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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 夏のたほいやだよ。散々ゲームやった後に日付変わったタイミングでスタートしているので、いい具合に参加者は出来上がっているよ。

 

 

Round1・「いつつのかりもの」

1、人の子は五歳までは神から借りたものとして大切に育てなければならないという教え。

2、人の肉体。仏教では人体を万物と同じように地・水・火・風・空の五つから成り、死ねばこの五つに還るという。

3、五体は父母によりさずけられた物であることから、身体。

4、西洋の言い伝えで、花嫁が結婚式の際に身近な人から借りて身につけるとよいとされる五つの物。古い紙幣、新しい髪飾り、青いリボン、白い宝石、赤い口紅。

5、結婚式で仲人がしばしば用いる定番表現。結婚生活で借りるべき五つの事物を、手・肩・金・部屋の順に述べたのち、虎の威で笑いを取るのが通例。

 解釈のしようがないので方向性は皆同じ(?)。 ②仏教だと地水火風空なのね。空ってなんやねん。 ③ほぼ同義だが解釈が違うのは面白いところ。 ④ゲームのお使いイベントみたいなラインナップ。不思議と人気になった選択肢。 ⑤定型表現になってたら笑いは取れないのでは。

 

 

Round2・「ぷっち」

1、寺田寅彦考案の、アイザック・ニュートンの愛称。「プリンキピアの著者」の略か。

2、ポルトガルの宣教師。フランシスコ・ザビエルの師として知られる。

3、暴動。一揆。

4、プリン値の略。P値との差別化を図るためこう呼ばれる。

5、(チップの転)慰謝料。

 ぷっちょではない。天国への行き方を求めた神父でもない。 ①「これこそまさにぷっちょやんけ」 ②そもそもキリスト教が師弟制度かっていう話で。 ③響きの割に物騒すぎる意味だ。訳出が「一揆」ってなぁ。「ベルサイユ体制を振り払うためには、ドイツ民族全体による統一国家こそが必要なのだ!」「ぷっちをやりましょう」 ④ぷっちンプリン。「プリン値ってなんやねん」「なんかこう……柔らかさとか」 ⑤チップは「ありがとう」って言って渡すやつ、プッチは「ごめんなさい」って言って渡すやつ。

 

 

Round3・「せいむりあ」

1、(西)私塾。

2、ペルム紀前期の北アメリカに生息した両生類の一。手足は爬虫類的だが、頭骨や歯はなお両生類的。全長約六十センチメートル。

3、ドイツ中部、魔女狩り発祥の地。

4、(セイがキリスト教、イムが仏教、ムリがイスラム教、リアがアーリア教を指し)世界中の雑多な宗教の意。

5、禅問答の一。

 どうにもならん響きの言葉。そういえば今回は「言葉にリが入ってますね」みたいなやりとりがなかった(多分あいつがいないから)。 ②「ペルム紀のアメリカ」表記などに疑問が出るも、我々は過去に「すみろどん」で学習していた。「なお両生類的」って良い日本語ですね。 ③現地では魔女狩りまんじゅうや魔女狩りストラップなどを買うことができる。 ④全ての文字を重ねて使うっていう努力賞。まぁ、無駄な努力だが。 ⑤最も議論を呼んだ解答。「禅問答の1つってわざわざ載せるのか?」「そもそも何語なんだよ」「インド由来ならこの発音もありえるのでは??」みたいに喧々囂々であった。ちなみに答えは「Say・無理・啞」で、「唖者に無理と言えという」で難しいことを聞いているのが禅問答っぽくない? といういつも通りの流れだった。ちなみに一票だけ票を入れた左脳人間は全てに漢字を当てはめ、自分なりの説明理論を展開。かわいそうな子。

 

 

