最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
食い物を粗末にするな、第5話。だからさ、食べ物をないがしろにされるのが一番イラつく描写やねん。しかもこんな極限状態で……こういうことするから大介の好感度は地の底まで落ちるんや。 いや、実際は作品内での好感度は一応上がっていた。一般市民からしたらSDSを頼るしかないのだからその「ヒーロー」を安易に持ち上げるのは自然の成り行きなのだが、今作の場合、持ち前のジェットコースターぶりでそうした「もてはやす」部分の詳細を割愛しているので実に理不尽。前回の展開があれで、まさか週が明けたらお立ち台に立っているとは思わなんだ。おそらく我々が見ていない間にもSDS名義でそれなりに活動をし、人々のもっとも望むエネルギー問題を解決したことによって一気に人気を集めたのだろう。どう考えてもそれはミロの、っていうかアーヴの手柄だと思うのだが、とりあえずの広告塔として高校生4人が象徴的に扱われるのは仕方のないところか。もしかしたら黒岩さん(警察署長さん)がアーヴと手を組むにあたり、なんとか一般市民に植え付けられたアーヴへの悪感情をとりはらおうとした結果なのかもしれない。 とにかく、大介たちは人々に受け入れられた。そしてもてはやされた。もう、冒頭の大人気展開を見るだけで「これ、どん底まで落とされるフラグでしかないやん」と思うのは致し方ないところで、大介の野郎も実にわかりやすく天狗になり、承認欲求も際限なし。これまでは一応正義感じみたものも行動原理にあったはずなのだが、これまでずっと日陰者の烙印を押されてきた大介は、急に担ぎ上げられたことですっかり調子に乗っている。ここまでストレートにヘイトを集める主人公というのも昨今は珍しい。稚気とか若気の至りとかいう言葉で片付けにくい、純粋な「イタくてうざいやつ」というのが現在の大介である。 そんなバカを見てイライラしているガイ、そしてなだめ役の慶作と、ポジションはすっかり安定したのだが、今回意外だったのはあんなクソ野郎でしかない大介に対して、マリマリがいまだにほのかな憧れを持っていたということだ。ここまでの展開で、あんまり惚れる要素ないんだけど……まぁ、長い付き合いだからなぁ。本当にちっちゃい頃ならあの無茶苦茶さも格好良く見えるかもしれないんだけど、それこそじんたんにちょっと憧れてたあなるみたいなもんやんけ。いい加減冷静になって幸せを掴んで欲しい。おっぱい大きいんだし。今回はダイレクトなサービスシーンとしてなけなしの女性キャラ3人がまとめて風呂に入ったわけだが、CG作画の割にはがっつりおっぱいを書こうとしているのがわかって好感度があがった。最年長の泉海さんが「くっ」ってなってるのも良い。これはあれかな、製品版で湯気取れるやつかな。いや、このモデリングで湯気取れてもあんまり嬉しくない気もするが。 そしていよいよ全体像が見えてきたアーヴとリヴィジョンズの関係。直接対決となったミロVSぴかしゃ。今まで直接対話する機会があったのかなかったのか。今更非常にわかりやすいスタンスの違いを本人たちの口から説明してもらった。やはりどちらも「人類の救済」が目的なのは事実のようだが、リヴィジョンズの方は生体改造やら次元転送による過去サンプルの採取やらと手段を選ばぬ強硬派。それに対して、そんなリヴィジョンズのやり方は意味ないよ、というデータを提示して別な打開策を探そうとしているのがアーヴ。こうして並べるとアーヴの方が圧倒的に正しいようにも見えるが、その実リヴィジョンズの次元転送を利用したパペットの運用など、いささかきな臭い要素も見て取れる。なにより、末端構成員のミロに作戦のディティールが知らされていないのが胡散臭いのである。遅々として進まぬ計画にミロさんも痺れを切らし、「お前ら本当に必要なの?」という疑問をぶつけ始める始末。そりゃなぁ、単なる高校生だからなぁ。いらないんじゃないかなぁ。このまま大介がお払い箱として牟田さんの隣の監房にぶち込まれる展開は普通にありそうだよな。
