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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
わーい、暗殺者チームの皆さんだー、第27話。今回が最後の登場シーンになりますかねぇ。ここにきて最後に仲の良い様子が見られたのは嬉しかったよ。ほんと、アニメ版はチームの仲の良さがやたらと強調されてたよな。 さぁ、ボス対リゾットの大決戦。実はこの戦い、絵面としては割と地味なんだよな。リゾットが本当に「暗殺向け」というか、派手にドーンバーンする能力じゃないので、実際今回ドッピオはほとんど一箇所に座った状態で試合が展開している。釘だのハサミだのと使われている道具立ては派手なのだが、アクションとしてはかなり地味。だからこそ原作での盛り上がりが際立つわけだが、アニメでも色々と工夫を凝らして少ない動きでメリハリをつけようとしている。メスをクルクルさせて場所を特定しようとするアクションとか、ドッピオがなんであんな器用なんだよ、っていうくらいに動きがシャキシャキしてんのね。あと「黄色い血」がちょっと黄色すぎるのがかえって怖かったり、リゾットさんが最後の一撃を見舞おうとして「メタリカァ!」って叫んだ時の謎ポーズと謎演出とか、見どころは本当に多い。 もちろん、もし初見の視聴者がいたとしたら、疑問に思う部分も多いことだろう。「は? 人体の鉄分だけでそんなにカミソリだのハサミだの作れるわけないやろ」とか「鉄分が操れるのとカメレオンみたいに背景に溶け込むのにどんな関係があんねん」とか。まぁ、そうだな、当然の疑問だな。でもさ、ほら、それってすでに20年前に出てるやつだから、諦めてくれまいか。なんかこう、良い具合に、ほら、そういうやつだよ。一応、リゾットが非常な努力家で、あんまり強くなさそうに見える自分の能力にもめげたりせず、鍛錬を積んでなんとか暗殺に役立ちそうなスキルにまで能力を昇華させた結果がこれ、っていう理解はしている。カメレオン能力は微細なメタリカそのものを活用できる能力として一応思いつくだろうし、わざわざ人体の鉄分をカミソリやハサミに模して成形するのは、多分その方が能力としてイメージしやすかったからなんじゃなかろうか。ほら、クラピカだって念能力を鍛える時に1日中鎖を触っていたっていうし、漠然と「なんか鉄分を動かす」っていうよりも「体にハサミを作る」の方がイメージしやすくて、トレーニングが捗ったんだよ。まぁ、その割にカミソリとか釘とかかすがいとか種類は豊富なんだが、たまたま身の回りにそういうものがいっぱいあったんだよ。 そうして身につけたリゾットの能力をフル回転させて戦ったわけだが、最終的には「予知部分と腕だけ」というキングクリムゾンのパーツだけに敗北してしまう結果となった。こうしてみるとやっぱりドッピオの戦術眼もなかなか優秀である。キンクリの腕で殴る描写はどんな風に描かれるのかと思ったが、予想以上にダイレクトに「腕」だったな。ちょっと面白かったわ。そしてようやく現れた主人公チーム。ここの展開でいっつも気になるのは、荒木先生は今回のバトルの展開をどこから着想したんだろうっていうこと。「ラストをエアロスミスで決める(少なくともブチャラティチームの誰かの能力で決める)」ってのはおそらくアイディアとしてあったのだろう。三つ巴みたいな状態で、2者が争っているところに意図せぬ第三勢力が関与し、知らないうちにどちらかに与していた、なんてのはいかにも面白い展開だ。そして、当然「意図せず」の部分を重要視するなら遠隔で半自動攻撃ができるナランチャが選ばれ、エアロスミスが絡むならば「二酸化炭素で感知されないボス」が必要になる。そこから逆算することで「体内のヘモグロビンが機能していない状態」を思いつくわけだが……いや、思いつくか? そんな変な能力でこんな大事なバトルを作ろうと思うか? ……やっぱり荒木先生の頭の中は謎なんだよなぁ。いや、面白い。 さて、次はどうなるのかといえば……サブタイトルなぁ……ジョジョの歴史の中でも屈指の名タイトルとなる次回の展開。もう、ここからはノンストップだな。
