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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
Farfinder (3) C クリーチャー・狐 1/1 警戒 〜が戦場に出た時、あなたのライブラリから基本土地・カードを1枚探し、それを公開して手札に加える。その後、あなたのライブラリを切り直す。 この世界における「這い回る偵察機」。別に「巡礼者の目」でもいいけど、普段ならアーティファクトクリーチャーでやっている仕事を、今回はわざわざ無色というイレギュラーなクリーチャー枠を使って行なっている。これはまぁ、フレーバー的な要素が大きいんじゃなかろうか。この次元の人間たちは、わざわざ新しい土地を探そうとして機械を作ったりはしてないんだろう。「偵察機」に比べるとタフネスが下がった代わりに警戒がついた。「1/1に警戒がついても意味ないやんけ」というのが普通の世界だが、今回は変容の土台にすることで警戒付与の役割もこなしてくれる可愛いやつである。多色化が進む世界なので、やはりこの能力の安心感は格別だ。 検問官 Checkpoint Officer (1)(W) C クリーチャー・人間、兵士 1/2 (1)(W)(T):対象のクリーチャーをタップする。 紛れもなくタッパー。揺るぎなくタッパー。2マナ1/2のタッパーというと、やはり我々にとっては「おとりの達人」のイメージであり、紆余曲折を経てタッパーは原初へ回帰してきているのだ。まぁ、起動コストだけは時代性が現れているけども。起動に2マナは現代の感覚ならそこそこだが、対象の制限なしのタッパーなのでやはり大切なお仕事には違いない。今回はコモンでこれが手に入るので、あまり一点豪華主義で1体のクリーチャーを特盛変容しちゃうのも問題なのかもしれない。ところで、なんかイラストの顔だけ微妙にコラっぽくない? PR ○「シャドウバース」 4 パーマネントのテキスト読まずに「なんだとォ!」って驚くのはお前の注意力不足だろ、ってこの手のバトル見るといっつも思うよね。ルールテキストくらい把握しとけよ(インクのシミだった可能性があるな)。 「ソシャゲアニメに成功無し」とはいうものの、これはそういう文脈じゃねぇな。「ソシャゲの世界の中のアニメ」じゃなくて「ソシャゲ狂いの少年少女のアニメ」だからな。ほら、WIXOSSはゲームの内容がさっぱり分からなかったけども面白かったじゃん。ってことはルールがさっぱりわからないこのアニメだって面白い可能性が? ……どうなんでしょうかね。私はMagicはやってるけどシャドバは守備範囲外。どっちもやらない人からみたら「似たようなもんだろ」って思うかもしれないし、実際そうなんだろうけど、ルールも何もしらない状態で見ても、バトルは面白くないよね。いや、この手のアニメはルールわかった上でバトルを見て面白いか分からないけど。多分Magicがアニメ化してもあんまりバトルシーンは克明に描いて欲しいとは思わんのよね。試合が見たいなら実際の試合動画見るし。そういう意味で、バトルの内容がスピリチュアルだったWIXOSSはやっぱり良いバランスだったんだな。今作はちょいバトルシーンが長くて、ルールも何も分からないで見ていると飽きてしまうのが最大の難点である。結局どういうシチュエーションだったんだろう。あれかな、最終ターンでクラガンウィック出したらエムラクール捨てられたみたいなもんかな(ほら、例えてもやっぱり分からない)。 夕方アニメだし、あまり細かい部分をどうこうするつもりはない。この手のゲームアニメでおなじみの「たかがゲームに支配されすぎた世界」の狂気に満ちた情景を楽しみつつの観戦だ。WIXOSSもそうだったし、「ビルドファイターズ」におけるガンプラもそう。この世界の住人、シャドバが好きすぎる。当然のようにクラス中でシャドバがプレイされているし、チンピラは突然「シャドバやろうぜ」って因縁つけてくるし、そのまま負けたらスマホを奪っていってしまう。いや、それゲームとかじゃなくて単なる恐喝やん。刑事事件やん。