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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「ラディアン2」 5→5

 変なタイミングでの最終回で、今期(一応春クール)一発目の終了作品になったのはこちら。NHKの制作体制はやっぱり自由だよな。こうしてあんまり枠にとらわれない制作スタイルが維持できる方が、作品のクオリティのためには良いと思う。まぁ、なかなか簡単にはできないんだろうけども。

 ひとまず、1期から続いておよそ4クールお疲れ様でございました。今時のアニメとしては珍しい枠での放送だったし、そんなに話題になるようなデザインでもなかったのは間違いないが、こうして大きな物語にきちんと決着をつけてくれるというだけでも存外ありがたいものだということが再確認できた。深夜アニメの場合、どうしても「全然区切りがよく無い状態でも1クール分適当に作る」みたいなデザインが多くてモヤモヤすることが多いのだが、今作は(終了してはいないが)ある程度見やすい区切りを意識した上での制作スケジュールが確保されていたおかげで、最終回の視聴後はなんのわだかまりもなくスッキリ出来るのがありがたい。適当な視聴体制ではあったけど、それでも「あぁ、大きな物語を一本摂取したなぁ」という満足感がある。

 作品の大枠が現代では珍しいようなわかりやすい冒険ファンタジーになっており、なるほどこれはEテレで放送するのも納得できる、という内容。1期の頃から「迫害と差別、多様さと相互理解」というテーマ設定は一貫しており、2期目となる今回はそこにたくさんの人間の思惑が交錯する「戦記物」としてのテイストも加わった。なかなか全体像を把握するのは大変だが、尺に余裕があるおかげでキャラの数の割には混乱する要素も少なく、まっすぐなシナリオラインでお子さんたちにも理解はしやすいだろう。その上できちんと問題提起がなされており、独自の世界観も維持されているので想像力を働かせる余地もある。なんだか十年単位でタイムスリップしたような古式ゆかしい設定ではあるのだが、かえって今のアニメではそれが新鮮に映るような気がした。今時、オタク向けのアニメじゃこういうのって出てこないだろうし、原作漫画を描く作家だって、分かりやすくキャッチーな方向を狙いがちなのでこうした地道な積み重ねが効いてくるデザインは作りにくそう。区別する意味はないかもしれないが、やはり元々日本の作品ではないっていう違いは、根本的なところに存在してるんじゃないかなぁ。

 アニメとしてのクオリティは可もなく不可もなくだが、今のご時世、大崩れせずに最後まで運用されたというだけでもありがたく思わにゃならんね。岸ラルケは原作ありの作品に強いっていう定説がここでもまた補強された印象。まぁ、テイストは毎回違うので「原作あり」っていうだけでくくる意味はあんまり無さそうだけど。2期目は話のサイズがどんどん大きくなっていくところで「これ、収拾つくのかなぁ」と不安になって見ていたんだけど、いちいち個性のクドいキャラがいい具合に「気になる」話の引っ張り方をしてくれて、大局の中でも個々のキャラが興味を引っ張ってくれるデザインは見やすかったんじゃなかろうか。個人的には最後の最後まで一切扱いがぶれなかったドク周りの話が好きですね。敵キャラだと後半続々登場したクセが強すぎる審問官連中も楽しかったし。

 元々の接し方としては「どうせ子供向けだし適当に見ておこう」くらいだったし、終わってみればやっぱり雑な扱いにはなってしまったのだけど、終わったと言われるとなんだか寂しい気もするし、改めて最初から見直したい気もするような作品。これくらいの付き合い方が、アニメとしては正しかったんでしょうかね。

 

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 突如としていわれなきあやちさが視聴者を襲う! 第5話! いやー、今回はRAS編を離れて久しぶりに日常に戻ってきたせいでちっちゃいカップリングで連打を決めてきましたね。一番強いのは当然のようにかすありなのだが、個人的には最近にわかに浮上してきたマス×ロクにも注目したいところですね。マクロスではないわよ。

