最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
ようやく行けた。いや、例年だと帰省してる間に手持ち無沙汰な地元で観ることが多かったのだからもっとゆっくり観てたはずなんだが、今回はなんか周りがやけにざわついててね。変な映画になってるってんで、ちょっと気になってたんだわ。まー、そもそもジオウ自体がかなり変な作品なのだから、その集大成たる映画が変な映画になるに決まってるのだが……さて、どんなことになるやら……。
PR 尾崎絶唱シンフォギア、第5話。相変わらずぶっ飛んだ展開を見せる本作だが、今回最大のサプライズは文句なしの尾崎紀世彦であろう。エルフナインがそれを歌えることにも驚きだが、何よりも「久野ちゃんがまっすぐ歌えば普通に上手い」というのがまた衝撃。真剣そのもののエルフナインの後ろにキャロルの幻影を見た気もするし、案外趣味としてはキャロルから受け継がれたものだったのかもしれない。 さておき、予定通りに鬱々とした方向に進む「シンフォギア中盤のお約束」みたいな展開。今期は2話時点で最大の鬱を用意していたのでそこからさらに落ち込むことも無いのだが、ズルズルと引きずっている面倒臭い防人はマジで需要がどこにあるのかという懊悩の権化みたいな存在である。まぁ、しょうがない処置ではあるのだろうが、防人は冗談が通じないだけに、この鬱展開をフォローする手段もない。マリアさんが思い切りほっぺたをひっぱたくくらいしか解決策が思いつかないんだよなぁ……。貴重な癒し要素である切ちゃんに頑張ってもらうしかないのだが、今回は出番そのものが少なかったしなぁ。お気楽要素をもっと見せて欲しいよ。 そして、そんな防人に感化されるかのように突然キレる未来さん。正直、ここは分からん。そりゃ彼女にもシリーズ4作分の鬱憤が溜まっていたというのは分かるが、それにしたってあのシーンで突然ぶちぎれるのは違和感しかない。「もしかして翼さんにハッパをかけるためのお芝居でも始めたのかしら」といぶかしんだが、どうやら本当にただキレただけらしい。これまで必死にひだまりを維持してきた未来さんが壊れちゃったことは、シナリオの要請上しょうがないとはいえ、「もうちょい筋立てに説得力持たせてくれよ」というのが素直な感想。いや、シンフォギアの筋立てを真面目に気にしたら負けという話ではあるが。 なかなかパターンを打破するのは難しく、今回の翼さんの錯乱についても、つい最近XDで展開した響の内省イベント(太陽の三撃槍)のイメージとかぶる。ミラアルクの眼力による呪いであることは分かるが、それにしたって翼さんがヒートアップしすぎである。面倒臭い防人を通り越して危ない防人になってしまったので、この後の責任問題を考えると今から気が重い。せっかく格好いいバンクでキメた直後だというのに……(まぁ、3期の響なんて格好いいバンクと格好いい新曲と格好いい登場シーンの直後に惨敗したが)。 なお、ラストシーンの未来さんについては視聴者も誰一人として心配していないのでノータッチの方向で。まぁ、あのおっさんをぶっ殺すのになんの抵抗も無いのは全人類の共通認識だろうし。今期が未来さん主体の話になるだろうことは4期の時点で決まっていたのだから、そろそろシェンショウジンにも出番があっていい頃だ。神殺しの力を持った親友同士の大乱闘がいよいよ幕をあけるのだろうか。未来さんには新ギアでもええで。
アツいよね! そうだね! ワッサーッ!(あいなあいば先生の例のポーズで) 今日も来たよライブビューイング。昨日書いた通りにちょいと遠出になったけど、地方の劇場はむしろそうして集まった血気盛んなファンが揃っていた。シアターの規模は昨日よりも大きく削られて1/3程度のちっさい部屋だったのだが、むしろ声だけだったら昨日よりも出てたんじゃないかしら。私個人としても、とりあえず両隣の席の人が立ち上がってくれるだけでも声が出しやすくなるのでありがたい(流石に昨日の席のお母ちゃんは娘を見守りながら座ってたので)。そして、今日も近くの席に子連れのお客さんがいたのはちょっと笑った。昨日は娘を連れたお母さん、そして今日は息子を連れたお父さんだった。息子さんは途中までどうしたらいいかわからなくて二人してずっと座ってたんだけど、周りのオタクのボルテージが上がるのを見て息子さんもだんだん楽しくなってきたようで、中盤からはずっとウッキウキでブレード振りながら楽しそうにしていた。良かったよお父さん。その子が末長くRoseliaファンでいられるよう、応援よろしく。まぁ、親御さんが重度のファンでなきゃそんなとこにいないとは思うけどね。
