最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「音楽少女」 5→4 結局、今作の主人公は羽織だったということでいいのだろうか。最初から最後まで彼女のツンデレ(?)模様を見て、イライラしてたらいつの間にか終わってたような印象である。 何だか、打算的であまり踏襲して欲しくないようなところは従来のアイドルアニメのままなのに、押さえとかなきゃいけないポイントだけは変に尖っているような、どこかズレた作品だった。そもそもどの程度「アイドルアニメ」として売り出したい作品なのかもよく分からなかったが……「メンバーを少しずつ切り崩してエピソードを作っていく」っていう部分は基本に則っているのに、そのためのシナリオラインがいちいち適当で、少しも「キャラを活かす」っていう方向に働いてないのがなぁ。 アイドルそのものじゃなくてマネージャーを女の子にして、その子を中心に物語を回すっていうのは割と新しい設定だったと思うのだが、結局アイドルになりたいんだか違うんだかがよく分からずにモチベーションがまとまりきらず、視点がアイドルの中心に据えられていないせいで「アイドルの仕事」という掘り下げ方も半端に終わってしまっている。そんな中で一番「アイドルって何さ」ということを考えようとしていたのが羽織だったと思うのだが、彼女の場合は「苦悩と努力」というより「癇癪とヒステリー」という要素が強くなり、結局迷惑かけてるだけになってしまっているのが何とも。途中の「適当にメンバー個人のエピソードをつないでいく」パートの方が緩かった分楽に見られて、本筋が霞んでしまっているのは失敗だったんじゃなかろうか。 「マネージャー本位」という要素から面白い働き方もしてはいるんだ。例えば沖縄アイドル(名前もろくに覚えてない)中心の化粧回。メイクを中心に据えたストーリーなんてのはこれまでのアイドルアニメでもなかなか見たことがない設定だったし、「すっぴんだと誰だか分からないアイドル」なんて設定は振り切れてて楽しい。そこにアイドル本体ではなくサポートとしてのマネージャーが「メイクさんって大変だなぁ」なんてことを考えながら現場に入っていく。これなら確かに本作オリジナルの切り口が出ている。ただ、それ以外の部分だと「弟と会ったら週刊誌にスキャンダルとしてすっぱ抜かれたよ」とか、あまりにも適当すぎる筋立てが「初めて作ったアイドルアニメ」っぽくてさっぱりそそられないのである。これだけ大量のアイドルアニメが乱立している中、他の作品から何か学ぶものはなかったのだろうか。 映像部分もあまり力が入っておらず、ライブパートのモーションとのギャップが激しくて違和感が先に立つ。いっそライブなんて全部捨てて、「アイドルの日常」を徹底的に切り取った手書きメインの作劇にした方が多作品と差別化が図れて面白かったのではなかろうか。このジャンルも、なかなか新規層が参入しづらい世界になってしまっているなぁ。 全体的には低調だったので評価しづらい作品ではあるが、尖った部分があったのは事実なので、そうした数少ない「引っかかり」が楽しいと感じる部分もあったのは救いではある。続編は……あるのかな……。 PR たほいや秋の陣2日目いろんな人が集まったけど、奇しくも面子は昨日と同じです。
Round1・「ほくろくどう」 1、長い間会っていなかった人を、加齢により変わらない特徴で判別すること。 2、→ほくりくどう。 3、北海道の六つ地域、すなわち上川、北見、根室、十勝。肝振、空知。 4、江戸期に千住に実在した商家。本邦初の時告装置付きの時計を製作、販売を行った。 5、大人物のこと。 ①「この黒子……工藤か?」。誰目線やねん。 ②こんな面白くない答えを書くのは矢印先輩に違いない。 ④「ホーって鳴くclock堂」。 ⑤「黒子工藤」→「工藤が黒子(くろこ)」→「工藤新一ですら黒子に徹してしまうほどの人物」。なんやその展開……っていうか、新一活躍しすぎじゃない? せやかて。
Round2・「ほで」 1、フィリピンの政治家。スペインとの対立を宥和。首相。 2、(「あほです」の略)自らを特に卑下したい時に使う人称代名詞。用法は愚人に同じ。 3、腕をいやしめていう語。 4、それで、そうして。 5、泰然とした人。反応の薄い人。 2文字出題は難しいんだよぉ。 ②自己紹介乙。 ③身体部位罵倒シリーズ。「いいみみ」「かたなき」など、どうにもパーツフェチがいる模様。 ⑤「ほーん……で?」ムカつくゥ! なお、久しぶりにして今回唯一の全外しです。
