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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢の転生してしまった…」 5

 略称は「はめふら」らしいよ。もうちょいこう、タイトルを工夫する余地はないのか。無いんだろうな……現代なろう文化では「タイトルだけでとにかく読んでもらえるように全部説明する」っていうのが常識らしいのだが、せめて製品化するときに新しい名前考えてあげるとか、取り回しのいい方法は無いもんなのかね。

 さておきなろう文化らしいのだが、私が十把一絡げにするために用いている「なろう系」とは少しベクトルの異なる作品。私はアニメ以外の媒体を基本的に摂取しないために全て聞きかじったことになるのだが、どうやらなろうにも流行り廃りはあるらしく、一時期を境に流行り始めたのが通称「悪役令嬢もの」と言われるジャンルらしい。今作1話を見れば概要は分かるが、これまでの「チートスキルで主人公ポジに転生」ではなく、既存のゲーム世界の「負ける側」に転生し、なんとか敗北を回避しようとするのが主な筋。こうなると、もう「転生」という言葉だけが形の上で共通しているだけで、「なろう系」とまとめる訳にはいかない別ジャンルといえるだろう。

 素直な印象をいうなら、この設定を最初に考えた人はなかなか偉いと思う。まずそこに視点を置くっていうところからしてエポックメイキングであるし、既存のなろう同様に「ゲームとしての文化」を下敷きにしながらも、今までとは異なる目的意識のストーリーテリングが可能になる。「乙女ゲー」というと男性ユーザーからは食いつきが悪そうだが、つまりはギャルゲーなどのアドベンチャーゲームの分岐を扱ったメタ設定。よりゲーム的な楽しみ方が可能だし、「悪役令嬢」と言われるとなんとなく共通認識があるので世界設定を作り込まずとも語りが広がる。きちんと収束できるなら、これは良い試みだと思う。まぁ、おそらくそうしてどこかに源流がある「原作」が存在し、それが人気になったら一気に似たような作品がコピーとして出回ることになったのだろうが……ちなみにこないだ漫画喫茶タイムで試しに似たようなタイトルの「悪役令嬢漫画」の1巻だけ読んだのだが、それは全く面白くなくて断念してしまった(確かこの作品ではなかったはずだが)。さて、今作が「悪役令嬢もの」のどの位置にある作品なのかはさっぱり分からないが、アニメ化までこぎつけた理由はあるのだろうか。

 「思いつきは良い」というので手放しで褒めてはみたが、つまらない漫画を読んで、そして今作1話目を見て引っかかる部分があるのも事実。一番の懸念は、結局「破滅フラグ」とはなんぞ、という話。運命論的に「破滅に導かれてしまうストーリー」という下敷きがあるのだとすれば、もう、そこは転生した主人公がどう頑張ったって無駄である。ラッキーマンはどう転んでもラッキーなので絶対負けないのと同じように、破滅する令嬢が破滅する宿命のゲームであるなら、それはもう、ゲームオーバーを迎える以外の選択肢はない。逆に、「本人の振る舞い1つでどうとでも運命が変わりうる世界で、主人公はたまたま手に入れた『前世』の記憶を武器に、行いを改めて未来を改変する」という設定であるなら、バタフライエフェクトでもなかろうが、ちょいと言動を改めるだけでフラグもクソもなくなるはずなのだ。少なくとも1話目を見たらもう「弟からの破滅ルート」な無くなったように見えるし、これだけ幼い頃に「前世の知識」を手に入れたのなら、そもそも破滅ルートにたどり着く前に全然違う別の人生になるはずなのだ。そこにどの程度「運命の拘束力」が働くのかは結局作者のさじ加減次第であり、言い換えれば御都合主義。ほどよく逃れ難いように見える程度の運命を背負わされるなど、茶番にもほどがある。

 「令嬢漫画」を読んだときにはそのあたりの「都合のいい運命解釈」にぴんとこなくて諦めたのだけど、今作の場合はそのあたりの処理がどうなるものか。1話目で弟ルートが回避できたとするなら、他のルートもサクサク解決し、あとは性根を正してまっすぐな人生を送る「悪役でもなんでもない令嬢」のお話になるはずなのだが……すっきりさせてくれるかなぁ。多分くれないんじゃないかなぁ。