 前回は見事なRASのMVが披露されたわけだが、それを見て「私たちも続け!」なんて身の程知らずなことを考えてしまうポピパ。そして恐れを知らずに実行できるポピパ。普段だったら有咲・沙綾の常識派(?)2人あたりで止めに入りそうなものだが、なぜか今回沙綾が割と乗り気。4対1になると有咲は止めることができなくなってしまい、勢いで素人ビデオ作成が始まってしまう。あれだけのクオリティのRASを見て何を作ったもんやねん、と思ったが、なるほど、ぽっと出のYoutuberの動画編集レベルなら素人高校生でもなんとかなるか。スライドショー形式ならリズムさえ合わせられればそれなりに見栄えがするものになるんだな。なんだか、かつてのニコ動時代を思い出してちょっと懐かしくなった(動画投稿した後のドキドキ感とか、あるよね)。

 当然RoseliaRASとは違ってポピパが狙うのはファン密着型、地元密着型のフレンドリーイメージ。ビデオの中に他のバンドがてんこ盛りで入っちゃってるし、なんなら六花なんてポピパのサブメンバーじゃねぇかってレベルでがっつり映ってしまっているのだが、それを許容出来るのがポピパの芸風ということか。まぁ、これでもしRoseliaのMVに協力しました、ってんならチュチュさんもキレるかもしれないが、ポピパの手伝いくらいならあまり気にもされないだろう。そして、周りから参加してくれた協力者たちもだいたいは楽しそうだからOK。考えてみりゃ、残り3バンドは今回のイベントに参戦すらしてないからポピパが何やろうと知ったこっちゃないんだよな。唯一友希那先輩だけは「なんでそんなことせにゃならんのよ」みたいな雰囲気だったけど、あっという間にリサ姉に丸め込まれてなんとなくの参戦になってたのは笑ってしまった。もしかしたらあの人は「そもそも動画撮影でMV?ってなにかしら?」くらいの認識の可能性すらあるな。nihongo ga shaberenaiレベルの人だしなぁ。

 そうして完成したのが「ぽっぴんしゃっふる」のMVってのも良い落としどころだったかもしれない。阿漕な商業戦術を考えればここでさらにポピパの新曲を打ち出しての選曲になりそうなものだが、現実的に考えて、ポピパメンバーが新曲を作った上でさらにMVまで作成するってのはしんどかろう。いや、STEP×STEPとかいつの間にかできてた曲もあるし、あんまりその辺は気にしない気もするけど……まぁ、RASRoseliaとの差別化を図るなら、わかりやすく楽しいポピパテイストが発揮され、なおかつまだスポットが当たっていなかった曲としてはちょうどいい選曲なんじゃなかろうか(ガルパではどうせそのうちMV映像が導入されるんだろうし)。まさかのウサギ好きにはたまらないMV。一体どんなファン層を目指しているやらな。

 まぁ、とりあえずこれで主役グループのメンツは保った形。ちょいとポピパが息抜きを果たし、次回からはどんな展開になっていくか。次回予告を見た感じではレイヤさんがいよいよ? 

 

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 面白いシーンしか存在しないアニメやんけ、第7話。野球回があるアニメは名作らしいですが(?)、今作は間違いなく名作かつ迷作である。

 うおー、ニカイドウの真実に肉薄し、いよいよカイマンが葛藤するシリアス展開になるのかー、って思ってたらそんなことは欠片も関係なくて野球回。この遠心分離機並みの振り回しっぷりが凄まじい。いや、決死の覚悟で戦いに挑んでる人間はいるし、今回だって相当な数の人間が死んだり死にかけたり既に死に終わってトドメ刺されたりしてるんだけど、相変わらずのファニーっぷりで我々視聴者もすっかりホールの毒に侵されている感覚である。人の首くらい、そりゃ飛ぶだろうし、とりあえず死体は資源だしおもちゃなのでできるだけ楽しく使おうという精神。

