最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「とある科学の超電磁砲T」 6 実家のような安心感!! 頼むぜ長井龍雪、そして頼むぜJ.C.STAFF。 2期の放送が2013年っていう事実を確認して戦慄した。そんなに前だっけ。1期にいたっては2009年だとよ。どえらい話である。これだけ時間を経てしまっても、ちゃんと長井監督をはじめとしてそれぞれのスタッフが集まってくれるというのもありがたい話。シリーズ構成の水上さんなど何人かは流石に外れてしまってるが、7年経ってたらそりゃしょうがない。 で、その7年で当然私も記憶が怪しくなっており、むしろ1期は何をやってたかはっきり覚えているのだが(大好きだったからね!)、2期って何してたっけ、というのを思い出さなきゃいけない状態。そうか、シスターズ編を改めてアニメ化してたのね。おかげで原作ストックはそれなりに、というか、いよいよ大好きな大覇星祭編に突入である。「とある」シリーズはあんまりファンではないはずなんだが私の中で「超電磁砲」だけは別枠扱いで、理由としてはやっぱり長井さんのアニメが良すぎたってのと、コミック版の作画演出もめっちゃ好みだからっていうのがあるんですよ。おかげで関連分野でコミックを揃えてるのは今作だけなんです。そして、そんな漫画版の中でも大覇星祭編は本当に好きで、どのキャラも活き活きしてるし見応えもあるのでアニメ化は純粋に喜ばしい。あとは今のご時世、J.C.がリソースを確保していることを祈るばかりである。 そんなわけでじっくり様子を確認したかった1話目だが、文句なしのスタートでしょう。クライマックスの作画は完璧、それぞれのキャラクターも一切衰えていない。時間が経ち、アフレコブースがママ友会みたいになってるから声の面でどうなってるかも内心不安はあったのだが、こういうときに「もともと声がババア」って強すぎるよね。いやー、本当に今作のキャスト陣は最高やなー。俺の青春キャストだもんなー。御坂&黒子の中の人が堂々と「女子中学生」を名乗れるのって、もうここくらいだもんね。思う存分やっちゃってください。そしてアニメだと原作以上の優遇を受けることで有名な初春&佐天コンビ。佐天さんの活躍を見るためにアニメ観てると言っても過言ではない。今期も彼女のバットが空を裂くぜ。そして今期はもう一人の主人公とも言える食蜂さん。キーパーソンとして、作品を成功させるも失敗させるも彼女次第だゾ。 あと、個人的に大注目なのは、実は婚后さんとそのお友達コンビ。特に湾内・泡浮の2名はアニメからスタートして原作でもメインキャラに成り上がった経歴を持つ、アニメから入ったファンには欠かせない名キャラクターで、彼女たちの活躍シーンは、正直漫画で読んでて感涙してしまったくらい。ほんとにね、婚后さんのまっすぐな友情パワーって少年漫画の王道なのよ。しかも彼女たちのバトルって作中でも屈指の「一進一退の能力バトル」の構造になってて面白いんですよ。わたしゃこの3人のバトルさえ完璧にやってくれれば文句はありません。 そして1話目ではオリジナル要素も交えつつ、かなり余裕を見せた導入エピソードが構成されていた。ここから考えるに、多分アニメは尺にも余裕があるし、じっくりゆっくり作品を調理していこうっていう方向性は定まっているはず。これでええねん。これがええねん。僕の青春時代に戻してくれる、そんな再帰と再起のアニメに期待以外はないですよ。 PR 1月11日 ドラフト模様(ELD×3) ピック順 【Mei】→【Serra】→【Alessi】→【Tanaka】→【Chrolony】→【Thraxi】
ドラフト的にはあけましておめでとうございます。新年一発目のドラフト。そしておそらくエルドレイン最終戦でございます。皆様諸々この環境に抱えていたものはあったかと思いますが、きちんと吐き出すことはできたでしょうか? まぁ、この質問に対して優勝者以外がYESって答えることはあんまりないので、大体の人には消化不良の環境になったかもしれませんが……そういうもんやん、ドラフトって。
