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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「ガンダムビルドダイバーズ Re:RISE 2nd Season」 5→5 人類、石田彰を総がかりで叩きがち。今作がコロナのために変なタイミングで最終回を迎えたため、こっちでもボコボコにされてるし、同時にSAOでもボコられてるっていう。まぁ、でも俺も自分の生活で身の回りに石田彰が出てきたら全力で倒しにいこうとは思うかな……(終盤まで放っておくと絶対ろくなことにならないだろ?)。 さておき、巡り巡ってこの時期まで伸びてしまったおかげでどこをどう評していいものかと悩んでしまうわけだが、終わってみれば案外悪くなかったのかな、という気もしている。「ビルドダイバーズ」自体が「ビルドファイターズ」と比較して今ひとつという評価が先にあり、さらにそれを下敷きにしたリライズは1期目が「ゲームだって言ってるけどゲームじゃないじゃん! そんなのわかりきってんじゃん!」と妙なところでイライラさせられたのであんまり身が入らなかったのだが、そうした紆余曲折を経て、最後の最後にはこれまでのビルドダイバーズシリーズの総決算をとんでもない規模でやろうじゃないか、ってんで、良いも悪いも飲み込んでのお祭り騒ぎを演出してくれたので細かいことはどうでもよくなった。「何故これをガンダムでやる必要があったのか」とか、「ゲーム設定でガンプラの存在意義がかなり希薄になったんじゃないか」とか、ダイバーズの根幹を危ぶむような問題についても、「まぁ、そりゃそうなんだけど、ここまではっちゃけた設定にしたら、バーチャルだとかガンダムだとかどうでもよくない?」という放り投げ方である。この思い切り方は多分正しい。というか、ここまでの破天荒なシナリオラインを想定しての1期だったのだとしたら、グッと我慢するべきは視聴者側だったかな、という気もする。 でもまぁ、やっぱりこれって「長くやったことでの強引なサービスショットの連打」以外の何ものでもないので……ちょっと反則気味の解決策だったとは思う。作中キャラの大義名分が結局最後までどこを拠り所にしてるのかがピンと来なくて、リアルの人間とゲーム内のキャラの差別化がかなり曖昧になっていたので視線が大きく振られることになったのも大変だった。そうして「キャラだって生きてるんだから」という方向にまとめていくことが今作の狙いだったのは理解できるのだが、さらにこの世界には「ガンダムというフィクションの中のキャラ」も想定されるわけで、幾ら何でもそこまで面倒なレイヤーを重ねる必要があったのか、というのは疑問が残る。「ガンプラで何か派手なことやりましょうよ」というコンセプト自体は初代のファイターズの時点でおそらく完成してしまっているので、それを奇をてらった方向で強引に突き破ろうという試みは、あまり成功したとは言えないんじゃなかろうか。 まぁ、結果がどうあれ今作のおかげでガンプラの売り上げが伸びればいいわけだが……多分、伸びてはいないんじゃないかなぁ……。
PR 御坂さんの「イタァ」が可愛すぎる、第21話。毎回佐天さんだのなんだのと盛り上がってますけど、基本的に今作の萌え要素が遺憾無く楽しめるのはやはり中心にいる御坂さんのおかげだと思ってますよ。僕は死ぬまでサトリナボイスには「結婚してほしいな」と思い続けています。 さておきドッペルゲンガー編である。今回は導入なのでかなり台詞量が多かったが、まぁ、操歯がらみのシーンは大体説明が多くなりがちかね。情報提供してくれるのが食蜂で、そこから御坂さんが そして出てきました、操歯涼子。種﨑キャラ、人格が2つに分割されがち。