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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 おねがいマッスル、第7話。今期は本当に筋肉の大切さを確認することが多いですね。いや、だいぶ歪んだ方向性だけど。そういやほんとどうでもいいことに気づいたけど、モモって左利きなのね(メモの時に左手でペン持ってた)。

 相変わらずのテンションでのマシンガンなのに、すげぇ地に足がついた状態でストーリーも進行するのが本作最大の特徴。きらら系の必要条件を全て満たしつつ、他にはないプラスアルファがたくさん見込めるので中毒性が高いぞ。キャラの数が限定されてるので、本当に密度が濃いのである。

 Aパート、個人的に一番好きと言っても過言ではない吉田家団欒シーン。やっぱシャミ子ママが最高のキャラ。優しさに溢れているくせに、きっちりシャミ先(ご先祖)相手にマウント取れる位置を取るしたたかさを併せ持っているのが素晴らしい。しかもご先祖を丸め込むために使ったのが日本酒っていう……イイネ、そのまま酔っ払っておしぼりを投げるところまでいって欲しい。当然のように中の人の話をしていますが、こうして「料理が大得意なキャラ」をやることが多いのも昔からの特徴。今……どんな感じかなぁ……。

 シャミ子ママ(清子)がしっかりとご先祖の手綱を握った状態で、いよいよ「月4万円の呪い」が解除された吉田家。主人公パーティの特色の一つだった制限が解放されるイベントって、その後のインフレを引き寄せる大きな要素なのでドキドキするものなのだが、不思議と吉田家の場合は「まぁ、あんまり変わらないんだろうな……」っていう気がするので安心感がある。冷蔵庫買うとなったら10万8千円では足りないだろうしな……。シャミ子たちにはこのまま清貧生活を続けて欲しいもんですね。

 Bパート、筋トレおばけのモモがすっかり打ち解けてフル回転している様子が楽しめる。そしてこの2人の関係にほのかな百合的テイストも味わえるのがきらら的なよい部分。いや、色気よりも食い気の連中なのでじっとりと互いを想う気持ちが描かれたりはしないのだが、シャミ子の空回りな愛情表現と、モモの朴訥な正義感の微妙なすれ違いっぷりが恋愛の機微を表しているかのようでなんともやきもきする。いや、モモの方は本当に筋肉(と町の平和)のことしか考えてない可能性もあるけど……まぁ、こうして善人だからこそシャミ子も邪険にできないわけでね。なかなか他に見ないだけに、この主人公コンビ2人の関係性を見ているだけでも飽きないのである。そして、ついにここに2人目の魔法少女が参戦することになるのか……。すごく自然に受け入れてしまいそうだけど、現代魔法少女って唯一無二ではなくて、複数いるのがごく当たり前になってるんだよなぁ。いつの時代からの常識なのかなぁ。

 それにしても、今作はそこまで作画にびっくりするような手間がかかっているというわけでもないくせに、やたらと食い物がうまそうに見えるので困る。お手頃価格のお好み焼きも、珠玉のいちご大福も、なんかやたら美味そうだった。……こんなところで飯テロくらうとか思わんやん。

 

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8月24日 ドラフト模様(M20×3)

ピック順 【Alessi】→【Thraxi】→【Logical】→【Serra】→【Chrolony】→

 

 2週間ぶりでございます、ぶっちゃけ、お盆明けの今週もドラフト開催は微妙だった気もするのだが、なんとか人数を確保しての開催。「やっぱり紙のドラフトはええわぁ」というアリーナ民の数が増加しております。

 一応今回のドラフトで最初に買ったM20の箱は使い切りました。まだエルドレインまで1ヶ月以上あるので買い足す必要はあるんだろうが、プレイするのはM20がいいのかどうかってのは話し合いの必要がある部分で。一応、次回は余ってるパックを消化することにしたのでM20以外のドラフトを開催します。なんか「M20やだなぁ」って言ってる人間も1人いたしね。選択肢としては当然最有力が灯争大戦なんですが、まだモダホラも残っているので、当日話し合ってこのどちらかをプレイすることになるかと思います。一応、Unstableをやるっていう案も出たんだけど……あれはかなり予習が必要なセットなので(俺ですら忘れてる気がする)……。まぁ、やるときは事前に告知します。

 日程は全然打ち合わせずに解散してしまったので、一応、通常通りの土曜昼をデフォルトに設定しておきます。バイト戦士その他、レギュラーメンバー6人で都合が悪い人は事前に報告・相談願います。

 

 

 


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 次のライブでは影山ヒロノブが熱唱する可能性がワンチャン?! 第8話! いやー、流石にそこはへいきへっちゃらのままにしておこうよ……。

 予想も期待も裏切らない、それがシンフォギア。前回は完全に予想を超えた涙腺大崩壊エピソードになったが、今回はそこから完全に想定通りの展開を見せている。キャロルによる残党トリオの蹂躙、未来さん奪還作戦と響の復帰、そしてラスボス覚醒。うーん、誰にでもわかる展開! でもそれでいい!