この世界におけるスマホ、シャドバの専用機か何かか? でも「スマホゲームだから」っていうところを徹底的にフィーチャーしてるのはそれはそれで斬新なんだよな。何故か蔵の桐箱からスマホが出てくるくだりは笑ってしまうし、デュエルディスク(スマホ収納)のよく分からないデザインとか、マジでCygamesが開発してないんだろうか。この狂った世界の情景をもう少し見守っていきたいという気持ちにはなれるし、うまくいけばお子さんたちがこれを見て「僕もシャドバやりたい!」って思うかもしれない。オモチャ買わなきゃいけない従来の販促アニメに比べると、とりあえずアプリを入れればいいだけのソシャゲ販促では、もしかしたら後者の方が有利かもしれないね。今のご時世、親御さんたちも子供が家でゲームやることに文句言えないし。 あ、あと今期本渡ちゃんヒロインはここです。
○「フルーツバスケット 2nd Season」 5 はいこちらもお久しぶり。こちらは半年の休憩を挟んでの分割2期目。品質保持のための分割だというのに、よりによってこんな時勢下で帰ってこなきゃいけなかったのは災難であるが……なんとか頑張って欲しい。 1期と同じ品質、同じデザインなので特に追記することはない。あまり大きなプラス要素が無い作品だが、昨今のリバイバル作品の中では恵まれた方で、きっちり、時間をかけて原作をなぞってくれているので取りこぼしが少ない。この後半戦からはいよいよ旧作アニメではやらなかった部分がメインになってくるので、ここからの作劇で存在意義が発揮されるかどうかの分かれ目となるだろう。 とか言ってたら、復帰第1話がまさかの皆川先輩メインでちょっと笑ってしまった。この人ら、初登場時は多分由希のステータスを表現するためだけに存在してた「取り巻き」だったと思うのだが、みるみる存在感が増して結構良い(?)扱いを受けた面白いキャラである。ついでにピッキングが得意な謎の女生徒も登場するのだが、こちらのCVがちかぺでちょっと嬉しかったり。いよいよ旧作では喋らなかったキャラも声がつくんだよなぁ。紅野が誰になるかなぁ。
○「プリンセスコネクト!Re:Dive」 5 まさかの2週続けてのゴッドブロオォウ!である。いや、こっちの世界はプリンセスブロオォウ!かしら。最近の女の子は拳で語ることが多いな。 はじめにさっさと「ソシャゲアニメに成功無し」と書いておくが、さて、今作はそんな中でのブレイクスルーとなるだろうか。色々な意味での問題作である。巷の噂はちらほら聞いており、今作の名前が最もよく出てくる文脈は「FGO」との比較だった。あちらのアニメが始まり、主人公がイキリ鯖太郎などと揶揄されるようになると今作の名前があがり、「よりひどい事例があるぞ」などと引き合いに出される。そんな情報だけを見聞きした状態だったのだが、まぁ、イキリ鯖太郎だって揶揄というか単なる悪口みたいなもんであり、今作における「主人公はもう赤ちゃんのレベル」という話だって、結局は揶揄やネタみたいなものだろうと思っていたのだが……。 思った以上に赤子であった……なるほど確かにこれは怖い。ファンタジーRPGというよりも子育てゲームである。いや、でも考えてみりゃ女の子を迎え入れて育てていく子育てアニメは過去にもあったのだし、それの男の子バージョンがあってもおかしくはない。献身的なコッコロお母さんの手厚い庇護の下、主人公はすくすくと健全に成長していく……というお話だとしたらやっぱりキツいのは事実。作中でも「流石にこれはちょっと脳が軟化しすぎているのでは……」と不安になり、主人公がコインを食い始めるくだりではいたたまれなくなって心臓のあたりがキリキリしたものだが、最終的に「少しずつ記憶を取り戻して強くなっていくんやで」ということが暗に示されていたので、それなら成長物語として成立するかも、という気もする。考えてみりゃ、世に記憶喪失の主人公なんて廃棄されたタピオカの数ほどいるが、ここまで本格的に、生活に支障をきたすレベルでの記憶喪失ってのはなかなか見ない。そうした「病的なまでの記憶喪失主人公の介護アニメ」だと考えれば、もしかしたら新しい扉を開けたと言えなくもないのだ。まぁ、それが見たいかどうかは別問題だが……。 