわからないけど割と強そうな魔女」がこれから様々な土地を巡ってどんな物語を紡いでいくのかを見守っていこう。

 それにしても、この世界における魔女の役割って何なんだろう。世界によって「だいたい薬師と同じような意味」みたいな設定の時もあるが、この世界の魔女、ガンガン攻撃魔法も展開するのよね。ファイアボルトやストーンブラストはまだしも、ライトニングが使えるとなるとかなり高レベルのソーサラー。一体何と戦うのだろう。まぁ、その辺も来週以降かね。

 個人的には「伊藤静ママから依頼されて花澤香菜に預けられた本渡楓」っていうデザインがあまりに自由すぎてなんかツボ。はちゃめちゃなお子さんになりそう。

 

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 最近はたほいや会のメンツもすっかり固定して、その上でたほいや以外の遊戯に費やす時間も長くなってきた。

 


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 アビーのムーブの迷いのなさ……第13話。手慣れてるからってのは分かってるんだけど、シンシア以上に色仕掛けでも勝負できるアビーって無敵なのでは。

 思った以上にラブに寄った展開。最終的にシンシアさんのキャラがどういう解釈になって終わるのかがすごく気になる。「昔のシンシア」と「今のシンシア」のどちらが本当の姿なのかが依然不明なままだからだ。いや、もちろんどちらも本当のシンシアであって、過去のまっすぐな彼女も今の呑んだくれる姿も繋がってはいるのだろうが、彼女の中に、詐欺すらなげうって愛に生きるような部分がまだ残っているのか、それとも昔の恋の記憶も糧にして飲み込んでしまうような妖怪に変化しているのか。作品としておいしいのは後者だろうが、そうするとトマスがちょっとかわいそうな気もする。純な部分は残しつつも、昔惚れた男のためにちょっとお芝居して未来を見せてくれる、そんな都合のいい女になってくれないものだろうか。

 こうしてみると善悪では簡単に割り切れない人生遍歴みたいなものの難しさが感じられるようになっており、「女は男が功名心から駆け出すのを止めようとする」なんてのはよくある内助の功の訓話であるのだが、シンシアの場合、そうして別れた彼女の方が、世界を股にかけて数億とか稼いじゃう詐欺師になってるのが大問題。トマスと別れた後に、彼女に一体何があったのだろう。単にローランに出会ったっていうだけではないよね? おそらくシンシアの女優としての才能に目をつけたローランが「共犯者」として彼女をスカウトした流れだと思うんだけど、その場合でもいきなり「詐欺しようぜ!」って言って乗ってくるようなキャラじゃなかったわけで、トマスとローランの間に、一回彼女の考え方が変わるような何かが起こってるはずなんだよね。

 残念ながらトマスはその「何か」を知らなくて、自分が拠り所にしていた「善」の在り処としてのシンシアが変わってしまったことに少なからずショックを受けていたわけだが、「先に変わったのはあなたでしょう」と言われたら返す言葉はない。これまた自分が生み出してしまった「贋作」なのかもしれない、ということに気が付いているだろうか。一方、シンシアの方はトマスから受け取った指輪について、適当な嘘ではあるだろうが「賞味期限が切れているのよ」と表現した。彼女の中でのトマスは、今どんな存在になっているのだろうか。

 単に贋作丸め込みがうまくいって2人がハッピーエンド、ってことになれば話は簡単なのだが、ここで贋作が成功してもトマスの中では救いにならない気がするのがなぁ……。毎度のことながら、オチは案外読めない作品である。

 

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○「アサルトリリィ BOUQUET」 5

 直訳すると「暴行百合」。怖い。

 今期も、最終回が終わってない番組があるのに新番組は始まっていく。そして、久しぶりに「うひー、押し寄せる新番の処理が終わらねー!」というしんどさが蘇ってくるシーズンになりそうで、嬉しいのか辛いのかよく分からない。

 そんなわけで記念すべき新番組一発目がこちらのタイトル。ぶっちゃけタイトルだけならよく見かけますね。そりゃブシロードコンテンツは相互連携が著しいので、どっか片っぽの端だけ握ってても芋づる式にそれが繋がりますので。今作については、例えば先日のRASのライブでオープニングが演奏されたし、先日のバンドリチャンネルでおっかないお化けの人が必死に宣伝していた。そう、基本的に私とこの作品をつなぐ中心にはRASのやべー奴がいるのである(あとTwitterでいうと花林ちゃんもフォローしてるので、その辺からも流れてくる)。おかげでなんとなくどういう作品かは見聞きしていたが、「これ以上チェックするコンテンツが増えたら時間も予算もなくなっちまう」という護身の心意気で今作の舞台なんかをおっかけるのはやめにしている。おかげで中身については今回がファーストコンタクト。まぁ、ぶっちゃけ可もなく不可もないスタートなのではなかろうか。

 アニメの品質は中の上か上の下くらいのレベルだろうか。シャフトにしちゃぁ素直な画面構成だな、と思ってたけど、よく考えたらシャフトアニメでどこにも新房さんが名前を出していない作品って、めちゃくちゃ珍しいのではなかろうか。試しにシャフトのWikiで確認してみたが、新房名義が登場しない作品は2006年にアニメ化された「REC」ぶりのようだ。そうしてようやく新房テイストから切り離された作品として登場したこのシャフト新作の監督は佐伯昭志氏。最近だと「めだかボックス」とかの監督。過去には「この醜くも美しい世界」というシャフト作品で監督をやったことがある。ずいぶん遠い繋がりではあるが、目新しい座組みというわけでもないか。

 ついでにブシロード作品というと最近はバンドリ関係でCGアニメの印象が強くなっていたので、通常のアニメーションで世界が描かれるのは久しぶりかもしれない(バディファイトとかみてないからだけど)。女の子しか登場しない、名前の通りの百合の園で、百合めいた女の子たちが百合百合しく化け物と戦っていく。まぁ、ありがちといえばありがちな設計。ラノベデザインから男だけ間引いたような感じだろうか。持ってる武器がやたらとヴェルカ式なのが気になるが、多分リンカーコアは持ってないから大丈夫。最近の作品で近いのは何だろう、と思って考えてみると「刀使ノ巫女」あたりが近いかも。あれもソシャゲ由来でメディアミックス前提なので、性格はかなり似ている。「とじみこ」は今作同様にキャラが一気に押し寄せてくるお約束の辟易ポイントがありつつも、最終的にはなかなか悪くない作品になっていたので、今作もそれくらいのゴールが目指せればいいかな。中の人的にも若手が躍動している様が見守れるので青田買いにはちょうどいい。ちなみに1話ではやべー奴は喋ってなかった。代わりに「魔王学院」の時にも触れた夏吉ゆうこがメインで出てきている方に期待しとく。あと花林ちゃん。やっぱりあの声が聞こえるだけで全部持ってくなぁ。

 

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