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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 お嬢が「麗奈だけど……」って自己紹介するのいいよね、第9話。知ってるわ、ってなる。いや、うえしゃまが下の名前で呼ばれる機会ってそこまで多くないけど(りえりーにはレイナ呼びされるな)。

 そんなスタートにしてみたけど、まー重い回だ。ゲームでも本当にモヤッとしたものが残ってしまった辛いエピソードではあったのだが、この「割り切れない目的探し」みたいな要素も調律の巫女たちの大切なテーマでもあるので、ここでアラジンの想区は外すことができないんだよね。ラストでカーリーとロキが出てきて教団を煽っていたことからもわかる通り、今回ロキがレイナに対して面と向かって言っていた文句は、一面的には本当に正しい言い分なのである。結局「外」の人間でしかない空白の書持ちの人間が想区の中で運命に従って生きている人間にどれほど干渉していいものかという問題は、永遠に解決しない命題である。調律の巫女たちは運命の書から逸れて壊れそうな想区を元に戻すことを目的にしているが、運命の書に従うことで不幸な道をたどるキャラクターたちもたくさんいることはこれまでのお話でも何度も示されてきたことであるし、今回のように死んでしまった命を戻すこともできず、ストーリーテラーの都合に任せ、1人の人間の命を軽んじて想区全体の運用のみが重視されてしまうこともある。

 そんな理不尽に立ち向かうために、「空白」をフル活用してやろうってのがフォルテムの(一部派閥の)考え方なわけだが、レイナの場合は出自の関係もあって「とにかく想区の崩壊だけはダメゼッタイ」という部分は動かせず、そこでどうしても「調律」と「混沌」が対立してしまうことになるわけだ。どちらも別に誰かを困らせようと思ってやっていることではなく、それぞれの信念があるからこそ問題は面倒臭い。これを解決するために、物語は少しずつ全ての元凶(?)であるストーリーテラーの本質に迫っていくことになるのだね。最近だとアンデルセンの想区なんかはかなり内容もハードで物語の本質に迫っており、「物語を作ること」ってのはなかなかに業が深いものだ、ということを考えさせられる。

 まぁ、そんな節目となるエピソードであるが、やっぱりインスタントなテンポなのでサクサク進んでしまうな。今回はやるべきことをかなり絞ったからまだテーマ性は伝わりやすかった方だろうか。まぁ、アラジン登場後はずっとえぐーオンステージだったのでなかなか集中できなかったんだけど。作中だとあんまりアラジンをセリフ入りの状態で聞かないもんだから、正直えぐーのイメージなかったんだけどね(アラジンはパーティーに入れたことすらほとんど無い気がする)。加えて、ゲームの方では現在カオスのイベントやっててそっちのアラジンの扱いがナニなもんだから色々と苦笑いポイントが多い。ここでの一件のおかげで調律の巫女一同はアラジンに特別な思いがあるんだけど、現在のチーム「再編」の方は別にそうでもないんだよね。本来ならこの後で「千夜一夜」もあるのでまだまだアラジンの物語は続いていくことになるのだが……例によってどうせアニメでは描かれないのが残念至極(ブドゥール姫には出番がないのね)。

 次回はジャンヌの想区。さらにその次がアリスってことは、ようやくここからるみるみフル回転なのである。フランスが舞台の想区は、ジョルジュとかマリーとか、色々と濃いキャラを絡ませやすいのだけど……アニメだと(略)。

 

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 特に感想も無くなってしまっているイベントではあるのだが、一応毎年記事立てしてたので今年もメモ程度に。今年は例年以上に「置きにきた」印象のラインナップになっている。まぁ、そのおかげで大きく波風を立てる要素も無いのは良いというべきか地味と言うべきか。