PR 4月20日 ドラフト模様(RNA×3) ピック順 【Thraxi】→【Chrolony】→【Alessi】→【Tanaka】→【Metallica】→【Serra】
「献身」環境最終戦!(予定) なんとかゴールまでたどり着いたこの環境。最後はみんなの予定が合わない中、あれこれと日程調整をして土曜の夜という変則日程で粛々と行われる予定だったのですが、稀人(まれ?)が予想外の来訪、めでたく6人戦にすることができました。来るのが一週間早いんじゃねぇかと思ったら、どうやら来週もくるらしい。新幹線の代金だけでも大層なもんになるんだが、大丈夫か? ??「JRはもっと新幹線を安くすべき。自由席よりももっとキツい不自由席っていうのを作って2000円くらいで売るように打診してみようか?」
とにかくこれでギルド門の飛び交うラヴニカらしい世界とはお別れ。来週は、私がプレリに参加出来ればそこで先行発売の「灯争大戦」の箱を購入するつもりなので、そちらのドラフトが開催されます(不測の事態で箱が買えない場合は本当に申し訳ありませんが、献身ドラフトにするしかないと思います)。日時はこれまた変則で日曜深夜23時開始となります。現時点でレギュラーメンバーで欠席報告が1人出ているんですが、その代わりに上述の通りに東京1名、さらに神戸1名と三重1名もすでに参戦意思を表明しており7人戦の予定。愛知が来るかどうかは知らない。もし来ても、席は空いてますよ。
欲望ノンストップ、第2話。知ってたよ、ブレーキなんて無いってことくらい。しかし覚悟の上を軽々と乗り越えてくるなぁ……。 幾原作品第2話は非常に重要なポイントである。いや、全話大事なのは当然なのだが、第2話には特別な意味があって、「1話目と見比べて、どこからどこまでがバンクシーンになっているのかを確認する」という作業が入るからだ。まぁ、今作の場合は特に厳密な意味でのバンクはあまりないのだが(全部早回しにされたから)、どの画面、どの演出がルーティンとして存在している部分で、どこからが「今回の話数で切り取られた事象」なのかを判断し、作品のベースを探っていくことになる。今回で言えば、「尻子玉搾取シーンは変身バンク扱いなのかよ!」とか、「毎回歌うのかよ!」とか、そういうことが確認できるわけですね。まぁ、だいたいにおいて、こうして「バンクだ」と認識したシーンも最終的には意味が変質し、破壊されていくことの方が多いのだけど(ユリ裁判しかり、生存戦略しかり)。 あとはまぁ、2話目までで注意する必要がある基本設定を確認し、今後の展開の焦点を絞っていくことが目的だろうか。幸いにして、今回のお話の表層部分は比較的シンプルになっており、本当にルーティンだけのお話だと割り切れば旧作に比べるとわかりやすくはなっている。基本構造は「ケッピに目をつけられた主人公トリオが、毎回指令を受けてカパゾンビを退治する」という構造。プリキュア的といえばそうだし、戦隊ヒーローものに近いとも言える。一応カッパ形態での演出を見れば古式ゆかしいヒーローもののテイストは意識しているだろう。無理やり幾原作品に繋げるなら、ほんとのほんとにこじつけて「ウテナ」の構造に近いともいえるかもしれない。いや、無理があるけど。 主人公チームは3名、メインとなる一稀は1話のテーマとなった「ハコ」を抱えた男の子。この世界の「箱」は秘密を隠し持つことの暗喩として使われており、おそらく同じように「容器」としての性質を持つ「皿」がこの作品のタイトルにまでなって重要な位置を占めることと対比をなす。「箱」は「何かを入れて、蓋をして、閉じる」ところまでが前提とされるが、「皿」は載せられたものが常に開示された状態で、むしろ陳列することを目的とし、外界との「つながり」を持つ。「箱」が開かれ、「皿」にのせられることが、今作では「秘密の開示」につながるわけだ。おかげで、「箱」の主人公たる一稀には秘密が多い。1話目の時点で最大の秘密が明かされたんじゃねぇかと思われたのに、2話目でもナイスピッチでとんでもないネタを投下してきた。ぱっと見には善良そうな主人公が、文字通り「蓋を開ければ」どんどん悪行を吐き出していく様子を「漏」の一文字で表現しているのはなんともシニカルである。 