|
最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
劇場に行くじゃないですか、「今週公開予定」ってんで、大量のアニメ映画のポスター貼ってあるじゃないですか。……ねぇ、スケジュール厳しすぎない? なんとか時間を見つけて相当な数の作品を消化しないといけないんだけど……。加えて極めて個人的な事情を付け加えると、基本的に私は「1日に複数本の映画」って観られないんですよ。1本目観た後にすぐ次を入れると、印象が薄れて感想書くのに影響が出ちゃうから。まぁ、単に濃密な劇場作品を2本続けて観るだけの体力が無いって話ではあるんだけど。今日も、「うわっ、スケジュールきつすぎ……」って思ったので頑張ってハシゴしようかとも思ったのだが、やっぱり1本観ただけで体力の限界がきたので断念した。 …………まぁ、今回は1本目が悪かっただけな気もするけどね! ということでこの作品!!
<以下、ネタバレを含む可能性はあるので一応未視聴注意>
PR ちょっと悩んだけど、行ってきました、プレリリース。やっぱりせっかくなら「狼狽の嵐」は記念に欲しいからね!!(最近は先行販売でないとプロモもらえないから) 1試合5000円というなかなかの贅沢ドラフト。そして25000円のBOX。うーん、浪費。とはいえ、日曜の夕刻からのイベントでもそんな浪費に参加した人間は10名ちょい。まぁ、普段のプレリよりは流石に少ないな。そして、実際にデッキを組んでプレイすると……まぁ、リミテッドは普通だな……。ただ、壊れカードのコワレ具合が尋常じゃないので、ボムがボムりまくるシールドは割とひでぇ世界と言えるのかもしれない。
さて、そんなひでぇ世界で私が組んだひでぇデッキは以下の通り。
6月8日 ドラフト模様(WAR×3) ピック順 【Chrolony】→【Alessi】→【Tanaka】→【Newcomer】→【Serra】→【Thraxi】
最近はその定義すら揺らぎつつあるけど、今回は一応通常メンツでお送りしております。しかし、「レギュラー」といえば五人ぽっちを表していたのだが、めでたくこれが六人目をカウントできるようになったのは嬉しいことである。この状況が、いつまで続くかなぁ。
さて、そんな嘆息もそこそこに、次回の日程調整がとても大事なお話。何しろ次回はあの「モダンホライゾン」だ。今回は容赦無く買ったからね。箱、使うからね。ただ、現時点では予定がはっきり決まっておらず、なんとなく想定されているのは「土曜日の夜日程」です。「土曜の昼は絶対車中の人」という人間が一人いるために土曜昼は不可能とのこと。そして、「おそらく遅い時間からなら大丈夫」との発言から夜開催が計画されている。ただ、現状バイト戦士の日程も不明確なので、正確な時間までは未定。いつも通りなら21〜22時くらいになるんじゃないだろうか。細部は当日が近づいたら調整します。もちろん、モダンホライゾンなんて変なセットなんだから、外部からのお客さんも歓迎しますよ。まぁ、価格は「時価」ですが……。私のお財布のためにも、是非、金子に余裕のあるメンバーの参加をお待ちしております。
お手本のような起用、第59話。今期鬼太郎は色々と良いところがあるわけですが、その1つが、コンスタントに起用される青二キャストですね。青二は安定感のある役者が揃っている上、選択肢が豊富なので毎度充実感がある。 というわけで、今回は流石に書かないわけにいかないな、というくらいに濃密すぎる桑島法子回である。もうね、「桑島法子マニュアル」の1ページ目に書かれてるくらいに真っ当で、模範的な使い方。最初から最後まで最高のお話でした。日本人男性にアンケートをとったところ「理想の死に方第1位」が「桑島法子に呪い殺される」であることは周知の事実であるわけで、今回の後神のようにピュア&ヤンデレのサイコな姿勢を打ち出すのは、すでに伝統芸能とすら言える領域である。