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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「インフィニット・デンドログラム」 5→4

 このタイミングで終わるアニメがある。しかもまだけっこうある。まー、アニメのスケジュールなんてもはやぐっちゃぐちゃよね。

 むしろこの程度の遅延で終わらせられたのだからラッキーとすらいえる事例かもしれない。これ、あと一ヶ月ずれ込んだらあれやこれやと同じように終了未定になる可能性もあったわけで、形はどうあれ、終わったと正式に宣言できるだけでも幸せな部類。もちろん、この場合には終了したという事実と、中身が完成したという理想は同じではないのだけども。依って立つところのさっぱり分からない作品だった。結局ゲーム設定がどこでどういう効果を発揮したのか。「なんでこんなにたかだかゲームに熱心になれるんだろう……」という引き気味の印象がどうしても残ってしまうため、やっぱりこの設定にするなら大人しく「普通のファンタジー世界」や「普通のなろう転生」にしてしまった方がまだ身が入ると思うのだが。ゲームであることの良さの1つは「キャラ」と「プレイヤー」という二面性が生まれ、そのギャップによるドラマをひねり出すことができる部分だが、残念ながら本作において「リアルとゲーム」の相互干渉がプラスに働いているような設定はあんまりなかったように思える。最終的に「これが本当にゲームだとおもうわけ?」みたいな話になっていたが、そういうのもういいんで。防御に極振りしても同じようなこと言われてたし。ゲームの設定はただひたすらゲームとして消費されていき、「攻略」という言葉で解釈されてたってことは、極論するとこのアニメを見るのは単なるゲーム実況を見ているのと同じってことになってしまう。まー、今更そこをきちんと作ったからって目新しさにつながるとも思えないのだけども。

 結局、そうして「何やってんだろこいつら」という部分が浮いた印象になってしまうと、そこから先で魅力を生み出すのは難しい。これで映像部分が気合を入れているとか、ゲーム世界の作り込みがフィクションとして秀逸であるとかいうボーナスがあればアニメとしてのランクは上がるはずだが、スケジューリングが難しかったことからもわかる通り、映像部分でも特筆すべき部分はないし、謎ロボットのデザインやモーションなど、やたらダサい部分にばかり目がいってしまう。ごった煮的に「なんでも出来る!」をゲーム世界に詰め込んだが故のカオスなのだろうが、それならもうちょい目新しい驚きを見せて欲しかった。「どっかで見たやつを、適当に混ぜて統制取らずに流してる」というのが一番近い印象かもしれない。

 まぁ、この辺りの試行錯誤も、なろう系、デスゲーム系なんかの作品の断片をどういう方向で組み合わせればブレイクスルーにつながるかという、実験段階みたいなものなのかもしれない。トライアルがあればエラーもあるわけで、次なるトライアルのための1つの実証例だと思えばいいんじゃなかろうか。

 

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 3時間の試合を終えての結論は、「少し、控えた方がいいな」です。ちなみに今回はプレイ中に少しずつ人間が増えていき、見れば分かる通りに問題が進むと7人戦→10人戦膨れ上がっています。これもまた、たほの形。

 


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 これさぁ、時期を考えると最終回の3バンド共演の拡大版を5月のメットライフドームでやるっていう演出だったんだよね……第12話。もし実現してたら、すげえ安易で分かりきってるのにボロ泣きしながら棒振ってただろうね。見たかったなぁ。

 最終話に向けての助走パート。今まで競争相手としてバチバチにぶつかっていたバンド3つが一転して手を取り1つのステージを作り上げていく行程を描く。これまでのバランスを考えてポピパが一気に主人公ポジションに戻ってきて真ん中に落ち着いたわけだが、おかげでこの世界は3バンドしか存在しない次元になったかのよう。まぁ、こればっかりは仕方ないね。今後はさ、残りの3バンドにスポット当てた新しい番組作るしかないよね。マジでそれくらいやってあげないとガチ勢が可哀想(僕はリアルライブ寄り民なので、正直今の3バンド体制でも不満はないのです)。

 ポピパにカメラを戻すとなると、突然勢いづく有咲。というかかすあり。今までの分を取り戻そうとするかのような圧倒的有咲エキスに溺れてしまいそうである。他のカップリングでは久しぶりに丁寧な花×レイが見られたりしたのも注目ポイントだが、3バンドが渾然一体となったために今まであまり接点がなかった部分が接続したのも注意すべき点だろう。パレオ&おたえの無駄に運動神経良すぎる組の活躍なんかも見てて面白いが、中でも有咲に初めて濃厚接触した結果「香澄の同類」認定を受けてしまったまっすーさんは……あかんよ、その認定はこの世界においては最後通告と同じだよ……まぁ、ゲーム内だと友希那さんが「あこと同じ人種」って言ってたけど、多分あの当時とは随分事情も変わってきたし、ことここに至って「香澄ゾーン」にいる人間は、割とまずい「こころゾーン(3馬鹿ゾーン)」と同じくらいまずい。ますきさん、頑張って……(もう無理だと思う)。