そうして「ここまでやるのか」という徹底した「初期化」状態からスタートするRPG。かなりデリケートな取り扱いが求められる部分だが、なんとアニメの監督を任されたのは「このすば」金崎貴臣氏であった。1話目では当然のようにカズマさんと荒くれさん(の中の人)がゲスト出演。やってることもだいたいこのすばと被るように作られており、この世界ではカエルじゃなくてキノコとの因縁の対決を繰り広げる。要所でのコミカルな演出は相変わらずだし、ゴッドブロウのような本気の戦闘シーンで気合いが入るバランス感覚もお見事。アニメーションとしては楽しい部分が多い。制作はそのものズバリのCygamesPicturesという、サイゲームが自らアニメ制作をコントロールするために立ち上げたスタジオで、過去に「マナリアフレンズ」を制作していたが、正規枠でのアニメシリーズはこれが初となる。1話目を見た印象だと、やはり金持ってる業界が作るアニメは札束で殴りつける感じのクオリティになるのでその部分はかなり安心して見られそう。こうなると、このすばの時のチープ演出がなくなり、そこに本気のアニメが入ったらどうなるのかという、ある種実験じみた比較もできそうである。 何が起こるか予想がつかないという意味では期待の枠。ただ、やはり「でもソシャゲだしなぁ」という部分は最後までひっかかる。ここからどのようにシナリオを構成していくかで、ついにソシャゲアニメの新時代を迎える可能性も出てきた。鬼が出るか蛇が出るか。女神が出るか姫が出るか。確かに、「ヤバい」かもしれん。
○「アルテ」 5 アルテの中に人に、「わかった! この胸を切り落と……せない……切るまでも……ない……」って泣き濡れてほしい。みかこしの最大の魅力はでかい尻(自己申告)。 下世話な話題から入ってみたが、どうしても女の子の貧乏生活物語が始まるとなると、その衣装などの扱いにドキドキせざるを得ないので下心丸出しでの視聴である。まぁ、こっから先、別にエロい展開は無いことは知ってるんだが……。というわけで、実は原作は1巻だけ既読。確か、過去に買って読んだことがあるんだ。なんで買ったのかはあんまり覚えてないのだが、多分漫画の装丁が森薫とか久慈光久とかのビームコミックの雰囲気に似てて、「ああいう濃い画風の漫画かしら?」ってんでジャケ買い。中身を読んだらそうでもなくてお話は特に引っかかる部分もなかったので続刊はスルーしたのである。多分、1巻だけ発売した直後の出来事。まだその当時は漫画喫茶で試し読むっていう文化がなくて、書店で目についたコミックをなんとなく買うことがあったのよね(現在は誰かにあげてしまったので手元にも無い)。 そんなわけで、ここから先の展開をちょっとだけ知っている。ジャンプ漫画なんかでもよくある展開なので非常にわかりやすいが、「中世ヨーロッパの社会風俗をできる限り描写したい」というモチベーションが少年漫画との大きな違いだろうか。それこそ「エマ」とかに近い印象ではあるのだが、なかなかこの時代の「工房の弟子」なんてものをテーマにした漫画作品は無いわけで、お勉強半分で歴史的な風景を見るだけでも割と楽しそう。多分、原作漫画買った理由にそういうモチベもあったんじゃないかな。漫画は縁がなくて切れてしまったが、アニメになって、改めて最初から追いかけることができるんじゃなかろうか。 1話目は可もなく不可もなくといったところだが、特に悪い印象も無いし、アルテはちゃんと可愛くできていると思う。ヨーロッパの街並みを描いた背景はそこまで手が込んでるものでもなくて印象が薄いのがもったいないのだが、これからもっと世界が広がっていけば色々と見えてくる部分もあるだろう。監督は最近まで「オーフェン」を担当していた浜名さん。オーフェンの2期も決まってる中で、間にこの仕事を挟んでいるのかしら。また、制作会社の名前はぱっと見で見覚えがないな、って思ったけどよくみたら「Seven Arcs」って書いてあってよく知ってるあそこだった。なんか色々と業務形態が変わったり統廃合したりして、現在はこの表記になってるらしい。よくわかんないけど、最近は草川啓造も離れてるみたいだし、どの辺のクリエイターがいるのかしらね。今のご時世、どこのスタジオでも構わないけどとりあえず走りきってほしいもんである。
