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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 最終話です。さすがに時間も遅くなり、2卓10人だったところが6人1卓まで減少しました。改めて書いておくけど、これ、実際は一晩のうちに行われてるイベントですからね。みんな心配した方がいいよ。主に俺の仕事量を。流石にアウトプットのモチベーションも限度があるので何本かアニメの感想が犠牲になっている。

 


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 ミラクルライトもらえないおじさんだよ。当たり前だよ。プリキュアの映画はなかなか一人で観に行く勇気が無いので(涙ながらに)スルーすることも多いのだが、さすがに今作は気になりすぎたので、封切りからちょうど一ヶ月が経過したタイミングで、平日の昼間、幼女先輩がなるべくいないタイミングを見計らって行ってきました。不審者だよ。ごめんね。でも……一言書いておくなら、よかった! 行けて!

 

 

<以下、一応ネタバレなどあるかもしれないので未視聴注意>

 

 


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11月24日 ドラフト模様(GRN×3)

ピック順 【Thraxi】→【Mei】→【Alessi】→【Metallica】→【Tanaka】→【Chrolony】→【Sea-chcken】→【Serra

 

 いつもとはちょっと違うドラフト! 今回はなんと8人戦! なんだけど……時間と場所の関係からいつもみたいに7試合全部やる泥仕合ではなく、スパッとトップが決まる試合数でやめよう、と言うことで合意があった(とりあえず3戦やってから考えようってことになったのだが、3戦目が終わる頃にはみんなして「これくらいがちょうどいいんじゃね?」って思い始めた)。そのため、今回はちょっと表記が特殊になっています。まぁ、トップ以外はビリと一緒だから別に問題ないよね! ね!

 さらに業務連絡としては、某氏の心からの支援を得ることができましたので(半ば強奪しましたので)、2週間後に開催予定のアルティメットマスターズの参加費がそこそこ常識的な値段まで引き下げられることになりました。まぁ、こうして呼びかけて来るような人間はどうせ高額の交通費を払ってくるので10002000円の違いなんてどうでもいいだろうけども……一応、そんなわけで開催される予定です。こないだ「来ようかな」と言っていた人もいたけど、一応、開催前に改めて検討して、来てもらえる場合にはもう一回連絡をお願いします。

 慣れない人はアルティメットマスターズの公式リスト見て予習しておいたほうがいいかも。今回は「全色が墓地がらみのギミック」とかいうアホなセットにもなってるので、クセが強い。

 

 


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 狂乱の夜、第2部。結局翌日に追加試合が行われることはなかったので、このラッシュは第3部までになります(最終回は明日更新予定)。

 


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 同病相憐れむ、第8話。七海燈子という1つの台風を中心に、ぐるぐる回る2人の対峙。時にぶつかり、時に寄り添う様子は早くもライバルの様相である。

 Aパート「交点」。互いに全く異なる方法で燈子との関係性を構築した侑と沙弥香という2人の「主人公」が交錯する様子が描かれる。沙弥香については前回でかなり掘り下げられていたが、過去のあれこれを経ての現在の姿が今回のアバンで明快に示されている。これまた茅野愛衣の豪腕の成せる技だが、諸悪の根源とも言える先輩との再会で沸々と湧き上がったどうしようもない感情について、たった一言の「さようなら」で消しとばしてしまうパワープレイには圧倒されてしまう。人間、これだけの言葉で、相手に全てを伝えることができてしまうのだ。あの先輩が沙弥香に残したものはろくでもないものだったのかもしれないが、だからこそ得られた燈子との関係。今度こそはそれを「本物」にしてみせる。沙弥香の戦いは、今まさに始まったばかり。

 そうして築き上げられた佐伯沙弥香という人間に、ストレートにぶつかりに来るのはこれまた厄介な瞬間風速を持つ火の玉小僧・侑である。運動会に向けたバトンリレーでなかなか息が合わないのもしょうがない。何しろこの2人が見ている景色に何一つ同じものがないのだから。沙弥香は侑をはっきりと牽制していたし、侑もそんな沙弥香の明確なマウントポジションの意味がわからないわけもない。ただ、厄介なのは侑の中で燈子へ向けての感情は「あってはならない」という部分。沙弥香は牽制するが、それに対する侑は「いや、何もないからね、うん、無いから」と必死に自分でも言い聞かせている状況。そういう意味ではまだまだ同じステージに立っているとは言い難い。そこで、2人はここで歴史的雪解けを目指した首脳会談を開くに至るのである。