Round4・「しりくせ」

1、(尻隠せの縮)雷。

2、大小便などをもらす癖。

3、知らぬのに知ったようなさま。

4、長時間座した際に敷物などにできるへこみ。

5、尻の軽さ。

 これの前に出題しようとしていた「しりうちまつり」について、「どうせ尻を叩く祭りだろ?」「嫁の尻を、棒で叩くんだろ?!」と大きく圧をかけられた結果断念。これが出題されてもなかなかのものだった気もするが……。 ①「尻を隠すのって河童に会った時くらいでは?」 ②「など」って何、っていうのがしきりに議論された。「まぁ、股間から漏れるものなんて大小便以外に色々あるからな」「脱腸とか?」 ⑤ここで、我々おっさんが話していた尻軽女の画像をご覧ください。

 

 

Round5・「ままのてこな」

1、わがままで梃子でも動かない童の呼称。特に女童を指す。

2、キク科の多年草。

3、下総国葛飾郡真間にいたという伝説上の美女。多くの男子に言い寄られ、煩悶して投身。

4、(飯の弟子であることから)菜葉の異称。

5、食膳のうち、主菜となる品々。特に獣肉。てこな。

 この日唯一の全外し。これまた意外なところから現れるものだ……。 ①「テコまではわかるけど、ナはなんだろう」「女のナでしょ」セツメ!!!(この日はアレがいなかったので、代わりに私が担当しました)「まだまだ声の汚さが足りない」。 ②禁じ手。末代まで恥じるべき行為。 ③「葛飾って下総じゃなくね?」「さすがにテンプレすぎね?」「ラノベのあらすじかよ」などなどの非難囂々。日本人のスピリットなど、古代から現代まで変わらないもんなのだ。処女性について議論されてるあたりはまさに現代オタク文化そのもの。まぁ、最近は入水とかさせると鬱展開ってんで読者に嫌われるらしいから。 ④飯の弟子ってなんだ。 ⑤「飯の手込菜」(飯の中で最も手の込んだおかず)の意。

 

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 あまりにもスピリチュアル、第15話。そういう方向の話は掘り下げないとばっかり思ってたんだが、ここにきて一度きっちり触れておくのだな。

 端的にいえば「歌うとは何か」という哲学のお話である。これまでのキャロチューの成り立ちを考えると、彼女たちが「何故歌うのか」「何を歌うのか」というWhyWhatの部分についての言及というのはほとんど存在していなかった。一応チューズデイはわざわざ田舎の幽閉生活から逃げ出してまで音楽をやりたがったわけだし、キャロルも毎日のように路上で弾き語ってたんだからモチベーションが高いのは間違い無いのだが、その裏にある目的意識については「好きだから」くらいしか理由がなく、2人が出会ってからは「お互いに相手と一緒に歌うのが楽しいから」という大きな理由が追加され、これがメインの「Why」になっていた。

 しかし、そうした漠然とした目的だけでは通用しない次元に2人は上がってきたのだ。これまでだって職業意識というか、プロ根性はあって然るべきだったのだろうが、デビューからメジャーになるまでの遍歴があまりに急で、なおかつ適当だったため、2人がそうした環境の変化を意識するタイミングがあまり無かったのであろう。前回のエピソードでいよいよ有名プロデューサーの手が入り、さらに本格的な「商品としての音楽」を打ち出すにあたり、2人は「自分たちはミュージシャンとしてまだまだ足りないものがある」と意識し始めた。「今期のアニメは筋トレ要素が多すぎないか?」とかどうでもいいことを考えたりもしたが、これまでの2人なら「楽しければいい」のだから歌うための体力づくりなんて発想自体が出てこなかったはず。責任が生まれ、意識が芽生え、2人の中で何かが変わったということである。ただ、それでも2人のコアとなる部分がブレるのはよくないので、「今のこの時を歌うのが楽しい」というポイントについては、きちんと確認を入れている。

 そして、そんな2人の意識の問題をもう1段上にあげて「火星全体の」次元に至らせるために登場したのが、今回の中心人物たるデズモンド氏である。彼(彼女?)が一体誰で、今まで何をしてきたのかなんてことはよく分からない。今作のお約束として、どんだけ有名な人間だろうと作中では初登場のぽっと出のキャラだということを理解した上で、周りの反応をあけすけに見せることでポジショニングをさっさと済ませる方向に描写されている。あのガスが思わず泣いてしまうほどに切なく胸を打つ歌を歌えるデズモンド。彼の歌が本物であることの証左であり、彼の一言一句が重みを持っていることの示唆。まぁ、阿漕な描写ではあるのだが、そこはそういうものだという雰囲気で納得する方が良いだろう。

