最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
案の定展開が微妙! 第8話! そうそう、こういう感じでいまいちパッとしない展開になるのが最初に懸念してたことだったんだよね。やっぱりさ、オリジナルで敵キャラ作ってないから盛り上げるの難しいんだよね。 せっかくエリス神殿なんて登り甲斐のありそうなオブジェクトが出てきたというのに、みんなで駆け上がることもなく(そもそもみんなって誰だよって話だが)、各自が好き放題にダッシュどころか瞬間移動で本丸に食い込んでいくもんだから一切統一感はない。アテナの一大事だというのに、聖闘士たちはそれに対して割ける人員があまりに少ないのだ。いや、絶対サンクチュアリに暇な白銀聖闘士とかいるやろ。一応エリス軍が侵攻も同時に開始した二面作戦なので防衛に手数を割く必要があるという説明はあったが、蛮とか市さんでなんとかなってるんだから、黄金聖闘士1人置いときゃ済むことじゃねぇのかな(結局期待してたアルデバランさんは今回登場しなかったな……)。 結局、敵陣に攻め込む仕事を担当したのは合計で4名。1番手、マユラさん。なんの前触れもなく直通便でエリスの喉元まで攻め上がったが、神VS白銀相当では相手にならず、なんかよくわかんないままで強制退場。こないだちょろっと出ていたオリオン座の聖闘士(リゲルさん)とは何か因縁めいたものもあったみたいだが、リゲルさんの自己主張があんまりなかったのでよくわからないままで終了。 2番手、ミロさん。……どこいった。3番手、アイオリアさん。こちらが一応今回のメインで、攻め込んだと思ったらアイオロス→サガとかいう超絶ハードメニューを前触れ無しでこなす羽目になった。まぁ、片方は幻影だったみたいだが、突然のアトミックサンダーボルトをぶちこまれたら、そりゃアイオリアだってどうしたらいいか戸惑うだろう。幻影の割にやたらと設定を作り込んで悩ませるあたり、黒サガさんの性格の悪さが伺える。そうして適当に兄弟喧嘩させた後にいよいよサガが出てくるわけだが、こちらもまぁ、つい最近アテナの盾で討滅されたばかりの存在なわけで……いくらなんでもやり方が行き当たりばったりすぎるよな。この時点で登場している聖闘士(?)の中では最上位の実力者なのは間違いないわけだが……なんでこんな同士討ちを任されなきゃならないのかと、アイオリアさんもご不満だろう。だいたいこうやって面倒ごと任されるのが彼の生き様である。 3番手になろうとして失敗した美衣さん。目覚めたと思ったら以前倒した雑魚に再び襲われ、なんかよくわからないうちにピンチから逆転。その後再び就寝。何しに出てきた。そしてあのチャイナ娘はどこいった。 改めて3番手、ムウに託された翔子。どう考えても戦力的にはムウが乗り込んだ方が強い気がするのだが、そこは姉妹の悲しい運命に何かを感じたムウが気を利かせてくれた。まぁ、アテナの本体を見張るという大事な役割も翔子に任せておくのは不安があったので、お留守番をムウが変わってくれたのはむしろよかったのかもしれない。やっぱり直でエリスのところに転送してもらうらしいが……なんかもう、いちいち移動しないで全員一箇所に集まってさっさとかたをつけろ。 よくわかんないことになっているが、とりあえず一番苦労してるアイオリア頑張れ。