 盛り上がりポイントの1、とにかく可愛い上に何やら本筋に思いっきり関わってきそうな予感すらある、作中屈指のマスコットキャラ恵比寿。本体の顔は抜群に可愛く、今週もサメ着ぐるみの応援歌パートでの愛くるしさがたまらない。頭の悪そうな歌もフル回転だし、歯に衣着せぬ物言いに藤田への愛が感じられる。そしてその魔法の内実たるや……「自分から出た煙を売る」っていう行為、女子高生がパンツ売るみたいな感覚の商売なんでしょうかね……。

 盛り上がりポイントその2、恵比寿に対抗するようにしてがっつりメインヒロイン(?)の座を守るニカイドウの雄姿。久しぶりに何も気兼ね無しに餃子を焼いてる姿が見られ、さらにハングリーバグにはニカイドウを狙って新たな男キャラも出現。強引に三角関係にすることで多少はカイマンもニカイドウのことを意識するようになる? かな? 相変わらず魔法つかいらしからぬ謎の身体能力を発揮しており、魔法を使って球速を誤魔化していた藤田と違い、ニカイドウは普通にスライダーとか投げられる模様。ピッチャーがニカイドウ、そしてその女房役にカイマンっていうバッテリーが実に微笑ましいね。

 盛り上がりポイントその3、相変わらずの素敵コンビっぷりを見せつけるシン&ノイ。「ノイの一番大切な人は?」って言われて「俺かお前だろうけど」ってさらっといえるエンさんもなかなかだが、そこから色気のかけらも無いエピソードを思い出してあっさり臓物を差し出せるシンさん。そしておっぱい揉むとそれはそれでドギマギしちゃうシンさんとシンさんの心配ばっかりしちゃうノイ。もう、ずっとこの2人のスピンオフ見ててもいいくらいだな。

 さぁ、もう脇に転がってるあれこれを見てるだけで楽しくなってしまうのだが、一応カイマンとリスの謎については少しずつ真相に迫ってんのかな? ほのぼの日常スプラッタの合間に、そういう話も埋めていってもらえればそれでいいや。

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 大団円やんけ、第8話。普通にいい話になった。水崎氏は予想以上に家庭環境に恵まれすぎた贅沢完璧超人じゃのう。箸の持ち方以外は完璧やんけ。

 いよいよ学園祭当日。しかしアバンでは水崎の両親がついに娘の真実に気づくという描写が挟まれたため、「これ、もしかして水崎氏が親からダメ出し食らって上映会自体がピンチになる流れでは……」と危ぶんだのだが、なんだか想像以上に理解のあるご両親だった。1話であれだけメンインブラックに追わせてたわけだけど、あれはなんとなく父親が指示を出していただけで、そこまで深い意味はなかったのね。むしろ変な任務を言いつけられた黒服さんたちが発奮しちゃっただけっていう可能性すらあるな。

 そして、今回はそんな1話を思い出すかのような学内追いかけっこ描写が続く。絵柄のおかげで「夜は短し」における学園祭模様なんかにも近い風景が広がっているので芝浜高校はそこそこ京都大学の趣。っつうか、これだけ架空の環境に作られたイかれた高校と遜色ない学園祭模様が描かれる京大の方がファンタジーに片足突っ込んでる可能性はあるんだけど。映像研だけでなくロボ研やその他諸々の部活動が高校生とは思えないバイタリティで各々の存在感をアピールしており、部活モノらしからぬファンタジー感溢れる学園風景である。おでん部はギリギリ分かるとして(分かるか?)、カニカマ同好会は一体何をしている部活なのだろうか。

 そして、そんな中で映像研が狙うのは、学園祭の目玉企画としての徹底した宣伝工作。金森の狙いは最初から一貫しており、とにかく金になることがやりたいってんで宣伝効果の最大化を図る。当然水崎には看板になってもらいたいし、それが多少狡くても一番効果的なやり方だってのは分かって企んでいる。ただ、彼女の場合に憎めないのは「作品の出来が良いことは大前提だ」と自信を持って浅草たちに言っている部分で、「別に作品がダメだからごまかそうとしてんじゃねぇ。観てもらうためにはとにかくなんでもいいから宣伝を打って来てもらうんだろうが」と正論を説いている。彼女自身は「アニメの良し悪しなんてよくわからねーです」と言っていたはずなのだが、それでも浅草や水崎が作り上げたものには一定以上の信頼を置いているのだろう。そして、彼女の目論見はきちんと的を射ているのである。

