最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
続くのかよ! 第10話! すげぇな、クリスマス回なんてラブコメだろうがギャグだろうがお約束だけで適当に話作れそうなもんなのに、あまりに多方面にネタが発散しすぎててツッコミがおいつかねぇや。しかも2週跨ぎとか、よく分からんが盛りだくさんすぎるだろ。 要素でまとめきれなかったのでちょっとずつ切り崩していくしかないが、まずはことの発端が「あの憎らしい人物にも悲しい過去が……」みたいな回想からスタートするコタローのクリスマス悲劇。主役がコタローだからなあなあですまされそうだが、起こってることは「ぱいのこ」と同じような嗜好と幼稚なジェンダー論のぶつかりなので実は結構深刻な問題。特に幼稚園児なんてその辺の話は容赦無く突きつけてきますのでね。多様性を許容する教育か、それとも親が望む子供の成長か。コタローはそんな時代の変革の中で苦しむことになる。ほんで、それを助長してるのはコタローの両親だったんじゃないかという気もする。コタローママ、美人だしいい人っぽくも見えるのだが、息子がクリスマスに興味を失ったと見るやさっさと割り切って旦那と2人きりのクリスマスディナーにしけ込むなど、実に自由な教育論をお持ちの方である。まぁ、こんな両親だからこそぷにるも受け入れて、コタローが(あまりまっすぐとは言えないが)自由に育ったのかもしれないが……変な家族。 そして、幼少期を振り返るコタローの記憶の中に常に寄り添うぷにるの存在。今作が異質なギャグになってるのって、やっぱり「幼い頃から一緒に育ったスライム」という意味のわからない存在がいちいち説明できない理不尽さを孕んでいるからなんだよな。3年前の記憶では、ぷにるはずっとペンギンフォームのままだった。となればあれだけ達者な変身ができるようになったのはここ1〜2年の話なわけで、着実にぷにるは「成長」している。そして「可愛い」を突き詰める方向に進化を続けているのは、おそらく創造者(?)たるコタローの趣味嗜好が関係しているわけで、現在のぷにるにコタローが振り回されているのはコタローの自業自得とも言える。まさかの女の子フォームを研ぎ澄ませ、徐々に「異性として」意識しなきゃいけない関係性になってしまったコタローの年相応(?)の懊悩は悩ましく、今回ご丁寧に「ぷにるはそういう目で見てないのにコタローだけ意識しちゃう」というシーンの間にコタローがごくりと唾を飲み込むカットが入り、ちょっとだけ見えるコタローの喉仏が描かれている。……そうかぁ、二次性徴してるもんなぁ……コタローさ、こっから先の年代で「1人きりで部屋にいる時間が確保できない」のは結構大変だぞ……(遠い目)。 などという下世話な話は置いとくとして、とにかくコタローは「ぷにると2人きりのクリスマスだけは絶対に避けたい」という歪んだ目的意識を抱えてしまう。そこで「2人」はダメだが「星飛雄馬パターン」も避けるという絶妙なハードルが用意され、周りの人間との歪んだ関係性がいちいち突き刺さることになる。まず、基本的に陽キャのラインではないのでクラスに真っ当な友達は少ない。代表選手のホネちゃんと剛やんは、なんとまさかのクリスマスデート(?!)。男2人で映画見にいく約束してるこいつらも結構な傑物であるな。そして勝手に勃発している雲母ファンクラブのバトルロイヤルは下手な学校行事よりもハードな設定。「バトルロイヤルキングに俺はなる」というコタローの気概、もしかしてぷにるが赤っぱなのトナカイになったので某トナカイ(CVルンルーン)が参加してるチームを意識したりしてる? さらにクリスマスを迎えて終業式も終わったってぇのに就業義務があるらしく「わざわざ有給をとった」というあまり恵まれてない労働環境の間戸先生、違うアニメの主人公とぶつかってパワーアップイベントをこなさなきゃいけない南波なども加わりカオスofカオス。