最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「ACTORS -Songs Connection-」 5 妹ちゃんがパンをくわえて駆け出すシーンを見て「朝パンなんてアニメキャラみたいだな」って言ってたけど、「朝パン」だったら単に朝食がパンの状態を指す語なんじゃなかろうか。 どうでもいいところから入ってみたが、どっから切り出していいのかよくわからない作品。全国120億人の「ギヴン」ロスに悩む人たちに届けられる新たな音楽ホモォ作品かと思ったらだいぶニュアンスは違うようだ。調べてみると、なんとこれまた「ボーカロイドが云々」という成り立ちが出てきて、なんと今期はボカロ楽曲がらみの出自の作品が早くも2本目である。ただ、「厨病炸裂ボーイ」と違ってこちらの「ACTORS」というのは「男性声優がボカロ曲を歌うっていうプロジェクト」らしいのでやっぱりニュアンスはだいぶ違う。なかなか例を見ないアニメ企画である。 全体的には「歌う」ということがテーマになっているのでおそらくアイドル路線を多少睨みつつも、基本的には学園青春ものっぽい方向に進んでいくのだろうと考えられる。ただ、舞台となる街には「白い壁」なる謎のオブジェクトが存在しており、このままこのグレートウォールが成長し続けると、日本が北都、東都、西都に分割されて戦争が起こってしまうんじゃないかという恐れもある(無い)。「白い人」の存在もあり、どこかでファンタジーな要素を残しつつ進行するので、今後一体どんな展開になるのかはまだまだ読めず、油断のできない作品である。 全体的なクオリティは中の上くらいで無難にまとまっており、ほとんど野郎しか出てこないがキャラも見やすいしストレスは無い。制作スタジオが聞いたことのないところだったので調べてみたらほぼ実績ゼロの出たばかりの会社である。今後、1クール走りきるだけの体力があるかどうかは注意して見守る必要があるだろう。ちなみに作画に不満はないが、冒頭の妹ちゃんが駆け下りてきた階段に関しては「いくらなんでも危なすぎない?」っていうデザインで肝を冷やす。実際のデザイナーズハウスとかだと、あんなバリアフリーに配慮しないデンジャラスな階段もあるもんだろうか。 まぁ、メインとなる部分が未知数なので重箱の隅をいじっていくしかないんだ。意外だったのは、歌唱力を主軸に採用している作品という中で、主役に梶原岳人が起用されていること。いや、彼の歌が上手いか下手かなんてイメージは全然なかったのだが、どうしても「ブラッククローバー」の時のひどい演技の印象があったので低く見てしまっていたのだが、なるほど実際歌唱力は高いようである。そして、そんな彼を取り巻く周りのキャストが意外にベテラン揃いなのもなんか気になる部分。普通こうして歌唱なども含めたメディア展開をする作品は若手の起用が中心になるものだが、今作は容赦無くベテラン勢にも同じような男子高校生役を当てている。この辺りもプロジェクトの独自性からくるものかもしれない。さて、この後どんな展開を見せるものやら。
PR 10月5日 ドラフト模様(ELD×3) ピック順 【Chrolony】→【Tanaka】→【Logical】→【Serra】→【Alessi】→【Thraxi】→【Sangriter】→
不成立かと思われたがなんやかやで予定より人数が多くなって開催されましたエルドレイン第2戦。やはりまだカードの全容がよくわかってない間は、ある程度パックの数を多くして選択の余地を増やせる方がありがたい……はずなんだけど、果たしてこの世界はどういう選択をピック中に強いられているのかもよくわからないという……。こうして色を絞り込まなきゃいけない環境はかなり久しぶりなので、しばらくは手応えを得られず迷走する日々が続きそうである。ポジティブに考えれば長く楽しめると言えないこともないな。
次回は、これを書いている時点ですでに欠席者2名が報告されているために基本的に不成立です。何やら台風が近づいているらしいのでちょうどいいと言えばちょうどよかったのかもしれません。翌週はどうなるか完全に未定なので、また改めて予定を投げることになります。通常通りのスケジュール(土曜14時)の都合が悪い人は早めにご連絡ください。
