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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「ちおちゃんの通学路」 5→5

 今期揃い踏みした、なんか変なギャグ系作品の1つ。少しずつ好きになっていった作品である。

 スタート時から1〜2話分くらいはあんまり興味がそそられなくて、「通学路中でのネタってどう考えても限界があるよなぁ」っていうんで割と冷めた目で見ていた。実際「通学路」ネタかと言われたら多分違うジャンルにアクロバット飛行していた気はするのだが、ネタの回し方はあくまで「女子高生が登校中にできる馬鹿話に端を発したドタバタ」の範囲に止まっており、そこに今作独特のなんともいえない斜に構えたネタ回しが効いてくる。

 個人的に高得点だったのは、主人公・ちおちゃんとその盟友・まななんの関係性。ほんとに仲が良いのは伝わってくるし、絶妙なコンビ芸なども成立するのだが、どこかで互いにバカにしたようなところがあり、容赦なく陥れたり、不幸を楽しんだりという部分に遠慮がない。それぞれに持っているパーソナリティが違うこともわかっていて、「何となく付き合いだから長年一緒にいるんだけど、じっくり検討したら意外と合わないかもしれないよね」みたいな関係性がリアルだ。普通この手の作品で主人公のメガネ女子なんてものは確実にオタクオンリーになるはずなのだが、何故かちおちゃんの場合は身体能力が意外に高く、それに振り回されるまななんの方がよっぽど常識的な態度をとったりするギャップも面白い。あと、CVが小見川。なんかね、「こんな女子高生おらんやろ」っていう冷めた空気がね、小見川の声を聞くとね、どうでもよくなるんだよね。私はどちらかというとアンチ小見川なのだが、今作の場合は割と「ここしかないな」っていうキャスティングだった気がする。

 でもまぁ、くどいネタ回しは退屈になる時もあったし(安藤関係のネタはちょっとパワーが弱い)、映像部分で大きく加点するようなこともなかったので「可もなく不可もなし」でフィニッシュかなぁ。いっそエロ方向に突き抜けるっていう方向性もあった気もするが、今作のエロってどうにもサイケデリックな印象でな……いや、絶対カバディ先輩のせいなんだけどさ。性癖の発動させ方がいちいちおかしいし、「エロいことやってるはずなのにどっちかっていうと残念」っていう印象の方が強いんだよ。いや、それを狙ってる作品だとは思うんだけどね。下手に半端なエロをやるよりは、うんこちんこ的な下ネタに振り切った方が笑いにつながるし。しかし会陰って言葉がこんなにフィーチャーされる作品って……。

 あ、大空直美主演作品としては満点です。桐葉さん、ゆまちん、サターニャ、そしてちおちゃん……。おかしい、初主演はいなりちゃんだったはずなのに……。

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 画が強い、流れが強い、第11話。なんやこのアニメ。

 もう筋立ての分からなさはどうでもいい。とにかく画に強さがある。見せ方にしたたかさがある。どうも私の周りの環境を見るに、今作を過度に楽しんでいる人間が多くて若干引き気味だったのだが、改めて思い直す、今作は強い。

 引き気味だったので、割とメインシナリオには懐疑的なんですよ。というか、わざと粗探ししようとすら思ってたんですよ。先週までの感想もそうだし。今週だって、「ハァ? なんでひかりさん消えてしまうん? 訳わからんやん」と思っていた。いや、多分今も思っている。結局今作において、現実世界での「舞台演劇」と、華恋達が挑み続けた「オーディション」の関係性は完全に整合性をもって説明できる存在ではないので、オーディションを中心とした筋立ては、「訳がわからない」と言ってしまえばそれまでなのだ。いくらでも「意味付け」はできるが、視聴者の数だけその意味づけに微差があるだろうし、「正解に近い何か」であっても、それが真実かどうかは誰にも分からない。どこまで行っても具象化不可能なシナリオなのである。

