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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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第3位 
’10「刀語」 ‘11「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」 ’12「黄昏乙女×アムネジア」 ’13「有頂天家族」 ’14「月刊少女野崎くん」 ‘15「えとたま」 ‘16RE:ゼロから始める異世界生活」 ‘17「3月のライオン(第2シーズン)」 ‘18「ひそねとまそたん」
‘19BEASTARS
 まぁ、この作品は選ぶべきでしょう。「宝石の国」に続くオレンジ初のCGアニメ、BEASTARSである。
 今作の特筆すべきポイントは、単にCG作劇ってんで手間を省いたり、既存のモデルにおんぶにだっこで安易な映像化にしなかったところである。職人集団オレンジについて今更そんなことを言及する意味もなかろうが、「宝石の国」のときにはあまりにも画面自体が鮮烈すぎて、そうした部分を観ることがおろそかになってしまっていた。今回は「宝石の国」ほどぶっ飛んだ設定ではないので(それでも色々おかしいが)、ある程度普通のドラマとしても、既存のアニメの表現と比較してみることが可能だった。
 確か個別の感想記事でも言及したが、「ケモキャラのCG描写」といえば何と言ってもディズニー製アニメの印象があり、これとほぼ同じ目的で作成された「ズートピア」と比較すると、なるほどコストをかければCGの細部のクオリティというのは天井知らずで上がっていくもので、毛並みの細かさなど、手数ではやはり日本はかなわない。しかし、そうした方面でのこだわりは天井知らずだとしても受け手側の認識に頭打ちはある。それなら、コンテワークや心情芝居など、別な部分でいくらでもこだわりで上を目指すことができるはずなのだ。本作は現在の日本アニメが作れる最高峰とも言えるクオリティで映像を提供しつつ、なおかつ作劇も一切手抜かりなく作品のテーマ性を磨き上げた。全編を覆う「舞台」のモチーフはどこか不安定で閉鎖的なイメージを生み出し、獣社会に滲む闇を常に意識させる。「差異」を意識させる偏執的なまでの動物たちの差別化は、ただそこにあるだけでこの世界のあり方を訴えかけるのに、それを光と闇の演出でさらにはっきりと区分けしていく。「人」と「舞台」とで、初めて生まれるのが「演出」なのである。原作からしてそうしたドラマティックな演出の多い作品には違いないが、アニメという媒体に乗せる上で、また新たな魅力を付加してくれたことは、原作ファンにとっても大きな喜びにつながったのではなかろうか。
 さて、2期はいつ来るだろうかねぇ……。
 
 
 
 
準グランプリ
’10STAR DRIVER 輝きのタクト」 ‘11「花咲くいろは」 ’12「人類は衰退しました」 ’13「銀河機攻隊マジェスティックプリンス」 ’14「四月は君の嘘」 ‘15「昭和元禄落語心中」 ‘16「ふらいんぐうぃっち」 ‘17「宇宙よりも遠い場所」 ‘18「風が強く吹いている」
‘19「まちカドまぞく」
 そりゃそうだろ。ここに来るだろ。奇跡が奇跡を呼び続けた謎の中毒性アニメ、ハイパーシャミ桃タイムのスタートだ。
 いわゆる「きらら枠」はやんわりとしたヒーリング効果を主目的とした作品が多く、なかなかこの記事のベスト3まで上がってくることはない。良作と呼ばれるものはいくつもあったかもしれないが、見ての通り、「けいおん」を最後に中庸な評価を受けてそれでおしまいである。しかし、何度も言及している通り、単なる癒し枠としての「きらら系」はすでに時代が求めるものではなくなり、アニメとしての拠り所を別に求める必要に迫られるようになった。そうして生まれたキマイラのごとき異形、それがこの「まちカドまぞく」である。
 魔族と魔法少女の骨肉の争い。魔族が主人公で、あの手この手で正義の魔法少女を籠絡していくダークファンタジー。そんなもんがきらら文脈に乗るはずがないというのが普通の神経だが、今作はそんな常識を軽々とぶち破り、独自路線すぎる新たな世界を築き上げた。その世界は虚弱体質の魔族の娘が、筋トレ狂いの魔法少女と慎ましくも大胆でインモラルな友情を育む世界だ。もう、この時点で意味がわからない。不条理に飲み込まれそうになる我々視聴者は、狡猾な魔族のご先祖に導かれるままに、ゆっくりと謎のシャミ子ワールドへと沈んでいく。気づいたら彼女の一挙手一投足が見どころとなり、激昂するとポコポコ音がするようになる。そう、これが魔族の、否、まぞくの手管なのである。
 めくるめくまぞく世界を生み出したのは桜井弘明監督。これまた繰り返しになってしまうが、氏が得意とするマシンガン早回しアニメがここまで作品を引っ張り上げることになるなんて、想像もつかなかった。「斉木楠雄」の時のように、早回しそのものがネタになることはあるが、完全にメタレベルでのネタであり、作品そのものにプラスアルファの要素があるなんて普通は考えられない。しかし、シャミ子は違ったのである。何故かあのテンポが「正解」だったのである。ただでさえゆったりまったりを是としてきたきらら作品で、このスピード感と破壊力を実装することに耐えられる作品があろうとは。恐ろしいまでの作品密度と、クドいくらいの徹底したネタ管理があってこそ可能になった禁断のジェットコースターだ。
 「きらら系」の枠1つとっても、アニメはまだまだ進化を続けている。惚けた頭で適当に視聴していては、この荒波には揉まれて砕かれるだけだ。各々の危機管理を怠らぬよう。
 
