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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 がっつり裏歴史だー!! 第5話! え、ごめん、なめてたわ。4話目まで見てもまだ冗談半分のアナザーストーリーだと思ってた節があったんだけど、完全にこれって正史扱いやんけ。

 ここまでがっつり本編の歴史を拾っているということは、この作品は立派な「聖闘士星矢」世界において整合性を持っている(少なくとも持たせるつもりはある)ということになる。星矢たちが必死にギャラクシアンウォーズで兄弟喧嘩をしている間、その裏ではすでにアテナを巡る激しい攻防がスタートしていたのである。まぁ、確かに「聖闘士の戦いを見世物にするような女」なのは事実だもんな。悪いのは財団な気もするけど。そこを指摘され、目立った動きを起こしてしまったアテナに対してサガが動くのは自然の道理だ。星矢たちのところに白銀聖闘士が派遣されるまでもうちょいかかるが(それでもすぐだが)、その前に、すでにシルバー連中は出動していたということである。こういう時に「まぁ、とりあえず動ける駒として描いとこか」という扱いの「なんかよくわからないシルバー連中」は本当に便利だし、どこの世界に何人くらいいるのかがもうわからねぇや。

 今の段階で原作と比較して釈然としない部分は、多分セインティアという存在が結局なんなのか、という部分だろう。そのあたりについても今回のトークでだいぶ明かされており、正式に「聖闘士」という称号ではなく、あくまでアテナの従者たる侍女たちが武装した姿がセインティア。星座の称号を持ち、聖衣も与えられているが、それがいわゆる聖闘士の聖衣と同等のものかどうかはまだ不明だ。もし「聖闘士の聖衣」と「セインティアのパチモン聖衣」が同時に存在することが可能であるなら、もしかしたらオメガ次元まで含めて整合性が取れるかもしれない(子馬座が同時に2体存在してもまーまー許せる)。まぁ、オメガは「アニメ版の原作準拠」というスタンスが明示されているので、そっちに合わせようとするとますます大変になると思うけど。とりあえず、アニメ版準拠ならそのうちドクラテスが出陣する頃だが、まだそんなそぶりは見えないのでね。

 そうして「聖闘士とは別物としてのセインティア」を認識すると、ちゃんとそのあたりの説明がつくようになっていることがわかる。例えば今回出てきた氷使いのおねーちゃんはセインティアだが、アテナサイドの防人として養成されたにも関わらず、なんかの用事で教皇のところにお使いに行ったらそのまままるめこまれたという。しょうがないんだよな。その教皇、「気高い小宇宙」を持っているのも事実だからな。いいやつだけど悪いやつだからな。そら小娘一人籠絡するのは簡単なことだ。そして、シルバー連中の様子をみる限りではセインティアは同列の「聖闘士」とは見なされておらず、せいぜい大奥を守るために竹槍構えてる女中くらいの扱い。そのあとのマユラ戦でもどう見ても戦力扱いされてない。まともに聖闘士とやりあおうとしても無理なのだろう。スポーツと同じく、男女で競技種目が分かれているのである。

 しかし、それでもなお男と同じレギュレーションで戦い、「聖闘士」として認めてもらおうと必死に修行する女性もいる。それがいわゆる「女聖闘士」であり、魔鈴さん、シャイナさん、ジュネさんあたり。この人たちは、レギュレーションを超えたことの証として、「素顔を見られたら相手を殺すか愛するしかない」というわけのわからない制限が設けられているのである。今回ついに本気になったマユラさんもこちらサイドの人であり、もののみごとに本職のシルバーを手玉に取っている。セインティアもできればそこまでの実力が欲しいところだが、なかなかそうもいかないというのはどうしようもないところである。

 そして、そんなセインティアを事実上の解雇扱いとなった翔子が、道端で名誉主人公・星矢さんと運命の出会い。偶然出会った女の子に「ペガサス星矢だ!」っていきなり肩書きで名乗っちゃうあたりが星矢の相変わらずのところだが、まぁ、この世界は聖闘士の知名度が高いので、せいぜいリングネームを名乗ってるくらいの感覚なのかもしれない。同じ馬属性の不思議な縁。そして姉を失った者同士という奇妙なつながりで、初対面のくせにやたら意気投合しちゃった二人。確かに翔子の単細胞っぷりは星矢にちょうどいいかもしれない。まぁ、星矢の本命は沙織になってしまうわけだが……。とにかくここで見事に原作と本作がクロス。さらにテレビで大々的に放送されていた中継でドキドキシーンの連発。ゲキとの試合はまだしも、紫龍との試合とか、参加者の心臓止まってるのにテレビ放送してていいのかよ。