Round3・「ぼーとろえん」 1、バターのこと。江戸時代、滋養剤と考えられていた。 2、難燃性の植物を燃やしたときに出る煙。古くは遠方への連絡に用いられた。 3、水害時に使用するために路上にとめておくボート。 4、酒石酸ナトリウムカリウムの結晶。圧電素子、利尿剤などに利用。 5、アメリカの商人、実業家。海産物の輸入業で身を起こし1910年代に軽造船業で成功をおさめる。ドン・ボート。 ①「バター→ボートロ」はよくわからんしエンはもっと分からん。 ③「路上にとめるボート」の時点で謎だが、昨今の日本の惨状を見るに、もしかしたら必要な設備なのかもしれん。 ⑤「軽造船業ってなんやねん。重工業の代表やんけ」。
Round4・「くだものいそぎ」 1、(英国でhurry upを洒落てhurry appleと言い、その和訳)急げ。また、せっかちな人。 2、果物の一番物を出すため、船頭が競う事。冬の季語。 3、(急かし言葉の「すぐ」と「ただち」を合わせた洒落)すだちのこと。 4、出された果物などにすぐ手を出したがること。 5、狂言。太郎冠者が果物を急いで食べ、のどを詰まらせる。 ①そんな言い回しは見つからなかったけど「hurry up apple cake」っていう時短レシピみたいなのはあった。 ④出典はなんと源氏物語。そしてそれ以外の用例は見つからない。「辞書に載せる必要ある?」 ⑤もうちょっと、なんか、こう……。
Round5・「えかふぇ」 1、屋外張り出し型の食台のある喫茶店。セザンヌの絵画「カード遊びをする男たち」の題材になったことから。 2、カフェインを含有する飲料の総称。︎↔︎デカフェ 3、網タイツに対し性的興奮をもよおす者。 4、オーストリアの芸術家。近代退廃芸術の継承を自称し、ナチスによる迫害を受ける。のち,収容。代表作「棒、人」 5、アジア極東経済委員会。74年、アジア太平洋経済社会委員会(ESCAPエスカップ)と改称。 ③散々議論を呼んだが答えがわからず、発表されたワードは「江頭フェチ」。あいつ網タイツじゃねぇだろ。 ⑤「えすかっぷ」は過去の出題語彙であり、広辞苑の複数ある版の中からこの語が参照されているものをわざわざ出題した。「懐古要素がなきゃ、単なるアルファベットの略称とか出題する意味ないでしょ」。いや、だからって意味があるかは知らんで。 「夢王国と眠れる100人の王子様」 4→3 まぁ、ソシャゲかつ女性向けだし……。別にそれだけなら点数維持で終了してもいいんだけど、本作は途中で作画部分でも限界を迎えてしまいパッとしない出来になったので、残念ながら成功した作品とは言い難いだろう。 女性向け前提だとそれなりにシナリオラインもまっすぐになるんじゃないかなぁ、なんて勝手な思い込みもあったのだが、やはりソシャゲアニメが抱えている問題点は女性向けだろうが男性向けだろうがそんなに変わらない。たくさんのキャラを出さなきゃいけないので骨子が見えにくくなり、結局何がやりたい作品なのか分からなくなってしまった。メインの2王子+悪役のお話が主軸だったのだが……ゲストキャラがいちいち濃いのでどんどんメインキャラが薄くなるのがな。いや、ゲストキャラを見せるためのシナリオ構築なのだからそれで正しい方向性だったのだろうが……。どうしてもつまみ食いの印象が拭えないのよね。それぞれの「国」でテイストが変わる部分がプラスに働けばよかったのだが、どちらかというと「バラエティに富んでいる」というよりも「とっ散らかっている」という印象。ゲームをやってれば別に気にならない要素なのだろうが、全てが初見の人間が受け入れるには、ちょっとごった煮感が強すぎた。 まぁ、元々「向き」じゃない作品なので私が楽しめずとも問題はないんですよ。低評価だからガッカリしてるかと思われるかもしれませんが、これより下にはさっさと切ってしまった「千銃士」っていう作品もあるので、今作は最後まで観られただけでもありがたいです。 「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」 4→5 いろんな異世界があるもんですね。こちらの異世界は「なんか腹立つけど悪くなかった異世界」です。