 王道すぎる展開なのでどうしても小ネタ拾いに終始しがちだが、そうして周りのあれこれをいじれるのは、骨子の部分にブレがないため。シンフォギアというと「中盤の作画がグダッてどうでもよくなる」というのも過去作ではお約束だったが、流石に今期は最終章ということで毎回毎回びっくりするような作画でもって大迫力の戦闘シーンの連続。ぶっちゃけ何が起こってるかよくわからないレベルだったりするのだが(シェムハの造形がわけわからんからな)、とにかくなんだか格好良ければOKというのがお約束なのである。だって、やっぱりエクスドライブ格好いいじゃん(そして血涙を流す防人の安定感といったら)。

 どうしても五人絶唱からの五人エクスドライブってんで個々の特性が見えにくくなってしまう部分は悩ましい気もするのだが、そんな中でもひときわ輝いているのがマリアとクリス。いわゆる「Change the Future」コンビだが、おっぱいサンドイッチからの自然な連携、そしてクリスちゃんは響の親友として、最後の一撃の砲台となる役割も果たしている。マリアさんは突貫する響に対し、何故か「響!」ではなく「ガングニール!」と声をかけており、ここでもガングニールの絆が確認できるのがとても良い(三槍イベント、本当に良かったんですよ)。まぁ、おかげで未だ立ち位置が宙ぶらりんな防人さんはどうにも居心地がが悪そうなのだけども……物言いに、ねぇ……。

 そうして奏者たちが頑張っている下では、キャロルさんのワンマンショーが繰り広げられている。普通、こうして復活したキャラってのは「敵対してた時より弱くなってる」というがっかり現象が起こりがちだが、キャロルさんはその辺りになんの問題もなく、むしろ奏者たちの絶唱を軽々と超える力で全てを吹き飛ばすというチートっぷりを披露。流石にエネルギー切れはどうしようもなかったが、通常戦闘では付け入る隙を見せない圧倒的な強さを見せつけた。こういう時に、今回の敵キャラトリオが「もともとそんなに強くない残党」っていう設定が活きてきますね。相手からしたら勝てなくて当たり前の相手に必死に食らいついている状態だからね。もう、どっちが主人公サイドなのか分からなくなるな。そしてこのタイミングでジジイはいよいよ三人を切り捨てる段階に至る。さぁ、ここから3人がどういう立ち回りを見せるのかが気になるところだ。単にサンジェルマンと同じ振る舞いになっちゃ面白くないしなぁ。

 そしていよいよお目覚め、ゴッド未来さん。黒を基調とした容赦ない悪役ギアを身にまとい、卵を割って孵化したその様子は4期の響の生き写しのようである。あのギアって、現時点でシェンショウジンの要素はないはずなので聖遺物「シェムハ」で起動したってことでいいんだろうか。デザインはシェンショウジンの面影があるし、ヘッドパーツなんかを見るとソシャゲオリジナルのアイギスギアにも似てる気がするけど、ああいう部分は奏者の心象が形状にも影響するんでしょうかね。

 さぁ、さっさとラストバトルを始めよう。ぶっちゃけ、ジジイの思惑とか大した問題じゃないねん。

 

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 もう、ここが最終回だったら平和なのに……第8話。すごく良い告白シーンが豪華二本立て。もう、あまりにも素敵すぎておじさんちょっと泣いちゃったよ。女の子が奮い立つ展開に萌えてしまうので、部長の身も蓋もない告白シーンがすごく良い。

 もっと面倒くさい方向に拡散するかと思ったが、意外にまっすぐ進んだ告白2つ分の物語。もちろんその脇には告白にも至らぬ物語もあり、ぶっちゃけ作中で一番悲惨なのってもーちんの立ち位置だと思うのだが、彼女の場合はどこか真剣味にかけるファニーな展開になっているので今のところは静観するしかないようだ。あれで男の方が心を入れ替えて関係性が修復する未来ってあるんだろうか。今回は一応喧嘩別れみたいになってたけど、どうも「いやぁ、うちの彼女ってほんと照れ屋だから」みたいに思ってる最悪の未来が見えるのだが……。