 さらにさらに、出張してきたアフロディーテによるスタイリッシュ拉致監禁。なるほど、本編では最後の最後まで出番がなくて引きこもってたのかと思われていた魚座さんだったが、こんなところで仕事してたせいで出番が遅れたのね。守ってる宮殿が教皇の間と近いから、教皇の世間話の相手とかも務めていたのかもしれない。この人、本編の扱いのせいでダメなやつだと思われやすいけど、結構したたかだし、いろんなこと考えてたりするのよね。

 さぁ、事態は二転三転。少なくとも我々のデータには「アテナは一輝戦よりも前にすでに教皇に拉致られていた!」なんて事実は載っていない。ここからどうなるんだろう。黄金連中が出てきてしまうと、そんじょそこらの下っ端じゃ太刀打ちできないから詰んでしまう気がするのだが……ミロかな? またあの人がなんとかしてくれんのかな?

 

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○「マナリアフレンズ」 5

 「とにかく片っ端から予約録画だけしておくけど事前情報は能動的に入れないでアニメを観る」という謎スタイルを貫く私なので、今作のように「いざ始まったと思ったら15分アニメだったし、何がなんだかさっぱりわからない」ということも往往にしてあるもんだ。それにしてもこの作品は……なんだったんだ。

 15分で得られた情報は、「女の子が可愛い」ということだけだった。世界観も謎だし、それぞれのキャラクターのオリジンもよくわからず、もっとも重要な2人のヒロインがどういうつながりの何者なのかもはっきりしない。まぁ、会話の中身からなんとなくの設定は想像もつくのだが、その後元気っ子の方が巻き込まれたトラブルなんて専門用語が多くてさっぱりだ。「なんやねんこれ」とぼやきながら視聴が終わったと思ったら、ラストに展開されたエンドカードイラスト…………あ、これ、そういう世界だったの?

 というわけで確認したら「神撃のバハムート・マナリアフレンズ」って書かれてるサイトもありましたね。なるほど、あの作品の世界だったのか。……いや、わからんけども。少なくとも僕がよく知ってる「神バハ」の世界にこんな百合の園があった記憶はないのだけど。でも、世界は広かったみたいなので、きっとあの次元のどこかで、今作はファバロやカイザルとつながっているのだろう。とりあえずそう思っておけばいいじゃない。

 視聴後に世界観がなんとなくわかったところで、やはり作品としての情報はあまり増えていないのだが……まぁ、とにかくサイゲ作品なので映像は綺麗。放送される全てのアニメのキャラデザにこれくらいのクオリティが保証されればいいのに、と心底思うくらいに女の子も綺麗で可愛い。そして、この女の子2人が程よく百合展開を導き出すという。OK、ならば見守ろうじゃないか。どこの誰だかわからないけど、ちょっとした亜人要素を持ったドラゴン娘と爆裂お姫様の恋の行方(?)を見守ろうじゃないか。やがてどこに行くんだろうな。

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「ツルネ-風舞高校弓道部-」 5→5

 変な時期になってしまったが、とりあえずこれにて今期分の番組感想は一応終了(来週プリキュアが控えているけど)。今期感想を書いた数は32本。ショート枠も増えているが、まぁ、だいたいいつも通りくらいの数じゃなかろうか。最近は少しずつアニメの数を減らすことも覚えたけど、今期はそこまで切れるものがなかったなぁ(泣く泣く切ったのはバーハンターくらいかな)。

 さておき今作の話。ぶっちゃけ、ドラマとしてはあまり惹かれるものがない。感想を書いている時にもそのあたりには触れていたと思うが、青春スポーツドラマとして、なんだか淡々とノルマをこなしているような印象で、感情的な押し引きに乏しい。もともと狙っている層の異なる作品なのは間違いないだろうが、「Free!」の1作目はそれなりに面白かったわけで、それと比べてもあんまり見たいと思えるような展開がなかった。ラストで師匠が事故っちゃう展開なんかもすげぇ雑に要素を配置している印象だったし、ドラマとしては点数は下げざるを得ない。