まぁ、我ながら評価基準はガバガバすぎる気はするんですが。 結局、どれだけやる気があるのかって話なんですよね。シナリオにしろ、作画にしろ。本作はまず、作画部分がかなり頑張っていたというのが大きなプラス要因だった。モンスターの造形なんかはCGが露骨なので「なんか浮くよな」と思う部分も多かったのだが、ぶっちゃけ本作の最大の見どころは盛大な魔法バトルでもなければ素早い剣戟を見せる活劇アクションでもない。いかにしておっぱいが柔らかい女の子にベッドで喘がせ、いかにムチっとした女体を放送コードの範囲内でギリギリまでエロく見せていくかという部分である。本作は、その部分については本当によく頑張っていた。元々この手の異世界ファンタジーの衣装って「それ、見せたいだけやん」みたいなのが多いわけだが、本作はそうした「見せたがりファンタジー」を突き抜けて、「ほら、世界が違えばルールも違うし、見せていいラインだって変わってくるでしょ」みたいな部分に最大の異世界要素を持ち込んでいた。主人公であるディアヴロが最後の最後まで童貞マインドを貫き通すのは相変わらずなので辟易するが、これだってジャンプ連載のエロ漫画なんかでは定番設定ではあるのだし、寸止めを多用した中高生向けエロ作品としてはかなりクオリティの高いものになっていたのではなかろうか。本作と「ゆらぎ荘」を比較すれば、「異世界エロ」と「ジャンプエロ」の対比が見やすくなって色々と面白いかもしれません。 そうして映像部分を評価すると「シナリオは二の次だから」という言葉が出てくるが、本作はエロに進行するためのシナリオ部分も決して悪いものではない。そりゃま、結局は魔王設定だからオレツエーになってしまうわけだが、エロが目的の作品なので、「戦闘にどうやって勝つか」なんて部分は適当でも良くて、「いかに女の子との関係性を深めていくか」の方が力を入れるべきポイントなのである。タイトルから誤解しやすいかもしれないが本作はシェラ&レムというメインヒロイン2人体制に一切のブレがなく、「奴隷設定」が最初に問答無用で3人を繋いでしまっているが故に、このトライアングルだけをみて、その中身を掘り下げることに心血を注げばいい。もちろん他にもいろんなヒロインは出てくるが、筋立てを追っていけばそれらがあくまで添え物であり、最終目的は「巨乳エルフを取るか、貧乳猫耳を取るか」という実にファンタジックな二択で進んでいることが分かるはずだ。軸がブレなければそれだけ筋は追いやすくなり、結果的にディアヴロのキャラも固まってくる。最後まで「魔王プレイって何だよ」っていう制約部分はよく分からなかったが、引きこもりのオタク設定だった主人公が無双プレイするにはそれくらいの「よく分からんけど都合がいい設定」を追いといた方がいいだろう。モモンガ様だって作品冒頭で人間としての感情を消失しているのだし、ディアヴロの魔王プレイなんてわかりやすい部類である。 あとはまぁ、大喜利みたいにしてひたすらエロいことを文脈に乗せていくだけ。わかりやすいじゃないですか。AT-X勢の私は「すのはら荘→これ」の順なんですよね。古来より人間のモチベーションの大半はリビドーですので、これはこれでいいんじゃないでしょうか。 ちなみに、中の人の効果も相まって本作のヒロイン勢はまんべんなく好きです。二択だと多分阿漕さも込みでシェラの方になるのかなぁ。セリコは本当にこういう役でもノンストップなのでアイドル声優勢の中でも一歩突き抜けた存在感がある。そんな中で負けない和氣ちゃんもさすがだとは思うが。あとは作品終盤で突如現れて全てを持っていったクルムね。「この声誰やねん」と思ってクレジット見て種さんだった時の衝撃。この人ホンマすごい。あ、あとるみるみ貧乳ヒストリーとはらみークレイジーヒストリーにもう一本追加ね。どこを見ても甘ったるい声しかいないから最高の現場やな。 「すのはら荘の管理人さん」 5→5 第1話を見た後も、そして放送後の現在も、私は同じことを言い続けるしかない。ただひたすらに、サトリナの姉成分に全てを任せるのだと。 結局それだけの作品である。おねショタという1ジャンルがいつの時代に絶対的な地位を手にしたのかは定かでないが、おそらく遡れば古典的な文学作品にまでたどり着くのではなかろうか。母の善なる癒しと同じく、血が繋がろうが繋がるまいが、年上の女性はにただただ身を任せ、全てを管理されるという喜びはどんな男性にも存在しているのだ(主語は極限まで拡大していく)。