最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
キリン……増えるのか……第3話。やっぱり何観ても最後にキリンが全部持っていく構成はどうかと思うの。何でキリンなのさ! 頑張って調べて謎を解いてくれじゅんじゅん! 今期はこの言葉を使う作品が多いのだが、「3話目で何となくわかる」お話。いや、今作の場合は3話目となる今回で何か新しい事実がわかったわけではないのだが、今回は九九組の全員が満遍なく散らされて描かれていたおかげで、人間関係というか、キャラの配置がようやく見えるようになってきたんだ。 わたしゃ(こんだけアニメ観てるのに)視覚情報からのインプットというものにすこぶる弱く、リアルだと人の顔を覚えることが全くできない。どうやら生まれながらにしてそうした能力が欠損しているようなのだ。アニメにしてもその傾向はあって、なかなか誰が誰だか覚えられない。その悩みを解決するために進化したのが聴覚情報であり、「声で判断すれば映像でいちいち顔を覚えずに済む」という状態から、大抵は声の差別化でアニメキャラの第一印象を定めていた。しかし、今作の場合はほとんどが初見で横並びのキャスト陣。ぶっちゃけ「あんまりうまくないA」とか「あんまりうまくないB」とかいう区別しかなく、2話目までで認識したキャラはメインを張っていた数名程度だった。どうしたって、こういう「アイドルもの」ジャンルではまとめてキャラが出てくるし、全員が横並びの存在感を持つので認識しにくいのはどうしようもない。ラブライブだって、覚えるのに1クールかかっているのだ。そんな状態から今作はこの3話目である程度のブレイクスルーを果たしてくれた。 もちろん(?)名前なんて覚えてないが、九人のキャラの区分けができるようになった。今作はとりあえずの属性として「ルームメイト」という区切りがあり、そこで二人ずつのペアが構成されるようにできている。おかげで主人公の華恋は今のところ「華恋ちゃん大好きbot」でしかないまひると紐つけされているし、「ペアになっている」という認識は双葉・香子のコンビの接続を容易にしてくれている。ここが繋がってしまえばあとは筆頭2人が前回今回のエピソードで繋がり、残りの2人は自動的につながることになる(まぁ、バナナがじゅんじゅんとルームメイトっていう印象はあんまりなかったんだけど)。よかった、ひとまず全員を個別に認識することができるようになった。 その上で、いきなり「引っ掻き回す」ことで刺激を出す方向性。作中で香子も言っていたが、「これまでと違ったペアリング」にすることで物語は動き始める。前回の華恋と純那の対決からそれは始まっており、今回はそんな華恋の前に筆頭の天堂真矢が立ちはだかる。その陰では一度は敗者となったクロちゃんが双葉と殴り合ったりもしている。こうした「ペアリングのシャッフル」は普通はちゃんとペアがペアとして認識されないことには意味をなさないが、今作はそうした導入をかなり強めに押し出すように見せているので、「あぁ、ペアが切り替わっているのだな」ということが認識しやすい。まぁ、「入れ替わった末に何が起こっているのか」は相変わらずわからないままなんだけどさ。 今回のミッションは「てっぺん取りに行こうと思うけど、遥か高きその頂き」を見せつけること。前回クロちゃんをなぎ倒して存在感を見せつけた真矢だったが、今回は能天気にそんなてっぺんに挑んだ華恋が返り討ちにあい、己が目標の遠さを実感する。クロちゃんはクロちゃんでしっかり他の試合で勝利して株を持ち直す周到さ。まぁ、あの2人が何してたのかはさっぱり分からないんだけど。 結局、今作での「舞台」要素は、今のところ「舞台上での技量の見せ合い」という性質のみのものである。アニメにした時に、「誰がどんだけミュージカルの技巧的に優れているか」をそのまま見せるのはかなり難しいが、こうして対戦形式にすれば、既存のアニメと同じ方法論(つまりはバトルシーン)だけで「技量の差」を示すことができるから分かりやすいのだ。今回の試合も、真矢の圧倒的なアクションと立ち回りから、「なんかよく分からねぇけど、とにかくこの子はクラスナンバーワンなんだな」という納得が得られる。