最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
こどもシュレッダーじゃん……第6話。すげぇ、今まで以上に情報量が、というか、設定ダイレクトアタックが。何事もなかったかのようにとんでもねぇ設定ぶっこんでくるのやめろ。 前回ついにテンプレートが歪み、1話だけでカパゾンビを撃退することができなかった一稀たち。そのせいでカッパの姿から戻ることができず(そんな設定なのかよ!)、ついでにハルカに全部バレてしまったことで一稀は自暴自棄。もうカッパとしての人生(カッパ生?)でいいやってんで、仲間二人と現実逃避のカッパプレイ。そうだね、カッパが好きなものといえばやっぱりきゅうりと相撲だよね(あと尻子玉)。単にカッパの嗜みとして相撲に興じる一稀、そしてそんな一稀と肉のぶつかり合いで絶頂する燕太。「ゴールデン」コンビって言葉に合わせて股間を蹴り上げるのはあまりに意味深すぎるからやめろ。それにしてもカッパ形態でちょこちょこ動くといちいち可愛いなこんちくしょう。 そしてわけのわからないテンションになってしまった一稀を心配する燕太が「でも、これって一稀と2人ですげぇ秘密を共有してることになるんだよな」ってハァハァしている間、その隣で2人を甲斐甲斐しく世話してくれているのは久慈である。久慈のやつ、今回は何一つヒールっぽいムーブをしてないんだよな。とにかくカッパ化した3人の下支えをし、クライマックスとなるカワウソ工場では十年来のマブダチかよ、ってくらいに一稀のために全力を尽くしてくれている。「その場のノリ」ってのが一番重要な要素だとは思うが、それ以外にもやっぱり3人だけの仲間だっていう意識は強くなっているし、何よりも「弟を想う兄の気持ち」を最も尊重したいと考えているのが久慈だ。(少なくとも現時点では)久慈とその兄のつながりは絶対的なものであり、兄は久慈の人生そのもの。それを考えたら、なんとしても「弟」であるハルカを救いたいし、そのためにもがく「兄」である一稀を手助けしたいと思うのも当然のことなのだろう。まぁ、それにしたって友情が格好良すぎるが……。 やけっぱちの一稀がこのまま現実から逃げ続けていれば物語も進みようがなかった気がするが、そこはもちろん、毎回ジェットコースターなこのアニメのこと。さっさと次の段階へと歩を進める。なんと、警官コンビの1人であるレオがハルカに直接コンタクトを取ってきた。今まで基本的に交番(と関連施設)から外に出ることがなかった彼が、いきなり陽の光の下に現れ、カッパと繋がりがあるハルカに接触したのは何か狙いがあってのことだったのだろうか。今回の顛末でケッピの存在が知れたのはたまたまのような気がするのだが……あくまでハルカは「多数ある犠牲者のうち1人」として箱詰めされたってことなのかしら。 ようやく「カッパVSカワウソ帝国」という対立構図がはっきりしたわけだが、急に出てきた「帝国」という言葉に燕太がクエスチョンを浮かべるのは致し方ないこと。何しろこの世界には「帝国」など影も形もないのだから。ケッピの歴史説明では「カッパが滅亡した」理由は分かるのだが、「カワウソ帝国が今どうなっているのか」まではわかっていない。Cパートの映像を見る限り、おそらくどこかで隆盛を極めたカワウソたちも、欲望を集めすぎて、その欲望の怪物(文字通り)に飲み込まれてしまったのだと推察できるわけだが……そうなると、カワウソ側もカッパ同様、一度滅んでしまった過去の栄華の再建が目的ということなのだろうか。 そう考えると、カワウソ帝国の生き残りであり、帝国復権の尖兵であるレオとマブが警察官をやっている理由もわかる気がする。犯罪者を取り締まる存在ということは、それすなわち人間の純粋な「欲望」の最前線ということでもある。過去5話分のエピソードではそうして特殊な欲望を持った人間をカパゾンビとして育て上げていたし、今回のように警官として振舞って一般市民を拉致することだってできるのかもしれない。