これまでも鬼太郎の中では何度かキャストとして登場しているが、今回がおそらく一番のメイン回。まっすぐにキュートな声が聞けたのは久しぶりだし、そんな声で呪い殺してくれたり、大胆にプロポーズしてくれたりというサービスがたっぷり楽しめるのはまさに今作ならではの部分ではなかろうか。ありがとう青二プロ。ありがとう桑島法子。真実の愛を手に入れるまで、永遠にゴーイングマイウェイ。 やっぱ訳わかんねぇな! 第32話! もう、このあたりからは勢いの勝負になりますので、細かいところで「えっ」って思ってもスルーするのが吉です。いいじゃない、車椅子で謎跳躍するポルナレフの絵面は面白いやろ!(面白いけども) あと壮馬きゅんのトリッシュかわいいな! もう、やりたい放題のスタンド(笑)バトルに突入した。いや、すでにセッコ戦のあたりから怪しかった傾向はあるのだが、本当にわけのわからないものが足し算じゃなくて掛け算になっているのでカオスが加速する。まず、ブチャラティの現在の状態が分からない。神様にもらったわずかなエネルギーの残滓で動いてきたと自称していたブチャラティだが、すでに活動限界を迎えてどんどんエネルギーが減衰。そのダメージは目や耳といった感覚器官に影響を与えているらしいのだが、それでも「魂の形」とやらは認識できる。そして、そんなブチャラティの症状を一瞬で見抜いちゃうボスの慧眼。なんでそんなことわかるんや。 しかし、残念なことにブチャラティの相手をしているドッピオも、実はよく分からない存在。以前のリゾット戦で何かわかったような気になっていたが、改めて振り返ると、こいつ結局なんなんだ。ボスとの連携がどのように形成されているのかも分からないし、「魂」がどうなっているのかも分からない。一応、後になって「2つある」ことは明示されるわけだが、どうやらボスの「魂」とやらは普段ドッピオのボディの奥深くに隠れて認識されない状態にあるらしい(トリッシュの証言による)。でも、その割にボスの方はがっつり外界の様子を観察して必要になったらドッピオにアドバイスを送れるんだよな。ずるくない? まぁ、そうして意思を伝えるために電話を「とぅるるるる」するには表に出てくる必要があるみたいだけど。なるほどね、確かにギリギリまでドッピオを維持していた方がトリッシュ対策には良かったのかも。 そんな謎めいたドッピオの生態に、さらに「魂のトリッシュ的部分だけを与える」とかいう荒技を披露するボス。「スタンドは1人1能力」のはずなのだが、なんかもう、ボスがやってることはスタンドとかいう次元を超えて色々器用すぎる気がするんだけど。全部ドッピオとの「人格」という関係性の中でのみ成立する能力だからスタンドとは関係ないってことなんですかね。こんだけ自由に「魂」を行き来できる人間なら、そりゃ娘の存在も気になるはずだよな。なんでトリッシュがこの歳になるまで気づけなかったんだろうな。やっぱサルディニアとか怖くて近づけなかったのかな。 そうしてトリッシュのふりをしてなんとかたどり着いたコロッセオでは、ついにポルナレフとの対面。ポルナレフと承太郎がどうやって活動していたのかがちょっとだけわかったのは良いところかもしれません。なるほど、承太郎はやっぱりアメリカ方面を担当していたのね。でもさ、どう考えてもDIOの活動の本拠地は出生地であるヨーロッパとか3部で本拠地にしてたアフリカ大陸の方だと思うんだけどね。ポルナレフの負担でかくない? まぁ、後になって「アメリカにも旅行してたやで」という事実が判明するわけで、結構DIO様も自由だったことがわかるのだけど。案外エンヤ婆の足跡とか辿ってるともっととんでもないものも見つかったのかもしれんな。今となっては「この世界線」のDIOがどこまでやる気だったのか、知る術もないのだけど。 