最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
あの子の名前、アニータっていうんだ、第17話。ちなみにCVはあんまり知らない人でした。丁寧にジョジョ的セリフを言わなきゃいけない現場ってクセが強過ぎるよな。 メローネさん大活躍の巻。当然のようにベイビィフェイスのCVもマジ兄なので、ピストルズの鳥ちゃんと同じような起用になっている。この辺りの演じ分けはいつも通りで心得たものだ。そして、純正のキモさが際立つメローネはキワモノ揃いの暗殺チームの中でも実に特異な存在。当時の時勢を考えると、この時代はまさに「パソコン通信」などが盛り上がり、インターネット黎明期に「パソコン」という存在が一般家庭にも浸透しつつある時代。Windows95が社会現象となり、この時代のITの象徴となったりもした。そんな時代に、荒くれ者揃いのギャング団の中で、常にパソコンを片手にひたすらキーボード入力で会話を続け、データ採取からバトルの構築までを全てプログラムで処理しようとするメローネは、まさに時代の最先端、チームのブレイン、圧倒的頭脳派のキャラ立てだったのである。まぁ、もちろんそこには荒木飛呂彦的な曲解というか、へんてこ設定が色々と混ざり込むので一筋縄ではいかないが……。どのキャラが出た時も必ず言ってるけど、やっぱりジョジョキャラのコスチュームは実際に見たら頭おかしいとしか思えないしな……メローネが顔につけてあれはなんなんだろう。マスクなのかな。 で、そんなメローネから生み出されるスタンド、ベイビィフェイス。「パソコン通信」というネタが先に思いついたのか、それとも「遠隔自動操縦」という設定の掘り下げの道具立てを探していたのかは定かでないが、4部から5部にかけての「遠隔スタンドの定義」にもう1つの試みが行われている能力である。シアーハートアタックで設定が掘り下げられ、ブラックサバスで「本体にダメージなし」という要素を追加。ここで「本体への負担の少なさ」が「自動操縦ゆえの精度の低さ」とトレードオフになっているというアイディアが形をなしたわけだが、今度はさらに「遠隔からのプログラム指示」という要素を付け足すことで、完全に本体から切り離してダメージを取り除きつつ、攻撃パターンの精度もあげるという設定にチャレンジしている。その前の段階で既に「自動操縦(?)」のピストルズが好き放題やらかしている構図が描かれているため、「意志を持ったスタンドが勝手に動き回る」という状態も既になんの違和感もない(ピストルズは遠隔スタンドのカテゴリには入らず、食らったダメージがしっかりミスタに跳ね返る)。 こうしてまた新たなバトル展開を可能にした画期的なスタンドがベイビィフェイスだが、個人的な印象は「ちょっと要素を詰め込みすぎた」という感じか。自動操縦の再定義に加え、今回はジョルノの能力の改変という大テーマが設定されている。一応正確に書くなら「改変」ではなく「成長」なのだが、これ以降、元のG.Eの能力が使われることはほとんどなくなるので、事実上の改変とみなしていいだろう。荒木先生も、既にこの時点で「G.Eが殴った時の能力、意味分かんねぇな」と匙を投げていたものと思われる。「生物にする」という能力はそのままにしつつ、生物からの反射能力はほぼカット、さらに感覚暴走設定はブラックサバスの時点で既に破られているのでなかったことに。今後はブチャラティ以上の治療役として、先輩である仗助の跡を継ぐことになる。 この「改変」はストーリー展開の都合上のもので、荒木先生にはありがちな「思いつきでやったけどあんまりうまくいかなかったから途中でひっくり返す」という事例の1つである。もちろん、無責任にひっくり返すだけではなくて、ちゃんとストーリーの要請上、そっちの方が面白くなるから改変する。