白衣の上にドッペルゲンガーって何ブタだよっていう話だが、考えてみりゃ元祖種﨑キャラとも言える芥子さんなんかも二重人格みたいなもんだったし、「ダグ&キリル」のときなんて完全にロボットな上にデータコピーされてた。そういう星の下に生まれた役者なのだろう。当然、操歯本人とドッペルはどちらも種﨑が担当しており、「機械人間の何かが吹っ切れたお仕事」と、「自分にできることを必死にやってるただの中学生」の2面性がドぎつく表れているのである。ここから先、ドッペルと操歯の対話なんかも出てくるし、ドッペルはキャラクター性を肥大させてどんどん強烈になっていく。天下の種﨑劇場としてただただ楽しみである。 そして忘れちゃいけないスカベンジャーの皆さん。こちらは「一方通行」の方で先に登場していたが、こっちの活躍の方が4人のチームワークとか「らしさ」が出てて好きです。あと、単にエロい。この世界のキャラ、油断するとすぐにエロくなるから注意が必要だ。唯一エロ要素がかけらもないリーダーに関しては、その苦労人っぷりとギリギリの生き様が今後の見どころ。レベルが0だろうが5だろうが精一杯生きなきゃいけないこの学園都市で、半端なレベルの人たちも頑張ってるのよね……。
予算の使い方がおかしいやろが(今更)、第7話。今週一番金がかかってたのがVR映像製作費っていう……いや、そりゃかかるだろうけども。っつうかどこに金出したらそんなプロジェクトが処理されるんだよ。 当初思っていたおちゃらけ成金路線からは随分違う方向に突き進んでいる作品。神戸家の暗部というのが仮想敵として持ち上がっており、大助も手を出せぬはるか高みに対し、大助単身でもなんとか切り込もうと策を練っているし、警察は警察で事件の真相に迫ろうという一派もいる。そして財界の大物一家を打倒するとなると、やはり警察内部にも敵しかいない。そんな陰謀渦巻く業界で誰がどのように絡んでいるのか、なかなか刺激的な展開になってきた。よりにもよって今作と「GREAT PRETENDER」が時間的に繋がってるのもどうかと思うんだけども。 そして、そんな「警察内部でのいざこざ」を扱っているのがベテラン刑事の長さんと、その部下だった武井課長ということになるのだが……いや、すげぇ真面目にやってるはずなのに、「新旧小五郎対決」っていうのが気になってしょうがないんじゃ……。もともと長さん役に神谷明っていう配役が割と面白くて、特に今回は若かりし頃の長さんも出てきたので「じじいも出来るし現役の年代も出来るし、良い配役だなぁ」と思っていたら、まさかの武井課長とのバディ話を延々やられて、しかももともと「規律違反だってやっちゃう不良刑事だった」っていう設定はさらに小五郎風味が……。「どっちが真の名探偵か、見せてやるぜ!」みたいな対決だったわけだが、残念ながら新・小五郎の方はやや心が弱かったようである。この辺りは年の功か。 まぁ、そんなわけで警察内部での過去との闘争も一山超えた。さて、大助たちは今後どこから事件を切り崩していくことになるのか……。
裏の裏はどっちなのよ、第8話。こうも連続どんでん返しが続くと、マジで何を信用したらいいのかさっぱり分からなくなるな。 ローランの計画というのは、どこまでが計算尽くなのだろう。ロスの事件の時には外枠も外枠、大舞台全てが仕込みになっていたので途中のブレもナンボか修正できたが(それでもサラザールの件はラッキーだったようにしか見えないが)、今回はどこまでの下地を整えての勝負なのか。冒頭でシンシアの企みが失敗したあたりでコロコロと提案を変えている様子からして、割と行き当たりばったりで策を進めているような感もあるのだけど。ただ、最終的に「シンシア作戦がダメだったらエダマメでゴー」というところまではある程度仕込んでいたのだろうか。とりあえずカジノのハリボテだけでも作っておくという構想があったのだから、ゴールにたどり着ければそのルートはどうでもいいってことなんだろうけども。 