とにかく出会ってしまった因縁の二人。改めて、ボスは「殺したはずなのに!」とか叫んでるのが詰めの甘さを感じさせて笑える部分だ。部下にはあんだけ組織の教えやルールを徹底してたのに、自分で手を下した任務がざるだったってのは情けないよな。「殺したはず」は使っちゃダメ。「殺した」なら使っていい。まぁ、そんだけポルナレフが優秀な戦士だったと解釈しましょう。今回見てて(ほんとに今更)気づいたんだけど、ポルナレフの「俺は上、貴様は下だぁ!」って、DIO戦の時の階段芸のオマージュだったのね。いや、荒木先生がどこまで考えて書いてたかは知らんけど、少なくとも今回のアニメの演出を見る限りでは、構図なんかは確実に「もっと恐ろしいものの片鱗」を意識していたように見えた。考えてみりゃ、あのDIO戦があったからこそ、ポルナレフもこんだけ正確にディアボロの能力を把握できたわけで、「歴戦の勇者」であるのは間違いない事実だよな。スタンドの射程もばっちり計算に入れてるらしいしな。まぁ、あの距離でもどうとでもなるスタンドはいっぱいいる気もするけど。 「血の雫の数の変化でキンクリの発動タイミングがわかる」っていう対策法がどう有効なのかは多分人類の誰一人として理解してないところだと思うんだけど、まぁ、ディアボロ本人が「考えたな!」って言ってるんだから多分有効なんだろう。飛んだことを認識した瞬間はもう手遅れのはずなんだけどな。ほら、ディアボロさんも飛ばした時の中では目潰しするのが精一杯みたいだし。ほんと、この世界のボスキャラは血の目潰しが大好きだな。あ、でも4部のボスは逆に血飛沫が原因で負けたりしてるな……。なんか、こうして歴史を重ねると作者の手癖みたいなものがクローズアップされてくるんでしょうかね。 さぁ、あとはDon’t think. feel.
ちゃかざんまいやんけ、第9話。おっかないところやなぁ、浅草界隈。あんだけ銃撃戦が起こる観光地ってのもなかなかないだろうよ(いや、無いんだよ)。 相変わらず「そんな展開でトラブルが?!」と思っていた部分も「そんなところから解決が?!」という処理が乱れ飛ぶ。一番ぶっ飛んでるのはやっぱりケッピ様だろうか。前回の「氷漬けになった!」だけでもわけわからんのに、今回は冒頭から「移動中」を経ての大破。そして決死の再生手術。最後にアナルが塞がり復活成功(?)。まぁ、もともと不定形生物みたいなもんだからあれで大丈夫やったんや。そのあと何事もなかったかのように活動してるしな。まぁ、彼とサラの掛け合いは今作の中では唯一と言っていい、「どこをひっくり返してもギャグでしかない」パートなので気楽に見られるのは本当に助かります(今後、こいつらがシリアスやり始めた時が一番怖い)。 そして、そんなカッパ陣営に負けじとわけのわからない展開になっているのがカワウソサイド。前回大暴れしたおかげで色々と事態が転がっているようで、ちょいと浮かれすぎだったレオさん。残念ながらそんなに簡単にコトは運ばない……のはいいんだけど、まさかのダークカワウソがよくわからない設定を引っ張り出してきての反乱である。「カワウソは概念としてこの世に存在している」の時点でよくわからないが、「すなわち欲望とはカワウソなのだ」でますます分からないし、「お前の欲望が私だ」で最高にわからない。結局、これまで2人がせっせと「搾取」してきた欲望と同様、膨れ上がったレオ自身の欲望がカパゾンビを超えた「カワウソゾンビ」とでもいうべき存在として暴走し、過去の怪獣事件のようなとんでもない展開を巻き起こしていたということなのだろうか。もしそうだとするなら、此度の顛末は全てレオさんの救いようの無い独り相撲ということになってしまうが……心折れずに戦い続けられるんでしょうか。というか、レオさんは今後どこに向かって戦い続けたらいいんでしょうか。希望の皿で救難できる問題なのかしら。 