○「警視庁特務部特殊凶悪犯対策室第七課 -トクナナ-」 5 全国6億人の「COP CRAFT」ロスに悩むアニメファンのために提供された第2期。だいぶ嘘。それでもツダケンラッシュは止まらない。 コップクラフトとの共通点はツダケン、刑事、バディもの、そして謎の異界設定。ただ、コップクラフトがダイレクトに異界との接続をテーマにしていたのに対し、こちらは少なくとも1話目時点ではそこに1ミリも意味はない。まぁ、多分数年前の事件とか、現在トクナナが追ってる「ナイン」と呼ばれる組織がそうした異界との関係性をつないでいくのだろうけど。ついでに言えばコップクラフトが数年前のラノベ原作だったのに対し、なんとこちらは一応アニメオリジナル作品らしい。ほんと、最近のオリジナルアニメは「何故その方向性?」という疑問符が飛び回るようなものが多くなってるが、まぁ、誰かがやりたいって思って放送にこぎつけたら、たまたまやたら似た作品と被ったというだけなのだろう。方向性としては「ダグ&キリル」が一番近いのかもしれないので、オリジナルでアニメ作ろうとしたら割と普通の設定なのかも。 そして何故か「作画がへちょい」というところまでよせばいいのにコップクラフトっぽいのが残念な作品でもある。あちらは最終的に面白いくらいの作画になったが、こちらは1話目時点で「あんまり力のあるスタジオじゃねーんだろなー」っていうのが分かってしまう、純粋に地力が不足してそうな作画。多分ここから上がる方向性は期待できないため、今後の展開はしょんぼり気味。ついでにお話はあまりに綺麗なテンプレになっており、王道と言えば聞こえはいいが、なんかこう、「ワードとかパワポを起動したときに最初から入ってるテンプレート」みたいな「これをいじっていけば、色々なオリジナル作品が作れますよ」という没個性の基盤みたいな出だしである。多分コップクラフト以外にも色々と比較できる作品も多いことだろう(今更)。 しかしまぁ、そうして色々と悪口は書いてみたものの、テンプレってのは決して悪ではないというのはいっつも確認している部分。テンプレ、王道、正道、全て同じ意味になりうるもので、今作の1話も目新しさは欠片もないが、おかげであっという間にキャラクターが頭に入ってくるし、新番組を見ている時にありがちな「何言ってるんや?」という混乱が無いので実に見やすい。個性なんてもんは2話目以降でいくらでも発揮してもらえば良いのだから、導入となる1話目はこれでも別に構わないんじゃなかろうか。まぁ、今回だけを見て切ってしまう短気なアニメファンが多い世の中だとそれじゃダメなのだろうが……。忙しすぎる現代人が悪い。 あとはまぁ、引き続きツダケンワールドを楽しめばいいのではないでしょうか。メインにヒロシモノを据え、またいじりやすそうな配置で何よりである。なんで今作に特に悪感情を抱いてないんだろう、と思ったら、多分番組の後にキャスト3人でやってるおまけコーナーが入ってていつも通りにやいやいやってるツダケンたちを見られたおかげだと思う。タッツは見るたびに輩レベルが上がるな。
○「ぼくたちは勉強ができない(第2期)」 5 なんかこう、あれだな、「音とま」の方で「分割クールの場合の後半戦の始め方」なんてことを色々考えたのがバカバカしくなるスタートの切り方だな……。清々しいまでのおっぱい&温泉回……いや、考えようによってはこれも「2期を加速するための燃料回」と言えるのか?? 1話から温泉回のアニメなんて、言われてみればそうそう無いかもしれんしな! というわけで、特に変わることもない安心感に満ちた2期目のスタート。いや、一応2期目の変化というのは存在していて、1期と違って全てのキャラがコンプした状態からのスタート。本作においてはそれはつまり武元・先生・あしゅみー先輩の3人がいる状態でのスタートということを意味する。実際、あしゅみー先輩がいるといろんなところをばしっと締めてくれるので話の取り回しが楽になり、1話目も色んな事件があった割にはサクサク進行してお楽しみ要素をてんこ盛りにしてくれている。