 そうして神秘性を高め、正当性を保証されたデズモンドは、あまりにスピリチュアルで、なんともナチュラリストな意見を唱え続ける。身も蓋もない言い方をすれば「よくある自然主義的な論旨」でしかないので「まぁ、そういう人もいるよね」って話でしかないのだが、「この考え方が本作ではとても大事で、今後のキャロチューを支えていくものですよ」というのが、大仰な彼のキャラ付けと舞台設定で説明されるのである。これまで漠然と「アンジェラのAI音楽」に対抗する位置付けだった「キャロチューのナチュラル音楽」だったが、デズモンドの太鼓判をもらうことによって、この火星における自然主義の象徴にまで成り上がったのだ。まぁ、あれだけサインが書かれてたんだからデズモンドが後押ししてるアーティストは他にもたくさんいるはずなのだが……。

 「なんのために歌うのか」に対し、「誰か1人のためでいい」という後ろ盾を得たキャロチュー。これによって、「2人で歌うことは楽しい」がはっきりとした大義名分として定義された。そして「何を歌うのか」についても、「ただ1人を思って歌えばいい」という言葉からは「互いに愛を歌えばいい」という答えが導き出される。それが友情だろうが愛情だろうが、人を想う心を乗せて歌うというのが、「歌う」ことの唯一にして最大の意味なのである。別に2人はその部分で悩んだりもしなかったのだが、はっきりとしたビジョンを与えられたことにより、彼女たちの「自然の歌」は今後もさらに異質な存在として、火星を揺さぶることになるのだろう。ここに今回登場しなかったアンジェラがどんな風に絡んでくるのかが注目ポイントだ。

 そして、皮肉にも自然派の友愛ソングに乗せて進行していく選挙戦。チューのおかんはもう止まることが出来ないところまで来てしまった。火星の民にとって、地球との断交は自分たちの起源を絶つことと動議である。ガンダムシリーズの「地球に魂を縛られた云々」とは違うかもしれないが、「母なる」ものを拒絶し、空に飛び立った人たちが母星を拒絶することは、自然派の立場から見たらどう映るのだろう。チューズデイが実の母とぶつかり合う時、どんな表情を見せることになるのかも気になるところ。兄ちゃんに頑張ってもらわんとなぁ。

 

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 ウインナーが食べたくなる飯テロアニメ、第4話。なんなんだろね、タコさんウインナー的なサムシングって、お高いソーセージには無い魅力があるのよね。レモンバジルで焼きたてのタコさん、きっとうまい。

 個人的には「オウ、おかんに続いて肉屋のおねーちゃんのキャストまで最高かよ、俳協さんありがとうございます」作品になりつつある。いや、あの肉屋の人が今後出てくるとも思えないけども。シャミ子ママン(清子)の方はきちんと毎週登場するし、絵に描いたようなドジっ子ママなのでそれだけで萌え度が高くて大変結構なのである。最近ハードな役回りが多くてあんまりぽやぽやしたあらあらうふふが聞けてなかったもんだからさ。まぁ、今作はどこをとっても全体的にぽやぽやしてるので幸せレベルは高めなんだが。

 そんなぽやぽや空間の中で、かろうじて殺意というか、熱量を維持していたかに思われていたご先祖様(リリス)だったが、今回はいよいよモモの前に現れて直接対決が実現。今まであのあやしいディルドみたいなスイッチに気づいてなかったシャミ子もさすがだが、スイッチ入れちゃうモモ、そして速やかに避難が完了している周りの友人2名の動きについても、すっかりシャミ子の魔道ファンタジー設定に馴染んだ感がある。いや、むしろシャミ子側が魔法少女ファンタジー設定に飲み込まれてしまっている感じかしら。結局、月4万の食費ではどうにもならない虚弱ボディをご先祖が扱えるはずもなく、展開としては「ご先祖様の居住空間にもNHKの集金ってくるんだろうか……」という謎だけを残して終了。座椅子とテレビだけの暇つぶしにも限界はあるだろうけどな……なんか、あの空間にお供え以外の栄養源も結構転がってた気がするんだけど、他の入手方法はあるんでしょうかね。

