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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 何らかの概念存在となった花園たえ、第5話。きっと通常武器ではダメージが与えられないタイプのユニットなのだろうが、それでも渡り合う白鷺千聖は大したタマである。

 パスパレ回。前回のハロハピ回以上に他のユニットとの絡みが無い、ほぼ独立したバンドエピソードと見て良いお話。そして、パスパレは作中屈指の問題児だらけユニットなので、こじらせるのはいとも簡単なのである。いや、「問題児」っていうくくりだと他のところも大概ではあるのだが、パスパレはなぜか問題をいとも簡単に致命的なトラブルにまで引き上げる才能に長けている。から回る努力・丸山彩。内向き自虐インキャ・大和麻弥。クレイジーモンスター・氷川日菜。そして今回もフルスロットルでした、我らが白鷺千聖。こいつら本当にコミュニケーションについての認識に個人差がありすぎて、隙あらばすれ違おうとするので油断できない。その顛末は過去のバンドエピソードでも数多く観察することができるだろう。こないだのフリマエピソードなんかを見ると千聖さんも随分丸くなったとは思ったのだが……まだまだこういうところはあの頃から変わってないわねぇ。「あの頃」っていってまさかのデビューライブが映像化されるとは思ってなかったけど……そういやあんな地獄のような立ち上げだったんだなぁ……。もう、それがわかるだけでも良いのではなかろうか。

 毎回ライブシーンが楽しみな作品なのだが、今回はライブシーン自体はそこまで目を見張るものではなかった。まぁ、すでに1話目でたっぷりしゅわしゅわしたのでそこに大きな変化をつけるのも難しいのだが、今回はむしろ、ライブの演出云々よりもそこまで積み上げるシナリオラインの重みの方が見どころだろう。なるほど、まさかゆらゆらをこんなシナリオに使ってくるとは。確かに、丸山・千聖間の関係性を掘り下げるツールとしては面白い楽曲である。

 カラオケなんかで歌ってみるとわかるのだが、この「ゆらゆら」は本当にワード数も多く、掛け合いの部分が大切な「バンド全体の楽曲」である。他のチームならそうした部分が問題(話題)になることはあまりないのだが、それまで丸山彩のアイドル性に絶対的中心を見出していたパスパレからすると、千聖とのツインボーカルに振るのはなかなかの冒険だったという。リリース時にはそんなことはまったく気にしなかったのだが、まさかそんなところからパスパレの成長譚が紡がれることになろうとは。リリース時にはあまりストーリーとの絡みを意識していなかったので、この掘り下げ方は目からウロコである。

 まぁ、シナリオ単体で見たときにはやっぱり「流石に千聖さんが頑なすぎやしねぇかな」という気もするのだが、「こういうことを平気でやる女なんだよなー」という共通理解はある気がする。もちろん、はたから見ているメンバー全員についても同じことが言えるけど。なんか、「ぱすてるらいふ」をもう一回キャラデザ変えてやってる感じはあるよね。イヴが椅子の下にもぐろうとしたのもパロディといえばパロディだし。それにしても、やっぱりこうしてしっかりドラマが刻まれて解像度が上がると「この氷川日菜ってヤツは……」とどんどんSAN値が削られる感じがたまりませんね。「あ〜あ」じゃねぇよ。

 あとはやっぱり個人的に嬉しかったのは、パスパレ回のくせに何故かぐいぐいきたのがおたえだった部分ですね。パスパレがその粋とも言える白鷺千聖の本気をぶつけてくるなら、そのための舞台を整えるサポーターもその重圧に耐えられる人材を選ばざるを得ませんからね。おたえ、わかってるのにわかってない感じが尋常じゃ無い……いや、この子は常に尋常ではないが。千聖先輩、おたえのコントロール方法を知ってるっていうだけで人類としてのステージが1つ上だ。

 

 

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 みゃー姉の水着はないんかいッ! 第4話! もう着ろよ! ひなちゃんの水着でいいから着ろよ! アカネちゃんはちゃんと水着になってくれてたんだぞ!