PR 今年もやるよ! 「声優グランプリ」付録「声優名鑑(女性編)」の差分チェックだ。もう、毎年やってるもんだから完全に惰性でやってる感があるな。おっちゃんも若い頃はこの「名鑑」がバイブルみたいな扱いでな。更新されるたびにワクワクしたもんだし、好きな声優のプロフィールを目一杯暗記して、誰について聞かれてもそらんじられるようにしておいたもんじゃ。最近ではすっかり意欲も記憶力も薄れてしまって……この年に1回の機会でもない限り俯瞰なんてせんのじゃよ。自分と同世代の声優だったら覚えやすいけど、娘みたいな年齢の子まで出てきたら、流石に「1世代下の子」っていう覚え方しか出来んじゃろ……いや、娘は流石に言い過ぎだけど。 ボロボロ泣かされる……いいアニメだわ……第16話。なんで俺、ただ大学生が走ってるの観てこんなに感極まってんだろう。正月の駅伝なんてまともに見たことないくせに。 分かってんねん、予選会通過できることくらい知ってんねん。だってまだ16話だし。このタイミングで予選会なんだから本戦に行けるに決まってるし。青春小説なんだからそこまで行くことなんて1話の時点からおよそ分かってるし。でもさ、これだけの熱量のある映像でドラマ展開見せられたら、やっぱり泣くよ。本当に頑張ってんだもん。格好いいんだもん。今まで捧げてきた時間が全て帰ってくる運命の時に、その全てを甘受できるありがたさよ。 何度も何度も書いている気がするが、やはり今作の「走り」の見せ方は図抜けている。それが最大の見せ場になる作品なのだから当然といえば当然なのだが、これほどまでに難しいアニメの題材というのもなかなかないだろう。Production I.Gといえば「ハイキュー」などのスポーツアニメで見事な作劇を見せてくれるスタジオという印象があるが、ボールやネットもなく、対戦相手も攻撃も守備もない。ただ「人間が走る」というそのストイックな映像に、どれだけの情感を乗せることができるものか。今回は特にカケルの「速さ」の演出が見事で、最初に現れた現象は以前も起こった「光の渦に引きずり込まれる」という演出。向かう先に光が見えるなんて話はランナーズハイの表現としては割とよくあるのでそれはまだ理解できる部分。しかし今作の「走り」はそれだけでは終わらず、例えばカケルの走りによって左右に吹き飛ぶ雨や汗の飛沫を大胆な構図で見せることで恐ろしいスピード感を表現したり、折り返し後、すれ違ったチームメイトの目から見たカケルを描くことで、その速さを様々な側面から切り取っていく。ハイジにとっての「理想の走り」であるカケル。そして他のメンバーからは「人知を超えた憧れ」であるカケル。双子たちとすれ違った際のカケルの速さは、まさに神速。アニメだからこそ描くことができる、超現実の光景である。 他のシーンに関しても、決して10人のメンバーがなおざりになっていない。個人的に感じ入ってしまうのは普段スカしているユキのみっともなく崩れた必死の形相だろうか。周りの連中にも突っ込まれていたが、やはり彼も随分変わったものだ。そして、何と言っても王子の活躍。どれだけ情けなくても、どれだけ無様でも、憎まれ口を叩きながら前に進み続ける王子の顔のなんと美しいことか。あそこで希望的なこと、無責任なことを言うのではなく、ポロリと皮肉をもらすあたりが王子の強いところだ。 個人的には「走る」という行為を描いたアニメのシーンとしては最高峰と言ってしまっていいとすら思える今回のお話。コンテ担当の仲澤慎太郎氏という名前はあまり見覚えが無かったのだが、ジブリで制作進行を経た後にI.G関係の仕事を多く担当しているようである(それこそ「ハイキュー」、そして「ボールルームへようこそ」など)。今回は作監の数も多くてかなり力の入った話数だったことが伺えるが、まだまだこういった見応えのある映像を作ってくれるクリエイターさんというのは世にたくさんいるのだろう。ありがたい話である。 これだけの感動をもらったのだから、今回はすんなり終わっておけばいいとも思うのだが……。ハイジの足に違和感、そして気づいてしまった双子、不穏な流れ。多分、双子たちだって今まで全然知らなかったというわけではないのだろう。しかし今回改めて、全身全霊でもって「タイム」という結果を気にして、それがはっきりした数字で見せつけられてしまったため、意識せざるを得なくなってしまったのだ。残りわずかな練習期間、果たして彼らのモチベーションは維持されるのか……。
