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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 凄絶! 第19話! いやぁ、予定通りの激アツ展開になりましたね。やっぱり実際のアニメ映像にされると相当エグいバトルになるわなぁ。

 二転三転のどんでん返しの連発感は正直原作漫画の方が出ている。多分それはコマの大きさとか、そういうリズム感の問題なんだろうけど、「良かれと思ってうった手がむしろ相手を利することに!」みたいな目的意識が終始入れ替わる段取りは原作の方がインパクトがでかい気がする。ただ、その分アニメは動きが見せられるので、息もつかせぬ怒涛の展開がより熱を持った状態ではっきり伝わってくる。クライマックスとなるミスタ決死の連射シーンなんかは、いかにもアニメ映えする見事なシーンである。

 「覚悟」という言葉で示されるお互いの必死の目論見も、決してギアッチョが劣っていたわけではない。最後の最後までどちらが勝つか分からない、手に汗握るバトル展開。まぁ、ぶっちゃけジェントリーウィープスの細かい仕様など(原作時点で)よく分からない部分は多々あり、ジョルノが生やした植物をぶちぶち引きちぎっているミスタにはダメージが反射しなくていいのかよ、なんて些細な疑問も挟まれるのだが、すでにこの時点でG・Eの反射設定は無くなっているようなので、「植物を生やそう」で目的は達成しているのである。明らかにボンネットに生えてた草が、能力を解除したらネジになるなんてのも不思議ではあるのだが……こまけぇことはいいんだよ! とにかく、能力のオンオフまで含めた多用途な使いこなし方が勝負を分ける、お手本のような能力バトルになっているのだ。

 バトルへの向き合い方からそれぞれのスタンスの違いがはっきり出ているのもドラマ作りとしては興味深いところで、今回、ジョルノはあくまでサポート役なので比較的穏当な発言が多い。特に「とりあえずディスク確保して逃げろミスタ」とジョルノが主張し、ミスタが「いや、それは勝利ではない」と否定するのは、ある種イルーゾォ戦の時のジョルノとアバッキオの関係性の裏返しになっている。それだけミスタがチームの中で特異的な立ち位置にいるということがわかり、さらにおちゃらけた雰囲気の彼の中に隠れる聡明さ、さらに意志の強さなんかも伺わせる。ほんと、チームのメンバーが満遍なく全員格好良く描かれるのはお見事としか言いようがない。今回はミスタ入団を思い出す過去話にさらにアニメオリジナル要素を加えてより和気藹々としたチームの雰囲気が感じ取れるようになっていたが、ブチャラティがオーダーを「4」人前から5人前に変えたところでミスタが「気が合いそうだ」なんて考えたあたりは非常に芸の細かい追加要素である。もちろんブチャラティはミスタのことを考えて「4」を忌避した訳ではないのだろうが、ミスタの方でそれを勝手に解釈し、「ここで4を避けたこの男なら、なんとなくうまくやっていける」と判断したのだろう。ミスタってのはそういう男である。

 そうして経験を積んできたチームに最近加入したばかりのジョルノ。彼のスタンスの独自性はミスタが語っていた通りだが、今回もばっちり主人公として美味しいところをかっさらっていく如才なさは本当に憎たらしい。どう考えてもミスタの脳に銃弾がめり込んだらその時点で即死のはずなのだが、あのタイミングで「ズキューン」と穴を埋められたら、なんとなく納得するしかないだろう。そして、彼のスタンド名である「黄金体験」を体現するかのように朝日が上り、眩しい光とともに強敵を殲滅する姿はまさにヒーローそのものである。彼の父親が(一応)ディオであるというのもなんだか意味深で、今回ジョルノの行動からミスタが(そしてギアッチョが)思いついた「返り血を利用する」という戦法は、あのディオが承太郎相手に最後に見せた(情けない)一面であった。今回はそれが見事にヒーローの活躍の一要素として関わっている。朝日が昇ることで死滅したディオ、朝日を浴びて勝利宣言をするジョルノ。そのあたりの対比も時代を超えた興味深い因果である。

 これだけ明るくても、目にゴミが入ったならしょうがないのだ。

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 あぁ〜、大好きなやつ〜、ツッコミ止まらないやつ〜、でもこまけぇ事どうでもよくなるやつ〜。やっぱりね、僕大好き、スーパー戦隊お祭り作品。

 なんでこのタイミングでリュウソウジャーの放送時期をずらしに行ったのかは定かで無いが、希望的に「平成最後ってことでこのお祭り特番をどうしてもぶっ込みたかったから」であってほしい。劇場でお金とって上映されたとしても何の文句もない、東映の悪ふざけの極致である。やっぱりアホみたいに歴代戦士が並んでる絵面、最高じゃないですか?