 そうして水崎氏が作り上げた渾身の作品がたっぷりと上映されるのかと思いきや、前半パートは追いかけっこに費やされた。こちらの方が(今作における)現実世界でのアニメの描き方を見せるパートになっており、走る挙動1つ取っても様々な個性が見え、ありえないようなアクションも色々な方向から切り出して見せている。わかりやすいのは水崎氏の走り方とロボ研部長の走り方ではモーションそのものが違っているというのがはっきり分かるように描かれていることだろうか。水崎氏の走りの方がどこか軽やかで、女優としての経歴を持つ彼女の華みたいなものが現れている。ロボ研部長はどっちかっていうとギャグ寄りの走り方だが勢い任せでエネルギーがある。そうしてたっぷり前半パートで「走り」を見せておき、後半の「アニメ本編」を水崎両親が観て「この走りを描いたのは娘なんだ」と気づくという構造が心憎い。娘が娘なら親も親だな。

 また、今回は軽く触れる程度になってしまったが、序盤パートで百目鬼と一緒に音響効果をチェックしていく浅草氏の様子もなかなか興味深い。「音楽次第で印象は全然違ったものになるよ」っていうのは以前やってくれていたところだが、今回はそれをSEと劇伴を含めて実際に見せてくれており、さらにそうした音響に対する浅草のセンスも垣間見えるようになっている。音響のプロたる百目鬼もすっかり映像研の面々と呼吸が合うようになっており、同じ屋根の下で過ごす「協力者」としての関係性はばっちりだ。今回のイベントでロボ研連中も何かと良い関係が築けたようだし、映像研のコネクションは着実に広がっている。この辺も金森の手腕ゆえだろう。あとは美術部がどの程度納得しているかだけどなぁ。

 さて、今回でひとまず大きなお話は片付いたと思われるが、次回からの目標はどんなものになるだろう。すでに短いフィルムで二本も話題作を繰り出している映像研。さらなる大きな目標ができるのかどうか。

 

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 ???????? 第9話。もう、何がなんだかさっぱり分からないのだが? 多分作中の人物の誰一人として状況がわかってないのだが??? いや、ジョンウォーカーだけはこの状況を把握できてんのかなぁ……。もう、ミズハノメは害悪しか生まない可能性が……。

 なんとかもう一回まとめよう。まず、発端は本堂町のダイブからだ。彼女が鳴瓢のイド(雷の世界)に潜り、その中で初めて「イドの中のイド」を発見。さらに潜ったところ帰って来られなくなってしまった。対策を講じた井戸端の面々は追跡を行いたいが、鳴瓢のイドに鳴瓢本人を潜らせることは危険が伴うためにできないという。そこで同様に「思念の中にイドのコクピットがあるのでは」ということから、連続殺人犯の容疑をかけられた百貴室長の思念に潜ることになった。ただし、この思念については「容疑をかけられたのが百貴である」というだけでそのディティールに保証はない。そして、「イドの中のイド」に潜るためには本堂町の二の舞になっては困るため、鳴瓢と穴空き(酒井戸と穴井戸)の二人の名探偵が同時に同じイドにダイブするという新しい試みが採られることになる。そして予想通り、百貴のものと思われるイドの中(砂漠の世界)で新たなコクピットを発見。そこには飛鳥井木記の名前が記されていた。彼女は連続殺人鬼「タイマン」の犠牲者で唯一の生き残りであり、タイマンの事件は鳴瓢と百貴が捜査していたことから、一応二人の世界に同じ人物のイドがあったことは納得できる……のかな?