国家レベルで運用する百合、第5話。いざとなったら同性婚も可能なように法を捻じ曲げられる百合というのはなかなか強い。いや、そこまで強い感情がお姫様にあるのかどうかは定かでないが。 満を辞しての新キャラ投入。パーティーは揃っており、魔王もいるのだから、なるほど残るポジションはお姫様である。これまでのキャラクター名は全部職業からの名付けだったが、ローナ姫は今の所「姫」要素はないな(フルネームだとローナ・プリシパ・オ・ラパネスタと名乗っているが、これって「ラパネスタの姫・ローナ」の意なのか、全然関係ない本名なのか)。小さい頃から勇者に憧れを抱いて育った生粋の勇者マニアであり、普通ならばユーシャを見てしまったら幻滅しそうなものなのに、正式に勇者認定がくだったことによって信頼感を不動のものとし、アホだろうが同性だろうが気にせず全力応援するという豪胆な人物である。初対面の時点でほとんど物怖じしてなかったし、マジでこの世の勇者であるならなんでもいいという潔さ。一体何が彼女をここまでのモンスターに仕立て上げたのであろうか。ちなみにCVはもちょなので、セイと合わせてもう1人いれば例の三人組が揃う。もう、いっそここは残ったポジションとして「女神」役を追加するべきなのでは。 そうして参戦したローナを前に、ユーシャ御一行は基本的に肯定的な感情を持っている。何しろ前回あれだけの大冒険を繰り広げたというのにマオからボツを食らっており、「ちゃんと世界救ったのに」という承認欲求増し増しだったところに、狙ったように「認めてくれる人」がやってきたのだから、そりゃ手放しで喜ぶのも当然のことだろう。ただ、よくわからないのはこの世界において「勇者」は天命を受けた選ばれしものではあるが、果たして残り3人の「勇者パーティー」というのがどの程度の存在なのかということ。勇者が適当に選んだ人間が最終的に魔王退治に赴くことになるのだろうが、この時のパーティーもすでに運命として固定されているのか、それとも価値ある存在は勇者だけで、残りの面子は代用可能なのか。一応、ローナの対応を見る限りでは残りの3人も決して邪険に扱われてはおらず、「勇者が認めたお仲間ならそれも尊いものですよ」というスタンスにはなっているようだが。ローナが時たまパーティーの面々に苦い顔を見せていたのは、認めたくないわけではなく、単に愛しいユーシャと親しげにして横から取られそうだから嫉妬してただけなのかしら。 加えて、ローナは完全にマオの存在に気づいているというのも今後の展開で気になる部分である。今のところマオをどうにかしようとは思っていないようだが、今回のお祭りに代表されるように、彼女の最大の目的は勇者の威光を世間に広めることにある。もし勇者を勇者たらしめる必要があるのなら、やはり一番手っ取り早いのは魔王討伐の実績を作ることであろう。もし、今後もユーシャの扱いがよくならないようであれば、ローナは積極的にマオを魔王という敵キャラに仕立て上げ、一仕事してもらう可能性はありそう。まぁ、マオが元の姿に戻る手段があるかどうかはわからないが。 ついでに、今回は冒険者学校が王立であるというなんかよくわからない設定も明らかになった。まぁ、魔王なんて一大事に対処するための機構なのだから国が管理するのは当然といえば当然なのだが、運営費が国費であるとするなら、ユーシャたちはすでに税金で食べさせてもらっていることになるのかしら。このまま国の主導で勇者としてデビューするなら、教師陣と同じように国家の犬であり、ある意味国家公務員みたいな存在である。そう考えるとなんか世知辛いな、勇者って仕事も大変である。まぁ、ユーシャはその辺の細かいことは全然気にしてないみたいだが。っつうか、気にするのなんてセイくらいのもんだろうが。ハンマーのイメージしかない聖者、かわいそう。
