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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「閃乱カグラSHINOVI MASTER -東京妖魔篇-」 4

 リバイバルの流れ、とどまるところを知らず。いや、これがリバイバルなのかどうかも微妙ではあるが。とりあえず、ダチャーンの主演作品っていうだけで何年ぶりか分からん。

 確認すると、前作「閃乱カグラ」のアニメは2013年とのことで、5年以上のブランクを経ての「第2期」ということになる。誠に遺憾ながら私は思い入れも記憶もあんまりないので特に感慨も湧かないのだが、これだけの時を経て戻って来ることができたということは、やはり根強い人気作品ということなのだろう。さらに制作体制もガラリと変わり、何と今回はティーエヌケーと柳沢テツヤ、ごとうじゅんじという、端的に言えば「ハイスクールD×D」と同じスタッフに。つまり、渡るべき人間の手に渡ったということである。こういう仕事ばかり任されれる専門家ってのもすげぇ話だが……まぁ、どんなジャンルでも得意分野があるというのは素晴らしいことだ。

 しかし時代の流れというのは残酷なもので、アニメしか知らない人間からしたら制作体制だけでなく中身だって随分変わっている気がしてしまう。かすかな記憶を辿れば、確か飛鳥と焔が仲良く喧嘩する作品だったと思うのだが……トップで出て来るのが中の人と同じ名前を持つユミというキャラクターである。まず、これが誰だか分からない。何の説明もないので視聴後改めて確認するためにググったら、どうやらアニメ放送後も脈々と続くシリーズの中で主人公を務めたキャラクターであるらしい。いや、知らんけど……。そこの説明無しなんやな。まぁ、わざわざこのアニメを見る人間はファンだろ、くらいの前提なのか……。

 そして、中身もまぁシリアスである。次回予告を見る限り来週もこのテンションが続くのかどうかはかなり怪しいが、どうも「女の子がおっぱい揉みながらイチャイチャ」というのを延々続けるだけでは済まない作品であるらしい。やっぱりこうなると「ドラマを見る方がいいの? 丁寧に描かれた乳首を見た方がいいの? どっち?!」と困ってしまうわけでね。どっちも見ればいいんだけどね。AT-Xだから視聴年齢制限がついてるよ! うーむ、せめて1話目くらいはシンプルなおっぱい祭りにしてもらった方がとっつきやすかったのだが……。でもまぁ、考えてみたら一作目の時点で割とそういう側面はあったっけなぁ。おっぱい丸出しでアホな格好して戦うけど、割と正義だの悪だのというイデオロギーの部分でしっかり悩みますよ、みたいな流れ。おっぱいに貴賎などないというのに、なぜ人は争うのだろうな。

 というわけで、おっぱいおっぱい言いながら今後も観続けるかどうかは定かじゃないですが、別に嫌いな作品でもないので多分観ると思います。前クールの「ゆらぎ荘」がAT-Xなのに光入りまくりでフラストレーション溜まってたんや。ここいらで古参の貫禄を見せつけてくれ。あと、個人的にははらみーがエロい声あげてるのが聞きたいです(切実)。いや、直前のシーズンで散々発情してたけども。エロかったけども。

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○「火ノ丸相撲」 5

 エンディングテーマはあのテイストでいいの? ねぇいいの?

 先週スタートしたアニメなんだけど、実は第1話の録画設定ミスって見逃してしまっていたのである……あいかわらずのアナログ思考なので、片っ端からの録画にミスが出るとリカバリーが効かない。「ジャンプアニメやし、他の放送局もあるやろ」って思ってたら、残念ながら我が家で視聴する方法はBS11しかなかったのである。1ヶ月遅れでアニマックスに入るから、そっちで1話目をフォローするしかないわなぁ。録画できないからネット放送は意味がないのじゃよ。そんなわけで掟破りの「2話目から視聴」という残念な結果になってしまった作品だが、まぁ、勝手知ったるジャンプ漫画なのでセーフということにしておいてくだされ。でなきゃこんな悠長に「1話目はあとでいっかぁ」なんて思わんのよ。