PR だからアイキャッチのしおりが可愛いって言ってんだよ、第5話。お宝シェインとか最高なんだけど、あのデザインどっかで手に入らないもんですかね。ゲームのロード画面にああいうミニキャラ入れてくれればいいのになぁ。昔はあったのに、今はコッコちゃんオンリーになってしまったのがなぁ(そういやアニメってコッコちゃんの出番無いな)。 さておき宝島。予想通り、1話で収めるために実にインスタントな宝島になってしまった。まー、もともとこの想区はそこまで中身が詰まってるわけでもないので描くべき要素は決して多くはないのだが、それでもシルバーという「主人公」の持つ感情の機微は原作と比べても描写が圧倒的に少なく、どうしても物足りない、というか、もう意味がわからないというレベルになってしまっている。でもなぁ、途中の冒険パートが無いとお嬢のポンコツ劇場は見られなかったわけで、あそこを切ってシルバーの描写に時間をかけろとも言い難いのが悩ましいところ。やっぱり時間が足りないんだよなぁ。 最初のシナリオだけならこれくらいでもギリギリだが、その後の豆の木とかシャドウとかリページの人魚姫の想区とか、この話だけに収まらない「グリムノーツという作品世界の中でのシルバー」のことを考えるともっと色々な補足が欲しくなってしまうのがファンの贅沢な願望。彼を支える要素は大きく3つあって、1つは今回そこそこフォローされていた「夢見る男」の姿。タオの口癖である「ロマン」はシルバーとの関係性で最もよく現れるもので、実際ゲームの3章にこの想区が用意されているのは、タオというキャラの掘り下げが目的だったと言っていいだろう。たとえ運命の書が与えられ、抗えない人生行路が決まっていたとしても、漢は夢を見続けるものだという信念を持つのがシルバーであり、それに共感し、下支えするところにタオ兄の強さが垣間見える、そんなお話である。 シルバーを構成する2つ目の要素は「フリントへの情念」である。作中ではほとんど描かれることがないフリント船長。彼が登場するのはシルバーの豆の木イベントだけなのだが、そんな謎に包まれた存在ながらも、シルバーの行動原理に最も影響を与えているのがフリントである。伝説となった大きな存在に、矮小な身の上ながらもなんとか抗おうと克己し戦い続けるシルバーの姿は、巨大な「運命」に立ち向かおうとする主人公たちの姿の鏡写しになっている。そして、今回のエピソードからわかる通り、その姿はともすると悪役になってしまうかもしれないという恐ろしさも秘めている。悪の道を貫こうとするシルバーへの共感を隠しきれなかったタオ兄の心境を考えると、今後の展開も含めて色々と複雑なものである。 そしてシルバーを構成する3つ目は「ジムへの視線」。互いに運命の書に縛られ、フリントの残した財宝に縛られている「主人公」と「悪役」。しかし、この想区は絶対的にシルバーが主役であり、ジムはそんな「悪役」を最終的に打倒するための装置でしかない。しかし、その後のサプライではこの2人の関係性も色々と掘り下げられており、悪役ながらも未熟な主人公を暖かく見守り、育てていくポジションとして、実はなかなか良い関係。残念ながらアニメではジムは完全に添え物扱いだったのでこのあたりの要素は一切触れられなかったわけだが、一応、シルバーという人物の一側面として捉えておきたいポイントだ。 改めて見ると、やっぱり「描きたい」要素は多いのだがどうしたって尺は足りない。冒頭、海から問答無用で引き上げられたシルバーの第一声が自己紹介だったり、脚本部分でもかなりの無茶をしているのは明白(一応、「溺れたフリ」だから理屈は通るという言い訳は可能だが)。まぁ、この辺りの文句はどうせ毎回のことになるからしょうがないだろう。そんなファンの不満を埋め合わせるべく、今回は特殊召喚(?)で全員がサマーヒーローにコネクト(赤ずきんはアニメ特別版)。