 まぁ、そんな懸念というか、覚悟というか、諦観があるので高望みはしないのだが、アニメとしての総体は割と良い出来だと思う。何より内田真礼のウザキャラが久しぶりにフル回転で聴けるは実に良い。ヒロインの造形は充分にキャラが立っているし、映像部分もテンポが良くて見やすい。調べてみたら監督は「みだらな青ちゃん」を担当した人のようだが、もともとSILVER LINKで大沼さんの下で活動していた人のようなので、今回も監督に抜擢されたということはそれなりに仕事が出来るんじゃなかろうか。なんとか、アニメで一発「悪役令嬢もの」の成功例を見せつけて、余計な後追いが出て来にくい状態を作って欲しいものだ(まぁ、つまらなかったらそれはそれで出て来にくそうではあるが)。

 

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○「本好きの下剋上(第2期)」 5

 おかえりマインさん。約1年ぶりの復活であるが、なんだろ、久しぶりに見るとやっぱりムカつく顔してんな。

 なろう系の中でも割と異色の存在といえる本好き。いや、やってることは真っ直ぐななろうマウントではあるのだが、目的意識が一貫していることと、他のキャラにはない圧倒的ハンディキャップのおかげでそれなりの緊張感が維持されるのがポイントだろうか。まぁ、命がけの生存バトルを繰り広げる傍で「それでも本は作りたいんや!」っていうモチベーションが消失しないのはやっぱりおかしいとは思うんだけど。割とこの世界での生活が定着してるはずなのに、前世での欲望が一切衰えないのはすごいよな。

 せっかくブランク期間を置いての分割スタートなのに、相変わらずのキャラデザに加えて作画がなんともショボいのは残念至極なのだが、今作の場合には「まぁ、気合の入った作画にされてもなぁ」みたいな気持ちもあるので、かえってぴったりといえるのかもしれない。時折現れる特徴的な口元の描写がなかなか慣れないんだけど、これって1クール見てると馴染むもんなんだっけ? 

 新キャラも増えて、何作目かの「三瓶由布子と田村睦心の共演作」になった。少年ばっかの謎世界かと思いきや上役には速水・子安というプレッシャーも設置されているのがごついな。神官長、次回予告に出てこなくなったのは本編に登場して満足したからなのかしら。

 

 

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○「ギャルと恐竜」 3

 いや、これをアニメとして点数つけるのもなんか違う気はするんだけども……いっつも思うんだけど、こういう企画って誰が出して、誰が通すんだろうね。まぁ、コンテンツのファンがいるならこれでいいのかなぁ……「ポプテピピック」ともまた違った扱いが必要な作品だと思うのだが……。

 正直、アニメパートだけを見ればそこまで悪いもんじゃない。こうしてのんべんだらりと、日常風景だけを切りとる雰囲気は嫌いじゃないし、これがもし5分や10分のショートアニメとして製作されていたなら、平均以上の点数をつけてもいいくらいだ。最近流行り(?)の非実在性空想ギャルの存在感もあるし、アニメのデザインも身の丈にあった適度なユルさは見ていて疲れない。アニメだけなら、これで正解だと思う。

 しかし、何故そこで終わらせようとしないのか。実写パートがあるアニメ枠が悪いとは言わない。そりゃ私はつい最近までピカちんズが大好きなおじさんだったのだ。コンセプト次第では、それが正解という番組作りもあるだろう。しかし、今作の後半パートは、アニメを観ようと思っていた視聴者に対して何一つプラスの効果を持たない。いやまぁ、見栄晴の家の表札に「見栄晴」って書いてあるのはちょっと笑ったかもしれんけど、そういう問題ではなくてだな。キングレコードはもうちょい蒼井翔太の扱いを考えた方が良いと思うし、高橋洋子に何させてんだって話。そこで意外性と話題性は出ても、それが作品自体の持つ面白さと噛み合わないのだから、やはり番組の方向性としては間違ってると思う。ユルいだけなら別にいいのだが、本当に「俺は一体何を見せられているんだろう……」と心が虚無になる感覚がキツかった。

 来週以降は多分島袋美由利演じるギャルが見たいというその1点だけで前半パートは視聴すると思うけど、後半部分は……どうすっかなぁ。

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○「メジャーセカンド(第2シリーズ)」 6

 佐倉さんが佐倉さんじゃないの?! でおなじみ(?)、メジャーの第2作の第2期が来たよ。前シーズンの感想でどんなもんだっけな、って思ったらそれなりに高評価を出してるわけだが、この第2シーズンも、予想外の方向から愉快さを醸し出している。正直、ほぼ笑いっぱなしだったわ。なんやねんこのハイパー萌えアニメは。キャラクターみんなして可愛いかよ(まぁ、小・中学生ですしね)。