前回の敵キャラであるカッサーノは単に「用心深いじじい」だったが、今回敵対しているサム・イブラヒムは、用心深さの下支えをする狡猾さも兼ね備えた人物。通り一遍の詐欺テクニックでは餌にも食いつくまい、というのがシンシアがらみの一件から伺えたので、エダマメを懐に飛び込ませるのもいろいろ大変だ。この手の「賢そうな敵キャラ」をだまくらかす時のセオリーは、相手に策を見破ったと思わせることだ。今回のルイスの嫁さんを使ったお芝居なんかは、多分サムは完全に読みきっているのだろう。その上で、エダマメには「同じ匂い」をかぎとり、そこにペテンがあると看破した。普通ならその時点でハイおしまいとなりそうなものだが、自信のある人間はそこからが違う。相手が騙そうとしているなら、それを利用して更なる利益を得てやろうと画策するわけだ。ペテンを利用したペテン返し。そして当然、主人公チームはそこからさらにもう一回ひっくり返してペテンを仕込まなきゃいけない。そうした二重底、三重底を用意するために必然的に求められるのは「ペテンの2層性」であり、これを相手に信じ込ませるのに欠かせないのが、エダマメの存在というわけだ。結局詐欺の片棒をかついでいるエダマメは、自分が詐欺を働いていることを知っている。サムを騙しているのだと信じている。そして、そんなエダマメの欺瞞をサムは見抜いている。そして、「見抜かれていること」を見抜かれてはダメなのだ。そのためには、やはりエダマメという「1枚目の壁」が欠かせない。そう考えると、これまで悩んでいた「ローランは何故エダマメを求めていたのか」という謎の答えになっているような気もする。 まぁ、今回はエダマメ・ローランに加えて、さらにアビーという不確定要素もあるしね。彼女が最終的にどんな役割を担うことになるのか。……流石に二十歳は過ぎてるだろうし、アビーもババアなんですかねぇ。
求ム、ナツメさんにもっと出番、第8話。まー、サイボーグ側のお話がメインなのでナツメの出番が減っちゃうのはどうしようもないんだけど……むしろ数少ない見せ場でもいつも通りの百面相と鬱蒼しいくらいのエネルギーを見せて我々を楽しませてくれるナツメさんに感謝しないとね。 テロの計画は進行していく。もう、ここまで来ちゃうとカブラギさんも「自分がバグだから」ってのを開き直って免罪符がわりに使っちゃってるとこあるよね。かつての英雄がテロリストになっちゃうとヤベェってのはいろんな作品でお約束のシチュエーションではあるのだが、うんこ処理場に落とされたカブラギさんは、本来なら抵抗の余地などありはしないはずだった。しかし、なんの因果か可能性の芽はどこにでもあるもんで。彼にはトントン拍子で道具が揃っていく。もちろんそれなりの苦労をした上での話だが、「ここしかない」っていうポイントにアイテムが散逸している様子は、あたかもアドベンチャーゲームのようである。「ミナトが素体をキープしてくれてるよ、多分」っていうカブラギの勝手な憶測が、満場一致で賛同されてるのはちょっと笑った。ミナト司令、みんなからどんなキャラだと思われてたのよ(カブラギさんの熱狂的なファンか)。 こうして、デカダンス側から直接ガドル工場を叩くプランが固まっていく。ご丁寧に「1人じゃ無理だ、最低2人」とか言われるもんだから、そりゃもうここしかないってタイミングでナツメにも声かかるよね。現時点では「2人じゃなきゃダメ」の意味は全く分からないけど、まぁ、サイボーグ側のバグとタンカー側のバグが協力して世界をぶっ壊すという大まかな絵図はこれで完成した。ジルさんが有能すぎてこのあたりの設定がすげぇ都合がいいことはどうでもよくなってくるな。ジルさんボイスを聞いてると、とりあえず何があっても大丈夫な気がしてくるから不思議。イタチじゃないよ、ミンクだよ。 そしてもちろん、そんなテロには逆風も吹いている。