チクショウ、いつのまにそんなにガチャ回したんだよ……。今後もステージに応じてちょいちょい違うヒーローへのコネクトは増えてくるかな? 増えるといいな。余談だが、初代のサマーヒーローは以前鏡のメダルで交換できる大盤振る舞いがあったのであらかた揃えてはいるけど、優先順位が低かった赤ずきんだけ結局持ってないのよねぇ。サマデレラに花火を打ち上げられると、以前闘技場で苦しめられたトラウマが蘇りますね。もう流石に最近はサマデレ見なくなったけど。今でも周回するときは掃討力高いから悪い性能では無いのよね。 さて、次回はいよいよ白雪姫。このタイミングで登場ってことはどう考えても「あっち」の話になるわけはないので、純粋に白雪姫次元の話だけが語られることになるだろう。My一押しヒロイン、毒林檎の王妃様の活躍に期待したい。できれば、一応あっち関係の伏線もちょいちょい仕込んで欲しいところだけど……。無理かなぁ。間違いなくこれまでで一番脚本に改変が入るエピソードになるだろうから、今から緊張である。そういやその兼ね合いなのかどうか知らんけど今回カーリーが初登場。ぶっちゃけ、ジムが出てくるついで(中の人的に)という可能性ががが。
2月9日 ドラフト模様(RNA×3) ピック順 【Alessi】→【Serra】→【Tanaka】→【Thraxi】→【Sea-chcken】→
献身環境4回目。しかしこのドラフトの後に怒涛のたほいやラッシュがあったおかげで、これを書いている時点ですでに過去の出来事である。特に思い出したくなるような事象もなかったので、曖昧なままで書いて適当に流してしまおう。たほいや譜の方にエネルギーを吸われた結果です。
結局今週の予定についてはあんまり考えてなかったんですが、特に誰も何もアクションを起こさない場合は土曜日コースでいいんでしょうか。一応現時点では土曜14時コースに設定しておきますので、不都合な人、何か希望がある人は都度連絡願います。
冬のたほいや祭り2日目。夜の部と違って体力的にも時間的にも余裕があるはずなのに、最終的に時間に押されてバタバタになったのはなんなんでしょうね。 まずは昼日中に集まった4人戦。4人なので出題者もダミー解を作るパターン。そういえば、某奴が「“ダミー解”って言葉を日常的なシーンで使ったら怪訝な顔をされた」っていうエピソードを聞かせてくれて、「もしかして人口に膾炙してないのか?」ってググったら、ウチのブログがトップにヒットするとかいう衝撃的な事件があった。ダミー解業界の第一人者たちです。
プリキュアロスが終われば、次に戦隊ロスがやってくる。今年のロスは……でかいぞ……早くVシネの上映が来てくれ……。 ハグプリ、ビルド、ルパパトという最高の並びになっていたニチアサ(ジオウはまだ保留ね)。実に完成した時間帯だった。これだけお手軽に骨太なドラマに接することができる日本の子供達は本当に恵まれていると思うし、今後も我が国の情操教育は東映が担っていくのだという安心感がある。本当に、良い作品だった。 作品を評する時には良かった点と悪かった点を個別にあげていくのが基本的な感想記事の書き方なのだが、今作については、悪かった点がほとんど思いつかない。強いて言うなら「もっと観ていたい」という欲求だけだろうか。いや、それだって尺足らずで物足りないというのではなく、単なるわがままである(ほら、ルパンレンジャー2ndの活躍が1年分観られるわけじゃん)。1年のスパンで構成をみた時にも不満はないし、やれることをこれだけ盛り込んで、破綻なくまとめ上げたというだけでも文句のないところだろう。 