 中の人たちがすでにみんなして武道館を経験してる中での武道館談義もなんだかメタ要素が強くて面白く、「回るステージはどこが前だか分からなくて迷子になる」とか、どっかのボーカルさんが実際にやってたやつだしね……(あれはボーカルさんが正解位置に立ってたんだっけ?)。次回の予告映像を見る限り、完全に去年のライブの再現なのよねぇ。もう、いっそ丸山彩とかも出しちゃえばいいと思うよ。

 

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 呼ばれたので部屋を立てました。そしたらたくさん人が来ました。こんな規模のたほいや、リアルだとなかなかやれない(やらない)。

 


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○「啄木鳥探偵處」 5

 気づけばこれでひとまず今期の新番チェックはおしまい。今期の本数は37本、これに前期からの継続分を含めた44本が当面の視聴本数ということになる。グランプリ記事の直後なのでよく分かるが、この44という数はかなり少ない。過去の記録を遡ると、1期で44本以下というのは2015年度4月期以来のことで、実に5年の時を経て、アニメの数がついに戻ってきたということになる。まぁ、今期はコロナの影響で放送延期になった作品も多く、ダイレクトにその影響が出ている結果だが。ちなみに、現時点で把握している情報では「アイドリッシュセブン」と「放課後ていぼう日誌」の2本も制作が中断、途中から放送延期措置が発表されている。アニメ業界も影響を受けないはずがないもんなぁ。一体どうなることやら。

 さて、そんなわけで今期最後を飾る作品なわけだが、見事に同じクールの中で「文豪とアルケミスト」とネタ被り……はしてないんだけど、まぁ、なんでみんなしてこういう明治期とか大正期の文豪が好きなんだろうね。文豪たちも、単なる小説家だった自分の人生が後世になって異能バトルに駆り出されたり、探偵までやらされることになるとは思いもよらなかっただろう。特に、石川啄木については私が中学生の時の国語の先生がどうやらファンだったらしくて結構入念にその人生を追う授業を受けていたんのだが、まさか探偵になるなんてイメージはかけらもない。いや、大体の小説家がそうだろうけど。なんでよりによって啄木なんでしょうね?

 まぁ、そうしてよく分からないキャラ付けをされてるけど、中身としては「探偵小説」のイメージそのままなので、ぶっちゃけあんまり啄木とか金田一京助は関係ない。ぶっちゃけ、これ「架空の探偵リチャード氏」でも全然問題ない中身。一応、作中でちょいちょい啄木の作品について触れられているし、当時の「文学」へのこだわりは挿入されていくのだろうが、どうしても取ってつけた感が強く、下手したら強火の啄木ファンから「啄木はそんなこと言わない」と怒られそうなデザインである。まぁ、強火の啄木ファンがどこにいるか知らないけど。とりあえず、なんでこんな設定でミステリを展開しようと思ったのかは1話目だけではよく分からなかった。続きを読んだら分かる……のかしら?

 ただまぁ、探偵小説としては割と無難な滑り出しで、何より明治期を舞台にすると都合が良いのは、警察捜査が今ほど高性能ではない時代なので「探偵」が生きる目が自然なレベルで残されているところ。どうせなら開き直って古式ゆかしい探偵物語が展開するなら、実はアニメにしては珍しい題材なので目を引くものになる可能性はあるだろう。映像担当はライデンフィルムで、ほわっと和紙を広げたような風合いの作画は味があって決して悪いものではなさそうだ。あとは純粋にネタ勝負。そこまで度肝を抜くようなもんは出てこないだろうけどねぇ。

 それにしても森鴎外が便利すぎて笑うわ。もう、この数年だけでどれだけアニメキャラとして登場したかもよく分からないが、「森鴎外」のWikiとか見ても「それぞれの作品でのキャスティング」とか掲載されてないのね。残念(そりゃそうだろ)。

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 オラッ! 今年もこれを書くんじゃい! 毎年、春の期間は実家に戻って暇にかまけてこのテキストを出力してるんですが、今年はコロナの影響でそのイベントがぽしゃりまして、数年ぶりに自宅での執筆になります(執筆は3月時点で開始している)。なんか、環境が変わった方が膨大なテキストを一気に書き上げるのには良かった気がする……自宅だと全然スイッチはいらにゃい。まぁ、スイッチが入らないのは年々衰えゆくモチベーションのせい、という話もありますけど。これは決して日本のアニメ業界が悪いわけではなく、単におっちゃんが年をとって色々と大変になっているというだけです。でもね、頑張らないとね。こういうところできっちり仕事をしてこそだと思うのね。多分、こういうどうでもいいことが少しでも揺らぐと不安でしょうがなくなるのって、絶対何らかの精神疾患なんだろうなぁ……。
 毎度何となく言い訳じみた話や愚痴から始まってはいますが、とにかく継続は力なり。いつも通りに頑張っていきましょう。もし過去分に興味があるという物好きな方は、リンク貼るのもめんどいので「アニメ・雑記」タグでたどることが可能ですので遡ってみてください。これだけ長いこと続けていると、数年前の記録なんて自分で書いたのに綺麗さっぱり忘れてて、たまに読み返すとすげぇ新鮮だったりしますね。右からきたアニメを左に受け流す視聴スタイルのおかげで、毎年毎年ほとんどの記憶がリセットされていくわ。
 