 ツッコミ始めたらきりがない。最大の謎は、あんな適当なオファーでよくもまぁこれだけの英雄たちが集まったもんだな、という部分で、例えば今回代表として出ていた圭一郎なんかも、普通の状態であれば訝しんで出場を快諾したりはしないだろう。でもまぁ、そこはお祭り騒ぎだからみんな行っちゃうっていう。わからんよ、全員いるとは言ってないし、一応参加意志がある連中だけだったのだろう(5人ずつ32組って言ってるので、参加者は160名である)。それでも、圭ちゃんだったら夜勤続きでぼんやりしてるところを勧誘されたかもしれないし、多少判断力を鈍らせる魔法的な力がチケットに込められていた可能性だってある。思慮深いメンバーが参加してたとしても、それはキャラのブレではなく、特番時空での特別処置だと寛容に理解したい。完全にネタキャラになってた映士だって、本当はもっと思慮深い性格なんですよ。

 それでもなんだかんだで集まってしまった戦隊ヒーロー。どう考えても集まっちゃいけない理由で集まっており、ラストの展開までバレバレではあるのだが、劇場版的お約束で最後に全ヒーローが手を取り合って戦うためのセッティングなのでしょうがないのだ。一番話題にすべきは、そんなてんこ盛りヒーローの中で、なぜこの5人がメインになったのかという部分だろう。いや、キャストの都合っていう大人の事情が一番でかいとは思うけども……以前の劇場版でアムががっつりメインだったのと同じように、カグラががっつりメインってのがちょっと不思議なところ。いや、そもそもトッキュウチームは「あの姿」でエントリーしてる時点でどういう仕組みなのかは謎なのだが……「戦隊にエネルギーを与える要素」と接続してるんだかしてないんだかよく分からない舞台設定が謎よね。変身までたどり着く最低限の保証はあるけど、それ以上の追加戦力は得られない(最強フォーム禁止)ってことなんだろうか。でもさ、それだと結構戦隊によってハンデがでかいよね。実際、走輔は今回それで戸惑ってたわけだし。エンジンソウルが使えないゴーオンジャーってかなり厳しい。あと、絶対描かれないだろうけど外界と接続できないジャッカーって、そもそも変身できないのでは。

 まぁ、ツッコミはこれくらいにして小ネタを拾っていきたいところだが、もう、冒頭の「ロビーみたいな空間に全員集まってる図」の時点で妄想が膨らみまくり。戦隊シリーズのずるいところは、変身後のスーツ姿であってもその中のキャラのバックグラウンドがどんどん脳内で再生されるので勝手にドラマが展開するところ。「なんでこいつ、ここに集まったんだろうなぁ」って考えるだけで白飯がいくらでも食えそう。集合シーンは(イレギュラーである追加戦士以外は)一応中の人の姿を描く必要があるため、描写がかなりギリギリの反則技になってるのがニクい。改めて見ると、衣装だけでもちゃんと誰だか識別できるのは偉いよなぁ。後ろ姿でモロわかりのキンジ(スターニンジャー)とか笑ってしまう。個人的にたまらんのはゴウキ(ギンガブルー)が一瞬映ったこと。もう、そこは照英にオファーしろよ。多分喜んで出演してくれるぞ。