一心同体 Fight as One (W) U インスタント 次のうちから1つか両方を選ぶ。 「対象の、あなたのコントロールする人間クリーチャーは、ターン終了時まで+1/+1の修正を受けるとともに破壊不能を得る」 「対象の、あなたのコントロールする人間でないクリーチャーは、ターン終了時まで+1/+1の修正を受けるとともに破壊不能を得る」 イコリアには怪物がいる。それと戦う人間がいる。そしてそれとは別に、怪物と心を通わせ、ともに過ごす人間もいる。彼らは「眷者」と呼ばれ、みんなして自分の相棒の獣のイメージをかたどったコスチュームを着ているという。なかなかフレーバー溢れて二次創作が捗りそうな設定。そんな「眷者」たちを支援する(テイストの)呪文も今回はそれなりにあるらしく、人間と非人間を同時にコントロールしている時のこの呪文の効率は1マナとは思えないもの。まぁ、片方だけでも充分なんだけども。君は誰とキスをする? (駐屯地の猫)Garrison Cat (W) C クリーチャー・猫 1/1 〜が死亡した時、1/1で白の、人間・兵士・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。 怪物との戦いに明け暮れる人間たちのマスコット的存在。多分。胸毛のもふもふ具合が良いよね。1マナ1/1、死んだらおかわりという性能は現在もたまに見かける「追われる証人」とだいたい同じ。ただしこちらはトークンがバニラなのでちょい弱い。リミテッドでとにかく命の数が欲しい横並べやサクり系向け。猫デッキだと「聖なる猫」の方が優先されるのが辛い。それぞれの可愛さがあるのに。 ○「邪神ちゃんドロップキック’」 5 2クール続けて輪を失って堕ちてきた天使が描かれるというよく分からない接続。なお、どちらも本当にひどい作品な模様。 お久しぶりだよ邪神ちゃん。久しぶりと言ってもこちらは1年半ぶりなので「つぐもも」よりもだいぶ最近ではあるか。そして、「2期」のスタートだというのにどうみても1期1話目でやるべき話……も含まれている謎構成。なんで今更そこの回想やねんと。一応、今回から視聴する新規層への配慮ってことでしょうかね。おるんかいそんな奴。 相変わらず遠慮も何もない「らしい」ネタ回しの連発で、実家のような、は絶対違うけど行きつけの飲み屋のような安心感がある。1話は邪神ちゃん脳内会議で邪神ちゃん(鈴木愛奈の別称)の邪神ちゃんっぷりを嫌というほど堪能できたのでお腹いっぱい。実はギャグアニメとしては結構珍しいのが、今作は濃いキャラがずらっと並ぶ構造なのに、やはり最後は邪神ちゃんなのだ。彼女がいないと始まらず、彼女のキャラが世界を支えている。そういう意味では実に輝いた素晴らしいヒロインである。稀に可愛い系ヒロイン。 もちろん他の連中も元気は有り余っており、ゆりねは1話目からバイオレンス。ミノスは遠慮なく牛肉をすすり、ぺこらはこれまで以上に不幸ブーストがかかっている。ぺこらの不幸っぷりは本当にみていて辛くなる不幸なのだが、なんだろ、どこかで最終的に因果応報のようにも見えてしまうところがな。がんばれぺこら、困ったら風俗にでも行くんだ(この世界の天使はどうみても女の子だよなぁ)。 2期があるやら無いやら、その辺でも随分話題をさらった作品ではあるのだが、始まった2期は1期を受け継いで順当な滑り出し。しかし常に挑戦し続けることで評価を得た1期だったのだから、決して気を緩めず、常に我々の度肝を抜くようなどうしようもないネタを繰り広げてほしい。高望み? まぁ、そうかもしれん。
