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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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<白>
 
高山の番犬 Alpine Watchdog (1)(W) C
クリーチャー・犬
2/2 警戒
 とても、普通の、犬。もふもふしてて可愛いし、名前やフレーバーからしていわゆる高山救助のためのセントバーナードとかサモエドとかいうやつ。見た感じはセントバーナードかな。もふもふしてて大変可愛いのだが、実物に会うと思ったよりでかくてびびったりもする。そんな人の役に立つわんこは警戒を持ったごくごく普通の犬であり、リミテッドでも「まぁ、2マナ域が足りないなら」くらいのクリーチャーではあるのだが、今回は犬好きを応援するギミックが搭載されている。それが多色アンコモンに収録された「高山の犬師」の存在。イラストを見てもわかる通りに、なんと飼い主の方にわんこ招集能力がついているのである。これと赤の「炎血の野犬」を入れておくと、飼い主を出した時に手札に加えることができる。まぁ、大したクリーチャーではないが、間違いなくアドバンテージになるのだ。先に犬を引いちゃうと手札で得できないことを考えると、できればこの犬は2枚以上採用しておきたいところだが、問題はそんなに大量の2マナ2/2が必要かってこと。まぁ、犬好きならマストで狙わなきゃね?
 
天使への昇天 Angelic Ascension (1)(W) U
インスタント
対象のクリーチャーかPWを追放する。そのコントローラーは4/4で飛行を持つ、白の天使・クリーチャー・トークンを1体生成する。
 白らしい新たな除去の形。「剣を鍬に」の昔から、白は「相手に恩恵を与える代わりに容赦ない除去」という理不尽な交渉を持ちかける色。ライフを送るソープロは「ライフゲイン」がいかにも白だったし、土地を送る「流刑への道」は「土地税」のイメージ。クリーチャートークンを送るってのはどっちかっていうと緑のイメージだったので「内にいる獣」が作られたが、この「ご褒美除去」の文脈は白にこそふさわしいってんで、「過大な贈り物」という形でカラーシフトが行われた。そして新たな時代のこれ。2マナインスタントという激軽い設定の代わりに、送る塩のサイズが桁違い。厄介なPWを除去するにしても、この天使が許容できるかどうかは考える必要があるだろう。そして当然、自軍クリーチャーを天使に生まれ変わらせる手段としても検討することができる。1ターン目に適当な1/1、そして2ターン目にインスタントタイミングで天使爆誕。これだけでもゲームが終わりかねないスペックである。はてさて、どんな使われ方になるものか。
 
選定された聖歌員 Anointed Chorister (W) C
クリーチャー・人間、クレリック
1/1 絆魂
(4)(W):〜はターン終了時まで+3/+3の修正を受ける。
 急に歌うよ! 1マナ1/1絆魂の時点で最低限の仕事はしてくれるが、声出しが終わっていよいよ本番を迎える頃に彼の本領は発揮される。高らかに5マナを歌い上げれば4/4絆魂パンチ。めでたく白黒ライフゲインの目指す「3ライフ以上ゲイン」が達成される。いくらなんでも毎ターン5マナは払っていられないのであくまで他のプランが叶わなかった時の保険程度ではあるが、こうした何気ないコモンからでもデッキの軸を支えることができる選択肢は悪くない。ただ、どうしてもリミテッドの場合は1マナクリーチャーって評価が下がるので、よっぽどゲインに寄せたデッキでない限りは、わざわざ採用する必要はないかもしれない。
 
エイヴンの鳥群使い Aven Gagglemaster (3)(W)(W) U
クリーチャー・鳥、戦士
4/3 飛行
〜が戦場に出た時、あなたのコントロールする飛行を持つクリーチャー1体につき2点のライフを得る。
 白青飛行応援団の分かりやすい1枚。「指定のもの1枚につき2ライフ」というのは、例えば門デッキにおける「アーチ道の天使」を思い出すと近いかも。門と違って「飛行クリーチャー」は戦闘だの除去だのと世知辛い荒波に揉まれて数が減ってしまうので並べるのは難しいが、その分こいつ自身のステータスが5マナ4/3と優れているのがポイント。最低でも自身をカウントして2ライフが保証されているので、先輩格の「慈悲の天使」と比べても優れたクリーチャーだと考えていいだろう。地上クリーチャーとのすれ違いにおけるダメージ格差をどのように解消するかが飛行デッキの永遠の課題だが、地上を気にせずフライヤーをガンガン並べて殴り続け、最終的にこれでちゃぶ台をひっくり返すというプランは理にかなっている。高めの配点で問題なさそう。
 
悪斬の天使/Baneslayer Angel(M11)」 M
 空を駆るその姿は、時代が変わってもなお美しい。そんな謳い文句はこれまで「セラの天使」を形容するのに使われていたが、さて、この御仁はどうだろう。久しぶりの復帰で世界のカードパワーも随分変わっているだろうが、今の基準でもやっぱりおばけはおばけ。活躍のチャンスは訪れるだろうか。同じ世界に超強いドラゴンか超強いデーモンがいると輝くチャンスが増えるんだけどなー。
 