多分今回一番突っ込まなきゃいけないのは脇アニメのキャスト陣が度肝を抜かれるくらい豪華すぎる部分な気がするんだけど、ほんと一瞬しか出てきてないのに「それっぽいキャラ」なのがわかるのがすごいよな。メガネの解説ポジ、絶対いるやつ。今回やたらとキャストロールが多くて、「コタローの幼稚園時代の女子」とかも全部キャストついてたのすげぇ。 最終的にはご家庭の事情も複雑そうなアリスちゃんまで加わり、どうやら1話でまとめ切るのは不可能なご様子。こんな話で引っ張れる構成、あまりに自由すぎるわ。 びよーんって伸びる狐の付箋、すごくほしい。第10話。あれ可愛いなぁ。「大切なのは、まるっ!」(「……なんの役にも立たないアドバイスっす……」) 今回のお話は、とても「腑に落ちる」話だった。これまで散々「ラストシーズンの構成、キツキツになるし筋立てに無理とか出そうだなぁ」と上から目線のおせっかいでハラハラしていたのだが、今回の筋立て、具体的にはきな子と恋の立ち位置が、ピースとしてすごく収まってほしいところにカチッとハマった。全然意識してなかったけど「Liellaの物語」として欲しかった部分を、ちゃんと埋めてくれた。もしかしたら3期に入って一番すっきりしたお話だったかもしれない。 これまでずっと「きな子のポジションってどうなっちゃうんだよぅ」ということばかりが気がかりだったのだが、なるほどそこに収まるならなんの後腐れもない。というか、絶対に必要な要素だったのにこれまで全く考えてなかったわ。そうだ、今回のお話は間違いなくかのん達3年生の「卒業」が描かれるはずで、「かのんや千砂都は今後どうなるのかなー」ってことばかり気になっていた。そのためにわざわざ可可の未来を示す中国エピソードが挟まれたわけだし、かのんがなんの不安もなくウィーンに旅立てるお膳立ても整えた。しかしまだ1つ足りないもの、それが「3年生から2年生への継承」だった。それを引き受ける橋渡し役となったのが、2代に渡る生徒会長、恋ときな子だったわけだ。 考えてみりゃ(私の個人的な嗜好のせいで)恋に対してずっとそっけない態度をとってしまっていたが、彼女もこれまであまり描写されてこなかった人物。「まぁ、恋ならしょうがないやろ」くらいの気持ちだったのだが、ここにきて上級生と下級生の双方向からベクトルを向ける役を任され、立派に「生徒会長」としての責務を果たした。まぁ、道中色々と精神的な不安定さは露見したが……ちょっとね、ラブライブシリーズは過去の生徒会長が優秀すぎたのでね。恋さんも終わってみれば堂々たる顔役をこなしていたのだな。まぁ、「出来たばかりの新設校の生徒会長」と「廃校が確定している最後の生徒会長」のどっちが大変かは分からんが。 そして、これまでほとんどスポットを当てられなかった桜小路きな子。むしろ前回は「フィジカルが弱くて足を引っ張ってる側」とまで言われて泣きっ面に蜂だったが、彼女のこのポジショニングは、一気に駆け上がるための「タメ」だったわけだ。「いやいや、パフォーマンスの部分で劣ってるやつが作詞までやらされるわ、他の業務まで押し付けられるわで、もっとクオリティを下げるだけでは?」とか考えてしまいそうだが、彼女の歩んだ道は、単なる挫折と停滞の道行きではない。「引っ込み思案でなかなか決断も出来ずにくすぶっていたけど、何かのきっかけで一気に飛び立つセンターアイドル」というのは、全くもって「澁谷かのん」の追体験なのだ。そう、彼女こそが、「次の主人公」の権利を持つ、Liellaの中枢たる人物。そこさえ分かってしまえば話は簡単。いつだって、ラブライブは一歩踏みだす物語。これをもって新たな時代の到来と成し、エンディングを2人の生徒会長が繋ぐことによって、見事に「継承」は果たされた。これで、来年からのLiellaにも不安がなくなった。 