 今回の画面構成のテーマは「対面と並列」。マクドにおける2人の向かい合う構図は、タイトルの「交点」が示す通りに異なる向きに歩いてきた2人がぶつかったそのポイントを示すもの。カメラアングルがわざわざ侑の一人称視点で取られていたり、「向き合っている」「対立している」という印象を強く与えるものだ。しかし、互いに向いている方向が違うというのは、「対立」でもあり「対話」でもあり。決して喧嘩がしたいわけではない2人は、互いに踏み込めなかったところへと一歩進むことで現時点での融和を目指す。お互いの共通点は「燈子という爆弾に振り回されている」部分であり、現時点では説明できない厄介な感情を抱えているという部分も似ている。少なくとも現時点で争う必要はなく、生徒会を通して、ひとまずは協調路線で事態解決にあたろうというのが当座の妥協案であろう。店を出た後は「並列」の構図へと移り、二人は探り合いながらもさらなる一歩に踏み込み始める。相容れぬスタンスでこそあるものの、お互いに要領よく、そして遠慮なく困難に立ち向かっていける強さを持っているという意味では、どこか似た者同士であるのかもしれない。

 Bパート「降り籠める」。こちらは雨の中での侑・燈子の関係性の掘り下げ。冒頭から徹底して「ペア」の印象が強く、いろいろな人やものにフられていく侑の「孤独」の印象が最大限に強まったところで、狙ったように燈子が現れて「ペア」を形成する。2人はなんの抵抗もなくあいあい傘の状態になり、当然その目線は「並列」になる。横断歩道の歩行者信号について、侑・沙弥香のペアだと問題なく一歩目を踏み出せていたのに、侑・燈子のペアだとバタバタと揉めて進めなくなるというのも示唆的な部分であろうか。そしてこの当たり前のような「並列」の構図が、髪を拭くシーンでは改めて「対面」に変わる。話題の中では身長の差なんかにも触れており、必死に背伸びして目線を揃えようとする侑に対し、燈子の視線は突然に温度を下げる。近づいてはならないその領域の存在を、侑は改めて痛感させられることになる。あちらからは寄ってくる。それこそ温度も、想いも、全てが伝わるほどに接近する。そのくせいざ肩を並べようとすると、そこには分厚い壁があることが分かる。引くも地獄、進むも地獄という燈子ラビリンスに迷い込んでしまった侑。これから先、演劇を無事に成功させればこのラビリンスに光明が見えるのかどうか。

 意図せずに踏み込んでしまい冷や汗をかく侑、そして徹底して防壁をあげてガードに徹する沙弥香。アプローチの仕方は違えど、2人とも燈子の扱いに手を焼いて、「厄介だ」とため息をつく同胞であった。最後のシーンでの2人の視点も「並列」。なんだかヘンテコな流れだったが、少しだけ、2人の距離も縮まったのは間違いない。まぁ、どこまで維持できる同盟なのかは定かじゃないけれども。

 

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 今年もこの日がやって来た。なんやかんやあって関係者が一堂に会する魔の期間。当然のごとく、飢えた食屍鬼のような連中が津々浦々から集まり広辞苑に群がることになるのだが、それ以外の関係者も同じ場所にすし詰めになるため、まずもって辞書を開くスペースすらろくに無いという地獄絵図。そんな中で「集え!」と一声呼ぼうものなら、一気に二桁の人間が手をあげる始末。さぁ、宴を始めよう。まずは5人戦×2卓同時展開。数をこなすことが主目的になってるせいで1試合の扱いがかなりぞんざいだぞ! 全部で三部作になるので、ゆっくり1つずつの処理にしていこうと思います(作業がしんどいねん)。

 

 


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 一体何者なんだ、シシリアンライス、第8話。調べてみたけどイマイチ味の想像がつかん……。しかもシチリア関係ないし……。アイキャッチの映像は美味しそうでしたよね(Bパートアイキャッチでアスパラがニョキニョキ生えてくる映像がよりによって今回使われるのひどくない?)。