大枠だけを見れば、初見の時に思いつく「VSって言ってるけど、どうせ最終的には手を組むことになるわけだし、仲良く喧嘩しながら少しずつ友情を深めていく展開になるやろなぁ」という想像を1ミリも出ない展開ではあるはずなのだが、そんな臆面もない王道展開が非常に端正にキマっている。3+3+1という7人構成は昨今の戦隊モノとしては特別多い人数ではないが、最序盤は「いきなり6人だと取っ散らかるんじゃないか?」という懸念があった部分も、丁寧に関係性をわけ、3・3のチームを少しずつ変性させ、次第に「7」へと融合させていくさじ加減が絶妙。ここまで満遍なく、自然に全てのキャラクターに愛着が湧くようになる戦隊シリーズというのは稀有なのではなかろうか。例えば2年前のジュウオウジャーだって文句なしに傑作と言える作品だったわけだが、果たしてその中の1人であるセラについて、今作のつかさ先輩や初美花と同じくらい思い入れがあったかと言われたら、正直自信はない。とにかく1人1人の顔がはっきりと残る、そんなドラマに仕上がっている。 関係性の妙というのがとにかくうまく、一番上にあるのはもちろん圭ちゃん×魁利なわけだが、咲也×初美花なんてのも放っておけないだろうし、一番薄いはずの咲也×透真ですら、あのレオタードのせいで強烈なインパクトを残しているのがズルすぎる。なぜだろう、一番格好いいはずの透真のエピソードで一番笑えるのが多いのは。まぁ、その辺りのギャップも狙っての構成であるが(困ったらキツツキを飛ばせばいい)。最終的には、この6人にノエルを交えて完璧な「警察と快盗」のつながりが完成し、その上で「VS」という関係性をなおざりにしないままで、無理なく最大限の友情を描ききっている。一歩間違えれば茶番にしかならないはずの設定なのに、最後まで緊張感を維持し続けられたのはお見事としか言いようがない。そして、やっぱりそれを支えたのは2人のレッドの存在感あってこそなのかな、と思う。 個人的には1話を見た時からずっと圭一郎推し。むしろ1話の時点では金髪でチャラそうな魁利なんて「ちょっと番組の顔を任せるのは気に食わない」くらいの印象だったのだが、今となってはそんな魁利がまごうことなき戦隊のレッドになっている。悔しいくらいに格好いいし、愛すべきリーダーになっている。この2人が文字通りに切磋琢磨し、互いを高め合い、深めあったが故に2大戦隊の関係性があることを考えると、やはり今作の功労者はこの2人だと断言できるだろう。わざわざ2つの戦隊を分けた効果もシナリオ構成上の効果が非常に大きく、どこかトリッキーで、颯爽とした格好よさを見せつける新世代戦隊としてのルパンレンジャー、泥臭くて暑苦しい昔ながらの戦隊スピリットを見せつけるパトレンジャーという2つの味わいを時には話数ごとにセレクトし、時には1つの枠の中でぐるぐるとかき混ぜ、様々な表情を見せてくれるシリーズになっている。「2つに分けたから半分ずつ」ではなく、「2つ合わせて2倍楽しめる」という、ありがちな歌の文句みたいな効能だ。今後も、僕らの人生を生きている中で、ふと、朝加圭一郎が今日もどこかで暑苦しく業務に励んでいる姿を想像する機会も多くなるのではなかろうか。 意外だったのは、これだけ戦隊サイドにお話を詰め込んだにも関わらず、それを幹部三人だけのギャングラーが存外受けきっていたことである。歴代戦隊でも「3人」(+ザミーゴ)という敵陣営の人数は少ない方だと思うのだが、それでもあまりマンネリになった印象がない。デストラ退場のタイミングはいいアクセントになったし、最後に大きな役割を任されたザミーゴが少ない出番できちんとインパクトを残せていたのは嬉しい部分。