そして(そうじゃない時もあるが)今回はちゃんとシナリオの要素と絡める形で改変に説得力を持たせており、それがベイビィフェイスの「G.Eとは逆の能力」という動機付けである。ジョルノがベイビィフェイスを見て自分のスタンドの真価に気づくというのは、いささか御都合主義のきらいはあるものの、充分納得できる展開だろう。 ただ、おかげでベイビィフェイスの能力が「遠隔自動操縦成長スタンド」という設定に加えて「生物を物質に変える力」という特盛り状態になってしまい、能力の主体性は見えにくくなってしまったかもしれない。タイマン勝負は充分見応えがあるのだが、それとは全く別に解決しなければいけない「本体が遠くにいるから、ノーダメージのそっちをどうやって倒すか」という問題を処理しきれなくなってしまったのである(多分来週解決されるが、そうとう適当である)。まぁ、この辺のライブ感も含めてのジョジョだと思えば、ファン目線だとそれすらも愉快に思えてしまうのが困ったものだが。 ただ、そんなしち面倒臭い不満は言いつつも、アニメではベイビィフェイスのスタンド描写がむちゃくちゃ凝っているのでそれだけで楽しい。キューブ状に分散する描写がCGで処理されており、デザイン性優先で荒木先生が好き放題に描いたバトルのデザインが、感覚的な部分で理解しやすいようにまとめられている。原作絵を見て「こんなもんアニメにできるかよ」と思っていたが、まさに思い描いていた通りの形になっていたのはすごく嬉しかった。改めて、ジョジョは本当に「アニメにする価値がある」原作であり、今作も「なった価値がある」アニメだ。良き哉。まぁ、構成の都合上、ちょっと駆け足にはなってしまったが、そこは仕方ない。 次回、「トリッシュの尿意は如何に解決されるか」に乞うご期待(嘘です、残念ながら触れられません)。
PR 土曜日のドラフト後、久しぶりに散々ボドゲなどを満喫し、夜も10時くらいを回って「さぁ、帰ろうか」というところで結石先輩来訪。いや、来るんかい。先週も来てたのに今週も来るんかい。さらに来週も来ようとするんかい。まぁいいですよ。相手になりますよ。でも、残念ながら急な試合はなかなか人が集まらず、今回は4人戦を軽く1回しして終わる程度。来週が本番らしいので腕慣らしといったところでしょう。本番とか練習っていう概念があるのかどうかわからんが。とりあえず、4人戦だと「1人1広辞苑」っていう贅沢な使い方になるのが良い。ちなみに、人数が少ないので出題者もダミー解を考えています。
Round1・「しゃちらさんぼう」 1、仏門修行に用いられる赦棒、置棒、賛棒の総称。 2、禅宗に見られる断崖や絶壁に這うように建てられる堂の事。国後半島や男鹿半島など懸隔地に多く見られる。 3、釈尊の弟子。三宝のうち仏と僧を極めたが、外法のまま生涯を終えた。 4、手あたり次第。むちゃくちゃ。 5、日露戦争時の日本の参謀部の俗称。 いきなりわけのわからない言葉を出すな!(ゲームの存在意義全否定) ①「シャ」「チ」「ラ」の3棒っていう構成にしようと思ったのに、なぜか気づいたら最後に「サン」棒って書いてた。読み上げられてから気づいた。これだからドラフト後の脳ってやつは。 ②「斜地羅山房」の記述あり。国後の禅宗っていう組み合わせに全然イメージがわかないが、そりゃ普通に信徒くらいはいるよな。 ③毎度おなじみ、釈尊の弟子シリーズ。今回の子は本当にいるかな? いないかな? 書いてあることはなかなかひどいが、これでも過去の事例に比べればヌルいレベルだよな。 ④「めくらめっぽう」みたいなところからの連想かな、って思う。調べてみると、なんと出典は浄瑠璃の「心中刃氷の朔日」とある。これの主人公の名前が「こかんへいべえ」であった。なんだこのニッチ過ぎるつながりは。