大仰過ぎるとはいえ、例えば「階段が滑り台になるギミック」とか、「複数の階段パーツが入り乱れてつなぎあうギミック」とか、そうしたものは現実の「舞台上」でも再現可能なファクターである。それらの「やや本当」を「作中での嘘」に散りばめて行くことで、本来なら隔絶するはずの「現実とアニメ」「舞台と現実」の境目を曖昧にして行く方向性はなかなか興味深い。個人的に笑ってしまったのはひかりが何とか華恋に追いつこうとしてエレベーターのドアを破壊した道具が「バール(のようなもの)」で、そこに何とも言えぬ「野暮ったい現実」みたいなものが転がっているようでギャップが楽しい。彼女は何を思って華恋を必死に止めようとしていたのかは分からずじまいだが、現実を突き抜けて「2人の舞台」を目指す華恋とは、まだまだ大きな隔たりがあるようだ。 しかし、こんなに序盤で舞台から降りる宣言をしたバナナは一体どういうスタンスのキャラになって行くのだろう。メインでクレジットされているのだから、このまま本当に舞台から降りることはないと思うのだが。そもそも隣のクラスの連中が一年生からみっちり舞台作成・演出のレッスンを受けているのに、それまで外野だったぽっと出のバナナがいきなり脚本任されるのはおかしいよな。 PR 7月28日 ドラフト模様(M19×3) ピック順 【Chrolony】→【Thraxi】→【Serra】→【Tanaka】→【Alessi】→【Sea-chcken】→【Mei】→
M19環境2回目。そして、前回六人戦だっただけでも僥倖なのに、さらに今回は人数が増えて七人戦!! どういうことだ? みんな、夏の暑さにやられてしまったのか? しかも今回台風来てたんやぞ。幸いドラフトは夕方には終わったので半数の人間は台風が本格的に到来する前に帰宅できたのだが、残りはドラフト後のレクリエーションが本番。私などは夜が明けて台風が去るまで動かなかったからよかったけど、よりによって真っ盛りに帰宅を試み、電車が止まって立ち往生した可哀想なやつも。みんな、ドラフトに来るときには往復の足も計画的にな!
来週はとりあえず通常通りに開催予定です。5人になるのか、6人になるのかは分からないけど。とりあえず次回まではM19で開催されることが確定。その次の週(8/11)はおそらくお盆休みってことになるんじゃないかしら。翌週はまだわからない。8月後半、9月に剥くパックがM19になるか、ドミナリアになるかもまだわからない。
Tomatsuful Power、第3話。弟が戸松、兄は櫻井。世界を救うことも壊すことも簡単にできそうなパワフルすぎる兄弟である。ちなみに、Cパートで登場した博士も加えると、ヴァンパイア陣営はツダケン、子安、飛田さん。こちらも世界の1つや2つや3つや4つは簡単にぶっ壊せそうな陣容。ゴリゴリに濃すぎて気持ち悪いくらい。これを相手取るのは若手を率いる賢雄さんだが……もう、なんだこれ。 前回アガサさんがあっさり退場してしまったので心の傷が大きかったんですが、キャストの密度はそれでもブレない作品。別にそこだけを楽しむというわけではないが、これだけ濃いとキャスティングしてる側がどんな物語を作りたいかが分かりやすいのでとても助かります。これ、人類サイドは苦戦必至やぞ。いや、ユーリィは厳密には「人類」サイドではないが。「人類の味方サイド」でいいのかな。でも、ヴァンパイアは1000年以上も社会を牛耳っているらしいので、案外放っておいても共存共栄は可能なのかもしれない。単に前回の親父さんみたいな犠牲者が年に何人か出るくらいで(大問題だ)。 前回が親父さん、そして今回はお袋さん。子を持つ親に容赦ない作品だし、親を持つ子にも容赦ない作品。綺麗に構図が重なったおかげでユーリィの生い立ちが明らかになり、やはりセオリー通り、3話目にして一気に見通しが良くなった。単にヴァンパイアVS狼という構図ではなく、敵サイドに吸血鬼化された肉親までいますよ、っていうのがなかなかエグい設定である。ちなみに今回のコンテは岡村天斎である。P.A.作品ではちょいちょい名前を見るので自然なことではあるが、このまま進むとこの作品のタイトルこそ「DARKER THAN BLACK」っていうのがぴったりくる展開になるのかもしれない。 