まぁ、こうしてきな子のポジションが固まると、「継承者:桜小路きな子」「最高のポテンシャルを持つ看板アイドル:若菜四季」「姉妹で繋ぐ1年生との絆:鬼塚夏美」という個性に対して、やっぱメイさんだけちょっと要素が足りない気はするのだが……「色んなとこに顔を突っ込める便利屋:米女メイ」かな……もしくは「四季が暴走しないように見張る安全装置」かもしれん。来年以降のLiellaも見てみたいよなぁ。「次の時代」が確定してるスクールアイドルグループ、今回が初なのよな。 さて、後輩たちに不安がなくなったので、あとは「最後のライブ」に花を添えるだけの大舞台だ。ちらっと千砂都が進路の話を持ち出し、かのん・千砂都・恋の夢は確固たる目標として提示された。可可もこないだのお話で未来が拓かれている。……となるとあとは平安名さんだけがちょっと気になるんですが……「ショービジネスの世界に働きかけてる」らしいんですが、ラブライブで連覇して箔をつけてから芸能界に殴り込む腹づもりなんでしょうかね? きな子と恋の活躍が見られたので、やっぱ最後はすみれさんの勇姿が見たいなぁ。 なろうじゃん、第9話。まぁ、今までだってずっとそうだったじゃん、と言われたら返す言葉も(そんなに)無いんですが。それにしたってなろうだった。おかげで前半はちょっと拒否反応が出そうだったよ。 こうしてみると「学園編」ということで学校というフォーマットに収まってしまったことにより、思いの外なろうテンプレというか「魔王モノ」テンプレにハマってしまった今作。出てくるセリフもやってるアクションも、全部が全部なろうテンプレとしてボタンひとつでサクッと出てくるようなやつ。ベル様のそんな姿はあんまり見たくなかったが、だったら自宅に引きこもって配信だけしてればいいのかと言われるとそれも違う気がするので難しいところである。そうねー、せめてケロッとした顔で昔話を語って聞かせるようなところだけでもなければねー。結局ベルさんとマキナって自分達が「かつての大魔王だった」っていう事実は隠そうとしてるのか、どうでもいいと思ってるのかよく分からんのよね。隠そうとしてるなら流石に不用意すぎるし、どうでもいいと思ってるなら、さっさと「古の魔王」としての正体を知らしめた方が色んな作戦の手間が省けそうなんだけど。どっちつかずでダラダラしてるってことは、「過去の威名を使っても現代社会では大した影響力もないから意味がない」って思ってるってことかね。500年前の魔王の記憶、この街からはすっかり失われているのかしら。覚えてるのは勇者ばかりなり、って。 というわけですっかり魔法ファンタジー要素はどうでもよくなってしまったわけだが、もはや現代社会においては「電脳とオタクの街・秋葉原」の方がファンタジーかもしれない。いや、別に首都圏住まいじゃないからなんの思い入れも記憶もないんだけど、最近はもう秋葉原が「そういう」街じゃなくなってしまった、なんてニュース記事はちょくちょく目にするからさ。オタクショップが時代の波についていけず軒並み潰れてるのはアキバだけの状況ではなかろうが、作中で登場したようなメイド喫茶とか、今どれくらい残ってるもんなんでしょうか。そもそもメイド喫茶って日本中にどれくらい現存してるんだろうか。この魔王世界ではレトロタイプのオタクも含めて、我々が失ってしまった古き良き(こともなき)オタク文化がフィクションとして受け継がれているのかもしれませんね。 というわけでそんな寂寥感も伴う(??)秋葉探訪。こちらはなろう的な拒否反応が出にくい軽めのギャグパートで、やっぱ今作は高橋が出てくれるだけで雰囲気が変わって安心して見られるようになりますね。オチも念の入ったフリがあったおかげでそれなりに面白くなったし。高橋って元々ベルトールさんの魔王パワーが面白くて利用価値のあるものだったからつるんでたはずなのに、今となってはほんとにただの「悪い友達」でしかないな。