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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 Yes! ロリータ、No! タッチ、第5話。順調に変態が量産されつつある。今作の変態は一本芯の通った変態ばかりなので、「おっ、いい変態だなっ」ってなりますよね(ならない?)。

 なんだか作画が残念だった回。特にボーリング場あたりがひどくて、主人公のはずの和紗が割を食ってるのは可哀想。いつも通りにエグいシナリオのはずなのに、作画がへちょいだけで一気にチープに見えるから不思議なもんである。冒頭の菅原氏の部分あたりは割と頑張ってたせいで、主にダメージを食らったのが和紗ともーちんってのはもしかしたら格差の表れなのだろうか。

 ま、とりあえず制作現場頑張れとだけ応援しておくとして、今回も5者5様の展開を見せているので本当に忙しなくて目が離せない。一応動きが少なかった方から見ていくと、泉との関係性に大きな変化がなかったのは和紗だろうか。ただ、泉の方は菅原氏からいよいよ「和紗があんたのこと見てるで」という情報を得てしまい、ますます「今まで通りじゃいられない」悩ましい関係性へ。いや、その割にボーリング場の泉は自然に振舞えてたので頑張ってるとは思いますけどね。和紗の方が「正面から向き合うッ!」って言ってるのに、その自分の宣言に勢い込んで空回りしてしまってるのが愛らしくもある。しかし、高校生にもなった男女の幼馴染を休日に遊びに連れ出すご両親の関係性ってのも今時貴重だよなぁ……ボクもそんな幼馴染が欲しかったヨ……。

 そんな泉との関係性の中で暴かれた、菅原氏の過去。才色兼備な上に鉄オタにまで理解を示してくれるというパーフェクトオブパーフェクトな菅原氏。その年に似合わぬ達観はどこからきたのかと思えば、幼少期に経験したあまりに理不尽で、劇的すぎる人間関係だった。孤高のロリコン・三枝の持つロリコン魂は、性の概念を超越した信教にも似たものである。子供に神性を認めるというのは古くキリスト教的にも一般的なものであり、彼の持つ観念は文化人として一定の意味を持つのだが、それを突き詰めるためにいきなり幼女の靴に頬ずりした上で「僕を蹴りなさい」だとやっぱり日本ではお縄の可能性が高い。幸いにして菅原氏が賢いお子さんだったので手が後ろに回らずにすんだが、少なくとも彼女の人生に大きな歪みを与えてしまったのは事実。大人と子供の境界であれだけの仕打ちを与えておいて、いざ大人になって羽化しようとしたら「別な人のところにいきなさい」では、そりゃぁ菅原氏だって寄る辺がなくなってしまう。彼女が演劇関係から離れたのはおそらくそんな顛末が理由なのだろうが、見限ったように振舞っていても、まだまだ三枝に対して未練タラタラに見えるのは彼女が抱える唯一の瑕疵と言えるのかもしれない。

 ロリに特別な価値を見出す男がいれば、その一方で女子高生に価値を見出さない男もいる。こちらは職業意識にもばっちりフィットした正しい観念(?)であり、あまりに脈がないので本郷女子もイライラ。ただ、こちらはあくまで職業的な自己防衛と嗜好がブレンドされた「弱い信念」でしかないため、ひと葉の熱烈なアタックを前にすると怯む部分も多い。社会的な地位を守りたいというならチャットのログを残されたらアウトなんだし、今回の発言もいろいろダメだとは思うのだが、おそらく顧問の野郎はひと葉がそうしたツールで自分を脅迫したりはしないという確信があるのだろう。彼女がただ作家としての自意識から無茶な行動に出ていることはわかっているのだし、それさえコントロールしていれば、まだ自分に大きな害はないと見ている。そういう意味で、彼もちゃんとした(?)大人ではあるのだろう。初めてぶつかる「性」の壁に翻弄されているひと葉は、今回の女子の中では一番可愛かった気がする。単に純正エロ漫画シチュエーションだからかもしれんが。