まぁ、あれだけの箱を一気に生産しているとするなら、既に浅草の人口は半分くらいに減ってそうな気もするが……(それとも、あの工場は世界中に散らばるカワウソたちが加工品の原料を送り込む一大生産拠点なのだろうか)。まぁ、なんにせよこの世界の構図がきちんと描けるようになってよかった。 対抗勢力であるカワウソがはっきりと表に出てきたことで、これまで垣間見られた様々な対立構造も確定的なものとなった。カワウソが「欲望」ならカッパは「愛」。つまり「繋がり」を求める生き物だが、そのために繋がりの根源たる尻子玉を搾取しちゃうあたりは結構残酷。現時点でケッピは一稀たちと協力関係にあるので問題視されないが、今後、カッパサイドが力を取り戻すことを考えるなら、カッパと人間は必ずしも協調路線には無い。最終的にケッピが人間とどのように共存関係を見出すのかは気になるところだ。 そしてカッパがまぁるく広がって世界につながる「皿」であるなら、カワウソ側は外界との断絶を示す「箱」。何をするにしてもとにかく箱を使うカワウソは閉鎖や遮断の象徴といえるだろうか。彼らが箱をないがしろにするのは、「欲望」ではなく「愛」だと判明した対象をシュレッダーにかけるときくらいである。まぁ、あれをシュレッダーと呼んでいいものかどうかも微妙だったが……。ほんと、あの工場は一体なんなんだろうね。あんなに簡単にケッピの侵入を許していいもんかよ(まぁ、おかげでケッピの存在が割れてしまったようだが)。 ひとまず、今回の一件で矢逆家のトラブルについては一段落ということになりそうだ。まだまだぎこちない関係かもしれないが、そもそも問題の発端は一稀の自意識だったわけで、彼がハルカの「愛」を認めて繋がれるなら、両親との関係性も自ずと回復することだろう。そうなると、次に話が進むとしたら久慈の家庭事情かなぁ。今のところ一番きな臭いのがそこだからね……あとは、レオ&マブのガッチガチの関係性もさらに掘り下げられることになるのかも。カワウソ側のモチベーションがもうちょい見たいところですね。
PR 女の子だけの大立ち回りシーンは見てて気持ちが良い、第6話。マーリヤが強いのは知ってたけど、クラーラもやっぱりドロテア職員だったら事務方に見えても強いのね。 多少見通しは良くなってきただろうか。冒頭でいきなりこの国のあらましが語られ、ようやくフリーたちが従事していた「戦争」の全容が明らかになった。いや、結局この国がどんな形で、どういう歴史を刻んでいるのかはやっぱりわからないので宙ぶらりんの要素は多いのだが、とりあえず10年規模でどういう筋道を辿ってきたのかはなんとなくわかったということ。当然、色々と血なまぐさいことが起こっていたわけだが……一応この作品の世界は「終戦後」が舞台になっているので、表立った戦記物ほどのドンパチが起こるわけではない。現在の支配者層を憎んでいそうな連中がどれくらいいるのかって話が整ったので、「おかわり戦争」が起こってもおかしくない状況が確認できただけで充分だ。これまでフリーたちがあれこれと走り回っていたのも、そうした「再びの戦火」の芽を未然に摘み取るためだったわけだね。戦争のために生み出された妖精兵器という存在を、なんとか結集される前に押さえ込んで被害を押しとどめるのがドロテアの仕事か。 こうして目的意識ははっきりしたわけだが、「結局妖精ってなんなんだろうな」という部分はまだまだ判然としない。放送開始時は「どう見てもスタンドだな」と思っていたわけだが、人工妖精の兵器が誤作動を起こしたりする様子を見ているとむしろプログラムとか稼働燃料みたいな存在にも見えてくる。体制側は人工妖精兵器を少しずつ実用レベルにまで押し上げたいみたいだが、こんな簡単に悪用されそうなものをホイホイ世に出していいものなんだろうか。そのためにいろんな「妖精学者」がいるんだろうけど……結局、市井にも兵器開発を手がけられる人材が多数眠ってるってことになるわけでなぁ……治安の悪すぎる世の中よ。 今回はそんなきな臭い中でエージェントの追跡劇。ただ、せっかくわかりやすいミッションなのに汽車に乗ったり降りたりのチェイスがいまひとつ盛り上がらず、マジで「単に乗って降りただけ」になっていたのは腰砕けである。