 (以下去年の記事からのコピペ)一応毎年のことなので約束事をコピペしておくと、タイトル賞の選出は何故か毎年「仮装大賞」の賞に依っており、タイトル部門以外の賞は、基本的に3位まで取り上げてある。(コピペ終わり)結構タイトル部門の数は多いのだが、それでも毎年「あれも入れたい、これも入れたい」ってんで押し込めるのに四苦八苦しており、柔軟な声優アワードを見習って(??)増やしたけりゃその年だけ適当な賞を増設してもいいんじゃないかと思う時もあるんだけど、そういうことするときりがなくなるから無闇にいじれないのよね。今年もウンウン唸りながら、適当に理由をでっち上げてエントリーを考えていくよ。
 今期エントリーされたのは、「2019年4月期以降に終了した、もしくは現在放送中である」ことを条件として、ある程度最後まで視聴していた以下の157作品。実はこの数字、結構すごいことなんです。何がすごいって、10年以上増加の一途を辿っていた年間アニメ視聴本数が、ついに今年度は目に見えて減ったんです!!! 試しに昨年度の本数を確認すると、トータルは183本という記録が残っている。まぁ、分割2クールをどう扱うかとか、ショートアニメどう数えるかとかいう微細な差はあるのだが、それでも、今年度は明確に本数が減った。理由はいくつかあるのだが、やはり何かのバブルが弾け、テレビ放送のアニメの本数が減ったことは間違いない事実だろう。確認ついでに、毎クール数え上げている「今期見るアニメの本数」という数字で比較してみると、2018年度(2018年春〜2019年冬)の4クールでの視聴本数は60+55+55+55=225(長期クールのものが別換算されるので実際の本数よりかなり多くなる)。それに対し、2019年度(2019年春〜2020年冬)の視聴本数は45+47+52+52=196。こうしてみると、実際に減っていることがわかるはずだ。
 まぁ、世間的には配信アニメも増えているので単に時代遅れのおっちゃんの視界に入る本数が減っただけという話もあるが、コロナ関係での減少は、確実に業界に変革を迫るものになってしまったし、業界的にも限界を感じている部分は少なからずあるはずなので、この数字が1年後にどうなっているかは非常に気になるところである。
 一応毎年のことなので数字のデータをまとめておくと、今期はショートアニメ枠が22本、それ以外が135本。これまでの数字に連結すると
7674596790
103(93)132(121)149(133)152(129)170(148)
170(150)183(157)157(135)
となる。こうしてみると大体5年前と同じ数字ってことになるな。……ってことはまだまだ削れそうやな……。
 ちなみに、これまた毎年触れていることだが、テレビ放送のアニメは減少したが、その分「劇場版商法」は安定期に入ったようで、細かなタイトルがガンガン劇場でかかるようになってきた。「劇場で放映するOVA」と「劇場作品」の差別化が難しいのだが、とにかく「映画館で見たアニメ」でひとまとめにすると、今期視聴本数は22本。過去最多となった昨年の17本を余裕で飛び越えており、1ヶ月に2本くらいのペースになりつつあるわけだ。まぁ、これくらいのお布施でアニメ業界が活気付くなら喜んで足を運ぶが……今後はこの数字もどうなっていくんでしょうかね。現時点では映画館自体が厳しいことになってるけども。一応本数の推移を書いておくと
7→4→6→ 12→8→6→
9→17151722
となっている。なお、毎年のことだが劇場作品については基本的にこのグランプリの選出基準からは外すようにしている。
 ちなみにこれまたどうでもいい注意書きではあるが、さすがに毎年長大化しすぎていていい加減見づらくなっていたため、過去のタイトル獲得作品については、今年から5年分削除して2010年以降のデータのみを残している。それ以前の情報については、昨年度以前の当該記事をあたってほしい。
 