 そしてBパート、シャミ子バイト編。吉田家に課せられた無情な呪いのディティールが明らかになりつつも、健気にバイトに勤しむシャミ子。稼いだバイト代を借金の返済にあてなきゃいけない時点で女子高生の物語としてはかなり不憫な部類だが、そんな女子高生が健康ランドに行ったってのにそこの描写が一切無いってのは我々視聴者側も不憫である。いや、そういうの求められてない作品なのはわかってるんですけどね。せっかくだからね、ね。

 結局Bパートではウインナーの美味しさばかりが伝わってくる結果となったが、気づけば魔法少女の覚醒イベントとかいうよくわからないミッションもこなしていた。此の期に及んでモモがさらに強くなる意味があるのかどうか。どう考えても今のままだとわざわざ変身したモモにニーズはないんだよなぁ。デザインがちょっとナニなのはモモ自身は気にしてるんだろうか。魔法少女ってのはああいうデザインだと割り切ってるんだろうか。過去の魔法少女パロディアニメに比べてもそのあたりへの言及は少ないので、魔法少女の存在意義については今後の成り行き次第ということになりそうだ。せめてレゾンデートルを付与するためには、もう少しシャミ子が筋トレ頑張らないとな……。

 

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 ようやく行けた。いや、例年だと帰省してる間に手持ち無沙汰な地元で観ることが多かったのだからもっとゆっくり観てたはずなんだが、今回はなんか周りがやけにざわついててね。変な映画になってるってんで、ちょっと気になってたんだわ。まー、そもそもジオウ自体がかなり変な作品なのだから、その集大成たる映画が変な映画になるに決まってるのだが……さて、どんなことになるやら……。

 


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 尾崎絶唱シンフォギア、第5話。相変わらずぶっ飛んだ展開を見せる本作だが、今回最大のサプライズは文句なしの尾崎紀世彦であろう。エルフナインがそれを歌えることにも驚きだが、何よりも「久野ちゃんがまっすぐ歌えば普通に上手い」というのがまた衝撃。真剣そのもののエルフナインの後ろにキャロルの幻影を見た気もするし、案外趣味としてはキャロルから受け継がれたものだったのかもしれない。

 さておき、予定通りに鬱々とした方向に進む「シンフォギア中盤のお約束」みたいな展開。今期は2話時点で最大の鬱を用意していたのでそこからさらに落ち込むことも無いのだが、ズルズルと引きずっている面倒臭い防人はマジで需要がどこにあるのかという懊悩の権化みたいな存在である。まぁ、しょうがない処置ではあるのだろうが、防人は冗談が通じないだけに、この鬱展開をフォローする手段もない。マリアさんが思い切りほっぺたをひっぱたくくらいしか解決策が思いつかないんだよなぁ……。貴重な癒し要素である切ちゃんに頑張ってもらうしかないのだが、今回は出番そのものが少なかったしなぁ。お気楽要素をもっと見せて欲しいよ。

 そして、そんな防人に感化されるかのように突然キレる未来さん。正直、ここは分からん。そりゃ彼女にもシリーズ4作分の鬱憤が溜まっていたというのは分かるが、それにしたってあのシーンで突然ぶちぎれるのは違和感しかない。「もしかして翼さんにハッパをかけるためのお芝居でも始めたのかしら」といぶかしんだが、どうやら本当にただキレただけらしい。これまで必死にひだまりを維持してきた未来さんが壊れちゃったことは、シナリオの要請上しょうがないとはいえ、「もうちょい筋立てに説得力持たせてくれよ」というのが素直な感想。いや、シンフォギアの筋立てを真面目に気にしたら負けという話ではあるが。

