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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「ご注文はうさぎですか? BLOOM」 5→5

 あいも変わらず、以外の言葉が見当たらぬ。でもなんだろ、今期はそこまでクリティカルに刺さった印象は無かったかな。いや、これまでも別に無かった気もするけど。

 この手の作品の割には、一応それなりの進度で作中時間が進んでいるのは特徴で、3期目となる今回は割とそのあたりの「変化」がフィーチャーされているので「変わり行くもの」を忌避してしまいがちな私には何か抵抗が生まれた可能性はある。つまり、チノちゃんには永遠の中学生であってほしいという気持ちがどうしても作中時間との齟齬を起こしてしまうわけだ。でもまぁ、みんなして少しずつ自身の成長を感じて、変わっていこうとする様を見るのもそれはそれで劇的ではあるので、実に難しい問題だ。そして、難しい問題を考えながら観る作品じゃないやろ、ということを考えてしまうのが難しい問題だ。

 まぁ、今後とも変わらぬパワーでもってこの世界は守り通してほしいとは思いますよ。正直、キャスト陣があれでナニなので、もうアニメの続編を頑張らずとも無限にドラマCDを作り続けるとかでもいいんですけどね。こんだけ甘ったるさに全振りしたキャスト配置って、なかなか無いよなぁ。甘兎庵に骨を埋めたい人生だった。

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「安達としまむら」 5→5

 個人的には「日野とながふじ」だったら7点くらいつけてたと思います。日野のお母ちゃんのCVとかでさらに加点が続くし、何よりも永藤が終わりなき永藤だから。そっち方向のスピンオフとか無いの?

 色々と難しい作品である。真剣に向き合わなきゃいけない作品だとは思ったのだが、なかなか良いところを拾いにくい作劇になっていた気がする。一番の難点は、やはりアニメ化が難しいデザインそのもの。モノローグ中心の作劇になっているので、アニメーションにした時に画に見どころが乏しく、1枚画で引き込めるほど作画レベルが高くない。キャラデザなどの見栄えで勝負するべき作品だと思うのだが、どうにもデザインが安定せず、余計な心配ばかりが目について素直に「かわいい」と思いづらかった。そして、画で引っかかるとモノローグとの接続もノイズが増えてしまい、なかなかその精神性に寄り添いづらい。

 そして、寄り添いにくさという意味では扱われているテーマそのものが正面から見辛い。というのも、他作品でも何回か言及している部分なのだが、わたしゃ(身につまされるからなのか)コミュ障がコミュ障部分で悩んじゃうというテーマがどうにも苦手なのである。「ひとりぼっちの○○生活」みたいに完全にネタ扱いしてるのもキツいのだが、今作における安達は間違いなく疾患に近い精神的な問題を抱えている。思春期の情動の一種だと思えばそこまで深刻に考える必要もないのだろうが、彼女が内へ内へと入り込んで煩悶している様子を見ると、恋愛ごとで思い悩む可愛らしい少女という以前に、社会に溶け込めずに忌避してしまうドロップアウターの懊悩が見えてしまうのである。そして、安達はそうした社会との断絶を救済する存在としてしまむらを置いてしまっている。単純な恋愛要素で処理するならば(ほぼ)対等であるはずの「恋人」関係になるはずだが、この2人の関係においては、常に「しまむらが救うもの、安達は救われるもの」という構図がちらつく。実際にそうではないとしても、そう見える部分がある。そのことがどうしても気がかりになってしまった。

 まぁ、最終的には安達はそうした障壁を乗り越えて大望を成し遂げることになるのだから結果オーライだし、安達の精神性から逃げずに描き続けた「世界と、恋心と」という2つの命題を結びつける百合ドラマってのはむしろ私好みの設定ではある。これで宇宙人がちょろちょろ出てきて話をわけのわからない方にかき回すような要素がなければ、もう少し入り込みやすくもなったし、真正面から受け止める覚悟もできたのだろうが……肝心なところでのはぐらかしが、「ずるい」と思ってしまうのである。最後の最後で決めるまでの「溜め」の部分が、なんとももどかしく見えてしまうのである。極まった世界を作っているのは間違いないので、ほんのちょっとベクトルがずれていれば大ハマりした可能性もあるのだが……。