 それではなんで点数維持なのかといえば、もう、これは思い出補正というか、弓道経験者にしか得られない達成感みたいなものである。途中で「弓返りさせたい」っていう気持ちとか、早気をガンみたいな扱いにする流れとか、「そんなんあるかなぁ」と思ってしまうような描写も少なくなかったのだが、やはり要所で「あぁ、あの頃の気持ち」と蘇ってくるものがあったのは事実なのだ。それは単に「弓道場でしか見られないものが見られるから懐かしい」というだけでなく、きちんと「プレイヤーだからこそ見える景色」みたいなものを捉えて描いていた気がする。スタッフの中にどれくらい経験者がいたのだろうか、もしいなかったのだとしたら、おそらく原作者がそのあたりのコンセプトをきっちり伝えてくれたおかげだろう。

 個人的にはやはりクライマックスとなる決勝戦が見どころで、「お前ら、弓はじめて数ヶ月のメンバー入れた状態で18中とかしてんじゃねぇよ!」とは思うが、あの的中続きの中で生み出される異様な空気と高揚感、そういった感情の流れはどこか懐かしい。特に私は主人公と同じ落ちのポジションだったこともあり、メンバー全員の背中を見ながら、それぞれの個性を思い、練習を振り返り、自分の射に全てがこもっているかのような感覚を覚えたことはあったのだ。人生最後の試合(奇しくも今作と同じ県大会決勝である)の最後の1中、あの時の光景は、多分死ぬまで忘れないはず。まぁ、風舞と違って、他のメンバーの不調もあって割とあっさり負けたんだけど(確か1210とかそんなんだった気がする)。

 そうした「真にせまった景色」を見せてくれたことに感謝して、ちょっと贔屓気味の評価にしておきます。でもまぁ、「真にせまったアニメーション」というのはやっぱり京アニの本領ということでね。ほら、弦の音が鳴り終わったら、次はどこかから楽器の音が響いてくるよ。早く春にならないかなぁ!

 そして、次の曲が始まるのです。

 

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 君は、本当に素敵な女の子だね、第48話。そりゃクライさんだって満足するに決まってますよ……かっけーんすよ、はなさんは……。

 ラストバトル。盛り上がらなきゃ嘘の1本で、当然毎年の事ながら思い切りリソースをつぎ込んだ名シーンの連発になるわけだが、もう、本当にしびれますわ。歴代主人公プリキュアの中でも、筆頭候補になりうる存在だと思います、野乃はなさん。まさかの劇場版またぎのアンサー。「私のなりたい野乃はな」の姿である。本当に最初から最後まで一本気で、まっすぐなヒロインだったのだなぁ。

 最大の見せ場となったのは、やはり単体での特殊変身シーンだろう。バンク以外の変身は過去のプリキュアシリーズでもそこまで多くないと思うのだが、はなの場合、それが「立ち上がり、前を向き、走り出す」という変身になっている。力強い踏み込みからの劇的な復活の演出。劇場版でも打ち震えたものだが、勝るとも劣らない名シーンである。そして、「みんなからの声援を受けて強くなり、巨悪を打倒する」という展開は毎度のお約束であるはずなのだが、今作のプリキュアはそれだけでは終わらない。そう、彼女は他人からエールを受け取り、そこからさらにエールを返すのである。みんなにもらった力を、さらに世界に届けていく。ここでもブレないエールの信念がある。結局、プリキュアとは象徴なのだ。それは人それぞれの持つ知恵であり、力であり、愛であり、そして元気なのだ。全てを受け止め、全てを捧げ、全てを抱きしめる。そんな存在に、はなさんは「成った」のである。

 ちなみに、最後にエールに駆け寄ってみんなで抱きつくシーン、ルールーが抱きついているのははなさん本人ではなくえみる(あとほまれ)であることに注意が必要である。

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 んむ〜、作画がなぁ〜、第2話。案の定の品質なので実に悩ましいなぁ。なんか話の展開は「ミリオンアーサー」と大して変わらないと思われそうなので、作画分負けているのはどうしようもない気が……。あ、お嬢がリボン外してる絵が見られたのは嬉しかったです。