 しかし、そうしてせせこましい考えを純粋にアニメ的な要素で殴り倒してくるのが今作である。「ひかりはどこへ消えたのか!?」という疑問に対して、「彼女はオーディションに勝ち抜き、望むものを手に入れた。しかし、星に手を伸ばしたことで彼女は償いをするために地下深くに眠るオーディション会場に幽閉され続けているのである」という答えが提示された。うむ、訳が分からない。でも、それがこの世界の真実なのだ。その唯一無二にして不可侵の真実に、愛城華恋だけがたどり着いたのだ。もう、その時点で説明は不要になる。この世界には、「それ」があるのだから。

 こうして謎が明かされると、冒頭部分で華恋が警察に相談しに行ったことも壮大なネタ振りであったことが理解できる。「え? マジで警察行くの? っていうかこの世界にちゃんとした警察とか有って、行方不明の女子高生の捜索に乗り出してくれんの?」という疑問は誰でももったことだろう。今まで散々無茶してきて、突然そこで普通のことするなよ、っていう(その直前の退学届にわざわざキリンが押印してることとのギャップがすごい)。しかし、そうして作られたギャップも、後半に控える「そんなバカな!」というとんでもない画のための予備動作でしかないのだ。

 ひかりが消えた、オーディションが終わった。全ては元どおり、普通の学生生活に戻り、もう間も無く開催されるであろう、100回目のスタァライトのための準備が着々と進む。そんな「普通の学園祭の準備」みたいな光景が、確実に積み重ねられていく。それはまるで、神楽ひかりという存在が、これまで展開されてきた非現実を全て抱えて持って行ったかのような様相である。

 そして、実際にこの直感は当たっている。ひかりは全てを持って消えたのである。それは彼女が望んだことではあるが、どうしようもないレヴューの流れの中で生まれた自己犠牲の精神。舞台という魔力に魅入られ、一度は自分を失った少女の、精一杯の罪滅ぼし。それは1人の女の子が背負いこむにはあまりにも重すぎるものだ。途中、バナナと純那の「こんな寒さ初めてじゃろ」みたいな会話で彼女達が初めて「新しい冬」を経験していることを強調するくだりが出てくるが、かつてのバナナの「抱え込んだ罪」はひたすらに繰り返される時間を生み出すことだった。「繰り返し」については、バナナは何かを失ったりせず、ただ悠然と己が権利を謳歌するだけだったが、「前に進む」という権利を行使するために、ひかりはなんと大きなものを背負いこまされたものか。

 しかし、そこまでして全てをなげうったひかりの独りよがりな自己犠牲は、ついに華恋によって看破された。半年もの間彼女の影を追い続けた華恋。この2人の繋がりがなければ、ひかりの沈み込んだ深淵に光が差すことは決してなかったであろう。それでも、華恋は気づいたのだ。見つけたのだ。彼女がバールのようなもの(バールだ)を振りかざして壁をぶち破るシーケンスは3話でひかりがやったのと全く同じである。互いを思い、なりふり構わずに目の前の壁をぶち壊す行為。かつてのひかりの信念が、今になって彼女自身に光をもたらす。

 かつては2人で高みに登ろうと誓った華恋とひかり。今や、華恋はひかりの姿を求めて下へ下へと降りてゆく。そこに付き添うのは7人の仲間達。一歩ずつ「舞台」へ向かいながら、少しずつ降りて行く中で彼女達とのこれまでの熱戦がフラッシュバックして行く。そこはまるでこれまでのレヴューの大道具を全て収納している倉庫のようであり、これまでの2年弱の記憶を詰め込んだ思い出の表れでもある。7人と華恋の繋がり。そして7人とひかりの繋がり。一歩ずつ降りて行く過程を見てみれば、最後に付き添ったのが天堂さんである。ご丁寧にクロちゃんは直前で立ち止まって上から声をかけているので、おそらくあの長い長い階段の「下」は舞台という世界の深み、これまでは逆説的に「上」と言われていたものを示している。かつてはその上下を巡って争いあった者たちが、最後には皆が揃って、全てを無かったことにしたひかりを待ちわびている。華恋の想いは、いよいよ舞台の中心・ポジションゼロ(USBコンセントつき)にたどり着いた。