「蒸気機関車上でのバトル&チェイス」ってのは奇しくも同じP.A.の「天狼」でも見られたシーン構成なのだが、あちらは最終的に機関車大暴走や突然のフランケンシュタイン襲撃などで舞台としてそこそこ盛り上がったのに対し、今回の機関車は本当に「出てきただけ」みたいな扱いなので存在意義がよくわからない。その前の殺陣シーンが割と見栄えしたのでプロット自体があんまり活きていないのは残念である。まぁ、蒸気機関車なんかを見るとこの世界の文化レベルが推し測れるので、世界観の描写としては一応意味があるのだろうが……。 うーむ、煮え切らん作品だ。
大塚meets 大塚、第5話。乗り込んでった先に芳忠さんがいるとやっぱり笑ってしまうな。まぁ、今回の役は割とまっとうでおとなしそうなキャラではあったけども。おっさんにも活躍の機会が多そうな良いアニメ。 前回のPVパニックは完全にギャグのお話だったが、今回はちゃんと前進して今作らしい細やかな美点に満ちていた。やっぱり毎回なんだかんだで曲を披露してくれるのは嬉しいですね。そして、前回まったく登場しなかったので忘れかけていたがアンジェラさんサイドのお話もきちんと進行。ここまでの演出を見る限りではキャロチューサイドの進行とアンジェラサイドの進行が綺麗に重なるような作劇になっているので、前回出てこなかったってことはこないだの話は本当に「何も進んでない」話だったってことになるんじゃなかろうか。 アンジェラとの対比は非常にわかりやすいシーンの繋ぎ方で提示されており、今回は例えば「責任」なんて言葉が2つのシーンで効果的に繋がっていたことなんかでもその様子が確認できる。また、かたや家の電気を止められてしまうほどの財政難に見舞われているのにもう片方は一発勝負でさっさと大金をせしめたり、かたや少しでも世間に顔を出そうと必死のプロモーションを仕掛けているのにもう片方は「地下に潜る」と宣告してその姿を民衆に見せることを拒んだり。どう考えてもドブ板作戦を実行しているキャロチューサイドの方が「まっとうな」進行ではあるのだが、タオが企むAI仕掛けのプロモ戦術の方がこの火星ではむしろスタンダードな攻め方なのかも。「民衆は露骨なプロモーションを嫌う」とか、言ってることはなんだか現代の地球と大して変わらない気もするんですけどね。 アンジェラもタオによって振り回されているのが現状だが、キャロチュー組も実際に動けるシーンはあまり多くなく、活動方針については基本的にプロデューサー組に任せっきり(まぁ、二人はバイトせにゃならんしな)。陰で努力をする自称プロデューサーとイケメンプログラマーは、それぞれにキャロチューへの熱意が本物であることは示しつつも、アプローチが随分違っているし、そもそも基盤となる社会的地位も違うので結果は雲泥の差。一応ガスが「現在の有名プロモーターと知り合い」っていう設定は今後活きてくることになるんでしょうかね。前回の元奥さんもそうだったけど、ガスはコネだけ見れば業界人っぽい良い部分もあるのだが……如何せんそこからの押し方がおかしいんだよな。どうにも古臭いし、身勝手なところがあるので社会に出て行こうという方向性のキャンペーンとはあまり相性がよくないようだ。 他方、ロディの頑張りはきちんと実を結び、無事に伝説の幕開けとなるファーストライブを終了させた。ハウスの主人である「あんた、ライブハウスCIRCLEにいませんでしたか?」みたいなおばちゃんのお眼鏡にも叶ったようで、ついにまともな足がかりが見つかった様子。まぁ、基本的に「キャロチューの歌は良い」っていう前提で成り立っている世界なので、演奏する機会さえ与えられれば自分たちでブレイクスルーできるコンビではあるのだが。 今回のライブもさりげない演出プランが実に「気持ちいい」仕上がりになっている。昨今の音楽アニメというとどうしても演出バリバリでとにかく画面を飾り立てることで盛り上げようとするが、本作はさりげない光の演出など、動きは最小限にとどめて本当に生っぽい演出からの「ライブ感」を大切にしてくれる。