 ここまで堂々たるドヤ顔マウント構造が描かれたのを見るのは久しぶりかもしれない。最近はちょっとでもこうしてマウント取っちゃうと「オレツエーかよ」「調子のんな」と叩かれやすい不思議な世の中になったもんだが、今作は遠慮なしに「中学生の先輩が、ドヤ顔で小学生から上がったばかりの新入生をボコる」というのを、徹底して美談風に仕上げている。見ようによっちゃこんな胸糞悪い話も無いはずなのだが、新入生たちのキャラが一貫して「そういう対象」として描かれているおかげで妥当なインガオホーになっているし、何よりも「マウント取りに行くのが(大吾を除き)可愛い女子中学生」というのがズルすぎるポイントである。いや、もう、思春期に入った男の子なら、先輩の女の子たちに踏みつけにされるのは最高の体験じゃない? まぁ、12、3歳だとまだ性の目覚めが無い連中も多そうだけどさぁ。

 今期は「球詠」とこれで、奇しくも女子野球アニメ(?)が2本ということになるが、1話目での女子要素のキレではこちらの方が上だった感がある。とにかくシュッとしてて、可愛く格好いいのである。ショートの佐倉さん(佐倉さん)の「プロかよ」みたいな完成されすぎたモーションは文句のでようもないし、マウンドで投げている佐倉さん(佐倉さんではない)の投球モーションとか見てても、「スリムな尻がエロい」という感想しか出てこない。そう言えば、1期の時点でエロいおねーちゃん(CVなっつん)がエロい作品だったのだ。もう、そういうアニメの認識でいいんじゃなかろうか。

 まぁ、佐倉さんは1期の時点で既に満点ヒロインだったわけだし、そこにさらに3名の追加女子を加えて、茂野ハーレムも準備万全。約1名、やたらキャラの濃い(オブラート)女子がいるが、CVが彩陽の時点で全て許される感があるから無問題だ。唯一の疑問は「大吾、お前小学生の時にバッティングへなへなだったくせに随分上手くなったやんけ」ってことくらいだが、1期から今に至るまでの物語もおいおい語られていくんでしょうかね。佐藤ジュニアがどこに行ったのかも気になるところだが……オープニングやエンディングの映像を見てると、このままギャルゲーみたいな設定を軸に進みそうな気もするんだよなぁ。その方が良いという意見もありますからね。

 Eテレ夕方枠のアニメとして、是非とも健全な少年たちに致命傷となる性癖を植えつけてほしいもんである。

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「僕のヒーローアカデミア(第4期)」 ー→6

 これまた「ハイキュー」と同様に長い付き合いになったもんである。夕方アニメのせいで「ピック表書きながらorアリーナやりながら」のついでに見る作品になりがちだったのは申し訳ないのだが、相変わらずの強さを維持し続けている作品なのは間違い無いですよ。見る影もなくなった「七つの大罪」とは随分な違いだ。

 学園祭編が終わり、だいたい私が知ってる(ジャンプを読んでいた)部分はこのあたりくらいで終わりだったかな。まだ筋を知ってるパートだったので軽めに流し見してても問題ないレベルだったのだが、クライマックスとなるシーンはやっぱり見入ってしまう。今回放送された中では、序盤のクライマックスとなるオーバーホール戦、そしてラストのクライマックスとなったジェントルクリミナル戦。やっぱアニメ映えする、真正面から観られる少年漫画だ。オーバーホール戦は多くのヒーローがそれぞれに個性をフル活用して信念をぶつけ合う様がアツく、後半のジェントルは、とにかくジェントルとラブラバのキャラが良いあの2人にあのキャストをつけられちゃ、そりゃ納得するしかないよなぁ。

 まだまだ終わらない作品なので、こんだけやってもまだ「つなぎ」である。続編までしばらくの休止となろうが、変わらぬ品質でお届けしてくれることを願いたい。

 

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○「波よ聞いてくれ」 6

 うひー……これまた、凄まじいのがきたもんだ……。

 割とMBS系列でのCMが流れてたので気になっていた作品なのだが、そりゃもう1話目のインパクトは絶大。訳のわからないシチュエーションから始まり、ありえない展開で一気にクライマックスまで持ち込んだ。これ、脚本構成めちゃめちゃ大変だろうな……。