 なかなかパターンを打破するのは難しく、今回の翼さんの錯乱についても、つい最近XDで展開した響の内省イベント(太陽の三撃槍)のイメージとかぶる。ミラアルクの眼力による呪いであることは分かるが、それにしたって翼さんがヒートアップしすぎである。面倒臭い防人を通り越して危ない防人になってしまったので、この後の責任問題を考えると今から気が重い。せっかく格好いいバンクでキメた直後だというのに……(まぁ、3期の響なんて格好いいバンクと格好いい新曲と格好いい登場シーンの直後に惨敗したが)。

 なお、ラストシーンの未来さんについては視聴者も誰一人として心配していないのでノータッチの方向で。まぁ、あのおっさんをぶっ殺すのになんの抵抗も無いのは全人類の共通認識だろうし。今期が未来さん主体の話になるだろうことは4期の時点で決まっていたのだから、そろそろシェンショウジンにも出番があっていい頃だ。神殺しの力を持った親友同士の大乱闘がいよいよ幕をあけるのだろうか。未来さんには新ギアでもええで。

 

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 アツいよね! そうだね! ワッサーッ!(あいなあいば先生の例のポーズで) 今日も来たよライブビューイング。昨日書いた通りにちょいと遠出になったけど、地方の劇場はむしろそうして集まった血気盛んなファンが揃っていた。シアターの規模は昨日よりも大きく削られて1/3程度のちっさい部屋だったのだが、むしろ声だけだったら昨日よりも出てたんじゃないかしら。私個人としても、とりあえず両隣の席の人が立ち上がってくれるだけでも声が出しやすくなるのでありがたい(流石に昨日の席のお母ちゃんは娘を見守りながら座ってたので)。そして、今日も近くの席に子連れのお客さんがいたのはちょっと笑った。昨日は娘を連れたお母さん、そして今日は息子を連れたお父さんだった。息子さんは途中までどうしたらいいかわからなくて二人してずっと座ってたんだけど、周りのオタクのボルテージが上がるのを見て息子さんもだんだん楽しくなってきたようで、中盤からはずっとウッキウキでブレード振りながら楽しそうにしていた。良かったよお父さん。その子が末長くRoseliaファンでいられるよう、応援よろしく。まぁ、親御さんが重度のファンでなきゃそんなとこにいないとは思うけどね。

 

 


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 Yes! ロリータ、No! タッチ、第5話。順調に変態が量産されつつある。今作の変態は一本芯の通った変態ばかりなので、「おっ、いい変態だなっ」ってなりますよね(ならない?)。

 なんだか作画が残念だった回。特にボーリング場あたりがひどくて、主人公のはずの和紗が割を食ってるのは可哀想。いつも通りにエグいシナリオのはずなのに、作画がへちょいだけで一気にチープに見えるから不思議なもんである。冒頭の菅原氏の部分あたりは割と頑張ってたせいで、主にダメージを食らったのが和紗ともーちんってのはもしかしたら格差の表れなのだろうか。

 ま、とりあえず制作現場頑張れとだけ応援しておくとして、今回も5者5様の展開を見せているので本当に忙しなくて目が離せない。一応動きが少なかった方から見ていくと、泉との関係性に大きな変化がなかったのは和紗だろうか。ただ、泉の方は菅原氏からいよいよ「和紗があんたのこと見てるで」という情報を得てしまい、ますます「今まで通りじゃいられない」悩ましい関係性へ。いや、その割にボーリング場の泉は自然に振舞えてたので頑張ってるとは思いますけどね。和紗の方が「正面から向き合うッ!」って言ってるのに、その自分の宣言に勢い込んで空回りしてしまってるのが愛らしくもある。しかし、高校生にもなった男女の幼馴染を休日に遊びに連れ出すご両親の関係性ってのも今時貴重だよなぁ……ボクもそんな幼馴染が欲しかったヨ……。