こうしたカッパ・カワウソ陣営の顛末に比べれば、人間の少年たちの展開はまだお話として理解しやすい。前回こじれにこじれた一稀と燕太の関係性だったが、死人に口無しというか、瀕死人に悪人無しというか、これまで燕太がどれだけ一途に(病的に)一稀を想っていたかが他者から語られることで、先週までの悪行は許されてしまったようだ。正直「どやねん」とは思うのだが、一稀はどうにも視野が狭い傾向にあり、怒る時も瞬間的に感情が爆発するが、他の情報が入るとまたすぐそちらにばかり目がいってしまうらしい。燕太憎しの感情も、あっという間に転げて燕太への信頼に早変わり。未だ命のタイムリミットを刻み続ける燕太のために、今度は自らの命を賭して戦う所存。敵がカワウソだってことはまだ気づいてないんだろうけど、どんな戦いになると想定しているんだろう。ケッピはそのあたりの話は全然してくれてないのよね。 そして、本来なら今回最大の注目点であったはずの久慈兄弟の顛末。ドラマティックではあるんだろうが、まぁ、こうなるだろうことは大体予測できていたことで……むしろ先週まで、チカイの方がよく我慢して善人面できてたよな、という気もする。舎弟をぶっ殺してしまった時点で何もかもが台無しになってしまった感があるが、最後の最後で「つながり」を訴えて事切れたあたり、結局「悪人が生き残る」街で死んでしまったチカイ自身の抜け切らないあまっちょろさみたいなものを感じさせる結末である。弟に呆れていた兄貴だが、やはり血は争えず、二人が互いに尊敬し、忌避し合っていた部分も映し鏡だったというわけだ。最後に「回送」と書かれた船に運ばれる演出、「out of service」のニュアンスが嫌でも伝わってくることに加え、毎回の「回想 海藻」にかけたネタになってるあたりが周到すぎて腹立つな。毎回ボコボコと水底から浮き上がってくるような「回想」。それはまるで「海藻」から見たかのような視点だったが、今回の「回想」は海ではなくて川を引き返していく。チカイの魂は、三途を超えるというのにね。 煮詰まってきてるんだか、どうなんだか。すでに「これって最終回じゃね?」と思うような展開が何度も繰り返されている本作だけに、どこがどう収束したらおしまいなのかも定かで無い。救われなかった久慈の想いは、再び一稀とまみえることで救済を得ることになるのだろうか。いっつもやっていたさらざんまいポーズが、共通の「好きだったサッカー選手」からもたらされたポーズだったことが判明したわけだが、最後はビシッと「幼い日の思い出」で3人がゴールデントリオになることができるんでしょうか。
いちいちキャラがクドい! 第8話! そりゃね、全国20万人の参加者の中でも選りすぐりの個性なのだからキワモノが出てきてもおかしくはないが……火星の音楽の多様性ってそういう方向に炸裂してるのん? なんとオーディション番組は一週では終わらず、まさかの週またぎでバトルが続いていく。現実(作中)においても番組は週をまたぐらしいのだが、生放送を売りにしているオーディション番組で週またぎってことは、当然出演者たちは一旦帰宅してまた来週同じスタジオに集まるってことよね。わざわざオープニングとエンディングのためだけに待機させられてたアンジェラさんとか、無駄な拘束時間でイライラしそうやな。そのほかにも準決勝後半戦のために待機してた連中が3組いるわけで、いつの時代もテレビメディアは大変である。これ、来週が準々決勝後半戦だとして、最低でももう1週使わないとラストバトルまでいけないよね……せめて1時間の尺で放送しろよ。 まー、現代ではこうしたオーディション番組ってのもすっかり下火になってしまったので、いまひとつ独特の空気もわかりにくいところはあるのだが……少なくともキャロチューの2人の緊張感だけは伝わってくるだろうか。流石に楽屋入りした時に周りがあんなんだったら、そりゃ萎縮してしまうだろうよ。