いや、別にこれでいいんだけどさ。ベルさんもマキナという絶対服従の忠臣に加えて高橋という都合のいい女(?)をずっと抱えているおかげで、新たに出てきたヒロインに対してもすげぇ横柄に振る舞えるし、十把一絡げのハーレムアニメとは半歩ずれた状況がかろうじて維持されている。これ、2人がいなくて学園で女ひっかけまくるだけの展開になっちゃったらガチでなろうでしかないからな。今後とも頑張れ高橋。 ちょっとずつ負担削減を標榜しているこのブログで、突如また何かが始まる。 近日中に、前からやりたかった連載(?)記事をスタートします。タイトルは「声優100人名鑑」。また頭のおかしな自己満足を重ねようという魂胆だ。 とっとと爆発、第10話。延々こんな展開見せられ続けるだけのアニメ、単なる地獄じゃないですか。 まー、ラブコメってそういうもんか。お互いに何を遠慮することもない2人。1つ屋根の下で仲睦まじくやってんだから、そりゃ嫌でも距離が縮んで何かに収束しそうなもんだし、共通の友人が出来てより刺激が増えたり、外付けくっつけ装置の妹さんがフル回転したら、そりゃもう結果を出さないわけにもいかず。こんだけお膳立てが整っているにもかかわらず事態が大きく動かないのは、ひとえにユキさんがユキさんだからというだけの話である。 また、今回改めてヒトヨシ側からユキをどう思っているかという部分についても詳しく言及されており、曰く「身体は大人、頭脳は赤ちゃんの相手に何していいものやら」。ヒトヨシが単なるヘタレ難聴主人公じゃないことがわかって一安心ですね。いっぱしにヒトヨシの方から意識しちゃってはいるのだが、惚れたの腫れたの言う以前に、そもそもユキの方でそういう準備が全く出来てないというか、そういう概念すら何もなさそうな相手。そんな実情が分かってしまうと、妹が主張するように「もういけるとこまで行っちまえよ」と言う考え方もどこか犯罪臭がするというか、相手の無知を利用して何か悪いことしてるみたいというか。いや、別にそれもこれもユキの心持ち次第なのだし、ヒトヨシがアプローチかけた結果がどうなろうがあくまで1対1の人間関係なのだから悪いことなどないはずなのだが……そう簡単に割り切れるもんでないというのも理解できる。それがヒトヨシという男なのだ。まぁ、優しさとか思慮深さというよりは、やっぱ「臆病さ」の方に見えてしまうのは致し方ないのだが。 でもさ、やっぱあの雪だるまの造形を見たり、イカと大根を間違って買ってくるような事実を知ってしまっていると、まともな1人の女性として扱うことに抵抗があるのも理解できるじゃん。その辺りの「まだまだユキは平穏な世界でゆっくりといろんなことを経験してほしい」という親心が芽生えてしまったら、それを対等な恋愛感情に落とし込むのはむずかしかろう。妹ちゃんがやきもきするのは分かるが、この2人の関係にはもうちょっと時間は必要だ。こたつプレイで愛を育め。 ただ、もちろんそれだけの時間が無条件で与えられるかどうかはまだ分からない。気になるユキの妹の存在もあるし、ヒトヨシはヒトヨシで父親との関係性にいまだに何かを抱えている。まぁ、妹ちゃんの反応を見る限り、命に関わったり、人生観を捻じ曲げられたりするようなインシデントではないと思うのだが……ユキとヒトヨシ、それぞれに残す家族の問題が1つずつ、みたいな認識ですかね。もう1人の家族であるあげもち太郎には問題がなさすぎるので、トータルで幸せ寄りのご家庭です。あのフォルムだから犬種すらよく分からんのだが、少なくとも雪は喜んじゃうタイプではあるようだな……。 変なゲームだよな(今更)、第10話。これ、参加してるプレイヤーの情報格差がどれくらいあるんだろう。マシンガンの話にしろドローンの話にしろ、実装してるアイテム類をプレイヤーが全然知らないのはどういうことなんだよ。