常に不穏な行動で周りをビクつかせるスクウェア子安ことフギンさん、そして、地下世界では無茶苦茶なドナテロに対する反乱の芽もある。サルコジさんが今のテンションで裏切っちゃったらちょっと寂しい気はするんだけど、考えてみりゃ、別にあいつとカブラギの間に熱烈な友情があるかって言われたらそうでもねぇな。そして全てを知ってしまったミナトがどんな動きを見せるか……一応、今回の一件でもすんでのところで不法行為が明るみに出ないようになったんだから、ミナトはカブラギに対して借りが1つある状態なんだけどね。まぁ、だからと言ってこれ以上カブラギに加担しちゃうと、貸し借り以前の問題になっちゃう気もするけども……。 当座の関心は「たった2人でガドル工場破壊とかいけんの?」っていうのと、あと「ガドル工場壊したところで、時間さえかければまたデカダンスのシステムは復活するのでは?」っていうところなんだけど……まぁ、ナツメさんが充足した人生を送れればそれでいいのかなぁ。 脚の多いアニメ……第7話。蛇と蜘蛛の親友関係とか、どんだけゴルガリカラーだよって話ですよ。ケンタウルスが混ざってもやっぱり緑。基本的に緑色の世界だな。 ついに「病気の患者」すら登場しなくなった医療アニメ(?)。ここまでの展開でもメンヘルっぽい処置が多くてあんまり「身体の心配してるよ」みたいな雰囲気も無くなっていたのだが、いよいよもって医療が関係なくなった。しかし、だからといってテーマが瓦解してつまらなくなっているかといえばむしろ逆で、グレン先生を巡る恋愛事情の方に本気で突っ込んでいるおかげで、こちらとしては見たいものがかなり前景化して見えている。とりあえずやきもきしているサーフェさんが見られるだけでも満足である。 しかし、こうしてよりコアな部分に恋愛感情が切り込んでくると、やはり人間とモンスターの間で色々と認識の違う部分が出てくるものだ。いや、もしかしたら種族とか関係なしで個人レベルの性格の違いなだけかもしれんが。特に気になったのは中心となるサーフェの認識。グレン先生が取られるっていうので躍起になってる感はあるわけだが、相手がアラーニャの場合には「最悪、それは別にいい」と言い切っている。どうやらかなり長い付き合いの友人らしいのでアラーニャの性格については完璧に理解しているようで、彼女がグレン先生に対して本気で恋愛感情を抱くことは無いと断言している。そこさえ保証があるなら「身体のつながりは別にいいや」とも。この辺りの割り切り方ができるのは、モンスターであるが故に倫理観が異なるからなのか、単にサーフェがそういう割り切りのできる女性だからなのか。おそらく、彼女は先生との長い付き合いの中に常に後ろめたさをもって生きてきただけに、関係性というもの、「心のつながり」を非常に大切に思っているのだろう。そりゃもちろんグレン先生を独り占めできるならそれに越したことはないが、親友のアラーニャが満足するというなら、そこにセフレ関係(?)が生まれたとしても、先生がアラーニャに本気になったりしなければ構わないということに。うーむ、アラクネとのセックスはかなり命がけになりそうだし、メンタル面以外での問題も出てくる気がするが……いっそ開き直って先生にはあらゆるモンスターを股に掛ける性豪になってもらって、実体験を通しての生物学的知見でも深めてもらうべきなのだろうか。学術的な意味はあるよね。発表しづらそうだけど。 そんなわけで、アラクネ族のアラーニャさんは実に歪んだ性癖をお持ちの方。捕食者としての蜘蛛の本能なのだろうか。どっちかっていうとサーフェとの百合関係みたいな魂のつながりを重視していて、そのためならば男1人を「橋渡し役」の道具として使うのは一向に構わない。まぁ、この辺りは純然たる個人レベルの倫理観の欠如なんでしょうね。アラクネ族全員のネガキャンにならないように気をつけないと。