 そして集められた5人の「メイン」チーム。チーム名が「変わり者チーム」なんだけど、歴代のヒーローの中ではそこまで変わってないので確実にミスキャストである。いや、それぞれに個性的なのは事実だけどね。スティンガーとか、どう考えてもおとなしい方のキャラやろが。大和は……まぁ、確かに歴代レッドの中では特別に真面目、かな。マベちゃんは大和とチームになったのはある意味ラッキーでもあり、アンラッキーでもある。おそらく歴代戦隊ともっとも顔が広いのがゴーカイなわけで、本来なら一番つながりがあるはずなのに、よりによってチームメイトが後輩のみ。それでも偶然面識があった大和がいたおかげでぼっちにならずにすんだわけだが、もう、大和の「ビーストテイマー」という性能のおかげで完全に「手が掛かるけど飼いならされた猛獣」みたいな扱いになってしまっている。マベちゃんをコントロールできる大和、歴代最強の可能性があるよな。まぁ、純粋な戦闘力で言ったらジュウオウジャーって確かに最強クラスだからな。チームに天晴がいるのは……なんだろ、バランス調整かな。いっそ天晴みたいな能天気キャラはずして、「すげぇ空気悪いギスギスチーム」みたいなのを作っても面白かったのに。私の希望は結城凱・仲代壬琴。

 ちなみに、我が家の小さいテレビだと他のチームの編成が全部は見えないのが悔しい。どこか、しっかり分析できる人にそれぞれのチーム編成を全部明らかにしてほしいなぁ。みたところ、生真面目チームはバトレン1号以外はゴーピンク、メガブラック、ボウケンピンク、ゴセイブルー。なるほど、確かにこのメンバーなら全員で正座して「世界平和ですね」「そうだね」って結論になりそう。いや、多分耕一郎(メガブラック)はもうちょい具体的な願いがあったと思うけど、周りの空気呼んで「まぁ、それでいいかな」ってまとめてくれる気がする。さくら姉さんとマツリの真面目ピンクの絡み、すげぇ見たいんだけど。圭一郎はさくら姉さんを見て「なんかつかさっぽいな……」って思ってそう。

 それにしても圭一郎よ……。素晴らしい、これだけ短い時間で圧倒的に朝加圭一郎すぎた。どう考えても国際警察の権限によっちゃ駄目なシチュエーションだったけども。生真面目バカでもただのバカでも、どんな相手でも完全に調教できる大和はマジ最強。その他のバトルも色々と見応えのあるシーンが多いが、冷静に考えると「そのエリアにあるジェムを先に取ったら勝ち」バトルはターボとかゴーオンみたいな高速戦隊が有利な気もするんだが(どこぞの交通安全が勝てるとは言ってない)。ちゃんと正面きって殴り合うあたりはやっぱり戦隊魂である。殴り合いがメインのバトル設定で対戦相手がいきなり「デカマスターとシンケンレッドです」って言われたら絶望するよなぁ。

 そして、もう1つ重要な概念である「戦隊世界における関智一」という存在。基本的にはモバイレーツの人のはずなのだが、2代目(?)アカレンジャーだったりするし、今回は謎の敵キャラだったりする、よりによって次世代リュウソウジャーの変身玩具も担当している様子。まぁ、「大いなる意志」ですんでね。そしてそんな関智一ボイスのガイソーグの中身だが……見た感じと名前の様子からして「鎧が本体」説が最も有力ですかね。マベちゃんを倒した時の中身がルカで、次回予告で出てきたのは今回やられそうな天晴っていうのがしっくりくる。

 ちなみに私は知らなかったのですが、「惑星ネメシス」や「リタ」という名前から大枠の設定も大体ファンの人には読み解かれてるみたいですね。恐竜戦隊であるリュウソウジャーへの接続がそこかしこに用意されてるみたい。特番とはいえ、ちゃんとリュウソウジャーの一部としても解釈可能なのかもしれない。要チェックだ。

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 また濃いのが来たな……第6話。大丈夫! だって掲載誌は百合姫なのだから! ……ねぇ、百合って常に犯罪性を伴う行為なんだっけ?