 さておき、現在のジャンプではかなり真っ当な方向性で「ジャンプらしい」作品。すでに古臭い印象すらあり、相撲なんてなかなかヒットしないテーマを扱っているくせにアニメ化にまでこぎつけただけでも大したものだ。私も嫌いな作品じゃないのでそれなりに読み続けていたつもりだが、最近は歳をとってジャンプを手にする機会自体が減ってしまったため、割となおざりになっているのは申し訳ない。でもまぁ、アニメでやるくらいの範囲の話は知っているので問題ないだろう。

 シナリオ部分にあれこれ言う要素はなかろうから、問題はちゃんと「相撲」と言うテーマが活きる作劇になっているかどうか。幸い、瞬間の勝負所が見やすい相撲は、アニメにしても充分映える、というかまさに短期決戦のアニメ向きの題材である。2話目はレスリングとの勝負という変則ゲームではあったが、なるほどケレン味たっぷりで大技をぶちかます展開は演出次第で真っ当なスポーツものにもなり、ジャンプ特有の超絶能力バトルのようにもなり、色々味わい深い設計である。

 一つ気になるとすれば、そうしたモーション演出以外の部分でのキャラクターの見え方がなんか安っぽいところだろうか。特に火ノ丸のトレードマークである身体や顔の傷、なんだかガムテープが貼ってあるみたいですげぇ違和感がある。テリーマンの肩の星みたいなもんだと思えばいいんだろうか……まぁ、そこをリアルに描くのは難しいだろうし、あんまりこだわる意味もないだろうからしょうがないけど。あとは尺の都合だろうけど、ちょっとサクサク進みすぎてる感じもあるかなぁ。原作だとこんなに早くないよね? 辻の登場ってこんな段階だったっけ? うわ、やっぱ覚えてねぇや。

 まぁ、とりあえず必要最低限のものはそろっているようなので、何となく追いかけるくらいでもいいだろう。とりあえず、部長の中の人はリアルで相撲とってる動画とか作れば説得力が増すと思うよ。目指せ相撲の三冠王。

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○「メルクストーリア-無気力少年と瓶の中の少女-」 5

 これって現代に蘇った瓶詰妖精ということもできますよね? できませんか? そうですか(撤収)。

 今期水瀬いのり成分の主な補充先となりそうな作品。兎にも角にもメインヒロイン(?)のメルクが可愛らしいので、それを見ていればある程度の満足感は得られるだろう。監督を担当しているのが追崎さんなので、「可愛らしいもの」を可愛らしく描く手腕には信頼が置ける。なんかもう、それだけでも充分だ。ソシャゲ原作とのことなのでちょっと身構えてしまう部分もあるが、本体となる物語がちゃんと存在しているRPGのようで、世界観の構築はしっかりしているし、お手本のような導入の1話であり、キャラがわかって世界が見えれば不満はない。背景の描き込みなども高品質だし、このままのクオリティが維持されるなら予想外に楽しい作品になってくれるかもしれない。

 一応作品世界の特徴としては「凶暴で人間を襲うモンスターがいっぱいいるけど、それを改心させる癒術と呼ばれる技法があるよ」という部分が見どころになるんだろうか。主人公の「モンスター嫌い」がなんだかとってつけたような印象があるのが気になるが、殺伐としたモンスター退治のお話ではなく、いく先々でモンスターを癒し、仲間として引き連れていく物語になるならなかなか斬新だ。ドラクエⅤにしろポケモンにしろ、「モンスターを味方にして冒険する」っていうギミック自体が楽しそうなのである。これでモンスターが可愛ければ満点。1話目で出てきた大福はそれなりに可愛い(でかい方は置いとくとして)。ついでに「何故モンスターが人を襲うようになっているのか」っていう根本的な部分まで突き詰められればすごい話になるのだが……まぁ、それはさすがにやりすぎかな。原作ソシャゲもまだまだ展開は続けているらしいので、多分やんわりとした落とし所になるんだろう。過度な期待はせずに見守っていけばいいじゃない。

 ちなみに、私が一番熱心にプレイしている某ソシャゲも、来年1月からアニメ放送が決定している。今作同様にファンタジーな内容でのRPGなので、これくらいのクオリティでスタートしてくれれば言うことなしだと思うのだが……どうなるんだろう。今から胃が痛い。「ゲームは割と面白いんだけどなぁ」ってぼやく準備が今から出来ている(後ろ向きだな)。