攻略サイトとかないんか(ないんやろな)。 考えられる仕様としては、おそらく既存のゲーム群とはそもそも情報容量が桁違いなので、どれだけプレイヤーたちが集合知を持ち寄ろうともその全容の集積に限界があるという可能性。とにかくどんどん新しいアイテムや概念が導入されて「とりあえず試してみないと分からん」みたいな状態が無限に続くようなとんでもねぇアプデ頻度だった場合は、今回みたいな展開が起こりうる。まぁ、現代の技術水準で考えるとそんだけの開発と維持にどれだけ膨大なコストがかかるんだって話だが。無限に広がり続けるゲーム世界を作るシステムとか、考えてみるのも面白そう。まぁ、「現実」とはまさにそうした「攻略サイトのないクソゲー」なわけで、仮想空間内に現実を落とし込んだと考えればGGOは素晴らしいゲームである(SAO世界では現実を上回る理不尽な死者が大量に出てるわけでな)。 とにかく、そんな無茶な仕様とアプデと新規格に戦いを挑まなきゃいけなくなったレンちゃん御一行。敵は運営側かと思われたが、なんと最初に襲いかかったのはご存知マシンガン馬鹿軍団。こいつらほんと人生が楽しそうで羨ましい。稀少品のマシンガンに我先に飛びついちゃうとことか、ほんとに心底マシンガンを愛しているが故のああいうプレイスタイルなんだろうなー、というのは伝わってくるし、多分原作者のマインドに一番近いのがこの連中なのだろう(もしくはフカかもしれん)。好き放題ぶっ放したが、ピトさん他1名の命を(インスタントに)賭した作戦であっけなく排除される。今回の顛末を見る限り、もはやピトさんの命を差し出すまでもない程度の相手にも見えたのだが……3カウントの命は大事に使おうな。現状、シンクもレンちゃんたちも1ミスは結構重ねてしまっているため、残機をフルで維持してるのはエムとフカの2名だけ。鈍足コンビはリスポーンから戻ってくるのが大変そうなのでもうちょい戦況が煮詰まってから死ぬことになるんだろうね。 さらに、とりあえず斥候任務なら任せておけ、なレンちゃんが敵拠点へ突っ込むも、雑に充実しすぎた火力を相手にあっけなく落命。もうちょい注意深く行ってみてもよかった気はするが、最初は仕様の確認のためにも誰かが突っ込む必要はあったのだろう。遠距離の対物ライフルとか割と無茶なもんを使われているため、大した人数じゃないとはいえ、籠城している相手を攻めるのはなかなかの難行のようだ。百戦錬磨のはずのMMTMですら不注意極まりない殺され方してるし、やはり運営の考えた3ライフ前提のバランス調整はちょうどよかったということだろう。ただ、唯一気になるとしたら「最近実装された」というドローンの存在かな。あんだけ高性能な索敵システム、普通に考えたらバランスブレイカーな気がするのだが……普段のGGOはここまでじっくり腰を据えた戦いは想定してないから意外と役に立たない、とかなのかな。「一昔前の性能」って言ってたくせに、ちゃんと上空からの映像でユニット表示されるのずるくね? 他のチームもさっさと大枚叩いて買いにいくがいい。まぁ、ピトさん(世紀の歌姫)の収入だからこそ出来たことなのかもしれんが。 この調子だと、敵勢力が誰も知らない新兵器を持ってたとしてもおかしくないし、仕様上それも認められてしまうのだが……どこまで警戒して進軍すればいいんだろう。その辺の匙加減は、もうエムを信用するしかないな。フカは多分役に立たんしな。 やるのか、その話を……第44話。うららかな小春日和の日曜日、残りの1日をどんな気分で過ごしたらいいものかと大変な週末ではありますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。 先週の予告時点でくることが分かっていたお話だが、改めて正座視聴で受け止めなければいけないので情緒的には大変だった。事前に「ドッグシグナル」で訓練してたはずなんだけどなぁ……もうだいぶ間が空いちゃったからなぁ……。