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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
色々とオプションは想像していたのだけれど、小細工はゼロ。とにかく今まで通りを今まで以上に、宮藤パワーは世界一ィィィ! なのである。何故魔法力が戻ったのかの説明は一切無い。でもしょうがない、それが大和魂ならぬ扶桑魂なのだ。宮藤芳佳なのだ。自分のことを守るために命を賭して戦った後輩を見て、彼女の義憤パワーが大爆発。生来持ち合わせていた「魔力タンク属性」が爆裂し、一気に魔法力が溢れ出した。トランザムも斯くやという圧倒的出力で、雑魚ネウロイはもちろん、親玉ネウロイたちの一斉掃射にもビクともしない。挙句シャーリーすら音をあげたボスネウロイの逃亡ムーブを余裕で補足し、スピードキングの称号すら手にしてしまう。まぁ、これも自分の特性にあった究極ユニットあってのことなのかもしれないが。とにかく、芳佳ちゃんに隙は無し。有象無象は道をあけるしかないのである。 綺麗な予定調和なので何もツッコミどころはないのだが、唯一惜しかったことをあげるとするなら、結局服部は501の中でも微妙にはみ出した扱いになってしまったことが今後に禍根を残すだろうか。そりゃまぁ、今回は命がけで芳佳ちゃんを守り抜き、彼女の覚醒の火種となったのだから殊勲賞には違いないが、そのせいでラストバトルのどんぱちフィーバーに加わることができず、華々しい最後の花道を飾れなかった。最終ミッション達成後に芳佳ちゃんに真っ先に飛びついたのは、残念ながら静夏ではなくてリーネちゃんである。まぁ、こればっかりはどうしようもないのかな……。しかしまぁ、さしものリーネちゃんでも「三途の川を渡りながら芳佳ちゃんを支援する」ってところまでは行ったことがないわけで、今回の一件で芳佳ちゃんファンクラブの中でも服部静夏の株が大きく上がり、いよいよここからリーネちゃんとの正妻戦争へと突入していくのかもしれない。なお、最後に勝つのは武力のバルクホルンさんである(俺調べ)。 さぁ、これでベルリンも無事に奪還して、地球上に残っているネウロイはどの程度になるのだろう。多分、まだまだ戦争は終わらんのだろうなぁ。
PR 「ギャルと恐竜」 3→3 まず、最終回までちゃんと観てた私を誰か褒めてほしい。いや、ごめん、ちゃんとは観てないけど……まぁ、とにかく観てたことを褒めてほしい。 何しろこちらは4月期新番である。コロナの影響で7話まで放送した後に力尽きて製作延期。結果、半年ずれた秋クールの番組としてもう一回放送して無事にこの度最終回にたどり着いたのだ。そのあまりにインパクトの強いスタートダッシュのおかげで春時点でも相当な数がふるい落とされたはずで、そこからさらに半年のブランクが空いたことで、放送していることを認識していない人間だって多数いたはず。たぶん、原作のファンでもアニメを知らんという人間は多かったのではなかろうか(ちなみにテレ東以外だと地上波放送はほぼ無い)。 そんな作品を何故私が覚えていたかといえば、単に7話までの録画がずっとレコーダーに残ってて「邪魔やなこれ……」って思ってたからなんだけど(こういう時に半端に消したり出来ずにコンプするのをひたすら待つA型気質)。まぁ、とにかく無事に最後まで見届けることができた。そして、もちろん見届けたからと言って評価が変わるなんてことも特になく。いや、でも多分春にそのまま放送してたら観なくなっていた可能性すらあったと思うので、一旦冷却期間をおいて半年ぶりに観られたのはよかったかもしれない。なんか、普通に観てたし。なんならちょっと面白くなってたし。多分、アニメパート部分は悪くない作品なんだよね。実験的でアバンギャルドな画面が多かったり、制作側が何を考えているかわからない展開だったりはするのだが、別に実験的なことをするのは悪いことではないのだし、そもそもシュール系のギャグ漫画なのだから、多少攻めたデザインでも記憶に残れば勝ち。その結果が「Eテレで昼間にやってる教育番組みてぇだな」という印象でも、それはそれで意味があるのだ。ギャルはちゃんと可愛かったのだし、正直、そこだけ観たら平均点くらいのアニメである。ただ、残念ながら尺の半分がさらに意味のわからない実写パートだったおかげで「時間の浪費感」が尋常ではなく、平均点を時間で割って、半分のコスパなので2.5点くらいの配点である。残り0.5点分は「やっぱり島袋ボイスのギャルいいよね〜」っていうところです。 