 今回も1話1想区で無理やりお話は片付けた。まぁ、この想区はそこまで話は複雑じゃないし、変態仮面の人が顔見せで登場した以外にはあんまりひっかかるところもないのかな? 一応、カオステラーの類例の紹介、それに「想区の歪み」という概念を象徴するドゥルシネーアの存在などによって、この世界で「想区」がどのように形成されているのかを何となく感じ取る手助けにはなっているだろうか。まぁ、多分初見の人からすると「何でこの世界の住人たちはみんなして自分の運命が全部わかってる状態で普通に生活できるの?」っていう疑問が出てくるだろうけど、そこはまぁ、本筋の方でも根本的に解決はされていないところなので気にしたら負けだ。

 一応、この世界は本当に「物語の世界」であるため、モブは徹底してモブを務め上げているという特徴があり、「自分は主人公ではないのだ」と認識している一般ピープルは、あまり悩まずに自分たちの起伏のない人生をまっとうしようとする傾向がある。まぁ、処理精度の低いAIしか搭載されていないと思えばニュアンスは近いかな。その分、主人公に近づいて役割の重要度が大きくなるにつれ、運命の書の記述への疑問が生まれたり、抗って想区を歪ませる可能性は上がる傾向にある気がする。想区全体でそうしたイレギュラーを補正する仕組みを内包している場合も多いが(そしてそれが悲劇の元にもなるが)、そうでない場合にはそれが「カオス」となってしまうのだ。まぁ、その辺りの話もおいおい出てくるかな。前回の赤ずきんの場合は「主人公が自分の運命に争う」というお話で、今回はカオステラー自体はあんまり重要じゃない。次のシンデレラあたりから、少しずつ「役割を全うすること」への疑問も生まれてくるかな。

 そんなわけで、次回はシンデレラであり、ようやくゲームでは1話目となるエクスの物語の幕開けが語られる。なぜこの順番になったのかはよくわからないのだが……最初にエクスをアリスにコネクトさせたかったのかな。別にジャックからスタートでもいい気がするんだけど。とりあえず次回がシンデレラで確定。そして、公式の呟きで「エンディングの映像の順番」に言及されていたので、その後は一応「宝島」→「白雪姫」→「雪の女王」→「桃太郎」→「アラジン」→「ジャンヌ」→「アリス」と並んでいるのだが……いや、流石にこの順番はおかしいよな。白雪姫の想区はあの白雪姫の想区ではないな。もしかしたらレイナの物語の本質部分は白雪姫の話から完全に切り離して、アリスの後に「最終編」として持ってくるのかもしれない。勝手に想像してみると、確定している想区は2話目までのものも合計して9個。このうちアリスは流石に2話使う必要があるので10話分。桃太郎も本当は2話欲しいところだが……しょうがない。すると残りの話数で「想区とは独立したお話」が展開できる……かな? 強引に白雪姫まででやるべき話の中身を全部やる……となると、本当に後味の悪いエンディングになってしまうのだが……。いやまぁ、仮に万象の想区までやっても、さらに後味は悪くなるだけだが。エンディングにフェアリーゴッドマザーのイラストが出てくるのだが、こっちは多分来週のシンデレラで顔出しするんだろうね。

 ただ、こうして想区を並べてみるとほぼ確定となる要素が1つあり、それは「ファムが出てくる想区はカット」ということである。事前にキャスト発表がない時点で予想はついていたが、おそらくこのアニメシリーズではファム・クロヴィスは登場しないってことなんだろう(エイダ・サードはいうまでもなく)。ファムがいないグリムノーツって、長門が出てこないハルヒみたいなもんだと思うのだが……どうしよう。もし2期が作られるとしたら、その時に西遊記からスタートってことになるんでしょうかね? まぁ、それはそれであり……か? いや、だからさ、もうストーリー進めるのは諦めてさ、もっと今作の魅力が詰まったサイドストーリーをアニメにしようよ。豆の木登ろうよ。カオスヒーローをお仕置きしにいこうよ。絶対そっちの方が人気出るから。

 おまけ・今週の俺 : ドロテア登場に満を辞してこれまで貯めていた石を大放出しましたが、170連回してハンスのみゲットでフィニッシュです。来週以降もまだドロテア狙うかどうか……。