そして聞くところによれば本作の一番人気キャラは先生らしいので(それもどうかと思うが)、そこからのスタートだったらあらかじめブースターをセットした状態で始まったとも言えるわけだ。より一層のカオスを提供してくれるシーズンになれば喜ばしい。 まぁ、本当にわかりやすい「ドタバタラブコメ」なのであんまりいじるべき部分もないのだが、一応のフォローというか弁明をしておくと、これをみればやっぱり岩崎監督の「カワイイ」ものの扱い方がとてもファンシーでよろしいということがわかるはずだ。「二回攻撃お母さん」がナニだったのは不幸な事故だったのだと主張したいのである。まぁ、社会じゃそんな言い訳は通じないだろうけどさ。でも改めて鑑賞するに、ちびキャラをうまく使った演出とか、通常状態でも1つ1つの表情の取り方とか、(今作は原作の時点で充分可愛いとは思ってるけど)愛らしさが前面に押し出されてたっぷりの「萌え」成分が抽出できるようになっているのですよ。個人的にはやっぱりコロコロとした理系がイチオシなんだけど(その割に頑なに名前を覚えないけど)、1話目はそんな理系おっぱいストリームが盛大に渦巻いているので満足度が高かったです。ほんとアホなネタではあるんだが、いいんだ、この調子でゆっくりやってってくれ。まぁ、原作がまだ続いてるって時点で、本当にのんびりやってるんだろうけども(それはそれでどうなんだろうな)。
○「Fate/Grand Order -絶対防衛戦線バビロニア-」 4 関西での放送は世界陸上との兼ね合いで来週からなのだが、新番チェックをまとめて片付ける目的で1話目だけBSで追いかけてみました。とりあえずスタッフのどこかに尻フェチがいることは分かった。そして、それ以外は何も分からん。マシュが爆裂魔法得意そう(精一杯の感想)。 まー、Not for meの極みのような作品。一応これまでも年末特番なんかでFGOのアニメは放送していたし、これっぽちもプレイしていない身としてもなんとなく見聞きしているつもりではいたのだが、今作の導入は改めて「やっぱ知らんわ」ということを認識するための展開だった。まずもって主人公コンビが「お前ら誰やねん」なので既存のFateシリーズとのマッチングも全然しないしなぁ。どういう設定なんだろう。これまで見てきた聖杯戦争云々のFateとこの世界は繋がってるの? マスターとサーバントっていう概念は聖杯戦争無しで成立しうるものなの? まぁ、その辺りは「ロード・エルメロイ」ですでによく分かってなかったのだが……その辺の説明はすっ飛ばして、どうやらもうお話の中身に入ってしまっている。完全に一見さんお断りの仕様だ。 しかも「一応、なんかこう、歴史を遡って色々やるっていうTIME Storiesなんだろ?」っていうことくらいは知ってるはずだったのに、「ステージ6までクリアしたから次はステージ7だな」って。なんやそれ。知らんわ。ステージ1からやれや。「今までの経験」とか1ミリも知らんわ。揃いも揃って何やねん誰やねん何処やねん。まさかここまで突き放してくるとは思わなんだ。素直に諦めて視聴を断念することも考える必要があるが、資金が豊富にあるコンテンツなのでアニメとしてはしっかりしてるからなぁ。まぁ、「グラブル」とかもそうだったけどさ……こういうアニメって、新規のお客さんを引きつける目的が一切無いとしたら既存ユーザーのためだけのサービスってことなんかな。いいなぁ、金あるところはなぁ(好きなソシャゲのアニメが完全に終わったものになった奴なりの感想)。 多分途中で諦めるとは思うけど、なんで太古の異界に凛がいたのかだけ誰か教えて。 ○「本好きの下剋上」 5 キャラデザのクセがすごぉい。いや、でもこういうデザインになると一気に「なろう……なのか?」ってなるから不思議なもんでね。しかも監督が本郷みつるやぞ。もう、いっそのことドラえもんの代わりに金曜夜に放送してみたら如何か? 一応「なろう系」であることは情報としてもらっているし、実際に最近では珍しいくらいにまっすぐな「異世界」「転生」を成し遂げた模範的なろう民の女の子。タイトルには「下剋上」なんて言葉も輝かしく掲載されており、盾の勇者が成り上がるんだったら本好きは下剋上じゃい、と気を吐いている。