 ここまでが先週分。そして今週は実際に「イドの中のイド」に飛び込んでみたわけだが、なんと、その世界の中でも「夢」が存在するというとんでもない構造。便宜上、本来の鳴瓢たちが生活する世界を「現実」と称するなら、1つ目のイドの中(雷の世界・砂漠の世界)は「第1層」となり、そこから酒井戸が潜ってタイマンと殺し合いを演じた世界を「第2層」と呼ぶことになるだろう。この世界は誰の思念によって構成されたのかは定かでないが、一応現時点では「百貴の思う飛鳥井」ということになるんだろうか。とにかく、その世界は一周回って名探偵設定がキャンセルされ、酒井戸になっていた鳴瓢が再び鳴瓢に戻った上で、現実世界の記憶を持ち越すことに成功した(ついでに第1層の記憶も持っていた)。この「2回潜った結果」として戻ってきた状態がタイトルのinside-out(うらおもて)ということなのだろう。

 しかし、この第2層には鳴瓢の想定通りに「まだ事件を起こしていない既知の殺人鬼」がひしめいており、その中の1人であるタイマンはすでに飛鳥井に手を出していた。かろうじて飛鳥井を救出することに成功したが、今度は鳴瓢がこの「第2層」で眠った時に「潜ってしまう」夢、いわば「第3層」での事件が起こることになる。この第3層はミズハノメによるものではないはずなのだが、謎の感応能力を持つ飛鳥井の特性からなのか、それとも単にイドの中だからなんでもありなのか、夢世界が鳴瓢と共有され、さらに「いろんな殺人鬼が毎晩飛鳥井を殺しにくる」という訳のわからない世界。世の中に連続殺人鬼の物語は数あれど、「連続殺人被害者」の物語はなかなか無い。飛鳥井はその特異な体質故に、夜な夜な殺人鬼たちに殺され続けているといい、その先鞭をつけたのが、ほかでもないジョンウォーカーであるという。連続殺人を犯す上でのスタートラインは、やはりこの謎の存在へと収束するようだ。

 とはいえ、こうして混迷を極めた飛鳥井の設定や物語は、すべて「よく分からないイドの中の思念が伝えたもの」である。下手したら全部嘘かもしれないし、なんの意味もないかもしれない。先週時点で現実世界の百貴は「全部罠だ」と警告しているし、とてもじゃないが今回のやりとりが第1層に持ち上げられ、さらに現実にまで返ってくるとも思えない。少なくとも現在鳴瓢が経験している事象は、井戸端の面々には把握できていないだろう。もしかしたら鳴瓢が記憶の全てを持ち帰ることは不可能では無いかもしれないが、その場合でも記憶の意味は推測するしかなく、「単なる白昼夢だったのでは?」と言われたらそれまでである。普段は井戸端スタッフが全力で情報サポートしているからこそイドにも意味があるわけで、鳴瓢単身での冒険には捜査手順としての意味がないのだ。まぁ、それを言い始めたらイドの実存性だって疑わしいわけだが……。

 うーむ、毎回の結論が「来週を見るしかねェ……」のくせに、実際に翌週の放送を見ると「ますます分からねェ……」になっていくのほんとに怖い。そして、こんなに無茶苦茶なのに見続けちゃう謎の求心力……うーむ。来週を見るしかねェ……。本堂町きゅんどこ行った。

 

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2月22日 ドラフト模様(THB×3)

ピック順 【Chrolony】→【Alessi】→【Metallica】→【Tanaka】→【Mei】→【Logical】→【Thraxi

 

 一週間ブランクが空きましたがドラフトです。今回も開催が危ぶまれ、錯綜するスケジュール調整の中、変則日程でいざ始まって見たら七人戦になっていたという……よくわかんねぇや。そして、しれっと今回はブログ上での通信ナンバーが400回記念号だ……まぁ、別にいつもと何も変わらない、いや、むしろ強行日程で執筆までに随分間が空いたので記憶が定かでなくて普段よりも適当な内容になると思いますけどね。なにせ、本戦が終わった後にクソみたいな泣きのもうワンドラフトがあったので、そっちの記憶ともごっちゃになってるし……なんやねん、おかわり感覚でもうワンドラフトて。しかも1回目のドラフトで「やめたい、帰りたい」ってず〜と文句言った奴が駄々こねた結果の再戦やからな。忖度まみれの世界やで。

 次回はとりあえず何事も無ければ土曜昼です。すでに事前に一人欠席報告が出ていたはずなので、最小人数の五人戦での催行が予定されています。流石に今週は外からも人来ないだろうしな……あ、一人来ようとして体調不良だった奴がいたからワンチャンか?