案の定展開が微妙! 第8話! そうそう、こういう感じでいまいちパッとしない展開になるのが最初に懸念してたことだったんだよね。やっぱりさ、オリジナルで敵キャラ作ってないから盛り上げるの難しいんだよね。 せっかくエリス神殿なんて登り甲斐のありそうなオブジェクトが出てきたというのに、みんなで駆け上がることもなく(そもそもみんなって誰だよって話だが)、各自が好き放題にダッシュどころか瞬間移動で本丸に食い込んでいくもんだから一切統一感はない。アテナの一大事だというのに、聖闘士たちはそれに対して割ける人員があまりに少ないのだ。いや、絶対サンクチュアリに暇な白銀聖闘士とかいるやろ。一応エリス軍が侵攻も同時に開始した二面作戦なので防衛に手数を割く必要があるという説明はあったが、蛮とか市さんでなんとかなってるんだから、黄金聖闘士1人置いときゃ済むことじゃねぇのかな(結局期待してたアルデバランさんは今回登場しなかったな……)。 結局、敵陣に攻め込む仕事を担当したのは合計で4名。1番手、マユラさん。なんの前触れもなく直通便でエリスの喉元まで攻め上がったが、神VS白銀相当では相手にならず、なんかよくわかんないままで強制退場。こないだちょろっと出ていたオリオン座の聖闘士(リゲルさん)とは何か因縁めいたものもあったみたいだが、リゲルさんの自己主張があんまりなかったのでよくわからないままで終了。 2番手、ミロさん。……どこいった。3番手、アイオリアさん。こちらが一応今回のメインで、攻め込んだと思ったらアイオロス→サガとかいう超絶ハードメニューを前触れ無しでこなす羽目になった。まぁ、片方は幻影だったみたいだが、突然のアトミックサンダーボルトをぶちこまれたら、そりゃアイオリアだってどうしたらいいか戸惑うだろう。幻影の割にやたらと設定を作り込んで悩ませるあたり、黒サガさんの性格の悪さが伺える。そうして適当に兄弟喧嘩させた後にいよいよサガが出てくるわけだが、こちらもまぁ、つい最近アテナの盾で討滅されたばかりの存在なわけで……いくらなんでもやり方が行き当たりばったりすぎるよな。この時点で登場している聖闘士(?)の中では最上位の実力者なのは間違いないわけだが……なんでこんな同士討ちを任されなきゃならないのかと、アイオリアさんもご不満だろう。だいたいこうやって面倒ごと任されるのが彼の生き様である。 3番手になろうとして失敗した美衣さん。目覚めたと思ったら以前倒した雑魚に再び襲われ、なんかよくわからないうちにピンチから逆転。その後再び就寝。何しに出てきた。そしてあのチャイナ娘はどこいった。 改めて3番手、ムウに託された翔子。どう考えても戦力的にはムウが乗り込んだ方が強い気がするのだが、そこは姉妹の悲しい運命に何かを感じたムウが気を利かせてくれた。まぁ、アテナの本体を見張るという大事な役割も翔子に任せておくのは不安があったので、お留守番をムウが変わってくれたのはむしろよかったのかもしれない。やっぱり直でエリスのところに転送してもらうらしいが……なんかもう、いちいち移動しないで全員一箇所に集まってさっさとかたをつけろ。 よくわかんないことになっているが、とりあえず一番苦労してるアイオリア頑張れ。
だからアイキャッチのしおりが可愛いって言ってんだよ、第5話。お宝シェインとか最高なんだけど、あのデザインどっかで手に入らないもんですかね。ゲームのロード画面にああいうミニキャラ入れてくれればいいのになぁ。昔はあったのに、今はコッコちゃんオンリーになってしまったのがなぁ(そういやアニメってコッコちゃんの出番無いな)。 さておき宝島。予想通り、1話で収めるために実にインスタントな宝島になってしまった。まー、もともとこの想区はそこまで中身が詰まってるわけでもないので描くべき要素は決して多くはないのだが、それでもシルバーという「主人公」の持つ感情の機微は原作と比べても描写が圧倒的に少なく、どうしても物足りない、というか、もう意味がわからないというレベルになってしまっている。