そんな姉的イデアを体現した管理人さんは、圧倒的サトリナ姉ヒストリーの1ページとして恥ずかしくない、恥ずかしさ全開のキャラクターであった。 まぁ、結局一言でまとめると「痴女やんけ」ってことになるんだけども……私のように奇乳が苦手な人間でも、彼女のパワーの前にはねじ伏せられるしかない。何をしてもとにかく「少年に性衝動を目覚めさせるための装置」にしかならないすのはら荘。確実に取り締まられる対象だと思うのだが、アニメというのは理想を現実に変えるための手法。なればこそ、ここに1つのイデアが、ヘヴンが、ヴァルハラが存在しても良いのではなかろうか。求めよ、さらば救われん。求めないものには、このアニメは必要ない。 私は、この作品を求めていたのだろうか。来週から観られなくなるという事実に大したダメージはない。だって、別に面白いアニメでもなかったのだから。単に贔屓にしていたエロサイトの1つが閉鎖する、その程度のものである。しかしなんだろう、この胸にあいた虚の感覚は。私の人生に今作は必須ではないが、サトリナは必須である。あと多分キタエリのショタもあったほうが嬉しいし、奈津ねぇの背伸び幼女もあったら嬉しい。佐倉さんのサバサバ系巨乳もあればあったでありがたいし、嫉妬で膨れる茅野姉はパワーの源だ。誰でもいいんだ。みんな、甘えさせてくれ。 現場からは以上です。
蝋燭の夜警 Candlelight Vigil (3)(W) C エンチャント・オーラ エンチャント(クリーチャー) エンチャントされたクリーチャーは+3/+2の修正を受けるとともに警戒を持つ。 蝋燭立てると夜警ができるから「警戒」はわかるんだけどなんでパワーまで上がるんだろう。とりあえずコモンにありそうなシンプルなオーラ。ただ、ぴったりこれと同じ設計のカードというのは過去に存在しておらず、一番近いのは同じコストで+2/+2修正になる「名誉の印」だった。うーん、覚えてねぇな……。まぁ、それだけ地味なジャンルってことだ。こちらは一応上位互換でパワーが3上昇する。そしてオーラの強さってのは環境のメタ次第で割と大きく変動するジャンルでもある。今回は当然白にも緑にもコモンのエンチャント破壊があり、青には基本バウンスが2マナで与えられている。まぁ、普通かな……(なんの役にも立たないコメントだ)。一応警戒は召集とプチシナジーではあるが、それを見込んで投入するってカードでもないだろうよ。 罪人逮捕 Collar the Culprit (3)(W) C インスタント 対象の、タフネス4以上のクリーチャーを破壊する。 カードナンバーでも連番になっているが、このカードと一つ脇の「一斉検挙」で2コマ漫画になっている。ボロスの警備員が出撃して暴れているグルールの巨人を捕まえているシーンだ。こんなでかい巨人を取り押さえられるボロス軍偉い。さておき、2コマ漫画なので効果も共通しており、こちらの呪文はタフネス4以上の生き物をピンポイントで撃破する。デカブツクリーチャーをぶっ殺せるのはもちろんのことだが、このカードがボロス軍のイラストで作られているということは、むしろ「速攻デッキが厄介な壁を殺すのに使えるよ」という狙いもあるのだろう。いつの間にやら今回は「霧の壁」を筆頭に各色にちょいちょい壁がいる環境になっていた。4マナもかかるカードをあんまり壁の除去には使いたくないが、自分のデッキの速さに合わせて目的を調整しよう。 禁制品潰し Crush Contraband (3)(W) U インスタント 次のうちから1つまたは両方を選ぶ。 「対象のアーティファクトを追放する」 「対象のエンチャントを追放する」 なんとまぁ、懐かしい「外殻貫通」が白くなって帰ってきた。コスト設定がだいぶ違うが、やっていることは同じ。うまくいけばアドバンテージが取れる呪文である。カラデシュの退場とともにアーティファクトが元気な環境は終わってしまったようにも思えるが、少なくともリミテッドでは各ギルドの「ロケット」がナチュラルにデッキに投入されると思われるので、むしろアーティファクト破壊の対象には困ることが少ない。「ロケット」はわざわざカード1枚使って壊そうと思わないかもしれないが、面倒なオーラなどのエンチャントを壊すついでならば話は別だ。逆に言えば、エンチャントをメインに使いたいプレイヤーは、この呪文を警戒するならアーティファクトの使用は控えるべきかもしれない。