「くまクマ熊ベアー」 4→3 画面にクマが映っていたことだけ覚えている。それ以外には特に覚えてない。最終話の内容はあれでよかったんでしょうか。あれは百合とは呼ばねぇ。単なる幼女の拐かしだ。 まぁ、なろうテイストを隠そうともしない作品である。特徴は、主人公が女性であるという部分と、あとクマ。クマについては単なる装飾であり、別にそこは熊でなくてもいい。猫でも犬でもハダカデバネズミでもアマビエでも変わらん。まぁ、子供たちが好んで寄ってきてくれる方が良いのだろうけども。結局今作は「クマでひたすら画面を覆い、その奥にあるなろうのベース部分をなるべく見せないようにする」という作品である。主人公が女性ってのも(すでに現在のなろうでは珍しくもなんともなかろうが)そんなクマの「かわいい」要素と拒絶反応を起こさないための措置であり、やってることは黒衣のイキリ勘違い剣士でも別に変わらないだろう。 そして当然、クマで覆い隠せるかといえば、別に隠せてない。「イキってんなぁ」「チートで特に説明もなく勝っていくなぁ」「悪者たちがバカすぎるなぁ」「その程度の知識でドヤ顏されてもなぁ」という、私のアップロードが遅れているなろう観でも辟易するような展開。そこに何一つ新しいものはなく、画面を観ていると「クマと幼女が戯れてるだけの内容の方が面白いのでは?」という疑念しか出てこない。まぁ、何故かそんな幼女代表が獣の肉を引き裂く解体業者ってのは謎なのだが……。今のロリは求められるものがハイレベルすぎるな? 「女の子が活躍してればなんでもええんやろ?」と思われるかもしれないが、残念ながら今作のユナに関してはイライラこそ覚えても、決してかわいいとか楽しいという感情は湧きおこらなかった。ヤレヤレ言いながら「また何かやっちゃいました?」っていう奴には、是非とも男女平等に鉄拳制裁を見舞ってほしい。自分の力の大きさを理解した上で自重しない奴って、道徳的に考えても最悪なのでは? そしてこれ、2期があるの? ……ねぇ、まだこれ続くの?
「憂国のモリアーティ」 5→5 ここで終わりなんかい。全然終わってない。っつうか意味深なCパートのせいでいつも以上に終わってないまである。まぁ、分割2クールだし、さらに言えば完結まで見越しての何クール作品になるかも分からんのでしょうがないのかしら。 というわけで、「世界設定の準備が少し出来た」くらいのところで終わってしまいました。現時点で評価する意味もあんまりないんだよね。本当に始まったばっかだし、ようやくウィル・ホームズ・ワトソンあたりのポジショニングが出来たっていう程度なので。まだまだチーム・モリアティの全容も明かされてないしねぇ。強いて今回のところでチャプター分けする意味があるとしたら、序盤は切った張ったの量がそこまで多くないので(荒事要員がまだ出てないので)、純正の推理劇っぽい要素が濃いということくらいだろうか。もちろんこの後もホームズはちゃんとそれっぽい動きをしてくれるけど、多少アクション寄りのパートは増えていくかな? 地味には違いない作品だが、本当にゆっくりと各方面に積み重ねてるな、というのが分かるので特に退屈という感じでもない。というか、やっぱり1つの事件を30分で解いたりすればむしろ急いてる感じすらある。こればっかりは「推理もの」というジャンルが抱えるアニメ全般の問題で、いかにしてロジック部分をきっちりフォローしながらアニメで退屈しないようにするかってのはなかなか難しい。そういう意味では、まずもって「退屈しない」くらいのレベルなら万々歳である。イギリスの貴族社会の闇というのが大きなテーマにもなっているので、当時のロンドンの雰囲気とか、文化的な背景なんかもそれなりに気を使って描いてくれているのは嬉しい部分だ。このままのペースで、分割でもいいのでしっかり刻んでいってもらえば満足できる作品にはなるんじゃなかろうか。 しっかし、アスミスのハドソン婦人はどこか愉快で良いな。「ゆのが大家さんになってもうた」みたいな気分。ひだまり荘の大家さん(みゆきち)は今作だったらアイリーン役で出て欲しいなぁ。