 
 
 

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<アニメソング部門>
 高らかに歌え、アニソン部門。カラオケ戦士たる私はこの部門をおろそかにはできないわけですが、改めて1年を振り返るに、「あれ? 例年に比べて歌える曲が少ないような……」ってなったのはひとえにガルパソングのせいである。コンスタントに新曲がリリースされ続けるバンドリコンテンツは、全バンドをフォローしようとすると曲数が膨大なものになり、どうしてもそちらの方にキャパを費やさなければならないのである。おかげでメインとなるアニソンが少なからず犠牲になることに。そして、基本的にガルパソングは「アニソン」ではないため、この部門で選出するのは憚られるのである。
 まぁ、そうは言ってもおそらく一般的なアニメファンよりは押さえている曲数は多いとは思うんですがね。とりあえず、最近は恒例になっているので、各クール、カラオケで最も歌ったと思われるタイトルをランキングに影響しない範囲でドン。
 
春クール(?)・「Blast!」(劇場版 響け!ユーフォニアム〜誓いのメロディ〜)
夏クール・「乙女どもよ。」(荒ぶる季節の乙女どもよ。 OP)
秋クール・「graphite/diamond」(アズールレーン OP)
冬クール・「ミスターフィクサー」(ID:INVADED OP)
 
 意外にバラエティはあるかな? アニソンの大事なところは、アニメそのものに興味がなくても「歌自体が好き」とか「映像部分が好き」とか色々な愛で方があるので、他の賞とは違ったタイトルが出て来やすいところですかね。
 さて、いつも通りに各種タイトルを見ていくことにするが、まずは純正のアニソンシンガー枠では、最近気になっている名前はASCAだ。今年度でいうと「雲雀」や「CHAIN」など、様々な表情を見せてくれるスキルの高さが見どころ聞きどころ。来歴をたどると鈴木このみなんかと同じアニソングランプリ出身者なのよね。今後のアニソン業界の牽引者の一人になるかもしれない。上述の通り、大看板のMay’nは「graphite/diamond」を担当。この辺りはもう、伝統芸能と呼んでもいい頃合いかもしれない。そして個人的に外せないのは「それいゆ -Dear Destiny-」。やっぱりワシの中でモモーイは特別なんじゃ。
 刺激の強さでいうなら、あのオーイシマサヨシが一枚噛んでいる「No.7」なんかはインパクト抜群。こちらは映像との親和性の高さも見どころか。映像と曲の二重ドラッグっぷりで言えば、各種アニメでメインテーマや劇伴を数多く担当しているNoW_NAMEがブッ込んできた「Welcomeトゥ混沌」も最高のご機嫌ナンバー。枠に縛られずに常にアニメにマッチしたテイストを弾き出せるのが、熟練のアニソン職人たちの技の見せ所といえるのかもしれない。
 ちょいと目立たないところで地味に「アニソン業界」の版図を拡大している気がするのが、個人的に一押しのNakamura Emi。今期は「ちっとも知らなかった」が実に印象的なシーンを描き出している。過去の担当曲(笑ゥせぇるすまんEDやメガロボクスED)とは全然違う方向性だったので初めて見た時にはかなりのインパクトだった。そうそう、アニソンシンガーとして忘れちゃいけない伏兵には、あのBless4からお兄ちゃんのソロ歌唱「籠の中の僕等は」がある。作品としてはダンス映像の問題ばかりがクローズアップされてしまったが、曲単体でも「とんでも青春絵巻」たる作品のエンディングにぴったりなのである。そしてこの部門ではすっかり常連となっているジョジョの楽曲も今年度の看板の1つ。中でもやっぱり「裏切り者たちのレクイエム」でしょうね。もうみんなして「キングクリムゾンバージョンがあるに決まってるわ……」ってなってたから驚きはなかったけどね。
 映像部分でのインパクトがでかい作品にも色々とバリエーションがあり、記憶に新しいところでは「Easy Breezy」の中毒性の高さはさすが。深夜アニメのOPで「とりあえず起きろ!」って叩き込まれるとテンションあがるわね。別方向から映像の凄まじさを見せつけられたのは、ストップモーションアニメが印象的な「Wild Side」。あまりに偏執的で、これだけで一本の作品として成立しちゃうレベルなのが恐ろしいな。
 もう少し別視点でちょっと昔風のタイアップでいうと、「インフェルノ」あたりはいい具合に格好よさがはまってたコラボレーション。最近のアニソンで「本当になんの関係もない単なるJポップ」ってさっぱりなくなったけど、こうして「アニメと関係無しにも成立してるけど、合わせて聞くとちゃんとタイアップ」っていうバランスの曲は好きよ。そのカテゴリだと微妙なところだけど似たラインでは「キヅアト」も好きでしたね。バンドアニメだから安易に作中バンドに歌わせそうなもんだけど、そうしないあたりにこだわりが感じられる。
 現代アニソンで主流の1つといえば、何といっても声優歌唱。「声優アーティスト」としてソロでタイアップを果たすパターンと、作中キャラの歌唱のスタイルの2種が今年度の作品でも数多く混在している。前者のパターンだと、例えば「ダイスキ」が代表選手だろうか。ほんと、このMVのへごが好きすぎて困る。同じラインの「パパパ」も楽しい曲だし、「デビきゅー」なんかもお手本みたいな出来である。「ダメハダメ」もやたら印象に残ってて大好きな一曲で、最近の鈴木みのりの「ヘンテコアニソンシンガー」としての地位を不動のものにした感のある怪作。キャラ名義のクレジットにはなるが、ぐっと作品のイメージを引き締めた「異人たちの時間」は印象的。この辺の「ソロデビューしてるかしてないか」の差ってのは大した問題ではないな。
 転じて、がっつり作品に絡むタイプの声優歌唱でいうと、個人的にどうしても忘れられないのは「通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃ママ」。各方面に傷跡残すのやめろや。かやのん、まだ産んでない。どうしても電波な曲が大きなってしまうジャンルだが、わかりやすいところだと「スマイルスキル=スキスキル!」が出てくるだろうか。毎度おなじみの太田節である。より脳に深刻なダメージがほしい人は「輪! Moon! dass! cry!」をどうぞ。丁寧に歌詞を聞くとほんとわけわからんからな……。歌詞はわかるけど製作者の頭の中身がわからないのは「犬生は一度きり」。仕事を選ばない大御所さんたちに感謝せんとな……。癒し成分多めで行きたいなら、「もっふもふ DE よいのじゃよ」で落ち着きましょう。あ〜ダメになる〜。同じ路線(?)での癒しには「#NULL*Peta」がありますよ。あ、キャラ歌唱の中でも異質すぎるのでカウントが難しいんですが、一応「スフォルツァンドの残響」はあげておきますね。
 最後に、アニソンにカウントできねぇと言っときながらやっぱりガルパ関係はあげとかないと死ぬ病気なので簡単にタイトルだけ。「約束」「Hell! or Hell?」の2曲だけで私の正月が終わってしまったのでね……。
 
 