 そんな泉との関係性の中で暴かれた、菅原氏の過去。才色兼備な上に鉄オタにまで理解を示してくれるというパーフェクトオブパーフェクトな菅原氏。その年に似合わぬ達観はどこからきたのかと思えば、幼少期に経験したあまりに理不尽で、劇的すぎる人間関係だった。孤高のロリコン・三枝の持つロリコン魂は、性の概念を超越した信教にも似たものである。子供に神性を認めるというのは古くキリスト教的にも一般的なものであり、彼の持つ観念は文化人として一定の意味を持つのだが、それを突き詰めるためにいきなり幼女の靴に頬ずりした上で「僕を蹴りなさい」だとやっぱり日本ではお縄の可能性が高い。幸いにして菅原氏が賢いお子さんだったので手が後ろに回らずにすんだが、少なくとも彼女の人生に大きな歪みを与えてしまったのは事実。大人と子供の境界であれだけの仕打ちを与えておいて、いざ大人になって羽化しようとしたら「別な人のところにいきなさい」では、そりゃぁ菅原氏だって寄る辺がなくなってしまう。彼女が演劇関係から離れたのはおそらくそんな顛末が理由なのだろうが、見限ったように振舞っていても、まだまだ三枝に対して未練タラタラに見えるのは彼女が抱える唯一の瑕疵と言えるのかもしれない。

 ロリに特別な価値を見出す男がいれば、その一方で女子高生に価値を見出さない男もいる。こちらは職業意識にもばっちりフィットした正しい観念(?)であり、あまりに脈がないので本郷女子もイライラ。ただ、こちらはあくまで職業的な自己防衛と嗜好がブレンドされた「弱い信念」でしかないため、ひと葉の熱烈なアタックを前にすると怯む部分も多い。社会的な地位を守りたいというならチャットのログを残されたらアウトなんだし、今回の発言もいろいろダメだとは思うのだが、おそらく顧問の野郎はひと葉がそうしたツールで自分を脅迫したりはしないという確信があるのだろう。彼女がただ作家としての自意識から無茶な行動に出ていることはわかっているのだし、それさえコントロールしていれば、まだ自分に大きな害はないと見ている。そういう意味で、彼もちゃんとした(?)大人ではあるのだろう。初めてぶつかる「性」の壁に翻弄されているひと葉は、今回の女子の中では一番可愛かった気がする。単に純正エロ漫画シチュエーションだからかもしれんが。

 そして、意外な展開を見せたのは出遅れていたもーちんである。なんと、せっかく最初の相手に見繕った杉本が、割とわかりやすくダメなやつだったという……いや、でもさ、男子高校生だったらこんなもんじゃない? 経験値なんてないも同然だし、多分ネットや雑誌の知識から「格好いい男」的な振る舞いを必死に真似しようとしてるだけの状態じゃない。今の高校生がどうなのかはしらんが、高校生にとって数百円でも結構なダメージよ? まぁ、前提として1400円のセットを平気で食べてる時点で金銭的な部分は問題になってないのだろうけど……いくら彼女(候補)の前だからって、俺の高校時代には絶対に1400円のランチは食えないわ。しかもその後に映画観ることも決まってるわけで、1日で3000円近い出費……無理無理。高校生は川辺でコーラでも飲んどけ。まぁ、とにかくそんな杉本くんを見て、ちょっと理想化していた「男子」という異性に対する幻滅が加速するもーちん。ひたすら夢想の中でワタワタしている和紗とは対照的に、こちらの実地研修もなんだか残念な結果だ。

 そして、男の浅はかさに幻滅する関係性があれば、その一方で男の単純さにこの上もなく救われる気持ちもある。部長、本当にチョロかったけど、こちらはチョロいどうしなのでうまいことバランスが取れている。見ていて一番微笑ましい、まさに少女漫画のような恋愛である。まぁ、それだけに、周りの連中との温度差を考えると今後この二人に降りかかってくる試練が面倒臭そうで今から気が重いが……多分、部長は付き合い始めたらどんどん男にのめり込むタイプだけど、ツンデレが面倒なのでそれを男側が受け止められるかどうか。本当のバカなら、多分大丈夫。そういう意味で、本当のバカを選別するためのあのレポート課題は結構効率的な試験だったのかもしれない。部長、高校生のくせにやたら原稿の赤入れがかっちりしてるのは大したもんである。知り合いに出版関係者とかいるんだろうか。