 考えてみりゃ、もともとこういう「渋い受賞」を望んでいたような気もするんだよな。話題優先の「声優もどき」の受賞に嫌悪感を示していた部分が大きかったわけで。でも、いざ「じゃぁこれなら文句ないだろ」と出されると、「お、おう……」としか反応できないというダブスタ気味の印象。やっぱりこうしてみると、裏方商売としての声優という仕事が正当に評価を受けるということがどれだけ難しいことなのかがよくわかる。業界の裾野が広がりすぎて、「今年1年の業界のムーブメント」として代表者を選ぼうとしても、視点が散漫になりすぎてなかなか万人が納得する選出が叶わないっていうのも、この賞の難しさのひとつなのかもしれないなぁ。ファンがいて、オタクやマニアがいて、業界人がいる中で、それぞれが見ている「理想の声優像」が共通の認識を持っていなければ、落とし所がなくなるのは当たり前の話で。これが普通のアカデミー賞みたいな認知が得られるようになってこそ声優が地位を確立したといえるのだろうが、なかなかそこまでのパラダイムシフトも起こらないだろうし……。ムズカシス。

 

 


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 封切り日視聴、割と珍しいですね。特に理由はないんだけど、たまたま日程が空いてたこと、来週以降はちょっと観るのに手間取りそうなことなどを鑑みて、Case2からほとんど日を空けずにさっさと視聴。「Sinners of the System」の最終回となる今作はなるべくネタバレなどを排した先入観のない状態で観ておいた方がいいだろうという判断もあったかもしれない。初日ということもあり、劇場が大入りだったのはちょっと嬉しかったところですね。ネタバレはここには書かないけど、本文に入る前に1つネタバレしておくと、「PG12の制限もあってか、おっぱいおっぱいです。乳首もちゃんと描かれてました」。重要なのそこじゃない。いや、でも巨乳と普通乳(子供乳)が並んでいるお風呂シーン、とても良かったと思うんですよね(しつこい)。

 

<以降はネタバレ解禁ですので未視聴注意。まぁ、そこまで大したネタがあるわけでもないが>

 


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 引くかー、第10話。まぁそうだね、1話で片付けられるような問題でもないもんね。しかしもう一週間胃がキリキリした状態で待たねばならぬのはキツい……。

 いや、結末は分かってるんだけどね。ハッピーエンドは見えてるんだけどね。でもさ、やっぱりこうして漫然と過ごしている間も、花園たえや山吹沙綾がどんな気持ちでいるのかを考えると辛くなるんだよね。特に沙綾がね。ほんと、彼女がどれだけ背負い込んじゃう人間なのかは1期の話で我々もよく知っているのでね……。

 表面上は、問題が解決したかのような展開だった。先週言及した通り、おたえは謝罪しなければならない人には素直に頭を下げに行き、通すべき筋を通そうとした。最初に有咲、そして香澄。まぁ、香澄(とりみ)はなんの問題もないとして、有咲はあの通りでどこか素直にならずともおたえの深刻な悩みをスルーするようにして回避した。普段から不器用な姿を見せているツンデレヒロインの面目躍如で、多少ゴタゴタしてても「まぁ、有咲ならしょうがないか」ってんで周りも納得できる状況だ(盆栽は犠牲になったのだ)。

 そして、最大の障壁だと思われた沙綾も、他の仲間の手前もあり、何かをゴクリと飲み込んだ。もともと、沙綾の不安は沙綾自身の内面から出てきた部分もある。自分が2つのバンドを経験していること、なんらかの理由でバンドを離れるという事象への隠しようの無い恐怖。そして何よりも、「どれだけ好きなバンドでも、メンバーが離れるという事態は起こりうる」という実感。自分の身に起こったことが、おたえにだけは起こらないなどという楽観視はできない。「ポピパは大丈夫だよね」という、これまでなんども漏らしてきた不安を、直接おたえに問いかけたい。おたえがポピパをやめないという確証が欲しい。しかし、それを本人に聞くことはできない。それを聞いてしまったら、おたえを疑うことになってしまうから。花園たえが誰よりも真面目な女の子で、何よりもポピパを大切にしていることは沙綾もよく知っている。だからこそ、おたえにそんな言葉をかけられず、「もう大丈夫なのだ」と言葉を飲み込む。そのまま、全てが元に戻ると信じるしかない。