ドグラニオ様が最後に警察に受けた仕打ちだけは若干許しがたい部分はあるのだが(なんやねんあの施設)、それでも最後まで威厳を崩さず、徹頭徹尾、伊達と酔狂を目的に生き抜いた「親分」の姿は勇ましく強大であった。最終回にロボ戦持ち込まずに身体と身体でぶつかり合ったのも嬉しかったよね。鎖ジャラジャラのドグラニオ様のデザインが格好いいんよ。 他にもコグレさんの立ち位置の妙とか、ルパンコレクションの無茶な使い方とか、個々の要素を見てもいくつでも拾える部分はある。実に賑やかで、戦隊シリーズ初の挑戦を彩るのにふさわしい力作になったのではなかろうか。今後も、スーパー戦隊は過去の業績にあぐらをかかず、こうして野心的な挑戦を行い、新たな地平を切り開いてほしいものである。 まぁ、そんなことを言っても次はまた恐竜戦隊なわけだが……どうなんでしょうね。提クレバトンタッチを見る限りでは次のレッドは割とおちゃらけタイプみたいに見えるが……。そして、なぜか放送時期を1ヶ月ずらし、間に謎特番を挟むという展開になった。……なんでなんでしょね? これ、話数はこれまで通りで今後は3月開始にずれこむようになるのかな? それともリュウソウジャーの話数が少なくなるのか。気になることは多いが……とりあえず、特番楽しみ(戦隊がいっぱい出てくるだけで雑に楽しくなるタイプの人種)。
なぜあいつらがくる時には、必ず雪が降っているのだろうか。散々いろんな遊びをした後で、さぁ広辞苑を開こう。まぁ、開始時刻が夜10時を過ぎていたので、そんなに精力的には回せないけども……。なんかもう、うつ患者の治療の側面がどんどん肥大化している気がする。
ディアボロ役はこにたん! 第18話。なるほどいいところを持ってきましたな。確認したらこれまでのディアボロ役は最初のゲーム版が宮本充、最近のゲーム版が帝王森川だったようだが、少しずつ若返っている感がありますね。まぁ、個人的には「ジョジョシリーズでも屈指の情けないボスキャラ」な気がするので、ラストバトルがらみでこにたんがどんな仕事を見せてくれるのかが今から楽しみです。あとはドッピオが誰になるかやね。 ベイビィフェイス戦からギアッチョ戦への繋ぎ。やっぱりこうしてみるとベイビィフェイスはかなりお手軽に片付けられた感があるなぁ。本来ならジョルノのパワーアップイベントとして大々的に扱われるべき(原作ならそれなりに迫力ある展開になってる)なのだが……尺の問題というよりも、やっぱりこの辺のバトルは微妙につじつまが合わないところもあるので、強引に勢いで流してしまおうとした結果とも言えるか。ベイビィフェイスの能力、結局ディティールではわかってないことも多いしな。一応フォローしておくと、アニメではメローネが絶えず電車移動している描写が挟まっているので、「案外ジョルノたちの近くまで移動してたのかな」っていうニュアンスが出せてるとこ。まぁ、「ローマの駅」って言っちゃってるんだけどさ。毒ヘビの移動速度なんて本当に些細なもんだろうから、時間的に絶対あそこで毒ヘビに襲われることはないはずなのだが……まぁ、その辺の都合が仕方なかったのは前回触れた通りである。ちなみに、原作だとギアッチョはメローネがやられたことに気づいていないような描写があるのだが、アニメ版ではきちんと理解した上での復讐劇になっている。いや、全然メローネのことは振り返ってないんだけどね。仲良かったのかどうかも微妙な関係性だが、暗殺者チームは今更仲間の命なんて省みてられないからなぁ。 その分追加されたのが、わざわざ写真を再生してギアッチョに指令を送ったリゾットの描写。