バスリ・ケト Basri Ket (1)(W)(W) M
伝説のPW・バスリ
<+1>: 最大1体までの対象のクリーチャーに+1/+1カウンターを1つ置く。そのクリーチャーはターン終了時まで破壊不能を得る。
<-2>: このターン、1体以上のトークンでないクリーチャーが攻撃するたび、その数に等しいだけの、1/1で白の兵士・クリーチャー・トークンを、タップして攻撃した状態で戦場に出す。
<-6>: あなたは「あなたのターンの戦闘開始時に、1/1で白の兵士・クリーチャー・トークンを1体生成し、その後、あなたのコントロールする各クリーチャーに+1/+1カウンターを1つ置く」という紋章を得る。
【3】
 やぁやぁやぁ。鳴り物入りで参戦する新たなPWである。バスリについての導入は公式記事で大きく扱われているので未読の方はそちらを参照。個人的に注目したいのは、オケチラ様との関係性の深いアモンケットの希望の残り火という設定だろうか。思い返せば、初めてアモンケットを訪れたギデオンさんがオケチラの姿を見て恐ろしいテンションになり、まるで子供のように彼女の試練に参加して楽しげにしていたものである。オケチラの教義ってのは、生来的に「白」の人間には深く沁むものなのだろう。ギデオンはそんなオケチラと共に去ってしまったが、新たな戦士としてのバスリが、彼女の遺志を継ぎ、新たな白の物語を刻み始めるのである。
 で、そんなバスリの能力を見ると、「防御を意識しながらの集団戦闘」がテーマになっていることがわかる。白のPWを並べると、ギデオンは「自身が戦場に行く現場型」、アジャニは「回復も絡めたコントロール型」であり、一番近いエルズペスとの差別化については、エルズベスが「攻撃的な聖騎士」であるのに対し、バスリは「保護も視野に入れた聖騎士」であるらしい。さらに守備一辺倒のテヨ君が次にいつ出てくるかはわからんが、まぁ、それなりに差別化は図れているだろうか。先んじての兵備は必要だが、3マナと軽く、かなりアグレッシブな動きが可能なデザインは白系ビートが上がってくれば当然検討に値する能力。特にマイナス能力による大規模な人員配備は過去のPWにも類を見ない能力で、中盤以降に登場しても一気に盤面を作れる可能性がある。新たな伝説の1ページ目、とくとごろうじろ。
 
バスリの侍祭 Basri’s Acolyte (2)(W)(W) C
クリーチャー・猫、クレリック
2/3 絆魂
〜が戦場に出た時、最大2体までの対象の、あなたのコントロールする他のクリーチャーに+1/+1カウンターを1つ置く。
 バスリさんの垂直デザイン(各レアリティに配置されたサイクル)のコモン枠。「集団での支え合いと保護」をモットーにするバスリさんの支援者は、その身に「支援2」(ゲートウォッチで登場したキーワード能力)を内包している。同型のカードと比較すると、4マナで支援2を持つのは「鞍背ラガーク」。あっちは緑だが、4マナ3/1バニラとあまりステータスに魅力がなかったことを考えると、絆魂を持ち独自の仕事がこなせるこの猫は充分魅力的だ。3ターン目までにちゃんと2体以上の対象が準備できるデッキなら、コモンとは思えない働きを見せるだろう。ちなみに「Acolyte」という単語はこれまで「見習い」という訳と「侍祭」という訳が併用されているが、ここで「侍祭」の訳が使われているあたりにバスリの出身次元であるアモンケットのニュアンスがあるのは良い配慮である。
 
バスリの副官 Basri’s Lieutenant (3)(W) R
クリーチャー・人間、騎士
3/4 警戒 プロテクション(多色)
〜が戦場に出た時、対象の、あなたのコントロールするクリーチャーに+1/+1カウンターを1つ置く。
〜かあなたのコントロールするクリーチャー1体が死亡するたび、その上に+1/+1カウンターが置かれていたなら、2/2で警戒を持つ、白の騎士・クリーチャー・トークンを1体生成する。
 バスリの垂直サイクルのレア枠。レアなのでさらっとむちゃくちゃしても怒られない。今回バスリが推している+1/+1カウンターがらみの「支援」は1つ止まりだが、自身がプロテクションを含む悪くない素体を持っているので、サポートとしてはこれくらいでも充分だろう。このカウンターによってさらなる騎士を引き込む下準備も行えるわけで、1枚のカードから出てくるリソースとしては充分すぎる。問題は、出てすぐに除去されると自身から代理騎士を呼び出しにくいという部分か。せっかくなので「石とぐろの海蛇」と一緒にプロテクション(多色)ブラザーズを結成するのも面白い。あいつはカウンターを乗せて出てくるので丁度良さそうだし。あと、エルドレイン以来久しぶりに登場した騎士であるという点も一応気にしてもいい部分か。騎士デッキの新たな選択肢ではあるが、4マナと重いので構築クラスでの戦力になりにくいのは残念。
 
バスリの結束 Basri’s Solidarity (1)(W) U
ソーサリー
あなたのコントロールする各クリーチャーに+1/+1カウンターを1つ置く。
 シンプルにして豪胆。効果としては灯争大戦にあった「団結の誓約」とだいたい同じ。あちらは3マナインスタント、こっちは2マナのソーサリー。単色で使えることも考えれば悪くないコスト調整である。一応灯争大戦には増殖という露骨なサポートがあったことは割り引いて考える必要があるが、今回だってバスリ関係のカードが色々とカウンターをいじってくれそうなので、白が濃いデッキなら重要度は高いと考えていいだろう。ちなみにこの手のカードが出てくるといつも比較してしまうのが「生育」である。20年の間に、どんどんカードが強くなるなぁ、と思う。いや、そもそもプロフェシーのカードと比較するのがおかしいのだが……当時は「おっ、これ強いやん!」って思ったものだけど。
 