チーム2人目は目つきの悪い久慈。あっという間に手繋ぎデートにまで発展した関係性には笑うしかないが、彼はアニメの主人公としては珍しいくらいにストレートに悪いことに手を染めている。1話目では大胆に車上荒らし、そして2話目では兄貴とつるんで人を湯船に沈め、さらに麻薬(野菜??)の密売にまで加担しているようである。ここまでストレートにあくどいことをしている人間なのだからどう考えても「正義の味方」然としたさらざんまいに参加できるとも思えないのだが、なぜかそこはファニーな関係性ばかりが目立ち、気づけばトリオの息も合っているという。彼のあくどさは、上述した一稀の「隠されたあくどさ」との対比の意味もあるのかもしれない。すでに2話目時点で本人の口から「大して変わらない」という言葉も出てきているしなぁ。ちなみに久慈兄弟を象徴するアイテムとして「金属製のものさし」があるのだが、ここにも意味があるのかどうかは現状では不明。 そして残る3人目はメガネの燕太。彼だけは1話目時点でキャラが薄く、2話目でも3人の共通項として確認できた要素は「弟」というキーワードくらいだろうか。一稀は弟のために身を捧げ、久慈は弟として兄貴に信頼を寄せている。そして燕太も、お姉さんがいる「弟」であることだけは確認できているのだ。そしてそんな彼には別に何もないのかと思っていたら……Cパートである。あれまぁ、本当に綺麗なカットでしたわよ。こういうところで全力の作画を使ってくる制作チーム、本当に心得ている。そうかぁ、ベストコンビって言ってたしなぁ……。彼の行動原理の一端が見えたわけだが、今後この3人の「チーム」にどんな変化が生まれるのか、その辺りが主なシナリオの焦点になっていくのかしら。 そのほかにも、今回いよいよ正式に参戦したいい声すぎる警察官コンビの立ち位置もまだまだ謎のままだし、ケッピが何者なのかも実は一切説明されていない。冷静に考えりゃ変死体が出ている時点で浅草はかなり殺伐とした状況のはずなのだが、この大事件は収束する方向に進むんだろうか? 多分、そういう部分はあまり問題にならないくらいにもっとでかいお話になっていくんだろうなぁ。とりあえず、猫はいじめるな。
<無色> 順応する煌めくもの Adaptive Shimmerer (5) C クリーチャー・昆虫 0/0 瞬速 〜は+1/+1カウンターが3つ置かれた状態で戦場に出る。 今回3体だけ登場する、無色クリーチャーの1つ。無色トリオは全てコモンで提供され、マナコストはそれぞれ1、3、5でこいつが一番重たい。特殊な無色クリーチャーが環境に採用されているのは、ただでさえ色が混迷を極める3色環境において、少しでもコモンからの選択肢を増やせるようにという配慮だろう。こちらのクリーチャーは3/3瞬速と、色付きクリーチャーなら大体3〜4マナくらいの性能。色がないので当然見劣りするが、ステータスがカウンターで定義されているのは重要で、当然、ここを基盤に変容することを想定してのことだ。ただ、ここをスタートにすると変容デッキだとしてもちょい重いのは事実。できれば青黒の瞬速シナジーと組み合わせたいところだ。 彼方見 Farfinder (3) C クリーチャー・狐 1/1 警戒 〜が戦場に出た時、あなたのライブラリから基本土地・カードを1枚探し、それを公開して手札に加える。その後、あなたのライブラリを切り直す。 この世界における「這い回る偵察機」。別に「巡礼者の目」でもいいけど、普段ならアーティファクトクリーチャーでやっている仕事を、今回はわざわざ無色というイレギュラーなクリーチャー枠を使って行なっている。これはまぁ、フレーバー的な要素が大きいんじゃなかろうか。この次元の人間たちは、わざわざ新しい土地を探そうとして機械を作ったりはしてないんだろう。「偵察機」に比べるとタフネスが下がった代わりに警戒がついた。「1/1に警戒がついても意味ないやんけ」というのが普通の世界だが、今回は変容の土台にすることで警戒付与の役割もこなしてくれる可愛いやつである。多色化が進む世界なので、やはりこの能力の安心感は格別だ。 