 衝撃展開。そのくせシナリオはいい話風。このミスマッチを遠慮なくぶち込んでくるのがゾンサガである。どう考えてもリリィの真実が「そうなっている」必要はない気もするのだが……いや、でもわざわざ幸太郎が復活させた7人の中にリリィがいたことに意味があるのかもしれんな……。普通なら成立しないはずのネタなのだが、そこを乗り越えるためにゾンビという設定が活かされているのもポイントで、今回のサブタイトルもなかなかひどいもんである。世の中に「そっち系」が好きな層ってのは一定数いるようだが、どうしたって「成長したら云々」という問題は避けて通れない。成人年齢を超えてもいつまでもレディースディでサービスしてもらえる山本和臣みたいな稀有な例もあるようだが、基本的には生まれ持った性差(SEX)というものは如何ともし難いものである。しかし、ゾンビならばそんな問題もオールOK。成長しない、変化しない。それなら声変わりも第二次性徴も関係ない。まさにGOGOネバーランド。大人になんてならないよ。

 本作で、本来なら衝撃的であるはずのネタが軽やかにスルーされて何事もなかったかのように処理されたのは、やはりこのゾンビという設定の存在が大きい。これまで散々ひどい目にあってきたフランシュシュのメンバーは、もうこれっぽっちのアクシデントでは驚くこともないという。いや、さすがにさくらは最初びっくりしてたけども……そりゃね、まさおはなぁ……。しかしその報告を受けた残り5人は大した反応もなく、サキに至っては爆笑しておしまい。リリィがこれまで黙っていたということは当然後ろめたい部分もあったからなのだろうが(わざわざ言う必要を感じなかったのかもしれないが)、いざ露見してしまったら大して気にしてる様子もないし、「気にされることを気にする」描写もない。もう、メンバーの中では終わってしまった話題ということだ。このさっぱりした感覚はなかなか凄まじい。なんの偶然か、同じ週に放送された「DOUBLE DECKER」もジェンダーの問題を取り扱った話だったが、あちらは「生死を分ける」重要なファクターとして機能していた。生きている人間と既に死んでいるゾンビではその辺りの扱いも大きく違っているようだ。うーむ、ゾンビィ強い。

 で、そんなリリィがメインになったお話は、非常にオーソドックスな親子の思い出話。なまじ子供が子役なんかで活躍してしまうと、親がメディアを通じてしか子供を見られなくなるなんてのはよくあるお話。この手の展開のテンプレである「仕事と金に目が眩んで子供の本当の気持ちを無視してしまう親」とはちょっと違ったが、リリィの親父さんもやはりどこかおかしくなってしまった。「テレビ好き」という彼のステータスが良くない方向に働いてしまったようだ。しかし、最終的な死因は親父さんとの関係ではなく謎のヒゲショックというのだからぶっ飛んでいる。このリリィの「成長への(男性性への)拒否感」は親父さんとの関係性とは別につながっておらず、親父さんの振る舞いもそこまで悪いものに見えないのがなんとも不思議な感覚。確かにリリィは親父さんのせいで不幸にはなっているが、あくまで彼女(彼?)の死は自己の内部にある問題で、親父さんからしたらそれは純然たる悲劇だったのである。まぁ、悲劇(悲劇とは言っていない)のヒロイン(ヒロインとは言っていない)という相当ねじくれた結末ではあるのだけど。

 そうして出来上がった「永遠の子役」としての星川リリィ。ちゃんと親父さんとの関係性への禊も済ませて、ハッピーエンドで綺麗な幕切れ。……のはずなんだけど……結局幸太郎が何を考えているのかはまだ分かってないんだよね。今回のリリィの件からもわかるように、やはり故人の関係者から見れば、彼女たちの生前の面影ははっきりと残っているわけで、考えなしに露出を増やしていったら問題が増えるのは間違いない。リリィ以上に露出していたはずの愛や純子に大きな問題が起こっていないのが不思議なくらいだ。その辺りの「生前」と「現在」をつなぐ物語の1つのヒントになるのが今回のエピソードだった気はするのだが……真面目に伏線として回収される……かなぁ。唯一「生前」を気にしなくていいのはゆうぎりさんだけなのがずるいな。ナチュラルにイベントステージで三味線を披露するゆうぎりさん、アイドルとして有能すぎる気がする。