ところで、こいつなんなの? 「闘将!!拉麺男」に出てくる雑魚キャラみてぇだな。 降格 Demotion (W) U エンチャント・オーラ エンチャント(クリーチャー) エンチャントされたクリーチャーではブロックできず、その起動型能力を起動できない。 内部規律に厳しいボロスで上司に怒られちゃってるカード。これにより前線に配備されることもなくなるし、帰属する組織がなくなるので権限も行使できなくなる。この後、クソみたいな上司を見返してやるところから月9のドラマは始まるのである。しかしラヴニカでは一度左遷されたら基本的にはお払い箱。特に壁などについた場合の無力感はやるせなくなる。見ての通りに攻撃能力は一切下げられないので、とにかく攻め立てたいというアグロ専用のカード。ボロスならば僅か1マナで相手クリーチャーをなんでも「除去」できる必殺の一撃になりうる。これさえあればゾンビだろうがドラゴンだろうがなりふり構わずBe fired。 押し入る荷役獣 Intrusive Packbeast (4)(W) C クリーチャー・ビースト 3/3 警戒 〜が戦場に出た時、最大2体までの対象の、対戦相手がコントロールするクリーチャーをタップする。 荷役獣といえば現在の環境でたまにお世話になる「信頼できる荷役獣」が思い浮かぶので人間の役に立ってくれる愛い奴のイメージなのだが、残念ながらラヴニカの荷役獣は相手を踏み潰すビーストである。突然出てくるもんだから相手はびっくりしてそのターンのブロックがきかなくなる。これもまたボロス向けのカードといえるだろうか。ただ、ボロスで使う場合には5マナ3/3はちょい重いかもしれない。最後の一撃だと思えばこれくらいでもいいのかしら。 「光明の縛め/Luminous Bonds(M19)」 C なんとまぁ、イクサラン環境で初登場して以来、M19に続いて早くも2度目の再録。どうやら開発チームはコモンの白除去はこのコストがぴったりだと認定したようである。さようなら「平和な心」。もう君を見ることはないのかもしれないね。さて、環境が変わっても1引きするカードは同じなのかしらねぇ。それにしても今回のイラストはすげぇな。さすがアゾリウスだ。 「正義の一撃/Righteous Blow(AVR)」 C 軽さが信条、確実なダメージを。「ギデオンの叱責」に比べるとどうしてもダメージ量に不安が残る除去だが、使って見ると案外これで足りることが多い。というか、これで足りるくらいのデッキにしよう。速いデッキの1マナ除去は、名前の通りにそれだけで正義なのだ。 天空の斥候 Skyline Scout (1)(W) C クリーチャー・人間、スカウト 2/1 〜が攻撃するたび、あなたは(1)(W)を支払っても良い。そうしたなら、〜はターン終了時まで飛行を得る。 飛ぼうと思えば飛べるクリーチャー。一番近いのは「黄金コオロギの騎士団」というローウィンのキスキンだろうか。ただ、そんな地味クリーチャーと比較しても、タフネスが落ちたり起動コストが上がったりと踏んだり蹴ったり。現代のコストパフォーマンスを考えるとお世辞にも良いクリーチャーとはいえない。一応教導を使うことでフライヤーとしての仕事は増えるだろうが……それなら最初から飛んでいるクリーチャーを使えばいい。今回白には1マナで絆魂まで持っている「癒し手の鷹」がいるので教導前提のデッキはそちらを優先すべきだろう。ただ、今回の白、単色で見ると序盤に優秀なクリーチャーがあんまりいないので(教導とのシナジーを警戒してのことだろうが)、もしかしたらこれも割とプレイアブルなレベルなのかも。 刎頚の友 Sworn Companions (2)(W) C ソーサリー 1/1で絆魂を持つ、白の兵士・クリーチャー・トークンを2体生成する。 突然日本語名で難しい漢字が出てくるとびっくりするよな。幸い刎頸の交わりなら「枕戈待旦」とかと違って意味はわかるが、漢字で書けって言われても絶対書けない。いいんだ、どうせ英語版使うから。それにしても、こんないい名前のカードなのに、フレーバーテキストェ……。オルゾフさんもブレないなぁ。さておき、とてもわかりやすいトークン呪文。1/1が2体出るカードの基本設計は「急報」の2マナ(インスタント)だが、今回は絆魂付きなので3マナ。