 そしてCパート。広漠と広がる荒野。砂地に吹きすさぶ嵐に翻弄される上掛け。一糸纏わぬ姿で全てを断ち切るかのように伏す神楽ひかり。そして横たわる東京タワー。

 もう一回言わせて。画が強い! 

 この映像を作っただけでも、もう今作には畏怖しかない。

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「メジャーセカンド」 5→6

 ゴローって最終的に右投げに戻ったんだっけ。ラストの歴代ゴローフラッシュバック演出は左右が入れ替わるせいでクッソ強引だったのになんかグッとくる演出だったのが不思議。

 「やっぱNHKアニメは良いよな」って思える程度には好きな作品だった。原作の展開を知らない状態で観始めたおかげで、普通にスポーツアニメとして次の展開が気になったし、1つ1つの試合についても、尺を気にせずにのびのびと描いてくれていたおかげで閉塞感が無く、まさに野球の試合を見ている感覚。今期は様々なスポーツアニメが展開されていたわけだが、特に肩に力を入れるわけでも無く、昔ながらの作劇で展開する王道作品として充分満足のいく出来栄えだった。

 「フツーに良いよね」っていうのは本当になんの情報量もない、怠慢でしかない感想なのだが、本当にそんな感じなのが悩ましい。個人的に好きだったポイントを挙げていくなら、キャラ造形が自然だったことかな。例えば主人公である大吾。「初代人気漫画の息子」という、ハードルの上がり方で言ったらハンデ以外の何物でもない設定を背負ってしまった大吾は、どこをどう描いても「親の七光りだし……」という目で見られがち。それは作品世界の中でもそうだし、漫画・アニメの視聴者側からしても「人気作品の後追い」という見られ方になる。そうなるとゴローとは全く違う展開を見せる必要があるわけだが、完全に外れてしまっては「セカンド」を名乗る意味もない。「続編もの」の難しさは色々な作品を潰してきた要素だと思うのだが、今作の場合はその辺りのバランス感が程よくて、「野球なんてやらねぇよ!」という反抗心と、それでも野球が好きでしょうがないという愛着のないまぜになった少年の難しい感情が、お仕着せでなく自然に見られるようになっていた。漫画的に誇張が強かったのはせいぜい光のチート設定くらいのもので、大吾は最初から最後まで、地に足がついた状態で悩み、努力し、叶える存在だった。こういう作劇って、地味だけど巧拙の出やすい部分だと思うんですよね。あ、「可愛くて気さくなおねーちゃんがいる」もアニメの中だけのチート設定だな(そうだと言ってくれ!)。

 他にも周りを固めるキャラだと卜部・アンディのコンビがすごく好きで、登場時は単なる「ムカつくチームメイト」だった2人が、実は一番野球に対して真摯で、貪欲で、その姿から大吾たちも学ぶものがあり、卜部たちも大吾たちに影響されて変わっていく。そんな関係性もまた心憎く、アンディの年齢に不相応な落ち着きと達見はなんだか癖になってしまう味わいだった。あと、色々拗らせて退団しそうになった卜部がおねーちゃんの魅力に引っかかってコロッと落ちる展開もやけにツボ。まぁ、そりゃ小学生があのおねーちゃん見たら落ちるわ。

 ここまでの展開はなんの不満もないものだったし、今後も続いていくNHK体制なら続編も期待して良いと思うんだけど、この後のストックってどれくらいあるんだろう。まぁ、ファーストシリーズ同様の展開になることを気長に待ちましょうかね。