 まぁ、好きなものだからこそ、身構えて「騙されないぞッ!」みたいな姿勢で観てしまうのは悪い傾向なのかもしれない。素直に漏れ出してくるエッセンスを飲み干せばそれでいい作品だったのかもしれない。じゃぁ、永藤おかわりもう一杯。

 b

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「アクダマドライブ」 6→6

 最終評価をどうするかは割と悩むところではあるのだが……個人的に「他がやらないことをやってやろう」っていうエッジの効いた攻めは好きなので、そのあたりを好意的に解釈してこの評価にしておく。

 だいたいのテンションの変化は感想を書いていた流れの通りで、1話目を見て「うひょー、好きなやつー!」ってなったのは良いのだが、そこから2話3話と続けるにつれ、本当に「適当にその場で設定を作ってなんとなくそれっぽいことをやっているだけ」みたいな印象に。だいたいシンカンセン争奪戦のあたりまでで「行き当たりばったりだし、結局みんなして同じような行動しかしないから盛り上がらんなぁ」というので消沈していた。それが盛り返してくるのが喧嘩屋の晴れ舞台のあたりで、人死にが出るので情動的にも動かされるし、それぞれのキャラが個別に動き始め、「アクダマ」の「アク」の部分にもいくらか意味を見いだせるようにはなった。詐欺師の可哀想すぎる人生遍歴や、そんな彼女の必死の成長にも感じ入る部分はあったし、面白いことに2回目のシンカンセン争奪は今作のクライマックスになっていたと思う。同じ舞台を2回使うことによる「重ねがけ」の効果である。

 そして、いざカントウに出向いたところで「なんか見たことあるけどしょうがないかー」くらいの展開が待ち構えており、ラストの大オチも、とりとめのない形ではあるが一応それっぽくまとまった。手堅さと破天荒さが行ったり来たりして、どうにも座りの悪いデザインだったのは間違いない。冷静に筋立てだけを見たら、「オリジナルで思いついた企画を適当にやり散らした感じ」と言われても文句は言えないところだろう。

 ただまぁ、そうしてオリジナルで「散らす」というだけでもなかなか勇気のいることではあるだろうし、何よりも作品の雰囲気を維持することには全力が注がれており、ゴリゴリに独自テイストを打ち出した画面設計は間違いなく価値がある。最後までこの世界観で映像を維持し、目がチカチカするような画面を提供し続けてくれていたので、その部分については素直にご苦労様と言うべきだろう。画面を見ていて理屈抜きでテンションが上がるってのは、やはりアニメを見る上ではとても大切なことだと思うのだ。

 あとはやっぱりほら、ともよ的概念をたっぷり詰め込んだ被害者ヅラの一般人って最高だよねっていう。なんでこんなに被害者役が似合うんだろうなぁ。

 

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 「混浴」の意味は男女が一緒に入ることであって、決して違う学年の女学生が入ることではない、最終話。この世界はバンドリ次元と違って比較的男性性が確認できる世界だと思うのだが……いや、でもバンドリ世界も男キャラって「美竹父」と「湊父」が確認できるから、学園長代行とか数名の上層部が男であると確認できるこの次元も大差ないか?

 さておき大団円となった最終話。あまりに潔いメリハリのつけ方で、Aパートでサービス精神旺盛なヒュージを極大規模のゴレンジャータイフーンで倒して圧巻のアクションシーンを見せつけ、Bパートは夢結様が過去と決別し、梨璃との新たな契りを結ぶことをしめやかに見せつける。緩急極まりすぎて、とんでもない駆け足で一気に2つもの偉業を成し遂げたことがどうでもよくなる展開である。今作はどうにも話運びが拙速になる部分が気になることはあったが、最終回となる今回は「やらなきゃいけないことをやりきったな」という達成感の方が大きいだろうか。