 

 


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 故にィ! 第7話! どこゆび勢も充分キャラが濃いところに真正面から立ちはだかる大先輩の姿。久しぶりにお会いしたはずなのに、あっという間に空気を持っていくそのたくましさたるや!!

 合宿回で、水着回で、銭湯回(?)。7話でサービス回という1クールアニメのお手本みたいな構成になっているはずなのに、主人公チームたるましゅましゅ勢は割と空気。まぁ、髪の毛のボリュームと水着姿のバランスがやたらおかしいヒメコさんとか、みていてほっこりする要素は多いんだけど、今回は本当に「息抜き」ってことで彼女たちにはお気楽に楽しんでもらうことに。

 さぁ、ヒロイン勢がプールでくつろぐ間、新進気鋭のどこゆび4人が無茶な冒険へと旅立った。そして待ち構えていたチーム・シンガン。いやぁ、この子ら、本当に何一つ変わってない……まさに実家のような安心感。かつて世界を揺るがす大問題の根幹に関わっていたとは思えないようないつも通りのお姿である。

 個人的には、最も頼りになるロム兄貴の勇姿を数年越しでみられたことが本当に嬉しい。しかもシンガンさんたちが現在どうなっているのか気になってたら、社会人のロム兄さんだけ出張でアラシュカに来てたっていう。なんやねんそれ。そして残りの3人の社会不適合者がなんとなく付いてきて、ほんで国外ライブをやるって目的だと。何いってるのか1つもわからんし、極寒の地でも腹筋全開のロム兄かっこよすぎんだろ。加えて全員がちゃんとお馬鹿っていう路線もブレていない。短い時間の中で「シンガンらしさ」を全て絞り出し、作品に大きな爪痕を残してくれた。

 幸いにして、こんな無茶苦茶な先輩レジェンドが登場してしまったにも関わらず、その背中を追うどこゆびのメンバーも決して個性では負けていない。まぁ、今回は流石にゲスト回ってことでメインは譲った感があるが、きっちり若々しさを炸裂させてシンガンについていくことができた。中でも参謀役(?)の双循については「悪がしこいのに馬鹿」という世界観からはみ出さない個性づけが的確すぎて笑ってしまう。いい後輩になったもんだな。まぁ、この2チームに一切の関係性はないが。そういやクリクリや霧幻庵の名前は出ていたけど、ほわんたちの話題にシンガンの名前は一度も出てきてなかったな。別に有名バンドにはなってないのかな(まぁ、そうじゃね?)。

 こうなってくると、まだ影も形も見えていない伝説のバンド、プラズマジカがどうなっているのかが気になるところだが……今後登場することはあるのかなぁ。今回のシンガンさんの扱いを見ると、どうしたって期待してしまうなぁ。

 

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 ああああ〜〜〜〜〜〜〜〜!! EXPOSEMVィ〜〜〜〜〜〜〜〜第4話!!! もう、それだけで何もいらないです。ありがとうございます。きっちりリアルメンバーの振りが反映されてるとこホント好き。パレオのキメ顔がたまらんし、チュチュ様のお行儀の悪いセット回し、中の人と完全に一致や。