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「はるかなレシーブ」 6→5

 よく言えば骨太にして王道、悪く言えばベタで単調。どちらを評価軸にするべきか、悩むところではある。

 突出した要素はありつつも、心に残る作品とまではいかなかったので評点は下げさせてもらった。しかしこれは本作がつまらなかったというわけではなく、「この題材だったらもっと伸び代もあったのかもしれないな」という期待感の表れだと思っていただきたい。1クール見ていて満足感は得られた作品である。

 先に難点を上げてしまうなら、おそらくそれはビーチバレーという題材そのものにあったのだろうと思う。ぶっちゃけ、この競技でバリエーションを出して見せ場を増やすのはすこぶる大変なのである。サーブ・レシーブ・トスにアタック。これだけのルーティンでひたすら試合を描こうとしても、どれだけ動画部分で頑張ったとしても、いつかは限界が来てしまう。ことに今作は「試合の描写」に力を入れており、ラスト3話が丸々決勝戦に費やされていたり、試合のウェイトが非常に大きく、そこで引っ張ろうという意図が見える作品である。そして、実際に作画部分では文句のつけようがなく、カメラワークにしろモーション作画にしろ、平均以上のクオリティを提供してくれていたのは間違いない。しかし、それでも飽きるものは飽きるのだ。こればかりは、競技の性質上如何ともし難いところであった。

 また、これは完全に「お前のせいだろ」と言われたらそれまでなのだが、こうした王道展開のスポ根の中で、ビーチバレーが見せる「エロさ」をどう消化して良いのか分からなくなってしまった。当然「萌え」方向での見せ場も本作の狙うところであり、執拗なお尻描写やたっぷりした乳揺れなど、夏クールにぴったりの素材を提供してくれているのは大変ありがたいものである。放送開始の印象でも「あ〜、これは大変エロぅございますわ〜」と思っていたのは間違いない。ただ、ストーリーが進んで手に汗握るスポ根要素が高まるにつれ、「この子たちはこんなに真剣になっているのに、乳や尻に喜んでていいんだろうか……」という気分になってくる。どっちの意味で興奮するのが正しいのか分からなくなってくる。どちらも楽しめっていうのは男としては難しい部分がありましてですね……。これもまた「試合を真剣に描けば描くほどエロさも増す」というビーチバレーという競技そのものが抱えていた問題点だったのかもしれません。いや、お前の脳の問題だと言われればそれまでなんですが。

 とは言え、ここまであげてきた問題点はあくまで「欲を言えば」という部分であり、繰り返しになるが本作の品質は非常に良い。動画部分もそうだし、まっとうな「バディもの」としての筋立ても分かりやすく、程よい百合設定のようにして友情・努力・勝利を堪能できる。昨今、本筋のスポ根ものでもここまで丁寧に試合経過を刻む作品は減ってきている気がしているので、愚直に試合を展開していく作劇は価値のあるものだ。まぁ、どうしてもその分他の筋立てがあっさりしてしまうわけだが、どこか一点に特化した方が見やすい作品になるのは事実だろう。その部分での舵取りは間違っていたとは思わない。そしてやっぱり、純粋にエロい要素はそれだけで受容できればありがたいのである。

 CMによれば原作は全国大会編進行中とのこと、2期があるとしたらいつ頃になるのか。そもそも製作されるのかは分からないが、これだけシンプルなお話なので時間が経っても中身を忘れるという心配もなかろう。のんびり待たせてもらおうと思う。

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「殺戮の天使」 5→4

 未完!! 結局、何だかよく分からない世界だったな。「最初から最後までこの鬱々とした廃病院の廊下が続くんだったらすげぇな……」って思ってたけど、だいたいマジでその通りになったし、当然のことながらその雰囲気には途中で飽きた。なんかこう、低予算のホラー映画見せられてる気分だよな。