さて、次回のお話ですが、予告通り、滞りなく進めば「土曜日の昼から私がプレリに参加→先行販売のBOXを購入→夜からドラフト」という流れになります。当日の私の体調が心配ですが、もうどうにでもなーれ。万一先行販売がなかったりした時は、おそらくエルドレイン最終戦(真)ということになると思いますのでご了承ください。開始時刻については、私のスケジュールを考えると休憩が挟める18時開始がありがたいです。ただ、翌日忙しそうな人もいるみたいなので、希望があればもうちょい早められなくはないかもです。17時がギリギリだとは思うけども、なんかそういう希望がある人は申請してください。なかった場合は18時開始とします。
○「ランウェイで笑って」 6 花江&花守っていう花々しいダブル主演のクレジットにクスってなった。まぁ、個人的には折笠富美子&桑島法子っていうサブキャラの並びの方が嬉しかったりするのだが。ガンダムSEEDではないですよ。もちろん、「電脳コイル」ですよ。 マガジン漫画にしては珍しく原作既読。さらにいうなら好きな漫画だったりする。いつものように漫画喫茶でたまたま手に取ったパターンなのだが、これは最初の数巻で引き込まれて既刊を全部読み、それ以来新刊が出たら漫画喫茶で読むようになっている(買えよ)。なにが好きなのかは一言で説明するのは難しいが、単純に「すげぇ王道の少年漫画ストーリーでファッションという一風変わった題材を処理している」っていう部分かな。アニメの1話目だけをみると主人公・育人の出世があまりにも突然すぎて「なろう系主人公かよ」みたいな感想すら出てくるかもしれないが、ここから先の展開では挫折挫折&挫折の連続である。そこを努力と根性と愛情で乗り越えていく展開はまさに王道。そして、ファッションなんてこちとら1ミリも興味がないはずなのに、それを題材にして自然に読ませてしまう舞台設定と適度な説明のバランスも良い。きちんとショーで服を見せるシーンがクライマックスになるように作られていて、まるで「中華一番」の料理が度肝を抜くように、「次のショーではどんな服を持ってくるんだ?!」っていうのが少年漫画的必殺技の応酬みたいに読めるのである。こういう漫画をきっかけに少しでもファッションに興味を持てるようになればおっちゃんも人生が変わるのかもしれないが……まぁ、パリコレ目標の漫画ではなかなかなぁ……(「服を着るならこんなふうに」の方を読みましょう)。 で、そんな感じで割と気に入っている漫画が満を辞してのアニメ化ということだが、最近のマガジンアニメは大きな外れが無いので安心してみることができる。最近でも「炎炎ノ消防隊」や「ドメスティックな彼女」、そして「真・中華一番」と、派手では無いが堅実なアニメ化が多くてそれなりに興味が持てるように作られる。今作は監督が長山延好、制作がEzo’laということで「ハッピーシュガーライフ」「ソウナンですか?!」の座組み。この2作からはなかなかイメージできない気もするが、「ハピシュガ」からの流れで考えればいわゆる草川ディオメディアの系譜ということになるだろうか。どういう理由からかはわからないが、Ezo’laを名乗るようになって以来、この制作体制だとディオメディア名物だった作画崩れが無く、どちらもなかなか良いアニメ化になっていた。今作はファッションのデザインやキャラクターの表情芝居などでさらに難度が上がって細やかな演出が求められる作品なので、今後スタジオの体力が保つかどうかは未知数だが、少なくとも1話目はなかなか高水準な滑り出しになっている。特に男女を問わず主人公コンビがかなり繊細な表情を作っているので、その辺りに労力を割き続けられれば、原作の魅力を伝えるアニメになるはずだ。 あとは、今後展開していく鬱々としたストーリーに現代アニメ視聴者がついていけるかどうかなんだよね……。1話目を見て改めて思うが、主人公コンビが立ち向かうのが身長&家庭の経済状況という、本当に「持って生まれたビハインド」なのがかなりキツくて、この後も容赦無く「お前じゃ無理だ」が降りかかってくる。それを乗り越えていくからこそのカタルシスなのだが、なかなか辛い展開も多いので……。