まぁ、ぶっちゃけ吸血鬼を生み出す「女王の任命」の種族変更である。形はどうあれ1枚のカードからクリーチャー2体は紛れも無い事実。2ターン目に何か出せていれば、4ターン目には召集で7まで見える。やはりこういうスペルを使いこなせてこそのセレズニアだろう。なお、今回黒と赤のコモンに1点除去呪文があるので過信は禁物。返しで打たれて立て直せなくなるようなタフネス1デッキにならないように注意。 奨励 Take Heart (W) C インスタント 対象のクリーチャーはターン終了時まで+2/+2の修正を受ける。あなたは、あなたのコントロールする攻撃クリーチャー1体につき1点のライフを得る。 コラかな?と思うような写真写りの悪い顔が目印。どんな感情やねん。とりあえず手頃なコンバットトリック。これで「正義の一撃」と合わせて白が握れる1マナのインスタントがコモンに2枚。速いデッキが不自然に殴ってきたらまずどっちかを握っていると考えるべきだろう。そして、イラストはボロスだがライフゲイン機構を考えるとむしろセレズニア向け。相手をいなした上で2〜3点もライフが稼げればそれだけでボロス軍はくじけてしまうかもしれない。白同士の戦いではこれと「正義の一撃」のスタック合戦が見ものである。 第10管区の守備兵 Tenth District Guard (1)(W) C クリーチャー・人間、兵士 2/2 〜が戦場に出た時、対象のクリーチャーはターン終了時まで+0/+1の修正を受ける。 日本語のカード名にローマ数字が含まれる珍しいカード。過去の事例は「第6管区のワイト」と「第10管区のラヴィニア」の2枚である。つまり、ラヴニカの専売特許だ。他の管区に何があるのかはよくわからないが、とにかくこの管区にはアゾリウスの眼鏡委員長キャラ(俺調べ)ラヴィニアさんが住んでいる。そんな事実と能力はなんの関係もなく、この能力は…………地味だなヲイ。まぁ、序盤の攻防ならタフネス1点の上昇だけでもそれなりに意味はあるだろうが……「キンズベイルの散兵」っていう前例があるのだから、パワーを上げてくれても良かったんじゃなかろうか。特にシナジーもなさそうだし……ほんと、今回の白単色の2マナ域は恐ろしく地味である。大丈夫かボロス?! 捕獲球 Capture Sphere (3)(U) C エンチャント・オーラ エンチャント(クリーチャー) 瞬速 〜が戦場に出た時、エンチャントされたクリーチャーをタップする。 エンチャントされたクリーチャーは、そのコントローラーのアンタップ・ステップにアンタップしない。 「秘教の抑制」がシングルシンボルになった上位互換。「秘教の抑制」と言っても15年も前のカードなので比較する意味もないのだが……まぁ、「水結び」に瞬速ついたやつ。この手のオーラで、しかもタップ機構を有しているのでインスタントでつけられることのありがたみはあまりないのだが、相手がソーサリーでの増強手段(オーラなど)を持っている場合、そこに対応して攻撃を防げるので一応意味はある。コストの重さは気になるが、それでも青除去としては文句なしのトップコモンである。なんかよくわからない概念だけど割と汎用性の高い名称なので、今後は他のセットにも再録されるかも。 眩惑の光 Dazzling Lights (U) C インスタント 対象のクリーチャーは、ターン終了時まで−3/−0の修正を受ける。 諜報2を行う。 青が細々と続けるパワー抑止カードの新作。本当に、毎回登場する割に毎回使われずにぐるぐる回っている印象しかなく、M19でも「これなら割と使えるんじゃ?」と期待していた「不快な冷気」が結局ぐるぐる回っている(もしかしたらうちのコミュニティだけなのかもしれないが)。こちらの呪文は一応諜報ギミックが採用されているが、キャントリップでも駄目だったのだから諜報でもあまり有用性は上がらないだろう。使われるとしたらとにかく軽いインスタントが欲しいイゼット系のデッキか。あと、一応相手の教導がスタックしたのに対応して使えばカウンターが乗るのを防いだりできる。そっち方面の対策カードとしては……どうだろうなぁ……。 宇宙粒子波Cosmotronic Wave (3)(R) C ソーサリー 〜はあなたの対戦相手のコントロールする各クリーチャーに1点のダメージを与える。あなたの対戦相手のコントロールするクリーチャーではこのターンブロックできない。 