 実に刺激多めの展開である。何しろ、いきなりみゃーさんが大学に行くなんて訳のわからないことを言い出したのだ。待ってみゃーさん、あなたニートじゃなかったんですか? 今まで一度たりとも進んで外出する描写なんてなかったというのに……小学生たちが学校に行っている間、大学に通うことも(たまには)あったという……そうかぁ、このことからわかるのは、「少なくとも大学生の就学時間は小学生よりも短い」ということだ。まぁ、みゃー姉が通っているのはどうやら芸術系の専門学校のようなので、もしかしたら授業よりも自宅での課題作成のウェイトの方が大きいのかもしれない。ほとんど行く必要がないという大学のシステムに意味があるかどうかは謎だが……少なくとも今回裏付けられた事実としては「第三者目線で見てみゃー姉の創作物は質が高い」ということなので、引きこもって製作作業に没頭していても、大きな問題にはならないのだろう。最大の問題は、そんなみゃー姉の日常を一番間近で見ていたはずのひなちゃんがさっぱり把握していなかったことだが……まぁ、ひなちゃんなのでしょうがない。

 そんなレアな機会を逃さず、みゃー姉の生態を調査するための隠密行動。なんだかんだでこの3人はみゃー姉のことが大好きなんだよな。そして遭遇してしまう忍者……じゃなく、謎の親切なおねーさん。さぁ、松本だ。これまで攻める側だったみゃー姉が、全く同じ構図で別な人間から攻め返されるというわかりやすい逆転の構図。これまでの自分の所業を、全く同じかそれ以上のクオリティで綺麗にカウンターされ、タジタジのみゃー姉。攻めに回ればパワー系だが、受けに回ると本当に弱いみゃー姉。常に対話相手と目を合わせないようにするコミュ障独特のムーブは避けようのないものだが、まぁ、相手は犯罪者(予備軍)だししょうがないよなぁ……もうちょいまともで難度の低い相手からコミュニケーションの練習ができたらよかったのだが、まぁ、失敗しても問題ない相手と考えれば練習台にはちょうどいいのかも……。一番重要なのは、松本の方はみゃー姉が何してようが特に気にしてないってところですよね。

 松本という有力すぎる視点が現れたことで、ますます補強されていく「みゃー姉実は美人」説。ここまで熱狂的なファンだと視点の公正さに疑問は残ってしまうが、少なくとも人一人を虜にするくらいの魅力は持ち合わせているということだ。おそらくそれは彼女の創作物の力も大きいのだろうが、外見的な魅力も無視できない要因だろう。女子高生みゃー姉は実にレアで美しい。多分みゃーさん、もっとまともに大学に行ってキャンパスライフを謳歌していれば、オタサーの姫くらいなら簡単になれるポテンシャルがあるんじゃなかろうか。「げんしけん」の大野さんみたいなポジションになった可能性もあるよね(おっぱい的にも)。ロリが嫌いな女子なんかいません!

 果敢に攻め続け、火に油を注ぎ続ける松本。犯人自ら進んで自供していくその潔さには惚れ惚れしてしまうが、ついに果たした家宅侵入から流れるように友情形成ムーブ。やはり今作のキーとなるのは幼女たちなわけで、最初は警戒心をあらわにしていたひなちゃんが割とあっさり松本を受け入れたことで事態は好転。さらに偶然の保護者懇談会という(みゃー姉からしてみれば)大ピンチの展開も活用し、見事にお母様公認のお友達認定を受けるに至った。松本、やればできるんだから2年前にやっとけよ。ストーキングが発覚した今、みゃー姉は枕を高くして寝ることができるのだろうか。PTSDとかにならないといいけど……。

 今回は松本のおかげで完全に持って行かれた形だが、それでも可愛らしさを余すことなく発揮し続ける幼女トリオはさすがである。すっかりみゃー姉のコントロール法を身につけた花ちゃんの狡猾とすら言えるお菓子交渉術とか、この世界の主導権を握っているのはやはりロリなのだ。ラストシーンでのノアの独白を見ると、ノアはひなに対しては結構特別な感情を持っているみたいなのね。一応この辺りも百合姫? まぁ、全員のベクトルが全て一方通行ってのもお約束の設定ではあるけど……松本の一方通行っぷりはかなり強烈なので、今後のみゃー姉の動向にも少なからず影響を与えそうである。

 ちなみに今回登場したママさんズ、花ちゃんのお母さんがCV藤村歩、そしてノアのママンが豊崎愛生という配置。そうだよなぁ、そのあたりがお母さんな年齢になるよなぁ……。