Yes! ロリータ、No! タッチ、第5話。順調に変態が量産されつつある。今作の変態は一本芯の通った変態ばかりなので、「おっ、いい変態だなっ」ってなりますよね(ならない?)。 なんだか作画が残念だった回。特にボーリング場あたりがひどくて、主人公のはずの和紗が割を食ってるのは可哀想。いつも通りにエグいシナリオのはずなのに、作画がへちょいだけで一気にチープに見えるから不思議なもんである。冒頭の菅原氏の部分あたりは割と頑張ってたせいで、主にダメージを食らったのが和紗ともーちんってのはもしかしたら格差の表れなのだろうか。 ま、とりあえず制作現場頑張れとだけ応援しておくとして、今回も5者5様の展開を見せているので本当に忙しなくて目が離せない。一応動きが少なかった方から見ていくと、泉との関係性に大きな変化がなかったのは和紗だろうか。ただ、泉の方は菅原氏からいよいよ「和紗があんたのこと見てるで」という情報を得てしまい、ますます「今まで通りじゃいられない」悩ましい関係性へ。いや、その割にボーリング場の泉は自然に振舞えてたので頑張ってるとは思いますけどね。和紗の方が「正面から向き合うッ!」って言ってるのに、その自分の宣言に勢い込んで空回りしてしまってるのが愛らしくもある。しかし、高校生にもなった男女の幼馴染を休日に遊びに連れ出すご両親の関係性ってのも今時貴重だよなぁ……ボクもそんな幼馴染が欲しかったヨ……。 そんな泉との関係性の中で暴かれた、菅原氏の過去。才色兼備な上に鉄オタにまで理解を示してくれるというパーフェクトオブパーフェクトな菅原氏。その年に似合わぬ達観はどこからきたのかと思えば、幼少期に経験したあまりに理不尽で、劇的すぎる人間関係だった。孤高のロリコン・三枝の持つロリコン魂は、性の概念を超越した信教にも似たものである。子供に神性を認めるというのは古くキリスト教的にも一般的なものであり、彼の持つ観念は文化人として一定の意味を持つのだが、それを突き詰めるためにいきなり幼女の靴に頬ずりした上で「僕を蹴りなさい」だとやっぱり日本ではお縄の可能性が高い。幸いにして菅原氏が賢いお子さんだったので手が後ろに回らずにすんだが、少なくとも彼女の人生に大きな歪みを与えてしまったのは事実。大人と子供の境界であれだけの仕打ちを与えておいて、いざ大人になって羽化しようとしたら「別な人のところにいきなさい」では、そりゃぁ菅原氏だって寄る辺がなくなってしまう。彼女が演劇関係から離れたのはおそらくそんな顛末が理由なのだろうが、見限ったように振舞っていても、まだまだ三枝に対して未練タラタラに見えるのは彼女が抱える唯一の瑕疵と言えるのかもしれない。 ロリに特別な価値を見出す男がいれば、その一方で女子高生に価値を見出さない男もいる。こちらは職業意識にもばっちりフィットした正しい観念(?)であり、あまりに脈がないので本郷女子もイライラ。ただ、こちらはあくまで職業的な自己防衛と嗜好がブレンドされた「弱い信念」でしかないため、ひと葉の熱烈なアタックを前にすると怯む部分も多い。社会的な地位を守りたいというならチャットのログを残されたらアウトなんだし、今回の発言もいろいろダメだとは思うのだが、おそらく顧問の野郎はひと葉がそうしたツールで自分を脅迫したりはしないという確信があるのだろう。彼女がただ作家としての自意識から無茶な行動に出ていることはわかっているのだし、それさえコントロールしていれば、まだ自分に大きな害はないと見ている。そういう意味で、彼もちゃんとした(?)大人ではあるのだろう。初めてぶつかる「性」の壁に翻弄されているひと葉は、今回の女子の中では一番可愛かった気がする。単に純正エロ漫画シチュエーションだからかもしれんが。 そして、意外な展開を見せたのは出遅れていたもーちんである。なんと、せっかく最初の相手に見繕った杉本が、割とわかりやすくダメなやつだったという……いや、でもさ、男子高校生だったらこんなもんじゃない? 経験値なんてないも同然だし、多分ネットや雑誌の知識から「格好いい男」的な振る舞いを必死に真似しようとしてるだけの状態じゃない。今の高校生がどうなのかはしらんが、高校生にとって数百円でも結構なダメージよ? まぁ、前提として1400円のセットを平気で食べてる時点で金銭的な部分は問題になってないのだろうけど……いくら彼女(候補)の前だからって、俺の高校時代には絶対に1400円のランチは食えないわ。