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 悔しいが笑ってしまったので私の負けだ、第2話。1話目の尖っぷりは完全に出オチやろ、と願っていた部分はあるのだが、2話目は同じ方向性から純粋に進歩的な展開でさらにひとネタ加えることに成功している。すげぇなヲイ。

 まぁ、ぶっちゃけ一番スゲェと思ったのは本渡ちゃんのマルチな才能に対してなんですけどね。そりゃもちろん台本あるんだし、練習もみっちりやったんだろうけど、こうしてフリースタイルバトルのリズム感をきっちり再現できるのって純粋に才能だと思うのよね。やろうと思っても不自然になっちゃう人が多いと思うし。対抗してる2号役の田野ちゃんも、時にアイドルとしてお呼びがかかるその才能はピカイチ。純粋に聞いていて気持ちのいい展開だったし、素直に載せた映像部分のおかげで、ラップバトルにカケラも興味がない私みたいな人間でも気軽に楽しめる展開になっていた。まぁ、今度こそこれで打ち止めで、次の話数には残りカスみたいになってる可能性もあるけど……いや、もう、2話まででやりきったらわしは満足やで。

 展開としては「メンバーが少しずつ覚醒する」という理想通りの展開になるんだろうか。一応たえちゃん以外のメンバーは目覚めているし、2話目時点で割と個性が出てきているのだが、今回メインで扱われたのは「伝説の平成アイドル」水野愛ちゃんと、「伝説の特攻隊長」二階堂サキの2名。そして友情タッグの形成に成功したのはサキちゃんの方。こういう友情タッグ形成って御都合主義の場合が多いのだが、今回の展開はどう考えてもさくらの才能がぶっ飛び過ぎていたので妥当(?)なもの。というか、さくらはある意味で最大級のオレツエーキャラとすら言えるのかもしれない。なんやねんあの無駄な才能の山積み状態は。いいぞもっとやれ。

 そして、当然のように私のお気に入りキャラは現状ではゆうぎりさんです。マイペース過ぎる三味線プレイ、マジで格好いい。どこぞの事務所のラーメンクイーンに通じる存在感がある。

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○「からくりサーカス」 5

 過去作品掘り出しの流れはついにここにたどり着いた。不朽の名作からくりサーカス、今ここに万感の幕開けである。

 とりあえずせっかくなので煽ってみたが、ぶっちゃけ今作にあまり思い入れはない。いや、あると思っててたんだけど無かったんだよ。信じられない話なんだが、アニメ化決定の報を受け、「おっ、うしおととらはあんまり分からんかったけどからくりなら読んでたわ。でも、後半部分なんてすっかり忘れてるし、放送前に再読しとくやで」って思って読み始めたら、「実は後半部分は忘れてたんじゃなくて単に読んでなかっただけだったわ……」っていう衝撃の事実が判明したのである。まさか、読んだと思って読んでない漫画があるなんて、自分でも驚きである。いや、ほら、だってさ、中盤のあの大ネタを披露したあたりで、もう満足するじゃん。「これであとは幕引きに入るんやな」って思うじゃん。ほんで終わると思いながら連載追ってたら、なぜか突然田舎の村で相撲大会が始まるし、クッソ長そうだし、そこで読むのをやめちゃってもしょうがないじゃない。そんなわけで、今作はつい最近「初読」したのでした。

 まぁ、兎にも角にも、最近読んだ作品だから記憶は鮮明だぞ! ……ごめんこれも嘘。一気読みしたおかげでもうディティールがあやふやだ。1話目時点でも、「えっと、これって○○だったけ、それとも○○のふりした××の方だったっけ……」ってあやふやである。ややこしすぎんねん、この漫画。いや、でも傑作なのは間違いないよ。やっぱりプロットすごいし、アクションも文句なしで面白いし。名作って断言していいと思う作品。

 ただ、それが今度は3クールのアニメ化っていう微妙な展開を見せているわけで……ウゥム、これが「うしおととらの大成功に続け!」だったらいいのだが、残念ながらあっちも微妙なまとめ方になっちゃったしなぁ。この作品、切れるところなんてほとんどなさそうなのに、どうやったら40巻以上の漫画を3クールにまとめるってんだよ……。今から悪い意味でドキドキヒヤヒヤだよ。よっぽどのアクロバットを使わないとまとめきれないと思うのだが、そっちが成功した方がよっぽどサーカスだよな。