やっぱり他のオーディション会場ではイロモノ枠が残りやすいような選考が行われてたと考えるが自然な気がする。今回、キャロチューが審査員から「地味」と言われていたことからも分かる通り、正道をまっすぐに突き進むだけのキャロチューの音楽はやっぱりこの世界では地味なようだ。じゃぁどんな音楽ならいいかってぇと、世の中の人が聞いたこともないような突拍子もない音楽。最初の爺さんコンビなんかはいかにもそうした奇をてらった部分に良さがあったのだろうし、残念ヒールのブルドックさんも、そのあたりのインパクト勝負を狙ってのキャラ作りで挑んできたという。ただ、そのどちらも1回戦敗退というあたりにこうしたイロモノ枠の難しさがあるわけで。 メタ的な醒めた見方をするなら、こうしてイロモノがたくさん出てくるのは、「そうじゃないとオーディション番組が絵的につまらなくなるから」だろう。多少むちゃくちゃでも、わざわざ1話使って番組の空気を描くのだから、そこには山あり谷あり、緩急が大事になる。これで全員がピョートルみたいな「まっとうな」アーティストだと、流石に視聴者も飽きてしまうだろうし、何よりキャロチューの良さが個性として引き立たなくなってしまう。彼女たちが勝てるのは、現時点では「みんなして他のアーティストに胃もたれしてるから」というのが一番わかりやすいんじゃなかろうか。ブルドッグはそのまままっとうに評価されれば、充分勝ち上がるだけの実力を備えていたような気もするのだが、そんな彼の「強さ」をキャロチューが乗り越えるための方便として、「キャラも作りすぎは良くないね」というかわいそうなネタが仕込まれていたわけだ。できれば真正面から勝つキャロチューも見たかったが、まぁ、それは決勝までお預けということで。いつの間にかチューズデイが人前で歌うことにさっぱり怖じ気づかなくなってるのはすげぇ成長なんだけどな。 現時点でやや不安なのは、キャロチューの個性である「AIを介さない音楽」という設定が、あまり浮かんでこないということ。あんなコメントをもらえるってことは「他のアーティストの音楽はAIで作ってる」っていう前提があるはずなのだが、今週だってピョートルやブルドックの曲がAI仕込みのものなのかどうかはよくわからない。そのあたりの差をはっきり出してもらわないと、「やっぱり最後は人の力が勝つんだ!」というキャロチューの大義名分が失われてしまう気がする。いや、もしかしたらアンジェラとダブル(トリプル)ヒロインにして「AIだろうがAIじゃなかろうが、音楽って素晴らしいものですね!」エンドかもしれないけど。「奇跡の7分」っていうからにはおそらく1曲だけではないだろうし、もしかしたら最終的にはキャロル&チューズデイ&アンジェラが見られるのかもしれないな。 その他、「今期のアニメは途中から佐倉さんをぶっこんでかき回すのが流行ってんのか」と思わせるような怪しげな新キャラが登場。さらにアンジェラのところには有能そう(?)なマネージャーも。いろんなところにクセの強いのが揃ってきたぞ。佐倉さん(シベール)が今後キャロチューの関係性にどんな余計なことをしていくのかに注目。いい感じのウザさは伝家の宝刀。
研究室荒らし Ransack the Lab (1)(B) C ソーサリー あなたのライブラリを上から3枚見る。そのうち1枚を手札に加え、残りをあなたの墓地に置く。 黒くなった「巧みな軍略」。「軍略」はリミテッドもそうだが、「カードを墓地に置ける」という部分が評価されてちょいちょい構築クラスでも見かけたカード。このカードが青に認められたのはやはり墓地環境だったアモンケットブロックだったことが大きく、墓地を肥やしながらのカード探しなら緑か黒のお仕事だろう。とはいえ、実は黒が低マナ域でデメリットもなしにカードを探せるカードってのは案外珍しい。