そして、本が好きな人間なら知識量も多いんだろう、ということでいわゆる「文明水準マウント」を取る気も満々。すでに今期はどこぞの高校生がマヨネーズで地元民を虜にしていたが、この幼女が新たにどんな現代兵器を駆使して地元民を驚かせていくのか、興味も無いけど興味は尽きない。 しかし、それより何より気になるのは、この主人公の「本好き」という設定の異様さである。一般的な水準で考えれば「本好き」というのは「趣味は?」と聞かれて「読書」と答える人のこと。テレビもみないしゲームもやらない。活字を読んでりゃ人生万事OK。そういう人種は確かに存在しているし、一部にはビブリオマニア・ビブリオフィリアと呼ばれる脅迫的な本好きがいることもまた事実。今作の主人公・マインは、単なる趣味や実益を超えてしまった病気レベルの人間で、しまいには「なんでもいいから文字を!」と叫び始めるという理解を超えた存在。「本好き」という属性が暗に示すインテリジェンスを全て放り出し、いわばケモナーマスクが獣を愛でるのと同様、「理屈じゃねぇ、なんでもいいから本と呼ばれるカテゴリの何かを私によこせ」と訴える狂人である。インテリジェンスでなくてインスティンクト(本能)である。こうなると、果たして今後素直に文明レベルのマウントをとって良いものかも怪しくなってくる。 考えてみれば、1話目で彼女が具体的にマウントを取ったシーンはほとんどない。あえてあげつらうなら「かんざし」という存在を姉に見せたシーンくらいだろうか。彼女は元をたどれば単なる「司書希望の一般人女性」であるらしく、本好きだからとてDr.STONEみたいに専門の科学知識を蓄えているわけでもなかろうし、どこぞの魔王様のように強大な部下や能力を兼ね備えてもいない。となると一番近いのは「とにかくロボをよこせぇ!」と確実なイカれムーブを見せていた「ナイツ&マジック」の主人公あたり。本人の才能よりも熱意で勝負するタイプの主人公ということになりそうだ。だとすれば、もしかしたらなろう特有のドヤ顔マウントより、貧民の生まれという苦境の中からひたすらに情熱のみで本を生み出すという立身出世の物語になる可能性もあるのではなかろうか。 まぁ、「本が読みたい」という欲求を満たすために「無いなら自分で本を作ればいいんや」は確実におかしいとは思うのだが……でも、少なくともこれまでの「なろう系」とは一線を画す妙な設定になっているのは確かなので、もしかしたら嫌悪感しか生まないこれまでのなろうとは違う、新たな一面が見られるのかもしれない。まぁ、とりあえずクセが強い名作劇場みたいな作劇に慣れるかどうかが1つ目の勝負ではあるが……。キャラデザは置いといても世界設定などの映像パートは若干弱い部分があり、最高に笑ってしまったのは、ドアの取っ手に手が届かなくて悪戦苦闘したシーンが終わった次の瞬間、隣の部屋から見たドアの取っ手がめちゃめちゃ低い(というか普通の)位置にあって「どんなドアやねん!」ってなったところ。多分そういうところまで作画の気が回ってないんだろうなぁ、というのはマイナス点ではあるよな。 とはいえ、このキャラ、この世界から何が出てくるのかは未知数であるし、本郷みつるは歴戦の猛者なのでただの駄作では終わらせないという期待もある。そして何より、マウントを取れるようにする幼女キャラとしてのゆかちの演技プランに期待がかかる。絶妙にイラっとする小生意気な雰囲気はまさに井口ワールド。果たして、彼女は正面からマウントを取るなろうムーブをどんな風に料理してくれるものだろうか。