○一応ある程度見ていたエントリー作品(アイウエオ順・ショートアニメは【】で表示)
【アイドルマスターシンデレラガールズ劇場(第4期)】「アサシンズプライド」「アズールレーン」「あひるの空」「アフリカのサラリーマン」「荒ぶる季節の乙女どもよ。」「ありふれた職業で世界最強」「あんさんぶるスターズ!」「異種族レビュアーズ」【異世界かるてっと(1期2期)】「異世界チート魔術師」「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」「ID: INVADED」「イナズマイレブン オリオンの刻印」「インフィニット・デンドログラム」「戦×恋(ヴァルラヴ)」「ヴィンランド・サガ」「うちタマ?!~うちのタマ知りませんか?~」「うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない」「映像研には手を出すな!」「炎炎ノ消防隊」「凹凸世界」「推しが武道館行ってくれたら死ぬ」「織田シナモン信長」「俺を好きなのはお前だけかよ」「かつて神だった獣たちへ」「彼方のアストラ」「歌舞伎町シャーロック」「からかい上手の高木さん(第2期)」「からくりサーカス」「可愛ければ変態でも好きになってくれますか?」「神田川 JET GIRLS」「ガンダムビルドダイバーズ Re:RISE」「ギヴン」「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」「鬼滅の刃」「キャロル&チューズデイ」「虚構推理」「空挺ドラゴンズ」「GRANBLUE FANTASY The Animation Season2」「グランベルム」「群青のマグメル」「警視庁特務部特殊凶悪犯対策室 トクナナ」「ゲゲゲの鬼太郎」「ケンガンアシュラ」「賢者の孫」「恋する小惑星」「胡蝶綺~若き信長~」「COP CRAFT」「この音とまれ!(1期2期)」「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」「PSYCHO-PASS3」「さらざんまい」「地獄少年花子くん」【少年アシベGO!GO!ゴマちゃん】「SHOW BY ROCK!!ましゅまいれっしゅ!!」「消滅都市」「食戟のソーマ 神ノ皿」【女子かう生】「女子高生の無駄づかい」「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」「新幹線変形ロボシンカリオン」「進撃の巨人 Season3(第2期)」「真・中華一番」「慎重勇者」「スター☆トゥインクルプリキュア」「スタンドマイヒーローズ」【ストライクウィッチーズ 501部隊発進しますっ】「Z/X Code reunion」「7SEEDS」「世話やきキツネの仙狐さん」「戦姫絶唱シンフォギアXV」【川柳少女】【ソウナンですか?】「SAO アリシゼーション War of Underworld」「ソマリと森の神様」「ダーウィンズゲーム 」「ダイヤのA actⅡ」【耐え子の日常】「盾の勇者の成り上がり」「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(第2期)」「ダンベル何キロ持てる?」「厨病激発ボーイ」【超可動ガール1/6】「超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです」「通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?」【手品先輩】【テレビ野郎ナナーナ わくわく洞窟ランド】「とある科学の一方通行」「とある科学の超電磁砲T」「Dr. STONE」「ドロヘドロ」「どろろ」「ナカノヒトゲノム【実況中】」「七つの大罪 神々の逆鱗」【なんでここに先生が!?】「number24」「22/7」【ぬるぺた】「ネコぱら」「ノー・ガンズ・ライフ」【ノブナガ先生の幼な妻】「ハイキュー!! TO THE TOP」「ハイスコアガールⅡ」【博多明太!ぴりからこちゃん】「BAKUMATSUクライシス」「旗揚! けものみち」「八月のシンデレラナイン」「はてな☆イリュージョン」「バビロン」「叛逆性ミリオンアーサー(第2期)」「BanGDream! 3rd Season」「BEASTARS」「ヒーリングっど♡プリキュア」「ビジネスフィッシュ」「ファンタシースターオンライン2 エピソードオラクル」「fairy gone フェアリーゴーン」「Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-」【ふらいんぐべいびーずぷち】「プランダラ」「フルーツバスケット」「文豪ストレイドッグス(第3期)」「pet」「BEM」【へやキャン△】「放課後さいころ倶楽部」「宝石商リチャードの謎鑑定」「ぼくたちは勉強ができない(1期2期)」「僕のとなりに暗黒破壊神がいます。」「僕のヒーローアカデミア(第4期)」「星合の空」「ポチッと発明ピカちんキット」【ぼのぼの】【ほら、耳が見えてるよ!(第2期)】「本好きの下剋上」「魔入りました!入間くん」「魔王様、リトライ!」「マギアレコード 魔法少女まどかマギカ外伝」「魔術士オーフェンはぐれ旅」「まちカドまぞく」「真夜中のオカルト公務員」【みだらな青ちゃんは勉強ができない】「MIX(ミックス)」「群れなせ!シートン学園」【八十亀ちゃんかんさつにっき(1期2期)】【闇芝居(第7期)】「妖怪ウォッチ!」「妖怪学園Y~Nとの遭遇~」「ライフル・イズ・ビューティフル」「ラディアン2」「ランウェイで笑って」「理系が恋に落ちたので証明してみた。」「Re:ステージ! ドリームデイズ」「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 魔眼蒐集列車」「RobiHachi」「私、能力は平均値でって言ったよね!」「ワンパンマン(第2期)」
 
 
○今期視聴した劇場アニメ作品(視聴順)
「響け♪ユーフォニアム〜誓いのフィナーレ〜」「甲鉄城のカバネリ 海門決戦」「スパイダマン:スパイダーバース」「プロメア」「海獣の子供」「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」「ガールズ&パンツァー 最終章第2話」「二ノ国」「この素晴らしい世界に祝福を! 紅伝説」「天気の子」「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝-永遠と自動手記人形-」「BanG Dream! FILM LIVE」「HELLO WORLD」「空の青さを知る人よ」「BLACKFOX」「Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆」「すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」「冴えない彼女の育てかた Fine」「フラグタイム」「メイドインアビス 深き魂の黎明」「劇場版SHORIBAKO」「PSYCHO-PASS3 FIRST INSPECTOR
 
 