天界の処罰者 Celestial Enforcer (2)(W) C
クリーチャー・人間、クレリック
2/3
(1)(W)(T):対象のクリーチャーをタップする。この能力は、あなたが飛行を持つクリーチャーをコントロールしている時にのみ起動できる。
 なんか変な方向に気を使ってるタッパー。起動コストはイコリアで活躍する「検問官」と同じ。1マナ重くなってステータスが+1/+1されており、「タッパーなんて別にステータスどうでもよくない?」という評価を考えれば、むしろ「検問官」の方が強い可能性が高い。しかし、その上でさらにタップのための条件が必要という制約があるため、全体的には弱体化していると見た方がいいだろう。まぁ、タッパーなんてリミテッドでは何しても強いのだから、多少制限強めでも構わないとは思うけども。一応、空から殴って地上は固めるっていう戦術は一貫しているのでデッキインを躊躇う必要はなさそうだ。
 
協約のペガサス/Concordia Pegasus(M20)」 C
 続投決定。今回は(今回も)白青のギミックに「飛行ビート」が推奨されているため、飛行を持っているというだけで人権(馬権)が発生している。意外にやり手。
 
封じ込める僧侶/Containment Priest(C14)」 R
 なんとまぁ、この人が基本セットに再録とは。これまでの収録先は「統率者2014」と「アルティメットマスターズ」だけなので、リーガルセットでの登場は今回が初。こいつが登場したことで、アンフェアなデッキにどんな影響が及ぶだろうか。パッと思いつくところでは「ジャイルーダ」「ヨーリオン」の相棒コンビが涙目になるかと思ったけど、すでに別な要因で涙目になってるので……。「エルズペス、死に打ち勝つ」あたりの(多少の)対策にはなるか? なお、ウィノータさんから毎晩届く恨みつらみは見て見ぬふり。
 
夜明けの突撃獣 Daybreak Charger (1)(W) C
クリーチャー・ユニコーン
3/1
〜が戦場に出た時、対象のクリーチャーは+2/+0の修正を受ける。
 2マナ3/1バニラはここ最近メキメキ数を増やしてきた「もっとも同型カードが多いデザイン」の一角。かつては緑の2/2が最多だったらしいのだが、白3/1がものすごい勢いで追い上げて肩を並べたのは、ひとえに「もう緑で2/2バニラなんて刷られないから」という理由も大きな部分。そしていよいよ、その現象が3/1にも訪れる。もう、コモンであってもバニラじゃ満足できない。「失われた群れのレオニン」の時点でその傾向は確認できたわけだが、いよいよバニラにも改革の時。場に出しただけで味方を+2は2マナなら文句なしの能力だが、こいつ自身の軽さもフル活用するならばなんとか1マナクリーチャーを用意したいので、デッキの方向性は自ずと制限される。ブン回った時のダメージ量は2マナの基準値を超えており、リミテッドでのうのうと序盤に土地を置くだけの対戦相手なら踏み潰すことも不可能ではないだろう。先手なら3ターン目に2枚目のこれを出して5/1の馬が突撃するプランだって現実的なレベルだ。さぁ、ボロスでビートだ。「栄光の頌歌」の活躍が見られないかなー。
 
果敢な一撃/Defiant Strike(WAR) C
 お手軽スペル&お手軽ドロー。先制攻撃もつかないのでこれで戦闘結果がひっくり返ることはほとんどないが、うまく相打ちまで持っていければ儲けもの。果敢と合わせればそれなりのトリックになるのだが、今回白はあんまり果敢と噛んでいないのでそういう用法はちょい厳しいか。緑か青と組んだときに「ドロー時誘発」を加速させるのに使おう。
 
叙爵/Dub(DOM)」 C
 「使うと割と強い」という不思議な評価軸にあった増強オーラ。実際、増強と先制攻撃の組み合わせは純正クリーチャー戦闘だけで対策しようとすると案外難しい。今回はオーラを応援したり騎士を応援したりするギミックはないため、純粋にカードパワーでの勝負。ちなみに今回のセット内でのエンチャントの壊れやすさは、だいたい並。
 
信仰の足枷/Faith’s Fetters(RAV)」 U
 みんな大好き! フェターがいよいよ基本セット入り。「ラヴニカ」で初登場し、リミテッドでは絶大な人気を誇った超がつくほどの便利カード。あらゆるパーマネントに対処できるという汎用性と、4点というおまけにしてはデカすぎるライフゲインが除去の枠を飛び越えた心遣いをみせ、いつのまにやらスタンレベルでも活躍していた。その歴史を鑑みて、各種サプライセットでもなんども再録されてきた名脇役である。そしていよいよ、ついに基本セットにて初再録。リミテッドで初手級の強さを誇るのはもちろんのこと、PWにまで対処可能なので構築だって充分に活躍の可能性があるだろう。なお、当然のようにアンコモンに格上げされているが、改めて見るに、これがコモンなわけないよな。
 
隼使いの達人 Falconer Adept (3)(W) U
クリーチャー・人間、兵士
2/3
〜が攻撃するたび、1/1で飛行を持つ、白の鳥・クリーチャー・トークンを1体、タップした攻撃状態で生成する。
 描かれているのはタルキール、アブザンの鷹匠。こういう役職はアブザンがなくなってドロモカになってもちゃんと活動できてるのだろうか。とりあえず、攻撃したときに仲間の鳥さんが駆けつけてくれるという鳥の愛情を一心に感じられる1枚。ただ、4マナ2/3だと高確率でこいつ自身は討ち死にするし、下手したら一緒に殴ってる鳥も討ち死にする。殴って得するタイミング、実はあんまりないんじゃないか説。一番確実なのは、こいつ自身に飛行などの回避能力を与えるパターンだろう。相手の空が手薄なら、そこから毎ターン群れをなして襲いかかる鳥葬モードに入ることが可能だ。最悪でも全軍増強などを握って「数が増える」ことに意味を持たせてから殴りに行きたい。
 