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<キャラクター部門・女性キャラ>
 出来るだけ手短に、的確にを目標に、女性キャラ部門だ。なんとか短く収めるためにも、今年も1作品1キャラを原則として進めていこう。あと出来たら1声優1キャラも守りたいところだけど……こればかりは……。
 こちらは男性部門とは逆に真っ直ぐな主人公から入ってみよう。直近の記憶で印象深いのは、新たな性癖の幕開け、岩永琴子女史(虚構推理)。まぁ、可愛いを狙ったら狙い通りのところにズドンときたという分かりやすい造形。そういう意味では犬山まなちゃん(ゲゲゲの鬼太郎)も同じカテゴリに含まれるかもしれない。最近のヒロインは率先して百合要素を推していく安定感。足の太さを売りにしていく八尋寧々さん(地縛少年花子くん)、頭皮の臭さで勝負するタキタ(空挺ドラゴンズ)といった戦う女性陣にも注目。守られてばかりのヒロインの時代は終わったのだ。
 戦うヒロインといえば、ピーキーな性能が謎めいた魅力となったティラナ・エクセディリカCOP CRAFT)も手堅く可愛い。村田蓮爾絵の魅力がアニメでも存分に発揮された好例だろうか。戦いの次元こそ違うが、えりぴよさん(推しが武道館いってくれたら死ぬ)も立派なメインヒロイン(?)として活躍してくれたし、そこから派生して出てくる名前は当然紗倉ひびきさん(ダンベル何キロ持てる?)ということになる。みんなそれぞれに、負けられない戦いがあるのだよ……。そういう意味では、先輩(手品先輩)も常に真剣だったな? 決して悪い人じゃない。それは知っている。あ、この流れは多分メイプルちゃん(痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。)の名前も上げられそうだ。まぁ、彼女はほんとに趣味を満喫していただけだろうけどさ。
 視点を少しずらして、メインヒロインのそばで戦うポジションを見てみよう。複数のヒロインが乱立する作品では「推し」と呼ばれる枠である。例えば直近だと「SHOW BY ROCK! ましゅまいれっしゅ!」の中では、悩みに悩んでデルミンを選ぶ。いや、でもましゅましゅは4人とも本当に良い子ばかりで悩ましいのだが……。同様の悩みを抱えたノーブルレッドの中だと、なんとなくエルザちゃん(戦姫絶唱シンフォギアXV)を選びたいかなぁ。ソシャゲの方だと「ガンス」って言いまくってんだけど、本編でそんなに連発してたかね? 個性派女子高生勢揃いの「女子高生の無駄づかい」からは、当然私はリリィを選ぶ。可愛くて行動力のある百合脳、世界を破壊するだけのパワーがある。女子中学生アイドルグループが乱立する「RE:ステージ! ドリームデイズ」からなら、こちらも悩みに悩んだ結果、市杵島瑞葉部長を選出。どうにも私はこういうポジションにいる怪しげ関西弁に弱いらしいな(東條希に大切な何かを壊された者並の感想)。あ、一応メイドリーちゃん(異世界レビュアーズ)の名前も上げておきますね。別に深い意味はないけどね。ちなみに獣枠でもコマ(うちタマ?!〜うちのタマ知りませんか?〜)が選択肢に上がっていたことは黙っておこうな。あ、あとフィーロ(盾の勇者の成り上がり)。羽毛は正義。
 続けて、曲者揃いのライバル、敵キャラ部門。ここでパッと浮かぶのは、厄介の塊だった菅原新菜さん(荒ぶる季節の乙女どもよ。)あんな女子高生がいたら、そりゃ風紀も乱れるし友情なんてあったもんじゃねぇよな。ライバルっていうか実はそっちが本命でもよくない?とすら思えてしまうのがジュノBEASTARS)。あらゆる意味で肉食系女子。強い(小並感)。ライバルってのはちょっと違うが、どこか悪辣さの中に憎めない要素が入り混じる秀作ヒロインには食蜂操祈さん(とある科学の超電磁砲T)もいるぞ。ヒロイン力は胸囲力なんだゾ。そして真正面から主人公チームにぶつかりながらも、最後には感動の渦を巻き起こしたドラマの立役者といえば何と言っても堂島晶さん(この音とまれ!)