 まー、そういうアニメじゃないのだろうなぁ……あくまで水着は幼女のみ。そしてそのまま幼女はお風呂にも入るよ。……これはこれでニーズがあるんだろうなぁ、と思ってたら、どっかで「ひなちゃんたちは小学5年生である」っていう情報を入手して私はたいそう驚いたのである。ウソォ、どう見ても二年生とか三年生くらいだろ……ミーシャと同い年くらいでないと……作中で学年に言及してるシーンあったっけ? このギャップは「ヤマノススメ」のひなたたちくらいショックだわ(あの子ら、どう見ても小・中学生なのにバイトしてんだよなぁ)。多分頭身の低さもそうだけど、ひなちゃんのまっすぐな性格がよりピュアな印象を与えるせいで幼く見えるんでしょうかね。

 しかし、そうして考えるとみゃー姉の行為は確かにアウト度合いが上がってしまうかもしれない。明確に年齢で区分できるものでもないのだろうが、多分小学1、2年生の水着シーンの撮影よりも、五年生の子たちを撮影する方がアウトになる確率は高い気がする。おそらく浴衣姿も同様なのだろう。みゃーさんはただでさえ風態がアウトなのだろうから、苦手なアウェーであるお外に出た時の振る舞いには一層の注意を払わねばならない。このまま警察に顔を覚えられて常連になってしまうと今後の人生もいろいろアウトだぞ(現時点でアウトな気もするが)。

 しかし、みゃーさんってひなちゃん以外の人間から見たらどれくらいのルックスなんだろうか。その辺も作中では明言されてないのだが、花ちゃんやノアも「水着きたらええやん」って言ってる雰囲気からすると、決して根暗でクソブスなモンスターではないはずなんだ。確かに前髪の雰囲気はネガティブなものだろうが、面相だけで言えば結構な美人さんなのではなかろうか。本人はスタイルも気にしてるんだろうけど、これまた別にデブってわけでもなさそうだし……。いいじゃん、水着にトライしても。過去に何かスク水関係でよっぽど嫌なことでもあったのかなぁ。むっちりしてるから、高校時代に同じクラスの男子に視姦されたとか、そういうトラウマかなぁ。あんなに可愛いのにもったいないなぁ(特に声が可愛い)。最終的にみゃー姉が幸せになる作品なのだよね、きっとそうだよね。

 そして、そんな謎めくみゃー姉を取り巻く3人にも随分安定感が出てきた。いつでもフル回転なひなちゃんは先週のお話でちょっとこじらせたけど、やっぱりまっすぐに気遣いのできる妹さん。何をするにしてもみゃー姉の都合を考えてくれるので、悪く言えば恐ろしいほどの甘やかしぶりである。この妹は姉をダメにしてしまうわなー。みゃーさんも反応の悪い花ちゃんじゃなくてもっとひなちゃんに惚れればいいと思うんだけど、そうなると一気にカルマ値が上がってしまうので問題があるのか。

 花ちゃんは相変わらず単におかし食うだけのマシンと化しているが、すっかりみゃー姉の扱いにも慣れて、うまいこと自分の利益が最大化するように行動できるようになっている。この子、この調子でみゃー姉に飼われてたらデブまっしぐらだと思うのだが……大丈夫か? そして3人の中でも大人レベルが高いのがノア。彼女の場合は「自分の可愛らしさが伝わらない」という部分にこだわってしまう部分だけが子供っぽいのだが、それでもみゃー姉の中の優先順位についてはすでに諦めているみたいだし、その上で他人を幸せにしつつ自分も幸せになれるよう、多方面に気遣いができている。ひなちゃんは本人が良い子なので周りを幸せにできるが、集まってくるお友達も良い子ばかりなのは恵まれた環境だ。

 そんな環境にあぐらをかいている女子大生が一番の問題なわけだが……そろそろ幼女たちが頑張って更生プログラムとか作ってあげてほしい(もう色々やってるやろ)。

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 意外と弁当の種類が豊富、第3話。半径1キロで転送されたってことはかなり狭い上に人口密度がえらいことになってそうだが、まだ人数分の食べ物を供給できる余裕くらいはあるんだろうか。インフラが死んでるならすでにホテルなんかも用をなさないはずなのだが……まぁ、仮に暴動起こそうにも、外が荒れ野なのはわかってるからどうしようもないんだよな……これ、転送された人間どもは大体死ぬのでは?