ちなみに彼女のデザインは、足が8本で腕が4本。蜘蛛ベースなんだから足が8本なのは理解できるが、その上で腕まで多いのは謎である。その方がバランスがいいってことなんだろうか? 合計12本もの末端がある状態はコントロールするのが大変そうだが……。 そしてその半分の6本を持つのがティサリアさんだが、サーフェをして「恋愛に不器用なだけ」と言わしめたティサリアさん、ちょっとおバカな部分もありつつ、細かいところに気がつく繊細さも持ち合わせていて好感度が上がりっぱなしよね。1話目でドタバタしてた時にはこんな中心的なキャラクターになるとは思ってなかったわ。そりゃ従者2人だって命がけで彼女の幸せを願うよなぁ。こうなってくると、ティサリアさんにもサーフェさんにも幸せになってほしいとは思うのだけど……なかなか難しいね。グレン先生、現時点ですでにサーフェ一本で心は決まってるような気がするので、なんとかティサリアさんが傷つかない方法で処理を行って欲しい。
オンラインイベントって何するんやろ……第17話。めっちゃ気になるけど、おっさん一人で登録していいものなのかさっぱり分からないので当然スルーしました。「みゅーちゃんと遊ぼう」とか書かれてるんだけど、もしかしてzoomを通じてみゅーちゃん(の中の人)とコミュニケーションが取れたりする企画だったんだろうか。だとしたらヤベェ(ヤベェ)。 さておき、普段から頭がおかしいアニメなので、ストレートに頭のおかしいネタを正面からやればかえって普通に見える……わけがない。やっぱり単なる頭のおかしい話であった。今回のコンテは大地丙太郎だよ。ほんと、この人らは……。しかし、こうして幼児向け(?)アニメで食べ物の好き嫌いを扱う場合ってどういう対応が正解なのだろう。今回やたら思い出されたのは「鳥人戦隊ジェットマン」の「トマト畑の大魔王」なんだが、こうしてストレートに「嫌いなんだ!」っていうのを訴えた上で、その嫌いな部分をクローズアップしてしまうと、アニメを見ているお子さんたちに悪影響が出るとかでクレームが来ないもんだろうか。いや、そんなんで目くじら立てる保護者もどうかと思うが、今の時代だったらあってもおかしくない気がする……。そしてまぁ、ゆめちゃんはトマトが嫌いな理由を懇切丁寧に説明してくれるし、クリーチャーのごときデロデロ具合とか、それこそ「トマトが好きな人でも嫌いになっちゃう!」みたいなトラウマ描写が混じってたのが怖いよ。良い子のみんな、好き嫌いしちゃダメだぞ。 今回もとにかくなんでもありのツッコミ不在。個人的には「ゆめちゃんはなんで部屋のカーテン全開で寝てんだろ」っていうのが一番不思議ではあるのだが、まぁ、きっといっぺんお母さんが起こしに来てカーテン開けてったんだろうね(ベッド脇の小窓のカーテンまで開いてるのは無理がないか?)。他にも「両親が出かけたあとの朝食のテーブルに大量のプチトマト」はちょっとしたホラーの領域だし、たまたまことこ先輩が運用しているメカがプチトマト栽培ロボだった意味も分からない。栽培ロボって聞いて「畑仕事をオートメーション化してるロボットか?」と思ったら、ロボの中で栽培してんのかよ……ことこ先輩、天才なのかバカなのかわからねぇ。パクチー栽培ロボにも応用できるらしいが、腹のなかでパクチーが群生してるロボットも軽めのホラーだろうよ。さっさとマグロの養殖に移行してください。 そして、そんな好き勝手なカオスの中でも、今後に関わってきそうな「曲げ」がいくつも見られるのが今回のシナリオの不穏さを助長している。具体的には「ゆめちゃんが夢シンクロで自分の夢に入ったらみゅーのドッペルンゲンガーがいる」っていう構造自体が色々謎だし、そこから夢の中の存在が具現化してしまうという(ゆに様もよくわかってない)事態が発生したことが、今後の世界に大きな影響を及ぼす可能性がある。