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 レイチェル声優できてる! 第7話! まずそれが一番びっくりした。その前にマスキングさんの中の人が見事な仕事ぶりを見せていたために「まぁ、RASはそういう専門家じゃないしなぁ」と覚悟していたのだが、想像以上にしっかり役が作れていてびっくりである。ぶっちゃけ、現時点では燐子よりうまいぞ。挿入歌も実に良かったし、RASも今後目が離せないバンドになるのかも。まぁ、おたえとレイヤだとRASっていうよりもTHE THIRD(仮)の方なんだけどさ。

 というわけでRASもいよいよ揃ってまいりましたが、これまでのように1バンドに注目したシナリオ作りはひとまず終了した様子。まぁ、ざっくりではあるが一応5チーム全部描写は終わったので、いよいよここからは今シーズンの真骨頂か。……なんかもう、すごい。そこら中に萌芽が転がっている。25人(+5人)ものメインキャラクターがいる状態でその全てに注力して回すなんてことは土台無理であり、毎度私がソシャゲアニメに文句を言っているのは「キャラが多すぎて全部出すとか無理に決まってるやろが!」ということだが、今作は、遠慮なしにその「全部出す」をやってのける。正直、ゲームをプレイしてない初見の視聴者からしたらやっぱり同じような感想になるんだろうが……気づけばガルパも一大コンテンツ。もう新規ユーザーはある程度犠牲にしても、とにかく原作ファンの見たいものを見せようという意気込みなのだろう。できれば新規ユーザーも取り込んでいきたいところではあるが、二兎追うものはなんとやら、うさぎが増えて喜ぶのは花園たえだけである。ここはもう、無秩序無節操のめくるめくバンドリワールドの真髄を見せてもらおうではないか。

 とにかくそこかしこにカップリングの気配が漂いまくっている。定番となるかす×ありやゆき×りさなどは言わずもがなだが、ここにきて「2校合同」という免罪符を振りかざし、やってきた最大級のモンスター・氷川日菜。彼女が姉のいる学校に乗り込んできて無事で済むはずがない。結果としては「例のバイト経験者バンド」がアニメでも実現してしまうというサプライズにつながったわけだが、それ以前の部分でも持ち前のコミュ力(?)でとにかく片っ端から線を繋ぐ繋ぐ。冒頭、いきなりの「日菜×あり」ですら無限の可能性に見えてしまうくらいである。その後も本命の千聖×彩かと思わせて最近流行り(?)のちさ×かのに舵を切ってみせたり、燐子×紗夜の下地を確実に作りながらも紗夜の相手は誰にも譲る気がなかったり。ねぇ、わざわざクラスでおねーちゃんの机の位置を確認して、その後何したの? ねぇ? 個人的にはその後の日菜×蘭という異次元にも可能性を感じますね。蘭みたいなタイプはトリックスターに弱いので、過剰にディフェンスをあげているところがむしろチャンスかもしれない。もちろん、そんな関係性を構築するところにモカが切り込んでくるのも織り込み済みである。そして謎フィーチャーされていたのがたえ×りみ。こんなところにもまだまだ変身を残してやがったか!

 まー、本当に可能性は無限大。実際30人から2人を抜き出す組み合わせはとんでもない数になるわけでな……。恐ろしい話じゃ。まだまだ六花やマスキングにカップリングなんてものは無いと思うが、レイヤがまさかのおたえとの連携プレイで早速コネクションを繋いできたので油断ならない。今期はRAS結成物語になることは間違いないはずだが、なんとそこに花園たえが1枚噛んでいたというのか。やはり世界は花園たえを中心に回っているというのか。よかろう、ならば見届けよう、この花園ランドの行く先を。まぁ、その地名が「大塚」であることはすでに判明しているわけだが……。

 

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 オォゥルハイル、ブリタァァァァァアニアァァ! YES! It’s GEASS! やぁやぁ、復活しちゃったね! 帰ってきちゃったね! テンションがおかしくなるね! いいじゃない帰ってきても。だってゼロだもの。

 

<以下、当然ネタバレ的なものはありそうですが、とにかくルルーシュが復活します>

 

 