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第3位 
’10「刀語」 ‘11「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」 ’12「黄昏乙女×アムネジア」 ’13「有頂天家族」 ’14「月刊少女野崎くん」 ‘15「えとたま」 ‘16RE:ゼロから始める異世界生活」 ‘17「3月のライオン(第2シーズン)」 ‘18「ひそねとまそたん」
‘19BEASTARS
 まぁ、この作品は選ぶべきでしょう。「宝石の国」に続くオレンジ初のCGアニメ、BEASTARSである。
 今作の特筆すべきポイントは、単にCG作劇ってんで手間を省いたり、既存のモデルにおんぶにだっこで安易な映像化にしなかったところである。職人集団オレンジについて今更そんなことを言及する意味もなかろうが、「宝石の国」のときにはあまりにも画面自体が鮮烈すぎて、そうした部分を観ることがおろそかになってしまっていた。今回は「宝石の国」ほどぶっ飛んだ設定ではないので(それでも色々おかしいが)、ある程度普通のドラマとしても、既存のアニメの表現と比較してみることが可能だった。
 確か個別の感想記事でも言及したが、「ケモキャラのCG描写」といえば何と言ってもディズニー製アニメの印象があり、これとほぼ同じ目的で作成された「ズートピア」と比較すると、なるほどコストをかければCGの細部のクオリティというのは天井知らずで上がっていくもので、毛並みの細かさなど、手数ではやはり日本はかなわない。しかし、そうした方面でのこだわりは天井知らずだとしても受け手側の認識に頭打ちはある。それなら、コンテワークや心情芝居など、別な部分でいくらでもこだわりで上を目指すことができるはずなのだ。本作は現在の日本アニメが作れる最高峰とも言えるクオリティで映像を提供しつつ、なおかつ作劇も一切手抜かりなく作品のテーマ性を磨き上げた。全編を覆う「舞台」のモチーフはどこか不安定で閉鎖的なイメージを生み出し、獣社会に滲む闇を常に意識させる。「差異」を意識させる偏執的なまでの動物たちの差別化は、ただそこにあるだけでこの世界のあり方を訴えかけるのに、それを光と闇の演出でさらにはっきりと区分けしていく。「人」と「舞台」とで、初めて生まれるのが「演出」なのである。原作からしてそうしたドラマティックな演出の多い作品には違いないが、アニメという媒体に乗せる上で、また新たな魅力を付加してくれたことは、原作ファンにとっても大きな喜びにつながったのではなかろうか。
 さて、2期はいつ来るだろうかねぇ……。
 
 
 
 
準グランプリ
’10STAR DRIVER 輝きのタクト」 ‘11「花咲くいろは」 ’12「人類は衰退しました」 ’13「銀河機攻隊マジェスティックプリンス」 ’14「四月は君の嘘」 ‘15「昭和元禄落語心中」 ‘16「ふらいんぐうぃっち」 ‘17「宇宙よりも遠い場所」 ‘18「風が強く吹いている」
‘19「まちカドまぞく」
 そりゃそうだろ。ここに来るだろ。奇跡が奇跡を呼び続けた謎の中毒性アニメ、ハイパーシャミ桃タイムのスタートだ。
 いわゆる「きらら枠」はやんわりとしたヒーリング効果を主目的とした作品が多く、なかなかこの記事のベスト3まで上がってくることはない。良作と呼ばれるものはいくつもあったかもしれないが、見ての通り、「けいおん」を最後に中庸な評価を受けてそれでおしまいである。しかし、何度も言及している通り、単なる癒し枠としての「きらら系」はすでに時代が求めるものではなくなり、アニメとしての拠り所を別に求める必要に迫られるようになった。そうして生まれたキマイラのごとき異形、それがこの「まちカドまぞく」である。
 魔族と魔法少女の骨肉の争い。魔族が主人公で、あの手この手で正義の魔法少女を籠絡していくダークファンタジー。そんなもんがきらら文脈に乗るはずがないというのが普通の神経だが、今作はそんな常識を軽々とぶち破り、独自路線すぎる新たな世界を築き上げた。その世界は虚弱体質の魔族の娘が、筋トレ狂いの魔法少女と慎ましくも大胆でインモラルな友情を育む世界だ。もう、この時点で意味がわからない。不条理に飲み込まれそうになる我々視聴者は、狡猾な魔族のご先祖に導かれるままに、ゆっくりと謎のシャミ子ワールドへと沈んでいく。気づいたら彼女の一挙手一投足が見どころとなり、激昂するとポコポコ音がするようになる。そう、これが魔族の、否、まぞくの手管なのである。
 めくるめくまぞく世界を生み出したのは桜井弘明監督。これまた繰り返しになってしまうが、氏が得意とするマシンガン早回しアニメがここまで作品を引っ張り上げることになるなんて、想像もつかなかった。「斉木楠雄」の時のように、早回しそのものがネタになることはあるが、完全にメタレベルでのネタであり、作品そのものにプラスアルファの要素があるなんて普通は考えられない。しかし、シャミ子は違ったのである。何故かあのテンポが「正解」だったのである。ただでさえゆったりまったりを是としてきたきらら作品で、このスピード感と破壊力を実装することに耐えられる作品があろうとは。恐ろしいまでの作品密度と、クドいくらいの徹底したネタ管理があってこそ可能になった禁断のジェットコースターだ。
 「きらら系」の枠1つとっても、アニメはまだまだ進化を続けている。惚けた頭で適当に視聴していては、この荒波には揉まれて砕かれるだけだ。各々の危機管理を怠らぬよう。
 