抵抗の妙技/Feat of Resistance(KTK)」 C
 タルキールはアブザン原産の高性能支援呪文が初めての再録。今回はアブザンの風味をそのままに、緑白がカウンターギミックを支援しているので利用できる幅はかなり広い。入れ替わりで秋に落ちる「神々の思し召し」とは役割が微妙に違うので完璧な代用とはいかないかもしれないが、候補たりうる1枚だろう。
 
強風の襲撃者 Gale Swooper (3)(W) C
クリーチャー・グリフィン
3/2 飛行
〜が戦場に出た時、対象のクリーチャーはターン終了時まで飛行を得る。
 「突撃するグリフィン」に能力を上乗せした完全上位互換クリーチャー。4マナパワー3のフライヤーという攻め手に加えて、登場時にさらにダメージを稼ぐ有用な飛行支援。コモンにしては出来過ぎの理想的なパッケージである。今回はこうして「既存のベースクリーチャーに能力ちょい足し」みたいなデザインが多く、いやでもクリーチャースペックの向上が見えるようになっている。これが「インフレ」でなければいいのだが……まぁ、今更かぁ。
 
栄光の頌歌/Glorious Anthem(10E)」 R
 「十字軍」が永久に存在をbanされたのに、自軍だけ増強のこっちは再録されるっていう。こっちの方がよっぽどわがままなカードなのにな! 実はかなり久しぶりの再録。ウィニー構成で押し込めるデッキが組めるなら、常に投入は検討されるべきカードだし、現在はそこまでライバルとなる同型カードがないので活躍のチャンスではある。ところで、このイラストの天使は誰だろう。この特徴的な多重羽はイオナさんっぽいか(単にゼンディカー天使っていうだけかもしれないけど)。
 

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 劇場作品ラッシュ。今週も重たいぞ、と思ってたんだけど、観るかどうか迷ってた「プリズマイリヤ」が思いの外評判が悪いみたいなので、どうせそっちはOVA扱いだしスルーでいいかな、と思ってる。とりあえず今週の残りの目標はガルパンだけど、例によって1日に2本の映画は観られないので、とりあえずこちらを観て帰宅。いつも思うんだけど、1日に何本も映画観られる人って、精神のキャパがすごくない?

 

 

<以下、本作に関してはそこそこネタバレ注意>

 

 


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6月15日 ドラフト模様(MH1×3)

ピック順 【Chrolony】→【Thraxi】→【Mei】→【Tanaka】→【Newcomer】→【Serra】→

 

 モダンな! ホライゾンだーーーーーーッッッッ! スポイラでも何回も書いたけど、もう、ほんとコンセプトからして大好きなセットなの。いや、リミテッド環境のバランスとか知らんけど、もう、カード見てるだけで楽しくなるからそれでいいセットなの。そんなわけで、この手のサプライセットにしては珍しく、2箱買いましたので……しばらくはこのモダホラを続けたい……けど、どうなんでしょう。とりあえずもう1週はモダホラで確定させたいんだけど、そのあとについては民意に従います。というのもですね……試合後に「いやー、でもあっという間にM20になっちゃうし、灯争大戦ももっとやりたいんだよなー」みたいな話が出てて、「まぁ、あと4、5週くらいはあるから」って適当に言ってたんだけど、確認したらM20の発売日が7/12だったわ……。つまり、あと3週しかないな。もし俺がプレリに出て先行購入特典を行使したらさらに一週早まる可能性すらあるな。……まぁ、基本セットドラフトはそんなに回数重ねなくてもいいので、さすがにプレリは出ないと思うけども……。

 というわけで、来週(今週か)はとりあえずモダホラの予定です。ただ、現時点で「土曜日は無理」という人間が複数名いたので、(中止にならなければ)日曜開催になると思われます。過去の例を参考にするなら「日曜朝10時開催」になると思うのだけど……今のところ参加予定はレギュラーメンツだけなので(Newcomerは日曜無理だそうで)、例によって飛び入り歓迎。レギュラーメンツでダメになった人は早めの報告をお願いします。もし駄目だったら……どうしよう……もう、シールドするしか……(いくらかかるんだ)。

 ちなみに、「パックを消費したいから無理やりモダホラな!」という強権は発動しないので安心してください。なぜかというと、まだ灯争大戦の箱も普通に残ってるから! どっちにしろ余る!!!!

 

 


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 刺さる音、第11話。ほんと、今作は「音の説得力」でしっかりと物語を支えてくれているのが嬉しい。箏って、あんなにいろんな音の表情を見せることが出来る楽器なんやなぁ。

 AパートBパートにそれぞれ良い表情がある。まずはAパート、さとわちゃんのツンデレっぷりに極振りした素直に心温まるエピソード。前回の光太の騒動も「雨降って」みたいなところがあり、なかなか恥ずかしくて口では言えなくても、みんなして部活に対しては真面目に全力で取り組んでるんだ、というのが確認できたのは大きい。もう練習したり、努力したりすることに一切の恥ずかしさはなく、切磋琢磨という言葉が一番似合う、本当に理想の部活動になった。顧問は結局正体を明かさずじまいであったが、それでも奴を突っついて有効な成分を引き出せただけでも意義は大きい。