 

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1月20日 ドラフト模様(RNA×3)

ピック順 【Thraxi】→【Tanaka】→【Chrolony】→【Sangriter】→【Alessi】→【Metallica】→【Serra

 

 すまんな、わしらは予定を変更して、一足早く時代を超えるんや。

 というわけで新環境!!!! 結局プレリリースで購入した箱を目の前にして、人類は旧環境をプレイする気にはなれなかったのです。ちなみに、あまった「ラヴニカのギルド」のパックは試合後に第2戦として運用し、粛々とお別れドラフトが開かれたのでした。

 というわけで新たな世界だ。さぁ、新たなカード、新たなギルド、そして新たなアーキタイプ。これからまた、しばらくは手探りの時代が続いていくことになる。まぁ、どうあがいてもデッキが5つに大別されるラヴニカは他の次元に比べると考えることはそこまで多くないんだけど。幸い「ラヴニカのギルド」については、クソ環境だと懸念されていた割には(完全にその汚名を覆したとまではいえないかもしれないが)それなりに遊びがいのある環境にはなった。今回はさらに、「環境全体の速度が落ちる」という要素があるおかげで、各々のギルドがやりたいことを幅広くやることが可能になっている。もしここにゴルガリが混ざっていれば、なんてことも想像してしまうが、とにかくしばらくはこの中で試行錯誤を繰り返していこうじゃないか。

 

 なお、今回は試験的に導入された「日曜朝の健康ドラフト」案に突発的闖入者がいたおかげで7人戦が発生。これに味をしめた形で、次回も同じく日曜朝10時開催に正式決定しました。この日程、どれくらい遠方組に優しいんだろうか……まぁ、来たい人はくればいいじゃない。ちなみに、今回遠方から来た阿呆はプレリでシールド1回、その直後に買ってきたボックスでシールド1回、さらにこの日に「献身」「ギルド」のパックでドラフト1回ずつと、2日で4戦もの試合をこなしたのである。まぁ、俺も同じ日程だったけどさ。頭がガンガンするわ。

 


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 ペッシのアゴ(首?)、第15話。やっぱり時たま出てくるジョジョ世界の「どう見ても身体がクリーチャーのキャラ」は笑ってまうよな。兄貴に首根っこ掴まれても「それ首? あご? うん? どうなってんだ?」って気になってしょうがなかったもんな。ちなみに、似たようなアゴ無し人間の代表(俺調べ)は4部の最終戦で吉良に絡んでた「梨央ちゃんのパンティ」の人。

 エンドレス名シーンである。二転三転する攻防、聡明すぎるキャラクターたち、そしてその都度割と都合のいい解釈がなされるスタンドバトル。もう、色々と訳が分からなくなっているのでとにかく勢いに丸め込まれて「すげぇ!」ってなっちゃおう。この特急列車の中でのバトル、まだ逆転劇が何度も用意されてる訳でな。ここまでギミックの多いバトルって他では見たことがないかもしれん。本当に、何回でも書くけどこの時期に荒木先生はキレッキレやねん。「うわぁ、頭脳バトルすごい」と「こまけぇことはいいんだよぉ!」のさじ加減がな。

 今回は、パッと見て若干の省略があったのでわかりにくい部分もあった気がするが(ペッシがグラス壊されて慌てふためくシーン、そのまえにペッシがもうちょい余裕ブッこいてるくだりがあったはず)、ここまでの蓄積があったおかげですでにペッシのキャラが視聴者に周知されているから特に問題はない。初見の人は「なんでこんなショボそうなやつが暗殺者チームにいるの?」って思うかもしれないが、大丈夫、原作組だってその謎は完全には解明していない。確かにビーチボーイは悪いスタンドではないし、この後の「覚醒ペッシ」のところでブチャラティが認めているように、タイマン勝負になったり、障害物を挟んでの乱闘になったりすると強い能力。暗殺者チームはトリックスターが多く、こうしてダイレクトにフィジカルメインの戦いができるスタンドが案外少ない(グレイトフルデッドも、「老化にパワーを使っちまうから動き自体は大したことない」らしいし)。バランスを考えて、直線的な「ぶっ殺し」のパワーを持つペッシがプロシュートの下でトレーニングを受けているのは、まさに今回言われていた通りにメンタル面での成長を期待されてのことなのだろう。