しかもその後に映画観ることも決まってるわけで、1日で3000円近い出費……無理無理。高校生は川辺でコーラでも飲んどけ。まぁ、とにかくそんな杉本くんを見て、ちょっと理想化していた「男子」という異性に対する幻滅が加速するもーちん。ひたすら夢想の中でワタワタしている和紗とは対照的に、こちらの実地研修もなんだか残念な結果だ。 そして、男の浅はかさに幻滅する関係性があれば、その一方で男の単純さにこの上もなく救われる気持ちもある。部長、本当にチョロかったけど、こちらはチョロいどうしなのでうまいことバランスが取れている。見ていて一番微笑ましい、まさに少女漫画のような恋愛である。まぁ、それだけに、周りの連中との温度差を考えると今後この二人に降りかかってくる試練が面倒臭そうで今から気が重いが……多分、部長は付き合い始めたらどんどん男にのめり込むタイプだけど、ツンデレが面倒なのでそれを男側が受け止められるかどうか。本当のバカなら、多分大丈夫。そういう意味で、本当のバカを選別するためのあのレポート課題は結構効率的な試験だったのかもしれない。部長、高校生のくせにやたら原稿の赤入れがかっちりしてるのは大したもんである。知り合いに出版関係者とかいるんだろうか。
アツいよね! そうだね! フランメッ!(あいなあいば先生の例のポーズで) ライブは断念したけどLVなら問題なしだね! まぁ、空調効いた劇場内でも汗だくですけどねっ! 私ごとで申し訳ないのだが、今回のLVの席が色々と衝撃だったんですよ、まず、両隣が女性。まぁ、それくらいは別におかしくないんだけど、片方はカップルで来てた人だったので「あぁ、両方ともファンなのはいいことだな」って思うくらいなんだけど、なんともう片方が「子連れのおかあちゃん」だった。つまり、私の2つ隣は幼い娘さんである。3、4歳くらいじゃないかな。「もしかしてお母ちゃんがファンで無理やり連れてこられたんじゃあるまいな?」ともいぶかしんだが、「キャラくず」の映像見ながら「サヨ〜」とか「あいあいアカンやん」とか楽しそうにしてたので、すでに英才教育は完了している様子。しかも終演後に一緒に会場の外にでた時にわかったのだが、娘さんはいかにもRoselia風の黒のドレスを身にまとっていた。お母ちゃん、その調子だ(どの調子だ)。
Cパートのヤマイ活躍シーンから自然に「このすば」のCMにつながってめぐみん大活躍なのずるい、第5話。ヤマイも紅魔族だったら幸せな人生が歩めたかもしれないのに……。 ギャグアニメってのはパターンに慣れてくると面白さも落ち着いてくるものだが、今作は回を重ねても勢いが落ちず、むしろ病巣が深くなってる感じがクセになる味わい。おそらく、ネタ回しに関わる要素がどこか1点に集中せず、クラス全体に散りばめられている変人大集合の趣がプラスに働いているおかげだろう。普通に考えたら主人公のバカのイカれ具合は漫画のキャラとしても割と常軌を逸しているのだが、それでもクラスの中では異次元になりきらず、あくまでもネタ回しの一環として許容されるくらいのイカれ具合なのである。イメージとしては一連のあらゐけいいち作品に近い風味なのかもしれない。よく見ると背景とかでメインと関係ないネタが進行しているのはいかにもその辺りで、個人的にははんだ工作してるロボとか、着替えの時にスカートのホック留めるのにいちいち気合い入れなきゃいけないオタがツボ。あとはいちいちカメラワークとかのこだわりが刺激を維持してるのも大きいかも。ロリとリリィのストレッチシーンとか、「さすが高橋丈夫、わかってるぅ!」ってなるセクシャル具合が良い。 これだけネタのアクが強いクラスに今更転校生が来たところでよっぽどなキャラでない限り太刀打ちできないだろ、と思っていると、案の定ツッコミ寄りのキャラが投入され、改めてこのクラスのイカれ具合を外部の目線から確認する流れになった。まぁ、新加入のリリィさんも幸い(?)変人寄りの方なので、まだ順応できている方だとは思うが……それにしたってバカの攻勢は尋常ではない。習うより慣れるしかない地獄のクラス編成である。 七条アリアさんみたいな見た目(と声)のリリィさんだが、その名の通りに百合を展開させてくれるキャラになることを期待したい。今のところ相手になりそうなのがマジメだけなのでそこまで百合満開って展開にはなりそうもない(というか、そもそもこのクラスで色恋の話は絶望的だ)が、幸いルックスは良いようなので今後のハッテンに努めてもらおう。こうしてみるとキャスト的にはやっぱりこれだけのカオスの中に未だ日笠がいないということの方が意外な気もする。放課後でティータイムを結成したり、どこぞの生徒会役員を結成したりしてほしい。「バカ」「オタ」「ロボ」「ヒカサ」でいけるやろ。 それにしても、未だに最後のキャストロールを見ると謎のキャラ名が並んでるんだよな……まだこのクラスには地雷が埋まっているんだろうか……。もう、キャパオーバーな気がするぞ。