 そしてひと葉女史の方はなかなか難しい。もともとここの関係性だけはターゲットが学生じゃないっていう時点でハードルが高いし、そもそもミロ先生は学生との関係性を持つことを絶対的タブーとしているので(そりゃそうだ)、単純にお互いの気持ちだけが問題になる他のカップリングと比べるとまだまだハードルは多い。というか、そもそも彼女の気持ちが本当の恋心なのかどうかもまだはっきりしてない。それにしても、単にその辺で別な女性と話しているのを見るだけで意気消沈するの勘弁してもらえないでしょうかね。部長もそうだったしさぁ……いくらなんでも他の異性と話すくらいは普通じゃんね。まぁ、ひと葉の場合、「アイツは女子高生よりも同年代との方が可能性がはるかに高いんだよな」ってことを理解した上で尻込みしてる部分はあるんだろうけど。

 「他の異性と話しているだけで意気消沈する」というイベントを経て、ついに部長は自分の気持ちをはっきりと認識して切り込み隊長の任を務めた。まさかここで部長が先に飛び出すとは思っていなかったので意外すぎる展開だが、今のところ5人の恋心の中で一番成功率が高いのがこのカップルだったので、キャンプファイヤーのイベントの口火を切り、成功の保障を与えるための前提としてはこの2人からスタートするのが良かったということだろう。まぁ、部長はここから先の「お付き合い」でも色々ハードルは多いだろうしな。彼女の背中を押したのが戸松ギャルのまっすぐな感情表現だった、っていうところに「これ、エロ漫画なら真面目な委員長キャラの部長が堕ちていく展開になるんだけどな……」とか余計な雑念が。こういう時の戸松キャラ、本当にまっすぐで幸せそうだよね。

 で、成功組が2人も生み出されたところでエンドロールが流れて終幕になればとてもハッピーで終われたのだが、そうは簡単に終わらせないのが岡田麿里ワールド。なんと、余計な方向に吹っ切れた菅原氏が覚醒、胎動を始めた。なんでよりによってその方向に思い切りがいいんだよ、ってのは本当に文句を言いたいところだが、彼女からすれば16年間得られなかった問題の答えがようやく目の前にぶら下がっているのだ。別に和紗のことを大切に思っていないわけではないだろうが、ここでは三枝との因縁を断ち切るためにも、当面は自分の欲望を優先させるということに。泉からしたら両手に花の贅沢な悩みではあろうが、和紗からしたら生きた心地のしない展開なわけで……真の幼馴染パワーを発揮し、恐怖の化身・菅原氏に太刀打ちできるのかどうか。泉はどっちのルートに行ったとしても地獄な気がするが……。

 

 

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 日笠だけがいない街、第8話。まぁ、存在抹消系のペナルティはどっかで来る気はしてたけど……よりによってアンナさんだけがその仕打ちに会うのは本当に持ってるというか、持ってないというか……。

 ただ、今回の記憶操作に関しては寧々ちゃんが分析している通りに何者かの意志が介在している様子。よくある存在抹消系ペナルティは「ルール上そうなっている」ってんで自動的に行使されることが多いが、グランベルムの場合には「敗者がこの世から消える」なんてルールは無く、初戦で敗れた赤崎は今回節操のない形で取り込まれていたし、寧々だって敗退後はあの通りサポート役に回っている。「グランベルム負けても特にペナルティなしで、権利を失うだけ」というのがこれまでの認識だったのだ。

 それが大きくねじ曲がってしまった原因は判然としないが、前回の試合で新月が完膚なきまでにアンナさんを叩きのめしてしまったことが理由なんだろうか。特にアンナがフーゴの魔石を持ち出してブースト状態になっていたこともあり、あの試合での魔力放出量は相当なものだったのだろう。それだけの大きな影響が運営側の気にする何かに抵触し、アンナさんのバトルは「なかったこと」にされてしまったと。ただし、この操作にもダイレクトに魔力の影響があるため、現時点での参加者にまではその効果が及んでいない……のかな。アンナの記憶を保持しているのは新月・満月・九音の3人だが、水晶も多分記憶を残しているだろう。この4人にだけ記憶を残すことが、残りの試合にどんな影響を及ぼすことになるのか。