原作だとこの時点でまだリゾットの姿は登場していなかったのでそのあたりの裏事情は隠されていたが、アニメでは遠慮なく裏側も描けるため、ギアッチョがすぐさまジョルノたちを追跡できるようになった過程が補足されている。地味な追加だがリゾットファンには嬉しいところだ。ちゃっかり能力のお披露目してるあたりもニクいサービスである。 ついでに触れておくと、そんな写真を持ち込んだペリーコロさんの動向については、実は結構謎が多い。ジョルノたちが駅に到着する数時間前にペリーコロさんは亀の中に入ってメッセージを残している。どう考えてもその後で鍵を外して「犬の床絵」のところまで運んだとは考えにくいので、おそらく亀のスタンド(ミスター・プレジデント)を発動するためのキーは複数存在するのだろう。何らかの「ぴったりあう鍵」さえはめ込めれば、亀の内部に用意された同じ部屋に入ることができると考えられる。ペリーコロさんが自害し、死体を外に出した時点でそれを回収するチームの別な人間が必ずもう1人存在していたはずで、そいつが鍵を外して持ち去ったのだろう(ただ、その場合にペリーコロさんが命を賭してまで守ろうとした機密性に疑念が生まれてしまうが)。おそらく死体を片付けた何者かは、本当に詳細を知らされずにただ片付けだけを行ったのだと思われる。そのために写真を燃やした灰にまで注意が向けられず、リゾットたちにヒントを与える結果になったと、そういうこと……なのか? そういや、以前リゾットが駅構内で何かを見つけている描写があったけどあれが伏線だったわけだね。 ついでに触れておくと、今回ムーディーブルースで「ペリーコロさんの死」を再生しているが、ムーディーブルース再生時の対象の状態は、アバッキオ本人には影響しない。これは以前ナランチャがソフトマシーンでペラペラになった時にも証明済み。ついでにナランチャの時のヘッドフォン、そしてペリーコロさんの写真とライターのように、体に触れているツールも同時に再生可能。しかも遡る時間に制限はなく(巻き戻しに時間はかかるが)、人物を認識せずに「場所」で捕捉できる。そして一度対象を認識すればどれだけ遠くても再生可能と、やはりムーディーブルースはかなりのチート性能である。ペリーコロさんが写真も含めて再生できると理解した上でこの効果を活用しているということは、ボスもかなり入念にムーディーブルースの使い方を研究したと思われる。そんな奴に裏切られたら、まぁたまったもんじゃないわな。ついでにスタンド能力について触れておくと、ジョルノのG・Eについても、今回「超遠距離で毒ヘビが解除されて元に戻ったことを知覚する」という反則じみた能力を見せている。これってもう、完全に遠隔自動操縦の域なのだが、主人公なので色々と優遇されているようだ。 さぁ、そして待ちに待ったギアッチョ戦。バトルの迫力、二転三転する展開の妙、荒木節全開のふざけたキャラ造形など、個人的には5部のベストバウトに上げて良い一戦。これがまぁ、ベイビィフェイス戦同様にアニメ化が大変なバトルで、今回描かれた範囲だと「高速移動する車の内外でのバトル」という構図が非常に難度が高い。さらに「瞬間的に凍結する物体」というのもなかなか描きにくいオブジェクトであり、この辺りの表現も荒木的作画スキルが遺憾無く発揮されているところ。幸い、アニメでもその辺りはがっつり再現されており、今回のバトルだけでも手に汗握るシーンの連発。非常にハイカロリーである。次回はさらに「水中での駆け引き」なんて面倒な要素も増えてくるし、まだまだ見どころ盛りだくさん。でも最終的には目にゴミが入って何も見えなくなるかもしれないけどな!