○「社長、バトルの時間です!」 4 ここまで潔いとなんだか清々しくはあるな。もうここ一ヶ月で何回使ったか分からない言葉、「ソシャゲアニメに成功なし」を改めて使わせてもらうことになりそうだ。 来歴がよく分からない作品なのだが、純粋にソシャゲ企画として立ち上がり、同時に多方面にメディアミックスを仕掛けたということでよいのだろうか。ソシャゲなんて完全に水モノ、むしろハズレくじだらけの危険な博打だと思うのだが、今のご時世、ここまでオールインで攻められるということは何か勝算があったのだろうか。少なくともアニメを見てもそれはよく分からない。 本当に「ソシャゲ」というイデアが詰まったような作品で、アニメ1話はもう、隠し立てすることなく真正面から堂々と「ソシャゲのチュートリアル」を開陳した。ここまでくると意識的にやってるというか、本当にソシャゲへの窓口としてのアニメが展開されていることの表れだと思うのだが、ちょっとでもソシャゲに触ってみた人間ならば見飽きたような、「これ、リセマラめんどくさくね?」みたいな状況を延々30分で描かれるだけというのは正直退屈である。企画としては「普通のファンタジーっぽい世界に、現代企業の要素を混ぜ込んだミスマッチが面白かろう」という起点だったのだろうが、やってることは本当にふつーのファンタジーRPGと同じで、単に単語だけを「社長」とか「労災」とかで借りてきてるだけ。そこに新鮮味はない。むしろそういうものがない世界で言葉の上だけいじり倒していた「ラストピリオド」とかの方がネタ回しとしては正しい気がする。 設定の時点で「凡庸なRPGのスタート」で終わっていることに加えて、そうしたミスマッチに整合性をうむような設定の工夫もされていないので単に言葉遊びで終わっているし、元がソシャゲの導入なのでシナリオのディティールにも特に頓着している様子もない。主人公は典型的な「意思を持たないプレイヤーキャラ」でしかなく、そこに物語が生まれるとも思えない。どこに魅力を感じればいいのかはよく分からない作品だが……キャラデザなんですかね? そりゃリュックの中のカエル声は気になるところではあるが……。 真面目に見ようとしても、「そこそこレベルのモンスターがいるダンジョンの奥になんで一般人の男の子が来てたの?」とか、「モンスターの尻尾がセンサーっていう発想、普通出てくるか?」とか、「なんで回避力の理由がそのセンサーだっていうのに、センサーに異物をぶつけられるのは避けないの?」とか、考えだすとアホらしくなるのでやめた方がいい。多分真面目に考え出したらこの世界自体が崩壊するしかないのだから。 見るかなぁ……ヒロイン勢のキャストはそれなりに充実してるんだけども……。あ、青山吉能は復帰おめでとうございます。
Cubwarden (3)(W) R クリーチャー・猫 3/5 絆魂 このクリーチャーが変容するたび、1/1で絆魂を持つ、白の猫・クリーチャー・トークンを2体生成する。 変容(2)(W)(W) 猫の王様。イコリアの元のアイディアではクリーチャータイプが重要な役割を果たし、その中で白に分配された中心種族が猫だったらしい。なんでそのまま開発が進まなかったのかと思うが、その名残で今回割とネコ科の動物は多そうだ。そしてこれがそんなネコ科の親玉的存在。4ターン目変容なら3/5絆魂を送り出しつつ、ついでにトークンが2つ。合計サイズは5/7の大盤振る舞いだ。変容の大きな弱点である「パーマネント数が増えないので対処されると一気にヤバい」という問題を猫的に優しく解決してくれる。単体でも問題なく強いし、横に伸ばす戦術が取れるので各種人間ギミックとの相性も良さそうだ。 In One Bite (W) U ソーサリー 〜を唱えるための追加コストとして、あなたのコントロールするアンタップ状態のクリーチャーを1体タップする。 対象のタップ状態のクリーチャーを追放する。この呪文を唱えるためにタップしたクリーチャーに、+1/+1カウンターを1つ置く。 「タップ状態のクリーチャーなら殺していいよ」は白のお約束。追放効果なので、4マナソーサリー「剥離」と同じ効果ということに。追加コストが必要とはいえ、それが1マナってんだから破格なのは間違いないだろう。ついでにボーナスまでもらえるってんだから、よっぽどのことがない限りは優先的に使いたい除去に決まっている。あまり一点豪華主義のデッキだとクリーチャー1体タップするだけでも手間なので、トークンなんかで水増しできるデッキの方が使いやすいかな。 ラバブリンクの冒険者 Lavabrink Adventurer (2)(W) R クリーチャー・人間、兵士 3/3 〜が戦場に出るに際し、奇数か偶数かを選ぶ。 〜はプロテクション(選ばれた数の点数で見たマナコスト)を持つ。 