 メンバー以外の人間で対応が最も気になっていたのは友希那さんだったわけだが、結局、大した問題もなしに「思ったよりも優しい」言葉で片付いてしまった。この1年間で友希那さん本人が丸くなったこともあるだろうが、どうやら、友希那さんなりに今回の顛末の裏側には思うところがあるらしい。確かにあの強烈なキャラクター性を持ったチュチュが暗躍していたとなれば、おたえ一人では片付けることができないような問題が持ち上がっていたとしても不思議では無い。友希那さんはチュチュから何を言われても微動だにせず一蹴していたわけだが、同じような強靭さをおたえに求めるのは酷だろう。同じRoseliaのメンバーにはそうした強さを求めるかもしれないが、流石に他のバンドにまで噛み付くのは遠慮したか。ニュー友希那さんは、大人なのである。

 これでポピパが「今度はちゃんとしようね」で終わって元鞘になっていたらどないやねん、という流れだったが、大丈夫(?)、もう一波乱。敏腕プロデューサー・チュチュ様はこの程度の波風を立てるくらいはお茶の子である。興味深いのは、チュチュの言動自体は何も間違っていないということである。おたえがやらかしてしまったのは紛れもない事実であり、先週言及した通り、責任を追求するとしたら、やはりおたえ自身の認識の甘さが招いた結果。志はどうあれ、彼女は責められても文句は言えない立場である。そして、今回そんなしょんぼりおたえを真正面から責めてくれたのはチュチュだけなのである。「半端な覚悟で仕事するんじゃねぇよ」と。ドがつくくらいの正論だ。しかし、それはあくまでプロデューサーとしての責任からの発言であり、そんなモチベーションのメンバーがバンドの中で吹っ切れるはずもなく、おたえの離脱は容認される空気になる。

 ここで語られたレイヤとおたえの繋がり。幼少期の思い出としてはありがちなお話ではあるが、効果的に用いられる挿入歌「ナカナ イナ カナイ」が良い仕事をする。小さかったあの日、2人ともCGモデルもできてなかったあの日に作った二人の思い出の歌が、それぞれの現在の志につながっていく。前を向いて進むことは誓ったが、それぞれの進むべき道が同じということまでは約束していないのだ。レイヤにとっては辛い選択になるが、あくまでも大切なのは2人の人生。「今」を大切にするために、親友どうしは互いの拳で通じ合うのである。なお、マスキングさんは狂犬だけど実はいい人。マスキングがしゃべるたびにハラハラするんだけど、短いシーンの中でも結構いい印象を残してくれましたね。

 今回のエピソードを経て、レイヤがどうとか、マスキングがどうという部分もあるが、RASというバンドそのものの印象が大きく変わった。麻弥さんの親切な解説がわかりやすく、彼女たちはどうやら「反逆の音楽」ということを大前提とした「ぶち壊すバンド」のようである。RASが結成した当時には「完成度の高い音楽を追求するバンドってどう考えてもRoseliaとかぶるやんけ」と不安になったものだが、Roseliaの目指す「至高」と、RASの目指す「最高」は全く毛色が違う。デビュー曲ともなった1曲「RIOT(暴動)」というのも実にわかりやすいメッセージであろう。改めて今回のMV混じりで聞かせてもらうと、それぞれのパートの音を強く打ち出す、「個の力を見せつける楽曲」になっていることが分かって実に「らしい」。今後のRASのライブがどんな展開を見せるのか、現実でも作中でも、楽しみが増えた気がする(ゲームではRASは出てこないんでしょうかね)。

 さて、そうしてはっきりと存在が確立したRAS。しかし作中ではまだ未完成のままなのだ。ここで動くのが敏腕プロデューサー。正面切っての「あの子が欲しい」である。さてさて、どこから何が飛び出すやら。次々回あたりのサブタイトルが「キズナのミュージック」になるんでしょうかね……。

 

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 致死、第9話。まさか、こんなど真ん中のストレートでも球速が出るなんて……ヤバい。幼女百合への傾倒がいよいよ本格化する。性癖が歪む。この「もともと引きこもりの陰キャをいじるギャグっぽい展開だったのに、気づいたら百合要素フル回転のカップリング最強漫画になっている」っていう展開、界隈で賑わしい「わたモテ」と同じ展開にも見える。まぁ、こっちは百合姫なんだから最初から狙いは定まってるはずなんだけどさ。