「母親」が絡む話に弱いのは相変わらずなんだけど、今回はお袋さんが編んでくれたマフラーの使われ方が容赦なくて辛いところ。普通なら今際の際に託された形見なんだから大切に握りしめながら現在も生きてます、みたいな展開になりそうなものだが、ユーリィさんの過酷な幼少期ではそれすら許されず、逃げ出した直後にあっさり四散。そしてそのことが彼の「狼」に火をつけることになったというのだから皮肉なものだ。今作ではヴァンパイアの方が血を想起させる真紅をイメージカラーにしているのに対し、「天狼」はまさに天に輝くシリウスをイメージさせる青白い光を放つ。現在のユーリィも髪の毛の一部に「白」のイメージを残している。また、現在のミハイルの全体的なイメージはやはり「白」なのだが、今後それがどのように変化していくのかは気になるところだ。 それにしても、チーム・イェーガーの微妙にズレてる仲の良さは一体なんなんだろうな。見ててやきもきするわ。 Vシネ上映、今確認したら全国4劇場でしか上映してなかったのか……こういう時に主要都市(?)に住んでるのはラッキーだ。いや、イベントとかなかなか来てくれないんですけども……。とりあえずゴーオンジャーだ。なんだか今年は「スペース・スクワッド」があり、これがあり、さらに8月には例年通りの戦隊&ライダー映画もあり……やたらと東映特撮を劇場で観る夏である。でも、これはこれでありがたいんですよ。Vシネってどうしてもセルだと高額になるから購入にまでは踏み切りにくいんだけど、劇場でやってくれるなら、それくらいの出費は割と考えてもいい。そして何より、自宅の小さいテレビで見るよりも劇場で観た方が盛り上がるに決まっている。最近は撮影技術の向上によって劇場の大画面視聴に適う映像がバシバシ出てくるのでね。
<以下、一応ネタバレありでの感想になります。未視聴で小ネタなどを知りたくない方はご注意ください。>
近所に住んでる人は先生の存在に気づいているんだろうか、第3話。あんだけおおっぴらに「巨大先生」が出現したら、近隣住民はさすがに問題にしそうなもんだけど……窓開けたりしてる割に、見つかってないんでしょうかね。 設定がだいたい開示された。「アニメは3話まで見る」というのがどこまで真理かは定かじゃないが、とりあえずキリのいいところでおよその全体像を描ききったことになる。まぁ、もちろんオリジナル作品なんだからもう1ネタ2ネタ何かを仕込んでいるとは思うが、あとは余計な詮索をせずに観ていくことになるだろう。 「記憶喪失主人公」というのはなんとも都合のいい存在なのだが、普通ならなるべく引っ張りたいはずの宗矢の記憶は、現時点でもかなり戻っている様子。なんでわざわざ1話目からこの状態にしなかったんだろう? っていうのが構成への疑問として持ち上がるわけだが、おそらく「1話目ではなるべくインベーダーとしての異質さを出したい」という欲求、「実際は戦うのそっちじゃない」という意外性の演出などが1話目で宗矢が記憶を失っていた動機だろうか。また、本人の口から「だいたい戻った」と言わせている通り、どこまでいっても「完璧に戻った」かどうかはわからないというのもポイントで、「記憶をなくしていた」ことが印象付けられれば、その後の展開で新たな記憶を「追加」したとしても自然になるのだ。シリウスという謎の種族について、今後もう一波乱あるんじゃなかろうか。 それにしても、改めてこの「記憶を少しの間失っている設定」はうまい。色々と副次効果があり、一番大きいのは1話目時点で視聴者に「考えても意味ないんやろ?」と余計な詮索を放棄させる働きだ。主人公が「知っている」ならそれは極力説明したくなってしまうものであり、説明しようとして筆を割いたら30分じゃ足りなくなる。その結果、1話目ってのは往々にして尺不足だったり駆け足だったりと完璧な効果を狙えない構成になりがちだが、本作の場合、3話かけてゆっくり設定を説明するために、一時的に記憶を「奪う」ことで視聴者と主人公の目線を重ねることに成功している。(一応現時点では)地球VS封印派VS穏健派という三つ巴の戦いであり、自然に導入しようとしてもややこしい部分があるので、こうして少しずつ謎解きのようにしながら開示していくのは面白い手法なんじゃなかろうか。 