 先にお断りしておくと、原作未読であり、原作者の沙村広明についても、実はそこまで詳しく知らない。というのも、私は実は「無限の住人」を読んだことが無いからだ。……なんで読んだことないかって言われても困るんだが、まぁ、青年漫画だったから接する機会がなかったんだよね。ただ、それじゃ全く知らないかというとそんなこともなくて、短編の「ハルシオン・ランチ」と「幻想ギネコクラシー」は読んでいる。そしてすげぇ面白かった記憶がある。むしろ、そういう短編のギャグ寄りのやつを読んでしまったもんだから、「無限の住人ってシリアスなやつでしょ……」ってんで近づかなかったのかもしれんな。

 そんなわけで、なんとなく「沙村風味」みたいなものは知ってる気がするんだけど、今作はもう、その要素がこぼれ落ちるほどに満ちている。この独特の言い回し、時事ネタと卑近な比喩を多用するうるさいネーム。そこから「ラジオパーソナリティの物語」っていう題材を見つけたのは……ある意味で必然だったのかもしれない。この組み合わせは、毒になるな。まぁ、実際に音声になってみるとややクドい部分はあるだろうが、それも「漫画的キャラの誇張」の範囲内だと思えばむしろキャラは立っている。メインヒロインのどうしようもないキャラクター性は、1話目で勘弁してほしいくらいに伝わってきた。シチュエーションはむちゃくちゃなのに、キャラが立って問題なく導入として成立しているのだ。このテンションはありがたい。

 映像制作はなんとサンライズ。監督は初めて見る名前で、どうやらこれがほぼ初監督作品ということになるみたいだが、1話目の方向性は多分正しいと思う。ここから1クール分、このテンションを続けられるなら、先が楽しみな作品と言えるだろう。

 そして、監督同様にあまり認識していなかった名前が、主人公のCVを担当している杉山里穂という名前。調べてみたら、私が認識できる範囲だと「実験品家族」で主人公の少年役を演じていた。あ〜〜……いや、ごめん、全然覚えてない。メインキャストとしてはこれが初みたいなもんだろうが、その堂々たる「しゃべり」っぷりは本当にお見事。音域としては斎賀みつきとか、内山夕実とか、そのあたりの低いところなので叫んでも暴れても決して聞きづらくないのがありがたい。「しゃべる」ことが主軸となるこの作品で、その名を世に知らしめる大きなチャンスとなりそうである。あとはまぁ、ベテランパーソナリティ役に、ラジオでもおなじみのあの人がキャスティングされているのが個人的にイチオシですね。声優業界から「FMでコンスタントに仕事してる人」を連れてくるなら、やっぱりそうなりますよね。ありがとうございます。

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○「文豪とアルケミスト〜審判ノ歯車〜」 4

 自分のこと文豪って言っちゃう男の人って……(太宰はそんなこと言わな……くもないか?)

 ストレイドックスじゃない方の文豪。タイトルから内容が全く予想できなかったのだが、なんのこたぁない、文豪擬人化(?!)ソシャゲのアニメ化だった。それなら簡単、「ソシャゲアニメに成功なし」のラインに乗るだけである。やってる内容が我が生涯の愛作である「グリムノーツ」と被ってるので、なんとなく応援してあげたい気もするのだが……やっぱり「ストレイドッグス」のときにも感じた「100年そこら昔の実在の人物をイケメンファンタジーに落とし込むのはどうなんだろうなぁ」という妙な引っかかりがある。ただ、作中では「別にこいつは太宰じゃなくて、なんとなくそういうイメージから作られた集合認識だよ」と言われており、「まぁ、それを言われちゃ反論のしようもないが……」と妙な丸め込まれ方をする。でも、「ストレイドッグス」が「たまたま名前が同じだけど全然関係ない能力者」だったわけで、それよりかはよっぽど「イケメン擬人化」だよね。最近でも「明治東京恋伽」が同じことやってたけど、今回は割とメタ設定にも踏み込んで開き直っているので、改めて目的意識が固まってくれば、これまでのソシャゲアニメとは違う方向性でアニメとして成立する可能性はあるかもしれない。

 いや、でもさぁ、それ言い出したら「グリムノーツ」だってシナリオはすごくいいんだよぅ。改めて続きをアニメ化する流れ無いのかな……せめて白雪姫の創区までなんとか……(このアニメの感想かけよ)。

 