 次回はサキのお当番回。彼女の場合は生前の記憶も相当残っているし、そっち方面の問題は出てこないと思うのだが、最大の問題は、このブログのタイトル欄に次回のサブタイトルを書くべきなのかどうかである(いつも以上にはみ出しまくる)。

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 今週2本目の種﨑ヒロイン、第8話。やっぱり種さんがやるキャラは不思議と印象に残るんだよなぁ。ちなみにどうでもいいことですが、私の場合、種﨑敦美のことは「種さん」、種田梨沙のことは「種ちゃん」と表記します。本当にどうでもいいな。

 双葉編完結。前回の時点で、なんか不思議な新キャラがぶっこまれたと思ったらいきなりハンドルを切って双葉の思春期症候群に飛び込んだのでかなり驚いた。結局あのいのすけボイスの謎少女の話はどこに行ってしまうんだろう。次回も違うキャラが出てくるみたいだしなぁ。なんだか変則的な構成になっている本作だが、だからと言ってややこしいということもなく、すんなりとそれぞれの小話が入ってくるのはありがたい。何度も書いている通りに「物語シリーズ」と同じシステムになっているわけだが、アニメとしての評価は別で考えるとして、全体的なシナリオラインはこっちの方が見やすいから好きかもしれない。いや、もともと狙ってる方向性が違うだろうから比べる意味もないのだが……怪異の持つ特異性は本当に1キャラ1キャラを浮き彫りにする力を持つが、今作の思春期症候群の場合、「もしかしたら他の奴だってこんな風にヘンテコ大事件を起こしてしまうかもしれないんだ」という絶妙な近さが共感を呼ぶ働きを持っている。SF的な要素を保持しつつも、どこかで地に足をつけた青春譚にもなっているわけだ。

 そして、もう1つ見やすい部分があるとするなら、咲太と桜島先輩の関係性にブレがないのもポイントだろう。どこまでいってもペースを崩さない咲太に、圧倒的なヒロイン力でしっかり手綱を握る先輩。この2人のイチャイチャぶりが分かりやすい絶対存在になっているので、前のエピソードだった古賀の話にしろ、今回の双葉の話にしろ、「咲太はこんな可愛い子たちに囲まれてどうしたいんだよ……」というやるせない感情を緩和してくれる。妙な話だが、物語シリーズの場合、確かに戦場ヶ原は充分なヒロインと言えるのだが、どう考えてもそれよりも高性能な絶対存在である羽川翼というおばけを生み出してしまったため、「戦場ヶ原かぁ……」という微妙な感情が残ってしまうのである。今作の場合、古賀は所詮後輩だし、出会い方や接し方が割と理不尽だったので咲太がブレる必要がなく、むしろループ中に経験値を重ねることで桜島先輩との関係性が強化された感があった。

 そして今回の双葉である。「異性の友達」という永遠のテーマを持った関係性であるが、双葉のスタンスは何故かここにすんなりハマる。まぁ、そのために国見というもう一人の「めっちゃいい奴」が用意されているのだろうが、3人の関係性はなんともむずかゆくも眩しいものになっており、あくまで三角形の一辺として成立している咲太ー双葉間の関係性が無理なく成立しているのである。この辺りの配置は素直に上手いと思う。後はまぁ、やっぱり双葉がいい奴だっていうのもあるんだろうけど。今回のトラブルはやはり「思春期」ということで悩ましい部分はあったものの、弱い部分を見せてくれた双葉にキュンとさせられる萌えファクターが揃っている(身体のエロさも含めて)。そして、そんな絶妙なポジションをキープしている双葉の声が種﨑敦美であるという僥倖。チセさんの時もそうだったんだけど、種さんは声を張らず、ゆっくりと置くようにしてセリフを作るときの感情の乗せ方が抜群に上手い。なんなのだろう、これもまた役者の持つ「呼吸」の妙なのだろうか。一声置く度に、そこにないまぜになっている二人の双葉のあれやこれが重なり合って、最終的にたった一人の「双葉理央」が形成されていくような気がするのだ。一人二役なんていかにもやりがいのある仕事ではあるが、ここで「ならでは」の仕事ができるかどうかも、役者の腕の見せ所だ。