 そして、意外な展開を見せたのは出遅れていたもーちんである。なんと、せっかく最初の相手に見繕った杉本が、割とわかりやすくダメなやつだったという……いや、でもさ、男子高校生だったらこんなもんじゃない? 経験値なんてないも同然だし、多分ネットや雑誌の知識から「格好いい男」的な振る舞いを必死に真似しようとしてるだけの状態じゃない。今の高校生がどうなのかはしらんが、高校生にとって数百円でも結構なダメージよ? まぁ、前提として1400円のセットを平気で食べてる時点で金銭的な部分は問題になってないのだろうけど……いくら彼女(候補)の前だからって、俺の高校時代には絶対に1400円のランチは食えないわ。しかもその後に映画観ることも決まってるわけで、1日で3000円近い出費……無理無理。高校生は川辺でコーラでも飲んどけ。まぁ、とにかくそんな杉本くんを見て、ちょっと理想化していた「男子」という異性に対する幻滅が加速するもーちん。ひたすら夢想の中でワタワタしている和紗とは対照的に、こちらの実地研修もなんだか残念な結果だ。

 そして、男の浅はかさに幻滅する関係性があれば、その一方で男の単純さにこの上もなく救われる気持ちもある。部長、本当にチョロかったけど、こちらはチョロいどうしなのでうまいことバランスが取れている。見ていて一番微笑ましい、まさに少女漫画のような恋愛である。まぁ、それだけに、周りの連中との温度差を考えると今後この二人に降りかかってくる試練が面倒臭そうで今から気が重いが……多分、部長は付き合い始めたらどんどん男にのめり込むタイプだけど、ツンデレが面倒なのでそれを男側が受け止められるかどうか。本当のバカなら、多分大丈夫。そういう意味で、本当のバカを選別するためのあのレポート課題は結構効率的な試験だったのかもしれない。部長、高校生のくせにやたら原稿の赤入れがかっちりしてるのは大したもんである。知り合いに出版関係者とかいるんだろうか。

 

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 アツいよね! そうだね! フランメッ!(あいなあいば先生の例のポーズで) ライブは断念したけどLVなら問題なしだね! まぁ、空調効いた劇場内でも汗だくですけどねっ! 私ごとで申し訳ないのだが、今回のLVの席が色々と衝撃だったんですよ、まず、両隣が女性。まぁ、それくらいは別におかしくないんだけど、片方はカップルで来てた人だったので「あぁ、両方ともファンなのはいいことだな」って思うくらいなんだけど、なんともう片方が「子連れのおかあちゃん」だった。つまり、私の2つ隣は幼い娘さんである。3、4歳くらいじゃないかな。「もしかしてお母ちゃんがファンで無理やり連れてこられたんじゃあるまいな?」ともいぶかしんだが、「キャラくず」の映像見ながら「サヨ〜」とか「あいあいアカンやん」とか楽しそうにしてたので、すでに英才教育は完了している様子。しかも終演後に一緒に会場の外にでた時にわかったのだが、娘さんはいかにもRoselia風の黒のドレスを身にまとっていた。お母ちゃん、その調子だ(どの調子だ)。

 


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 Cパートのヤマイ活躍シーンから自然に「このすば」のCMにつながってめぐみん大活躍なのずるい、第5話。ヤマイも紅魔族だったら幸せな人生が歩めたかもしれないのに……。

 ギャグアニメってのはパターンに慣れてくると面白さも落ち着いてくるものだが、今作は回を重ねても勢いが落ちず、むしろ病巣が深くなってる感じがクセになる味わい。おそらく、ネタ回しに関わる要素がどこか1点に集中せず、クラス全体に散りばめられている変人大集合の趣がプラスに働いているおかげだろう。普通に考えたら主人公のバカのイカれ具合は漫画のキャラとしても割と常軌を逸しているのだが、それでもクラスの中では異次元になりきらず、あくまでもネタ回しの一環として許容されるくらいのイカれ具合なのである。イメージとしては一連のあらゐけいいち作品に近い風味なのかもしれない。よく見ると背景とかでメインと関係ないネタが進行しているのはいかにもその辺りで、個人的にははんだ工作してるロボとか、着替えの時にスカートのホック留めるのにいちいち気合い入れなきゃいけないオタがツボ。あとはいちいちカメラワークとかのこだわりが刺激を維持してるのも大きいかも。ロリとリリィのストレッチシーンとか、「さすが高橋丈夫、わかってるぅ!」ってなるセクシャル具合が良い。