 そして、試合中にどんな立ち回りをしてもお咎めが無いのがグランベルム。この手のバトルロイヤル系イベントでは扱いの難しいチーム戦状態が、なんと残り4人まで続いているという珍しい展開であり、なおかつその構成が3対1っていう。水晶さんは余裕ぶっこいているので彼女が一応の「ラスボス」ポジションになるのだろうが、どうせ彼女を打破した後には満月VS新月の試合も残ってるだろうから、問題は残り九音をどう処理するかっていう部分だ。いまだに水晶さんの目的がよくわかってないのよねぇ。彼女が本気でグランベルムに勝ち残りたいと思ってるかどうかも微妙だし。もう、九音のおねーちゃん(CV田村ゆかり)を食べて、そのまま姉妹丼にしてしまうってのが目的なんじゃ無いかって気すらする。

 そして物語の最大のカギとなるのは、「何も無い」満月の立ち位置。厳然としてそこに「ある」はずの「満月」が「何も無い白」を体現し、決して目には見えない「新月」が「切なる想いの黒」を抱えている倒錯した状態がなかなか憎らしい。「何も無い」といえば、こうしたイベントの果てに伝説となった鹿目まどかさん(CVが水晶の中の人)の印象が強いのだが、彼女は最終的に大きな大きな願いを手に入れた。そして、その時まどかが抱えていた願いが、今作ではすでに新月の願いと被っているのである。さて、古今東西、この手のマッチアップのオチはやり尽くされている感のある中で、満月さんはどんなゴールを見出すことになるのだろうか。

 まぁ、ひとまず来週は姉妹百合の結末を見守ろう。これ、おねーさんは水晶さんにNTRれたって認識でいいんですかね? そういや満月のところの姉妹も何か一悶着ありそうだが……。

 

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 最年長よいな最年長、第8話。中の人的に応援要素しかないのだけど、ここんところ如何ともしがたいアニメにばっかり出演してたもんだから、こうして忌憚なく楽しめるアニメで活き活きしてるとホッとする。今期担当してるレギュラー役を確認すると「魔族の母」「伝説の魔女」「暗殺一族」です。充実してんなぁ……。

 というわけで、こないだ登場したときから違和感バリバリだった呉夜叉先生。フォローしてる人からしたら常識だったのかもしれんが、今回見るまで彼女が呉一族の1人だってことには全然気づいてなかった。そんなダイレクトなコラボがあるもんかよ、と思ったが、割と節操なく世界観の接続は実現してるんだよな。ちなみに私は視聴環境が安定しない配信アニメは視聴しないことにしているため、今期配信している「ケンガンアシュラ」は残念ながら見られていません。ただ、原作の方は一読しているので今作と「ケンガン」のコラボはふわっと楽しむことができています。こないだの関林のカットはあまりにストレートすぎて笑ったし。

 今回はそんな呉先生に加えて愛菜先生(CV戸松)も参戦しての先生トリオ充実回。女子高生以外のキャラが頑張っている様子を見るとテンションがあがるのは、単におっさん目線だからでしょうか。作中で執拗に「最年長」いじりされてて、「まぁ、中の人も今作のキャストの中では一人だけ屈指のベテランだから……」と思ってたんだが、考えてみりゃ立花先生の中の人も大差ねぇじゃん。あ、違う、17歳なんだっけ? やっぱりこうしてみると業界での立ち位置が際立っているのはすごいわ……。一応並べてみると大原さやか→堀江由衣と近い2人がまず並んでて、その次に来るのが88年生まれの石上静香っていう……石川プロも93年生まれかよ……若いなー。(玄田さんはカウントしてません)

 中の人の話題ばっかりになってしまってるが、まぁ、たまにはそういう話させてよ。生涯いちさぁやフォロワーとして生きていくつもりだし、こうして元気に新作アニメで存在感を発揮していると嬉しくなってしまうんだよ。

 

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 ポジティガンとネガティガンってなんやねん、第17話。なんで突然こんなこち亀みたいな回が入ってくるんや。この自由さ、一歩間違うとスペースダンディになりそうでドキドキするな。ご丁寧に「AIに騙されて大損する」っていうエピソードを天丼にすることで、だいぶ前から伏線張った状態にしてるのが丁寧なんだかなんなんだか。ちなみに今回のAIは、CVが種﨑敦美だったりする。なんでやねん。