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 食い物を粗末にするな、第5話。だからさ、食べ物をないがしろにされるのが一番イラつく描写やねん。しかもこんな極限状態で……こういうことするから大介の好感度は地の底まで落ちるんや。

 いや、実際は作品内での好感度は一応上がっていた。一般市民からしたらSDSを頼るしかないのだからその「ヒーロー」を安易に持ち上げるのは自然の成り行きなのだが、今作の場合、持ち前のジェットコースターぶりでそうした「もてはやす」部分の詳細を割愛しているので実に理不尽。前回の展開があれで、まさか週が明けたらお立ち台に立っているとは思わなんだ。おそらく我々が見ていない間にもSDS名義でそれなりに活動をし、人々のもっとも望むエネルギー問題を解決したことによって一気に人気を集めたのだろう。どう考えてもそれはミロの、っていうかアーヴの手柄だと思うのだが、とりあえずの広告塔として高校生4人が象徴的に扱われるのは仕方のないところか。もしかしたら黒岩さん(警察署長さん)がアーヴと手を組むにあたり、なんとか一般市民に植え付けられたアーヴへの悪感情をとりはらおうとした結果なのかもしれない。

 とにかく、大介たちは人々に受け入れられた。そしてもてはやされた。もう、冒頭の大人気展開を見るだけで「これ、どん底まで落とされるフラグでしかないやん」と思うのは致し方ないところで、大介の野郎も実にわかりやすく天狗になり、承認欲求も際限なし。これまでは一応正義感じみたものも行動原理にあったはずなのだが、これまでずっと日陰者の烙印を押されてきた大介は、急に担ぎ上げられたことですっかり調子に乗っている。ここまでストレートにヘイトを集める主人公というのも昨今は珍しい。稚気とか若気の至りとかいう言葉で片付けにくい、純粋な「イタくてうざいやつ」というのが現在の大介である。

 そんなバカを見てイライラしているガイ、そしてなだめ役の慶作と、ポジションはすっかり安定したのだが、今回意外だったのはあんなクソ野郎でしかない大介に対して、マリマリがいまだにほのかな憧れを持っていたということだ。ここまでの展開で、あんまり惚れる要素ないんだけど……まぁ、長い付き合いだからなぁ。本当にちっちゃい頃ならあの無茶苦茶さも格好良く見えるかもしれないんだけど、それこそじんたんにちょっと憧れてたあなるみたいなもんやんけ。いい加減冷静になって幸せを掴んで欲しい。おっぱい大きいんだし。今回はダイレクトなサービスシーンとしてなけなしの女性キャラ3人がまとめて風呂に入ったわけだが、CG作画の割にはがっつりおっぱいを書こうとしているのがわかって好感度があがった。最年長の泉海さんが「くっ」ってなってるのも良い。これはあれかな、製品版で湯気取れるやつかな。いや、このモデリングで湯気取れてもあんまり嬉しくない気もするが。

 そしていよいよ全体像が見えてきたアーヴとリヴィジョンズの関係。直接対決となったミロVSぴかしゃ。今まで直接対話する機会があったのかなかったのか。今更非常にわかりやすいスタンスの違いを本人たちの口から説明してもらった。やはりどちらも「人類の救済」が目的なのは事実のようだが、リヴィジョンズの方は生体改造やら次元転送による過去サンプルの採取やらと手段を選ばぬ強硬派。それに対して、そんなリヴィジョンズのやり方は意味ないよ、というデータを提示して別な打開策を探そうとしているのがアーヴ。こうして並べるとアーヴの方が圧倒的に正しいようにも見えるが、その実リヴィジョンズの次元転送を利用したパペットの運用など、いささかきな臭い要素も見て取れる。なにより、末端構成員のミロに作戦のディティールが知らされていないのが胡散臭いのである。遅々として進まぬ計画にミロさんも痺れを切らし、「お前ら本当に必要なの?」という疑問をぶつけ始める始末。そりゃなぁ、単なる高校生だからなぁ。いらないんじゃないかなぁ。このまま大介がお払い箱として牟田さんの隣の監房にぶち込まれる展開は普通にありそうだよな。

 