 これだけネタのアクが強いクラスに今更転校生が来たところでよっぽどなキャラでない限り太刀打ちできないだろ、と思っていると、案の定ツッコミ寄りのキャラが投入され、改めてこのクラスのイカれ具合を外部の目線から確認する流れになった。まぁ、新加入のリリィさんも幸い(?)変人寄りの方なので、まだ順応できている方だとは思うが……それにしたってバカの攻勢は尋常ではない。習うより慣れるしかない地獄のクラス編成である。

 七条アリアさんみたいな見た目(と声)のリリィさんだが、その名の通りに百合を展開させてくれるキャラになることを期待したい。今のところ相手になりそうなのがマジメだけなのでそこまで百合満開って展開にはなりそうもない(というか、そもそもこのクラスで色恋の話は絶望的だ)が、幸いルックスは良いようなので今後のハッテンに努めてもらおう。こうしてみるとキャスト的にはやっぱりこれだけのカオスの中に未だ日笠がいないということの方が意外な気もする。放課後でティータイムを結成したり、どこぞの生徒会役員を結成したりしてほしい。「バカ」「オタ」「ロボ」「ヒカサ」でいけるやろ。

 それにしても、未だに最後のキャストロールを見ると謎のキャラ名が並んでるんだよな……まだこのクラスには地雷が埋まっているんだろうか……。もう、キャパオーバーな気がするぞ。

 

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 「へんすき」のヒロインもこっちの世界線にくれば幸せになれたのに……第4話。すでに関係性は固まりつつあるんだけど、自然に怪しげな匂いが漂う方に移行できる手管はさすがである。

 ようやく気づいたんだけど、これって性転換した「バンドリ」なんだよな。いや、単にバンドがテーマっていうだけの話なんだけど、それってつまりは関係構築のいろんな部分に共通点が見出しやすいってこと。例えば「楽器をかけらも知らなかった主人公が音楽に魅了され、初めて抱えたギター一本からバンドに入っていく」っていう展開はポピパ的な部分である。香澄と違って真冬にそこまでのバイタリティはなさそうにも見えるが、根本的なところで存外ずうずうしかったり、これと決めたらまっすぐに突き進むところは主人公気質。そうなるとパートナーの上ノ山はさしずめ有咲ってことになるだろうか。こちらはツンデレ風味も早々に無くなって、今となっては真冬に夢中ではあるのだが。

 どちらの世界も異性の介入がほとんど無いってのも共通点だが、残念ながら(?)こちらはバンドリ次元と違ってしっかりと異性も絡んでくる。画面上に登場するのが美竹父オンリーのガルパ次元は関係性を育む際に「同性だけどいいの?」っていう部分は1ミリも勘案されない素晴らしい世界なのだが、こちらはどうやら、男同士でいちゃついてると文句をいう外野もいるらしい。普段はこういう「そっち向け」作品を見てる時は「可愛い女の子の1人もいればモチベーション上がるけどなぁ」って勝手に思うことが多いが、今作の場合、むしろクラスメイトの女の子が入ってきて余計なちょっかいを出すと邪魔だとすら思える。まぁ、おそらく女の子たちがあれだけ気にしてるってことは主人公2人は存分にイケメンなんだろうし、真冬が同性にもコナかけられてしまうタイプってのは分からんではないが。

 ご丁寧にクラスでの言動から上ノ山の中で最も優先順位が高いのは真冬であることが確定している。ここを打ち崩すのは生半な外野では不可能なはずだが、さて、正面からつついたらどんな反応を返すものやら。しかし、次回予告ではバンドメンバーのあっち方面で怪しい雰囲気になってたわけですが……。グループ内でのカップリングが自由自在なのもガルパと一緒やな!

 

 

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 へごの歌うオープニングがほんと可愛い、第4話。曲自体もよかったけど合間に流れるCMで気になって公式で配信してるMVも見に行っちゃうレベル。本当に「女は愛嬌」を地でいくキャラクターを持つのが大橋彩香というモンスター声優だが、そのへごにこんなMVをデザインする売り出し側もなかなかわかってらっしゃる。映像の間にへごのコメントも入るんだけど、歌ったりダンスしたりしてるシャキシャキ具合が半端ないへごと、いつもの唾液多めのへごが並び立つと「このギャップ!」ってなるから破壊力が増すんだわ。日本一忙しい声優の名は伊達ではない(ちなみに、今試しに「日本一忙しい声優」でググったら浪川の名前が出て来ました)。