Round2・「ふせないきょう」 1、高知県東部、国分川上流の峡谷。 2、→ラーメン橋。 3、狂言の一。住職が檀家へ経を読みに行くと、主人が布施を忘れるので、思い出させようとして苦心する。 4、江戸末期に布勢正之助が開発した内視鏡のこと。 5、蘭医布施一二三が発明した一種の内視鏡。実用されることはなかった。 ①「なんだよ高知県で国分って、全然国を分けてねぇじゃん」とかいう理不尽な文句が出てました。 ②よく話題には上がるラーメン構造。結局どういうものなのかはよく知らない。 ③「布施無経」。そのままといえばそのままだ。 ④⑤被ったら消せる。「蘭医ってなんだよ、どう見ても日本人じゃん」「蘭医ってオランダ人って意味じゃないでしょ! 杉田玄白は!」「あんなもん、日医だわ、日医」。
Round3・「しきしまのみち」 1、日本書紀で、天の磐樟船が通ったあとに生まれた島の道。 2、五色の陣幕を張った道。節句の催しに用いる。 3、六道に同じ。 4、万葉集に好んで詠まれた名所。所在地は諸説で異なる。 5、(日本古来の道の意から)和歌の道。歌道。 屈辱の全当てで出題者死亡。 ①「とりのいわくすぶね」は過去の名作お題の1つですが、この後に及んでまだアンサーが出るか? ③「SIX魔の道」の記述あり。 ⑤書記担当者が「和歌の道。華道」って書いてて「文脈読んで! お前はAIか!」って怒られてました。アイボの多い空間だな。
Round4・「とうけんぐみ」 1、江戸時代初期における寄り合い制度の名称。集落で武装に用いる刀剣・農具の類を集積し、用時に備えたもの。 2、唐犬権兵衛を首領とした江戸の町奴の組。 3、グミ科の小高木。庭園樹として一部で見られるが、実は食用に適さない。 4、東京剣道組合の略称。 5、組みの一。刀剣を固定するのに用いる。 最終問題にして、なんと全外し。4人戦でこれはなかなかの屈辱……。 ①多分刀狩りに目をつけられると困るから。江戸時代だけど。 ②まだまだ出てくるアンサー解答。「とうけんごんべえ」は半ば伝説的な人物として知られているが、果たして首領なのかどうか……。 ④年会費が2000円くらいのイメージ。残念ながら“東京剣道組合”の検索結果はゼロです。 ⑤「組みってなにさ」「組み紐とか、そういうイメージで、刀剣を固定すんねん」。こんな適当でも、わからない要素があれば答えっぽく見えるのである。
以上、軽めのお題4つ。一期一会で言葉を大事にしていきましょう。次回は、来週開催予定とか、よくわからないとか。
映画の日、2本目の作品は当然これだ! やったぜサイコパス。劇場版を最後に、実に4年ぶりの新作エピソードである。そんだけ時間が経つと例によってディティールで忘れている部分も多々あるはずなのだが、なんだろ、不思議なことにこの作品についてはあの当時の記憶も色あせていないし、これだけ間が空いてしまっても別に「もういいかなぁ」という惰性が無い。やっぱり、僕はこの作品が好きなんだと思います。単発のエピソードとしてでなく、世界設定など全てをひっくるめたSFシリーズとして。理想のディストピアの1つなんですよね(変な言い方だな)。毎回、物語に決着はつけているものの、常に次作以降への課題を残しているので、どれだけブランクがあっても「まだ終わっていない物語なのだ」って思うと続きは気になるし。まー、今作に「終わり」を作るのは無理でしょうけどねぇ。「シビュラの完成」がある意味最終目標ではあるのだが、少なくとも朱ちゃん1人ではなし得ないだろうしね。とにかく、シビュラの見守るこの世界で、新しい物語が始まったことを素直に喜ぼうではないか。
<以下、一応ネタバレを含む可能性があるので未視聴注意>