 まだまだ謎多き段階。ぶっちゃけ敵も味方も何もわからない状態である。はっきりしていることを確認しておこう。まず、ミロが所属する「アーヴ」という組織は転送された現代人をなんとか元の時代に戻そうとしているらしい。それが実現可能なプランなのかどうかはまだよくわかっていないが、ミロを代表とする時間転送能力のおかげで、いくらか過去未来への干渉は可能なはず。それが何故、今のようなトンデモシチュエーションを生み出すに至ったのかは謎のまま。現在のミロは大介たちとは「初対面」とのことなので、過去に大介たちにメッセージを残したミロは少なくともこれよりも後のミロ(もしくはパラレルワールド的な別次元か)。だとするなら、「別なミロ」が残したメッセージは「今のミロ」にとって利益になるのか害になるのかは不明である。

 さらに、大介たち5人は、それぞれに「あの日」の記憶に誤差があるという謎も提示された。大介が単なる視野狭窄でもって「守れ」「救え」と妄信的に思い込んでいるだけなのかと思ったら、他の連中がミロから託された言葉も微妙に異なっているという。この記憶違いにはいくつかの可能性があり、1、「全員が異なる世界線での過去を経験している」。2、「同じ世界線ではあるが、ミロがそれぞれのメンバーに敢えて違う内容のメッセージを吹き込んだ」。3、「ミロは同じことしか言ってないが、それぞれが解釈違いで適当に覚えていただけ」。この中で一番可能性があるのはやはり1ということになるだろう。突然の誘拐犯や、ミロがわざわざそんな小さな事件に首を突っ込んで子供に干渉したことなど、あの日の事件は未来を左右する大きな意味があったことは間違いない。5人は同じ事件を経験していると言いながらも、もしかしたらそれぞれに(この後の時代の)ミロが子供ごとに異なる行動規範を吹き込み、それらの相互作用を観察するとか、淘汰の結果何がベストになるかを見ているとか、そうした企みが隠されているのではなかろうか。つまり、どこまで行ってもミロには全幅の信頼はおけないということである。

 そして、そんなミロと敵対するグループの名前がリヴィジョンズ。構成員は人間ですらないみたいな話もあるが、未来人は一度なんらかのウィルスのパンデミックで滅びかけているわけで、人類以外の知的生命体がとばっちりを食らった可能性もあるし、人間だったものがウィルスの影響で「違うもの」に変化した可能性もあるだろう。とにかく、アーヴとリヴィジョンズはあまり仲がよろしくない様子。ただし、どちらの組織も「過去に人間を送り込むことで干渉して未来を変える」という方法論は同じ。ここまでくるとタイムパラドクスやら何やらと面倒な要素も多そうなのだが、果たしてその辺に整合性が得られるかどうか。

 あとはまぁ、2号機・3号機の起動っていうのもトピックの1つですかね。主人公機が青で、兄妹が乗っているのが黄色と赤。それぞれ遠距離射撃用の武器を持ち、妹さん(ルウ)の方がロックオンみたいな狙撃銃、兄(ガイ)の方は手頃な二丁拳銃だった。大介の武器がソードなのでバランスは取れている……のかな。まぁ、とてもじゃないがチームプレーなんてできそうにない面子だけどな。対するリヴィジョンズの方は、今のところ同一タイプのシビリアンしか繰り出してきていないが、他の武器もあるんでしょうかね。とりあえず、めちゃくちゃファイレクシア人っぽいな、とは思った。

 

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 王子のTシャツは何を基準に選ばれているのだろうか……第14話。変なTシャツ売ってる店はあるので存在自体は別にいいのだが、王子なんて典型的な「着るものはどうでもいいと思ってるタイプのオタク」のくせに、なぜか変Tだけやたら充実してるんだよな。まさか「お母さんが買ってきた」でもなかろうし……謎である。

 もう、これで最終回でもいいんじゃないかっていうくらいにグッとくるお話。やっぱり、オタク目線からすると王子が一番感情移入しやすい対象ではあるし、彼がこれまでどれだけつらい思いをしてきたかも知っているので、彼が何かを成し遂げた姿を見るのは感無量である。何気に、「成し遂げる」という姿は初めて見るかもしれないんだよなぁ。まぁ、最初期の状態を考えれば、最初に河川敷までたどり着けたときも「達成」ではあったけども。こうして他の面々に遅れながらも、最終的にやるときはやる男だ。そんな王子が掛け値無しに格好いい。