。正しい人が正しく幸せになれるストーリーは良いものである。同様に最終的な幸せを掴み取った敵役としてはスザクさん(新幹線変形ロボシンカリオン)もあげておきたい。彼女の成長は、まさに「進化」と呼ぶにふさわしいものだったのだなぁ。そうそう、救いも何もあったもんじゃない単なる最悪なやつとして、シベール(キャロル&チューズデイ)が何故か印象に残ってるのであげておきますね。メインヒロイン差し置いてこいつの名前だけ上げるのはおかしくないか?(仕様です)
 あとは細かい名前を羅列していきますが、過去にすでに一度取り上げているので選出から漏れる名前には女神ヘスティア(ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅡ)とか、霜月美佳さん(PSYCHO-PASS3)がいます。良いヒロイン勢は時代を超えても良いに決まってますからね。個人的には何故か全部一緒くたのカテゴリに入るのはシュカ(ダーウィンズゲーム)、ペタ姉(ぬるぺた)、グレイ(ロード・エルメロイⅡ世の事件簿)の3名。なんでひとまとめなんでしょうね。わかんない人は宿題だぞ。中の人的要素だけで何故か印象深いのはリィン=メイ(プランダラ)とかだろうか。だって素直にエロ可愛いし。メインヒロインだったのにそんな感じが全然しない桐生瑞葉さん(可愛ければ変態でも好きになってくれますか?)も中の人要素強めではありましたが、もしかしたら新境地だったかもしれん。あとスイカDr. STONE)とか。中の人の変な声が忘れられないんだヨ。ヒロイン候補が多すぎてどうしたらいいか悩んだんだけど、「ドロヘドロ」からはあえて能井を選んでおきますね。まぁ、上の部門でシンさんをあげるならそうなるわな。そうそう、作品の出来不出来とは別でやたら印象に残ってしまったキャラとしては御杖夏南子(星合の空)なんてキャラも。これだけインパクトがあるってことは、ちゃんとシナリオが完結してれば名作だった可能性もあるんだよなぁ。
 さぁ、残りは10名だけだ(?!)。うち3名がベスト3に入るので、惜しくも選外に漏れてしまったファイナリストたち7名。まずは、謎のバイタリティで異常性を遺憾無く発揮させた名探偵、本堂町小春さん(ID:INVADED)。ロリなの? ショタなの? 純愛なの? 単なる異常者なの? いいなぁ、M・A・Oボイスのロリショタ探偵に突如発砲されたいなぁ。同様に発砲されたいというか、惨殺されたい願望が止まらないのはアザゼル・メアリ嬢(魔入りました!入間くん)。なんだこの可愛い生き物は。そりゃ生徒会が多少おかしな組織になるのもしょうがないよ。
 正統派ヒロインとしての力強さを見せつけてくれたのは藤戸千雪さん(ランウェイで笑って)。こんなにもまっすぐに少年漫画の主人公として戦えたヒロインは久しぶりかも。身長コンプがダイレクトにキャラ特性につながっているのも可愛い(本人に言ったら殺されるやつだが)。真っ向勝負に挑み、完膚なきまでに敗者となり、それゆえに頂点を手にした女、日高小春(ハイスコアガールⅡ)。彼女の持つ「負けの美学」は、女子大生が背負うにはあまりにも重く、潔い。彼女に幸多からんことを。最終的に幸せを掴んだのかどうか、少なくとも作品を一本作り上げたことは間違いないのは女神リスタルテ(慎重勇者)。映像、シナリオ、そしてキャスト。全てが本気でぶっ壊しに行った特級壊れヒロイン。何故最終的にいい話になったのかはいまだに理解が追いついてない。
 そして癒しの極致、現代が生んだ救いの象徴、仙狐さん(世話やきキツネの仙狐さん)。モッフモフで良いのじゃろう。甘えても良いのじゃろう。そしてその対極、荒廃と超過労働の極致、現代が生んだ勤労の象徴、金森さやか氏(映像研には手を出すな!)。金がなきゃ、世の中はまわらねぇんですよ。この戦いに終わりはねぇ。
 さぁ、残りの3名は、天国か、地獄か。
 