しかし、今年度のプリキュアが「ペット」というテーマを選択した時点で、このお話は避けて通れないものだった。いや、避けようと思えば簡単に目をつぶってスルーすることもできるだろうが、ここまできちんとお子さんの情操教育を考えたデザインを心がけている作品において、ここを通らないという選択肢はなかっただろう。動物との関係性が「かわいい」「楽しい」だけで終わればこんなに幸せなこともないが、命と向き合うにあたって、そこには望まざる感情もあり、とてつもなく大きな責任も伴う。これまで「世話をする責任」については取り扱われてきたが、今回はいよいよ「看取る責任」である。これが出来ないならペットを飼う資格は無いし、耐えられないならペットを飼うべきではない。かくいう私は……それでも飼えるなら飼いたいと思ってしまうけどね。人生において、何度あの悲しみを味わってしまっても。これは人間のエゴなんでしょうかね。 いろはは、これまで動物病院の1人娘として育ってきたのだから、普通の家庭よりもそうした「別れのシーン」に関わる機会は多い気もするのだが、今回の反応を見る限り、ママさんは公私をはっきり分けるタイプで、自身が見てきた辛い場面、苦しい状況を娘と共有していた様子はない。まぁ、そりゃそうか。もちろん最低限の心構えは教えていただろうが、ペットを飼うのはこむぎが初めてのことだろうし、いろは自身は今回のフクちゃんの件が初めての経験だったのかもしれない。大きな失望と悲しみを前に、飼い主以上に大きく揺さぶられてしまう。はたから見ればおツルさんの方がずっとずっと悲しいのだから受け止めろよ、とは思うかもしれないが、それが出来ないからこその犬飼いろはという人物である。この感覚は、どれだけ覚悟しても、経験しても慣れるものではないのだからしょうがない。 そして、そんな人とペットの絆の終幕にあたって影響を受けた人物がもう1人。今回のお話はいろはたち人間側が考えさせられる話だとばかり思っていたが、意外や意外、ここで一番の揺さぶりをかけられたのはトラメだった。なんという運命の悪戯か、自分が呼び出したガオガオーンの影響でフクちゃんとおツルさんにちょっとした迷惑をかけてしまったトラメ。単なる人間に迷惑をかけるだけなら彼の狙い通りなのだが、そこで動物が、特に自分の近縁の仲間である犬が苦しむとなれば話が変わってくるし、それに連動して「犬をこの上なく愛する人」が苦しむというのも、何かしら「間違い」が紛れ込んでいる感覚になる。ガオウの教えでは人と動物は絶対に分かり合えないはずで、本来ならおツルさんがどれだけ苦しもうがトラメ目線では知ったこっちゃないはずなのだが、今まさに消えんとする命を前に、そんなお題目はもはや意味はない。自分は何か大きな間違いを犯しているのではないか、そんな疑念がトラメを蝕む。能天気で直情的なトラメだが、ここにきて自分の身の上を、自分たちの今後のあり方を考える時期に差し掛かっている。 命のあり方からそれぞれに思うところのある面々。超然としたニコ様だって、決して事務的に処理しただけではないだろう。大きな責任を持つ者として、そこに毅然とした態度で臨むことが求められているというだけの話。彼女なりの心遣いがおツルさんに「最後の幸せ」を届けたことは忘れてはいけない。 さて、フクちゃんを巡る命の物語はここで終わりだ。しかし、アニメ作品としてここからもう一歩踏み込むかどうかは、まだ分からない部分である。どうしたって大きな視聴者たちは気になってしまう「こむぎたちの今後」について。もしかしたら聡明な児童視聴者たちもなんとなく気付いてしまうかもしれない。「人と動物の寿命が違うなら、いろははいつかこむぎとお別れすることになる」ということを。劇場版ではこむぎが「おばあちゃんになってもずっと一緒」と言っていたが、それは絶対に叶わない願いなのだ。 