 前回カケルの憑き物を落としたことで、アオタケ連中に憂いはなくなった。今回はどのメンバーにも嬉しい知らせばかりが飛び込み、みんな「成長と達成」を惜しげも無く披露してくれている。山に強いことが如実にわかる神童の走り、逆に平地だと天性のバネが活かせるらしいムサの伸び。キングもユキも無事に記録を達成し、なぜかニコチャン先輩は手慰みのガラクタで商売までできるようになった(目標体重も無事クリアしたようである)。そんな中で、王子だけが結果を出せないはずもない。そりゃま、そういう作品なんだからそうなることはわかりきってるんだけど、最後まで自分を貫き、どこかシニカルなツラをしながらも、がっつり仲間の友情に動かされ、最後の最後に仲間の声援を力に変えた王子。腕に書かれたメッセージは素直な仲間の気持ちだが、もしかしたらワンピースあたりのオマージュも意図したものなのかもしれない(王子に対してはそれなりに効果がありそうだ)。

 「一人じゃない」というフレーズもなんとも印象的で、周りに仲間がいるんだ、という当たり前の意味に加えて、着実にタイムが伸びてきた王子は、もう以前のように誰もいないグラウンドをトボトボと走る必要がなくなっている。そりゃまぁ、標準記録ギリギリなのだから決して速いとはいえないのだろうが、それでも周りには同じような速度、王子よりも遅いペースで走っているランナーも現れている。チームの面々と走っていたらわからないことではあるが、着実に、彼の走りは成果を出していたのだ。ついでに言えば、彼(あとキング)のランニングフォームは未だ独特のクセが残っており、その気になればまだ改善点もありそう。タイムを出したからこれで終わりではない。まだまだ先は残っているのだ。箱根の山は天下の険なのだ。今後の王子の成長にも注目したい。

 こうして着実に成果が出るとうっかり「こいつら、最初は絶対無理だと思われてた連中なんだよな」ということを忘れそうになるが、今作はきちんと「他のランナーたちも同じくらい努力してるんだぜ」ということも教えてくれているのが大事なところ。御都合主義なのは間違いないが、頑張って成果を出しているのはなにも王子たちだけではないのだろう。日本中の、世界中のランナーたちは、今日もひたすら、自分との戦いを繰り広げているのである。やっぱスポーツ選手ってすげぇよなぁ。まっすぐなスポ根はそんな当たり前のことを思い出させてくれるから大事よね。

 

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 CV小澤亜李の生物は本能に忠実すぎる説、第3話。まぁ、本人も割と本能に忠実なので、その辺がにじみ出ているだけと言う話もある。

 ついに魔王ちゃんがリストラされて何もなくなった世界。それでもひたすら、ユーシャちゃんは理想の勇者を目指して頑張るのです。なろう系も含めて「最終的に勇者になることが約束された世界」ってのはいくつも見てきたが、こうして「ゴールがあるかどうかもよくわからないけど勇者」っていう不安定な存在はあんまり見たことがない気がする。作中でもちょっと触れられていたが、魔王というゴールがない勇者は単に民家に押し入って金品を強奪するだけの存在になってしまうわけで……その辺りのアイデンティティをユーシャちゃん本人はどう考えているのだろう。まぁ、彼女の場合は「人助けをするのが勇者である」というまっすぐな信念を持っているので大丈夫なのだろうけど。

 ハイパーラックと正義の心という属性を持つユーシャちゃんがこのパーティで一番地味であるという事実は覆しようがないのがちょっと残念だが、脇の面々が着実に、クドいくらいにキャラを押し出してくるのはすぐにクセになるな。今回はファイターのファイ、そして聖者のセイの2人がいい感じに押し強め。ファイの場合はとにかく能天気に、本能に任せているだけ。普段は天真爛漫なキャラだが、腹ペコだと文字通りに目の色が変わる。どうやら他の面々にも「腹ペコファイは危ない」ということは認識されているようで、今後は彼女のハングリー精神(意味が違う)が冒険のキーになることもあるのかもしれない。