青なんかを併用するデッキならもっといい呪文もありそうだが、黒単やそれに準ずるデッキでこうした無難な仕事を求める場合、案外モダンレベルでも替えの効かない存在になるかもしれない。ちなみにカードのフレーバーに登場しているのは、同じく墓地次元・イニストラードの仲良し姉弟・ギサさんとゲラルフさん。ゲラルフさんがねーちゃんと嫌々絡む時の不遜な態度ほんと好き。 絶滅からの帰還 Return from Extinction (1)(B) C ソーサリー 次のうちから1つを選ぶ。 「対象の、あなたの墓地にあるクリーチャー・カードを手札に戻す」 「あなたの墓地にある、共通のクリーチャータイプを持つ2枚の対象のクリーチャー・カードを手札に戻す」 毎度おなじみ墓地回収スペルシリーズ。今回も「うまくいけばアドが稼げる2マナ」という最近の定番設定で登場し、モード選択呪文になってるのも最近の流行り。このデザインなら1つの文章でも書ける気もするが、「タイプが共通する」っていう制限がかかってると、「最大2体まで」っていう表記にしちゃうとわけが分からなくなるからダメなのかしら。今回黒には多相クリーチャーが多いので、放っておいてもこれで2枚回収するのは簡単そう。イラストにある通りにスリヴァーを2体回収すれば説得力があるぞ、と思ったら、黒のスリヴァーって蘇生を与える「屑肉スリヴァー」だから絶妙に噛み合わなかった。 サディストの執着 Sadistic Obsession (3)(B) U エンチャント・オーラ エンチャント(クリーチャー) エンチャントされたクリーテャーは「(B)(T):対象のクリーチャーにー1/ー1カウンターを1つ置く」を持つ。 イラストが怖い。何が起こってんだよ。エイリアンにでも寄生されたんかな。さておき、Magicの歴史の中には「サディスト」という言葉が含まれたカードは何枚か存在しているが、今のところ「マゾヒスト」という言葉が入ったカードは存在していない。そりゃま、マゾのカードとかどうやって作ったらええねんという話なので当たり前だが、試しに「マゾ」で検索すると3体の「ゴーマゾア」がヒットして「理解〜」となったりする。さておき、サディストカードにはあんまり共通点はないのだが、こちらは趣味で「拷問」できるようになると考えればイメージしやすいだろうか。起動コストも安く、一度回り出したら相当厄介なシステムクリーチャーになるのは間違い無いのだが、設置に4マナかかる上に即効性が無いオーラというのは何かとネック。なるべくタフネスの高いクリーチャーにつけて、なんとか維持を目論みたい。一応アーティファクトに1体だけ存在するアンタップシンボル持ちの「農場の収穫者」とはプチコンボだが、そのためにわざわざアンコモン2枚集めるかと言われると微妙。 仮定の粉砕 Shatter Assumptions (1)(B)(B) U ソーサリー 次のうちから1つを選ぶ。 「対象の対戦相手は手札を公開し、無色で土地でないカードを全て捨てる」 「対象の対戦相手は手札を公開し、多色のカードを全て捨てる」 大雑把ディスカード。一応元ネタになっているのは「迫害」だろうか。あちらは色を1色宣言してディスカード、今回は「迫害」で想定していなかった2タイプのカラーリングをピンポイントで攻める。普通に考えて「色を1色も使ってないデッキ」は多く無いはずなので、汎用性の狭さを考えて1マナ軽くなっているのはありがたい。普通に考えて、使うとしたら無色モードの方だろう。モダンのプールなら多種多様なデッキがあるとはいえ、「デッキの多くをマルチカラーのカードが占める」という特性を持ったデッキはそこまで多くない。それに対し、アーティファクトがキーで手札の大部分が無色のデッキはそこそこあるはずだ(一応エルドラージも)。基本はそうしたデッキを黒の濃いデッキで対策するためのサイドカードという位置付けだろうが、もしかしたら多色モードが刺さるデッキに出会える日も来るのかもしれない。