毎月1日は映画の日。この日は出来るだけ効率的に映画を観たいところ。しかし、1本1本感想をかいておきたい民なので、1日に観られる映画の数に限界があるのがとても残念……過去に最大3本までは観たことがあるのだが、続けて観ちゃうとどうしても前の作品の印象が薄れてうまいこと記録が残せなくなってしまうのよね。経験的に、1日に観られる限界は2本な気がする。今回も、せっかく劇場に行ったのだから頑張って3本目まで粘ろうかとも思ったのだが、1本1本で満足してしまったのでもういいや、ってなって帰ってきてしまった。ちなみに今日観た映画は観たかった方から1位2位なのです。3位の映画(「が」)と4位の映画(「F」)は今後観るかもしれないし、観ないかもしれない。一番厳しいのは時間じゃなくてお財布事情だったりするけども……。
<以下、一応ネタバレとか含むかもしれないけど、まぁ、大丈夫だよね>
何らかの概念存在となった花園たえ、第5話。きっと通常武器ではダメージが与えられないタイプのユニットなのだろうが、それでも渡り合う白鷺千聖は大したタマである。 パスパレ回。前回のハロハピ回以上に他のユニットとの絡みが無い、ほぼ独立したバンドエピソードと見て良いお話。そして、パスパレは作中屈指の問題児だらけユニットなので、こじらせるのはいとも簡単なのである。いや、「問題児」っていうくくりだと他のところも大概ではあるのだが、パスパレはなぜか問題をいとも簡単に致命的なトラブルにまで引き上げる才能に長けている。から回る努力・丸山彩。内向き自虐インキャ・大和麻弥。クレイジーモンスター・氷川日菜。そして今回もフルスロットルでした、我らが白鷺千聖。こいつら本当にコミュニケーションについての認識に個人差がありすぎて、隙あらばすれ違おうとするので油断できない。その顛末は過去のバンドエピソードでも数多く観察することができるだろう。こないだのフリマエピソードなんかを見ると千聖さんも随分丸くなったとは思ったのだが……まだまだこういうところはあの頃から変わってないわねぇ。「あの頃」っていってまさかのデビューライブが映像化されるとは思ってなかったけど……そういやあんな地獄のような立ち上げだったんだなぁ……。もう、それがわかるだけでも良いのではなかろうか。 毎回ライブシーンが楽しみな作品なのだが、今回はライブシーン自体はそこまで目を見張るものではなかった。まぁ、すでに1話目でたっぷりしゅわしゅわしたのでそこに大きな変化をつけるのも難しいのだが、今回はむしろ、ライブの演出云々よりもそこまで積み上げるシナリオラインの重みの方が見どころだろう。なるほど、まさかゆらゆらをこんなシナリオに使ってくるとは。確かに、丸山・千聖間の関係性を掘り下げるツールとしては面白い楽曲である。 カラオケなんかで歌ってみるとわかるのだが、この「ゆらゆら」は本当にワード数も多く、掛け合いの部分が大切な「バンド全体の楽曲」である。他のチームならそうした部分が問題(話題)になることはあまりないのだが、それまで丸山彩のアイドル性に絶対的中心を見出していたパスパレからすると、千聖とのツインボーカルに振るのはなかなかの冒険だったという。リリース時にはそんなことはまったく気にしなかったのだが、まさかそんなところからパスパレの成長譚が紡がれることになろうとは。リリース時にはあまりストーリーとの絡みを意識していなかったので、この掘り下げ方は目からウロコである。 まぁ、シナリオ単体で見たときにはやっぱり「流石に千聖さんが頑なすぎやしねぇかな」という気もするのだが、「こういうことを平気でやる女なんだよなー」という共通理解はある気がする。もちろん、はたから見ているメンバー全員についても同じことが言えるけど。なんか、「ぱすてるらいふ」をもう一回キャラデザ変えてやってる感じはあるよね。イヴが椅子の下にもぐろうとしたのもパロディといえばパロディだし。それにしても、やっぱりこうしてしっかりドラマが刻まれて解像度が上がると「この氷川日菜ってヤツは……」とどんどんSAN値が削られる感じがたまりませんね。「あ〜あ」じゃねぇよ。 あとはやっぱり個人的に嬉しかったのは、パスパレ回のくせに何故かぐいぐいきたのがおたえだった部分ですね。パスパレがその粋とも言える白鷺千聖の本気をぶつけてくるなら、そのための舞台を整えるサポーターもその重圧に耐えられる人材を選ばざるを得ませんからね。おたえ、わかってるのにわかってない感じが尋常じゃ無い……いや、この子は常に尋常ではないが。千聖先輩、おたえのコントロール方法を知ってるっていうだけで人類としてのステージが1つ上だ。