 というわけでへごの話がしたかっただけなんだけど……このアニメも変な方向にエンジンかかってるよな。いや、冒頭からすでに変だったけども。タイトルからして変だけども。先輩→後輩って同じようなパターンで天丼を構成したので、今回は当然それに続く「同級生」が性癖を暴露する回になることくらいは当然分かっているわけだが、その展開が斜め上の飛ばし方なので素直に笑ってしまった。ぶっちゃけ、「ドM」の先輩が出て来た後に「ドS」の後輩ちゃんが出てきた時には「流石に安易すぎる設定やな」と思ってなんとなく消化不良だったんだけど(それとは別に日高里菜に踏みつけにされるのは最高以外の何物でもないのだけど)、今回正体を明かしたクラスメイトの南条の正体は「ド腐女子」だった。これまたアニメ世界では定番といえば定番だし、あんまりいじれない設定のように思えたものだが、テンポのいい掛け合いのおかげでなんだか今までよりも破壊力が高いように見える。ヒロシモノのツッコミ芸によるブーストを受け、きっちり2人での殴り合いが刺激を生み出しているのが良い。南条の中の人である野水もいつの間にやら中堅と呼ばれるくらいの歳になってきて、こうしたキャラでの受けのバリエーションが増えているのは大変良いことだ。

 まぁ、キャストの話ばっかりしてるってことはそういう楽しみ方しかしてないってことになりそうだが、何しろ映像部分はヘンテコすぎてむしろアリなレベル。スタッフを見た感じ、単に外注丸投げの回のようだが、カットごとに顔のデザインがコロコロ変わったりする部分は、今回みたいなお話だとむしろ狙ってやってるんじゃないかと思えてくるので許容できてしまう。目のデザインなんかがどのキャラも特徴的なのだが、はっきりと特徴づけされているおかげで、全体的なデザインが破綻していても最低限のラインが担保されているような印象を受けるのはなかなかずるい。

 押しの一手だった最初の2人、そしてネタキャラのように思わせて実は純正のツンデレ要素も併せ持つ同級生と並び、次は妹回ってことになるか。毎回「中の人のブーストが楽しいなぁ」と思っている作品なので、いよいよ妹ちゃん(つまり本渡ちゃん)が炸裂するかと思うと、実はとても楽しみである。さて、どんな性癖が出てくるやら。

 

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「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」 6→6

 ふぅ、これでようやく夏クールの業務が終わった……いや、まだ実は新番チェックは残っているのだが……もう、最近は放送時期もテレビクールに縛られなくなってきてるのでまとめて処理するのが難しいね。一気に処理しなきゃいけないのとどっちがいいのかは悩ましいところだけども。とにかくこれで今期の感想はジャスト30本目。前クールは春の節目だったこともあったが49本と大きく差が出たが、やはり春クールが近年では類を見ない閑散期だったことが影響しているということだ。

 閑話休題、ジョジョである。大体毎週感想を書いていたことからも満足していたことは伝わると思う。終盤に記事が上がらなくなったのは例によってバタバタしていたこともあるが、単純に「レクイエムの能力、いまだによくわかんねぇな」ということで余計な言及を避けたためである。多分、真剣に議論してる人種はどこかにいるはずなので、多分私なんかよりも根深い愛好家の人たちが答えを出してくれているに違いない。

 そんなわけで、最終版は置いとくとしての盛り上がりだったわけだが、1〜4部までに負けず劣らずの良いシリーズになったのではなかろうか。興味深いのは、それぞれのシリーズが津田さんのディレクションによるものというのは共通しているはずなのに、通して見たときの印象が随分違っているという部分だ。例えば1〜2部はそのエキセントリックな作画のデザイン面の印象が強かったし、3部はシリーズ最長の尺の中でのたっぷりとした物語構成や大胆なオリジナル要素の盛り込みが話題になった。4部は転じて尺の短さがネックになった部分はあるが、そんな問題を解決するためのアクロバティックな構成や、特殊オープニングの衝撃的な演出など、ジョジョ愛では決して他に劣らぬというこだわりを貫いてみせたものである。