「エタニティ 〜深夜の濡恋ちゃんねる♡〜」 ー→ー とりあえず、金持ってる男は正義なんだな、っていうのがよく分かりました。 まー、真面目に観る意味は何一つ無かったわけだが……でもさ、「金持ってる男が実は心に影を抱えていて、そんな彼のナイーヴな部分に気付いてあげられるのは、最初から下心無しでフラットに付き合ってた私だけなのね」っていう筋だけでよく1クール分も作ったな。いや、全然差別化出来てないけども……。 皆さんも濡恋を経験したいなら、世の中のどこかにいる「望まざる政略結婚を嫌がってその辺の女とニセコイしようと思ってる社長」を探してみましょう。石投げれば当たるくらいの確率でいるぞ(ソースはアニメ)。 「魔王城でおやすみ」 6→6 何気に好きな作品でしたね。「山崎みつえ作品にはやはり小澤亜李が必要なのだ」ということも確認できたし。いや、今回のアリちゃんは割とどうでもいい役だったけど。パラスのことパラスって言いながら新作待ち続けるのやめろよ!(そろそろ野崎くん2期分くらいは原作溜まってない?) 本当に天丼を重ね続けるようなワンパタギャグ漫画なのだが、こうして斬新さを求めずにひたすら同じネタ回しを続ける作品ってのも、かえって身構えずにみられるので悪くないものだ。あとはどれだけバカバカしさに恥じ入らず堂々とやってくれるかっていう。全体を「かわいい」で飾り立てている作品なので観てるだけで楽しくなるんだよなぁ。ここまで独自の世界観を貫き通すと、異世界設定とか本当にどうでもよくなるんだね。主人公のロリが死に戻りしまくるギャグっていうだけで結構とんでもない世界なんだけどな。 あとはまぁ、ひたすら中の人的な要素で賑わせるっていうのもサービスの1つ。松岡くんのスタンスがこれ以上ないくらいにしっくりくるし、その脇に石川プロを置いとくと安定感がます。小林親弘はまたイヌ科だし、アルラウネさんは細目であらあらかわいい。スヤと王女が「この2人で親子役なんだよなぁ」とかしみじみすることもまた格別である。 今後はヘスティア・チノなどに続く水瀬いのりヒストリーの1ページとしてスヤリス姫を語り継いでいこうじゃないか。 「トニカクカワイイ」 5→4 こんなにも開始から終了まで印象が変わらない作品も珍しい。「予想も期待も裏切らない」と言えばこれはこれで良いことなのかもしれない。残念ながら作画が本当にメタクソになっていたので点は下げさせてもらうが、だからと言って悪印象があるかといえばそうでもない。萌え方向の売りを目指しているはずなのに、キャラ絵が崩れても「まー、いっか」と思える、そんな作品も珍しい。 そうして考えていると、本当にこの作品を楽しむ理由というのは何なのかがさっぱりわからなくなってしまうのだが……なんでも、中国では大人気らしいですよ(ソースは公式Twitter)。中国の人がこの作品のどこに惹かれるのかはますます分からないけど……どうした中国人、疲れてんのか? まぁ、今年は世界中の人間がみんなして疲れてますのでね。一時でもそんな現世の惨状を忘れられるなら、こういう作品も存在意義があるのかもしれない。異世界にもいかず、幼女も現れないが、それでも圧倒的非現実からの地獄のようなノロケを味わえ。 そう、今作に価値がある部分が何かと問われれば、「鬼頭明里の若奥様プレイ」である。何をやってもそつなくこなす鬼頭。今作でも萌えに振り切れたような過剰演技をするわけでもなく、「ただそこにいる理想」としての司を現出させる。おひいさまにしろフレッシュピーチにしろ、鬼頭キャラってのは不思議と押し付けがましくない「そこにいるファンタジー」を体現してくれる。このフットワークの軽さみたいなものが彼女の魅力なのかもしれんな。そして、今回のキャスティングで、もしかしたら彼女も裏番たる荒鷲大先生の門下に加わったかもしれない。イヤホンズの仲間入りか(所属がプロフィットだから無理な気もする)。 とりあえず半分を中の人の話で埋めて満足した。師匠の久米田ともども、今後もゆるゆると生活に困らないくらいの仕事をしていけばいいんじゃないだろうか(嫁の稼ぎに負ける訳にもいかんしな)。
「ゴールデンカムイ(第3期)」 5→6 やっぱ面白い漫画だなぁ。無事に放送が終わったので、しばらくほったらかしで溜まっていた原作一気読みをやりに行こうと思います。 なんちゅーかね、この作品でしか満たせないような欲求っていうのがあると思うんだよね。ギャグ漫画はギャグ漫画だし、シリアスな少年漫画でもある。似たような要素を持つ作品はどっかにあるとは思うんだけど、この欲張りパッケージが味わえるのはゴールデンカムイだけ、という感じ。本当にごった煮的な面白さで、そこには筋肉劇場もあるし、白石の小便劇場でもあるだろう。壮絶な明治期の歴史にもみくちゃにされた男たちの悲劇でもあるし、古い記憶に囚われた男たちのメロドラマでもある。とにかく賑やかなのだが、1つ1つの要素が無駄になっておらず、やっぱり全部まとめて1つの完成品。このさじ加減は、狙って出来るもんじゃない気がする。