みゃー姉の水着はないんかいッ! 第4話! もう着ろよ! ひなちゃんの水着でいいから着ろよ! アカネちゃんはちゃんと水着になってくれてたんだぞ! まー、そういうアニメじゃないのだろうなぁ……あくまで水着は幼女のみ。そしてそのまま幼女はお風呂にも入るよ。……これはこれでニーズがあるんだろうなぁ、と思ってたら、どっかで「ひなちゃんたちは小学5年生である」っていう情報を入手して私はたいそう驚いたのである。ウソォ、どう見ても二年生とか三年生くらいだろ……ミーシャと同い年くらいでないと……作中で学年に言及してるシーンあったっけ? このギャップは「ヤマノススメ」のひなたたちくらいショックだわ(あの子ら、どう見ても小・中学生なのにバイトしてんだよなぁ)。多分頭身の低さもそうだけど、ひなちゃんのまっすぐな性格がよりピュアな印象を与えるせいで幼く見えるんでしょうかね。 しかし、そうして考えるとみゃー姉の行為は確かにアウト度合いが上がってしまうかもしれない。明確に年齢で区分できるものでもないのだろうが、多分小学1、2年生の水着シーンの撮影よりも、五年生の子たちを撮影する方がアウトになる確率は高い気がする。おそらく浴衣姿も同様なのだろう。みゃーさんはただでさえ風態がアウトなのだろうから、苦手なアウェーであるお外に出た時の振る舞いには一層の注意を払わねばならない。このまま警察に顔を覚えられて常連になってしまうと今後の人生もいろいろアウトだぞ(現時点でアウトな気もするが)。 しかし、みゃーさんってひなちゃん以外の人間から見たらどれくらいのルックスなんだろうか。その辺も作中では明言されてないのだが、花ちゃんやノアも「水着きたらええやん」って言ってる雰囲気からすると、決して根暗でクソブスなモンスターではないはずなんだ。確かに前髪の雰囲気はネガティブなものだろうが、面相だけで言えば結構な美人さんなのではなかろうか。本人はスタイルも気にしてるんだろうけど、これまた別にデブってわけでもなさそうだし……。いいじゃん、水着にトライしても。過去に何かスク水関係でよっぽど嫌なことでもあったのかなぁ。むっちりしてるから、高校時代に同じクラスの男子に視姦されたとか、そういうトラウマかなぁ。あんなに可愛いのにもったいないなぁ(特に声が可愛い)。最終的にみゃー姉が幸せになる作品なのだよね、きっとそうだよね。 そして、そんな謎めくみゃー姉を取り巻く3人にも随分安定感が出てきた。いつでもフル回転なひなちゃんは先週のお話でちょっとこじらせたけど、やっぱりまっすぐに気遣いのできる妹さん。何をするにしてもみゃー姉の都合を考えてくれるので、悪く言えば恐ろしいほどの甘やかしぶりである。この妹は姉をダメにしてしまうわなー。みゃーさんも反応の悪い花ちゃんじゃなくてもっとひなちゃんに惚れればいいと思うんだけど、そうなると一気にカルマ値が上がってしまうので問題があるのか。 花ちゃんは相変わらず単におかし食うだけのマシンと化しているが、すっかりみゃー姉の扱いにも慣れて、うまいこと自分の利益が最大化するように行動できるようになっている。この子、この調子でみゃー姉に飼われてたらデブまっしぐらだと思うのだが……大丈夫か? そして3人の中でも大人レベルが高いのがノア。彼女の場合は「自分の可愛らしさが伝わらない」という部分にこだわってしまう部分だけが子供っぽいのだが、それでもみゃー姉の中の優先順位についてはすでに諦めているみたいだし、その上で他人を幸せにしつつ自分も幸せになれるよう、多方面に気遣いができている。