不思議な卵 Mysterious Egg (1) C クリーチャー・卵 0/2 このクリーチャーが変容するたび、これの上に+1/+1カウンターを1つ置く。 ゴジラアートではなぜかモスラの繭になるカード。これを変容させることで「なんか生まれた!」っていう雰囲気が醸し出せるし、その後も成長期な感じが出せる。変容は必ず土台となるクリーチャーが必要になるので、こうして先において選択肢が増やせるのは案外大事なのかも。ちなみに、サブタイプに「食物」は無いので注意。食べられません。 <白> 刃による払拭 Blade Banish (3)(W) C インスタント 対象の、パワー4以上のクリーチャーを追放する。 「勝利への躍進」の3ライフゲインの部分が追放効果に切り替わったもの。もともと「大物潰し」にはどっちもついてなかったんだからこれでも上位種だが、この環境はそこまで追放効果は大きな意味を持たないので、なんで「勝利への躍進」と逆にしてくれなかったんだよ、という気もする。まぁ、その辺は大人の事情だ。この世界だって怪物はすくすくと大きくなる。相手が手塩にかけて育てた大物をこいつで一撃。逆に言えば、相手が白を使っている場合、自分のクリーチャーをパワー3以下で止めるのも選択肢の1つってことだ。ところで、こちらのカードのイラストにはなんと放浪者さんが……。この人もきてるんか。
検問官 Checkpoint Officer (1)(W) C クリーチャー・人間、兵士 1/2 (1)(W)(T):対象のクリーチャーをタップする。 紛れもなくタッパー。揺るぎなくタッパー。2マナ1/2のタッパーというと、やはり我々にとっては「おとりの達人」のイメージであり、紆余曲折を経てタッパーは原初へ回帰してきているのだ。まぁ、起動コストだけは時代性が表れているけども。起動に2マナは現代の感覚ならそこそこだが、対象の制限なしのタッパーなのでやはり大切なお仕事には違いない。今回はコモンでこれが手に入るので、あまり一点豪華主義で1体のクリーチャーを特盛変容しちゃうのも問題なのかもしれない。ところで、なんかイラストの顔だけ微妙にコラっぽくない? 揃った突撃 Coordinated Charge (4)(W) C インスタント あなたのコントロールするクリーチャーは、ターン終了時まで+2/+1の修正を受ける。 サイクリング(2) 「鼓舞する突撃」にサイクリングがついたら1マナ重くなった。本当にそれだけの呪文。まぁ、どうせ使う時には勝ちっていうタイミングも多いのだし、1マナくらいの差はそこまで問題じゃない。むしろ使える局面が限定される呪文なので、序盤にさっさとサイクリングできる選択肢はでかい。これなら2枚以上入れても心が痛まないので、いざという時に引く確率もあげられるのだ。横並べ戦術には欠かせない存在。 幼獣守り Cubwarden (3)(W) R クリーチャー・猫 3/5 絆魂 このクリーチャーが変容するたび、1/1で絆魂を持つ、白の猫・クリーチャー・トークンを2体生成する。 変容(2)(W)(W) 猫の王様。イコリアの元のアイディアではクリーチャータイプが重要な役割を果たし、その中で白に分配された中心種族が猫だったらしい。なんでそのまま開発が進まなかったのかと思うが、その名残で今回割とネコ科の動物は多そうだ。そしてこれがそんなネコ科の親玉的存在。4ターン目変容なら3/5絆魂を送り出しつつ、ついでにトークンが2つ。合計サイズは5/7の大盤振る舞いだ。変容の大きな弱点である「パーマネント数が増えないので対処されると一気にヤバい」という問題を猫的に優しく解決してくれる。単体でも問題なく強いし、横に伸ばす戦術が取れるので各種人間ギミックとの相性も良さそうだ。 日勤隊の指揮官 Daysquad Marshal (3)(W) C クリーチャー・人間、兵士 3/3 〜が戦場に出た時、1/1で白の、人間・兵士・クリーチャー・トークンを1体生成する。 いや、そりゃ名前の意味はそうなんだろうけど、なんか急に普通のサラーリマンめいちゃったな。ちなみに黒には似たようなギミックの「夜勤隊」がいます。人間たちは昼夜を問わず、頑張って壁を守っているのだなぁ。4マナで3/3と1/1。性能としては「大使の樫」と一緒。