出たぜ、イゼット名物の超次元ルビ芸。「宇宙粒子波(コスモトロニック・ウェ〜〜〜〜〜ブ!!!!)」。誠に遺憾ながら、今回イゼットルビはこの1枚にしか無いのでちょっと欲求不満である。助けてくれー! ペトラハイドロックス!!! さておき、ご大層な名前だけど効果は大体「炎の覆い」である。普段だと結局あまり使われない呪文になりがちなジャンルだが、今回はセレズニア的トークン対策のためにメインから投入される可能性も比較的高い。もう片方の効果であるブロック抑制も、攻め気の強いデッキなら1枚くらい入れておきたいと思うこともあるはずだ。教導クリーチャーが並んだ状態であればコスト以上の働きも期待できるだろう。今回はこれがコモンで確保できるので、セレズニアプレイヤーは黒の−1も合わせて常に警戒を怠ってはいけない。 恐れなき矛槍兵 Fearless Halberdier (2)(R) C クリーチャー・人間、戦士 3/2 僕らオデッセイ大好き人間からするとやっぱり「矛槍兵」といえば3/1先制攻撃のイメージなのだが、別に製作チームはそうでもないらしく、容赦なくバニラに付けられる名前だったりする。矛槍持ってるのに先制攻撃も持ってないとか、エアプにもほどがあるわ。まぁ、ボロスならほどほどに。ところでこいつ、マツコデラックスに見えない? 火小僧 Fire Urchin (1)(R) C クリーチャー・エレメンタル 1/3 トランプル あなたがインスタントかソーサリー・呪文を唱えるたび、〜はターン終了時まで+1/+0の修正を受ける。 なんだヒコゾウって。そんな妖怪聞いたことないわ。ちなみに「Urchin」は「小僧」っていう訳をつけるのが定番らしく、過去にも「薄暮の小僧」「胆汁小僧」などの小僧チェーンが展開されている。胆汁小僧はどう見ても小僧要素ゼロなんだけどな。今回のはそこそこ小僧……かなぁ。能力としては、丸くなった「窯の悪鬼」。タフネスで安定感を、トランプルで貫通力を上げたが、その分増強幅がぐっと小さくなり、これ1枚で勝っちゃうような無茶なプランは成立しなくなった。まぁ、コンボデッキ狙いでなければこれくらいがコモンらしい。赤単色でも「最大速度」なら出たターンに3点ブチ込めるし、一番相性がいい「確実な一撃」ならトランプルがらみで結構なダメージを叩き出すことも。やはりイゼットでたたみこむならこいつを集めるところから始めるのが手っ取り早い。 重力殴打 Gravitic Punch (3)(R) C ソーサリー 対象のあなたのコントロールするクリーチャーは、対象のプレイヤーにそのパワーに等しい値のダメージを与える。 再活 「パンチには重力を乗せると強いんだよ」とかいう格闘漫画の謎セオリーではなく、むしろ重力を操る能力でGをそのまま叩きつけているみたいだ。よくわからんけど、能力バトルだと割と強キャラが多いよね、重力。さておき、そんな重力で殴るとどうなるかというと、ブロッカーを無視して直接パワーが本体に届く。本体限定火力ということはよっぽどのことがない限りはデッキに入れたくないのだが、この呪文の再活はその「よっぽどのこと」の要件を満たしているだろうか。現時点では4マナというコストは「ちょい無理」ぐらいの印象だが、「火小僧」や「小柄な竜装者」のようなイゼットエネルギーをそのままパワーに変えられるクリーチャーが多ければ、もしかしたらワンチャンあるかもしれない。「なんでもいいから再活呪文」っていうくらいデッキをインスタントとソーサリーで埋めたいなら、除去対象がいなくても使えるこういう呪文も案外悪くないのかも。良いとも思わんが。
「狂った怒り/Maniacal Rage(CON)」 C 速いデッキといえばこれ。しぶとく3度目の再録となる、赤の伝統芸が今回も環境の速度を引き上げてくれる。自軍の教導持ちをひたすら愛の鞭を振るう鬼教官モードに変身させるだけでなく、フライヤーや威迫持ちの圧力増加に、そしていざとなったら相手クリーチャーにくっつけてブロック抑止に使っちゃうパターンもある。この手の雑なオーラ連打が通用する環境かどうか。「噛み傷への興奮」が雑に強かったイニストラードみたいになるなら案外高得点かも。 気難しいゴブリン Ornery Goblin (1)(R) C クリーチャー・ゴブリン、戦士 2/1 〜がブロックするかクリーチャーによってブロックされた状態になるたび、〜はそのクリーチャーに1点のダメージを与える。 