どうも悪い方の女王はそうして夢世界が現実を侵食することを狙っているみたいだし、ゆに様はそのあたりをよく分からないままに加担しちゃってるのが……。ツギハギは好き嫌いなくいろんなものを食べられて偉いなぁ。 そしてベタベタすぎる、関西人まいらの納豆嫌い。ちなみに確認したら、中の人(京都人)は納豆平気な様子。なんで関西の人間は納豆食わんのやろね。「富豪刑事」に続いての納豆ネタ、今期はまとめると納豆アニメシーズンということになるな(ならない)。 いちいちピッチングシーンで腰回りの執拗な描写するのやめろ、第14話。いや、普通の野球アニメもそういう演出になるかもしれないけど……今作の場合、どうもそこに異様なこだわりを感じるんだよな……。 決勝前の一幕、ドタバタの末に勝った風鈴が枠を獲得し、対戦相手の枠も下馬評を覆す結果になった。この地区の中学野球、今年は随分荒れてる印象になるんだろうな。しかし、ノーマークだったってのはいささかリサーチ不足の感があり、もともとリトルから実力を発揮していた連中がまとめて4人もなだれ込んできたチームなのだから、せめて予選くらいでは気づきたかったところ。まー、こうして隠し球がスルスルと上がってくるくらいが中学生レベルの情報戦なのかもしれないけども。相楽&沢コンビあたりはその辺の情報を掴んでもおかしくなかったとは思うのだが……あの二人じゃなぁ。今週もなんだかやる気ない発言してたし、やっぱり決勝のモチベーションには不安しかありません。 久しぶりの登場、眉村の娘さん・道塁(ミチル)ちゃん。娘の名前に「塁」って漢字を入れる親もどうかと思うのだが(一応確認したら「塁」は「土を積み重ねた城・砦」の意味だが、これに「道」をつけたところで女の子の名前としては微妙な気がする)、あの親父ならしょうがないか、という気もする。吾郎以上に野球のことしか頭にないようなやつだしな……。 そして、そんなミチルちゃんもここに至るまでに艱難辛苦があったようで。此の期に及んで、この世界における「女子が野球をやること」の意味がよくわからんのだよな。風鈴中がこんだけ順当に勝ち上がってきてることを考えると、現実世界よりも女子の活躍の幅は広いと思うのだが、相楽のモチベーションの下がり方とか、今回ミチルが監督から言い渡された宣言とかを考えると、やっぱり「ある程度成長したら女子は男子についていけない」という(当たり前の)セオリーもまかり通っている。どうもアニメで見ている側としてはハチナイ世界線とか球詠世界線と同じような女の子フルパワー次元のように思えてしまうのでそのあたりの気持ちの置き所が定まらない。少なくとも、ミチルちゃんは睦子たちよりも早い段階で「女の子は無理だよ」と言い渡されてしまった立場の子。 しかし、そんな眉村スピリットを消してしまわないよう、世界は助け舟を出した。それが不思議とキャラの濃い3人組。単にミチルちゃんに惚れてしまった「ミチルちゃん親衛隊」みたいなやつらである。冷静に考えると、単に可愛い女の子に惚れ込んじゃって尻を追いかけ回してる男子3人なのだが、1人中学生とは思えない貫禄のやつが混ざってるせいもあって、なんか格好いいようにも見えてしまう不思議。この年頃の男子なんて、女子と一緒に何かやるっていうだけで浮かれちゃう感があるけどねぇ。オタサーの姫みたいな扱いにならないことを祈るしかない。でも、冷静に考えて「チームに1人だけ女子部員」って、一番見かけるのがエロ漫画なシチュエーションなのだが……(良からぬ)。
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HN:
Thraxi
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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