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 今年もやるよ! 「声優グランプリ」付録「声優名鑑(女性編)」の差分チェックだ。もう、毎年やってるもんだから完全に惰性でやってる感があるな。おっちゃんも若い頃はこの「名鑑」がバイブルみたいな扱いでな。更新されるたびにワクワクしたもんだし、好きな声優のプロフィールを目一杯暗記して、誰について聞かれてもそらんじられるようにしておいたもんじゃ。最近ではすっかり意欲も記憶力も薄れてしまって……この年に1回の機会でもない限り俯瞰なんてせんのじゃよ。自分と同世代の声優だったら覚えやすいけど、娘みたいな年齢の子まで出てきたら、流石に「1世代下の子」っていう覚え方しか出来んじゃろ……いや、娘は流石に言い過ぎだけど。


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 ボロボロ泣かされる……いいアニメだわ……第16話。なんで俺、ただ大学生が走ってるの観てこんなに感極まってんだろう。正月の駅伝なんてまともに見たことないくせに。

 分かってんねん、予選会通過できることくらい知ってんねん。だってまだ16話だし。このタイミングで予選会なんだから本戦に行けるに決まってるし。青春小説なんだからそこまで行くことなんて1話の時点からおよそ分かってるし。でもさ、これだけの熱量のある映像でドラマ展開見せられたら、やっぱり泣くよ。本当に頑張ってんだもん。格好いいんだもん。今まで捧げてきた時間が全て帰ってくる運命の時に、その全てを甘受できるありがたさよ。

 何度も何度も書いている気がするが、やはり今作の「走り」の見せ方は図抜けている。それが最大の見せ場になる作品なのだから当然といえば当然なのだが、これほどまでに難しいアニメの題材というのもなかなかないだろう。Production I.Gといえば「ハイキュー」などのスポーツアニメで見事な作劇を見せてくれるスタジオという印象があるが、ボールやネットもなく、対戦相手も攻撃も守備もない。ただ「人間が走る」というそのストイックな映像に、どれだけの情感を乗せることができるものか。今回は特にカケルの「速さ」の演出が見事で、最初に現れた現象は以前も起こった「光の渦に引きずり込まれる」という演出。向かう先に光が見えるなんて話はランナーズハイの表現としては割とよくあるのでそれはまだ理解できる部分。しかし今作の「走り」はそれだけでは終わらず、例えばカケルの走りによって左右に吹き飛ぶ雨や汗の飛沫を大胆な構図で見せることで恐ろしいスピード感を表現したり、折り返し後、すれ違ったチームメイトの目から見たカケルを描くことで、その速さを様々な側面から切り取っていく。ハイジにとっての「理想の走り」であるカケル。そして他のメンバーからは「人知を超えた憧れ」であるカケル。双子たちとすれ違った際のカケルの速さは、まさに神速。アニメだからこそ描くことができる、超現実の光景である。

 他のシーンに関しても、決して10人のメンバーがなおざりになっていない。個人的に感じ入ってしまうのは普段スカしているユキのみっともなく崩れた必死の形相だろうか。周りの連中にも突っ込まれていたが、やはり彼も随分変わったものだ。そして、何と言っても王子の活躍。どれだけ情けなくても、どれだけ無様でも、憎まれ口を叩きながら前に進み続ける王子の顔のなんと美しいことか。あそこで希望的なこと、無責任なことを言うのではなく、ポロリと皮肉をもらすあたりが王子の強いところだ。

 個人的には「走る」という行為を描いたアニメのシーンとしては最高峰と言ってしまっていいとすら思える今回のお話。コンテ担当の仲澤慎太郎氏という名前はあまり見覚えが無かったのだが、ジブリで制作進行を経た後にI.G関係の仕事を多く担当しているようである(それこそ「ハイキュー」、そして「ボールルームへようこそ」など)。今回は作監の数も多くてかなり力の入った話数だったことが伺えるが、まだまだこういった見応えのある映像を作ってくれるクリエイターさんというのは世にたくさんいるのだろう。ありがたい話である。