 部員全員が一丸となって練習に励むことで、合奏も次第に整い、目に見えて(耳に聞こえて)演奏が上手くなっていく。部活ものの場合にはこうして「努力して上達する」というのが最も基盤となる部分なわけだが、そんな中でちゃんと「上達する喜び」が(部員たちにも、そして視聴者にも)目に見える形で現れているのは実に良いものだ。音が「噛み合った」時の快感、とちらずにみんなについていけた達成感。楽器を習ったり、新しい種目に挑戦したりするのって、やっぱり「出来た時の快感」が何ものにも代えがたいからこそのものなのだ。チカも武蔵も光太も、そしてさとわちゃんだって、今の箏曲部は心底楽しいものに違いない。

 そしてさとわちゃんの場合、それに加えてチカとの関係性っていうプラスαもあるからね。もう、(さとわちゃんの方は)完全に意識しちゃってるんだよなぁ。しょうがねぇよなぁ、チカがいちいちイケメンムーブだからなぁ。こんなに素直に「お互いにいいとこを認めて付き合っちゃえよ」と思ったのは「会長はメイド様!」以来かもしれません。多分、さとわちゃんにとっても、チカって「自分よりも箏が上手くなって追いかけるべき対象になりうる」存在なんだよね。今の彼女が求めているものってそこなんだよな。そしてそんな2人の陰で武蔵と来栖も着実にフラグを重ねているという。まぁ、来栖はもともとそのつもりで箏曲部に来たみたいなところがあるしな。武蔵もいい奴には違いないよ。チカの上達にちゃんとついていけてるのも結構すごいしな。

 そうして時瀬が盛り上がっている様子から一気に時間が進み、本番の大会に進んだBパート。こちらはガラリと雰囲気を変えて、こないだちょろっと出てきた「他所の高校の貴重な男子部員」である桐生桜介(おうすけ)のエピソードになっている。ここでいきなりぽっと出の奴の回想まで挟むのはテンポ悪いなぁ、とも思ったのだが、彼の生い立ちから人格形成を総覧し、そこに現在の彼が生み出す演奏を重ねることで問答無用の説得力を出している。箏という楽器を「合奏の時の呼吸が本当に難しい」楽器として散々時瀬の部活が見せてくれていたおかげで、我々素人の耳で聞いても、桜介の生み出す「他人を引っ張り上げる」演奏の凄みは理解出来る。それがいかに箏曲部の演奏に必要かということも。ついでに「理屈抜きで引っ張ってくれるおねーちゃん系幼馴染」というさらなる萌えポイントまで追加されており、なんかもう、今回はいろんなカップルのせいで胸焼け起こしそうだ。桜介の感情はなんだかどす黒いものも溜まっている気もするのだが、現時点ではその結果として生み出される演奏が素晴らしいものなのだから問題はないだろう。

 さて、こんな演奏を見せつけられて、時瀬の面々はどんな反応を見せるか……でもまぁ、今のみんななら、これで臆して縮こまるなんてこともないかな。さとわちゃんが新しい次元に進める手助けになればいいのだけれど。

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 エンドクレジットわかりにくすぎィ! 第34話。 そこはもう、どっちか片方でええやろが。メインキャストは入れ替わってても意味わかるけど、「母親(赤ん坊)」とか、どっちがどっちだかわからんわ。

 なんちゃらの名は、状態。チャリオツの能力がなんでこんなはた迷惑になったのかは誰にも分からないのだが、もしかしたら「発動時にみんな眠る」っていう効果が、ポルナレフ初登場時に「寝ながら飛び上がっているぞ!」に関係が…………あるわけない。ちなみにレクイエムといえば何と言っても、ドリームキャスト版格ゲー「ジョジョの奇妙な冒険」でポルナレフに追加されたスパコンであろう。いや、どの辺が「何と言っても」なのかは分からないけど、俺の中ではそうなの。使うと相手キャラが眠ってしまうので好きに攻撃できるようになるという必殺技だったのだが、発動までそこそこ時間がかかり、隙もでかいから余裕で潰されるわりに、承太郎やDIOの時止めと違ってどうあがいても寝ている相手には一撃しか入れられず、「それなら発動する分のゲージ使って別なスパコン叩き込んだ方が早いやろ」という、完全にネタ優先の技だった(Youtube動画あったわ)。一応「スースー」という寝息の部分だけは新規グラフィックだったはずだが、他の部分は基本的にやられモーションと同じなので新規絵は特になし。さらに、キャラによっては寝ている状態の当たり判定が低くなりすぎるために追撃でスパコンを当てようと思ってもスカるなど、色々と楽しい思い出のある技なのである。まぁ、本当にネタ優先のゲームだったから楽しけりゃいいんだけどね。

 閑話休題、そんなレクイエムが発動したというお話なのだが、これまでの緊迫感満載の流れを完全にぶった切っての「君の名は」展開。何が起こっているか分からずに必死にキャラクターが思考を巡らせるというのはジョジョの真骨頂とも言える展開のはずなのだが、ここに至った経緯に理屈も何もあったもんじゃないため、ジョルノですら状況を持て余し気味。しょうがないので亀に憑依したポルナレフが片田舎のタンスの裏と格闘する回想を交えつつ大まかな流れを説明してくれるという親切設計。ジョルノたちはここでポルナレフと初対面なので、彼らの中でポルナレフといったら「ホウキみてーな髪型」ではなく、完全に亀である(一応、最終回間際でポルナレフの魂の形が亀の中から出てくる描写があるはずだが、あれが実際に見えていた映像なのかどうかは不明だ)。今回もAパート終わりの映像が亀のキメ顔というわけのわからない展開になっており、ここにきて荒木先生の「やりたいネタがあるとどうにも止まらない病」が加速している。荒木先生が当時この5部をどんな風に締めるつもりだったのかはわからないのだが、……流石に最初っからこの人格入れ替わりを導入してバトる展開になるとは想定してなかっただろうよ。おそらく、それこそ連載中に「君の名は」的な何かを見て「面白いからこれやりたい」って見切り発車したんじゃなかろうか。おかげでナランチャがとんでもないとばっちりを食うことになってしまうわけだが……。まぁ、きちんとボスの人格問題にまで決着をつけてくれているのだからうまいことまとまったもんだとは思うんだけどさ(そうか?)。