今回、そうして少しずつ加えられた設定がひとまずのゴールを迎え、宗矢の夢の中では「純粋なる白の封印派」と「混沌なる黒の穏健派」の対立がはっきりと示された。そしてさらに、ネビュラはこれまで裁定者として星々を転々としており、その中でシリウスと呼ばれる一族の住む星を終わらせてしまった過去も語られている。宗矢はその生き残り。先生は、「穏健派が見守りすぎたせいで結果的に星が滅びた」という部分に負い目を感じ、宗矢の世話役を務めるとともに、二度とそのような間違いが起こらぬよう、シリウスを滅ぼした「竜の力」と呼ばれる超常的なパワーを未然に回収して回っているのだ。 こうなると、穏健派・封印派・地球(パラディン)という三つ巴の影に、「竜の力」というもう1つの存在がどのように絡んでくるのかが今後の謎になってくる。すでにだいぶ明らかにはされているのだが、封印派の秘書を務めていた人物がパラディンの秘書を担当している白石さん。立ち居振る舞いを見ると隊長さんも少なからずネビュラサイドの情報は得ているようだし、あまりにも大きすぎる機体のパワーなどを考えると、どうやらパラディンの上層2人はネビュラであるようだ。なぜ、封印派の連中が地球上でこんな活動をしているのかはまだ分かっていないが、白石さんが淡々とウェポンの破壊指示を出しているあたりに、何かマッチポンプじみたギミックがあるだろうことが予想される。一番ありそうなのは、ウェポンがそのものズバリ「封印」のツールになってるってパターンかな。竜の力を手に入れたパラディンだけを引き込んでウェポン内で戦意喪失させれば「封印」したことになる……かは分からないけども。まぁ、その程度で封印できるなら、もっと小規模に隊長たちが処理してるはずだよな。 なんだかんだで結局分からないことはてんこ盛りではあるのだが、とりあえず今週も銀子は可愛かった。 美貌とか魅惑はわかるけど、不死の悪偶ってなんだ、第3話。悪偶になると基本的に不死らしいからこの世界での「不死」ってどんだけ価値があるのかも定かじゃないが……「吸血」もそうだし、割とスタンドじみた異能も悪偶で借りることができるのね。 非常に分かりやすく、サブタイトルどん。愛と町、互いに不器用ながらもそれなりの親密さで成立してきた二人の友情は完膚なきまでに叩き潰されてしまった。それでも「親友」と呼び続ける愛と、殺意を滾らせる町。こういう「親友同士が相対する」設定は割と好みなんですよね。多分原体験は姉が見ていた「天空戦記シュラト」。1話目でいきなりシュラトとガイが引き裂かれ、殴り合いを続ける展開が子供心にクサクサした気分になってなんとも言えなかった。多分、その頃から「なんか気分の悪い展開」によくわからない興奮を覚えるM気質が覚醒していたのかもしれない。今作も、愛の身の上を考えるとそんな気分の悪さを存分に味わえる。二人が出会った時に、一体どんな悲劇が待ち受けているというのだろうか。 作画は相変わらずの低予算風。2話目の戦闘でも色々とひどかったが、3話目もやっぱりなおざりな画風は開き直っているようにすら感じられる。まぁ、今作はぱっと見の外見なんて投げ打った作品だと割り切る必要はあるだろう。何がすごいって、舞台が中国のはずなのに、画面を見てても特に異国情緒が感じられないところだ。今回、「村はずれの寺」がどう見ても和風建築じゃないところでようやく「アァ、そうか、これ中国なんや」ということが実感できたくらい。多分、日本の作品が本気で「中国」を作ろうとしたら、もうちょい分かりやすく「中国っぽさ」を見せてくるはず。「CANAAN」とか「重神機パンドーラ」みたいに。それをやらずにしれっと日常描写に簡体字が混じってくるようなところが、かえって中国アニメであることを意識させるな。 で、別にそんなことはどうでもいいんだ。今回わざわざ記事を立てたのはただ1つのことが書きたかっただけ。「カッター、面白い役もらったなぁ」と。毎度言っていることだが、声優に「やってみたい役はありますか?」と聞くと、だいたい「突き抜けたギャグか、思いっきり悪い役」ということが多い。悪役ってのは、生半なことではキャスティングされない裏の花形である。