 でもまぁ、1話目はそんな台所事情を感じさせることのないスタート。尺も詰まってないし、作劇も気持ちの良いもの。元請のスタジオヴォルンは「うしおととら」の時点ではMAPPAとの共同制作だったが、今回は単独元請初挑戦となるようだ。まぁ、これ一本に全力を注げるというのなら案外まとまった製作体制が取れる……といいな。やっぱり藤田作品は勢い任せで動かしてなんぼやからな。

 あとはキャスト部分かな。勝役だけは若手新人の採用らしいのだが、1話目時点では悪くない仕事ぶり。結局全編通じて一番難しく、一番やりがいのある役が勝なので、ここで演じきればとても良い経験になるのではなかろうか。残りのキャストはほんとコッテコテ。メイン2人が「うしおととら」からの続投なのが笑ってしまうが、さすがにあの声で鳴海が19歳ってのは無理があるよな。アシハナさんは個人的にツダケンイメージだったのだが、まぁ、櫻井ならなんだってできるからいいや(櫻井はどっちかっていうとアルレッキーノだと思ってた)。キャストロールでしろがねよりも上にいたのが謎。他にも色々とキャストが発表になっているのだが、キャストを見て「もしかしてコロンビーヌはロリバージョンの方しか出てこないのでは……」って思ってしまったのは秘密。あとは雑魚オートマータにどんな声が当てられるのかが気になるよね。実はキャラとして一番活き活きしてるのがいやらしい連中ばっかりなので(藤田作品だから)。パウルマン先生とか早く出てきてほしい。シルベストリも気になるけど、下手したらカットされるエピソードだよなぁ。

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○「ベルゼブブ嬢のお気に召すまま」 5

 皆さんは人生で初めて「ケセランパサラン」を知ったのはいつですか? 私は多分、SFCゲーム「スーパーマリオワールド」のお城ステージに出てくる敵キャラです。その次は多分「ぬーべー」に出てくるやつ。なんか、定期的にプチブームみたいなのがあるよね。

 女体化作品はとどまることを知らず。でもまぁ、神格(悪魔を含む)って時代や信教によってコロコロ姿を変えるものなので、ベルゼブブがロリ巨乳だったとしても別に大きな問題はないんでしょうね。試しに「ベルゼブブ」で画像検索すると、結構な数のおにゃのこキャラもヒットします。まぁ、日本人にとっての神や悪魔なんてこんなもんよね。

 「絶大な力を持つ上司がふわふわロリっ子だったらいいのになぁ」という、欲望に忠実なわかりやすい萌え系作品。「ふわふわもふもふ」を前面に押し出しており、アバン→オープニングの流れだけを見たら、こっちの方がよっぽど「ハッピーシュガーライフ」っていうタイトルが似合うんじゃないかと思うような作品である。悪魔が主人公という設定のくせに、「悪魔は神の意志に従って試練を与える存在」と設定されているので悪辣さなどカケラもなく、徹底してふわふわもふもふワールドに浸ることだけを目的とした設計が潔い。一応ギャップ萌えの要素もあったのかもしれないが、秒でそんな引っかかりもなくなり、あとはただ「かわいい、もちぷに」を堪能するだけ。求める人にとっては至福、いらない人間にとっては路傍の石というタイプの作品だろう。個人的にはふわふわもふもふは好きだけど、全体的なキャラクターデザイン(というか色彩設定かな)がストライクからちょっとずれている感じがあるので、嫌いじゃないけどそこまでハマるようなものではない、というくらいのバランスかな。でも、決して悪いもんじゃないです。あとはこのメルヒェンな感じを恥ずかしげもなく維持できるかどうかでしょうね。エンディング歌唱がメインの大西君に加えて久野ちゃん、加隈ちゃんという恐ろしい布陣になっているので、今後のキャラ展開にも期待しよう。やっぱり久野ちゃんじゃないか!!