ひなちゃんは本人が良い子なので周りを幸せにできるが、集まってくるお友達も良い子ばかりなのは恵まれた環境だ。 そんな環境にあぐらをかいている女子大生が一番の問題なわけだが……そろそろ幼女たちが頑張って更生プログラムとか作ってあげてほしい(もう色々やってるやろ)。 意外と弁当の種類が豊富、第3話。半径1キロで転送されたってことはかなり狭い上に人口密度がえらいことになってそうだが、まだ人数分の食べ物を供給できる余裕くらいはあるんだろうか。インフラが死んでるならすでにホテルなんかも用をなさないはずなのだが……まぁ、仮に暴動起こそうにも、外が荒れ野なのはわかってるからどうしようもないんだよな……これ、転送された人間どもは大体死ぬのでは? まだまだ謎多き段階。ぶっちゃけ敵も味方も何もわからない状態である。はっきりしていることを確認しておこう。まず、ミロが所属する「アーヴ」という組織は転送された現代人をなんとか元の時代に戻そうとしているらしい。それが実現可能なプランなのかどうかはまだよくわかっていないが、ミロを代表とする時間転送能力のおかげで、いくらか過去未来への干渉は可能なはず。それが何故、今のようなトンデモシチュエーションを生み出すに至ったのかは謎のまま。現在のミロは大介たちとは「初対面」とのことなので、過去に大介たちにメッセージを残したミロは少なくともこれよりも後のミロ(もしくはパラレルワールド的な別次元か)。だとするなら、「別なミロ」が残したメッセージは「今のミロ」にとって利益になるのか害になるのかは不明である。 さらに、大介たち5人は、それぞれに「あの日」の記憶に誤差があるという謎も提示された。大介が単なる視野狭窄でもって「守れ」「救え」と妄信的に思い込んでいるだけなのかと思ったら、他の連中がミロから託された言葉も微妙に異なっているという。この記憶違いにはいくつかの可能性があり、1、「全員が異なる世界線での過去を経験している」。2、「同じ世界線ではあるが、ミロがそれぞれのメンバーに敢えて違う内容のメッセージを吹き込んだ」。3、「ミロは同じことしか言ってないが、それぞれが解釈違いで適当に覚えていただけ」。この中で一番可能性があるのはやはり1ということになるだろう。突然の誘拐犯や、ミロがわざわざそんな小さな事件に首を突っ込んで子供に干渉したことなど、あの日の事件は未来を左右する大きな意味があったことは間違いない。5人は同じ事件を経験していると言いながらも、もしかしたらそれぞれに(この後の時代の)ミロが子供ごとに異なる行動規範を吹き込み、それらの相互作用を観察するとか、淘汰の結果何がベストになるかを見ているとか、そうした企みが隠されているのではなかろうか。つまり、どこまで行ってもミロには全幅の信頼はおけないということである。 そして、そんなミロと敵対するグループの名前がリヴィジョンズ。構成員は人間ですらないみたいな話もあるが、未来人は一度なんらかのウィルスのパンデミックで滅びかけているわけで、人類以外の知的生命体がとばっちりを食らった可能性もあるし、人間だったものがウィルスの影響で「違うもの」に変化した可能性もあるだろう。とにかく、アーヴとリヴィジョンズはあまり仲がよろしくない様子。ただし、どちらの組織も「過去に人間を送り込むことで干渉して未来を変える」という方法論は同じ。ここまでくるとタイムパラドクスやら何やらと面倒な要素も多そうなのだが、果たしてその辺に整合性が得られるかどうか。 あとはまぁ、2号機・3号機の起動っていうのもトピックの1つですかね。主人公機が青で、兄妹が乗っているのが黄色と赤。それぞれ遠距離射撃用の武器を持ち、妹さん(ルウ)の方がロックオンみたいな狙撃銃、兄(ガイ)の方は手頃な二丁拳銃だった。大介の武器がソードなのでバランスは取れている……のかな。まぁ、とてもじゃないがチームプレーなんてできそうにない面子だけどな。対するリヴィジョンズの方は、今のところ同一タイプのシビリアンしか繰り出してきていないが、他の武器もあるんでしょうかね。とりあえず、めちゃくちゃファイレクシア人っぽいな、とは思った。