純粋に作者が面白くしようと思って考えたものを増し増しにしていった結果なんじゃなかろうか。 少年漫画の難点の1つに、人気が出て引き延ばすとどうしても惰性で動いてしまうという部分があると思うのだが、本作は網走監獄で一段落して樺太以降は「何したらいいんだろ?」みたいな不安と一緒に始まったんだけど、どの要素も取ってつけたような印象ではなく、金塊をめぐる暗号の話やら、キロランケの生き様の話やら、どの要素も「ここからが正念場だ」みたいな盛り上がりを見せている。ほんと、連載開始の時点でどこまで考えて描いてたのかが知りたい。多分、最初の囚人の刺青なんて絶対思いつきで描いてたと思うんだけど……全部が全部「大河ドラマ」の一部になってるんだよなぁ。そのくせ、大長編だっていう気負いも全然無くて、ふざけるところでは全力でふざけてくれる。そして見終わったらアイヌやロシアにちょっと詳しくなれる(個人の感想です)。良いアニメである。 さて、こうなるとやはり気になるのは「4期」でしょうね。間違いなくあるとは思うんだけど、あとは原作がどこまで広がりを見せるかだ。しっかりと先を見据えて、良いアニメを作り続けて欲しい。
「神達に拾われた男」 4→4 ころあずのショタは何かが満たされる。よく分からない感覚だが、本人はあんなんなのに(あんなんだからかな?)、ころあずが優しさに満ちたショタになると、不思議と満たされる。 まぁ、今作の感想は以上だよ。それ以上ではないしそれ以下ではあるかもしれない。いや、別に嫌いなわけではないのだが、作品をひっ捕まえるポイントが無いんだよなぁ……。これ、多分両方の支持者に怒られる例えなんだけど、私の中で今作は「極限まで萌え要素を削ぎ落としたごちうさ」みたいなもんなんだ。「周りの人の暖かさに触れながら、頑張ってお仕事してる子のおはなし」でしょ? ごちうさやん。チノちゃんはもう高校生になるはずなのに子供にしか見えず、こっちの主人公はブラック企業でこき使われてたおっさんなのに子供にしか見えない。ごちうさじゃん。 いや、やっぱり無理があるだろうが……そうして「特に何も無い日常」の中で付加価値を見出すなら、チノちゃんは周りの仲間たちと萌えに特化したムーブでキメ、こちらの世界はスライムという免罪符を振り回す「オレツエー」ならぬ「オレカシコイー」的なチートムーブで次々と成功を収める自己充足型のチョロさ成分で満たしていく。こうした作品の支持者が一体何を求めているのか私にはよくわからないのだが、それをいうならごちうさに萌えを見出さない人だって世の中には多数存在するのだろう。そうして「特定層の精神の安寧を与える要素を、ヒーリングミュージックのようにただただ垂れ流す」という精神は、次元こそ違えどどこかに通じるものがあるのかもしれない。 番組開始時には主人公の設定を見て「はいはい、なろうなろう」と思ったものだが、そこから特に戦闘を繰り返すでもなく、周りにイキるでもなく、ただただ穏当に他人と交流し、なろう知識とチート能力は「商売繁盛」「家内安全」のために使うという。聞くところによれば、なろうの流行り廃りにも当然変化はあり、その中の一つのムーブメントとして「スローライフ」があるという(もしかしたら現時点では「あったという」になってるのかもしれないが)。今作はそうしたスローな方の代表的なデザインということなんじゃなかろうか。特に波風を立てるでもなく、「ブラック企業での苦い経験から、僕は異世界で完全ホワイトで誰からも愛される企業を作ったんです」という、災害モードなしのシムシティみたいな充足感が、今作の売りなのだろう。 残念ながら私はブラック企業にも勤めていないので心中にそうしたニーズはさっぱり無いし、仮に荒れすさんだ心を持っていたとしてもこの作品でそれが癒されるとも思わないのだが、こうしてアニメ化されることでなろうの歴史がはっきりと視覚化されて次への歴史を紡いでいく姿を確認できるというのは決して悪い話ではない。ただひたすら、味のしないガムを噛み続けるように、惰性で見守っていく次第である。 |
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Thraxi
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男性
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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