 さて、Cパートで出てきた新しいヒロインは、どうもテレビに出ていた真礼キャラのようだが……さて、どんなトラブルになるのやら。

 

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 次回予告、今の若い子には分からんやろ、第8話。多分来週コスモス出てこないよね。

 ようやく出番と相成った、SEVEN-O最後のバディであるボクサー&ロボ。エンディングでレズキッスかましてる時点で気になっていた存在だが、今回はあんまり「バディ」としての交流が描かれなかったので肩透かしではある。マックスの過去は掘り下げられたけど、ユリの方はさっぱりだったからな。まだまだ今後掘り下げられる回があるんでしょうかね。いや、チームの中にロボが紛れ込んでるのに何の説明もなかったら問題だけどさ(そういうこと平気でやりそうな作品なんだよなぁ)。

 今回はマックスの過去に(なんとなく)関係する事件ということで、学園という狭い世界の中でのあれこれを取り扱ったお話。導入としてはスクールカースト云々の話になるのかと思ったが、別に上下関係はあんまり関係なかったな。単に「パリピっぽい連中とそれを憎々しげに見上げるナード」っていう程度の差別化だろうか。今作は日本文化的な要素がほとんどなく、セブンオーの中にもクソオタク側の人間はいないので、そういう差を描く意味もほとんどないからね。どちらかというと問題はそうした上下の差ではなく、横に並んだ関係性のこと。1つは性別であり、1つは友情である。

 性別については、マックスのいでたちが全てを語っているように、昨今しばしば取りざたされるLGBTがらみの問題にちょっと触れているような、そうでもないような。非常にフェミニンだったマックスが、男友達(この表現も何だか違和感があるが)のカミングアウトにすんなり同意して男装することになるが、結果的にそれが学園という「異物を排除する空間」でつまはじきにされてしまったという過去の経験。お話としては分かりやすいものだが、「受け入れられなかった」というところからマッハで「学園を去り、薬物に溺れた」まで行ってしまう男の方にも問題がある気もする。まぁ、あくまで今回のお話ではバックグラウンドに当たるエピソードなので、そんなに作り込んでもしょうがないのかもしれないが。とにかく、マックスはそんな嫌な記憶があるせいで学園っていう場所自体も大嫌いだし、性差を強調するようなイベントごとというのもお断りらしい。もしかしたらロボであるユリとバディを組むことになったのも、性別も何もあったもんじゃないロボだからこそなのかもしれない。

 そして、今回の犯人の動機となっている「友情」のお話。「綺麗なあの子と肩を並べていたいから」という理由で薬物に手を出してしまった悲劇の女学生と、そんな彼女の気持ちに一切無頓着なクイーン候補。こちらの方も色々と掘り起こせば楽しい感情が掘り出せそうなセッティングである。男と踊りたいという理由で必死になっているだけの人間を、女の子同士の友情を大切にするために犯罪に手を染めてまで後押ししようとする気概は、なんかもう、百合とかそういう次元でもないな。もちろん、美談っぽくまとめようとしてもやってることは極悪なわけだし、裏を返せば単なる嫉妬と言ってしまってもいい動機な訳だし。絶対にもっと良い解決方法があったはずなのに、どんどん偏狭な方向に突き進んでしまうその感覚は、やはり狭く短いハイスクールライフという環境のなせる業なのだろう。学生生活も大変だ。

 そんなわけで、他のバディは今回ほとんどおまけみたいな扱いだったが、そんな中でもきちんとキリルが個性を出して活躍しているあたり、頼りなさそうに見えてもやっぱり主人公なんだな、という安心感がある。初めてコンビを組んだマックスにもきちんと自分の意見を言えているし、アホそうに見えても案外芯がしっかりしててタフなやつなんだよね。最後にミラと踊ってたのはどういうノリだったのかよく分からんが……。そして、出番がないと言っても最後にちゃんと2人で踊って怪しげな雰囲気を醸し出すディーナとケイ。まぁ、こっちの方が純度の高い関係性なので、やはり注目したいのはこの2人なんだよなぁ……もう1回くらいお当番回が回ってくるかなぁ……。

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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