王子のTシャツは何を基準に選ばれているのだろうか……第14話。変なTシャツ売ってる店はあるので存在自体は別にいいのだが、王子なんて典型的な「着るものはどうでもいいと思ってるタイプのオタク」のくせに、なぜか変Tだけやたら充実してるんだよな。まさか「お母さんが買ってきた」でもなかろうし……謎である。 もう、これで最終回でもいいんじゃないかっていうくらいにグッとくるお話。やっぱり、オタク目線からすると王子が一番感情移入しやすい対象ではあるし、彼がこれまでどれだけつらい思いをしてきたかも知っているので、彼が何かを成し遂げた姿を見るのは感無量である。何気に、「成し遂げる」という姿は初めて見るかもしれないんだよなぁ。まぁ、最初期の状態を考えれば、最初に河川敷までたどり着けたときも「達成」ではあったけども。こうして他の面々に遅れながらも、最終的にやるときはやる男だ。そんな王子が掛け値無しに格好いい。 前回カケルの憑き物を落としたことで、アオタケ連中に憂いはなくなった。今回はどのメンバーにも嬉しい知らせばかりが飛び込み、みんな「成長と達成」を惜しげも無く披露してくれている。山に強いことが如実にわかる神童の走り、逆に平地だと天性のバネが活かせるらしいムサの伸び。キングもユキも無事に記録を達成し、なぜかニコチャン先輩は手慰みのガラクタで商売までできるようになった(目標体重も無事クリアしたようである)。そんな中で、王子だけが結果を出せないはずもない。そりゃま、そういう作品なんだからそうなることはわかりきってるんだけど、最後まで自分を貫き、どこかシニカルなツラをしながらも、がっつり仲間の友情に動かされ、最後の最後に仲間の声援を力に変えた王子。腕に書かれたメッセージは素直な仲間の気持ちだが、もしかしたらワンピースあたりのオマージュも意図したものなのかもしれない(王子に対してはそれなりに効果がありそうだ)。 「一人じゃない」というフレーズもなんとも印象的で、周りに仲間がいるんだ、という当たり前の意味に加えて、着実にタイムが伸びてきた王子は、もう以前のように誰もいないグラウンドをトボトボと走る必要がなくなっている。そりゃまぁ、標準記録ギリギリなのだから決して速いとはいえないのだろうが、それでも周りには同じような速度、王子よりも遅いペースで走っているランナーも現れている。チームの面々と走っていたらわからないことではあるが、着実に、彼の走りは成果を出していたのだ。ついでに言えば、彼(あとキング)のランニングフォームは未だ独特のクセが残っており、その気になればまだ改善点もありそう。タイムを出したからこれで終わりではない。まだまだ先は残っているのだ。箱根の山は天下の険なのだ。今後の王子の成長にも注目したい。 こうして着実に成果が出るとうっかり「こいつら、最初は絶対無理だと思われてた連中なんだよな」ということを忘れそうになるが、今作はきちんと「他のランナーたちも同じくらい努力してるんだぜ」ということも教えてくれているのが大事なところ。御都合主義なのは間違いないが、頑張って成果を出しているのはなにも王子たちだけではないのだろう。日本中の、世界中のランナーたちは、今日もひたすら、自分との戦いを繰り広げているのである。やっぱスポーツ選手ってすげぇよなぁ。まっすぐなスポ根はそんな当たり前のことを思い出させてくれるから大事よね。