 

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 アツいよね! そうだね! フランメッ!(あいなあいば先生の例のポーズで) ライブは断念したけどLVなら問題なしだね! まぁ、空調効いた劇場内でも汗だくですけどねっ! 私ごとで申し訳ないのだが、今回のLVの席が色々と衝撃だったんですよ、まず、両隣が女性。まぁ、それくらいは別におかしくないんだけど、片方はカップルで来てた人だったので「あぁ、両方ともファンなのはいいことだな」って思うくらいなんだけど、なんともう片方が「子連れのおかあちゃん」だった。つまり、私の2つ隣は幼い娘さんである。3、4歳くらいじゃないかな。「もしかしてお母ちゃんがファンで無理やり連れてこられたんじゃあるまいな?」ともいぶかしんだが、「キャラくず」の映像見ながら「サヨ〜」とか「あいあいアカンやん」とか楽しそうにしてたので、すでに英才教育は完了している様子。しかも終演後に一緒に会場の外にでた時にわかったのだが、娘さんはいかにもRoselia風の黒のドレスを身にまとっていた。お母ちゃん、その調子だ(どの調子だ)。

 


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 Cパートのヤマイ活躍シーンから自然に「このすば」のCMにつながってめぐみん大活躍なのずるい、第5話。ヤマイも紅魔族だったら幸せな人生が歩めたかもしれないのに……。

 ギャグアニメってのはパターンに慣れてくると面白さも落ち着いてくるものだが、今作は回を重ねても勢いが落ちず、むしろ病巣が深くなってる感じがクセになる味わい。おそらく、ネタ回しに関わる要素がどこか1点に集中せず、クラス全体に散りばめられている変人大集合の趣がプラスに働いているおかげだろう。普通に考えたら主人公のバカのイカれ具合は漫画のキャラとしても割と常軌を逸しているのだが、それでもクラスの中では異次元になりきらず、あくまでもネタ回しの一環として許容されるくらいのイカれ具合なのである。イメージとしては一連のあらゐけいいち作品に近い風味なのかもしれない。よく見ると背景とかでメインと関係ないネタが進行しているのはいかにもその辺りで、個人的にははんだ工作してるロボとか、着替えの時にスカートのホック留めるのにいちいち気合い入れなきゃいけないオタがツボ。あとはいちいちカメラワークとかのこだわりが刺激を維持してるのも大きいかも。ロリとリリィのストレッチシーンとか、「さすが高橋丈夫、わかってるぅ!」ってなるセクシャル具合が良い。

 これだけネタのアクが強いクラスに今更転校生が来たところでよっぽどなキャラでない限り太刀打ちできないだろ、と思っていると、案の定ツッコミ寄りのキャラが投入され、改めてこのクラスのイカれ具合を外部の目線から確認する流れになった。まぁ、新加入のリリィさんも幸い(?)変人寄りの方なので、まだ順応できている方だとは思うが……それにしたってバカの攻勢は尋常ではない。習うより慣れるしかない地獄のクラス編成である。

 七条アリアさんみたいな見た目(と声)のリリィさんだが、その名の通りに百合を展開させてくれるキャラになることを期待したい。今のところ相手になりそうなのがマジメだけなのでそこまで百合満開って展開にはなりそうもない(というか、そもそもこのクラスで色恋の話は絶望的だ)が、幸いルックスは良いようなので今後のハッテンに努めてもらおう。こうしてみるとキャスト的にはやっぱりこれだけのカオスの中に未だ日笠がいないということの方が意外な気もする。放課後でティータイムを結成したり、どこぞの生徒会役員を結成したりしてほしい。「バカ」「オタ」「ロボ」「ヒカサ」でいけるやろ。

 それにしても、未だに最後のキャストロールを見ると謎のキャラ名が並んでるんだよな……まだこのクラスには地雷が埋まっているんだろうか……。もう、キャパオーバーな気がするぞ。

 

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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