ちなみに、「絵描きの召使い」を使って相手の手札に色を追加することで強引に多色認定するっていう小技もある(逆に無色にしようとしたら「マイコシンスの格子」になる)。 シルムガルの腐肉あさり Silumgar Scavenger (4)(B) C クリーチャー・ゾンビ、鳥 2/3 飛行 濫用 あなたのコントロールする他のクリーチャーが死亡するたび、〜の上に+1/+1カウンターを1つ置く。それが〜の濫用したクリーチャーであるなら、〜はターン終了時まで速攻を得る。 能力語としての地味さなら他の追随をゆるさない、「濫用」。「タルキール龍紀伝」1セットにしか登場していないことに加えて、効果としても単に「クリーチャーをサクってもいいよ」というだけのものなので、本当に自己主張の薄い能力なのだ。過去の濫用カードは全て「濫用した時に〜」という形でボーナスが記述されていたが、こちらのカードのポイントは濫用以外の死亡でも誘発する能力を持っているという部分。それに加えて「もし濫用したら」という追加条件になっているため、濫用を使おうが使うまいがそれっぽいたたずまいになるのがポイント。こっちの方がシルムガルっぽい能力には見えるな。濫用すれば5マナ3/4速攻のフライヤー。コモンとしては上々だ。それに加えて「霊廟のハーピー」でもあるので、ちょっとでも対処を誤るとすぐにとんでもないサイズのフライヤーに化けることになる。リミテッドなら何枚か集めてデッキのキーにできそうだ。 イボ眼の魔女 Warteye Witch (2)(B) C クリーチャー・ゴブリン、シャーマン 3/2 〜かあなたのコントロールする他のクリーチャーが死亡するたび、占術1を行う。 シンプルゴブリン。イラストでわかる通りにローウィン出身のクリーチャーなので、ローウィンゴブリンの特性である「誰かが死んだ時」能力を持っている。3マナ3/2で時々占術という、本当にリミテッド用としか思えないデザインになっており、それなりのゴブリンデッキでそれなりに潤滑油として働いてくれるだろう。しかし「イボ眼」ってやな響きだな……。 ボガーダンの龍心 Bogardan Dragonheart (2)(R) C クリーチャー・人間、シャーマン 2/2 他のクリーチャーを1体生贄に捧げる:ターン終了時まで、〜は基本のパワーとタフネスが4/4で飛行と速攻を持つドラゴンになる。 最速で3マナ4/4飛行速攻という、ドラゴン業界の常識をぶち破る存在。そのための代償は仲間一人の命だが、さて、トレードとしてどの程度のものか。普通に考えれば、これは充分にペイする対価だ。何しろこれさえ守りきって5回殴れば勝てるわけで、早ければ早いほどその成功率は高くなる。無論相手だって完全にノーガードで終わりはしないだろうが、4/4フライヤーを打ち倒すためにはそれ相応のコストも必要になるだろう。ブン回りを想定するなら、3ターン目からの攻めは充分見返りがある選択肢と言える。どっちかっていうと、問題はそうして4/4になるまでの一瞬。場に出た時はどうみもて2/2。そして味方をサクったとしても能力の解決までは2/2だ。そのタイミングでの除去に対してはすこぶる弱い。一応複数のクリーチャーがサクれるならそれなりに安定するかもしれないが……この絶妙な交換条件、のるかそるか。一応、「クリーチャーが死んだら」系の能力とはシナジーなので、その手のカードがある場合のサクリ台としても利用価値はあるか。 |
ブログ内検索
リンク
最新記事
(11/19)
(11/18)
(11/18)
(11/18)
(11/17)
(11/17)
(11/16)
(11/16)
(11/16)
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
アーカイブ
|