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○「LISTENERS」 5

 なんか、懐かしい空気があるよね。MBS系列が鳴り物入りで打ち出す完全オリジナル作品。全盛期(?)のGONZOとか、ボンズとかが作りそうな空気がある……。実際にはMAPPAの製作らしいですよ。

 最近じゃ珍しくなってる感がある、完全オリジナルのロボットギミックを盛り込んだ作品。かつてはこういうのが粗製乱造されて「ロボットものはあかんやろ」みたいな残念な土壌を作り出したものだが、そのためか最近はこうしてロボが出てきて謎の固有名をつけまくるタイプの作品はすっかり減ってしまった。最近はなかったかなーって思って最初に思い出したのは「ダーリンインザフランキス」だったけどちょっと雰囲気が違うかな。「グラベルム」はどっちかっていうと魔法少女デスゲームに近いし、「エガオノダイカ」は軍記要素が強いし……遡っていったら、近いところで「重神機パンドーラ」に行き当たったよ。サテライト作品も微妙に違う気もするけどなー。

 まぁ、とにかくそんなわけで、1話目にありがちな展開をありがちな雰囲気でやっている。わかりやすいボーイミーツガールを、分かりにくい特殊用語をいろいろ使って説明しているが、要は「ロボットにのる記憶喪失の女の子を拾ったメカニックの少年の物語」だ。この手の作品で、ロボがまさかの素人のお手製ってのは珍しいけど、イクイップメントやらプレイヤーやらギグやらといった専門用語はまだまだ分からないことだらけなので、その辺の設定が掘り下げられるまで待つしかない。1話目で見るべきはキャラやロボの魅力がどんなもんかっていう直感的な部分だけになるが……まぁ、普通? キャラデザがあえて流行らなそうな方向に切り込んで個性を出そうとしているのが吉と出るか凶と出るか。女の子の太眉は意外ときらいじゃないし、ムチムチしたボディバランスも割と見応えはあると思うのだが……主人公の顔がなんかムカつく気がする(個人の感想です)。ヒロインも合わせて割とモブ顔な気はするのだが、すぐに慣れるかしらね。ヒロインの着てるシャツ(??)の下乳部分が気になってしょうがないわ。要所にいちいちエロネタぶっこんでくるのはそっち方面でのウケを狙ってんのかなぁ。ちなみに、ロボの方はぶっちゃけ微妙。全く格好よさはないのだが、これも主人公の手作りだからなのかな。ちゃんともう少し見栄えのする機体に乗り換える展開があればいいのだけど。

 基本的に「全然分かんないからしばらく見守るしかない」という、当たり前の1話目。個人的に期待しているのは、1話目最後に出てきた謎の覆面おねーさん軍団である。何しろ事前情報で「3姉妹のCVが上から大原さやか・日笠陽子・黒沢ともよ」ってなってんのよ。何その対俺用最終形態みたいな組み合わせは。もう、この3人でエンドレスに喋っててほしい。恐ろしいことにこの3人、ほぼ10歳ずつ年齢差があるんですよ……。

 

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「ハイキュー!! TO THE TOP」 6→6

 とんでもねぇところで終わりやがったな。これ、1話前で終わらせた方が座りがよかった気もするんだけど……あ、でも田中の話が宙ぶらりんになるのか。どっちが大事か難しいところだ……(そうか?)

 長い作品なのでずっとお付き合いが続いているわけだが、このクオリティの作品を、なんの制限もなしにたっぷりと享受できるというのは本当にありがたい話である。I.G.の手による気合の入ったスポーツ動画は相変わらずで、荒々しく線の多いタッチを要所要所で再現してくれる見得の切り方もいつも通りのもの。慣れてしまって「ハイキューならこれくらいできんだろ」と思ってしまうが、周りのアニメの状況を鑑みるに、やはり改めて今作の質の高さは評価されるべきである。シナリオラインもまっすぐでブレがなく、ほんとに古き良きジャンプのスポ根やってるなぁ、という雰囲気が楽しめる。それでいて別に古臭いとも感じずに笑いあり涙ありになってるのは立派なもんだ。

 そして、今作は数こそ少ないが女の子が可愛い。マネージャー2人は当然のこととして、今回登場した他校の女子バレー選手陣、みんなしてスポーティなエロさを伴っている。まぁ、「バレーのユニフォームってそもそもエロいよね」という話なのかもしれんけど。マネージャーが活躍する展開も甲斐甲斐しくて良かったし、そっち方面の進展も……いや、これ以上あんま無いけども……。

 

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