 「原作は1巻だけ読んでやめてしまった(はず)」と新番チェックの時に書いたのだが、つまるところ、アニメ版もそんな感じで「何だかよく分からんなぁ」で終わってしまった感がある。いや、未完なんだから何も終わってないんだけどさ。基本的にテレビ視聴以外のアニメ需要を拒否したい人間なので、こういう形式だと匙を投げてしまうのである。「ナンバカ」とかもそうだったんだけども……途中からネット配信切り替えって、誰が得する設計なんだろう(配信者だろうよ)。

 未完なことはさし置くとして、やはりここまでの構成も今ひとつといった印象が拭えない。もっとテンポよく「次の階層のボスは私だ!」みたいな展開が続くなら中だるみもしないのだろうが、本作は残念ながらそういうコンセプトの作品ではない。あくまでも主人公レイチェルと、その相棒ザックの内面を探る物語。ジリジリとした進行と、途中から混ざる何ともスピリチュアルな光景はどうしても興味を引きつけるには弱いのだ。「この施設は何なんだろう」という謎で引っ張り続けるにも限度があり、最後の神父に至っては何を言ってるかも分からないし、何がしたいかも分からなくなる(その前の連中も分からないのだが、何らかの「欲」が見えるだけ受け入れやすい)。せめてもう少し「サスペンス」に寄せるか、「謎解き」に寄せるかしてもらえばモチベーションも維持できたとは思うのだが。

 一応フォローしておくと、こうしてもやっとした雰囲気を狙っていたのだとしたら、他作品では得られないような経験があったのは事実。キャラのイカれ具合はそれぞれに立っていたと思うし、後半でまとめて絡みだしたあたりは割と「濃い」絵面になっていたので悪くなかった。そうして考えると、やっぱり基本がレイとザックの二人語りっていう構成が退屈なんだよな。「少女終末旅行」みたいに周りの景色にたくさんの刺激があり、描きたいものが分かりやすければ評価も上がったのだろうが。

 まぁ、結果はどうあれ途中でやめてしまった漫画作品の続きが見られたということには感謝しておこう。どこかで別な形の「完成品」があるなら、そっちに触れてみるのもありなのかな。

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 たほいや3夜連続スペシャル、最終日。これできっと、あの子もずいぶん浄化されたでしょう(サムズアップしながら自分の会社に沈んでいくエンディング)。

 

 

Round1・「べへいれん」

1、米軍兵による訓練演習。

2、ベラベラ喋る兵隊連中の略。声と態度は大きいが、大したことのない連中。

3、「ベトナムに平和を!市民連合」の略称。

4、(沖縄県で)聖地。

5、全国ベヒーモス連盟の略称。科学と魔術の融和、巨大幻獣の生成を目標とする。

 パッと「ジェイスのこと」っていうのが思い浮かんだけど我慢した私を褒めて欲しい(なんか、イカれたことを言いそうになったけど我慢するだけで褒めてもらえるシステムがあるらしい)。 ①「米兵練」。 ②「ペラ兵連」。 ③「ベ平連」 ④「米兵入れん!」 ⑤「ベヘー連」。 よし、全部べへいれんだな。

 

Round2・「ねんねんしょうみょう」

1、正しい発音で念仏を唱え続ければ決して眠くなることはないという戒め。

2、障子越しの薄明かりのもとでは暗闇よりもかえってよく眠れるということ。

3、(なんでやねん、どないやねん、どないしょう、やってみょう、の略)大阪ルネサンス運動標語。

4、(仏)あまねく全ての物は寿命を持つということ。

5、一瞬一瞬、休むことなく阿弥陀仏の名号を唱えること。

 ほぼ当てられていたが、答えの並び方を見れば今回一番まともなリストになっている気もする。 ①「寝ん寝ん(寝ぬ寝ぬ)」なんだろうけど、「ねんねんころり」の場合は「寝ろ」の意味なんだよ。 ②だからこっちになってもおかしくないんだよ。 ③まぁ、これはないけど……。