 今回はもう、とにかくAパートだ。短めのお話なんだけど、まさかみゃーさん要素ほぼ無しでこんなにもクラクラくる話が展開されることになろうとは。運営側はひなちゃんを一体どんな存在にしたいというのだ?! ダメだよ、幼女に求めるものはママみだけでも頭がおかしいというのに、さらにイケメン彼氏属性まで付与するなんて……。

 デートに登場した時のファッションからしてもう確実に彼氏。イケメン彼氏。ひなちゃんは確かに活動的な子ではあるが、ここまでボーイッシュな格好して登場したことあったっけ? 小学5年生で、特にファッションなんかに興味がなさそうな性格なのだから、あのコーディネートを選んでるのはお母さんってことになるんだろうけど、もう、ノアちゃんをオトすつもりで用意したとしか思えない。もしかしたらみゃー姉も一枚噛んでる可能性もあるけど……いや、でもノアちゃんを正面から殴りに行っても得するのはノアちゃん本人だけなんだよな……。

 格好がイケメン、言動も全てイケメン。しかも、ひなちゃんのイケメンぶりは天然とかいう以前の問題として、「いまだ性差を認識する必要すらない幼女であるからこその天然由来成分」であり、ここで天真爛漫なひなちゃんが彼氏ポジションになり、すでに色気づいている(?)ノアが彼女ポジションになるのはきちんと「幼女百合」という文脈である必要性が感じられる。幼女であるからこそのアドバンテージを、ひなちゃんは最大限に活用している。普段はみゃー姉のことだけを考えて献身とすら言える愛情を見せているひなちゃんだが、そのまっすぐさ、裏表のなさは、天然ジゴロとして周りの女の子も虜にしてしまうのだ。そらもう、ノアちゃんじゃなくてもKOされるでしょうよ。ふとしたきっかけで自分の夢が全て叶ってしまったノアちゃん、幸せでぶっ倒れたりしないといいいんだけどね。でもなぁ、ノアちゃんはひなちゃんのことをよくわかってるから、「この優しさは別にあたしにだけ向けられたものじゃないのよね(むしろみゃーさんに向けて最大限に発揮されるのよね)」みたいな感情も持ってしまいそうで……あぁ、ひなたの奴め。なんとも憎らしい。ノアちゃんの心情にこんなに寄り添ったお話になったのは初めてのことなので、本当にきゅんきゅんしてしまった。まぁ、Bパートでは同衾までしてるんだから序の口ではあるけどな(同じ布団に入った結果、別な意味で昇天してるな)。

 今回ばかりは流石にひな×ノアの貫禄勝ちだろうと思われたが、Bパートでは我らがみゃーさんも牙を研いで待ち構えている。いや、今回仕掛けたのはどっちかといえば花ちゃんの方かな。登場キャラの中では一番「薄い」花ちゃんなのだが(個人の感想です)、今回はホラー苦手属性から素直にみゃーさんの中で加点を重ね、最後にはわざわざみゃーさんに寄せて行ってきっちりゴールを決める。うぅむ、こやつも実にあざとい……。天然のひなちゃん、献身のノアちゃんに比べるとどうしても小狡さが目立つ花ちゃんであるが、こうしてがっつり大人を利用してコントロールできるところを見ると、「こういう幼女も、これはこれで……」みたいな感想になるな。特にみゃーさん自身は喜んで花ちゃんに利用されているわけでね。まぁ、こういう関係にしないと(みゃーさんが一方的に花ちゃんから搾取するデザインにしてしまうと)同性どうしとはいえ純粋にロリコン犯罪になってしまうからね……。それぞれの百合の形、それぞれの愛の形があり、それぞれにロリの形もあるのだ。どちらのペアも幸せになってほしいものだが、ひなちゃんはみゃー姉を嫁にやる気は無いらしいからな……。

 それにしてもみゃーさんの若かりし頃の写真よ。中二の時に純正の厨二病を患う人間って、実は意外と少ないはずなんだが、みゃーさんはそんな貴重なサンプルですね。お母さんは諦め半分で見ていたのか、それとも案外面白がっていたのか。星野家ママン、厳しい人だけど変なところで寛容だよな。そしてみゃーさんは学校では一体どんなキャラだったんだろうな……その頃から松本は松本だしな……。大量のジャージが出てきたときには吹いたが、冷静に考えると相当サイコな絵面なので怖くなってきた。