「凛々しい騎兵隊」とはいとこくらいの関係性。どっちも人間なので「眷者」ギミックのサポートができないのは残念なところだが、横並べ戦術なら素直にパーマネント1つ分をありがたく受け取っておこう。 「神聖なる矢/Divine Arrow(WAR)」 C 灯争大戦ではオケチラさんがギデオンに向かって放った矢が描かれた呪文だったが、今回は普通の呪文。もう2度と「ギデオンの叱責」っていうカード名は使えないのだなぁ。2マナ4点とすこぶる効率は良いので相変わらずリミテッドならお世話になるはず。しかし……人間強くね? 魔貫光殺砲撃てるの? ドラニスの癒し手 Drannith Healer (1)(W) C クリーチャー・人間、クレリック 2/2 サイクリング(1) あなたが他のカードをサイクリングするたび、1点のライフを得る。 サイクリング応援団、癒し担当。1枚1点と大した量じゃないので本当におまけ程度に。ただ、こいつが2体3体と並び始めると全部のカードが「新たな信仰」扱い。あれ? そう考えると結構強い? こうして応援団自体にもサイクリングがついてるのは、リミテッドでデッキを組むときにコンセプトがまとめやすくて助かりますね。まぁ、出したい欲求も強くなるのが悩ましいが。 ドラニスの判事 Drannith Magistrate (1)(W) R クリーチャー・人間、ウィザード 1/3 対戦相手は、手札以外の領域から呪文を唱えられない。 ヘイトベア最新作。いや、ステータスはベアじゃないが。もう、白の2マナで明らかに「これ、下の環境狙ってやがるな」みたいなカードは全部ヘイトベアでいいじゃない。手札以外の領域ってことは、一番多いのが墓地、たまに追放領域、もっとたまにライブラリということになるだろうか。「スタンには大して影響ないやろ」って思ったけど、そういえば出来事クリーチャーが出てくるのが追放領域から。さらに赤の得意技も追放領域からの呪文で、「舞台照らし」や「僻境への脱出」が無意味になる。狙いすましたサイドボードにいかが? 一心同体 Fight as One (W) U インスタント 次のうちから1つか両方を選ぶ。 「対象の、あなたのコントロールする人間クリーチャーは、ターン終了時まで+1/+1の修正を受けるとともに破壊不能を得る」 「対象の、あなたのコントロールする人間でないクリーチャーは、ターン終了時まで+1/+1の修正を受けるとともに破壊不能を得る」 イコリアには怪物がいる。それと戦う人間がいる。そしてそれとは別に、怪物と心を通わせ、ともに過ごす人間もいる。彼らは「眷者」と呼ばれ、みんなして自分の相棒の獣のイメージをかたどったコスチュームを着ているという。なかなかフレーバー溢れて二次創作が捗りそうな設定。そんな「眷者」たちを支援する(テイストの)呪文も今回はそれなりにあるらしく、人間と非人間を同時にコントロールしている時のこの呪文の効率は1マナとは思えないもの。まぁ、片方だけでも充分なんだけども。君は誰とキスをする? 繁栄の狐 Flourishing Fox (W) U クリーチャー・狐 1/1 あなたが他のカードをサイクリングするたび、〜の上に+1/+1カウンターを1つ置く。 サイクリング(1) 密かに人気のサイクリングギミックの下支え。まぁ、こいつがチビチビ大きくなる程度ではそこまでの見返りとも思えないが……自分にもサイクリングがついてるのはとても健気。潤滑油ポジションかなぁ。 駐屯地の猫 Garrison Cat (W) C クリーチャー・猫 1/1 〜が死亡した時、1/1で白の、人間・兵士・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。 怪物との戦いに明け暮れる人間たちのマスコット的存在。多分。胸毛のもふもふ具合が良いよね。1マナ1/1、死んだらおかわりという性能は現在もたまに見かける「追われる証人」とだいたい同じ。ただしこちらはトークンがバニラなのでちょい弱い。リミテッドでとにかく命の数が欲しい横並べやサクり系向け。猫デッキだと「聖なる猫」の方が優先されるのが辛い。それぞれの可愛さがあるのに。 