最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「回復術士のやり直し」 4 この作品はなろうラグナロクに列席してるのかな……してない認定でお願いしたいな……。 考えてみりゃ、なろうの話をこんだけ好き放題してるのに、わたしゃなろうというページにアクセスしたことが一度たりともない。そのせいでよく分からんのだが、「エロ要素で売るなろう」ってすごく難しいんじゃなかろうか。だってイラストって投稿時につけられるの? つけられないとしたら、エロ要素は全部文章力で勝負しなきゃいけないわけで、並大抵の文章力じゃ成立しないと思うのよね。いや、知らんけど。 今作の場合、ベースにあるのは昨今のおなじみパターンである「追放&ざまあ系」の類型だと思うのだが、考えてみりゃその手の作品のアニメ化ってまだ無かったわね。よりによってその先導を勤めるのがこれってのもすげぇ話だが、チートの設定がざっくりしすぎててツッコミ待ちとしか思えないのは相変わらず。理由なきチートからの理由なき無双で理由なき展開になっていく様を黙って見守るしかないので、あとは画面で何か見栄えのするものが出てくるかどうかくらいが興味の対象になるわけだが……あんまりないよなぁ。古き良くもなきラノベアニぺっぽい絵柄だしなぁ。あとはここから変態方向にどこまで突き抜けられるかだ。残念ながら、本当に個人的な嗜好でいえばあんまりこういうのは好みじゃない気がするのでなぁ……。あと、スケジュール通りに予約録画したので地上波版での視聴になったのも難しいところだった。AT-X版だと見え方違うだろうし。流石に静止画ばっかじゃ判断もしようがない。……いや、でもこれが動いたとしてもなぁ……。
PR ○「ログ・ホライズン 円卓崩壊」 5 そうか、ログホラもあるのか。もう、なろう系グランドクロスどころの騒ぎじゃないじゃん。なろう系ラグナロクじゃん。 2期の終了が2015年の春。つまり約6年ぶりという長いブランクをおいての復活。その間に原作者が脱税でしょっ引かれたりしてたので色々と大変だったのだろうが、無事に放送にこぎつけたということはそのあたりの処理は終わっているということなのだろう。今回もきちんとNHKでの放送になっているあたり、この国は色々と面白いもんであるな。いや、関係なかろうけども。 とにかくそんだけのブランクが空いてしまったので、ぶっちゃけ例によってほとんど覚えてない。私が今作を評した部分は確かそのプロットの新規性だったと思うのだが、はてさて、6年前の「新規性」が現代に降り立ったらどうなるのだろう。相対性理論の思考実験みたいな話になってるけども、ぶっちゃけあまり心配はしていない。そもそも今作が「なろう系」の嚆矢という話はどこまで意味があるかは疑問で、私の中でイメージする「なろう系」の要素はあまり入っていない作品。そして、きちんと商業作家がプロットを練って生み出した今作は、「ゲームの中に入っちゃった」という(当時ですら)手垢のついたデザインに、きちんと新しい解釈と面白みを付与していたのである。そうしてログホラが生み出した新しい波は、なぜかほとんど踏襲されることもなく、なろうはあさっての方向へと走り去った。なればこそ、この現代に放送されたとしても、ちゃんと「ならでは」の面白さは見つかると思うのだ。まぁ、原作知らないから完全に憶測だけども。あとはまぁ、石平監督がここのところ株をあげる仕事しかしてないってのもありますしね。画のクオリティにあまり頓着せずに見られる作品ってやっぱり嬉しいものよ。 久しぶりの1話目、「てっとらちゃ〜〜ん!」というのが第一声であるが(?)、ちみっこも元気そうだったしマリ姉も変わらぬ様子。そして何より腹黒メガネはいつも通り。また改めて、このパーティの冒険に付き合っていければ嬉しいのである。考えてみりゃ、俺の中で藤井ゆきよの第一印象っててとらちゃんなんだよなぁ。 ○「転生したらスライムだった件(第2期)」 5 これと「無職転生」、それにリゼロが同時に放送されている今シーズンは、もしかしたらなろう的にはグランドクロスみたいなタイミングなのだろうか。いや、どのくらいグランドかはさっぱり分からんが……両雄合い並び立つ……か? まぁ、1期の時点で大して思い入れがなくなってしまった作品なので、特にコメントもないのだが、こうして2期目が始まると、やっぱりなろうチートって入り口にとんでもない問題があるだけで、話作りとしてはとてもベタなファンタジー作品をやろうとしてるだけなんだよな、ということが再認識できる。今作の場合、「最弱生物のスライムに転生しちゃったけど、ひょんなことから最強能力に!」