 突然のアーティガンメイン回。確かにここまでのお話でも割とギャグ寄りだったし、立ち位置が今ひとつ見えていなかったアーティガンなのだが、まさかここでこんな風にメインに食い込んでくるなんて誰が予想しただろうか。導入になる破産展開がクッソ適当なのは本作らしいところだが、どこまで行ってもアーティガン・ワールドがブレないもんだから、「これはもしかしてそういうテイストの世界だったのか?」と自信が無くなってくるくらいだ。でもまぁ、考えてみればこの世界を牛耳っている「タレント」って、これくらいにブレないキャラを持っていてこそなのかもしれない。前回、前々回に登場した2人の偉人もかなり個性が強かったわけだし、アーティガンもそこに並び立つほどの人物だとするなら、あれくらいのぶっ飛び方でもまだわかりやすい方だ。

 凋落した後にロディに拾われ、絶望的な状況から持ち前の強さでなんとか復帰。そして復帰したのがキャロル宅だったので、てっきり「いい曲ができたぜ、さぁ、これをキャロチューに歌ってもらおう」っていう流れになり、無事にアルバムが完成、ついに作曲担当の最強の援軍を手に入れた!っていうストーリーだと思っていたのに、そんな甘いもんじゃなかったのは驚き。っていうか、いきなりタオのところに乗り込んで行ったのも驚きだし、そのタオが見事にアーティガンのノリをコントロールして、コントみたいな展開で握手にこぎつけたのは本当にびっくり。あの曲(曲か?)がアンジェラ側に流れるってことなの? まぁ、確かにここでキャロチューにアーティガンが加担してしまうと、本作の大前提である「AI音楽とそれ以外の音楽」ていう対比が崩れてしまうかもしれないのだが……。アンジェラさんは本当に苦労性だよねぇ。

 そう、結局キャロチューサイドはクソプロデューサーの下で「なんとなく頑張って」アルバムを作るしかないわけで、そこにどんな魔法がかかっているのかがよくわからないのは今まで通りなのだ。むしろ、どのような方法論で曲を作っているかが注目されるのはよりギミックの多いアンジェラ側なわけで、彼女が熱愛報道やストーカー被害なんかのゴシップを乗り越えつつヒットし続けるためには、タオ&アーティガンという余計なまでの後ろ盾がついた方がわかりやすいって流れになる。要素が多すぎて本当に大変だけど。ストーカーの正体についても未だ隠されたままだしなぁ。あのIT企業の人、本当にあれだけのためにやられたんだとしたら不憫よな。

 対して、キャロチュー側の問題といえば、やっぱりキャロルのお母ちゃんのことになってくる。ついに兄貴まで反旗を翻し、もはや政治活動に歯止めは効かない。今回記者さんがかなりダイレクトにその辺りの懸念には切り込んでいたが、現時点でチューズデイはどれくらい母親との関係性を気にしているもんだろうか。そろそろ最終回に向けてのまとめが始まる頃だと思うのだが、まだまだ着地点は見えません。

 そうそう、今回キャロルがアップになるシーンで珍しく彼女の特徴であるそばかすの部分がはっきり描写されてたんだけど、たまにそうして描写されるとなんだかキュートね。

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 集大成ライブ、いいよね……第7話。やっぱりアイドルアニメ最大の見せ場となるのはこうした晴れ舞台の回。しかし、そんな晴れ舞台となる記念すべき回にこのサブタイトルってのもどうなのよ。もうちょっと、こう。

 まぁ、この抜き方がいかにもこのアニメらしいと言われればそうなのかもしれない。ライブシーンだってこれまで通り、あまり肩肘張らずに丁寧な手描きモーションを軸にした印象的な仕上がり。これくらいでもアイドルアニメってのは別に文句が出るもんじゃないんだ。あくまでライブは「集大成」であって、それまでに培ってきた努力・友情・萌えの蓄積がライブで発現するというだけのこと。これまでちゃんと6人が手を取り合ってきたからこその達成感がある。