らせん樹の滑空獣 Helica Glider (2)(W) C クリーチャー・ナイトメア、リス 2/2 〜は、飛行カウンターか先制攻撃カウンターのうち、あなたの選んだ1つが置かれた状態で戦場に出る。 リス・ナイトメアとかいうこの世界ならではのタイプ。ちなみにこの世界におけるナイトメアの特徴は「目がいっぱい」「多脚」「なんか煙を吹く」など。おかげでせっかく元がリスなのに……。さておき、3マナ2/2飛行はコモンでは花形だし、2/2先制攻撃はボチボチといったところ、総合すればボチボチの塊である。好きなカウンターが選べるので変容の土台に最適。普通に考えたら飛行を選ぶ方が良いだろうが、次に変容するのが飛行クリーチャーならわからないのだ。後のことを考えた育成プランを。 猟匠ライガー Huntmaster Liger (3)(W) U クリーチャー・猫 3/4 このクリーチャーが変容するたび、あなたがコントロールする他の各クリーチャーはターン終了時まで+X/+Xの修正を受ける。Xは、このクリーチャーが変容した回数である。 プロレスラーみたいな名前やな。「ナイレアの猟匠」の時に入力が煩わしくて辞書登録した「猟匠」っていう変な言葉が無駄にならずにすんだぜ。目玉ギミックの変容をサポートするため、今回はこうして「このクリーチャーが変容するたび」という効果がいくつか用意されているらしい。この猫を上にしても下にしても、常にこの能力は保持されるってのがポイント。変容デッキの土台にすると、それだけでみるみる自軍を膨れ上がらせることが可能だが、こいつにペタペタカードを貼りつけながら横にも軍勢を広げるのは結構大変なような……。
<以下、一応ネタバレを伴うので未視聴注意>
○「キャロル&チューズデイ」 6 うん、いいね。非常にわかりやすく、好きなやつだね。こういうのを作ってくれるからフジテレビのアニメ編成好きなのよ。 何アニメといえばいいんだろう。一番わかりやすいのは「渡辺信一郎アニメ」なのかな。遠慮のないオシャレ感とか、がっつり音楽性を前面に押し出した作劇、そしてちょっと時代の趨勢からはずれたような、どこか懐かしさを感じさせるデザイン性。久しぶりのナベシン作品で、しみじみとしてしまいます。そんな中でちゃんと映像技術は現代風に進歩しており、特にギター周りの絵の付け方なんかがすげぇ雰囲気がある。アコギの持ってるあの不思議な存在感というか妙な期待感みたいなものって、特別な感覚がある気がする。まぁ、小さい頃からずっと近くにギターがあったせいかもしれないけど(親父と兄貴がギターやってた。俺はろくに触ったことすらないけど)。 ギターというと、「箱入り娘が窮屈な家のしがらみを解き放つためのギター」っていうのもなんだか定番の設定よね。最近だとなんといっても愛崎えみるさんですけどね。ギュイーンとソウルがシャウトするギターですけどね。えみるの家も堅物の兄貴がいたし、チューズデイのキャラ造形はかなりえみるに似てるな。あんなに露骨にポンコツではないが、下手したらチューズデイの世間知らずレベルの方がえみるより高いかもしれないし。出がけの電車でなんでヤギと一緒に乗車してたのかもよくわからんからな。あれなんだったんだろうな。 非常にわかりやすいガールミーツガールで、正直いえば出会い方なんかは割と適当で、キャロルがこまけぇことを気にしない性格だとしても、もうちょい劇的な出会いがあってほしかったなぁ、とは思ったのだが、最終的に2人のファーストセッションを見てどうでもよくなった。確かに物語としては割とありきたりだし、雑多な印象もぬぐいきれないが、今作は本当に演奏シーンと演奏自体がすこぶるエモーショナルで良い。「なんとなくキーボードを引いて音の並びを生み出すアウトロー少女」と、「溢れ出る気持ちをひたすらノートに書き留める世間知らずのギターお嬢様」が初めて出会い、お互いの音と声を探り探りしながら、少しずつその音が重なり、いつしか曲になっていく。この段階的なユニゾンが非常に「それっぽい」音になっている。チューズデイの遠慮がちなギターの音が溢れてきて、自然にハモるようになる展開がまさに「音が生み出された」というその瞬間を切り取っている。