 
 
 

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<アニメソング部門>
 高らかに歌え、アニソン部門。カラオケ戦士たる私はこの部門をおろそかにはできないわけですが、改めて1年を振り返るに、「あれ? 例年に比べて歌える曲が少ないような……」ってなったのはひとえにガルパソングのせいである。コンスタントに新曲がリリースされ続けるバンドリコンテンツは、全バンドをフォローしようとすると曲数が膨大なものになり、どうしてもそちらの方にキャパを費やさなければならないのである。おかげでメインとなるアニソンが少なからず犠牲になることに。そして、基本的にガルパソングは「アニソン」ではないため、この部門で選出するのは憚られるのである。
 まぁ、そうは言ってもおそらく一般的なアニメファンよりは押さえている曲数は多いとは思うんですがね。とりあえず、最近は恒例になっているので、各クール、カラオケで最も歌ったと思われるタイトルをランキングに影響しない範囲でドン。
 
春クール(?)・「Blast!」(劇場版 響け!ユーフォニアム〜誓いのメロディ〜)
夏クール・「乙女どもよ。」(荒ぶる季節の乙女どもよ。 OP)
秋クール・「graphite/diamond」(アズールレーン OP)
冬クール・「ミスターフィクサー」(ID:INVADED OP)
 
 意外にバラエティはあるかな? アニソンの大事なところは、アニメそのものに興味がなくても「歌自体が好き」とか「映像部分が好き」とか色々な愛で方があるので、他の賞とは違ったタイトルが出て来やすいところですかね。
 さて、いつも通りに各種タイトルを見ていくことにするが、まずは純正のアニソンシンガー枠では、最近気になっている名前はASCAだ。今年度でいうと「雲雀」や「CHAIN」など、様々な表情を見せてくれるスキルの高さが見どころ聞きどころ。来歴をたどると鈴木このみなんかと同じアニソングランプリ出身者なのよね。今後のアニソン業界の牽引者の一人になるかもしれない。上述の通り、大看板のMay’nは「graphite/diamond」を担当。この辺りはもう、伝統芸能と呼んでもいい頃合いかもしれない。そして個人的に外せないのは「それいゆ -Dear Destiny-」。やっぱりワシの中でモモーイは特別なんじゃ。
 刺激の強さでいうなら、あのオーイシマサヨシが一枚噛んでいる「No.7」なんかはインパクト抜群。こちらは映像との親和性の高さも見どころか。映像と曲の二重ドラッグっぷりで言えば、各種アニメでメインテーマや劇伴を数多く担当しているNoW_NAMEがブッ込んできた「Welcomeトゥ混沌」も最高のご機嫌ナンバー。枠に縛られずに常にアニメにマッチしたテイストを弾き出せるのが、熟練のアニソン職人たちの技の見せ所といえるのかもしれない。
 ちょいと目立たないところで地味に「アニソン業界」の版図を拡大している気がするのが、個人的に一押しのNakamura Emi。今期は「ちっとも知らなかった」が実に印象的なシーンを描き出している。過去の担当曲(笑ゥせぇるすまんEDやメガロボクスED)とは全然違う方向性だったので初めて見た時にはかなりのインパクトだった。そうそう、アニソンシンガーとして忘れちゃいけない伏兵には、あのBless4からお兄ちゃんのソロ歌唱「籠の中の僕等は」がある。作品としてはダンス映像の問題ばかりがクローズアップされてしまったが、曲単体でも「とんでも青春絵巻」たる作品のエンディングにぴったりなのである。そしてこの部門ではすっかり常連となっているジョジョの楽曲も今年度の看板の1つ。中でもやっぱり「裏切り者たちのレクイエム」でしょうね。もうみんなして「キングクリムゾンバージョンがあるに決まってるわ……」ってなってたから驚きはなかったけどね。
 映像部分でのインパクトがでかい作品にも色々とバリエーションがあり、記憶に新しいところでは「Easy Breezy」の中毒性の高さはさすが。深夜アニメのOPで「とりあえず起きろ!」って叩き込まれるとテンションあがるわね。別方向から映像の凄まじさを見せつけられたのは、ストップモーションアニメが印象的な「Wild Side」。あまりに偏執的で、これだけで一本の作品として成立しちゃうレベルなのが恐ろしいな。
 もう少し別視点でちょっと昔風のタイアップでいうと、「インフェルノ」あたりはいい具合に格好よさがはまってたコラボレーション。最近のアニソンで「本当になんの関係もない単なるJポップ」ってさっぱりなくなったけど、こうして「アニメと関係無しにも成立してるけど、合わせて聞くとちゃんとタイアップ」っていうバランスの曲は好きよ。そのカテゴリだと微妙なところだけど似たラインでは「キヅアト」も好きでしたね。バンドアニメだから安易に作中バンドに歌わせそうなもんだけど、そうしないあたりにこだわりが感じられる。
 現代アニソンで主流の1つといえば、何といっても声優歌唱。「声優アーティスト」としてソロでタイアップを果たすパターンと、作中キャラの歌唱のスタイルの2種が今年度の作品でも数多く混在している。前者のパターンだと、例えば「ダイスキ」が代表選手だろうか。ほんと、このMVのへごが好きすぎて困る。同じラインの「パパパ」も楽しい曲だし、「デビきゅー」なんかもお手本みたいな出来である。「ダメハダメ」もやたら印象に残ってて大好きな一曲で、最近の鈴木みのりの「ヘンテコアニソンシンガー」としての地位を不動のものにした感のある怪作。キャラ名義のクレジットにはなるが、ぐっと作品のイメージを引き締めた「異人たちの時間」は印象的。この辺の「ソロデビューしてるかしてないか」の差ってのは大した問題ではないな。
 転じて、がっつり作品に絡むタイプの声優歌唱でいうと、個人的にどうしても忘れられないのは「通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃ママ」。各方面に傷跡残すのやめろや。かやのん、まだ産んでない。どうしても電波な曲が大きなってしまうジャンルだが、わかりやすいところだと「スマイルスキル=スキスキル!」が出てくるだろうか。毎度おなじみの太田節である。より脳に深刻なダメージがほしい人は「輪! Moon! dass! cry!」をどうぞ。丁寧に歌詞を聞くとほんとわけわからんからな……。歌詞はわかるけど製作者の頭の中身がわからないのは「犬生は一度きり」。仕事を選ばない大御所さんたちに感謝せんとな……。癒し成分多めで行きたいなら、「もっふもふ DE よいのじゃよ」で落ち着きましょう。あ〜ダメになる〜。同じ路線(?)での癒しには「#NULL*Peta」がありますよ。あ、キャラ歌唱の中でも異質すぎるのでカウントが難しいんですが、一応「スフォルツァンドの残響」はあげておきますね。
 最後に、アニソンにカウントできねぇと言っときながらやっぱりガルパ関係はあげとかないと死ぬ病気なので簡単にタイトルだけ。「約束」「Hell! or Hell?」の2曲だけで私の正月が終わってしまったのでね……。
 