 

Round3・「だいこんのとしや」

1、大道芸人。息子の俊弥(小トシヤ)とともに親子緊縛脱出ショーを得意とした。

2、下手の横好きに同じ。

3、肥大した男性器を口に含むことでその年の豊作の有無を予言する官民を指して言う語。

4、1010日のこと。この日大根畑に入ることを忌む。大根の年取。

5、(コンは寒の訛りか)(北陸地方で)冬至を含め、前後三〜五日の期間。年夜汁を食す。

 ①いつの時代を想定したものなんだろう。「緊縛脱出ショー」って……。 ②解答用紙には「駄イコンづくりのトシヤくん」と言う記述がある。大根役者とかの大根じゃなかったんや。 ③この辺りから「とりあえず下ネタ書いとけばいいのかな?」って勘違いし始めた奴が約1名。 ④なんで大根畑に入ったらあかんのだろうと思ったら一応解説に「この日に餅をつく音やわら鉄砲の音で大根は太るといい,大根の太る音を聞くと死ぬといって大根畑へ行くことや大根を食べるのを禁じている所もある」との説明が。うん、よく分からん。

 

Round4・「とりょうのぎ」

1、宮中正月儀典の一。1月8日に升に米と酒を満たし、神前に供える。

2、(ある男が、子供を人質に取った悪漢と対する時、自らの衣服を黒く染め、聖職者を装い油断を誘ったという故事から)勇猛の士。

3、(苦労して竜を殺す技を学んだが、竜が実在しないので、その技を用いることがなかった、という故事から)学んでも実際には役立たない技術。

4、(成人語)ペンキかけ遊び。

5、吐瀉物を餌にする漁法。

 昨日も全外しを達成した奴が今日も全外しを達成してしまった……なんだこのワンサイドゲームは……。 ②なんという冷静で的確な解答なんだ……。 ③この時代には「すぺしゃるおりんぴっくす」がなかったんだろうな……。 ④なんでこれに2票も入ってるの?? ⑤食うのか? その魚を食うのか??

 

Round5・「つじとり」

1、スリ。

2、路上で女をとらえ、暴行したり妻妾とするために連れ去ること。

3、辻占の一。道端を歩き、一番初めに見た人の人相により、事の吉凶を占う。

4、軽薄なようでいて根は実直なさま。また、その人。

5、初対面の人妻と一夜を共にする不貞の輩。

 ②「出会って3秒で即レイプ!」って連呼してる奴がいました。なんか今日はエロ漫画、AVなどの話題が多く、「××さんがいてくれれば……」っていう意見も多かったです。お前さん、完全にエロ漫画ご意見番に認定されてるぞ(おそらくそのうちこの記事を読むであろう某氏に向けて)。 ④一番よく分からない、ということで話題に上ったが、一応解答用紙には説明が付されていた。まず、逆から読んで「りとじつ」。ここで「リト」は当然「To loveる」の主人公リトのこと。そしてジツは「実直」の実。彼はハーレムものの主人公としては理想的な男なんですよ。ほーん……で? ⑤みんな出会った直後から欲情しすぎや。

 

 お疲れ様でした。またしばらくたほいや譜が更新されない日々が訪れますよ。

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「音楽少女」 5→4

 結局、今作の主人公は羽織だったということでいいのだろうか。最初から最後まで彼女のツンデレ(?)模様を見て、イライラしてたらいつの間にか終わってたような印象である。

 何だか、打算的であまり踏襲して欲しくないようなところは従来のアイドルアニメのままなのに、押さえとかなきゃいけないポイントだけは変に尖っているような、どこかズレた作品だった。そもそもどの程度「アイドルアニメ」として売り出したい作品なのかもよく分からなかったが……「メンバーを少しずつ切り崩してエピソードを作っていく」っていう部分は基本に則っているのに、そのためのシナリオラインがいちいち適当で、少しも「キャラを活かす」っていう方向に働いてないのがなぁ。