「へんすき」のヒロインもこっちの世界線にくれば幸せになれたのに……第4話。すでに関係性は固まりつつあるんだけど、自然に怪しげな匂いが漂う方に移行できる手管はさすがである。 ようやく気づいたんだけど、これって性転換した「バンドリ」なんだよな。いや、単にバンドがテーマっていうだけの話なんだけど、それってつまりは関係構築のいろんな部分に共通点が見出しやすいってこと。例えば「楽器をかけらも知らなかった主人公が音楽に魅了され、初めて抱えたギター一本からバンドに入っていく」っていう展開はポピパ的な部分である。香澄と違って真冬にそこまでのバイタリティはなさそうにも見えるが、根本的なところで存外ずうずうしかったり、これと決めたらまっすぐに突き進むところは主人公気質。そうなるとパートナーの上ノ山はさしずめ有咲ってことになるだろうか。こちらはツンデレ風味も早々に無くなって、今となっては真冬に夢中ではあるのだが。 どちらの世界も異性の介入がほとんど無いってのも共通点だが、残念ながら(?)こちらはバンドリ次元と違ってしっかりと異性も絡んでくる。画面上に登場するのが美竹父オンリーのガルパ次元は関係性を育む際に「同性だけどいいの?」っていう部分は1ミリも勘案されない素晴らしい世界なのだが、こちらはどうやら、男同士でいちゃついてると文句をいう外野もいるらしい。普段はこういう「そっち向け」作品を見てる時は「可愛い女の子の1人もいればモチベーション上がるけどなぁ」って勝手に思うことが多いが、今作の場合、むしろクラスメイトの女の子が入ってきて余計なちょっかいを出すと邪魔だとすら思える。まぁ、おそらく女の子たちがあれだけ気にしてるってことは主人公2人は存分にイケメンなんだろうし、真冬が同性にもコナかけられてしまうタイプってのは分からんではないが。 ご丁寧にクラスでの言動から上ノ山の中で最も優先順位が高いのは真冬であることが確定している。ここを打ち崩すのは生半な外野では不可能なはずだが、さて、正面からつついたらどんな反応を返すものやら。しかし、次回予告ではバンドメンバーのあっち方面で怪しい雰囲気になってたわけですが……。グループ内でのカップリングが自由自在なのもガルパと一緒やな!
というわけでへごの話がしたかっただけなんだけど……このアニメも変な方向にエンジンかかってるよな。いや、冒頭からすでに変だったけども。タイトルからして変だけども。先輩→後輩って同じようなパターンで天丼を構成したので、今回は当然それに続く「同級生」が性癖を暴露する回になることくらいは当然分かっているわけだが、その展開が斜め上の飛ばし方なので素直に笑ってしまった。ぶっちゃけ、「ドM」の先輩が出て来た後に「ドS」の後輩ちゃんが出てきた時には「流石に安易すぎる設定やな」と思ってなんとなく消化不良だったんだけど(それとは別に日高里菜に踏みつけにされるのは最高以外の何物でもないのだけど)、今回正体を明かしたクラスメイトの南条の正体は「ド腐女子」だった。これまたアニメ世界では定番といえば定番だし、あんまりいじれない設定のように思えたものだが、テンポのいい掛け合いのおかげでなんだか今までよりも破壊力が高いように見える。ヒロシモノのツッコミ芸によるブーストを受け、きっちり2人での殴り合いが刺激を生み出しているのが良い。南条の中の人である野水もいつの間にやら中堅と呼ばれるくらいの歳になってきて、こうしたキャラでの受けのバリエーションが増えているのは大変良いことだ。 まぁ、キャストの話ばっかりしてるってことはそういう楽しみ方しかしてないってことになりそうだが、何しろ映像部分はヘンテコすぎてむしろアリなレベル。スタッフを見た感じ、単に外注丸投げの回のようだが、カットごとに顔のデザインがコロコロ変わったりする部分は、今回みたいなお話だとむしろ狙ってやってるんじゃないかと思えてくるので許容できてしまう。目のデザインなんかがどのキャラも特徴的なのだが、はっきりと特徴づけされているおかげで、全体的なデザインが破綻していても最低限のラインが担保されているような印象を受けるのはなかなかずるい。 押しの一手だった最初の2人、そしてネタキャラのように思わせて実は純正のツンデレ要素も併せ持つ同級生と並び、次は妹回ってことになるか。毎回「中の人のブーストが楽しいなぁ」と思っている作品なので、いよいよ妹ちゃん(つまり本渡ちゃん)が炸裂するかと思うと、実はとても楽しみである。さて、どんな性癖が出てくるやら。