 しかし……考えてみりゃ「糞山の王」とも称され蝿の化身でもあるベルゼブブがこれって、結構凄惨な構図でもあるんだよな……冒頭部分、綿菓子にたかってる蝿ってことになるのでね……綿菓子ってメルヘンなイメージ強いけど、実際は単なる糖質の塊だからな……あかん、そういう想像はしないようにしましょう。

 個人的に意外だったのは、メインのベルゼブブ嬢を務めるのが大西君というところ。ぱっと見のイメージだと茅野・石見ラインのキャラみたいに見えるんだけど、やっぱり器用だぞ大西。正直、キャストロール見るまで誰だか分かりませんでした。こういう方向性でのメインって初めてかもしれない。あと、ナレーションのせいで若干「はたらく悪魔」みたいな印象もある。マクロファージさんはいつだって大忙しだ。

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○「俺が好きなのは妹だけど妹じゃない」 4

 何言ってだこいつ。妹文化が永遠であるということは今作が冒頭で示してくれていたわけだが、文字通りの「末席を汚す」結果にならなければいいのだが……。

 いや、だからわしゃ妹属性は皆無なんだってば。それでもまぁ、あの13人をわざわざ集めてきたというその努力は認めよう。温故知新、先人たちへのリスペクトは大切だ。ただ、リスペクトを示す先がそっちなのかよ、ってのは思うけども。他にも色々謝らなきゃいけない作品がある気がするんですけどね。何マンガ先生とかさ。1話目で何か話題になるつかみを用意するというのは現代アニメ事情を考えれば大事なことだとは思うが、その同じ1話目の時点で「これ、単なる出オチじゃねぇかな」と感じられるのはダメなのでは。

 この作品を見ても私の心が動かないのは、単に妹属性がないという理由だけではないだろう。単純に、面白くなさそうという話なのだ。ぶっちゃけ、似たような第一印象は「妹さえいればいい。」でも感じたものだが、あちらは本当に「妹好き」という設定が飾り以外の何でもなく、気づけば「ラノベ業界の苦労話を交えつつアニメの中でだらだらボドゲをやる作品」というわけのわからない方向性で独自性を獲得していった。良いか悪いかはわからないが、おかげで見る価値が生まれたのは事実だ。それに対し、本作はどうやら「エロマンガ先生」同様に、妹との関係性を中心に物語が進むタイプの作品だと思われる。つまり、真正面から妹萌えで戦う必要がある。そうなると、何とも映像部分が頼りないのである。トレンドから外れた感のあるキャラクターデザインに加え、1話目時点で主人公の顔の形が何だかおぼつかない。おそらくヒロイン勢の方はちゃんと描かなきゃ、という使命感があるのだろうが、そのぶんで野郎の顔にしわ寄せが来ていたのだろうか。それとも単に男のくせに目の部分がキラキラしすぎて気持ち悪いと感じたからかなのか。これまた現代アニメのお約束である「目の中の描き込み」がかなり徹底しているのだが、残念ながら細やかさよりも先に、何が書いてあるのかよくわからない異質さの方が際立って拒絶反応が出てしまう。いや、正直デザインについては紙一重だとは思うのだが……少なくとも1話目で魅力的だと思わせられなかったら、シリーズアニメとしては大きなビハインドを背負うことになるだろう。もしかして、シスプリ誘致に大きくリソースを割いてしまったのかもしれない。

 あとは妹との関係性でしっかり過去の作品と差別化が図れるかどうか。真正面からぶつけたら「エロマンガ先生」の映像クオリティには太刀打ちできないだろうから、勝負するとしたらやはり妹好きのために「唯一無二の妹」を創造する必要がある。高坂桐乃を超え、和泉紗霧を超え、当然羽島千尋を超えて。……んー、頑張れるかなぁ。

 まぁ、一応「ラノベ業界に乗り込んじゃったワナビがゴースト」という設定は今後がどうなるか気になるので、数多の内輪作品をしのぐ業界ものという売り方ができれば可能性はあるかもしれない。俺が主人公だったらこの設定の時点で自責と重圧で死んでると思うけどね。

 ちなみに、この感想を書いているまさにそのタイミングで私の実妹からメールが来るというよくわからない奇跡があった(ドウデモイイ)。

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 何となく出向いて、何もなさそうだから帰ろうとしたら、なんかよだれ垂らして目の色変えた連中に呼び止められ、突然たほいやが始まった。