 Aパートは「結婚式」である。ダインスレイフを担いで駆けつけた夢結様と梨璃は、シュッツエンゲルになって初めての喧嘩をする。喧嘩といっても軽口程度のじゃれ合いだが、壮絶なハイスピード空中戦の最中に行われる言い合いは、ようやく何かが吹っ切れた夢結様が余計な身構えを解いてまっすぐに梨璃と目を合わせられるようになったことの表れ。そこに「列席した親友の方々」も祝辞を送り、学園全体が2人の初めての共同作業である「ヒュージ入刀」を演出してくれる。レギオン以外の学生たちがどこの誰なのかはよくわからんままではあるのだが、お祭り騒ぎのようにして学園中のチャームを渡り歩いたマギの塊は、なるほどタイトル通りの「ブーケ」となっているのだろう。次の展開を見るに、花嫁からのブーケを受け取った次の人間はミリすけだったようだ。

 鮮烈なアクション作画で最終回らしさを引き立てたAパートから一転、Bパートは「離婚式」だ。結婚式と違ってあまりなじみのないイベントだが、離婚式はそれまでの生活に別れを告げるためのもの。それまでの二人の思い出の品を粉砕したりもするらしい。夢結様はようやく顔を上げ、正面から梨璃を見ることができるようになった。ついに美鈴との決別を決心する時だ。彼女の遺品であり、此度の騒乱の元凶となったダインスレイフを携え、美鈴が産み落とした萌芽たるヒュージの元へ。そこで改めて、梨璃と二人での「入刀」を行い、ヒュージを粉砕し、ダインスレイフを水底へと沈めた。結局、美鈴の幻影は夢結に取り付いた最後の情念であり、美鈴だって別に夢結の不幸を望んでいたわけではない。梨璃の目から見た美鈴の姿は、ようやく夢結に夢から覚めるきっかけを与えてくれたのだ。最後の別れを告げた二人はまた違った未来像が見えている。梨璃は、悲しい別れをした「妹」たるユリの幻影を見る。そして、夢結はもう、美鈴の姿を見ない。向かう視線は、未来だけなのだ。

 まぁ、そうしてめでたく「結ばれた」シュッツエンゲルに対して、楓さんがどんな顔して付き合っていけばいいのかっていうのが今後の最大の課題なのだけども……。楓さん、ラストは今まで以上にスキンシップ狙ってたんだよな……夢結様がダイレクトに梨璃の所有権を主張するようになったので、それに対抗するために少しアクセルを踏んでもいいと判断したのだろうか。願わくは、楓さんにとっても幸せなレギオンでありますように。そしてミリすけはめでたくモユ様とのご婚約。最後にぶっこんできたな。いや、みんな幸せになれるのが一番良い最終回ですからね。どなた様も、末長くお幸せに。

 

 

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 毎年、「語彙なる夜」というイベントを開催していたわけですが、今年は特に24日・25日に集まる理由もなかったので、いつも通り土曜夜に集まったために特に語彙ならざる夜です。「まぁ、女性声優もVtuberも、ファンの監視を警戒して24、25日には何もしないで、こっそり今日あたりにたほいややってますよ」。

 


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「ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN」 6→6

 これが伝統芸能である。全くブレないその世界観、その作品観。熟練の職人たちの手で、1つ1つ丁寧に手作りされています。

 まぁ、毎週感想書いてたのであんまり追加で書くこともないのだけども、やはり501の活躍を見ているだけでも嬉しいものだ。馴染みのキャラがいつも通りに元気に動きながら、それでも少しずつ時代の流れを感じさせてドラマを膨らませていくその様子は、3クール目(+α)という時代の重みが成せる業。坂本少佐の引退、そして迫り来るミーナさん、バルクホルンさんの引退。残酷な時代の流れの中でも、新しい服部静夏という才能が現れてくる世代交代の妙味。そんなところに物悲しさや興奮が得られるのも、間違いなく、この作品の歴史のおかげなのだ。

 そして、そんな感慨も感傷も全てを吹き飛ばすパンツではない何か。もう、おそらく視聴者の中で「ストパンは下着みたいなズボンが丸出しでエロいなぁ」なんて思いながら見ている人間は多くないだろう。我々視聴者の中でも、あのズボン(ズボン)はもう日常的な光景であって、そこに劣情を催したりはしないのである。たとえ謎の液体燃料で服だけが全部溶けたとしても、それはちょっとした事故であって、そこにエロさは特にないのである。それくらいに、我々の日常はストパン世界にある。いや、どうだろう。流石にそれは嘘じゃねぇかな……。