あのシーンだけでも割と満足。 まぁ、あとはここからどうやって2人のサクセスロードを描いていくか、っていう話になるので、今後の演奏シーンのウェイト次第では印象がぼやけていく可能性もあるのだが……なんとなく、このディレクションなら大丈夫な気がする。ナベシンはそういうとこ外さない気がする。良い作品になりますように。 そしてキャストのお話。メイン二人はなんと島袋美由利と市ノ瀬加那。現時点はかなり気になる若手二人だ。やっぱり市ノ瀬加那の声は不思議と惹かれるものがある気がしますね。ちなみに今作はスケジュール的に「フェアリーゴーン」と並びの放送になるので、この時間帯は謎の市ノ瀬フィーバーになります。
○「KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-」 3 あぁ、無理なやつだコレ。NOT FOR MEの極みだ。 以前から話題になっていたのは知っている。私の周りになんか盛り上がってたやつも大勢いる。でも、私は興味がなかった。そもそもの起点が「プリリズ」だったわけでしょ? あれはアニメで1話目観てもピンとこないことが多くて、1年前に「プリチャン」を少しだけ見ようと思ったこともあったけど、やっぱり特に興味を惹かれず自然消滅した。そこからの派生で出てきた野郎どものユニットの話なんて、興味が湧くはずもない。流石にそんな状態で金払ってわざわざ劇場に足は運ばないでしょう。 幸か不幸か、そんな劇場でのムーブメントが今度は地上波に降りてきた。これ幸いと観ようと思ったのだが、1話目どころか0話目からハードルをあげる。なんか見どころを説明する特番が先週放送されてたが……「ここが見どころです」ってネタを披露するって、単にハードルあげてるだけだし、あのテンションで紹介されると、「理解できない奴は外様」みたいな雰囲気になりません? 完全に「出来上がったテンションの集団には後から素面で入っていけない」現象である。ぶっちゃけ、面白さは感じない。いや、1話目を見る限りではVery funny なのは間違いないだろうしVery interestingでもあるのだが、そこはやはりnot for meなのである。 一応、腰が引ける原因を大きく2つだけピックアップしておこう。まず1つ目はここまで書いた通りの「一見さんお断り」の状況。何しろ、アニメ1話目は説明するふりして何も説明していないのだ。これから入ろうという人間に気を使っている様子は一切なく、完全に「分かってる人間」向けのネタ見せだ。例えるなら「gdgd」も「ロボットアニメ」も見せない状態でいきなり「てさプル」からダテコー作品を見せられるようなもんだろう。ノリも分からなければネタもいじれない。おそらく既存のファン向けにはサービスとして強い部分を押し出す必要があり、異物感だけが異様に強調された状態で展開されるのである。わかりやすい例をあげると、最初に人物紹介をしている風の展開があるが、そこで「ナレーションが名前を読んだタイミング」で画面に当該の人物がいない。初見の状態では、「今どのキャラの紹介をしたのか」が分からないのである。もちろんすぐにそれが誰なのか特定できるわけだが、だとしてもパッと観て「えっ、どこの誰のこと?」と困惑してしまう状況は、「紹介パート」として機能不全を起こしている。そして1話目は一応最終的に「なんかでかいこと」が起こったようなストーリーがまとまっていたが、そこまでの展開に一切の筋が無い。いや、あるのかもしれないけど分からない。単に個々のキャラがアクの強さを出すために野放図に動いているだけであり、何を観たらいいのか、全く視点が定まらない。すでにキャラを知っている人間にはネタに見えるのかもしれないが、普通に眺めたら単なる断片の寄せ集め、編集前のカット集でしかない。この1話目の時点で、「あ、相手にされてないな」と感じるのは致し方ないことだろう。 not for me と感じる2つ目の原因は、「そもそも私がアニメ視聴に求めている体験ではない」ということ。アフレコ演出の部分が一番顕著だが、私はアニメ作品を見るときに参与者でありたいと思ったことはない。