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○「かぐや様は告らせたい(第2期)」 6

 やっぱ間に鈴木雅之のCM入ると笑ってまうな……大型新人、もう新人じゃないやん。

 さておき2期目。ちょうど1年空いたということで分割にしてはやや長めだが、そのぶんたっぷりの充電期間が置けたということだろうか。幸い、「ストーリーを忘れちゃってぼんやりしたスタート」とかになるような作品でもないし、むしろ2期目は「すでにキャラ紹介が終わっている状態」というアドバンテージの方が大きいくらいの作品。とにかくフルスロットルでスタートした1話目は、ギャグもキレッキレだし圧倒的快感を生み出すテンポの良さが際立ち、よいスタートダッシュになっている。レギュラーキャラが余すことなくその魅力を発揮しており、ファンの求めているものを全て見せてくれる良い導入になっていたんじゃなかろうか。

 個人的には1期時点で藤原書記の切れ味が鋭すぎて「むしろかぐやがあまりいらない子なのでは?」とすら思えていたものだが、この1話目を見る限り、(そりゃ藤原書記もすごいが)かぐやも充分可愛い。なんだろう、ブレーキの外し方がわかったというか、キャラの崩し方が1期より大胆になったというか、そういう部分でのグレードアップを果たしているような気がする。まぁ、単に久しぶりだから刺激を大きく感じるだけかもしれないけども。