 コメディリリーフとして今回大活躍してくれたのは何と言ってもミスタ&トリッシュ。お約束の男女入れ替わりネタを一通りやるにしても、いちいち荒木節が冴え渡っているのがどうにもこうにも。非常事態とはいえ、ミスタはあんまりおっぱいに喜んでないのが意外だよな。それどころか冷静に「ブラが矯正ブラだから痒いゾ」とかコメントしてるし。トリッシュのブラジャーがどういう形状で、どんな役割を果たしているのかはもう誰にもわからないが、あれだけのサイズあるなら別に寄せてあげる必要も無いと思うんですけどね。尻の方は……知らん。ミスタが冷静にあれだけトリッシュの状態を分析したのは、多分潜在的に彼がちゃんとしたフェミニストだからなんだよ、きっと。そりゃね、これから身近に扱う女性の身体なんだから、ちゃんと現状を把握しておかないと困るからね(まじでこのまま一生戻らなかったらどんな人生を送ってたんだろうなぁ)。

 今回の入れ替わりに際してキャストはそのまんまで演技してくれているために色々と「変なお仕事」を楽しむことができるのだが、でもまぁ、みんなして達者なもんだからイメージがガラッと変わるのもいつも通りって感じか。山下大輝とか、むしろジョルノの方がしっくりくるまである。頑張ってるのはミスタを演じた千本木だろうが、はすっぱな演技になるとどこぞのヤサグレ声優キャラの影がちらつくのはちょっと面白い。意外と真面目系の役が多いのよね。しかし、これで来週からブチャラティが喋ると全部小西ボイスになるわけだが……なんか、最期のお別れをするのにそれでいいのかよ、ってのは気になるところだな。

 さて、人格転換をめぐるゴタゴタも次回あたりでクライマックスだろうか。「魂」とかいうよくわからない概念で強引に引っ張り上げてここまで荒唐無稽なシチュエーションでもそれなりに「ジョジョらしい」展開になるのが見どころと言える。そしてドッピオはぼちぼちお別れですね。

 

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 なんなんだよ、ほんともうなんなんだよ、第10話。たった1つの事実をくるっとひっくり返すだけで、こんなにもどうしようもない画面をたっぷり楽しむことが出来てしまうのか……その発想は無かった……ほんと無かった……。

 いや、もしかしたら伏線は張ってあったのかしら。今作はあまり分析的な見方が出来てないので本当に「見たまんま」を楽しむことしかしてないのだが、過去の事実を遡っていくと、きちんとレオマブがカッパだったことが示されていた……のかもしれん。いや、でもやっぱりその発想は無かった。

 結局「カワウソ」は予想以上に概念オンリーの存在だった。カッパとカワウソの国をかけた争いが続いていたわけではなく、単にカッパの欲望が分裂して生み出されたのがカワウソ。カワウソはどこにでもいるし、何にでもなる。今回燕太にスルリと潜り込んで操ってたのは「もうなんでもありやんけ」ってレベルの所業だが、とにかくカッパが困ることなら何をやってもいいらしい。おかげで、元カッパ族の従者だったレオマブは騒動のどさくさではた迷惑な運命を押し付けられていたという。でも、レオマブは間違いなくケッピの皿のことを知っていたわけで、欲望の搾取なんかに頼らずにケッピに頼みに行けば最初から問題が解決していた気もするのだが……あー、でもそもそもカワウソ自体がダークなケッピから現れてるのか。だとしたら存命さえ危ういケッピを探すっていう発想が無かったのかな。

 とにかく、「カワウソだと思っていた中心となる二人が、実はカッパだった」というこのたった1つのどんでん返しだけで、物語の全てがひっくり返り、出てくるバンクシーンまで全てひっくり返る。ケッピが「また元のようにあの歌を歌おうケロ」とか言ってるのを聞いて「お、ソイヤァに続くまだ見ぬ新曲が隠されているのかい?」と思ったけど、単にさらざんまいの歌のことだったな。いや、でも本当にその2人が歌うっていう発想自体が無かったんだよ。ソイヤァとさらざんまいの歌は完全に排反事象で、そこが融和するなんてことは微塵も考えてなかったんだよ。過去最長となる長尺で流されたさらざんまいの歌がまさかのレオマブバージョンっていう……いやぁ、毎週歌って踊ってたせいで突然の新曲にもなんの違和感もないな……。もう、これが見られれば充分なんじゃないかと思える、意味のわからない充足感である。こうしてみるとさらざんまいの振り付けもソイヤァのモーションも、共通の部分が多かったんだなぁ。

 今回はレオもマブも率先して尻子玉を抜かれるためにいちいちケツをプリッとしてるのが本当に間抜けなんだけど、二人して決死の覚悟でその行為に及んでいるのだと思うと笑っていいやら悲しんでいいやら。特にマブの場合、「尻子玉を抜かれたカパゾンビは存在自体が消えてしまう」というルールを理解した上での行動なわけで、2人の自己犠牲の精神はどこまでいっても救われないものだ。折しも燕太が「自己犠牲なんてみっともねぇ真似すんな」と一稀を叱咤した直後であり、未来を捨てなかった少年たちと、絶望に打ちひしがれた戦士の対比が痛々しい。いや、画面は全部間抜けなんだけども。まさかこんなに悲しい漏洩があるとはなぁ……。