 

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<キャラクター部門・女性キャラ>
 出来るだけ手短に、的確にを目標に、女性キャラ部門だ。なんとか短く収めるためにも、今年も1作品1キャラを原則として進めていこう。あと出来たら1声優1キャラも守りたいところだけど……こればかりは……。
 こちらは男性部門とは逆に真っ直ぐな主人公から入ってみよう。直近の記憶で印象深いのは、新たな性癖の幕開け、岩永琴子女史(虚構推理)。まぁ、可愛いを狙ったら狙い通りのところにズドンときたという分かりやすい造形。そういう意味では犬山まなちゃん(ゲゲゲの鬼太郎)も同じカテゴリに含まれるかもしれない。最近のヒロインは率先して百合要素を推していく安定感。足の太さを売りにしていく八尋寧々さん(地縛少年花子くん)、頭皮の臭さで勝負するタキタ(空挺ドラゴンズ)といった戦う女性陣にも注目。守られてばかりのヒロインの時代は終わったのだ。
 戦うヒロインといえば、ピーキーな性能が謎めいた魅力となったティラナ・エクセディリカCOP CRAFT)も手堅く可愛い。村田蓮爾絵の魅力がアニメでも存分に発揮された好例だろうか。戦いの次元こそ違うが、えりぴよさん(推しが武道館いってくれたら死ぬ)も立派なメインヒロイン(?)として活躍してくれたし、そこから派生して出てくる名前は当然紗倉ひびきさん(ダンベル何キロ持てる?)ということになる。みんなそれぞれに、負けられない戦いがあるのだよ……。そういう意味では、先輩(手品先輩)も常に真剣だったな? 決して悪い人じゃない。それは知っている。あ、この流れは多分メイプルちゃん(痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。)の名前も上げられそうだ。まぁ、彼女はほんとに趣味を満喫していただけだろうけどさ。
 視点を少しずらして、メインヒロインのそばで戦うポジションを見てみよう。複数のヒロインが乱立する作品では「推し」と呼ばれる枠である。例えば直近だと「SHOW BY ROCK! ましゅまいれっしゅ!」の中では、悩みに悩んでデルミンを選ぶ。いや、でもましゅましゅは4人とも本当に良い子ばかりで悩ましいのだが……。同様の悩みを抱えたノーブルレッドの中だと、なんとなくエルザちゃん(戦姫絶唱シンフォギアXV)を選びたいかなぁ。ソシャゲの方だと「ガンス」って言いまくってんだけど、本編でそんなに連発してたかね? 個性派女子高生勢揃いの「女子高生の無駄づかい」からは、当然私はリリィを選ぶ。可愛くて行動力のある百合脳、世界を破壊するだけのパワーがある。女子中学生アイドルグループが乱立する「RE:ステージ! ドリームデイズ」からなら、こちらも悩みに悩んだ結果、市杵島瑞葉部長を選出。どうにも私はこういうポジションにいる怪しげ関西弁に弱いらしいな(東條希に大切な何かを壊された者並の感想)。あ、一応メイドリーちゃん(異世界レビュアーズ)の名前も上げておきますね。別に深い意味はないけどね。ちなみに獣枠でもコマ(うちタマ?!〜うちのタマ知りませんか?〜)が選択肢に上がっていたことは黙っておこうな。あ、あとフィーロ(盾の勇者の成り上がり)。羽毛は正義。
 続けて、曲者揃いのライバル、敵キャラ部門。ここでパッと浮かぶのは、厄介の塊だった菅原新菜さん(荒ぶる季節の乙女どもよ。)あんな女子高生がいたら、そりゃ風紀も乱れるし友情なんてあったもんじゃねぇよな。ライバルっていうか実はそっちが本命でもよくない?とすら思えてしまうのがジュノBEASTARS)。あらゆる意味で肉食系女子。強い(小並感)。ライバルってのはちょっと違うが、どこか悪辣さの中に憎めない要素が入り混じる秀作ヒロインには食蜂操祈さん(とある科学の超電磁砲T)もいるぞ。ヒロイン力は胸囲力なんだゾ。そして真正面から主人公チームにぶつかりながらも、最後には感動の渦を巻き起こしたドラマの立役者といえば何と言っても堂島晶さん(この音とまれ!)。正しい人が正しく幸せになれるストーリーは良いものである。同様に最終的な幸せを掴み取った敵役としてはスザクさん(新幹線変形ロボシンカリオン)もあげておきたい。彼女の成長は、まさに「進化」と呼ぶにふさわしいものだったのだなぁ。そうそう、救いも何もあったもんじゃない単なる最悪なやつとして、シベール(キャロル&チューズデイ)が何故か印象に残ってるのであげておきますね。メインヒロイン差し置いてこいつの名前だけ上げるのはおかしくないか?(仕様です)