是非とも、そうした部分から逃げないように腰を据えてアニメを作り上げて欲しいものです。 ○「織田シナモン信長」 6 これもケモノといえばケモノよなぁ……。現状、これで今期動物がらみのアニメは4本目。しかも「ネコぱら」と合わせれば犬派も猫派も大満足。どっちも欲しい人は「うちタマ」にすれば大丈夫だよ(そうか?)。 正直、1話目はかなり好き。いや、アニメとしてはどうってことないし、さらに絶対に今後の展開に伸びしろはないから面白さは持続しないと思うんだけど、無駄キャストが大挙してアホみたいなネタを本気でやってくれてんの好き。エンディングが急に実写になって「うはぁ、やっぱ柴かわえぇ」ってなるの好き。武将だった設定なのにすげぇフランクに歴史検証して突っ込み入れてんの好き。キャスト勢が恥ずかしげもなく歌ってんの好き。そしてキャストロールが全部おかしなことになってんの好き。「堀内犬友」「犬田哲章」「犬上和彦」「櫻犬孝宏」はうまい。「犬川登志夫」もまぁわかるが、「杉田直司」はダメだろ。単におまえんちの犬やんけ(もしかしたら本当に犬がアフレコしてる可能性も微レ存)。 ほんと、単に賢雄さんが賢雄さんなのが楽しいっていうだけの話もあるんだけど、次回予告にまで出張ってたことを考えると、本人もかなり楽しそうではあるな。もともとこういうの好きそうだしなぁ。ちなみに杉田の場合は前クールまで「びたたま」で猫に声当ててたな。そういう謎ニーズが重なる時ってあるよね。あともう1つ中の人ネタでついでに気になったのは、当たり前のように玄田さんが武田信玄役なわけだが、なんの臆面もなく「戦国BASARA」とキャストが被ってるし、いっそ玄田さんも作品の差別化なんて図ってないもんだから、1人だけBASARAからそのまんま出てきたみたいになってる。世に戦国ネタ山ほどあれど、意外とこうして「完全に同じキャストで同じ役」ってあんまり見ないんだよね。もう、玄田さんは名誉信玄ってことでいいのでは。でもそう考えると「今まで一度でも信長をやったことがある声優」っていうカテゴリで集めたらすごいことになりそうだなぁ(なんと大久保瑠美が参加できるっていう)。 今期アニメ、マジでアニマルセラピーの機会が多いからいっそありがたいわな。実写猫も実写犬もみられる。テレビ番組のセオリーで「困ったら子供かグルメか動物」ってのがあるらしいが、もしかしてアニメにもそんなどうしようもない流れがきているのだろうか……(そうではない)。
○「ハイキュー!! TO THE TOP」 6 こちらも前作となる3期目の放送が2016年の秋クールとのことで、「SHOW BY ROCK」同様に大体3年ぶりの新作。まぁ、こちらはジャンプの中でも人気作ということもあり、ちょいちょい総集編やらなんやらと動いていた作品だが。やっぱりジャンプアニメは恵まれてるなぁ。 これまでのシリーズも文句なしのクオリティで提供されていた作品なので、今期も言わずもがなだろう。原作のちょいクセのある絵を不自然でないレベルでアニメに落とし込み、その上で遠慮なくモーションをつけられるようにまとめ上げるデザイン性が見事。これで原作の持ち味であるダイナミックな作劇がアニメでも遺憾無く楽しむことができる。第1シーズンから変わらず製作を任されているI.G.には今期もよろしくお願いしたい。唯一懸念材料があるとすれば、なぜかここ最近は初期から監督を勤めていた満仲勤氏がクレジットされていないということ。もともと満仲さんの持つ非常にリアルで繊細なモーションが売りだった作品なので、彼の名前がなくなってしまったことで多少なりとも変質してしまうことは懸念されるだろう。とはいえ、そのほか多くのスタッフは継続しているし、新しく監督を任された佐藤雅子という人も以前から今作に関わっている人なので、今作を盛り上げるためのノウハウはきっと受け継げているはず。確認したら「アニマエール!」でも監督を務めていたし、同じI.G.作品では「風が強く吹いている」にも関わっていた様子。スポーツアニメの監督を任せるにはこれ以上の適任はいないだろう。また新しい展開がみられることを期待したい。 