 アイドルそのものじゃなくてマネージャーを女の子にして、その子を中心に物語を回すっていうのは割と新しい設定だったと思うのだが、結局アイドルになりたいんだか違うんだかがよく分からずにモチベーションがまとまりきらず、視点がアイドルの中心に据えられていないせいで「アイドルの仕事」という掘り下げ方も半端に終わってしまっている。そんな中で一番「アイドルって何さ」ということを考えようとしていたのが羽織だったと思うのだが、彼女の場合は「苦悩と努力」というより「癇癪とヒステリー」という要素が強くなり、結局迷惑かけてるだけになってしまっているのが何とも。途中の「適当にメンバー個人のエピソードをつないでいく」パートの方が緩かった分楽に見られて、本筋が霞んでしまっているのは失敗だったんじゃなかろうか。

 「マネージャー本位」という要素から面白い働き方もしてはいるんだ。例えば沖縄アイドル(名前もろくに覚えてない)中心の化粧回。メイクを中心に据えたストーリーなんてのはこれまでのアイドルアニメでもなかなか見たことがない設定だったし、「すっぴんだと誰だか分からないアイドル」なんて設定は振り切れてて楽しい。そこにアイドル本体ではなくサポートとしてのマネージャーが「メイクさんって大変だなぁ」なんてことを考えながら現場に入っていく。これなら確かに本作オリジナルの切り口が出ている。ただ、それ以外の部分だと「弟と会ったら週刊誌にスキャンダルとしてすっぱ抜かれたよ」とか、あまりにも適当すぎる筋立てが「初めて作ったアイドルアニメ」っぽくてさっぱりそそられないのである。これだけ大量のアイドルアニメが乱立している中、他の作品から何か学ぶものはなかったのだろうか。

 映像部分もあまり力が入っておらず、ライブパートのモーションとのギャップが激しくて違和感が先に立つ。いっそライブなんて全部捨てて、「アイドルの日常」を徹底的に切り取った手書きメインの作劇にした方が多作品と差別化が図れて面白かったのではなかろうか。このジャンルも、なかなか新規層が参入しづらい世界になってしまっているなぁ。

 全体的には低調だったので評価しづらい作品ではあるが、尖った部分があったのは事実なので、そうした数少ない「引っかかり」が楽しいと感じる部分もあったのは救いではある。続編は……あるのかな……。

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 たほいや秋の陣2日目いろんな人が集まったけど、奇しくも面子は昨日と同じです。

 

 

Round1・「ほくろくどう」

1、長い間会っていなかった人を、加齢により変わらない特徴で判別すること。

2、→ほくりくどう。

3、北海道の六つ地域、すなわち上川、北見、根室、十勝。肝振、空知。

4、江戸期に千住に実在した商家。本邦初の時告装置付きの時計を製作、販売を行った。

5、大人物のこと。

 ①「この黒子……工藤か?」。誰目線やねん。 ②こんな面白くない答えを書くのは矢印先輩に違いない。 ④「ホーって鳴くclock堂」。 ⑤「黒子工藤」→「工藤が黒子(くろこ)」→「工藤新一ですら黒子に徹してしまうほどの人物」。なんやその展開……っていうか、新一活躍しすぎじゃない? せやかて。

 

Round2・「ほで」

1、フィリピンの政治家。スペインとの対立を宥和。首相。

2、(「あほです」の略)自らを特に卑下したい時に使う人称代名詞。用法は愚人に同じ。

3、腕をいやしめていう語。

4、それで、そうして。

5、泰然とした人。反応の薄い人。

 2文字出題は難しいんだよぉ。 ②自己紹介乙。 ③身体部位罵倒シリーズ。「いいみみ」「かたなき」など、どうにもパーツフェチがいる模様。 ⑤「ほーん……で?」ムカつくゥ! なお、久しぶりにして今回唯一の全外しです。