 プロシュート兄貴はギャングとしてはすでに完成したキャラなので、チームの中で彼がペッシの指導役を任されたのは当然といえば当然。他にありそうな選択肢としてはホルマジオだった気もするが(イルーゾォはビーチボーイと組んでも効率が悪そうだし、メローネとかギアッチョは論外だ)、リトル・フィートもあんまり他のスタンドと絡められない能力だからなぁ。完璧なコンビとまではいかないが、やっぱり兄貴とのコンビがバランスの面で一番使いやすかったんだろう。

 グレイトフルデッドの能力については、気をつけなければいけないのはあくまで「老化」というのはスタンド攻撃による「侵害」の表現でしかないということ。実際に身体の細胞が老化し、テロメアに影響を与えているとかいうわけではないはず。氷を当てると「戻る」し、プロシュートを倒せば元に戻る可逆性の変化でしかないはずなのだ。ただ、それが「死」というゴールまでたどり着いてしまうと、流石にスタンドの影響範囲からは外れて結果だけが残るということになるんだろう。だからこそ、プロシュートは自由に自分を「老化」させて戻すこともできるということ。ホルマジオがリトル・フィートを自分に使っていたことにも通じているあたり、案外チームのスタンド能力に一貫性はあるのかも(他にも、自分の身の回りにまとったり、体内に住まわせたりしているしな)。そして、プロシュート兄貴のイケメンな風貌のおかげで忘れがちだが、グレイトフルデッド自体のデザインは結構なクリーチャーである。スタンドの造形、主人公チームの方が一方的に格好いいのはちょっとずるい。ソフトマシーンもリトル・フィートも、クラフトワークもあんまりシュッとしてないしな(あれはあれで格好いい気もするが)。ヘンテコ造形のグレイトフルデッドがのそのそ動く様子はそれだけでちょっと面白く、かつて5部がPSでゲーム化された時は「あ、こんな感じなんや」って感心した記憶があるわ。

 そして、そんなクリーチャー相手に圧倒的「かっこいいバトル」を展開することになるブチャラティ。もう、このあたりで完全に荒木先生はブチャラティのキャラとしての行く末をダブル主人公クラスにまで持ち上げることを決めてしまっていたのだろうか。ミスタだって充分格好いい活躍をしているはずなのに、セリフの1つ1つがずるいくらいに決まっちゃうブチャラティ。あまりに見事すぎて主人公のジョルノが食われちゃうくらいになったのが恐ろしいところだ。これまでのジョースターの血統をみると、相方ポジションってシーザー・ポルナレフ・億泰って、どこかおちゃらけ要素を持ってる奴が多かったのに、ブチャラティは直球で格好良さしかないからな……。次の部のエルメェスとかF・Fはそこまでイケメン方向に振り切ってないのは、流石にブチャラティはやりすぎたと荒木先生が反省したからなのかもしれない(まぁ、単にあっちは全員囚人だからってのもあるかもしれんが)。

 そんなわけで、やりすぎダブル主人公の活躍、来週もまだまだ続きます。ちなみに、今週個人的に一番ツボだったシーンは、兄貴がカメのフンをいじったペンを「もうイラネ」みたいにしてぶん投げたところです。潔癖なんやろな。

 

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 アニメですらないッ!! でもまぁ、しょうがないじゃない。ほら、タグも「新アニメチェック」じゃなくて「新番チェック」だからセフセフ。

 世の中何が起こるかわからないもので、まさかのNHKドラマ化。世の中、どんな形でメディアミックスするかわかったもんじゃない。そして、今作に関してはアニメ化よりもこっちの方が正しい気がするので素晴らしい解答だ。そりゃ観てしまうよね。まぁ、正直いうと武田玲奈の出演予定見てて知ったんですけどね。どうして純正ファッションモデルのくせにこうしてオタクに縁のある作品にひっかかってくるんでしょうね。ありがとうございます。