 そして今回色々と補強してきたのがセイ。前回の時点で「パーティの常識人枠なのに女子力低くて使えない」という残念な属性が明かされたが、今回さらに「夢語りし始めると止まらず、この世界における厨二みたいな設定」とか「エルフだから弓の名手なんだけど、メガネが恥ずかしいから普段はハンマー」とか、斜め上の設定が実は割と情報過多。ツッコミ役でもこんだけいじりがいのある属性が付属しているというのは驚きである。ファンタジーの基礎設定がアレクラスト大陸準拠の私からすると、基本的にエルフってのは無信心なので聖者(僧侶)になることはないのだが、この世界ではエルフも神を信仰する様子。ついでに僧侶が剣を装備できないのは信教によっては刃物のついた武器での殺生を禁じているためであり、武器はメイスやハンマーなどになりやすいのだが、セイさんの場合にメインウェポンがハンマーなのはそういった理由があるからだろうか。基本的にエルフってSTR(筋力)低めだからハンマー系の武器は持たないもんだけどね。

 残るメイについては今回も「単なるカルタードオタク」というだけで終わっているが(あとダジャレ好き)、彼女の「激レアカルタード保持者」という設定は、一応あり得た未来の魔王討伐の時に役に立っていたわけで、今後も突拍子もないカルタードがパーティの運命を左右することがあるかもしれない。あと、もしかしたらこいつ自身が魔王になってしまう可能性もゼロではない。どうしても水瀬いのりボイスなのに単なるアホっていう時点で怪しい。いや、多分そういう作品じゃないんだけどさ。

 でも、ところによりおっかない部分はあるんだよね。塔の前にいた男とか、あれが単なる「RPG的なよくわからんお約束ギャグ」なのか、今後に関わる何かの伏線なのか。森で倒した蜘蛛は宝箱を残して消滅したのに、塔のボス蜘蛛は倒されずに外に逃げたのも何か意味があるんだろうか。ないんだろうか。考えすぎだろうか。ほら、勇者って言われると、どうしても某神樹様がちらついてしまってな……。満開は、満開だけはやめて。

 冷静に考えて「女の子だけでルームシェアしつつ、CV西明日香の猫がいる世界」なのだから、どっちかっていうとこれって「ひもてはうす」の続編なのでは……。

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1月27日 ドラフト模様(RNA×3)

ピック順 【Chrolony】→【Serra】→【Sea-chcken】→【Mei】→【Alessi】→【Sangriter】→【Thraxi】→【Tanaka

 

 献身環境2回戦。前回のオープン戦でいきなり7人戦が実現してすげぇって思ったのに、なんと今回は8人戦。ちょっと前まで「人数が足りないから我々のドラフトも自然消滅するやろな」とか言ってたくせに、この隆盛ぶりはなんなのだろうか。まぁ、本当に偶然なので、次回は普通に5人戦になって一気に規模が縮小した感じになっちゃうけど……。それが普通なんですよ。

 最初のうちはいっぱいパックが剥けることが嬉しいんですが、今後のスタンダードになるはずの5〜6人戦みたいな「パックが少ないなりのドラフト」の戦術構築にあまり寄与しないのは問題だよな。8人戦と5人戦だと、カードの取れ方が全然違うから今回の経験があまり役に立たないのよねぇ。困ったものよねぇ。そして、人数が多いともう1つ困ったことが発生しまして……後述。

 

 次回はおそらく5人戦。日曜日に予定が取れなかったため、久しぶりに土曜日(14時)に戻っての開催になります。週替わりでバタバタしてますが、お間違え無きよう。

 


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 ハエーーーー!!! 第6話! 助けて! 面白いよぅ! ツッコミが追いつかないよう! 馬鹿馬鹿しいのは間違い無いんだけど、これ、普通に正当続編として好きになってるわ。多分アニメ終わったら原作買うわ。辰巳の剣道着姿を改めて見るわ。

 ツッコミって言っても、別に間違ってるとかわけわかんないとかじゃなくて、いちいち原作要素から出てくる思い出が楽し過ぎてね。「制作側の解釈!」って高ぶるんですわ。今回も本当にテンション上がる要素てんこ盛り。まずは冒頭のアフロディーテの活躍。ごめん、このアフロディーテすげぇ好きだわ。黄金の中では色物扱いが多いアフロさんなんだけど、時折みせる「あ、でもちゃんと黄金なんだ」っていう素敵ポイントが今作ではしっかり前面に出ている。「力こそ絶対だと思ってるから実情に感づいてても現教皇側についちゃったけど、究極の行動原理は美意識だし、ちゃんとアテナに対して敬意を示すことも怠らない」っていう紳士な要素がちゃんと出てるの。なるほどなぁ、この時点でのアフロディーテがこういう動きをしてたって事前にわかってれば、双魚宮での戦いもまた違ったものに見えたかもしれないなぁ。