声優・松井恵理子も、ついにそんな「ものすげぇ悪役」の役が回ってきたということだ。まぁ、「マキャヴェリズム」の天羽会長なんかもラスボスには違いなかったけど。あと、多分キャラ中最強はやっぱり紅緒だとは思うけども。そういうことじゃなくて、思い切りブチきれられる役って楽しそうだよなぁ、と。今回最大の見せ場となる町の覚醒シーンからの一連の流れ。いい感じに壊れて魅せてくれている。今後、この作品は「ぶっ壊れカッターを愛でる作品」として楽しめそうである。 このサブタイトルなぁ……、第4話。部活内での問題が全部解決したかと思ったら外部から新たな侵略者がやってくるし、そもそも部活内の問題も別に解決してない気がするし、バドミントン怖すぎない? ダブルス競技とかやったらあかんて。 綾乃は無事に打ち解けて正式にバド部の一員となった。陰から見守るエレナさんも嬉しそうだし、周りの友達も実力者と評判の綾乃には興味津々。当の綾乃もまんざらではなく、前回エレナから「あんたバドミントン好きなんでしょ」と言われたことをすんなり受け入れ、今後は楽しい部活動を仲間たちと一緒に続けていく所存。なんだ、全てが丸く収まってるじゃないか。 そしてそんな円満なバド部が行う初のイベントが強化合宿。地方の体育館でたっぷりとバドミントン漬けになってみんなで切磋琢磨しようぜ、という清く正しい方向性であるが、どうやら人間関係に波風を立てずには生きられないのが綾乃の持って生まれた業であるらしい。偶然か故意か、(普通はちょっと調べたくらいじゃ特定の高校が合宿に行く予定地に合わせるなんてことはできないと思うが)同じ体育館で遭遇した2つの高校。強豪と名高いフレ女を前に、北小町の面々もちょっと緊張しているが、そんな中でもさほど気にしていなかったはずの綾乃に訪れる災難。なんでこんなに早く、母親の亡霊は彼女を苦しめにくるのか……。 コニーの狙いは同じ師をもつ「姉弟子」の綾乃である。それはまぁ、分かる。しかし、お母ちゃんに一体何を吹き込まれたらこんだけ敵対心をむき出しにしてやってくることになるのだろうか。「友達なんて無意味だってことを教えてやる」と繰り返していたが、いや、別に綾乃さんもようやく友達になる第一歩を歩み始めたところなので、別にそこまで友達の大切さなんて実感してないと思うのだが……一緒にダブルス組んでるのも特に思い入れのない理子先輩だしなぁ。せめてもうちょい、綾乃がバド部で研鑽を積んで「仲間と一緒ならどこまででもいける!」とか口にし始めてから叩き潰しにきた方が良かった気がするんですが。まぁ、お互いに顔すらよく知らない状況だったみたいだし、あちらさんも綾乃が直前までやさぐれてテニス部行こうとしてたなんて知る由もないのだろうが……。 そして、それだけなら綾乃一人の問題として処理できる部分だが、なんだかそれだけで終わらない気がするぞバドミントン部。体育館フロアでのあの意味深なやり取りは一体なんだったんでしょう。他の部員たちの間にも何か軋轢ってあるんだろうか。まだ誰が誰なのかもよくわかってないから詳細はわからんのだが、出来ればもうちょい楽しそうに女の子が遊んでる方が心休まるぞ。まー、この作品に安息を求めちゃダメなのかもしれませんが。 ○「進撃の巨人Season3」 ー 今期最後の新番チェックがこれになるのか。しまったな、シリーズ物が最後に入るとなんだか座りが悪いや。一応今後も新番組はあるのだが、時期が半端になってしまうのでひとまず「2018年夏クール」はこれで一区切り。今期新番チェックの執筆本数は40本。実は2話目時点で既に切れてしまっているものもあるが、とにかく継続も諸々混ぜてトータルで55本が今期視聴作品数ということになる。……「頭おかしい」って思うやろ? これでも断腸の思いで色々切った前クールより少ないんやで?(前クールは一応60本) 頭がおかしいのは私ではなくて現代アニメ業界なのです。 さておき第3期。2期の放送が去年の春クールとのことなので、約1年のブランクが空いたことになる。1期〜2期間のブランクに比べれば大したことはないのだが、2期の時点で既に色々と切れてしまっていたこともあり、なかなかとっつきにくい1話目だ。