 まぁいいや、とにかく芳佳ちゃんが元気で何よりでした。着実に時代に合わせたレベルアップを果たしつつ、まだまだウィッチはネウロイと戦い続ける。次なるパンツはいったいどこだろう。のんびりと次の戦果報告を待つことにしようじゃないか。それだけが、私にできること。

 

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 一人の間抜けな“詐欺師”のお話、最終話。ここまで頑なに「一般人」で通してきたクレジットが最後は見事に一枚看板で「詐欺師」になるのはやっぱ格好いいよね。

 ただまぁ、これだけ見事な「詐欺師」のお話にするなら、やっぱり詐欺師生存エンドが欲しかったなぁ、というのが正直なところ。後半怒涛の退場展開が続いていたのだからこの流れも予想は出来た部分ではあるのだが、最後に「命を賭した最後のペテン」をするよりかは、「自分の死ですら周りを欺いて生き残る」っていう方がミラクル度合いは上がったと思うの。まー、いくらなんでも無理だったってことなんだろうけど……結局アクダマで最後まで残ったのが運び屋だったしなー。

 終わってみれば最後のたたみ方もどこか天丼風で「やっぱこういう世界観が好きなんだろうな」っていう印象しか残らないのだけど、後先考えずに世界の全てをぶっ壊してまとめてやろうっていう勢い自体は嫌いではない。まぁ、同じように世界の全てを何回もぶっ壊しておいてのうのうと続編を出すダンガンロンパっていうとんでもない作品があるのでどうしても「今作はもうちょい綺麗にやれや」という気もするのだが、流石にこっちは続編ないだろうしね。カントウが崩壊して、カンサイもあの調子じゃぶっ壊れ。シコクへ逃れた兄妹の未来もどうなるもんかね。まぁ、2人して不死だからカントウ権力に捕まりさえしなければどうとでもなるのだろうが……成長して、地方で力をつけて改めて中央政府を叩いて日本を取り戻すっていうのが最終目標かなぁ。「兄妹」とは言っても実際の血の繋がりはないので、やろうと思えば2人でアダムとイブになることも出来るし……うーむ、そんな薄い本は別にいらんか。

 しかし、やっぱり詐欺師の死亡は頭では理解できても釈然としないエンディングだったな。だって、彼女が「とばっちりで巻き込まれただけ」ってのは間違いない事実なわけで、道中でどんだけ悪辣なことをしたかを考えれば殺されるのもやむなしではあるが、それってやっぱり薄情な気もする。彼女の幸せはそこにはないんだもんなぁ。なんかこう、スピンオフとかで兄妹と詐欺師が幸せに暮らす世界線のお話とかがあったらいいな。それこそ薄い本でも頼むしかないか。

 

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「キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦」 5→5

 いやぁ、ラノベすなぁ。もともと「ラノベアニメ」って蔑称じみて使ってた傾向があるのだけど、最近は数も減ってきたので、どこか郷愁を伴って見ている気もしますね。素直に「続きが気になるなぁ」って思えるアニメでしたよ。

 卒のない仕上がりになったな、という印象。1話目で感じたようなパリッとした映像部分での鮮烈さはそこまで際立たなかったが、シーズンを通じて作画が大きく崩れることもなく、それなりの映像でそれなりの内容。当然キャラ萌え要素で女の子が可愛ければ加点であり、今作はラノベ的ハーレム要素はありつつも、そこまで女の子が多くなかったので視線がとっ散らかることもなく、それぞれの女の子に「かわいいじゃないか」と思えるくらいに収まっていた。唯一の難点をあげるとするなら、メインヒロインのアリスが一番可愛くてイスカとの悲恋(?)を演じる部分が見せ場であるはずなのに、そんなアリスを追い越してミスミス隊長の方が可愛さで突き抜けてしまったことくらいだろうか。メイン2人のロミジュリ要素よりも、ミスミス隊長の「刻印できてもうた……」の方がよっぽど悲劇度合いが強くて、応援したいのは隊長になっちゃったんだよな。帝国内部でくっついとけばわざわざ中立国でドタバタ起こさんでも済むんだけどな。まぁ、そうなっちゃったら作品コンセプトが根底から覆るけども。