 そうしてみると、今回はそれぞれの部で培ってきた技術をきちんと反省に基づいて運用した結果の「集大成」と言えるものになっているようにも思える。デザインの奇抜さ、オリジナルの追加などによるアニメ独自解釈の補強、そしてどんどん無鉄砲に加速していく荒木テイストをめげずに追い求めるこだわり。それぞれが程よいバランスで盛り込まれ新規層に対しても最低限のサポートは維持しつつ、原作ファンが満足できる「格好いい5部」を実現していたのではなかろうか。個人的にはやはり暗殺チームの登場箇所を調整したり、原作で描かれなかった繋がりを匂わせたりという、背景部分へのサポートが嬉しかった。

 映像部分に関しては、ところどころ作画に怪しいところが出てしまったのは気になるが、これだけの長期シリーズになってしまうとそこまで盤石に揃えるのはやはり難しかっただろう。少なくとも4部に比べたら作業状況は改善していたようなので、このクオリティを維持してくれたのだから感謝こそあれ、不満を言うべき部分ではないはずだ。むしろ次第に訳が分からなくなり、どんどんアニメ向きじゃない映像表現が増えてくるこの5部を、よくもまぁこれだけ野心的な作劇で乗り越えたものだと感心するくらいだ。レクイエムの表現なんかは原作ありきだったのでまだ理解の範疇だが、メタリカの造形とか、アニメだと無茶としか思えない部分が納得できるレベルで解決されていたのが面白いところだ(フィンガーズの宇宙とかはどうしようもないとしてな)。多分に贔屓目はあるかもしれないが、これだけの仕事に不満が出るファンってのはそこまで多くはないんじゃなかろうか。

 さて、これで無事に5部をクリアしたということは……6部……なぁ……。いけるかなぁ……あまりにいろんなハードルがあるシリーズだが……(ウンガロ、お前のせいだぞ)。

 

 

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 花咲く勇気ィィィィイイイ!!! 第4話ァ!! その使い方はずるい! ふざけんな運営!

 もう、今回はそれで全てといってしまっていいのではなかろうか。ついに故人まで歌い始めたシンフォギア。そりゃぁ久野ちゃんはスタジオで余裕ぶっこいてるだろうけど、でも実際はエルフナインの面倒臭い専門用語にいちいち四苦八苦してることはみんな知ってるんだからナ。本編では無理かもしれないが、XDならもしかしたらエルフナインにも歌唱チャンスはあるかもしれない。ほら、此の期に及んでキャロルがプレイアブルになってないあたりに、キャロル&エルフナインの最後の隠し玉がある可能性が感じられるし。どんなユニットになるだろうな……。

 さておき、とにかく花咲く勇気である。サンジェルマンである。ぶっちゃけ、ピンチの作り方も、その打破に至るまでの流れもめっちゃ適当なので勿体ないというか、やっつけ仕事感というか、とにかくいろいろ雑なのだが、それでもまぁ、前回のライブでぶち上がってしまった人間からすれば、このユニットがアニメ本編で見られたというだけでも昇天する勢いなワケダ。ライブの特別企画がこうしてアニメにフィードバックされる節操のなさはいかにも「シンフォギア」らしいスペシャルな展開である。4期でも、そしてライブでも実現しなかった「響とサンジェルマンが手をつなぎあう」というシーンがまさかここで実現するとは誰も思ってないわけで、もうあのワンカットだけで歴史に刻まれる1ページ。公式にデュエットバージョンが披露されたことで、今後どこかで音源として収録されることも必至。女房を質に入れてでも手に入れよう。

 「花咲く勇気」というタイトルの「花」が咲き、その先にあったのは例の金ピカギア。錬金術との融合はそのものズバリ「アマルガム」と呼ばれ、まさにサンジェルマンの魂を受け継いだ形である。仮面ライダーでいえば中期の強化フォームみたいなもんですかね。前シリーズの最強フォームがここで登場するってのも、わかりやすい強化パターンで良いじゃないですか。まぁ、そんな奥義レベルの技でボコボコにされる三人組があまりにかわいそうだけども。