 あとは細かい名前を羅列していきますが、過去にすでに一度取り上げているので選出から漏れる名前には女神ヘスティア(ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅡ)とか、霜月美佳さん(PSYCHO-PASS3)がいます。良いヒロイン勢は時代を超えても良いに決まってますからね。個人的には何故か全部一緒くたのカテゴリに入るのはシュカ(ダーウィンズゲーム)、ペタ姉(ぬるぺた)、グレイ(ロード・エルメロイⅡ世の事件簿)の3名。なんでひとまとめなんでしょうね。わかんない人は宿題だぞ。中の人的要素だけで何故か印象深いのはリィン=メイ(プランダラ)とかだろうか。だって素直にエロ可愛いし。メインヒロインだったのにそんな感じが全然しない桐生瑞葉さん(可愛ければ変態でも好きになってくれますか?)も中の人要素強めではありましたが、もしかしたら新境地だったかもしれん。あとスイカDr. STONE)とか。中の人の変な声が忘れられないんだヨ。ヒロイン候補が多すぎてどうしたらいいか悩んだんだけど、「ドロヘドロ」からはあえて能井を選んでおきますね。まぁ、上の部門でシンさんをあげるならそうなるわな。そうそう、作品の出来不出来とは別でやたら印象に残ってしまったキャラとしては御杖夏南子(星合の空)なんてキャラも。これだけインパクトがあるってことは、ちゃんとシナリオが完結してれば名作だった可能性もあるんだよなぁ。
 さぁ、残りは10名だけだ(?!)。うち3名がベスト3に入るので、惜しくも選外に漏れてしまったファイナリストたち7名。まずは、謎のバイタリティで異常性を遺憾無く発揮させた名探偵、本堂町小春さん(ID:INVADED)。ロリなの? ショタなの? 純愛なの? 単なる異常者なの? いいなぁ、M・A・Oボイスのロリショタ探偵に突如発砲されたいなぁ。同様に発砲されたいというか、惨殺されたい願望が止まらないのはアザゼル・メアリ嬢(魔入りました!入間くん)。なんだこの可愛い生き物は。そりゃ生徒会が多少おかしな組織になるのもしょうがないよ。
 正統派ヒロインとしての力強さを見せつけてくれたのは藤戸千雪さん(ランウェイで笑って)。こんなにもまっすぐに少年漫画の主人公として戦えたヒロインは久しぶりかも。身長コンプがダイレクトにキャラ特性につながっているのも可愛い(本人に言ったら殺されるやつだが)。真っ向勝負に挑み、完膚なきまでに敗者となり、それゆえに頂点を手にした女、日高小春(ハイスコアガールⅡ)。彼女の持つ「負けの美学」は、女子大生が背負うにはあまりにも重く、潔い。彼女に幸多からんことを。最終的に幸せを掴んだのかどうか、少なくとも作品を一本作り上げたことは間違いないのは女神リスタルテ(慎重勇者)。映像、シナリオ、そしてキャスト。全てが本気でぶっ壊しに行った特級壊れヒロイン。何故最終的にいい話になったのかはいまだに理解が追いついてない。
 そして癒しの極致、現代が生んだ救いの象徴、仙狐さん(世話やきキツネの仙狐さん)。モッフモフで良いのじゃろう。甘えても良いのじゃろう。そしてその対極、荒廃と超過労働の極致、現代が生んだ勤労の象徴、金森さやか氏(映像研には手を出すな!)。金がなきゃ、世の中はまわらねぇんですよ。この戦いに終わりはねぇ。
 さぁ、残りの3名は、天国か、地獄か。
 

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