○「この音とまれ!(第2期)」 6 感情感情&感情。再開一発目から叩き込んでいいエピソードじゃねぇ。どう考えても「これを1クール目の最終話に持ってこいよ」ってなる。 改めて見返して、本当にとんでもないところで終わってたんだな1期目。普通に考えたらこの「14話」がちょうどいい切れ目なのだから頑張ってここまで放送すべきだ、というのが普通の考え方になるのだろうが、多分そうしなかったのは「分割2クール」という形式への挑戦なのではなかろうか。確かに今回の14話で終わることができれば本当にキリがいいしメリハリもつくのだが、そうするとどうしても「2クール目」の出だしがやりにくくなる。どれだけ良い作品でもこうしてブランクを与えた上で引っ張ろうとすると中だるみがあるし、せっかく1クール目で生み出した熱みたいなものも「それはそれ」ってんで忘れがちになる。そこで今作は、あえて無謀とも言える勝負を仕掛けた。1期目は本当にクライマックスもクライマックスでぶつりと切ってしまい、2クール目スタートはそのクライマックスの熱をそのままスタートダッシュの燃料へと転化させた。一見すると無茶苦茶だし、1期目だけを見れば「どないやねん」な終わり方なのは間違いなかったが、最重要とも言える2期1話目がこのお話になったことを考えれば、方策としては大成功だったのかもしれない。だって、一気に3ヶ月前の記憶がブワ〜〜〜ッってなる。ほんとに凄まじい。ちょっとは、加減しろバカ。 というわけで実に鮮烈な復帰1戦目。もう、あらゆる場所で飛び交う感情の総量がヤバい。もちろんそんな群雄割拠の青春戦国でも図抜けているのはチカ×さとわちゃん。チカの容赦ないイケメンムーブにさとわちゃんもガタガタ。この2人の完成度の高さはやはり今作の看板と言える。そして、コンクール会場という場所柄、よその高校の感情も壮絶なものがある。中でも際立っていたのは姫坂の熱烈百合バーストをを仕掛ける佐倉さん(キャラの名前はかずささんというのでそろそろ覚えよう)。ただでさえさとわちゃんを取られたの汚されたのとピーピー鳴いていたくせに、さらにコンクールでは屈辱の敗北を喫するというダブル敗北の贅沢仕様。こういう小うるさい女の子がボッコボコに打ちひしがれる様子というのもたまらないし、佐倉さんの負け犬ムーブは本当にしっくりきて気持ちがいい。ここからかずさちゃんが立ち直って改めてさとわちゃんと切磋琢磨しあう関係になるのか、はたまた完全に闇堕ちしてまるで「キャロチュー」で出てきたシーベルのように刑事事件にまで発展させるのか。この辺りの展開もまだまだ盛りだくさん。 そして時瀬の部員たちはみんなして硬く硬く結束し合いながら前へと進んでおり、確実な成長を見せながらもきっちりムードメーカーとして賑わせる三馬鹿、どんどん可愛くなっていく来栖ちゃん、そしてラストでビシッとメガネを掛け直すモーションがマジで格好良かった部長。みんなしてこのコンクールの短い期間で劇的な成長を遂げている。そしてそんな成長をぐいぐい引っ張ってくれる最強イケメンに成り上がった顧問(滝浪っていう名前だからこちらもそろそろ覚えような)。もう、こんなにわかりやすい名伯楽になるなんて最序盤には誰も思わなかったじゃんよ。時瀬高校、今となっては理想の学校だよなぁ。やっぱりコンクールの結果を受けて「死ぬほど悔しいですっ!」って涙できる部活は最高だよ。せいぜい隣に「本気で全国行けると思ってたの?」って聞いてくる性格の悪い黄前久美子が足りないくらいである。 さてさて、2期目は一体どんなドラマが展開されることやら、オープニング(今回はエンディング)映像にはなんかやたら意味深な女の子がさとわちゃんにクロスオーバーしてたけど、あの子が中心になるのかしら。そして、次の曲が始まるのです。
○「戦×恋(ヴァルラヴ)」 4 で、でた〜顔が怖いせいで内面は普通なのに回りから恐れられてる設定奴〜〜〜。なんかもう、いろいろ懐かしいな。多分令和じゃなくて平成な設定なんだろうが、昭和の匂いすら感じられる気がする。もう、おじちゃんの元号感覚はガバガバよ。 多分、パッと思いついた類例が「セキレイ」の時点でいろいろ時代錯誤。原作がガンガンに連載している漫画とのことなので、まさに「セキレイ」の後継的存在と言える漫画なのかもしれない。一人の男のところに大量の「属性持ち」の女の子が押しかけ同居を始めて、謎の敵との戦いを繰り広げるのだ。ハーレムもの、ラブコメものとしての要素を持ちつつ、そこにガンガンらしいバトル展開も混ぜ込んでいくことで、2つの味わいが楽しめる設定である。 そういう設定なのは間違い無いのだが、個人的には面白さよりもノスタルジーを喚起されているようで、新鮮な刺激は感じられなかったのが残念。