 

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 なんて展開だ……第8話。誰も得をしないバトルになるあたりがいかにも今作らしいところだが、かわいそうな日笠があんな目にあっちゃうのが一番の災難だったと思われる。ハッピーバースデーの歌って300年後にも歌い継がれてるんでしょうかね。

 このままじゃ人類もジリ貧だ、ってことで決まったリヴィジョンズ基地特攻作戦。今回ミロも確認していたが、基本的に「機は熟した」っていう作戦ではなく、「もう、それくらいしか残された手が無い」という作戦。偶然にも大介の叔父さんが基地の場所を把握してたおかげで実現したわけだが、多分これがなければお手上げだっただろう。それにしても、大介の叔父さんの胡散臭さもなかなかのものである。まぁ、単にCVが櫻井なせいだと思いたいが……「完全に収監されてたはずのリヴィジョンズ基地から単身で脱出」「その後無事に渋谷まで逃げ切る」「その道程と基地内のマップをばっちり覚えている」「その後渋谷の活動の取りまとめを申し出る」。これだけ揃ってるんだから、普通に裏切り者事案ですよ。まぁ、現時点では現代人がリヴィジョンズと手を組む意味はほとんどないし、リヴィジョンズの連中もわざわざ「餌or資材」である現代人のことなんか気にしないとは思うのだが……。

 叔父さんのことは深く考えないことにして、いよいよ今回のオペレーションである。一番びっくりしたのが、大介を取り囲む面々が割と和気藹々としていたことである。前回までの顛末を考えれば、別に大介が反省したわけでもないし、奴へのヘイトが下がる理由はないのだが、明らかに「大介と一緒に頑張りましょ」みたいな空気ができている。マリマリは抱えている感情を考えれば仕方ない。慶作もいつも通りのノリだからよしとしよう。分からんのはルウだよな。なんかこいつ、最近いきなり大介寄りのポジション取るようになったよな。何も考えていないのか、それとも案外気を使うタイプだったのか。そんなルウが容認してるもんだからガイの方も渋々受け入れるしかなく、気づけばみんなで肩組んで円陣作っちゃうくらいに団結していた。まぁ、そうでもしないとこんな急ごしらえの作戦の勢いがつかなかった、というのもあるかもしれないけどさ。

 人質解放任務は実にあっさり完了。ただ、残念ながらすでにぶっ殺してしまったシビリアンに関しては人質を生かしておく必要もなくなってしまい、一部の人員は燃料タンク送りになっている。そして、その中には慶作のおかんも含まれるという。ニコラスの暗躍により、目の前で実の母を溶解されるという最悪のシチュエーションを目の当たりにしてしまった慶作。かわいそうすぎる。今までだって一番嫌な部分をおっかぶされてきたというのに、此の期に及んで天はなお慶作に試練を与えるというのか。さすがの慶作も唯一にして最大の拠り所を失ってブチギレてしまい、大介が止めなきゃいけないレベルの暴走モードへ突入。そのまま止まることなく、たまたま目に入ったチハルさんをぶっ殺すという、大金星なんだか破れかぶれなんだかよく分からない展開に。あの流れはどう見てもニコラスが狙っていたようにしかみえないのだが、やっぱり踏んづけられてイラついてたんですかね。一部の性癖の人間からすれば日笠ボイスのハイヒールに踏んづけられるのはご褒美でしかないのだが……。別にあのボディだったらダメージもないんだから放っておけばいいのにね。

 そんなリヴィジョンズの内ゲバ(?)もあり、多分チハルさんは存在抹消。そのついでに慶作もどっかに行ってしまった。人質の大部分を解放し、当面の問題を解決できたのだからオペレーションとしては成功だったと思うのだが、それでも大介は「運命の敗北」とまで言って自分の不甲斐なさを嘆いている。これまでだって散々失敗してきたくせにイキり続けてきたが、目の前で慶作を失ったことが今までにないダメージになった様子。そういう意味では、慶作の果たした役割ってやっぱり大きかったし、大介にもいっぱしの仲間意識はあったってことなんだよな……。現時点では、こないだ襲ってきた謎の存在の正体も解明されておらず、まだまだ問題は山積している。結局、どうやったら現代に帰還できるようになるんだろう……。