「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」 6→6 ふぅ、これでようやく夏クールの業務が終わった……いや、まだ実は新番チェックは残っているのだが……もう、最近は放送時期もテレビクールに縛られなくなってきてるのでまとめて処理するのが難しいね。一気に処理しなきゃいけないのとどっちがいいのかは悩ましいところだけども。とにかくこれで今期の感想はジャスト30本目。前クールは春の節目だったこともあったが49本と大きく差が出たが、やはり春クールが近年では類を見ない閑散期だったことが影響しているということだ。 閑話休題、ジョジョである。大体毎週感想を書いていたことからも満足していたことは伝わると思う。終盤に記事が上がらなくなったのは例によってバタバタしていたこともあるが、単純に「レクイエムの能力、いまだによくわかんねぇな」ということで余計な言及を避けたためである。多分、真剣に議論してる人種はどこかにいるはずなので、多分私なんかよりも根深い愛好家の人たちが答えを出してくれているに違いない。 そんなわけで、最終版は置いとくとしての盛り上がりだったわけだが、1〜4部までに負けず劣らずの良いシリーズになったのではなかろうか。興味深いのは、それぞれのシリーズが津田さんのディレクションによるものというのは共通しているはずなのに、通して見たときの印象が随分違っているという部分だ。例えば1〜2部はそのエキセントリックな作画のデザイン面の印象が強かったし、3部はシリーズ最長の尺の中でのたっぷりとした物語構成や大胆なオリジナル要素の盛り込みが話題になった。4部は転じて尺の短さがネックになった部分はあるが、そんな問題を解決するためのアクロバティックな構成や、特殊オープニングの衝撃的な演出など、ジョジョ愛では決して他に劣らぬというこだわりを貫いてみせたものである。 そうしてみると、今回はそれぞれの部で培ってきた技術をきちんと反省に基づいて運用した結果の「集大成」と言えるものになっているようにも思える。デザインの奇抜さ、オリジナルの追加などによるアニメ独自解釈の補強、そしてどんどん無鉄砲に加速していく荒木テイストをめげずに追い求めるこだわり。それぞれが程よいバランスで盛り込まれ新規層に対しても最低限のサポートは維持しつつ、原作ファンが満足できる「格好いい5部」を実現していたのではなかろうか。個人的にはやはり暗殺チームの登場箇所を調整したり、原作で描かれなかった繋がりを匂わせたりという、背景部分へのサポートが嬉しかった。 映像部分に関しては、ところどころ作画に怪しいところが出てしまったのは気になるが、これだけの長期シリーズになってしまうとそこまで盤石に揃えるのはやはり難しかっただろう。少なくとも4部に比べたら作業状況は改善していたようなので、このクオリティを維持してくれたのだから感謝こそあれ、不満を言うべき部分ではないはずだ。むしろ次第に訳が分からなくなり、どんどんアニメ向きじゃない映像表現が増えてくるこの5部を、よくもまぁこれだけ野心的な作劇で乗り越えたものだと感心するくらいだ。レクイエムの表現なんかは原作ありきだったのでまだ理解の範疇だが、メタリカの造形とか、アニメだと無茶としか思えない部分が納得できるレベルで解決されていたのが面白いところだ(フィンガーズの宇宙とかはどうしようもないとしてな)。多分に贔屓目はあるかもしれないが、これだけの仕事に不満が出るファンってのはそこまで多くはないんじゃなかろうか。 さて、これで無事に5部をクリアしたということは……6部……なぁ……。いけるかなぁ……あまりにいろんなハードルがあるシリーズだが……(ウンガロ、お前のせいだぞ)。
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HN:
Thraxi
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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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