まぁ、そりゃ簡単にそんな新鮮さが与えられるわけもないだろうけど、ストーリーデザインに始まり、キャラの造形、話の運び方、そして全体的なアニメーションのクオリティまで含めて、「なんか10年前くらいに放送されてそうだよな……」というちょい残念な印象。美少女動物園がメインなのに個々の女の子が可愛らしく描けていないのが一番の問題な気がする。こういうのってテンプレの属性持ちが大挙してくるので、あまり意識せずにそのまま乗せてしまうと非常にのっぺりした印象になりやすいんだよね。おっぱい見せてればそれでいいかと言われるとそんなことはないんですよ。いや、割と「おっぱいが揺れてるからいいですね」って感想になることも多いんだけど。よそはよそ、これはこれ。 というわけで割と重要度が低く適当な追いかけ方になりそうではあります。キャスト部分で今後見るべきポイントが盛り上がってくれば嬉しいんですが、はらみー、ゆーみんの2人があんまりメインって感じのヒロイン設計じゃないのが残念。メインヒロインがせっかく本渡ちゃんなのに本渡ちゃんのうま味を活かしきれてない感がある。
○「魔入りました!入間くん」 5 なんで今期は1話目で主人公が綺麗なジャーマンスープレックスを見舞うアニメが2本続いているのか。たまにこういう奇跡が起こるよな。「慎重勇者」で「Oh,シックスパック」って言ってるのも不可思議な因縁を感じたし。 さておき今期のNHK土曜夕方枠は、なんとこのチャンピオン漫画。一応原作序盤は既読ではある。まだこれの連載が始まった頃はチャンピオンもかろうじて読んではいたんだ。まぁ、あんまり真面目に読まなくなってたし、この作品も「べっつに面白くはないわなぁ」ってんで流し読みしてただけだが。適当に読んでも問題ないし内容が軽いのでそれなりの期間読んでいた気はするのだが、おかげで内容はあんまり覚えてない。まぁ、ベタなラッキーマン的展開だったという覚え方でおよそ間違ってないはずだ。今の言葉でいうと、こういうタイプも「なろう系」に括られてしまいそうだが、なろうと違って巨悪と戦ってレベルをあげる必要もないし、ステータス画面が表示されたりもしないので、やっぱり「少年漫画」という方がしっくり来るわね。 まぁ、そんなわけで「割と典型的な少年漫画の1タイプ」と言ってしまえばおしまいな気がする作品なのだが、当時はまさかアニメ化にまでこぎつけるなんて思ってなかったし、それがNHKアニメだなんて想像の埒外である。よくもまぁ、そんなところまで続いたもんだ。それが一体どんなアニメになったかというと……まぁ、悪くないのよ。とりあえず監督が森脇真琴の時点でびっくりしたけどね。今までチャンピオン関係の作品とは一切関係なかったのだが、今回バンダイナムコピクチャーズが制作を担当しているので、その関係でお鉢が回ってきたか。相変わらずシンプルなギャグを任せた時のテンポの良さとわかりやすさは気持ち良いものになっており、何となく知ってる筋立てのはずなのに要所でクスッと笑わせてもらった。そりゃま、原作があるからマイメロとかミルキィみたいに頭のイカれたネタ回しにはならないだろうが、こうして原作ありの作品でもちゃんと「気持ち良い作品」に仕上がっているあたりは制作陣の手腕の賜物と言えるだろう。幸いにして土曜の夕方アニメなんて大きな期待も負担もかからないし、何よりNHKアニメってのは不思議と予算やスタッフに恵まれて安定飛行になることが多い。例によって今期も金曜土曜のアニメラッシュはヘヴィーなものになりそうなのであまりウェイトは置けそうもないが、そんな中での程よい息抜きになってくれればありがたい。 しかし、本作のアニメ化については実は井澤詩織のTwitterで少し前から見知っていたのだが、まさかしーたむがあんな役で出てくるとは……いや、ほんと「らしい」配役ではあるが。ヘボットみたいな声しやがって。
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プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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