「無傷のハクトス」の見習いみたいな冒険者。ハクトスさんはあまりの無傷っぷりにリミテッドで時たまクソゲーを生み出してしまうクソキャラとして一部で人気だが、こちらはフレーバー優先ではなくクレバーに試合を見据えているため、かなり現実的なクリーチャーに仕上がっている。3マナ3/3はレアとしては並以下の性能だが、相手の持つ選択肢の半分を奪い去ることができるのは悪くない。そしてその半分というのを登場時に選べるのでそれなりに柔軟性もある。難しいのは、相手が何も出していない時にどっちを宣言するかだが……環境の除去次第だよねぇ。タフネス3への除去を警戒するなら、今なら「残酷な騎士」「殺戮の火」、そしてテフェリー対策になる奇数がいいのかな。でも「厚かましい借り手」(の出来事)には戻されるし、「溶岩コイル」だったらアウト。「議事会の裁き」の可能性もあるしなぁ。プレイングスキルと環境知識を問われるカードだが、まぁ、まずこいつを使うかどうかっていうところから勝負は始まってるのでね。一応、今回は黒に奇数か偶数か選んで薙ぎ払う除去が黒にあるので、「奇数」って宣言して相手が偶数のクリーチャーで対応してきたら流すっていうのが……コンボ? Patagia Tiger (4)(W) C クリーチャー・猫 3/4 飛行 〜が戦場に出た時、対象の、あなたのコントロールする人間・クリーチャーは、ターン終了時まで+2/+2の修正を受ける。 まさに「虎に翼」である。虎に翼とは「ただでさえ強かったのに超ヤバい」を表す故事成語であるが、どうやら英語圏でもそれが導入されて普通に使われる言葉のようだ。ただ、残念ながらカード自体にトラっぽさはあまりなく、白がよくコモンで送り出す「場に出た時増強」系のクリーチャーである。5マナフライヤーにこの能力がついてる場合は「暁羽の鷲」のような「全軍+1」とか「戦飛びの鷲」のように飛行もついでに与えるパターンが多かったが、今回は本人のステータスが優れているせいか、そっち方面でのサポートはやや抑えめ。まぁ、コモンの3/4フライヤーにボーナス付きってんだからそれだけでも破格ではあるのだが。ちなみに私が初めて「とらにつばさ」を知ったのは桃鉄のカード名からなのだが、そういう人って割と多い気がするんだよな。 (聖域の封鎖)Sanctuary Lockdown (2)(W) U エンチャント あなたのコントロールする人間は+1/+1の修正を受ける。 (2)、あなたのコントロールするアンタップ状態の人間2体をタップする:対象の、対戦相手のコントロールするクリーチャーをタップする。 スペースゴジラのコロナ関係だけでなく、ロックダウンまでしちゃうっていう。まぁ、イコリアの怪物もコロナも命がけっていう意味では一緒ではあるのだが。こちらは必死に進撃の怪物を抑え込む人間の奮闘を描いたもので、ダイレクトに人間をサポートするロード能力が最大の魅力。これがアンコモンで比較的容易に手に入るってことが、この世界で人間がどれくらい少数派なのかを暗に示しているようである。ついでに人間が集まるとプチ「制圧の輝き」まで使えるようになるので、ここからフルパワーで人間トークンをかき集めに行くムーブはリミテッドならいい感じの博打。変容を優先したいプレイヤーは人間を忌避する可能性もあり、案外集められるかもしれないし、あわよくば2枚目3枚目のこれが手に入れば「やはり一番恐ろしいのは人間……」というお約束のオチまで一直線だ。 「捕獲球/Capture Sphere(GRN)」 C 今回の青除去オーラはラヴニカ原産のこちらが担当。多少重たいが、遅くなりそうなこの環境を考えたら無難なところか。テーロスと違って相手がバリバリメインでエンチャント破壊を入れたりはしなそうな環境なので、信頼性は多少上がっている。 |
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HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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