 今回も敵キャラ三人衆はどうにも憎めない連中に仕上がっており、その掘り下げは下手したらサンジェルマンたち以上かもしれない。互いへの思いやり、そしてささやかで物悲しい願い。裏にアダムがいないので恨みの矛先も向ける場所がわからなかったが、今回は満を辞してのジジイ登場である。ほんと、この作品は「ノイズ<奏者<OTONA」という悲しい力関係がはっきりしてるんだ。今思えば4期だってラスボスは米国だったようなもんだし、ここにきて日本が最大の障壁として立ちはだかるのはある意味必然なのかも。そして、そんなジジイの悪辣さが見えれば見えるほど、三人組の哀れさも増してくる。あれだけの人間を虐殺してるんだから一切の救いなんて与えられないはずなのだが、今回だけを見れば単なる捨て猫・捨て犬にしかみえないっていうね。ヴァネッサさんの想像以上のお姉ちゃんっぷりには驚きですよ。

 そして、脇の話題で盛り上がりすぎてるせいでせっかくのお当番が完全に霞んでしまったかわいそうなマリアさん。バンクも歌唱披露も、完全にお仕事感覚で流されてしまった。まぁ、毎回バンクの嵐なのでこういう扱いになっちゃうメンバーがいるのはしょうがないんだけどさ。マリアさんの場合、今期は防人が悲劇の中心に立つのは間違いないだろうから、サポーターとしてちゃんと「大人」でいなくちゃいけないっていう縛りがあるのよね。いちいち悩んだり猛ったりできないので、どうしても活躍が地味になってしまうのはしょうがない。これもマリアさんが立派に成長して大人になった証なのだと思って我慢しよう。何回か書いてるけど、個人的に「機能的な面で」一番好きなギアはアガートラームなんですよ。今回の変形も、一本のギアから本当に様々なギミックが見られて本当に機能美にあふれている。ZABABA組みたいに遊び心に溢れたギアも楽しいが、武器としてのデザインはアガートラームが良い。純白の格好よさも、格好いいたやマさんにぴったりだしね!

 というわけで、残りの話数で果たして誰が活躍できるものか、少ない枠の奪い合いだ。すでに敵キャラも半分倒したようなもんだし、今回はこれまでとは違うシナリオ展開が見られるかもしれん。

 

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 二日目。今回は5人戦なので精神的な負担は軽くて助かります。配分は「重病患者4人・巻き込まれた子羊1人」ですが、今回は苦手だと言っていた子羊解答がいい感じにキレてて試合としては良ゲーになった気がします。

 

 

 

Round1・「じょせいしょう」

1、女婿に同じ。

2、清末・民国初めの政治家。191822年、大総統。

3、ソプラノとアルトだけで構成された楽団。

4、精神障害の一。男であるにも関わらず女のように振舞うことを特徴とする。ときに月経や妊娠を伴う。

5、女声のみでの合唱。女唱。

 この日は延々「たほいやbotボット」(人間)に調子に乗った調教師が過去のお題ワードを投げて自動再生する様子を楽しむという謎展開が繰り返されており、この出題でも「えっ、ふみやわらわって?」「え〜っ、女流歌人の一人称!」などといった行程がうるさかったです。 ①女婿(じょせい)といえば「らふぁるぐ」。 ②書記の際に「清の、末期の、明国の…………タイムワープしてない!?」ってなって騒然としたが、別におかしなところはなかった。 ③⑤これがかぶるのはしょうがないかなぁ。 ④つまり「あいづわり」みたいなもんだな? 

 

 

Round2・「まんごくついたち」

1、刑期を終えて所外に出る最初の日。

2、東西の強国に挟まれ、境界線として存在する国々のこと。鉄のカーテン。

3、天王降に同じ。南九州でいう。

4、ローマ教皇庁にグレゴリウス暦が採用された日。175224日。

5、(福島県で)九月一日。米その他の穀物の豊穣を願う。

 「まんこ」の付近を探していて見つけたものです。過去には「たろうのついたち」っていうのもありましたね。「マンゴー・くつ・イタチ?」とかいう切り方をしようとするやつが現れたので慌てて止める。 ①「満獄一日」。もう帰ってくるんじゃねぇぞ。 ②「万国衝立」との表記あり。鉄のカーテンではないが。 ③「てんのうおろし」は過去の出題ワード。アンサーなのか否か。 ④「ついたちって言ってるのに、なんで4日なんですかね?」「たしかーに!」「まぁ、なんでバリバリ日本語なのかの方が謎だけどな」 ⑤「万穀一日」。「豊穣を願うのに9月って遅すぎない?」

 

 