 唯一懸念があるとすれば、とにかく短い期間でエネルギーを固めてぶつけてくるような作品なので、2クール目もちゃんと息が続くかどうか。原作ストックがどれくらいあるかは定かでないが、グダグダになって同じような話を繰り返して終わるのだけは勘弁してほしいところ。まぁ、今作のスタッフに関しては作画にしろ構成にしろ、ほとんど心配はしてないんだけど。

 

 

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○「食戟のソーマ 豪ノ皿」 ー

 終わらないコンテンツ。終われないコンテンツ? 流石に今回が最終章ってことになるんだろうか。

 4期からスタッフも一緒、制作局、放送局も一緒。何期目からかキー局での放送がなくなってしまったってことは世間的に規模が縮小されたということなのだろうが、それでもこうして最後まで製作されるのだから、やっぱりジャンプアニメってのは強いもんである。中身にしたって、特段衰えることもなく、それなりのクオリティを維持し続けているのだから大したものだ。ちなみに今回は1話目から遠慮なしの水着回。……大したものだ(いろんな意味で)……。

 いちいち細かいところまでチェックはしないが、無事に最後まで走り抜けられるかどうか、見届けさせてもらおうではないか。それにしても、前回の十傑戦も含めて、ヒロイン度数MAXになった薙切は本当にかわいいな。

 

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○「イエスタデイをうたって」 5

 無限の住人に引き続き、こんなところもアニメ化。原作の引っ張り出し方が、不思議な方向に動きつつあるな。

 とかいいながら、実は原作について全く知らない。よく書店などで見かけるのでタイトルは知ってるのだが、どんな作品かも知らないし、どれくらいの長さで、どこで連載してたのかも知らない。まぁ、こういうのは新鮮な気持ちで接することができる方がお得でいいわよね。

 正直いうと、客観的な配点ならもう1点加点してもいいと思う。非常に地味な、アニメ映えしない題材を扱おうとしている作品のようなのだが、非常に丁寧な滑り出しで、特に退屈さは感じられない。作画もよければ演出方向も丁寧で、嫌味なくすっと入ってくるこの感覚は大変気持ちいい。製作は動画工房、そして監督は藤原佳幸氏。多分、それなりに充実した製作体制で、きっちりした作品作りが実現しているのではなかろうか。

 ただ、いかんせん、そのテーマ設定が俺にはキく……。いや、だから「変化を求められるつらさ」の物語って、ダイレクトに痛いよ。もう、主人公を取り巻くあれこれが辛いよ。なんでアニメ見ててこんな気持ちになんなきゃいけないのよ。ってことでいたたまれなくなるので気持つはつらめ。そりゃ点数もあげられない。すまんな、こんな人間が観てて。

 1話目ではいきなり意中の娘にフられる展開からスタートしているわけだが、この「昔は割といい仲だったし、自分の中ではいけてるんだと思ってた」感じもなんか辛い。そうだよね、昔近しかった女の子が戻ってきて自分の周りであれこれ気を使ってくれたら、そりゃ「あ、もう一回いけないかな?」って思うよね。しょうがないねん。そういうもんやねん。男の子は上書き保存じゃなくてフォルダに保存やねん。

 そんなわけで、各方面に辛い作品なので視聴中にどういうメンタル状態になるかは定かじゃ無いですが、わざわざこうしてアニメ化されているのだ、内容部分に期待してもよいんじゃないだろうか。出来るだけ心を傷つけない方向で、優しめにお願いします。

 

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 遠隔たほいや、「普通にできるやん」となるなら、そりゃフットワークが軽くなるのは必然なわけで……。猛省! 2日連続たほいやは猛省! ……でも暇やん。少し自粛要請出しとくか……。

 

 