 結局全ての元凶はカワウソのやりたい放題である。レオは完全にその被害者であり、最終的には最愛の人の記憶すら失い、非業の死を遂げた。そして文字通りにその引き金を引いた人物こそが久慈である。なるほどね、ここにきて、ラスボスポジションが久慈になるのな……今更、本当に今更、久慈の名前がなんで「トオイ」なのかってことが理解できた。どこまで近づいたと思っても届かない思想、掛け違えたボタンのように、決して触れ合わない、決して繋がらない一稀と久慈の最後の関係性。「トオイ」は「遠い」につながり、「チカイ」とは相反する位置どりなのであるな。ちなみに、毎回マブが焼いてたカワウソのアレが「人形焼き」っていう皮肉にも今更気づいたりもした。いや、「カワウソ焼きかなんかか?」としか考えてなかったせいで、あの食べ物が「人形」の揶揄だってことに全く思い至って無かったんだよ。今回は「マブゾンビ」だったが、ある意味で「人形ゾンビ」でもあり、カワウソに踊らされた悲嘆の人形たちの末路を描くお話でもあった。残された一稀たちは「人間」であってほしいものだ。

 ハルカ曰く、「綺麗な円が歪んでしまう」という現在の不安定な絆。皿は円に通じ、円は縁に繫がる。ラストミッションは、やはり久慈とのつながりとなった。一稀は、大切な過去を、そして現在を取り戻すことができるのだろうか。

 

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 ネタが豊富すぎる! 第9話! すげぇ、これだけの尺にツッコミどころをいくつ用意しているというのだ。もう、出てくるキャラの全てが一発屋のくせに余計なくらいにキャラを叩き込んでくれるのほんと好き。

 先週が予選Aグループ。そして今週はまるまる1話使ってBグループ。昨今のアニメじゃ考えられないような贅沢な尺の使い方だが、「全然知らんアーティストが続々登場しても盛り上がらんやろ」なんて心配はすでに先週時点でなくなっている。まぁ、「なんでこんなイロモンばっかり本戦に残ってんだよ」っていうツッコミは相変わらずだけど。今週は前回に比べればまだイロモノ枠は少ないから多少はね?(でも2枠がイロモノだよな)

 1人ずつ見ていくと、まずは1戦目勝者のGGK。冷静に見れば割と普通……なのかな。コズミックなスピリットにインスパイアされたシンガー。火星時代のこの世界ならそこまでおかしなものでもないのか……と思いきや、オーディエンスの反応を見るとやっぱりちょっと触れたくない系らしい。こういうのは厨二病とは言わないだろうが……「スピリチュアル系」でしょうかね。でも歌うと意外に普通、ってのも前回からのお約束。宇宙の意思を示すための歌、この世界ではどんな風に響いてるんでしょうね。それにしても……一番驚いたのはこのキャラのCVが久野ちゃんだったということである。悔しいのだが、初見段階で気づくことができなかった。おそらく人生初の「久野ちゃんがしゃべってるのに久野ちゃんを認識できなかった案件」である。ショックだ。やっぱりどれだけフラットな気持ちでいようとも、「久野ちゃんならこういうキャラでこういう喋り方」っていう先入観があるのだろう。少し軸をずらされただけでこんなにも意外性が演出できるってんだから恐ろしい話だ。そして、こんなところに久野ちゃんをぶっ込むことを思いついたスタッフは大したもんだ。まぁ、歌キャスは別にいるから、わずかなトークパートだけを埋めるくらいなら多少の挑戦はできるということか。

 そしてその対戦相手となったマーメイドシスターズ。……これさ、彼ら(彼女ら?)が歌った曲はちゃんとサントラとかに収録されるんでしょうかね? なんでこの曲だけ字幕で歌詞が表示されないかなぁ!! いやぁ、爆笑したわ。これ、日本語でやったらどんな曲になるんだろう。まぁ、単にマキシマムザホルモンみたいな内容になりそうな気もするけど。もしきちんと音源として配信されてカラオケに入ったら、きっちり練習しようと思います。ちなみにシスターズのCVは浅沼晋太郎(1人3役? 4役?)。あさぬママも相変わらず妙なところに配置されるのは楽しい。

 続く2回戦は、多分ここまでの試合の中で一番ガチのカード。先行は「うざい佐倉さんの真骨頂暴走レズ」ことシベールさん。完全にキャロチューの関係性をぶっ壊しに来てるとんでもねぇキャラで、やるに事欠いて思いっきりチューズデイに歯型をつけていくという盗人の所業。キスマークでもなかなか消えないだろうに、歯型ってのは本当にタチが悪い。あれ、キャロルが気づいた時にどんな反応を示すんだろうな。曲の方は割と普通だったし、「若いうちの方が残すべき価値があるメッセージを生み出せる」という独自の感性も危険ではあるが思想としては糾弾されるべきものではない。かなりサイコパスな要素もありそうなので、NTRに失敗した今後の展開、包丁でも担いで二人の家に乗り込んでくる可能性もあるな。クレイジーレズに不用意に髪の毛触らせるのは危ないわよ。