もちろん、今回のお話に触れたからといって、さらにその部分にまで踏み込む必要はないと思う。どう足掻いても解決しようがない問題だし、プリキュアというシリーズ全体のコンセプトを考えるなら、「命の話」は今週の扱いだけで文句なく責務を果たしたと言えるだろう。そこから先の話は、あとは我々が考えるべき部分なんじゃなかろうか。とりあえず、トラメくんに判断してもらうことにしよう。 酒場にP丸様を飼ってる街、第10話。うらやましい……かどうかは分からんけど、宴会は楽しそうである。 「次はどんなクエストかな?」と思ってたのにクエストにすら至らず、ただひたすらシトリーの外道っぷりを見せつけられるだけのお話。ず〜っと「シトリーはクライのことをどう見てるんだろう」ってのは気になり続けてるわけだが、今回酒飲んで酔っ払った時に出た感情が本音だとすると、惚れてるというか、憧れてる部分があるのはどうやら建前ではなさそう。10桁単位(10億?!)の借金抱えててフィジカルがクソ雑魚だってとこまではほぼ確定でわかってる男に憧れるって、それ以外の部分を相当買ってるってことなんでしょうかね。今回のお話を見る限り、やっぱ彼女目線ではクライの底はかなりバレバレな気もするのだが……あくまでも幼馴染の腐れ縁ってやつなのかもしれない。 シトリーの悪行その1、アカシャで育成してたマリスイーターをすんなり回収。見た目は可愛いマンティコア系モンスターだが、どうやら幼獣形態で尻尾をぴたぴたする程度でもクライにとっては致命傷判定になるくらいのダメージは弾き出せる様子。セーフリングとやらがどの程度の防御壁を張れるのかは分からないが、流石に日常レベルの接触でパリンパリン割れるわけはないので、あの猫を飼うのもなかなか命懸けのようである。ただ、そんな猫もシトリーは容易く抱き抱えて遊んでたんだよな。その後のシーンでリィズと組み合って暴れてるシーンもあるし、本人は「直接戦闘はてんでダメ」と言っていたが、最低限、冒険者として戦えるくらいのフィジカルは保持してるってことなんでしょうかね? シトリーの悪行その2、詐欺行為を働き無料で魔力チャージ。まぁ、彼女が提唱していた「枯渇状態からの超回復に成長要素がある」って話が本当なら決して詐欺には当たらないかもしれないが。ちなみに同様の理論は「不徳のギルド」でイズ先生も提唱(&実践)していた修行法ではあるので、ファンタジー世界では魔力吸引の護符は案外ニーズがあるアイテムなのかもしれない。そして、そんな魔力チャージ教室に乱入してきたエルフ(この世界ではノーブル)の2人組。流石にあれだけ大々的に登場して今後絡まないはずはないので、あの高慢チキな様子がコロリ転げるのが今回のお話のオチかな? ちなみにCVが芹澤優である関係上、若干【話術師】とイメージがかぶったりかぶらなかったり。おねーちゃんエルフの方は白石晴香。すぐに重要情報を話しそうな声だな。 シトリーの悪行その3、実の姉に一服盛る。まぁ、殺したりしてないのでセフセフ。リィズの方も妹の性格はある程度わかってるだろうに、馬鹿正直に飲み比べに付き合っちゃうあたりが残念すぎる。クライは例によってシトリーの悪行には全然気付いてない状態であれやってるんだよなぁ……そりゃ恨まれるし絡まれるよなぁ。 シトリーの悪行その4、せっかくのシーンなのに目潰しで見せてくれない。……まぁ、リィズの全裸にそこまでニーズがあるかどうかは分からんが……体型と肌色的にほぼ「プリズマイリヤ」じゃん。 |
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Thraxi
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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