 非常に丁寧にここまでの道のりが繋がった今作、地味といえば地味だし、どっかで見たことがある王道を踏襲しているのは間違いない。キャラだって完全オリジナルってわけにはいかず、「なんかどっかで見た」とは思うのだが、それぞれのキャラの化学反応を見せてくれれば、キャラ単体での勝負ではなく作品世界全体の魅力を打ち出すことができる。例えば私のお気に入りはみぃであるが、どう考えても彼女は矢澤にこの焼き直しに見える。それでも、みぃはみぃであるし、それこそサブタイトルにあるかえちゃんとの絡みなんかは「KiRaReオリジナル」と言って問題ないはず。作詞回での部長との濃密な絡みなんかを見てると、責任感に満ち溢れた3年生で、なおかつ生徒会役員であるというのぞえり要素もフォローしており、1キャラで色々と楽しめるようにできているわけだ。考えてみりゃ6人チームってのは過去のアイドルアニメと比べても決して人数が多いとはいえないわけで、少ない人数でゆっくり時間を取れば、1キャラごとに掘り下げやすくなるのは当たり前のことなのだな。

 その分、人数が少ないとステージ映えしにくいという難点がある。これがユニット・トリオくらいなら「そういうもの」という認識が先に立つので別枠でのカウントになるのだが、5人を超えたあたりから「グループ」というイメージが強くなるので、どうしても人数の多いグループの華々しいステージと比較したくなりそうなもの。ただ、今作はそこを「手描きアニメだし」+「まぁ、中学生の部活だし」という不思議な免罪符で回避している。きちんと1人1人のモーションを差別化するなど、労力がかかっていることが確認できる要素を盛り込みつつ、「この世界なりのライブ」というものを打ち立てているのだ。まぁ、曲がちょっと薄いかなぁ、という気もするのだが、まだまだ彼女たちも結成して間もないアイドルな訳で(つまり我々視聴者もまだ馴染んでないわけで)、残りの話数でさらに愛着がわけば、最終回ではより感動的なステージが拝めるのではなかろうか。

 いや、最終回でライブするかどうかはわからんけどさ。このままお姉ちゃんチームとの関係性で最後まで引っ張るんだろうか。それにしちゃぁ次回のサブタイトルがヘンテコなのだが……。

 

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 健康ランドの熱いとこはかなり熱いんじゃないかな、第6話。まぁ、魔法少女の風邪は常人には想像もつかないような症状になってる可能性もあるが……。

 キレてるよ、キレてるよ、シナリオ変な方向にキレてるよぉ。ここのところ、割と普通のセリフ回しやカット割りが多くて1話のようなマシンガンな勢いはナリを潜めていた気がしたのだが、今回は脚本密度がやたら濃かったせいなのか、1話で味わったあの絶望的なまでのトーク回しが帰ってきた。何が恐ろしいって、シャミ子もモモもセリフにおかしい言い回しが大量に紛れているのに、お互いに流れに逆らわぬツッコミ程度でガンガン話が前に進むもんだから「えっ?! 今なんか変なこと言ってなかった?!」って思うのにそれを気にしてる余裕が無いのである。そのくせ画面自体は省エネで止め絵で繋いだり、ユルい作画でフラフラしたりするもんだから、絵とセリフのリズムがズレて足元がおぼつかない感覚に陥る。この理不尽さは……クセになる。

 今作は本当に「ご町内ゆるゆる魔族アニメ」というテンションを一切ブレさせることなく貫き通しているくせに、しっかりシャミ子が成長して物語が前に進んでいる感覚があるのが面白い。修行したら一応は強くもなるし、日常系のくせに積み重ねははっきり見えるようになっている。今回だってシャミ子がワタワタしている中で自然に危機管理フォームに変身できるようになってるし、前回はお笑い要素でしかなかった危機管理フォームをちゃんと有効利用(?!)できているのである。そういう部分に、ちゃんとストーリー漫画的な変化と進歩があるのはきらら系アニメとしてはかなり異質なシナリオラインだ(そうでもねぇよ)。

 そして、今作は意図的にそうした「成長」要素の印象を薄めるように作劇がなされている。「モモの魔力が減少して割と弱くなった」なんてのは魔族と魔法少女の対決構図を判断する上で大きな変化のはずなのに、そこをモモの強引なキャラクターで押し切り、シャミ子の方は「これでモモに直接対決で勝てるかも?」なんてことは考えない。いや、考えてもいいのだけど、そんなことよりもまずは目の前の魔法少女が風邪を引いていることが問題になる。シャミ子が良い意味でブレないおかげで、どれだけ力関係が変化していこうと、「日常系魔族アニメ」の枠が揺るがないという安心感があるのだ。

 まぁ、ここから先にシリアスな要素も待ってるかもしれないけど、多分シャミ子ならなんとかしてくれるよ。ご先祖だってあの調子だし。

 

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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