これ以上は特に書くこともないので蛇足と知りつつもう1点触れておくと、そういえば私がきちんと村瀬歩を認識したのは今作だったなぁ、なんてことも思い出した。若手の男性声優の中ではトップレベルのお気に入りなのだが(石川プロも好きだけど)、最近はますますその個性あふれる芸の幅を広げており、最近だと「入間くん」でのお仕事が印象的だし、「歌舞伎町シャーロック」でもとんでもない仕事をこなしてみせた。こちらも翔陽と同じように羽ばたいているなぁ、と感慨深い。まぁ、なんで保護者目線なのかはわからんけど(ファンってそういうもんやねん)。 ○「SHOW BY ROCK!! ましゅまいれっしゅ!!」 6 考えてみりゃこれもケモだなぁ……しかもガールズバンドアニメ。ケモかつバンド、色々と現代のアニメストリームの先を行っていた作品だったのだな。 というわけで、あのSHOW BY ROCKの新作アニメ。旧作の放送が2016年冬とのことなので、約3年ぶりの新作ってことになる。この間、作品のことを思い出すタイミングもあまりなかったが、久しぶりのミディシティの風景を見て「あぁ、こんな感じだったなぁ」と思い出すことも色々と。主人公・ほあんの田舎のご両親とかを見て「結局どんな世界なんだろなぁ」とそのカオスっぷりに想いを馳せることも色々と。懐かしさの中に頼もしさを感じる。 実はこの3年で製作体制がガラッと変わっており、もともと製作スタジオはボンズだったところを、今期はキネマシトラス(CGパートはポリゴンピクチュアズ)に変更している。元の作品のクオリティが高かっただけに変更後がどうなるかは多少の不安もあるところだが、幸い1話目を見る限りではそれほど大きな劣化はなさそうだ。CGパートが際立つのは相変わらずの仕様だし、それ以外の通常パートも作劇は丁寧で、キャラの愛らしさが遺憾無く発揮されている。やっぱり本質的にこのシリーズのキャラデザは好きなのよね。まぁ、ちょっとぴゅるぴゅる成分が足りない気もするけども。モアがぴゅるぴゅるしてレトリーのタガの外れた百合ムーブを見てこそっていう欲求もあるにはあるんだけど、まぁ、そこはまた新しいキャラクターの魅力を見つけて埋め合わせて行ければ良いね。 気になるのは、今後ミディシティを舞台にした展開になるとすると、旧作キャラが登場するのかどうかって部分。当然プラズマジカの先輩方がどうなっているのかは見てみたいところだし、騒がしいシンガンの面々、そして愛すべきからくり霧幻庵の3人なんかにも是非久しぶりに会ってみたいところ。まぁ、どうやらソシャゲとしても新規体制で立ち上げ直しになるらしいので、あんまり旧作を思い出させるような展開は無い気もするけど……期待半分で待っておきましょ。 中の人は、ほとんどが若手で占められているために見知った名前は少ないのだが、主人公・ほわん役の遠野ひかるは、某バンドの我らがヤベーやつの相方としてYoutubeで活動しているのをみてるのでちょっと知ってる。ぶっちゃけアニメで声当ててるの聞く機会がほとんどなかったのだが、ほわんはかなり良いハマり方になってると思う。今後もこのバンドでの活動が増えれば本人にもファンにもありがたいでしょうね。ちなみに、ほわんの母親役が真田アサミだったので、それだけでほわんの実家が信州長野県に見えた気がしたのは内緒。
○「うちタマ?!〜うちのタマ知りませんか?〜」 5 ケモナー!やっちまえ!ケモナー!ぶっつぶせ!ケモナー!いてこませー!ケモナー!いっちまえーーー! まだケモかー! 今期はこれで3本目かー! 怖いよー! なんか怖いよー! まぁ、単なるケモとは区別する必要はあるだろうけど、久しぶりにこんなカオスなコンセプトのアニメみたな……。「うちのタマ知りませんか?」って、実はかなり古い商品ブランドで、何を隠そう私も幼少期は割と触れていた。小さい頃は一番仲良く遊んでたのが妹ということもあり、ぬいぐるみをはじめとするキャラグッズがそれなりに家にあって、キャラ名はちゃんと全部言えたし、割と設定のディティールまで知ってたはず。流石におっさんになってすっかり忘れていたが、今回改めて観て、「新聞屋さんの猫」とか「銭湯の猫」とか「あ〜、そうそう、そんなんやった」とずいぶん懐かしく感じたものだ。