 原作が大好きだけど、アニメと違ってドラマだったら「原作と違う!」と目くじら立てて怒ってもしょうがないし、そもそもこれで原作要素を徹底して守る必要もなさそうだから、普段見慣れないドラマでも特に問題なく見られるし、正直、割とクオリティは高い気がする。どうなんだろ、割と悪ふざけしても許される放送枠なのかな。NHKでスーツアクターがバリバリ活躍できる作品が出てくるというなんとも倒錯した状況がたまらんものがあるわね。中村さんのキャラは原作でもそれなりに美人扱いされてるから、女優さんがやってても違和感ないのがありがたい。オタっていうには小綺麗すぎるが、それこそが中村さんの擬態なわけでな。

 作品としてはやはり最大の注目ポイントは特撮パートの出来だろう。こうして「純正の東映じゃないところ」が作った戦隊を見るというのは、人生でも稀な経験。まさか生きている間にジュウショウジンの実写が見られるとは思ってなかったよ(仮面ライダーシノビやクイズの放送よりも先に実現できてなによりである)。まぁ、結局制作協力は東映だし、スーツアクターの人が同じJAC系列なのだろう、アクション部分の動きは完璧にいつも通りのそれ。名乗りのポーズはスタンダードな「獣ヒーロー」であり、ゲキやジュウオウに近いので違和感なし。殺陣の構成もお約束のやつだ。強いて純正作品と違う点をあげるなら、エフェクトは流石に安上がりにしているのか、書き文字の出し方や使い方が全然違っているのが逆に面白い。普段はあんまりそういうところ意識しないから、漠然と何か「違う」ものが出てくると慣れ親しんだものが再認識できる。あと、細かいところはよくわからないけど、画面の質感みたいなものもちょっと違うのはなんなんだろう。特撮ものに比べて画面がクリアで雑味がない気がする。良いか悪いかはわからないけど、多分撮影機材の差なんだろうな。そのあたりも普段感じられないところなので楽しい。

 それにしても、関わってる声優陣がお約束なのが面白すぎるな。稲田さん&セキトモというアカレッド&1号ライダーがお約束だし、ナレーションがスズだし……界隈でポジション確保してる連中がブレない。今後もキャスト陣はあれこれも含めてちょっと楽しみ。

 今日の教訓1:カラオケで無理強いしちゃだめだゾ。

 今日の教訓2:武田玲奈かわいい。

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 昼まで寝てて、起床後すぐに遊び始めたはずなのに身体から甘い匂いをさせてるミャーさんまずくないですか? 第2話。もしかしたら変な病気かもしれないのでちゃんと人間ドックとかに行った方が……いや、もしかしたらもう体に染み付いてるだけなのかもしれないけど。途中でハナちゃんがジャージをクンカクンカしてたのはなんだったんでしょうね。

 真正面から初潮前の女の子の可愛らしさにぶつかっていく本作。やっぱりどう見てもユリものではなくロリものである。今回はさらに追加でロリが加わり、これで3人体制。Cパートやエンディングを見る限りではすぐにもう2人加わるようなので、ロリっ子戦隊が組める人数になる。「ウザメイド」は主にミーシャが背負っていた「ロリ担当」という重荷が綺麗に分担された印象だ。今回登場したノアについても、「ウザメイド」森川さんと似たようなメンタリティを持っているはずなのに、やはりこちらの方が素直なロリであり、愛嬌がある。エネルギーの塊であるひなたちゃんのカッ飛んだ可愛らしさは言わずもがなであるし、こうして並べると一番愛されるべきハナちゃんが一番キャラ薄いんだよな。

 何より恐ろしいのは、今作の場合、そんなロリに加えてミャー姉もちゃんとかわいいということである。いや、これをかわいいと言ってはいけないのかもしれないが、こんなだらしないニートがのびのびとロリを愛でることができる人生って、どれだけ前世で徳を積んだら実現可能なのだろうか。まっことうらやまし。きっちりロリっ子たちとの恋愛要素を残しつつ(?)、そこに変態性を散りばめるバランス感覚。そして相変わらずふくよかなシルエットと腰回り。なんかクセになりそうなキャラである。同じジャージを一体何枚持っているのだろう。

 そして、今回初披露となるエンディング演出もなかなかいい感じ。非常にシンプルな演出ではあるが、キャラが可愛らしくできているとこれだけシンプルなものでも満足感があるものだ。残り2人のキャラが固まったら、また違った見え方になるのかもしれませんな。

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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