Round3・「るじーあだす」

1、欧州四大言語における定冠詞を並べた語。おどけて「まさにその」の意で用いられる。

2、米国独立後最初の詩人。希望が溢れる未来を力強く歌う詩で人気を博した。

3、ダス兄弟の弟。兄より優れた弟が存在する事を証明するために、兄を殺して投獄。後、後悔し自殺。

4、主に国旗や軍記などに見られる象徴的な意匠。縦縞が高潔、横縞が融和を表すたぐい。

5、カモンイスの叙事詩。

 カタカナなのが確定だし、本当にとっかかりがなくて何を書いていいかわからない出題。こういうので人名とか地名を書くと負けた気になるんだよなぁ。 ①フランス語の冠詞がル(正確にはレとかラ)、英語がジ、ドイツ語にダスがあることまでは説明がついたから書いたらしい。「誰か、アが定冠詞の言葉知りません?」 ②「なんか、JPOPの歌詞みたいだな」「JPOP馬鹿にすんな!」 ③今回のメンツだとこんなもん書きそうな人間がほとんどいなかったので一発限定できたやつ。「これ、絶対ルイージからだよな」「あぁ、なるほど」。 ④アナグラムしたら「アダジルス」になって、なんとなく「旗印」につなげた結果。意外と辻褄が合う答えになったような、そうでもないような。紋章学って、ちゃんと勉強するとオタクが好きそうなジャンルではあるんだが。 ⑤「かもんいす」もすっかりおなじみの有名人になってきた。過去に登場した気がしたが、「さてぃやーぐらは」のダミー解で出たものだったようだ。全く同じ解答なのに、あっちはダミーでこっちは正解。……同じ奴が書いてないか?

 

 

Round4・「ひやしのこ」

1、(日高地方で)流氷。

2、粉末状ドライアイスの商品名。

3、私生児。しくじりご。

4、よくよく冷やした鋸。肉冷まし、骨を凍つ。

5、せん断熱によって刃が変形するのを防ぐため、椰子のようなしなりを持つ鋸のこと使用時は水に漬けてから使用する。

 当然のように冷やしラーメンについて一席打たせてもらいました。美味しい冷やしの情報、お待ちしております。 ②「ドライアイスって粉末にできるんかいな?」みたいな議論になったが、きちんと商品として存在してましたね。 ③「ご両親ひえてるー?!」みたいなひでぇ意味なのかと思ったら、「ひやし」は「庇間(ひあわい)」の訛りで、「庇間」ってのは「家と家の狭い間で、日の当たらないところ」という意味らしい。つまり、不貞ファックが野外プレイだったことの証明である。なんて日本語だ。 ④たまたまその日読んだ「1日外出録ハンチョウ」の中で焼き土下座のパロディ「肉焼き……パン焦がす……」があったので、真似したかったんです。 ⑤ノコギリで被ったけどこっちの方が圧倒的に賢そうだ……。

 

 

Round5・「させとりわらし」

1、(江戸時代語)将軍の寝所の世話を務める小姓。未通児のみがなり、男児であっても奥の院への立ち入りが許されたという。

2、勉学や芸事を強制せず、のびのびと育てている子。

3、判じ絵のうちの一。笠を被った子供の蝉を捕らえる様子が描かれている。

4、「させぼう(指棒)」参照。

5、(岡山県地方で)長男の称。させとり。

 先に書いておくと、ガチ不正があったので事実上のノーゲーム扱いになった出題。具体的には、正解の④なんですが、何を思ったか出題者が「〜参照」の部分を「〜に同じ」と読み上げてしまい、大きく解釈が変わってしまったのです。大チョンボをやらかした出題者は罰符が8000オールです。 ①最初の出題で「日本語が綺麗すぎる」とか言われたので色々と崩してやったら、やっぱり他の日本語もいろいろ不自由だった。 ③最も議論を呼んだ解答。判じ絵と書かれている割に答えが全くわからない。すったもんだの末、結論として「答えは『ニーチェ』」。さて、どのように判じたでしょう?

 

 だいぶ満足して、健常者が健常者になって帰っていったよ。

 

 

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 リハビリにはたほいや譜も含むんですかね。こっちはなんの悩みもないようにしか見えないが……ほら、後継者問題とか、開催数現象問題とかがあるんですよ。まぁ、今回7たほで「多いな」って言ってたけど……。

 

 


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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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