ちなみに当時の俺はベー派、妹はノラ派でした(以上、我が家の貴重な個人情報)。 で、そんなわけでなまじ知らないわけでもない作品。最近もショートアニメなんかが作られていたことは一応知ってたんだが、わざわざ録画するのも面倒だったのでそういうのは放置していた。そして今回、擬人化企画が進行してるぞ、なんていうのも噂では聞いていて、正直、「ハァ!? なんやねん擬人化って? しかもタマがショタ味溢れる男の子ってどういうことやねん、キモいわ。はーキモいわ」と思ったり思わなかったり。今回わざわざノイタミナでの放送になると聞いても、そんなもんは見られたもんじゃないと思っていたが……。 ケモとヒトの同時進行形式とか斬新すぎるやろ。なんやねんこれ。てっきり擬人化した新たな世界でのifの世界の話なのかと思っていたら、あくまで筋立ては普通の「タマ&フレンズ」。人間もいるし、設定もそのままの日常アニメ。それなのに、時折(というか大体は)人間形態のタマたちが表示されてパフォーマンスをするという構造。そして、思い出したように元のアニマルモードへと変形する。なんやねんこれ。中途半端といえばそうだが……どういう概念がこの世界に干渉してこうなってるのかもよくわからん。ベースが普通の世界なのだとしたら、擬人化後の映像は「あくまでイメージです」ってことなんだろうか。まぁ、細かいことを考えてもしょうがないのは間違いないだろうが……。 そうして出てきた擬人化後のメリハリ効きすぎたキャラクターたち。こうなると、もともとあった長い歴史のコンテンツとしての力が意味を持ってくるかもしれない。バックグラウンドがブレないため、多少無茶しても世界はそのまま。動物形態に戻った時の丸っこくてちょっと主線を太くしたデザインなんて本当に慣れ親しんだシリーズの造形そのものなのである。この変幻自在のイメージチェンジを駆使するだけで、他には無い珍妙な空気が生まれるのは味わいといえば味わいだ。悔しいことにどっちのバージョンでも割と映像がしっかりしているので、アニメとしてはすんなり見られるっていう。キモいのは間違い無いんだけどな。ノラが渋めの梶ボイスで喋り出した時には爆笑したわ(キャストが無駄に豪華なのなんなの)。 とりあえず、今作を見てベー派はやめます。コマさんのファンになります。
○「はてな☆イリュージョン」 5 完全に好みの話になるんだけど、オープニングとエンディング逆でよくない? イントロだけでそれとわかるZAQサウンドに歌って踊れる邪神ちゃんのコラボが実に痛快なエンディングが好きなんだ。鈴木愛奈、ランティスの中では確実に推されてるなぁ。 「迷い猫オーバーラン」や「ぱいこき」、そして「メルヘン・メドヘン」で知られる作者のさらなる作品。この人、亡くなってすでに3年も経つのに、こうしてコンスタントに新作アニメが作り続けられるのはちょっと他では見ない現象なのよね。短絡的に「亡くなった人の名義で勝手に商売してるんじゃ?」みたいに気色ばむ風潮もあるが、どうやら没後の展開を見ると、生前にきっちりプロダクションとしての組織化を完成させていたがための展開なんだろうね。いうたら手塚治虫と同じような形だから、そこに文句を言われる筋合いもないわな。まぁ、だとしても「メルヘン・メドヘン」はどうなんだって話ではあるが。 そんな少し前の時代のラノベが原作らしいが、それこそ「少し前のラノベ」といってしまえば全てが片付くような作品。主人公とヒロインの関係性、ヒロインの造形、諸々の舞台設定と、全てが懐かしさを感じられるような潔いテンプレ。メイドの性格にちょいひねりが加えられているくらいだが、こうしたオタク文化に馴染むデザインも、数年前の時点で定番といえば定番か。当たり障りのないスタートなのであまり今後の視聴意欲をそそられる部分はないのだが、作画部分についても大きな減点はなく、逆にオープニング映像やエンディング作画など、本編と関係ないカット割りに不思議とひきつけられる部分がある。こういう細かい部分で「ちょっといいな」って思える作品は、もしかしたら今後の作り込み次第では評価が伸びる可能性はある気もするんだよね。