 もう、本当にRASは主人公チームとして立派にドラマを見せてくれている。これは昨年からリアルRASにどハマりしてしまったせいで完全に贔屓目なのだが、中の人たちに愛着がわけばわくほど、それを阻害せず、むしろ引き立て合いながらキャラの魅力に繋がっていくのがこのコンテンツの恐ろしいところである。だってチュチュ様が13歳、パレオも同い年(?!)って、どう考えても中の人の歳とかみ合うはずがないのに、もう完璧にシンクロしてるんだもの。いや、チュチュ様のあの気高さみたいなものが中の人にあるかと言われれば甚だ疑問ではあるのだが、中の人が持っている天性の愛嬌というか、人たらしっぷりはチュチュ様にも厳然と存在している。圧倒的な才能と財力で無茶してくるという、いわばこち亀でいえば中川ポジションみたいなキャラ設定のくせに、何故か彼女の場合はそうした部分が嫌味に感じられず、「やれることは全部やる、それくらい音楽に対して本気で向き合っているのだ」というプラス方向の解釈になる。そんなチュチュに率いられているからこそ、「狂犬」ですらその中に取り込まれる最強のバンドとして、RASは存在しているわけだ。まぁ、今回の顛末を見ていると実は影の立役者はパレオなんじゃないかって気もするけども……。

 それぞれのメンバーが阿漕なまでに「新しい一面」を見せてくれるのが実に刺激的。六花は今まで何も隠し立てしていないのでそのまんまであるが、例えばチュチュの場合は寝食を惜しんで全力でプロジェクトを進行させる無茶なまでのバイタリティが見せ場。小さな身体で体力にも限界があるだろうに、「他人に無茶を強いるのだから自分が一番無茶をしなきゃいけない」という、おっそろしい上司の行動力をその身で示している。でもちゃんとお風呂入れよ。パレオは今回、ほぼ初めてと言っていいだろう、険しい表情を見せた。まぁ、採寸後の試着の時にだけども。様々な機材を使いこなしてチュチュの合図1つで全てを完璧にこなすキーボードメイド、あまりに完璧すぎるコンビネーション。

 そして残りの2人はどんどん可愛い方向にキャラを伸ばしていくというずっこい方向性だが、これまたリアルRASと同じではある。ますきさんはどんどんおかんみたいになっていくし、これまでアニメで影が薄かったレイヤさんもようやく六花との絡みでキャラを出せるようになってきた。今までみたいな「はなちゃんbot」で終わらせず、RASの屋台骨としてアニメでも傷跡を残していって欲しい。RASのお母さんとして開花するのも良いが、やはり今回のMVで見せたような格好いい方向での活躍に期待したいね。嗚呼、あのMVは間違いなくヘビロテするやつだわな……。

 そして、そんなメインストーリーとは全然関係ないところで今回もう1つ刺さった内容がある。全国のアニメファンの中で、どれくらいの人があの存在に気づいただろうか。ますきさん行きつけのラーメン屋の店主の存在である。そのCVは山口眞弓、髪の色は燃えるような赤毛だった。彼女のバンド名には「ギャラクシー」が含まれている(ラーメン屋の名前は「銀河」)。彼女の存在が何を意味するのかというと、それはブシロードの前身となったブロッコリーが誇るコンテンツ、「ギャラクシーエンジェル」の存在である。そう、バンドリには、同じくブシロードが誇る大先輩コンテンツ「ミルキィホームズ」があり、ミルキィの面々はそのままグリグリとしてバンドリ世界に顕現している。そして、さらにそのミルキィの先輩たるギャラクシーエンジェルも、実はこの世界では大先輩バンドとして存在していたのである。おそらくバンドリーダーは、エンジェル隊のリーダーを務めていたフォルテさん(の中の人)なのだろう。きっと残りのメンバーのCVは新谷良子・田村ゆかり・沢城みゆき・かないみかなのだ。うーむ、そんな贅沢ばバンドコンテンツが今の世の中で実現するなら見てみたい気もするが……。まぁ、とにかく二十年近い時空を超えて、(おそらく木谷社長のジョークとして)エンジェル隊の影がアニメの中にちらついたことが、なんだか無性に嬉しかったのである。

 え? ルーンエンジェル隊? それは知らない子ですね……(先代りんりんは声かけたら来てくれるかも)。

 