 

 

Round1・「ろんもう」

1、教養が無い人。論語知らず。

2、論語と孟子と。

3、(「群盲龍へ登る」の解読)壮大なものに触れ続ければ、いつかは超越するとの訓話。

4、いなごの佃煮。

5、(仏教語)著しく不毛な宗教的対立。元寇を前に禁じられた。

6、異国者。

 ①まぁ、そうなるよな。 ②そうなるやろか。2つ並んでるシリーズってなんかあった気がするんだけど、検索する手段がない。 ③象に触り続けていれば、いつかきっと。

④「何でこうなるの?」って聞いたのに、「それを教えちゃったら今後対策されるじゃないですか」って教えてもらえなかった。秘伝のスープの作り方かよ。 ⑤禁じられておさまるようなもんじゃねぇよな。 ⑥「論盲」で、「議論が通じない人」の意だそうです。

 

Round2・「どかひん」

1、電柱を設置する際に行う基礎工事のこと。

2、「土管」のひ足し言葉。火炎土管。

3、急拵えである様。

4、丁寅生まれの女性。良嫁と言われる。

5、フランスの画家。キュビズムに傾倒した後、古典派へと回帰し、画家を引退。

6、(ドカは接頭辞)一時に貧乏になることじり貧。

 当然隣の単語は「どかべん」です。 ②ん抜き言葉に続いて、今度はひ足し言葉だ! いや、そのわりにちゃんと「火」が意味を持ってるんだから単なる単語じゃん。ロックマンのフィールドにあるトラップみたいなやつでしょうかね。 ③「逆から読んだら『にわか』になりそうだったんですけど、ならなかったんです」「じゃぁ書くなよ」。

 

Round3・「どれあう」

1、マリの主要都市。オアシス都市として知られ、シバの主都と否定される。人口23万5千人。

2、巫女。

3、→でれあう。

4、吸血生物が互いの体液を吸いあうこと。

5、男女が私通する。野合する。

6、長良川川岸に201年に一度現れ、大量の鮎を吐き落とすという伝説の鵜。

 ②「ジルドレと会う」→聖女という発想だそうです。アニメも始まりました。 ④Drain合う。 ⑤「私通と野合って意味違わね?」という議論になっていましたが、確認したら「野合」も「正式の結婚手続きを踏まずに関係すること」らしいです。青姦のことではなかった。 ⑥ドレアな鵜。ちなみに、現れるスパンも「ドゥ(2)」「レイ(0)」「アン(1)」から来ている。

 

Round4・「こにきし」

1、画題。賽の河原を描く。

2、欠損児の双生児。

3、丹生師(にきし)に従わぬ者。

4、→此岸。

5、「五」のこと。

6、(百済の語。コキシとも)百済王の称号。

 ハワイ出身力士じゃないよ。出題者もなんども間違えてたけど。 ①画題って書いときゃ何とかなるパターンだが、どっちかっていうと書記をしていたミラクルロジカル先輩が「さいの瓦」と誤記し、「あれって、子供達が積んでるアレが瓦なんじゃないですか?」ととんでもない勘違いをしていたのが一番の事件だった。スゲェな。 ②解答用紙に「KONIKISHI」の表記があるので、多分、「KONI」と「KISHI」が何となく似てるという発想なのだろう。 ③「抗・丹生師」だが、丹生師が何を意味する語なのかは誰にもわからない。 ④このきし。 ⑥いつものパターン。ちなみに現時点で「拳でNのこと」が正解だったのは初代の「ちぇえ」と「さんな」の2問。

 

Round5・「がらんびし」

1、(方言)山の絶壁。がらん。

2、生者は皆死ぬという仏門の教え。

3、家門の一。四菱を口で囲う。

4、我先にと手当たり次第に交合した末での腹上死。

5、伽藍のようなびし。伽藍びしま。

6、建築物に芸術性を与えることを目的としてひし形に模様をあしらうこと。

 難産だった出題だが見事全外し。最大のポイントは第2版からの出題だったということ。それ以外の版では普通の表記になっていたらしいので、おそらく全外しまではいかなかったのではなかろうか。 ①「方言」だけ書くってどういうことやねん。どこの方言かも書けよ。 ④「我乱()尾死」。