でもなぁ、途中の冒険パートが無いとお嬢のポンコツ劇場は見られなかったわけで、あそこを切ってシルバーの描写に時間をかけろとも言い難いのが悩ましいところ。やっぱり時間が足りないんだよなぁ。 最初のシナリオだけならこれくらいでもギリギリだが、その後の豆の木とかシャドウとかリページの人魚姫の想区とか、この話だけに収まらない「グリムノーツという作品世界の中でのシルバー」のことを考えるともっと色々な補足が欲しくなってしまうのがファンの贅沢な願望。彼を支える要素は大きく3つあって、1つは今回そこそこフォローされていた「夢見る男」の姿。タオの口癖である「ロマン」はシルバーとの関係性で最もよく現れるもので、実際ゲームの3章にこの想区が用意されているのは、タオというキャラの掘り下げが目的だったと言っていいだろう。たとえ運命の書が与えられ、抗えない人生行路が決まっていたとしても、漢は夢を見続けるものだという信念を持つのがシルバーであり、それに共感し、下支えするところにタオ兄の強さが垣間見える、そんなお話である。 シルバーを構成する2つ目の要素は「フリントへの情念」である。作中ではほとんど描かれることがないフリント船長。彼が登場するのはシルバーの豆の木イベントだけなのだが、そんな謎に包まれた存在ながらも、シルバーの行動原理に最も影響を与えているのがフリントである。伝説となった大きな存在に、矮小な身の上ながらもなんとか抗おうと克己し戦い続けるシルバーの姿は、巨大な「運命」に立ち向かおうとする主人公たちの姿の鏡写しになっている。そして、今回のエピソードからわかる通り、その姿はともすると悪役になってしまうかもしれないという恐ろしさも秘めている。悪の道を貫こうとするシルバーへの共感を隠しきれなかったタオ兄の心境を考えると、今後の展開も含めて色々と複雑なものである。 そしてシルバーを構成する3つ目は「ジムへの視線」。互いに運命の書に縛られ、フリントの残した財宝に縛られている「主人公」と「悪役」。しかし、この想区は絶対的にシルバーが主役であり、ジムはそんな「悪役」を最終的に打倒するための装置でしかない。しかし、その後のサプライではこの2人の関係性も色々と掘り下げられており、悪役ながらも未熟な主人公を暖かく見守り、育てていくポジションとして、実はなかなか良い関係。残念ながらアニメではジムは完全に添え物扱いだったのでこのあたりの要素は一切触れられなかったわけだが、一応、シルバーという人物の一側面として捉えておきたいポイントだ。 改めて見ると、やっぱり「描きたい」要素は多いのだがどうしたって尺は足りない。冒頭、海から問答無用で引き上げられたシルバーの第一声が自己紹介だったり、脚本部分でもかなりの無茶をしているのは明白(一応、「溺れたフリ」だから理屈は通るという言い訳は可能だが)。まぁ、この辺りの文句はどうせ毎回のことになるからしょうがないだろう。そんなファンの不満を埋め合わせるべく、今回は特殊召喚(?)で全員がサマーヒーローにコネクト(赤ずきんはアニメ特別版)。チクショウ、いつのまにそんなにガチャ回したんだよ……。今後もステージに応じてちょいちょい違うヒーローへのコネクトは増えてくるかな? 増えるといいな。余談だが、初代のサマーヒーローは以前鏡のメダルで交換できる大盤振る舞いがあったのであらかた揃えてはいるけど、優先順位が低かった赤ずきんだけ結局持ってないのよねぇ。サマデレラに花火を打ち上げられると、以前闘技場で苦しめられたトラウマが蘇りますね。もう流石に最近はサマデレ見なくなったけど。今でも周回するときは掃討力高いから悪い性能では無いのよね。 さて、次回はいよいよ白雪姫。このタイミングで登場ってことはどう考えても「あっち」の話になるわけはないので、純粋に白雪姫次元の話だけが語られることになるだろう。My一押しヒロイン、毒林檎の王妃様の活躍に期待したい。できれば、一応あっち関係の伏線もちょいちょい仕込んで欲しいところだけど……。無理かなぁ。間違いなくこれまでで一番脚本に改変が入るエピソードになるだろうから、今から緊張である。そういやその兼ね合いなのかどうか知らんけど今回カーリーが初登場。ぶっちゃけ、ジムが出てくるついで(中の人的に)という可能性ががが。