曲がどれほどいいかなんてことはわからないが、確かにこの時、この場所でのライブが聞けたのなら、それは満足できるものだろうな、という説得力がある。こういう地味で丁寧な作劇でいいんだよな。 さて、無事に一歩を踏み出したわけだが……これ、多分アンジェラの曲は完全なる「アンチ・キャロチュー」として立ちはだかる障壁になる展開なのよね。最初のナレーションで「奇跡の7分間の原動力となった」と言っていることから、個人的にはこの7分が「キャロチューとアンジェラの共同作業」になるのだと期待しているのだが……3人が出会うのはいつの日になるだろう。 そうそう、お兄ちゃんも来てましたけど……予想以上に物分かりのいい人だな。妹さんのことを第一に考えてくれているみたいなのだが、果たしてあのママンをどうやってまるめこむのか。チューズデイの里帰り(拉致監禁)話は今後どこかで一悶着ありそうだ。
数の暴力!!!! まぁ、キュウレンがでてる作品はだいたいその一言で片付いてしまうわけですが……。お久しぶりの正当(?)VSシリーズ。キュウレンジャーVSジュウオウジャーがなくて代わりにスペーススクワッドが制作されたので、一応真っ当なVSものは2年ぶり。でもまぁ、VSシリーズにならない理由はなんとなく想像がつく。何しろほら、キュウレンだけでもこの量だし……まぁ、ヒーロー大戦も事実上のキュウレンメインみたいなやつがあったけども。とにかくそんな久しぶりの作品だが、とにかく「またルパパトに会える!」というのが一番のお楽しみポイントですね。正直、今ひとつリュウソウにハマってない身としては、すぐにでも圭ちゃんたちに会えるってんで駆けていきたい思いでした。まぁ、結局一週間遅れたからパンフレット買えなかったんだけどさ……。
<問題ない気もするけど、一応以降ネタバレ注意>
5月10日 ドラフト模様(WAR×3) ピック順 【Chrolony】→【Tanaka】→【Thraxi】→【Alessi】→【Serra】
灯争大戦第2回戦! ただ、前回が初回記念の8人戦だったところから一週間空いた上に一気に人数が減って元の5人戦に戻ってしまったので、なんだか全然違うゲームになったような気もする。多分最終的には気のせいなんだろうけど、今回のセット、コモンの偏り酷くない? なんかもう、最初に目星をつけた方の色で外すと目も当てられない気がするんだけど。基本的に意固地なタイプが多い卓だから、毎度のことながら魂を削るピックになりそうだよ……。 ちなみに私ごとですが、先週なんやかんやのご縁があって念願のWindowsマシンをいただき(タダで!)、それを使ってついにMTG Arenaデビューいたしました。……しちゃった……触っちゃいけないってわかってたのに……。ねぇ、1日どれくらいが健全なプレイ時間なの? 一回ドラフト始めると軽く時間単位で消し飛ぶし、ジェムが減らないと止めようがないんだけど。リアルと違って対戦が気楽→それなら強いデッキが作りたい→(課金せず)カードを集めるにはプレイを繰り返してコツコツ貯めるしかない→無限にプレイという地獄絵図。まぁ、今ある資産だけでやりくりするのも醍醐味といえば醍醐味なんだけどさ。せっかく頂いたPCをどこかで封印しなきゃいけないくらいに日常生活に支障をきたしているよ。助けて神様。 そんなわけで(?)、次回の予定はいつも通り……だったっけ? 結局予定確認したのに忘れてしまった。一応土曜昼(14時)で問題なかった気がするのだが、もし問題がある人は早めのコールを。日曜は無理な人が多かったみたいなので、土曜で調整できなかったら中止やろな。