 そしてそんなシベールを正面から殴り倒した我らがアンジェラ。正式なパフォーマンスを披露するのは初めてだが、曲は以前も歌った「Move Mountains」。タオが作った楽曲がこれ一曲ってことはないだろうが、新曲は決勝戦での披露かな。わかりやすくアッパーな部分を作ることで「アンジェラの歌唱力はすごいんやで」ということを伝えるデザイン。おそらく単なる歌唱という意味なら(少なくとも現実的には)シベールもアンジェラもそんなに変わらないと思うのだが、観客の反応なんかで「アンジェラさんすごい」をはっきりと見せつけている(そのための当て馬としてシベールはいい仕事をしたんだろうな)。しかし、こうして「新生アンジェラ」が爆誕したその会場で、早速タオさんがキャロチューに粉かけてるという事実もなんだか気になる。おそらくタオが反応したってことは「AI音楽で天下が取れると思ってたけど、なんかイレギュラーな奴が出てきたからちょっと不安だぞ」というタオの焦りの表れなのだろう。彼のことだからこれでアンジェラを見限ってキャロチューになびくなんてことはないだろうが……。全幅の信頼をおいてタオに仕事を任せているアンジェラからしたら、厄介な話である。

 さて、次回が決勝になるのかな? これ、流石にこのタイミングでアンジェラに勝つわけにもいかないから負ける展開になるんだろうけど、どうやって「負け」の説得力を出すのかは難しいところだなぁ。

 

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 ヘイ、ジャパニーズ、勘弁してくれよ。劇場作品が多いよ。そして、劇場作品だから重いよ。半端じゃなく体力削られるよ。やっぱ気力が充実してないと2時間の劇場作品は受け止めきれねぇな……。「プロメア」に続いて、中1日でこれを観るっていう選択をしてしまった自分にも責任はある気もするが。人間はな、そんな頑強な受容器官で出来てねぇんだよ。とにかく、ヘトヘトになります。それだけは間違いない。

 

 

<毎度のことながら一応、未視聴注意>

 

 


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 さとわちゃんのおっぱい、第10話。高まって高まったところでの温泉回、ベストな配置だと思います。来栖もかなりのもんだとお見受けしたが、それでもさとわちゃんに勝てないという。風呂場で互いの胸を確認する女子はネッシーと同じ架空の存在である、なんて話を聞いたことがありますが、ネッシーと同じで、いると信じていた方が幸せなこともあるのです。

 さておき、そんなおっぱいが緩衝材になっているが一応厳しいお話である。部活ものには必ず付いて回る、「どうしたって下手なやつはいるけど」問題。これが北宇治高校吹奏楽部なら単に容赦無くBチームに回されるだけなのだが、残念ながら箏曲部にはそんな人員的余裕はない。人数が明確に決まっているわけでもないのかもしれないが、それでも全員で手を取り合って、前へ進むのが美しい姿であり、部活漫画の王道なのだ。北宇治のあの容赦なさすぎる態度がちょっと特殊なだけなのだ。

 こうして実力に差をつけられる役割を任されたのは、三馬鹿の1人、水原光太君。今までは「三馬鹿」として一絡げで呼んでいたせいでぶっちゃけ名前もろくに覚えてなかったしキャラの差すら認識してなかった面々だが、今回ついに箏曲部全体の実力を測る段になり、個人としての性能が浮き彫りになった。多分一番まともにできているのが黒髪の実康。もともと気にしぃな性格っぽいが、三馬鹿の中ではおそらくまとめ役。今回も光太の失踪を受けて「自分がもっとフォローできていたら」としょんぼり顔。チカの周りに集まる人間って、基本的に素直でいいやつばっかり。そして残り1人は体型のおかげで前からそこそこキャラが立っていたデブ、堺。彼は箏を爪弾くタッチで悩んでいたようだが、合宿でブレイクスルーしたことで光太にさらに負い目を与えてしまうことになった。

 とはいえ、こうして集団で同じことをするのだから実力に差があるのは至極当然のこと。めげてしまうのも当たり前だし、なんとか乗り越えなきゃいけないのも社会の摂理。ここでくじけて逃げ出すわけじゃなく、ちゃんと「できないなりに戦う」という姿勢が取れるあたり、やっぱり三馬鹿はバカだけど偉いんだ。結成時がゴタゴタしていただけで、今となっては箏曲部の部員って、モチベーションも高いし割といいメンツだよね。来栖も過去の自分の所業を思い出してなのか、人間関係の破綻を見るだけでわんわん泣きそうになるし。女子部員の立ち位置として、さとわちゃんとの二面体制は実はすごくいい位置どりなのかも。いつの間にか教える側に回ってるあたりも如才無いよなぁ。

 そして、今回一番変化が見られたのは、なんと顧問である。以前から「こいつ、悪いやつ? 良いやつ?」と悩ましい態度を取っていたわけだが、覚醒した武蔵を前にして多少姿勢を変化させ、「真面目に全国を目指す部活」の顧問らしい行動を取り始めた。どうやら彼にも彼なりの過去があるようだ。お飾りではなく、実際に指導も可能な人材のようなのだが……さて、一体どんな人物なのだろうか。流石に箏の業界人だったらさとわちゃんが知ってる気がするので、何か他の楽器をやってたとかいうパターンかしら。実は顧問が滝昇、っていうのが部員覚醒のためには一番手っ取り早いルートだが……(そしてジャンプ漫画だと割とありそう)。

 そうそう、そういえばチカもなんか覚醒し始めてるんだった。やはりじいちゃんの寵愛を受けて育った箏の申し子。なんとさとわちゃんの演奏を「見取った」だけで実力が一気に上がるというチート臭い性能を披露。まぁ、これまで頑張ってきたんだし、主人公なんだから多少はね? これですぐに武蔵を追い抜いたら部長の面子が保てなくなりそうだけど、多分この二人だとあんまりそういうこと気にしなくて良さそうだよな。

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