しかも何故か今回は放送がNHKという謎体制。まぁ、CMを入れずにシームレスに見られるのはありがたいことなのだが……裏で何があったのかが気になってしまいますな。というか、こんな人道に配慮しない作品を日曜日の夜中に放送していいのかNHK。 放送局が変わっただけで基本的なスタッフはだいたい同じなのでこれまで通りのクオリティになるはずなのだが、なんだろ、ちょっとイメージが変わった気がする。久しぶりに見たから完全に気のせいかもしれないんだけど、全体的にキャラクターデザインの線が細くなったような……。いや、別に悪いところは特に無いんだけども。単にオープニングがリンホラじゃなくなって勢い任せに押す要素が減ったからちょっと繊細な印象になっただけかも。 お話の方はお掃除兵長おっかない話からスタートし、もう、巨人も何も出てこない人間VS人間のど真ん中。原作の記憶もあんまり無いせいで結局誰がどこで何をしてどんな謎があったのかもさっぱり覚えていないのだが、ここからどういう方向にアニメ的な盛り上がりを見せてくれるだろうか。まー、立体機動でシャキシャキ動く分、やっぱり「アニメにすべき作品」の代表格みたいな雰囲気はあるのだけどね。1話目からアルミン大ピンチはちょっと笑った。 ○「つくもがみ貸します」 5 なるほど、NHKらしい教育的な内容だな!(そうでもない) なんでこれの次の番組が「進撃の巨人」なんだろうな! 個人的な好みから言えば、好きな作品です。「江戸時代のわちゃわちゃした庶民文化」っていうモチーフは好きだし、妖怪変化の類を扱った作品も好き。とどのつまりは「怪異いかさま博覧亭」が好きっていう結論なんだけど、今作は「博覧亭」に近い設定の作品なので間口は広いと思う。 本作オリジナルの特徴としては、いわゆる「妖怪を使役してこの世の謎に挑むぜ!」というタイプのお話のくせに、主人公たちと付喪神たちが面と向かっては絡まないという不可思議な設定があり、単なるポケモン扱いとは一線を画す物語になっている。あくまでも付喪神たちの自由意志を尊重した上で諜報活動に従事させているので、付喪神の権利委員会の査察が入っても安心だ。まぁ、結果的にやってることは「使役して諜報」と大して変わらないのだけど、元来ものに魂が宿った付喪神というのは使役する対象ではなく崇める対象。少なくとも人間とは対等以上の関係のはずなのだ(ここたまを参照するといいと思う)。そのあたりの絶妙な距離感が保たれているのはなかなか面白い設定だ。 映像部分は製作がテレコムということでびっくりするようなものは絶対出てこないと思うが、キャラクター原案が星野リリィという時点でちょっと面白い。どこかガーリーな雰囲気は「江戸」を古臭い街として描写する方向ではなく、むしろ賑々しく、垢抜けた中にもどこかおかしみがある舞台として描いている。実際の江戸の町並みなんて見たことある人間はいないわけで、無理にその「古臭さ」や地味さを押し出すのではなく、当時は世界最大規模の人口を誇り、独自文化の発信地にもなっていた江戸の町を、今でいう秋葉原みたいな方向性で描いてしまうのも案外面白い判断なのかもしれない。少なくとも浮ついて不快になるとかいう心配もないし、全体的にポップな印象すら与えているおかげで、ちまちました付喪神たちのアクションも違和感なく映える。割と好きな方向性の演出になっています。 作品の性質を考えるとここから何か見たこともないようなものが炸裂するということもなかろうが、NHKが関わっているアニメはここ最近ではハズレがない。のんびりと楽しめるものになれば良いのではなかろうか。それにしてもゆかちウサギは相変わらずのウザさを維持しつつも可愛くてよいな! |
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HN:
Thraxi
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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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