 もちろん、そうした感想はあと考えで出てくるだけで、初見だったらイロモノなのは間違いない。そりゃ翔子だって「何が起きてるの?!」ってテンパるよね。いきなりアテナがバラくわえた謎のカマメンにお姫様抱っこで連れ去られたらな。わけわからんよな。こんなキャラの濃い送迎役がいてたまるかって話ですよ。今作は本当に(ある意味すごく「らしい」が)作画がひどいのだが、なぜかアフロディーテのアップだけはやたら気合が入っており、チャームポイントの泣きぼくろは決して描き漏らさないという。黄金聖衣もこれでもかというくらいにキラッキラ。いいこだわりだ。

 結局、教皇との対決は尻すぼみに終わった。そりゃま、ここで何も決定的なことは起こらないってのは歴史が証明済みなんだから知ってたんだけど、単にサガが一人上手劇場を繰り広げてアナザーなディメンションで帰還するだけとは思わなかった。なんでアフロディーテはジェミニ時空で待ち構えてたんでしょうね。便利すぎるな、ディメンション。まぁ、原作中でもわけのわからない時空の繋ぎ方してたもんなぁ……。とりあえず、これで教皇との対立関係が明示化したことだけは確かである。原作中では暗黒聖闘士→白銀聖闘士→アイオリア&デスマスクとガンガン注ぎ込まれたおかげで自然にサンクチュアリ殴り込みが決まったように見えていたわけだが、なるほどね。沙織さんは裏ですでにサガと対話していたんだね。いっぺん顔合わせてるんだからもうちょっと星矢たちに言えることもあったのかもしれない(そして言うつもりだったのかもしれない)のだが、トレミーのやつがさぁ。Cパートの演出笑うしかないわ。あんだけドヤ顔でセインティアからアテナをあずかり受けた瞬さんの責任問題やぞ。

 今週の展開を観ていて途中で不安になったのは、「これ、原作要素と絶妙に絡んでてオモシロすぎるけど、時間が十二宮編に突入しちゃうともうアテナは出番ないし(ずっと寝てるから)、それ以降のお話は原作と絡めようが無いぞ」ってこと。例えば今回デスマスクさんが相変わらずの汚れ役を嬉々として担当してくれたわけだが(今回もオリジナルキャスト! しかも黄金魂の時よりも発声が安定してる!)、こうして溌剌としたデスマスクさんの勇姿が拝めるのも今のうち、時間が経てば、彼もあじゃぱーしてしまうわけで、好き勝手にオリジナル展開で出番を作るわけにもいかない。「Ω」や「黄金魂」と違い、あくまでも時間設定は「あの時」なのだから。いよいよ本職の聖闘士にアテナを預けてしまい、ここからは完全オリジナル展開になってしまうか……と思ったけど、「ゴースト」っていうのは上手い設定だわね。

 サンクチュアリとの戦いに並行して、一度はミロの力で討伐したはずのエリスの残留思念との対決を余儀なくされたセインティアたち。ここからが、真の「セインティア翔」の物語の始まりともいえる。そして、その修行をつけたのはなんと魔鈴さんであり、初戦の相手はあのクソザコ白銀三人衆!!! うわー、弱いー! 超弱いー! 当時でももうちょい強かったはずだぞ! なんで「明らかに白銀より格下」って描写されてたセインティアに瞬殺されるんだよぅ。まぁ「理由1:魔鈴さんの修行の成果」「理由2:しょせん復活したゾンビみたいなもんなので生前より超弱い」といくつか理由は考えられるんだけどさ。とにかく、まさかこんなところでディオさんたちの活躍(?)が見られるとは思わなかったから正直爆笑してましたわ。作画がへちょいせいでシリウスとか一瞬誰だかわからんかったけど、ディオさんは特徴的なヘッドパーツのおかげで一発でわかって、アルゲティはガタイがでかいからなんか分かった。この連中を出して喜ぶファンなんて……いっぱいいそうだな! もう一度、彼のデッドエンドフライが見たかったよ……。