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 食べ盛ってるってレベルじゃ無い、第6話。ちなみに「きのこの山」について「食べ盛ってる場合じゃない」というツッコミを入れているのは漫画「光の大社員」である(1ミリも関係ない情報)。起こってる出来事はとんでもねぇのに、タイトルが何でこんなんなんだ。ほんとに雰囲気づくりが徹底している。

 毎回通底している部分は揺るがないはずなのだが、1話のアニメにショートタイトルを数本入れてきたり、前回のようにワンエピソードにまとめたりと変幻自在。今回は正確にはニカイドウがエンさんとエンカウントしてしまった「食べ盛り」に続いて、魔法の国から逃げ帰ってきたカイマンたちに病院の2人が過去の事実を明かす「はじめてのケムリ」、そしてニカイドウがわけのわからん狂人に誘拐されてしまう「マンホール哀歌(エレジー)」と、一応三本立て。まぁ、ストーリーはシームレスに続いているのであんまりサブタイトルを分ける意味はないのだが……原作だとどういう扱いになってるんでしょうかね。

 とにかく、サクサク訳のわからん情報が飛び出してくる作品なので「いつも通り」ではあるのだが、今回もいちいちびっくりさせられる。カイマンたちがホールに戻ってきたのはよしとしよう。いつまでもあんな不安定な状態で魔法の国に居座ってもろくなことは無いし、ニカイドウがピンチだったことを考えれば一旦退却するのが正しいはず。ちゃんと戻るための道具は用意していたわけだし、エンさんがキレたときにとんでもないことになるということがわかっただけでも収穫である。しかし……あそこまで歯止めが効かないのもどうかと思うけどな。あれで一組織のボスみたいなことやってるってんだから……そりゃ部下たちだって怯えてしまうのはしょうがない。物怖じしないシンさんとノイが頭おかしいんだわな。藤田と恵比寿は大丈夫だったんでしょうかね? あと、「エンさんを止めろ」って言われて平気で頭ドつきにいくノイは相変わらずで笑ってしまう。

 そして、今回一番のトピックはやはりシンさんの過去話なのではなかろうか。彼、魔法の国でも面倒くさい方の危険人物だと思ってたけど、意外にも以前はホールとの関わり合いが深い「普通の人」だったようだ。それが生まれの不幸からすったもんだの末に魔法の国の、ちょっとやばい方の道に転げ落ち、今はあんな異常者として立派に独り立ちしている。ろくでなしになったのは間違いないのだが、ホールの「町内会」の仕打ちも最低なのでこればっかりは責めるわけにもいくまい。むしろ、あんなとんでもねぇ迫害を受けた割には余計なコロシとかに手を出すでもなく、温厚な性格に育ったとも言えるかもしれない。ただちょっと、殺人に対する心のハードルが低いだけの人だ。まぁ、魔法の性質があまりに残虐なのが問題ではあるが……多分、パーソナリティだけで考えたらノイの方がよっぽど問題児だろうし。ちなみに一番の笑いどころは、「若き日のシンはCV違うのかよ」っていうこと。別に細谷ボイスの若者がいたっていいのにさ。

 そうしてシンの過去が明かされたが、今問題になっているのはどっちかっていうとニカイドウの過去のはず。過去のホールの情景で餃子を売っていたのが間違いなくニカイドウ(ロリ)だったわけだが、彼女も彼女で魔法使いのくせにホールでそれを隠して生きている人間。ってことは、一歩間違ったらシンさんと同じような末路を辿っていた可能性もあったのよね。その辺りの彼女の過去を、カイマンはどう受け止めることになるんだろうか。今の2人の様子を見る限り、それっぽっちのことで友情がゆらぐとは思えないのだが、問題はカイマンがあの顔になっちゃった事件にも、下手したらニカイドウが関わってるかもしれないってことなんだよなぁ。できれば最後まで仲良しでいて欲しいんだけどなぁ。

 まぁ、今作の場合はシリアス要素もシリアスになりきらないし、きっといい落とし所を見つけてくれると期待していますよ。やってることはグロだしリョナ風味なんだけど、そこはそれで。

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Thraxi
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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