「もちもち」って言ってた女の子のCVは長縄まりあ、第29話。きっと電話の向こうの相手は小林。 ついでにキャストの話を先に解決しておくと、チョコラータのCVは宮内淳士というあまり見覚えのない人だった。どうやらリゾットと同じようにアニメメインではないところの役者さんのようである。まぁ、それなりに年かさの感じは出ているので、あとはどんだけ異常者としてアクセルが踏めるかだろう。ちなみにセッコはケンヌことKENN。こちらは割と甲高い癖のある声だが、ゲーム版だとヒロシモノがCVをやっていたらしいので、ちょっと高いめの声の印象なのだろう。今後の2人の絡みに期待。そして「謎の男」のCVは……CVのせいであんまり謎になってないな! さておきチョコラータ戦のスタートである。私のとある知り合いは「グリーンデイが登場する話数がみどりの日(グリーン・デイ)になるかどうか」ってのをやたら気にしてて、うまくいけば結構いいタイミングだったはずなのだが、総集編を何本か挟んでしまったせいで連休明けまでずれ込んでしまった。いや、だからなんやねんという話だが。とりあえず、それが気になるくらいに待ち望まれたキャラだったということだ(?)。まー、ある意味で五部の最後を彩る記念すべきコンビである。そのクドさ、エグさ、ヒドさは当時の荒木節の真骨頂とも言えるもので、いかにゲスいことも平気でやる荒木先生とて、一般市民大虐殺シーンを描いたことはそこまで多くない。……いや、そうでもねぇかな。虐殺数でいえばDIO(&ウィルソンフィリップス)とかレッチリとかに並ぶ数でしょうね。ただ、おそらく史上最大数になるのは6部のボヘミアン・ラプソディとかホワイトスネイクなんじゃないかと思われる。まぁ、世界規模にまで広がっちゃうラスボスの能力と比較される時点で割とやばいのだが。 今回はまだバトルスタート直後なのだが、すでにこの時点でスタンド能力の分析でジョルノが相変わらず異様な察しの良さを見せている。実際に能力に気づいたのはミスタの方だが、その報告を受けて「あぁ、そういうことか」って秒で理解する中学生気持ち悪いな。一体どこでどんな本を読んだことがあるってんだ。対応を間違えば秒殺もあり得た相手だけに、毎度のことながらチームの面々の対応力の高さが信じられない成果を挙げているシーンである(ちなみに、この場面でもすでにブチャラティだけ被害はない)。それでもセッコとの合わせ技で攻めてくる「最強コンビ」には相当苦戦させられることになるわけだが……冷静に考えるとこのバトルが事実上の最後って、5部は本当に酷い話だな……。 もちろん最後の最後はラスボス戦になるわけだが、そのための舞台を整えてくれたのが「謎の男」さんである(一応ネタバレに配慮してこの表記にはしておく)。彼がどんな気持ちでインターネット上でずっと待っていたのかは考えるだに気の遠くなる姿勢である。しかも「コロッセオに来い、何時だろうと私はそこにいる」って、一体どんな生活を送ってるんだ。あの身体じゃろくすっぽ働けないだろうし、障害者支援みたいな制度でも利用してるんだろうか。承太郎が現在のイタリアに平気で康一くんを送り込んでいたことを考えれば、多分スピードワゴン財団も彼の現状に関与している様子はないし……(ネタバレ配慮とは?)。
ヘソで茶ぁ沸くわボケェ! 第5話。ケッピさん、ほんとに何がなんだかわからないキャラになってんな。そしてそんな瑣末なことはどうでもいいくらいに情報量が多い。「これは最後まで引っ張るネタかな?」と思ってる部分もことごとく分解されていくスピード感が恐ろしい。 一稀とハルカ、そして家族のお話。前回「大嫌い」という言葉を残して度肝を抜いてきた一稀と弟の関係性だったが、その種明かし(の一部)は「家族だけれど、つながっていない」という実に下世話でダイレクトな設定だった。必要最小限の描写でこの家族の問題を切り出しているので詳細は依然不明ではあるのだが、なぜか矢逆家で一稀だけが血の繋がらない「もらわれっ子」であるという。父母は愛情を持って一稀に接し、幼少期にはそんな気配をまったく感じさせなかったというのに、よりにもよって祖父が今際の際でぶちまけていくという傍迷惑な展開。まだ幼かった一稀が「お前の母親はだらしない女だった」という身も蓋もない遺言を受けてすぐさま真相にたどり着いてしまったのも驚きだが、案外、訳も分からずに父母に問い詰め、親御さんの方も「隠し立てできまい」というので誠実な姿勢で一稀に向き合ったのかもしれない。