 まぁ、ここから先の試合で同じような思い出展開があるかと言われると難しい気はするけどさ。幾ら何でも同じようなシルバー連中だけいっぱい出すわけにもいかんし。今後はどんな方法で我々を盛り上げてくれるのか……色々と気になる要素は多いんですよ。なんか突然放り出されちゃって困ってたオリジナルのシルバー2人組とか、マユラさんに回収されたカティアさんの存在とか。あとエクレウスの聖衣を修復する時に血をだばぁしたのは誰なのかとかさ。時系列で考えると、ムゥさんの労働条件がかなりブラック。このあとすぐに白羊宮で4人分の聖衣治すわけでしょ。休みなしやん。基本的に聖衣直せる人間は(現時点では)彼しかいないから残業増えるのはしょうがないんだよなぁ。

 さぁ、いよいよ賽は投げられた。というか、矢は放たれた。今後いまいちキャラの薄い2人の仲間を連れた翔子が盛り上がる戦いを繰り広げられるのかどうか。要注目!

 今週のハイライト:魔鈴さんが「流星拳は高速でパンチを繰り出すだけの単純な技」ってぶっちゃける。やっぱペガサスじゃなくても撃てるんだぁ……。

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○「ピアノの森(第2期)」 5

 だいぶ半端な時期ですが、一応今期新番チェックがゴールにたどり着きました(例によって来週から始まるプリキュアを除く)。今期は15分アニメもカウントしているが、新番チェックの本数はこれを含めて34本。これに前クールから継続の19本を含め、合計53本が今期アニメのおおよその視聴本数ということになる。うーむ、取捨選択……。まぁ、現時点ですでに半分観てないような作品もちらほらあるのだが……(宇宙戦艦ヤマトとか、観てんのかどうかもよくわからん)。

 さておき今作。最後の新番チェックの割に2期ものなのであまり書くことはない。前クールで感じたことをそのまま継続するだけの話だ。ざっくりその印象をまとめておくと、アニメーションとしてはそこまで見るべき点がある作品ではなく、「演奏アニメ」としては「君嘘」や「ユーフォ」などと比べるものでもない。ただ、今作の場合はそうした作画リソースの剛腕でねじ伏せようとする高カロリーな作品ではなく、どちらかというと本気で音楽の方を聞いて欲しくて、アニメの方はあくまで添え物というか、およその物語を伝えて「こんなピアノ音楽を楽しむドラマもありますよ」という呼び水程度の扱いだと思えばそこまで悪いものでもない。もちろんアニメファンとしては画面に説得力があればそっちの方が嬉しいのだが、あらゆるアニメがユーフォクラスになってしまったら、多分日本のアニメーターは次々に過労死していくことになるだろう。程よいバランス感覚も大切だし、今作は特に劇伴に力を入れているようなので、私みたいな人間にはよくわからないが、おそらく耳の肥えたファンなら満足するものが提供されているのだろう。

 「音楽を推す作品」というのも実は立ち位置の難しいところで、身も蓋もない話をすれば、「別にアニメで聞かずともクラシックコンサートに行けばいいのでは?」という話になる。そして、音楽だけなら全くもってその通りである。でも、やっぱりそこは「アニメ」というか「ドラマ」の部分を残していて、例えば今回の1話目ではいきなり「演奏者と審査員の間の認識や意識の違い」なんて部分がクローズアップされているし、1期では少年2人が切磋琢磨して音楽家として成長していく姿が素直に描かれていた。そうした「アニメ」を入り口にし、私のような無学で粗野な単なるオタクでもクラシック音楽に触れる機会を与えてくれるのだからありがたい話である。それこそ興味があるならコンサートを聴きにいくなり、せめてCDなどの音源を聞けば済む話やんけ、とは思うわけだが、なかなか私のようなクソオタクはそうした別方面の趣味に向かうエネルギーも捻出しにくいもの。「アタクシ、そんなおハイソな趣味持ち合わせておりませんので……」と及び腰になりがちだ。その点、アニメの中のクラシックコンサートなら抵抗もなく聴きやすい。そういう媒体をNHKがアニメとして用意してくれているのも、言われてみればなんとなく「そういう狙い」に見えなくもない。いや、多分違うけど。

 まぁ、あまり面倒なことは考えず、素直に「ちょっと毛色の違う部活ものの延長」くらいで見守っていけばいいんじゃないでしょうか。ちなみに、あえてアニメオタク目線で触れておくなら、今作はなぜか2期になったことで監督を含めた上層スタッフの一部が変更になっている部分は気になるところである。製作はガイナックス(いわゆるトリガーやカラー派閥ではなくて福島ガイナ)なのだが、スタッフが安定しないのはどうした事情かと下種の勘繰りをしたくなってしまうのは困ったものである。