 

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 王子頑張ったよ……第19話。もう、それだけで何もいらない。

 今回は1区2区3区。ただひたすら駅伝で走る選手を写している画面が続いているのに、一切緩むことなくドラマが紡がれる30分。単に勝負をしているわけではない。それぞれが何故走るのか、どこに向かって走るのか。そこにドラマがあるのだなぁ。

 王子の走りは、誰もが「できるだけ周りから離されないこと」を目標だと考えている。当たり前だ。これまでの王子の実力を見れば、完走するだけでも儲けもの。順位だのタイムだの、そんなことを気にするレベルには無いはずだった。しかし、これもレースの運なのか、1区は例年よりもスローペースで勝負が進み、王子もギリギリ集団に食らいつくことができた。気づけば最後にはフォームもぐちゃぐちゃになり、他校が勝負をかけた時にはさすがに着いていけなかった。しかし、そんな絶望的な光景を見ても、王子は走るのをやめなかった。いつも通りに悪態をつき、ただひたすら好きな漫画のことを考えて走る。それが彼なりのモチベーション維持法、これまで1年近くもの苦行を支えてきた心の支え。しかし、いつしか彼にとって仲間たちが力に変わっていた。王子に気を遣うハイジも、中継所で待つムサも、王子の一歩をしっかりと支えている。ただ走るだけなんて馬鹿げた行為に、王子は無情の喜びと達成感を得る。彼の人生に、かけがえのないものが芽生えたことの証である。ラストには滅多に見せない笑みを浮かべながらの完走。走りきった王子の精根尽き果てた表情は、疲労の中にもこの上ない達成感に満ちていた。

 そんな王子の走りを受けて、「エース」ムサが激走を見せた。やはり元々の素養があったのだろう。仲間の走りに刺激されて普段は穏やかな走りを維持していたムサのリミッターが外れる。彼の脳裏には病身の神童の姿もあったのだろう。背負った役割を全うし、ムサは最高の結果を叩き出した。周りの評価も、似たような姿の同郷人の活躍も関係ない。ムサは、ムサにしかできないことを成し遂げたのだ。

 そしてジョータへと襷が渡る。王子の激走、そしてムサの快挙。お調子者のジョータにとって、こんなにもテンションの上がる出番もなかろう。しかし、意外にも彼の心中は穏やかなもので、そこには直前のキングとの対話も関係していた。来年もまた走れるのかどうか。それを考えた時に、ジョータはどうしても弟のことを考えてしまう。これまで全く同じだと思われていた双子。しかし、そこには本人たちにしか分からない歴然とした差があったという。走ることで見つけたそれぞれの道。兄はここで、弟の背中を叩くためにせめてもの花道を飾る……

 だけかと思ったんだけどね! 来ちゃったね! ハナちゃん来ちゃったね! 彼女は果たして何を考えていたのか。そして、それを襷と一緒に託しちゃったお兄ちゃん。次の弟は、一体何を考えて走ったらいいのやら。そしてさらに、レースは山道へと続いていくことになる。次回のサブタイトルは「壊れても」。神童さん……。

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 ローナ姫の名前の由来ってもしかして「RPGでさらわれる姫」のパイオニア的存在であるロー○姫なんでしょうか、第8話。だとしたら最終回は延々ユーシャちゃんにお姫様抱っこされた状態で「ゆうべはおたのしみでしたね」とか言われることになるんだろうか。

 なんだかシリアスとギャグの間の、確実にギャグ側なんだけど微妙に隣の匂いもする不思議な領域を突いてくるようなお話。毎回そんな雰囲気を感じながら「まぁ、そんなはずないんだけどね」と思っているわけだが、一応「宿敵の魔王を倒すための存在である勇者」が主人公なので、いきなりまじバトルになる可能性もゼロではないんだよな。まぁ、その魔王が完全に指導者としての保護者責任を感じてしまっているので、もしラストバトルがあるとしたら誰と戦ったらいいのか分からないのだが(だからチビと戦ってほしい)。どこかに封印しごろの邪神でもいないのかしら。