こういう家族ってのは、いつかどこかで親御さんが子供に真実を伝える時がくるものだ。 しかし、残念ながら一稀にとってこの「真実」は重すぎたようだ。まぁ、年端もいかない子供時代に叩きつけられる真実としてはヘヴィーなのは間違いないだろう。自分がこれまで信じてきた「理想の家族」が、実際は違っていたというのだから思い悩むのも無理はない。別に両親の方が一稀をないがしろにしたりはしないはずなのだが、あくまでも一稀本人の内面の問題。特にハルカという「実の息子」が生まれたことにより、両親との間に明確な差ができてしまう(と一稀が思い込む)ことは避けられない。こうして、一稀は「つながれない」子供になった。 しかし、そこで一稀を「つないで」くれたのが外でもないハルカだった。一稀よりもさらに幼いハルカのこと、特に深い意味もなく「兄」に向けて放った言葉なのだろうが、無垢であるが故に救われる部分がある。一稀はそれまでの迷いを振り払い、せめてハルカとだけでも繋がりを維持しようと必死になった。その結果がああした暴走行動なのだから、結局「修復した」「つながった」とはとても言えない状態なのだが……。歪んだ世界であっても、どこかに本当の「絆」があるように見えるのは贔屓目だろうか。今回の一件で、一稀は本当にハルカとの縁が「切れた」と思っているだろう。ここでハルカがどんな言葉をかけにくるのか、そこが次回以降の山場となるか。 今回のテーマは「サシェ」。作中でも言われていたが、なるほどあまりなじみのないアイテムである。少なくとも「ハコ」「ネコ」「キス」「ソバ」よりも「なんだこれ?」と思われる可能性は高いだろう。わざわざ出撃時のカッパロードで「サシェとは匂い袋」と説明してくれてたりする(パフェとはスイーツのこと)。そしてそんなアイテムと絡めるようにして、今回は「匂い」というのが様々なシーンで喚起されるような設計になっている。以前もどこかで書いたがアニメにおいて「味」や「匂い」を想起させる作劇ってのは本当に難しく、わざわざ「匂い」をアニメで主軸に持ってくるのはなかなか勇気のいることだ。今回どんな部分が演出で捻られていたかというと、例えば冒頭の家族の食卓で印象づけられた桜の花びらなんかがある。桜(花)といえばやはり「匂い」の代名詞。春の明るさ、華やかさを象徴する桜の花びらがひらひらと舞い、オムライスを彩る真っ赤なケチャップの上に落ちる。さしもの桜も、ケチャップに混ざってしまってはその匂いも形無しであろう。ケチャップにまみれた花びらは、一稀のいう「幸せの匂いが分からなくなった」ことの象徴である。 その後も、一稀は実の母と再会して真っ先に「匂い」に言及し、さらに今回捕まったカパゾンビも「嗅覚記憶は死ぬまで脳に残り続けるんだ」と言っている。「本当の親」のことなど全く知らなかったはずの一稀でも、「匂い」の記憶が残っていたからこそ、その女性が実の母だと気づくことができた。つまり、一稀にとっての「繋がり」とは匂いだったというわけだ。そんな「匂い」を、なんとハルカが持っていたという事実。一稀は大いに取り乱し、迷いが高じてカパゾンビ戦初の水入り(文字通り)に終わるという体たらくを見せてしまった。それでも漏洩が行われるあたり、やはりカッパの世界は残酷である。 そして、毎週ラッキーアイテムを提示していたサラの正体もカッパであった。まぁ、カパゾンビが盗むものを毎回先回りして朝の占いで告げていたわけで、そこに何らかの超常的な力を想定することはできたわけだが……結局この世界におけるカッパって何者なんだろう。サラもヘソで茶ぁ沸かせるんだろうか……。 さらにCパートでは、これまで完全にニコイチだった警官コンビの間にも何らかの思惑の齟齬があることが描かれた。ソイヤァ!と踊るだけのキャラではなく、そこには上役との関係性も含めた、見るべきキャラクター性がきちんとあるということだ(当たり前だ)。さて、次は一体どこから掘り下げられるのか……とりあえずサシェゾンビとは再戦しないと人間に戻れないんですかね。