全員で指差してパン選ぶやつでチョココロネを選んでりみりんを発狂させたい、第6話。あそこで全員違うパンを選ぶのはポピパの個性と相性の良さを示しているんだろうけど、そこは我らが花園さんが容赦なくコロネに行くべきところだろう。いや、単に好きじゃないだけかもしれないけど。今回だけで、作中でいくつのチョココロネが消費されたというのだろうか……。この作品のコロネとコロッケにかかる負担は異常。 そんな要素とは関係なしにafterglow回である。afterglowは個人的に「作中で一番影が薄いバンド」だと思っているのだが、今回も割と軽めの扱いでした。キーワードが「いつも通り」の時点でなかなか特別感を出しにくい制約がかかっているのだが、そこをいかにして特別に見せるかっていうのがシナリオのポイント。今回は商店街という完全ホームグラウンドでの試合、さらに「雨がふってちょっと困る」なんてシチュエーションも過去のシナリオでやったやつなわけだが(スマイルソイヤで雨雲を吹き飛ばすくだりはやらなかったですね)、それにバンド結成時の話なんかを振り返りつつ、いつまでも同じ空の下で活動し続ける「同級生バンド」というくくりがうまいこと個性としてまとめられていた。「いったいどれくらいの『いつも』を過ごしてきたのだろう」っていうフレーズ、実に印象深くてafterglowの良さを端的に示す表現なんじゃなかろうか。 ゲームのシナリオイベントの場合、どうしても誰か1人のメンバーにウェイトがかかることが多くて、視点が一箇所に集まってしまいがちなのだが、今回は本当に満遍なく、第三者視点からのafteglow。一応つぐが中心にはなっていた気がするが、普通に活動するとつぐは分身してしまうのだから目立つのは当たり前のこと。普段通りのひまりとか、要所で赤面してみせる蘭とか、そこにいるだけで存在感をにじませるモカとか、やっぱり画面をフルに使えるアニメはいろんなものが見られて良いですね。また、今回はゲーム中であまりフィーチャーされない「ポピパからみたafterglow」という視点での描写が多く、同い年のバンド、しかも全員同じ学校の仲間だけで組んだ純正学生バンドというかなり近い存在をどんな風に見ているのかが確認できるのは興味深い。ポピパからすると、やはりキャリアが(ちょっとだけ)長いafteglowは敬意の対象になってるのね。 今回のライブ演奏曲が「Y.O.L.O!!!!!」なのは意外といえば意外。何しろこの曲、作中ではafterglowがパスパレのために書き下ろした曲という設定になっているのだから。普通に考えたら、バンドリ次元においてこの曲はアイドルユニット・パスパレによって演奏されるものであり、afterglowが晴れ舞台で大トリの曲として演奏するのはなんか違和感がある。まぁ、単純に「間も無く発売される新曲」っていう大人の事情があるだけという気もするが……個人的にはせっかく夕焼け空をいつも以上にがっつり意識させる場面になってたんだから、「scarlet sky」で良かったんじゃないかって気もする。まぁ、曲調がハードなのでYOLOの方がPV映えしそうってのもあるかもしれないけどさ。 あと、今更なんだけど……沙綾の私服、エロすぎない? ほぼ乳見えるやん、あんなの。ゲームだとそこまでじゃなかった気がするんだが、アニメだと露出がでかい。 えっ、何これ、こわっ……第5話。こういうのが突然飛び出してくるから、現代アニメってのはあらゆる番組にアンテナ張ってないと後悔するんだよね。歴史に残るとんでもない回だった。 呆然としながらスタッフロールを見ると、なんと今回は一人演出・作監回だという。担当したクリエイターの名前は伍柏諭(ご・はくゆ)氏。台湾系のアニメーターで、過去にもアクション系の作画で評判が高いとのこと。ただ、個人的には注目すべきはアクションパート(だけ)ではなかったけども。「なんか今回ヤベェことになってるな」って認識が確定したのはいちいち細かすぎる浅桐さんの表情芝居のところ。M・A・Oのきっちり噛み合った演技プランも相まって、アニメーションでここまで掘り下げるか、というとんでもない粒度に仕上がっていた。そりゃこんな作劇ばっかりやってたら、日本のアニメ業界は人手と予算不足で立ちいかなくなるだろう。あまりにも贅沢で、視聴者ともども、憑き物が落とされるような一本だった。 まぁ、ここが中盤のクライマックスということで制作側もかなり力を入れて作った話数ということなのだろうが、そんな大事なエピソードで単独構成を任され、あまつさえ作監作業までやってしまうとなると、相当信頼に厚い期待のクリエイターということなのだろう。確かに、その期待に十全に応えるだけのものを叩きつけてくれているのだから文句の出しようもない。こういう思い切った采配が可能な作品ってのはそれだけで恵まれてるよなぁ。 あ、今作も本当に霊幻が格好いいのがずるい。ここまでシリアス多めだから今のところ全話に渡って格好いいんだよなぁ。 |
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HN:
Thraxi
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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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