 2国の最強戦士が互いに偶然が重なって交流を深めるっていうデザインのせいで「どないやねん」と思うような展開も多いし、露骨なラッキースケベ的なネタも豊富なのでそのあたりはいかにもラノベ的ではあるのだが、魔王討伐みたいな太い主軸があるわけではないので次の展開がどこに転がるのかが予想できない部分もあり、割と毎週「さて、次どこ行くんだろ?」みたいな興味を引いてくれたのは嬉しいところ。そりゃま、その結果がやっぱり「どないやねん」だったりはするのだが、そうして適度に抜けた雰囲気もありつつ、イスカは基本的にどこまでも真面目に生きてるだけのキャラなので最低限の緊張感は持続できる。勝手に周りの女の子たちがコロコロと余計な方向に転がっていく様子を見守っているだけでも楽しくて、個人的にはメイドのリンのコロコロ具合が一番どないやねんで楽しかったですね。こっちのハーサカもダメ要素が見えた時の小悪魔的な可愛さがありますね。結局感想のどこを切り取っても「女の子が可愛かったね」になるのだが、まぁ、そういう作品ってことでいいんじゃなかろうか。

 ちなみに本当にどうでもいいことだが、皇庁側の始祖様がキュアサンシャイン、元女王がキュアムーンライトだったとわかった時点でほっこりしたんだけど、さらにその娘がキュアスカーレットだったので笑ってしまった。カロリーの高い一族だな……。

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「池袋ウエストゲートパーク」 4→3

 考えてみりゃ大変な時代だよな、カラーギャングだってクラスター作らないようにディスタンス保って活動しなきゃいけないんだもんな(活動すんな)。

 なろう系作品とかで「なんでこれがアニメ化されたんだろう?」と首をかしげることは多いが、今作はそうしたコンセプトとは別次元で「なんでアニメ化にこぎつけたんだ?」と思う作品である。少なくともアニメを観る層に熱烈なファンがつきそうな作品には見えないだろうし、最近はやりのネット配信による海外需要を見込むような性質でもないだろう。国内だけで分かるようなデリケートな話も多いし、なんなら国民だってわからねぇような話だって出てくるのである。やはり、「どこに向けたアニメなんだろう?」というのが本当に分からない。

 同じような「ドラマ脚本」という部分では今期は「GREAT PRETENDER」とのつながりがあるが、今作の場合、あれとは真逆で「アニメ化することの意義」がほとんど見出せない。画面は常に地味な状態だし、単なるヤンキー同士のもっさりした殴り合いや抗争の様子は、別にアニメで見てて楽しいもんでもない。テーマとなっている問題意識はやけに卑近だったり、救いがないような現実感を求めているくせに、カラーギャングの設定なんかは全く現実感がなくてふわふわしているのでどの程度のリアリティレベルを見込んでいるのか分からず、アニメ的な「嘘」の混ぜ込みが難しくて、いちいち浮いているように見えてしまう。設定や社会情勢を半端に現代にリブートしているために、現実感と古臭さが喧嘩して腰が座らないのである。

 多分近い製作理念だったのは前クールの「富豪刑事」だった気がするのだが、あちらは突き抜けて「嘘」に走った作品なのでアニメにして囃し立てることがプラスの材料になり得た。しかし、地べたを這うようにして貧困の問題や人種の問題を扱う作品設計は、どう考えても深夜アニメで解体したいものではないのだ。そこんところの齟齬を製作者たちはどのように考えていたのか。それが最後まで分からなかった。脚本・映像のどちらかに思い切り寄せて開き直ってしまった方が見せ場ができたと思うのだが……。いや、それにしたってラストの適当な処理はどうかと思うんだけども……。まぁ、とりあえず怖いのでしばらく池袋には近づかないようにしましょうね(自粛要請)。

 

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