ゆかちのこういう役は割と珍しい、第5話。本人があんなんだし、ぼちぼち年齢的にも声質的にも落ち着いてきたんだからこうして色々無茶苦茶な役をやっても良いと思うの。 5話目になってようやく人間関係なんかも多少落ち着いた印象だろうか。相変わらず組織のキャラは増える一方でとてもじゃないが名前なんて覚えられないのだが、とりあえず女の子の頭数が揃って、どの子が可愛いだのどの子が可愛くないだのということが言えるようになるのは悪いことではない。まぁ、いかんせんキャラデザが濃いのでどの子もあんまり可愛いとは言えないのだが……やっぱり顔の造形からするとメインヒロインのマーリヤが一番素直に可愛いって言えるのかな……。あとは声で判断するしかないのだが……(やっぱりゆかちが可愛い)。 そうして組織の
突然スペースダンディみたいな回がきたな、第4話。どないやねんと思ったらコンテが岡村天斎だった。やたらカッ飛んだモーション作画が多かったおかげで、本当に馬鹿馬鹿しくて何もしてないエピソードのくせにどこか気になる仕上がりになっているのが悔しいわ。 今回でようやく、私はサブタイトルが過去の名曲から取られているということに気が付いたのですが(洋楽とかほんと知らんし)、肝心のキャロチューはなかなか名曲に一直線とはいかないようで。まぁ、ここまでの展開がとんとん拍子すぎたし、さすがにこの辺りで一拍おいてくれた方が安心できるかな。まぁ、いくらなんでも休み方が適当すぎる気はするけど。やっぱどう考えても騙され方がスペースダンディとか「ギャラクシーエンジェル」のそれなんだよなぁ。敏腕プロデューサーがチョロすぎるのが最大の問題点だが、割と業界でスレてるっぽい(元)奥さんのマリーまでがしれっと騙されているし、一番そういうところでひねくれてなきゃいけないはずのロディが最大の被害者になってるのはなんだかね(いや、最大の被害者はアーティガンか)。まぁ、この辺りのへっぽこ要素がきちんとあった方が、ここからの立身出世は見やすくなるってことでしょう。全体的に学園祭の準備みたいで楽しそうだったから良し。 結局一歩も進んでいないように見えるお話ではあるが、一応周りの人間関係は少しずつ固められている。最大のトピックはやはりガスの周りってことになるだろう。マリーは良い奥さんだったし良い業界人でもある模様。そんな女性から一目置かれている上にはっきりと「人を見る目は確かだ」と太鼓判を押されることで、ガスがキャロチューを見初めたことに一応の保障を与えている。さすがに「単なる酔っ払いが気の迷いでスカウトしただけ」っていう可能性がちらついている状態だと、それこそ今回のロボットと大差ないわけでね。ちゃんと冒頭で「奇跡の7分」への道筋だと言われてるんだから心配はしていないものの、それでもガスの依って立つところがはっきり示されたことの安心感は大きい。 そして、案外キャロチュー関係で協力的な姿勢を見せてくれるロディ。前回までは完全に流れでついてきてるだけなのかな、という印象だったが、今回作業中のワンカットの中で二人を見て顔を赤らめるシーンがあり、もしかしたら案外キャロチュー(のどっちか?)に特別な感情を持ったりしているのかもしれない。でないとここまで献身的にご奉仕はしてくれない気がする。まぁ、そんな献身が一切実らないところが本当にかわいそうなのだが……「黒歴史」の一言で処理されてしまったけど、今後今回撮ったPVが活きてくるような展開はないもんかなぁ。ロディがダンスにスカウトされるとか(そっちか)。 |
ブログ内検索
リンク
最新記事
(07/16)
(07/15)
(07/15)
(07/15)
(07/14)
(07/14)
(07/14)
(07/14)
(07/14)
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
最新CM
[07/13 デュッセル]
[07/13 デュッセル]
[07/12 seachicken]
[07/09 とみしの]
[07/07 NONAME]
アーカイブ
|