おそらく視聴しててもほとんど情報負荷はかからないだろうから、横目で少しずつ追いかけるくらいで構わないだろう。 興味深い話題があるとすれば、今作の制作スタジオであるChildren’s Playground Entertainmentは、調べてみたら中国系企業、bilibili動画の系列会社であるらしい。実際、エンドクレジットでも明らかに中国人名義のスタッフが多く参加していた。これまで「中国アニメ」といったら独特のクセが強くて、良くも悪くも「やっぱ日本と違うなー」と思わせるものが多かったが、本作の場合、言われなければ「中国資本の会社やで」ということに気づく人は少ないだろう。まぁ、別に気づく必要もないのだが、こうして着実に中華資本が日本で放送するアニメの制作にも大きな影響力を持ち始めているという実情が、いよいよ地上波アニメでも確認できるようになっているのである。 別にどこの国が作ろうとも良いものは良いので気にしないが、今後の日本のアニメ業界がどうなるのか、そうした動向を伺う意味でも注目したいところである。 ○「空挺ドラゴンズ」 5 このタイトルは「中日ドラゴンズ」みたいなドラゴンを象徴としたチームっぽく見えるけど、その実態はドラゴンを狩る側……ゴーストバスターズが「ゴーストズ」って名乗るようなものか? まぁ、そんな些細なことはどうでもいいけどポリゴンピクチュアズ作品である。これまで「BEASTARS」のあとに散々CMを流していたのでどういうものが来るかはわかっていた気がしたが、何となく画面の雰囲気からオリジナル作品なのかと思っていたけど実際は原作ありだった。まぁ、ピクチュアズ製のアニメは「亜人」にしろ「シドニア」にしろ、原作から離れた独自路線の映像になるからあんまり「原作モノっぽさ」が残らないんだけども。今作は原作の絵がどんな風なんかなぁ。 なんか色々と見たことがあるような気もするけど、はっきり何かと言われると難しい作品。直近だと「荒野のコトブキ飛行隊」が一番近い気もするのだが、雰囲気だけを見ると何かもっと近いアニメがあるような気もする。何となく思い出したのは「忘念のザムド」あたりなんだけど……あそこまでドロドロとダークな部分はないのかな? 印象的だったのはやたらと気合の入っていたドラゴン肉調理シーンで、ドラゴンの肉なんて食べたことがあるわけもないのに、何だか無性に美味しそうには見えた。そういう意味ではポリゴンピクチュアズも細かいところで技術革新が進んでいるのかもしれない。もしくは、今作の制作チームだけそういうディティールにこだわって描けるクリエイターが参加しているとかかな。 本当に「導入」だけで終わったのでどんなストーリーになるかも想像できない作品ではあるが、それだけ導入をじっくりやってくれたということなのだろう。クルー全員を覚えようとしたらとてもじゃないが無理な相談だが、おそらくメインとなるクルーはそこまで多くないはずだ。おまけにそれなりに金のかかったわかりやすいキャスティングになっているため、キャラが見づらくて悩むということはあんまり無かった。あとはこうして紹介したクルーたちの中で見やすいドラマが作れるかどうか。そういう意味では「グランブルーファンタジー」と大して変わらない導入&ポテンシャルといえるかもしれない。CG部分については……まぁ、いつも通りとしか……今作で力を入れるべきはダイナミックな空戦描写になるわけで、人物中心のシーンで多少適当になっても構わない気もするけど、CGだと適当もクソもないんかな。いや、ちゃんと見られるならそれに越したことはないんだけどさ。やっぱりしばらく見てないとこのCGは違和感が強くなっちゃうんだよなぁ。
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HN:
Thraxi
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男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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