Round1・「たいめ」

1、 →タイム(英語)。江戸時代、ペリーとの交渉に随行した学者が残した日記に見られる表現。「たいめいずまにとへりいはいつた」。

2、大木ほどに巨大に育った茸のこと。 

3、仏歌手。タイ王室公認を称し、東アジアで人気を博する。

4、タイメンのンが表記されない形。

5、取り立てて見るべき価値のない女。どうということのない女。

6、(オランダ語)時代。時間。

 今晩はちゃんと自宅に広辞苑勢が複数人いたので3問あります。 ①これ、たほいやほとんどやったことがないっていってた事実上の初心者みたいな人間がいきなり叩きつけた答えなんですよね。さすがですね。ちなみに⑥の回答者に対して「なんで僕らだいたいかぶるんだ」って嘆いてましたけど、大丈夫ですよ、だいぶ違ってますよ。 ②本人がなんか「ダメだった」って言ってました。 ③そういや結局これがフランス人歌手なのか「ほとけかしゅ」なのか確認しなかったな。タイで歌ってるならやっぱりBuddha song singerなのかな。 ④「そもそもタイメン」って何ですか、「あれやん、頭はタイで、体は人間」。 ⑤「他愛のない女(メ)」。

 

Round2・「てっぽうみせ」

1、(中)威嚇射撃に同じ。

2、最上級の遊女を置く店。また、そこの遊女。

3、噴火。

4、相撲の稽古の一つである鉄砲を、先輩や親方に見てもらうこと。

5、(てっぽうが張り手を意味することから)針子屋の隠語。

6、荒波に揉まれ、玉のようになった小石を集める趣味。

7、露出狂(男性)。陰部を鉄砲に例えての意。

 ロジカルニキが途中参戦して7人戦に。おもむろにディスプレイの前で晩飯食い始めて「明日も6時起きなんですよ〜」とかいう時代の流れについていってない労働者頑張れ。 ①そんなロジカルがお届けします。どう見ても「鉄砲を見せるだけ」だから威嚇なんだろうけど、何一つ中国語の要素がない。「いや、でも日本語じゃダメだと思って」。 ②今、この文章を書いてて初めて気づいたんだけど、ごめん、正しくは「最上級」じゃなくて「最下級」でした……なんでこんな勘違いしたんやろ???? わからん。普段のたほいやでは起こらない間違いだったのだが……え? おじいちゃん辞書読めない? あれ? 広辞苑のアマゾンレビューに「ハズキルーペが無いと読めないくらい字がちっちゃい」って書いて星2とかつけないと駄目? というわけで、これが正解だけど間違いです。 ③割とみんなこれは悩んだらしい。シンプルイズベターか。 ④「僕のてっぽう、見て!」まぁ、大事なんでしょうね。 ⑤「針子屋が何かがまずよくわからんけど、絶対に隠語でいう必要ないよね??」 ⑥「広辞苑に人の趣味載ってるのは初めて見たわ」「玉のような小石って川の流れが作るイメージがあるし、荒波は違うのでは?」とかいう冷静なジャッジ。 ⑦「露出狂(男性)」というパワーワードというかパワー表記。まぁ、後ろにかっこは前例があるから……。

 

Round3・「おきつたまも」

1、海岸に身を寄せる美女。

2、芸者。差しつ差されつ置きつの珠藻と称された。

3、沖に生えている美しい海草。

4、隠岐の島に伝わる御守りを、ポップに省略して売り出した町興し。

5、近江弁でマリモの意。

6、寝起きで夢とも現ともつかぬ心地。あやかしごころ。

 3問目はたほいや系Youtuberを目指している(目指していない)某氏からの出題。なぜかYoutuber仕草だけが妙に手馴れている。 ①沖の、玉藻なんやろなぁ。何してるんだろ、この人。 ②「差しつ差されつ」でお酌をして酒を飲んでいるわけだが、その後「置きつ」だと飲むつもりねぇなこいつ。 ③何そのざっくりした概念。「海藻を見て美しさを感じたことがないわ」「そもそも沖の方の海藻って見る方法あんまり無いんじゃ?」「まぁ、ウミブドウとか、なんか綺麗じゃないですか」。 ④おきノシマニつたワルオまもリ。うーん、ポップ。……ポップ? ⑤「マリモは阿寒湖以外にいるのか? 近江のマリモってことは琵琶湖産??」などと推測が飛ぶ。今調べたら、ちゃんと琵琶湖にもいる! ⑥「起き抜けの玉藻」。

 

 いやぁ、マジで今びっくりしてるわ……辞書読み間違えたらたほいや成立せんやんけ……。

 

 

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○「ガンダムビルドダイバーズ Re:RISE 2nd Season」 5

 くまちゃん喋りっぱなし。そういう意味ではとても良い作品。

 1クールの休憩を挟んでの分割2期目。正直1期目の印象は「ダイバーズ」になってからの「なんかこれじゃない感」が加速したようなもので、「ガンダム的なガジェットを使ってありきたりなフルダイブゲームものをやってるのでノリきれない」というものになっていた。おかげで分割で後半戦が始まると言われても、あまり期待する要素は無さそうだった。