 今回はどっちかというとユーシャパーティよりもマオの活躍が目立ったお話。ちゃんと手に職を持ち、人間としての規則を守って清く正しく生きるマオちゃん先生。やろうと思えばまさに魔王らしく「ほしいものは力づくで」奪えるとは思うのだが、そうはせずに労働から賃金を得て生活しているため、私室が質素でなぜかローナとの対話も木箱の上。先生なんだからもうちょっと内装には凝るくらいの収入があってもいいと思うのだが……むしろ帰って寝るだけの部屋にあまり興味が無いタイプなんですかね。こないだのお話だと冷蔵庫(?)の中も空だったし、仕事の後は酒場で管巻いて寝るだけなのかも。そしてローナの誘いには乗り気でなかったのに、積まれた金の額で心が揺らいでしまうという俗っぽさ。まぁ、どちらかというと王室の方が圧倒的に俗物だけど。この国の王室、大丈夫なんでしょうかね。四天王は優秀みたいだけどさ。

 そして、まさかのタイミングで実現してしまった「現時点でのユーシャVS魔王」の図式。戦闘と言っても完全なワンサイドゲームで、なんと開始数秒で3人を無力化。かつてマオが経験したユーシャ戦とはえらい違いだが、もしかしたらあの反省を活かしてユーシャたち4人が連携できないように処理しただけなのかもしれない。多分あのまま本気で攻撃してたら今のユーシャは太刀打ちできずにそのまま人類が滅ぶ可能性もあったのだが……マオちゃんは別にそういう部分に興味は無いのね。「どうせこいつを倒しても次の勇者が来るしなぁ」くらいの気持ちなのかもしれない。餌をぶら下げられても結局スルーしたのはマオもそうだし、ローナもそうだし。さて、勇者ってのはどれくらい実動する職業なのか……。

 次回は待ちに待った(?)メイのメイン回だろうか。今週はドヤるべきタイミングでどやってたので文句は無いんですが、カルタードの歴史について、もしかしたらマオちゃん先生はその成り立ちを知ってるかもしれないんだよな。実際のところ、あれってなんなんでしょうね。

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3月3日 ドラフト模様(RNA×3)

ピック順 【Chrolony】→【Alessi】→【Thraxi】→【Serra】→【Sea-chcken】→【Tanaka

 

 もう、週末がせわしなかったせいでドラフトで何があったか覚えてないわ。歳をとってからめっきり記憶力とスタミナが弱くなってのう……。そもそも前日にたほいややって3時間睡眠でドラフトに挑んでその後すぐにセカンドたほいやに入ってその日のうちに譜の作成したりしてんだから、そりゃ合間に入ったドラフトの記憶なんて無くなって当然だよな。まぁ、朦朧としたままでも出来るのがドラフトのいいところです(?)。

 

 さて、今後はどうやらしばらく「春休み」の期間に入りそうである。一応確認しておくと、今週(3/9or10)は、現時点で1名不足、さらに日曜日は成立が困難ということで事実上の中止になりそう。最近は割と遠方組に来てもらうことも多かったが、さすがに何処かの誰かに3週連続で登場願うのも無理があるだろう。万が一土曜日程で可能だという遠方組はご一報を(ただし5人戦になります)。

 その翌週、(3/15or16)は私がいない予定。別に私がいないところでドラフトしてもらっても構わないけど、まぁ、多分無理でしょう。

 さらにその翌週(3/22or23)についても、こちらはGPが開催されるということで1人が抜ける。さらに、遠方から他の目的の面々が姿を表す予定も確認されており、ドラフト以外の週末になるんじゃないかと思われる。こちらは一応まだ要調整。

 つまり、これらが全部不成立になれば次のドラフトは3/29or30ということになり、一ヶ月近く空くことになります。まぁ、ここしばらくそれなりの人数での卓が成立していた方が珍しいくらいなので、ちょいと大きな揺り戻しという感じだろうか。3月末になると、もしかしたら早ければ次の「灯争大戦」のリークなんかも出始めるかもしれませんね……。まったく予想がつかないセットは久しぶりなので楽しみですね。

 


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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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