2月9日 ドラフト模様(RNA×3) ピック順 【Alessi】→【Serra】→【Tanaka】→【Thraxi】→【Sea-chcken】→
献身環境4回目。しかしこのドラフトの後に怒涛のたほいやラッシュがあったおかげで、これを書いている時点ですでに過去の出来事である。特に思い出したくなるような事象もなかったので、曖昧なままで書いて適当に流してしまおう。たほいや譜の方にエネルギーを吸われた結果です。
結局今週の予定についてはあんまり考えてなかったんですが、特に誰も何もアクションを起こさない場合は土曜日コースでいいんでしょうか。一応現時点では土曜14時コースに設定しておきますので、不都合な人、何か希望がある人は都度連絡願います。
冬のたほいや祭り2日目。夜の部と違って体力的にも時間的にも余裕があるはずなのに、最終的に時間に押されてバタバタになったのはなんなんでしょうね。 まずは昼日中に集まった4人戦。4人なので出題者もダミー解を作るパターン。そういえば、某奴が「“ダミー解”って言葉を日常的なシーンで使ったら怪訝な顔をされた」っていうエピソードを聞かせてくれて、「もしかして人口に膾炙してないのか?」ってググったら、ウチのブログがトップにヒットするとかいう衝撃的な事件があった。ダミー解業界の第一人者たちです。
プリキュアロスが終われば、次に戦隊ロスがやってくる。今年のロスは……でかいぞ……早くVシネの上映が来てくれ……。 ハグプリ、ビルド、ルパパトという最高の並びになっていたニチアサ(ジオウはまだ保留ね)。実に完成した時間帯だった。これだけお手軽に骨太なドラマに接することができる日本の子供達は本当に恵まれていると思うし、今後も我が国の情操教育は東映が担っていくのだという安心感がある。本当に、良い作品だった。 作品を評する時には良かった点と悪かった点を個別にあげていくのが基本的な感想記事の書き方なのだが、今作については、悪かった点がほとんど思いつかない。強いて言うなら「もっと観ていたい」という欲求だけだろうか。いや、それだって尺足らずで物足りないというのではなく、単なるわがままである(ほら、ルパンレンジャー2ndの活躍が1年分観られるわけじゃん)。1年のスパンで構成をみた時にも不満はないし、やれることをこれだけ盛り込んで、破綻なくまとめ上げたというだけでも文句のないところだろう。 大枠だけを見れば、初見の時に思いつく「VSって言ってるけど、どうせ最終的には手を組むことになるわけだし、仲良く喧嘩しながら少しずつ友情を深めていく展開になるやろなぁ」という想像を1ミリも出ない展開ではあるはずなのだが、そんな臆面もない王道展開が非常に端正にキマっている。3+3+1という7人構成は昨今の戦隊モノとしては特別多い人数ではないが、最序盤は「いきなり6人だと取っ散らかるんじゃないか?」という懸念があった部分も、丁寧に関係性をわけ、3・3のチームを少しずつ変性させ、次第に「7」へと融合させていくさじ加減が絶妙。ここまで満遍なく、自然に全てのキャラクターに愛着が湧くようになる戦隊シリーズというのは稀有なのではなかろうか。例えば2年前のジュウオウジャーだって文句なしに傑作と言える作品だったわけだが、果たしてその中の1人であるセラについて、今作のつかさ先輩や初美花と同じくらい思い入れがあったかと言われたら、正直自信はない。とにかく1人1人の顔がはっきりと残る、そんなドラマに仕上がっている。 関係性の妙というのがとにかくうまく、一番上にあるのはもちろん圭ちゃん×魁利なわけだが、咲也×初美花なんてのも放っておけないだろうし、一番薄いはずの咲也×透真ですら、あのレオタードのせいで強烈なインパクトを残しているのがズルすぎる。なぜだろう、一番格好いいはずの透真のエピソードで一番笑えるのが多いのは。