っていうギャップ部分が当初の売りだったはずなのだが(まぁ、実際にはそんなシーンは全くないが)、第2期はすでにリムルが完成形に至ったあとの話なので、スライム形状には何の意味もないし、単に「すべてを食い尽くすもの」としての設定が残り、チート能力のおまけみたいな扱い。これでもなお、交渉相手が「下等なスライムごときが!」みたいなリアクションしてくれるのは、すでに伝統芸能の味わいなので突っ込むも何もないわな。単なる「建国物語」として、あとは都合のいい王様が都合のいい国を作るのを見守っていくだけなのだろう。 業界的には期待されている作品だろうし、制作体制が大きく崩れるってこともないだろう。その割に1話目は特に目を引くようなものでもなかったが、今更そんな媚びたような真似をせずとも、ストーリーをしっかり回せば受け入れられるという横綱相撲なのか。どうなんだろうなぁ、今作の場合、国が野放図に広がっちゃって、むしろサブキャラがやってるスピンオフとかの方が面白そうだけどなぁ。
○「スケートリーディング☆スターズ」 6 サーフィンアニメと違って、こちらはきちんと季節感が感じられるスポーツアニメ。……と思ったら、Wikiには「本当は去年の夏にやるつもりだったのにコロナの影響で半年遅れたンゴ」って書いってあった。……季節感とか関係ないですね。 「スケートアニメかぁ。野郎ばっかのフィギュアスケートは、すでに草分け的作品が金字塔をぶち上げちゃったから厳しいよなぁ」と思って見始めた作品だったのだが、「いや、フィギュアスケートではないので」って言われて「あっ、ハイ」ってなった。スケートリーディング。そんなよくわからない競技があったなんて(無いです)。「ユーリ」はかなり特殊な作品だったのは間違い無いので、正面からぶつけたフィギュアスケートアニメってのも見てみたかった気はするが、余計なところで競合する必要もないだろう。 そして驚いたのは、今作の総監督としてクレジットされ、1話ではしっかりコンテも担当していたのが谷口悟朗だったこと。谷口さん、今期はなんと「バックアロウ」との2本体制じゃないですか。流石に過去に2本同時進行でやってことはなかったはず。まー、先述の通りのスケジュールのずれがあるから、実際の業務がどうなってるのかは分かんないけど。願わくは、どちらの作品も全力であたれるようにして欲しいですね。何しろ、こっちの作品もきっちり気になる作品に仕上げてきているのだから。 「野郎だらけの」というのは基本的にマイナス要素になる部分のはずだが、それはホモォな文脈が強い作品の場合である。今作はきちんとスポ根ものの要素に目をむけつつ、その中でも主人公とその周りの環境にひねりを加えて「この先どうなっていくんだろう?」という興味を引くスタートが切れている。特に日番谷八幡をアグレッシブにしたみたいなサブキャラのあんちゃんがいい感じにキレていて、ちょっと好感度が低そうな主人公をいきなり引き上げるのに一役買った部分は個人的には好み。「2人してスケートに挑む理由が完全に私怨やんけ」ってのは考えてみりゃ変な話なのだが、むしろ「崇高なスポーツマンシップ」とかよりもよっぽど理解できるし共感もできる。同年代に気にくわないやつがいるから鼻っ柱をへし折るために勝負を挑む。これもまた実に真っ当な青春の情動じゃございませんか。これでまたスルッと部活に戻ってクリーンな活動を始めちゃったりしたら興ざめだけど、ここから部活の連中相手に一悶着あるわけだしね。色々と面白そうな鉱脈があるでしょう。「number24」みたいな救いようのないギスギスした青春を見せてくれてもええんやで。
○「怪物事変」 6 藍本松やんけ。おっちゃん、ジャンプ文化から離れて久しいので、こうして連載を続けて成功してるなんて全然知らなかったわ。私がまだジャンプを読んでた頃に「保健室の死神」を連載してて、打ち切られた時に「おわっちゃうのかぁ」とちょっと寂しかったのを覚えている、というくらいに嫌いじゃなかったんだよね。 そんでこの作品ね。怪異譚をベースにしているという部分は「保健室の死神」に近いものがあるが、最終的に少年の方にスポットが当たったこととか、キャストロールの並びを見るにまさに「少年」漫画としてのブラッシュアップが行われたのだろうか。まぁ、厳密にはジャンプスクエアらしいので「少年」漫画として狙っている読者層もちょい上な気はするけども。実にわかりやすい、「ジャンプの新連載1話目」っぽいお話になっていて、毎度のことながら構成はまとまっていて見やすい。まぁ、その分ベタの誹りは免れなかろうが、今作の場合にはそこまでベタって感じでもないんだよな。ちゃんと怪異の正体とか、少年の死生の選択とかにひねりは効かせているし。 