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HUGっと!プリキュア」 5→6

 今年もこの時期がやってきてしまう。そう、プリキュアロスである。毎年やってるんだからいい加減慣れろよとは思うのだが、むしろ歳を重ねるにつれて何かを失うことに対する耐性が下がっている気配すらある……特にこの時期はプリキュアと戦隊の2大ロスが立て続けに襲いかかる別れの季節なのでね……辛いね……。

 その年の別れの辛さは、つまり作品への愛着の深さ。去年のプリアラはそこまででもなかったのだが、今年は本当に1年間良いプリキュアでございました。キラキラと素直に夢を届けてくれる幼女の味方・プリキュア。そのまっすぐな姿勢に、世間で薄汚れてしまったおじさんたちは次々に浄化され、「ヤメサセテモライマ〜ス」するのである。

 今作はシンプルなテーマ設定の表現が実に見事で、大テーマとなる「なんでも出来る、なんでもなれる」を筆頭に、「夢」「未来」といった要素が至極自然に、それでいてメッセージ性を持ちながら体現されている。輝く未来を表す要素もそれぞれのプリキュアに綺麗に分配されており、さあやは「お仕事」への希望を表すもっともわかりやすい存在だし、ほまれは「恋愛」、えみるは「友情」、そしてルールーが「家族」の未来を表すものである。1人1人のエピソードを掘り下げるいわゆる「お当番回」を通じて、彼女たちの人生がそのまま視聴者の未来の投影になる。そして、幼女向けだからというのを逃げ口上にせず、描かなければいけない要素はきちんと正面から描いているのも誠実な部分であろう。プリキュアは万能の機械ではない。どれだけあがいても、事故で怪我をした足が急に治ったりはしないだろうし、避けられない別れの未来を書き換えたりもできない。それでも、明日がより良い日であることを信じて、彼女たちは進み続けるのである。そのことは、プリキュアと呼ばれる正義の味方だけでなく、悪の組織に与していた誰にでも平等に与えられる。博愛と希望、そして勇気の結晶。そして、その「輝く未来の希望」の中心にいるのが、野乃はなという女の子なのである。本当にそつのない、魅力的な配置であった。

 世間的には「男の子プリキュア」の話題が議論を呼んだりしていたが、ぶっちゃけそうした要素は瑣末な問題である。何しろ最終決戦では登場人物ほぼ全てがプリキュアになっているわけで、この世界のプリキュアは「明日への希望の体現」でしかない。どんな人間だって未来に希望を持つ権利があることのわかりやすい表現として、たまたま「男の子プリキュア」が変身しただけのことだ。むしろ、そうした表現を劇中に自然に溶け込ませ、これまでにない「可能性」の表現を追求することで、本作の持つテーマ性は完成を見たと言える。佐藤順一監督といえば「きんぎょ注意報!」や「セーラームーン」などでその時代を変える数々のアニメーション表現・そして女性像を作り上げてきた人物。平成最後のこの年に、ひとつの節目として記録されるにふさわしいプリキュアだったのではなかろうか。

 繰り返しになるが、やはり今作で注目すべきはその中心にある野乃はなというキャラクターであり、個人的にMVPをあげるとすれば、はなのまっすぐさを100%引き出してくれた引坂理絵の業績である。キャリアの浅い若手が、ここで見事に大仕事を成し遂げてくれたことは、一声優ファンとして素直に嬉しく思う。他にも今作はサトジュンらしい思い切りの良いキャスティングがいちいち面白く、土師孝也演じるトラウムのとぼけた演出や、普段なかなか見られない方向性の新井里美のビシンなど、敵キャラサイドのキャラが際立っていた。プリキュアに若手を多く配していた分、クライアス社側のキャストは安定感を重視しつつ、互いに化学反応のように新しいものを引き出すキャスティングだったと言えるだろう。敵キャラの誰1人として無駄にせずに希望の体現に至らせる脚本総体を、スタッフ全員で作り上げた達成感に満ちている。

 来週からはまた新しいプリキュアになる。テーマ設定を見ていると、なんとなく戦隊だと「トッキュウジャー」を思い出すのだが、イマジネーション溢れる作品となるかどうか。

 

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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