劇場作品でイベントとして応援上映をやるならわかるし、こういう演出が劇場作品から生まれたこの作品の「味」であることは頭では理解できるが、それを地上波放送の作品で、ご自宅で一人で見る前提のアニメで展開される意味が分からない。「そういうネタじゃん」と言われるかもしれないが、だとしたら全く面白みを感じられない人間からしたら時間の無駄である。「頭の悪すぎるシチュエーションを楽しめばいい」というなら、やはりそこには大人しく「対象となる女性キャラ」を用意してもらった方が、「視聴者」として問題なくシチュエーションを楽しむことができるだろう。わざわざそれをやらないということは、やはり「こうした方が楽しめる」層を狙ってのことであり、それすなわちnot for meなのである。 まぁ、あまりにもドギツいものを見せられたので拒絶反応がいささか強く出てしまったので言葉も強くなるが、とりあえず、現時点でこれを楽しむ気は起こらない、というのが正直な感想である。ただ、やはりアニメという媒体を通してどんな体験を視聴者に味わって欲しいのかという部分に関しては革新的な作品であるのは事実。「自分が楽しむ」という目的を完全に捨て去り、新たな時代の試案の1つとして、観察できるかどうかで今後の視聴継続が決まるだろう。
「ピアノの森(第2期)」 5→5 変な時期になっちゃったけど、ようやく冬クールアニメの全てが完走。NHKは本当にスケジューリングが自由だよな。このままこの枠が後ろにずれていくと、このままどんどん変な時期になっていくんだろうか。なお、今期執筆した最終感想の本数は49本。ちなみに、現時点で書いている今期新番チェックはショート枠まで入れてるにも関わらず現時点でわずか30本。今期はいよいよ、目に見えて放送アニメ数が減少する時期になったようである。 閑話休題、なんとなく観ていたアニメではあるが、終わってみれば、これはこれで悪い作品ではなかった。1期目の感想などでは「音楽アニメとしては映像部分が全く物足りない」ということを繰り返し書いており、実際、その感想は的を射ているはず。「君嘘」や「ユーフォ」と比べるとやはり全体的に大人しめで、演奏シーンが物語に及ぼす情報量も桁違いだ。積極的なアニメ化作品として比べた場合には、やはり今作は控えめな作品である。ただ、こればかりは比べる作品がちょっと段違いすぎるという話もあり、この作品が狙った部分から外れて「足りない」のかと言われると、そうでもない気もする。ちゃんとドラマとしては退屈せず観られたし、音響メインで見せる作劇についても、「とにかく音だけ聞いてくれればいいんだ」と言われてしまえば、添え物程度の映像も「邪魔にならない」と好意的に(?)解釈もできよう。これは別に嫌味とかじゃなくて、「これくらいの平均的な映像製作でやれる範囲で、身の丈にあったドラマを作るという着地点が見えていた」という評価である。 各キャラの演奏については、画の力でみせるという手段を取らないのなら各キャラの台詞で埋め合わせるしかない。本来ならあれもこれも全部「演奏を聞けばわかるだろ!」という作り方ができればベストなのだが、残念ながら私みたいな視聴者はピアノの音だけを聞いてその良し悪しを判断することなんてできないし、多くの視聴者も同様だろう。それなら、きちんと一本の物語を完成させるためには「語らせる」ことは必要になる。何もかも、必要だからそこにあるのである。そう考えれば、ディレクションは決して間違っていない作品なのだ。わかりやすいお涙頂戴のストーリーもシンプルだが見やすく、それこそNHKのドラマだなぁ、というくらいのお手軽な印象。半ばBGMのようにして、気楽に楽しめるようになっていたのはむしろありがたかった。個人的には海と修平の微妙な友情関係はすごく好きだったよ。 さて、ここからまた「進撃の巨人」に戻るんだよな……ギャップがすごいわ。 |
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プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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