まぁ、その辺りのギャップも狙っての構成であるが(困ったらキツツキを飛ばせばいい)。最終的には、この6人にノエルを交えて完璧な「警察と快盗」のつながりが完成し、その上で「VS」という関係性をなおざりにしないままで、無理なく最大限の友情を描ききっている。一歩間違えれば茶番にしかならないはずの設定なのに、最後まで緊張感を維持し続けられたのはお見事としか言いようがない。そして、やっぱりそれを支えたのは2人のレッドの存在感あってこそなのかな、と思う。 個人的には1話を見た時からずっと圭一郎推し。むしろ1話の時点では金髪でチャラそうな魁利なんて「ちょっと番組の顔を任せるのは気に食わない」くらいの印象だったのだが、今となってはそんな魁利がまごうことなき戦隊のレッドになっている。悔しいくらいに格好いいし、愛すべきリーダーになっている。この2人が文字通りに切磋琢磨し、互いを高め合い、深めあったが故に2大戦隊の関係性があることを考えると、やはり今作の功労者はこの2人だと断言できるだろう。わざわざ2つの戦隊を分けた効果もシナリオ構成上の効果が非常に大きく、どこかトリッキーで、颯爽とした格好よさを見せつける新世代戦隊としてのルパンレンジャー、泥臭くて暑苦しい昔ながらの戦隊スピリットを見せつけるパトレンジャーという2つの味わいを時には話数ごとにセレクトし、時には1つの枠の中でぐるぐるとかき混ぜ、様々な表情を見せてくれるシリーズになっている。「2つに分けたから半分ずつ」ではなく、「2つ合わせて2倍楽しめる」という、ありがちな歌の文句みたいな効能だ。今後も、僕らの人生を生きている中で、ふと、朝加圭一郎が今日もどこかで暑苦しく業務に励んでいる姿を想像する機会も多くなるのではなかろうか。 意外だったのは、これだけ戦隊サイドにお話を詰め込んだにも関わらず、それを幹部三人だけのギャングラーが存外受けきっていたことである。歴代戦隊でも「3人」(+ザミーゴ)という敵陣営の人数は少ない方だと思うのだが、それでもあまりマンネリになった印象がない。デストラ退場のタイミングはいいアクセントになったし、最後に大きな役割を任されたザミーゴが少ない出番できちんとインパクトを残せていたのは嬉しい部分。ドグラニオ様が最後に警察に受けた仕打ちだけは若干許しがたい部分はあるのだが(なんやねんあの施設)、それでも最後まで威厳を崩さず、徹頭徹尾、伊達と酔狂を目的に生き抜いた「親分」の姿は勇ましく強大であった。最終回にロボ戦持ち込まずに身体と身体でぶつかり合ったのも嬉しかったよね。鎖ジャラジャラのドグラニオ様のデザインが格好いいんよ。 他にもコグレさんの立ち位置の妙とか、ルパンコレクションの無茶な使い方とか、個々の要素を見てもいくつでも拾える部分はある。実に賑やかで、戦隊シリーズ初の挑戦を彩るのにふさわしい力作になったのではなかろうか。今後も、スーパー戦隊は過去の業績にあぐらをかかず、こうして野心的な挑戦を行い、新たな地平を切り開いてほしいものである。 まぁ、そんなことを言っても次はまた恐竜戦隊なわけだが……どうなんでしょうね。提クレバトンタッチを見る限りでは次のレッドは割とおちゃらけタイプみたいに見えるが……。そして、なぜか放送時期を1ヶ月ずらし、間に謎特番を挟むという展開になった。……なんでなんでしょね? これ、話数はこれまで通りで今後は3月開始にずれこむようになるのかな? それともリュウソウジャーの話数が少なくなるのか。気になることは多いが……とりあえず、特番楽しみ(戦隊がいっぱい出てくるだけで雑に楽しくなるタイプの人種)。
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HN:
Thraxi
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趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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