 これだけの感動をもらったのだから、今回はすんなり終わっておけばいいとも思うのだが……。ハイジの足に違和感、そして気づいてしまった双子、不穏な流れ。多分、双子たちだって今まで全然知らなかったというわけではないのだろう。しかし今回改めて、全身全霊でもって「タイム」という結果を気にして、それがはっきりした数字で見せつけられてしまったため、意識せざるを得なくなってしまったのだ。残りわずかな練習期間、果たして彼らのモチベーションは維持されるのか……。

 

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 国家レベルで運用する百合、第5話。いざとなったら同性婚も可能なように法を捻じ曲げられる百合というのはなかなか強い。いや、そこまで強い感情がお姫様にあるのかどうかは定かでないが。

 満を辞しての新キャラ投入。パーティーは揃っており、魔王もいるのだから、なるほど残るポジションはお姫様である。これまでのキャラクター名は全部職業からの名付けだったが、ローナ姫は今の所「姫」要素はないな(フルネームだとローナ・プリシパ・オ・ラパネスタと名乗っているが、これって「ラパネスタの姫・ローナ」の意なのか、全然関係ない本名なのか)。小さい頃から勇者に憧れを抱いて育った生粋の勇者マニアであり、普通ならばユーシャを見てしまったら幻滅しそうなものなのに、正式に勇者認定がくだったことによって信頼感を不動のものとし、アホだろうが同性だろうが気にせず全力応援するという豪胆な人物である。初対面の時点でほとんど物怖じしてなかったし、マジでこの世の勇者であるならなんでもいいという潔さ。一体何が彼女をここまでのモンスターに仕立て上げたのであろうか。ちなみにCVはもちょなので、セイと合わせてもう1人いれば例の三人組が揃う。もう、いっそここは残ったポジションとして「女神」役を追加するべきなのでは。

 そうして参戦したローナを前に、ユーシャ御一行は基本的に肯定的な感情を持っている。何しろ前回あれだけの大冒険を繰り広げたというのにマオからボツを食らっており、「ちゃんと世界救ったのに」という承認欲求増し増しだったところに、狙ったように「認めてくれる人」がやってきたのだから、そりゃ手放しで喜ぶのも当然のことだろう。ただ、よくわからないのはこの世界において「勇者」は天命を受けた選ばれしものではあるが、果たして残り3人の「勇者パーティー」というのがどの程度の存在なのかということ。勇者が適当に選んだ人間が最終的に魔王退治に赴くことになるのだろうが、この時のパーティーもすでに運命として固定されているのか、それとも価値ある存在は勇者だけで、残りの面子は代用可能なのか。一応、ローナの対応を見る限りでは残りの3人も決して邪険に扱われてはおらず、「勇者が認めたお仲間ならそれも尊いものですよ」というスタンスにはなっているようだが。ローナが時たまパーティーの面々に苦い顔を見せていたのは、認めたくないわけではなく、単に愛しいユーシャと親しげにして横から取られそうだから嫉妬してただけなのかしら。

 加えて、ローナは完全にマオの存在に気づいているというのも今後の展開で気になる部分である。今のところマオをどうにかしようとは思っていないようだが、今回のお祭りに代表されるように、彼女の最大の目的は勇者の威光を世間に広めることにある。もし勇者を勇者たらしめる必要があるのなら、やはり一番手っ取り早いのは魔王討伐の実績を作ることであろう。もし、今後もユーシャの扱いがよくならないようであれば、ローナは積極的にマオを魔王という敵キャラに仕立て上げ、一仕事してもらう可能性はありそう。まぁ、マオが元の姿に戻る手段があるかどうかはわからないが。

 ついでに、今回は冒険者学校が王立であるというなんかよくわからない設定も明らかになった。まぁ、魔王なんて一大事に対処するための機構なのだから国が管理するのは当然といえば当然なのだが、運営費が国費であるとするなら、ユーシャたちはすでに税金で食べさせてもらっていることになるのかしら。このまま国の主導で勇者としてデビューするなら、教師陣と同じように国家の犬であり、ある意味国家公務員みたいな存在である。そう考えるとなんか世知辛いな、勇者って仕事も大変である。まぁ、ユーシャはその辺の細かいことは全然気にしてないみたいだが。っつうか、気にするのなんてセイくらいのもんだろうが。ハンマーのイメージしかない聖者、かわいそう。

 

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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