 ただ、再開にあたっての1話目は悪くない感じ。もともとの1話目を改めて「裏側」視点から切り取るという構成になっており、作中ではフレディが「ダイバーズ」1作目を見て涙するという、「みんなで振り返るダイバーズ」的なものを、きちんと「向こう側」視点でわかりやすく描いてくれている。総集編というか、復習用映像としては理想的な仕上がりだし、復帰1話目としてはとても正しい方向性。考えてみりゃサンライズ制作で映像部分などは常に安定しているのだし、こうして構造さえわかれば決して悪くない作品ではあるのだ。

 1期目がもやっとした理由の1つとして、誰の目にもあきらかだった「ゲームだって言ってるけどゲームじゃないよね」という「ネタ」を、作中人物たちはひたすら知らないていで引きずっていたことで、ゲームの内と外のギャップというか、わざわざゲーム的な設定を引き合いに出す寒さみたいなものが付いて回ったのだが、フレディ視点を中心にして「ゲームじゃないサイド」から描くことで、これが単にシンプルなファンタジー世界の物語に落とし込むことができる。そして、平和でのどかなケモ耳村を無骨なモビルスーツが襲撃するという絵面は、存分にシュールでギャップ部分は面白いのである。最初からこっちサイドの物語だったら没入度も違ってたかも知れんな。2期目になり余計なしがらみも消え、あとはダイバーズの面々も正真正銘の「命の話」としてミッションに当たってくれそうだし、もしかしたら2期目は盛り返してくれるんじゃ無いかという期待はある。

 「ガンダム作品」が放送されているというのに一切話題にならないという現状は、過去のガンダムアニメからするとちょっと信じられない状態。なんとか、ここから少しでも話題性を持ったブーストがかかっていくといいのだけど。

 

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 自粛妖精や、法律に基づく妖精など、不思議な妖精が飛び交っているこのご時世、皆さま如何お過ごしでしょうか。私は元気じゃないです。

 もうね、最近の孤独感に辛抱できなくなって、Twitter上でいよいよ「遠隔たほいや」を打診したわけですよ。そしたら思いの外早く反応が返ってきましてですね……。とりあえず、参加者のほとんどが初めてソフトを触る中で、やってみました、ビデオ会議システムZoomを使ってのたほいや。初回の感想としては、みんなで集まってやるあの感じがかなり再現できて割といい感じでしたね。書記が楽だったり、色々とネットだからこそできる便利な部分もあり、今後はもうちょいチャレンジしていい分野かも知れません。

 今回は初回お試しということで1問だけでしたが、せっかくの記念すべき初プレイということで記録だけ残しておきます。……これを残すのか……。まぁ、みんなして鬱憤が溜まってるから……。

 

 

Test Play 「じろうしゅ」

1、→痔瘻

2、自由労働主権連盟の略。

3、春の社日に飲む酒。この日に酒を飲むと聾が治るという。

4、肛門性交を司る地母神。

5、肛門の腫瘍。放置すると大便が陥入し危険。

 出題は、たまたま手元に広辞苑があった私が担当しました。ストックからの出題だったのですが、「いきなりそんな強いお題出すな」って怒られました。 ①Webたほいやなので、難しい漢字もお手軽一発送信です。過去にあったような不幸な読み間違えも起こらず安心。ただ、過去に実際あったような「存在しない漢字」を生み出すような破天荒なプレイングは難しいですけどね(やるなよ)。 ②お手本のような。一応確認したけど、そんな団体はない。 ③まさかのお薬が存在した?! 「一発で聾が治ったら『聲の形』が初回で終わるやんけ」。 ④子を孕まない行為を司る地母神って罪深すぎるやろ……。 ⑤まぁ、みんなでわざわざビデオ会議をして肛門について語り合ったと、そういう日でした。

 

 今後も、もっと体制を整備して何かやっていきたいですね。良いアイディアがある方、常に募集中です。まぁ、わたしゃ技術者でもなんでもないので、システム関係は他の人に任せた方がいいと思うけど。

 

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HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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↑越えられない壁
沢城みゆき 斎藤千和 
中原麻衣  田中理恵  
渡辺明乃 能登麻美子
佐藤利奈  佐藤聡美
高垣彩陽   悠木碧
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