CV小澤亜李の生物は本能に忠実すぎる説、第3話。まぁ、本人も割と本能に忠実なので、その辺がにじみ出ているだけと言う話もある。 ついに魔王ちゃんがリストラされて何もなくなった世界。それでもひたすら、ユーシャちゃんは理想の勇者を目指して頑張るのです。なろう系も含めて「最終的に勇者になることが約束された世界」ってのはいくつも見てきたが、こうして「ゴールがあるかどうかもよくわからないけど勇者」っていう不安定な存在はあんまり見たことがない気がする。作中でもちょっと触れられていたが、魔王というゴールがない勇者は単に民家に押し入って金品を強奪するだけの存在になってしまうわけで……その辺りのアイデンティティをユーシャちゃん本人はどう考えているのだろう。まぁ、彼女の場合は「人助けをするのが勇者である」というまっすぐな信念を持っているので大丈夫なのだろうけど。 ハイパーラックと正義の心という属性を持つユーシャちゃんがこのパーティで一番地味であるという事実は覆しようがないのがちょっと残念だが、脇の面々が着実に、クドいくらいにキャラを押し出してくるのはすぐにクセになるな。今回はファイターのファイ、そして聖者のセイの2人がいい感じに押し強め。ファイの場合はとにかく能天気に、本能に任せているだけ。普段は天真爛漫なキャラだが、腹ペコだと文字通りに目の色が変わる。どうやら他の面々にも「腹ペコファイは危ない」ということは認識されているようで、今後は彼女のハングリー精神(意味が違う)が冒険のキーになることもあるのかもしれない。 そして今回色々と補強してきたのがセイ。前回の時点で「パーティの常識人枠なのに女子力低くて使えない」という残念な属性が明かされたが、今回さらに「夢語りし始めると止まらず、この世界における厨二みたいな設定」とか「エルフだから弓の名手なんだけど、メガネが恥ずかしいから普段はハンマー」とか、斜め上の設定が実は割と情報過多。ツッコミ役でもこんだけいじりがいのある属性が付属しているというのは驚きである。ファンタジーの基礎設定がアレクラスト大陸準拠の私からすると、基本的にエルフってのは無信心なので聖者(僧侶)になることはないのだが、この世界ではエルフも神を信仰する様子。ついでに僧侶が剣を装備できないのは信教によっては刃物のついた武器での殺生を禁じているためであり、武器はメイスやハンマーなどになりやすいのだが、セイさんの場合にメインウェポンがハンマーなのはそういった理由があるからだろうか。基本的にエルフってSTR(筋力)低めだからハンマー系の武器は持たないもんだけどね。 残るメイについては今回も「単なるカルタードオタク」というだけで終わっているが(あとダジャレ好き)、彼女の「激レアカルタード保持者」という設定は、一応あり得た未来の魔王討伐の時に役に立っていたわけで、今後も突拍子もないカルタードがパーティの運命を左右することがあるかもしれない。あと、もしかしたらこいつ自身が魔王になってしまう可能性もゼロではない。どうしても水瀬いのりボイスなのに単なるアホっていう時点で怪しい。いや、多分そういう作品じゃないんだけどさ。 でも、ところによりおっかない部分はあるんだよね。塔の前にいた男とか、あれが単なる「RPG的なよくわからんお約束ギャグ」なのか、今後に関わる何かの伏線なのか。森で倒した蜘蛛は宝箱を残して消滅したのに、塔のボス蜘蛛は倒されずに外に逃げたのも何か意味があるんだろうか。ないんだろうか。考えすぎだろうか。ほら、勇者って言われると、どうしても某神樹様がちらついてしまってな……。満開は、満開だけはやめて。 冷静に考えて「女の子だけでルームシェアしつつ、CV西明日香の猫がいる世界」なのだから、どっちかっていうとこれって「ひもてはうす」の続編なのでは……。 |
ブログ内検索
リンク
最新記事
(02/25)
(02/23)
(02/21)
(02/19)
(02/18)
(02/18)
(02/17)
(02/17)
(02/17)
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
アーカイブ
|