 

Round6・「たけえびら」

1、「たかえびら」に同じ。

2、→隣芝(りんし)

3、狂言。太郎冠者が嫉妬に駆られ裏切った卑怯者を捕らえる。

4、家人、郎等。

5、武道の教え。何にも捉われない柔の受け身こそが最大の剛となる。

6、竹を用いた画額。素にして雅があり、収めた賛画の風合いが増すとされる。

 「竹のえびらちゃうの?」と聞かれても「違います」と答えての出題だったが……。 ①辞書って不便だよね。 ②よくわからん概念だが、「他家の海老ら」→「なんか美味しそう」→「隣の芝は青い」という流れらしい。 ③take envy ratという記述がある。 ⑤竹、海老等という記述がある。「竹はまだしも、エビは最初から曲がってるだけやろ」。 ⑥「竹でできたVIERA」。

 

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○「CONCEPTION」 5

 馬鹿じゃろ。企画考えた奴も通した奴もみんな馬鹿じゃろ。馬鹿が活躍できる業界は素晴らしいですね……。

 当方、アニメの事前知識は一切入れないという宗派なので、片っ端からアニメ番組を予約録画し、どんな作品かも分からずに視聴を始めるわけだが、今作はOP映像が出てきた時点で「あ、エロい奴ですかね」「エロい奴でしょうね」と中学生みたいな独り言を言いながら見始めた。スタート時点では学園ラブコメでも始まるのかと思ったものだが、「〜〜みたいなアニメかな?」って考えた予断が、その2分後に否定されるという展開が2度3度と続いてしまった。「学園ラブコメかな?」→「宇宙人が絡む猟奇ものかな?」→「クソみたいな異世界ものかな?」「単なるエロかな?」→「……ギャグだった……」。ところで、事前知識や他所の知識をいれずにアニメのみで楽しむのが基本だと思っている人間は、アニメの中で堂々と「公式サイト参照」って言われたらどうしたらいいんでしょうね??

 もう、完全に「SEXしないと出られない異世界」じゃん。もう、完全に思いつきだけのやつじゃん。ギミックとしてはSEX聖闘士星矢じゃん。なんだそれ。自分で書いてて分からんわ。本当に、このわけのわからない設定を無理やり通すためのありえないくらいに文脈を無視した1話目になっており、ぶっちゃけ会話のキャッチボールなど成立させる気がない。誰と話をしていても頭がおかしくなりそうな、サイコパスだらけの世界の如く。でもしょうがないじゃない。こんな狂った作品を成立させるには、登場人物も全部狂ってないと始まらないじゃない。もう、何もかもが新鮮で終始笑いっぱなしでしたわ。「絶対クソになるやつやん!」と確信めいたものがあるが、それでも笑ってしまったからなぁ……「BAKUMATSU」に5点つけてるしなぁ。これも同じ板の上に乗せるしかないか……これと並べられる「BAKUMATSU」が可哀想に思えてきたわ。

 しかもこんなクソアニメなのに監督が元永さんで、1話目の構成に岩畑さんが参加してるんだよ。そのくせ何故か製作はGONZOなんだよ。どゆこと? 元永さんが率いるなら素直にWHITE FOXでやってくれよ。いや、でもこんなもんを丁寧な作画で作られても困るか……なるほど、同じネジの外れた異世界作品ということで、「18if」と同じスタジオにまかせようということだな。もう、いっそ全部のネジを外してもらっていいぞ。小さくまとまる意味はないからな!

 というわけで、次回以降に何が起こるかをドキドキワクワクしながら待ちたいと思います。絶対予想通りにはならんと思うわ。何が偉いって、こんだけの内容のくせに画面がかけらもエロくないことなんだよ。作画がしょっぱいといえばそうなんだが(アクション作画での枚数の少なさは逆に見事である)、むしろ意図的にこのチープなデザインにしてる気もするな。どんだけ濡れ場になってもギャグだっていえば許されそうなレベルのギリギリを攻めているような……。やっぱり馬鹿だわ。日本人、クリエイティビティの使い方間違ってる説。いいぞもっとやれ。

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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