1話目は割と印象が良かったわけだが、アニメーションの質が良いというのが大事な要因なのは間違いない。製作は亜細亜堂。確認すると直近の作品は「かくしごと」。その前にも「本好きの下剋上」がここだったみたいだし、寡作ながらも安定した品質の作品を送り出している。今作の場合、バケモノがテーマということでおどろおどろしい要素はきちんと出しながらも、どこかで少年漫画らしい溌剌としたイメージも残すラインが良い。バトルシーンでいきなりでけぇ鹿が出てきたのは笑ってしまったが、なかなか見たことがない壮絶な攻略の仕方にはスカッとする要素もあったし。まぁ、もともとわたしゃ妖怪テーマが好きなんですけどね。「泥田坊」っていうフレーズが1回にこんだけ出てくるアニメ、なかなか無いだろう(鬼太郎とどっちが多かったかは微妙だ)。 ここからはジャンプ作品のレールの上に乗ってしまうだけかもしれないのであまり過度な期待はしない方がいいのかもしれないが、最近のジャンプアニメ、どこぞの刃の影響もあってか、「ちゃんと作るとちゃんと人気が出る」ってことに気づいてる感があるので、今作もそうした丁寧なアニメの1つになるといいんじゃないかな。
○「EX-ARM」 3 2020年っていう設定から「世界はそう簡単に変わらない」って言われても、「まぁ、変わっちゃったけどな……」ってツッコミ入っちゃうので、いろいろ残念である。 まぁ、もっと残念なのはそのクオリティであるが。流石にこれはちょっとなぁ……。毎度毎度「CG作画のありやなしや」みたいな話題は尽きないものだが、昨今はCG技術の向上によるフルCGアニメの躍進に加え、「CGアニメ」と思われていないような部分にもガンガンCG技術が入り込むことによって、次第にその垣根も曖昧になり、「アニメはCGありき」という前提の時代になりつつある。だからこそどのようにツールを使うのかというのが作品の巧拙を分けることになるわけだが、そんな時代に、まだこういうものが残っているというのはちょっと新鮮ですらある。 これがさ、ショート枠のネタアニメだったら別にいいんだよ。ダテコー作品みたいな「楽して、少人数ですぐに製作するためのモデリング」って分かるし、それはそれでネタ要素にもなるので味わいがある。しかし、本作は多分、ネタ要素は求めてないはず。真面目に作った上でこの出来だとするなら、残念ながら今作には私の求めるアニメは無い。なんかこう、よく知らないなりに「バーチャルYoutuberのガワって大体こんな感じじゃない?」くらいのクオリティである。表情芝居など一切ない、というかかなり違和感のあるフェイスが張り付いたままだし、アクションで見せようとしている部分も制動が不自然で、アニメ的な「嘘」の範疇を超えた「格ゲーのサンプルモーション」みたいになってしまっている。話がどうこう以前に、画面で何かが動くたびにいちいち違和感を感じているようでは何も頭に入ってこない。 なんでこんなことになっているのかはよく分からないのだが、製作スタジオの名前は見たことがないところだし、制作を担当してる監督も、どうやらアニメばたけの人間ではない様子。どういうコネクションでこういう制作体制が構成されるんでしょうかね。原作はすでに完結済みらしいのだが、こうした実験的(かつ失敗気味)のアニメが出てくるというのは、作者としては残念なんじゃなかろうか。まだ「ベルセルク」の方が予想外の部分で楽しめたと思う。 ○「真・中華一番(第2期)」 5 シロウ(ゆきよ)がメイリィ(かやのん)に「姉御だけダイエットしろよ」って言ってるのを見てほっこりする勢。お二人とも素敵ですよ。 中の人ネタからスタートするということで、例によって特に触れるべき点はない。リバイバルものの、しかも2期目スタートって、事実上新番組でもなんでもないからね。1期目が終わった時には「こんなとこで終わらせるとか正気か?!」って思ったけど、なるほど、ここから再開すると「1話目からいきなりマジカルパンダ豆腐」っていう、作中でも凄まじいエピソードからの再開になるわけだね。いや、まぁ、どこで切り取っても似たようなとんでもなさはあるけどさ。パンダの戯れ、ちゃんと映像化しろよ、とも思いましたけどね。今作は後半に行けば行くほどイカれ具合も元気になっていくので、引き続き懐かしみながら楽しんでいきましょう。 なお、公式のYoutubeチャンネルには「ビッグバン焼売を作る」っていう完全にタイトル詐欺の動画が上がっています。だからどうした。
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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