ゴブリンのくせに意外とやるやつ。能力としては「灰口の猟犬」と全く同じだが、この世界の有力な選択肢にトークン戦術があることを考えると、1/1トークンでは絶対に止められないこのゴブリンは利用価値が高い。また、1/1トークンは絆魂も持っているため、ブロック時にライフゲインを機能させずに打ち倒せることも評価していい部分だろう。通常の戦闘でもタフネス3と相打ちになれるので突破力は高いし、かなり現実的なコモン戦力なのだ。どうにかして接死をつけてやると無敵のアタッカーに早変わりするのだが、残念ながら今回は恒常的に接死をつけてやる手段がない。まぁ、そこまでは期待しすぎってもんですよ。 「邪神ちゃんドロップキック」 6→6 わしゃ好きだったんじゃ。今期ナンバーワンヒロインは邪神ちゃんじゃ。うむ、言い過ぎかもしれん。 なんでだろね、こういうギャグって本当に合う合わないがあると思うんだけど、今期ずらりと並んだギャグの中では僕が一番楽しく見られたのはこの作品でした。なんかね、あんまり細かいところにこだわらずにやりたいこと垂れ流してる雰囲気がいいね。第1話で一切説明もせずに(オープニングの歌詞だけで)何となく状況を理解させ、そのまま自然に「そこにある邪神ちゃんとゆりねの生活」っていう状況からスタート。その後も本当に思いつきのように適当にエピソードが紡がれていて、アイキャッチ入るタイミングもまちまちだし、時間軸だって適当っぽい。季節ネタをやる順番だって細かいことは気にしないし、一発ギャグあり、メタネタあり、中の人ネタあり。でもなんだろ、これで30分やっても全然退屈しない。むしろこのまま続けられるならずっとダラダラ見ていたい。そんな作品でした。 映像部分はかなり安定してたんじゃなかろうか。決して息を飲むよう何かが出てくるわけじゃないが、身の丈にあった程よい「可愛い」と「可笑しい」を維持した作画。時たまやたら描き込みの多い美少女風の邪神ちゃんなんかも出てくるが、作画テイストのぶれまで含めてネタみたいな丸め込み方。シャキシャキ動く必要もないし、1枚絵で愛嬌があればそれでOK。昨今のアニメは超絶作画タイプと、「緩くても絵があれば大丈夫」タイプに二極化している気がするんだけど、その極北にいたのが「ゴクドルズ」で、この作品はあそこまでではないけど力の抜き方を分かっている感じ。これくらいなら頑張って予算を確保せずとも2期にいくことができ……るかな……どうかな……。 マイフェイバリットヒロインが誰だったかと言われるとすごく悩む作品で、エロさ、可愛さで言ったらメデューサなんだけど、初見のインパクトも含めて刺激が多かったのはぺこら。ぺこらのあの目のデザインは他作品で見たことがないものなので、彼女がドギマギとあたりを見回している絵だけでも不思議と力があったな。そしてやっぱりメインヒロインといえば邪神ちゃん。最終回では見事な歌唱力まで披露していた。なんやあれ、やたらうまいやんけ。スクールアイドルでもやったらいいんじゃないか。そして、そんな邪神ちゃんを支えてくれるのは「時たまやたらいい関係性を出してくれる」ゆりね。基本的にゆりねっていい奴だから見てて気持ちいいんだよね。ゆりね×邪神ちゃんのカップリングと邪神ちゃん×メデューサのカップリングと。そういう部分でも得るものが多いありがたい作品でしたとさ。 というわけで中の人については大体キャラと重ねてしまったが……かなり若手が多い現場だったんだよね。MVPは邪神ちゃん役の鈴木愛奈で決まりだけど、久保田未夢も着実に勢力を伸ばして来ているし、ぺこら役の小坂井祐莉絵という人も初めてのレギュラーで堂々としたキャラ作り。ゆりねを務めたのが大森日雅という変則起用も面白かった(ここに来てやっぱり小見川には触れないスタイル)。やっぱり、全部良かったよ。2期よろしくお願いします。 |
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Thraxi
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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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