 

Round3・「ぼーとろえん」

1、バターのこと。江戸時代、滋養剤と考えられていた。

2、難燃性の植物を燃やしたときに出る煙。古くは遠方への連絡に用いられた。

3、水害時に使用するために路上にとめておくボート。

4、酒石酸ナトリウムカリウムの結晶。圧電素子、利尿剤などに利用。

5、アメリカの商人、実業家。海産物の輸入業で身を起こし1910年代に軽造船業で成功をおさめる。ドン・ボート。

 ①「バター→ボートロ」はよくわからんしエンはもっと分からん。 ③「路上にとめるボート」の時点で謎だが、昨今の日本の惨状を見るに、もしかしたら必要な設備なのかもしれん。 ⑤「軽造船業ってなんやねん。重工業の代表やんけ」。

 

Round4・「くだものいそぎ」

1、(英国でhurry upを洒落てhurry appleと言い、その和訳)急げ。また、せっかちな人。

2、果物の一番物を出すため、船頭が競う事。冬の季語。

3、(急かし言葉の「すぐ」と「ただち」を合わせた洒落)すだちのこと。

4、出された果物などにすぐ手を出したがること。

5、狂言。太郎冠者が果物を急いで食べ、のどを詰まらせる。

 ①そんな言い回しは見つからなかったけど「hurry up apple cake」っていう時短レシピみたいなのはあった。 ④出典はなんと源氏物語。そしてそれ以外の用例は見つからない。「辞書に載せる必要ある?」 ⑤もうちょっと、なんか、こう……。

 

Round5・「えかふぇ」

1、屋外張り出し型の食台のある喫茶店。セザンヌの絵画「カード遊びをする男たち」の題材になったことから。

2、カフェインを含有する飲料の総称。デカフェ

3、網タイツに対し性的興奮をもよおす者。

4、オーストリアの芸術家。近代退廃芸術の継承を自称し、ナチスによる迫害を受ける。のち,収容。代表作「棒、人」

5、アジア極東経済委員会。74年、アジア太平洋経済社会委員会(ESCAPエスカップ)と改称。

 ③散々議論を呼んだが答えがわからず、発表されたワードは「江頭フェチ」。あいつ網タイツじゃねぇだろ。 ⑤「えすかっぷ」は過去の出題語彙であり、広辞苑の複数ある版の中からこの語が参照されているものをわざわざ出題した。「懐古要素がなきゃ、単なるアルファベットの略称とか出題する意味ないでしょ」。いや、だからって意味があるかは知らんで。

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「夢王国と眠れる100人の王子様」 4→3

 まぁ、ソシャゲかつ女性向けだし……。別にそれだけなら点数維持で終了してもいいんだけど、本作は途中で作画部分でも限界を迎えてしまいパッとしない出来になったので、残念ながら成功した作品とは言い難いだろう。

 女性向け前提だとそれなりにシナリオラインもまっすぐになるんじゃないかなぁ、なんて勝手な思い込みもあったのだが、やはりソシャゲアニメが抱えている問題点は女性向けだろうが男性向けだろうがそんなに変わらない。たくさんのキャラを出さなきゃいけないので骨子が見えにくくなり、結局何がやりたい作品なのか分からなくなってしまった。メインの2王子+悪役のお話が主軸だったのだが……ゲストキャラがいちいち濃いのでどんどんメインキャラが薄くなるのがな。いや、ゲストキャラを見せるためのシナリオ構築なのだからそれで正しい方向性だったのだろうが……。どうしてもつまみ食いの印象が拭えないのよね。それぞれの「国」でテイストが変わる部分がプラスに働けばよかったのだが、どちらかというと「バラエティに富んでいる」というよりも「とっ散らかっている」という印象。ゲームをやってれば別に気にならない要素なのだろうが、全てが初見の人間が受け入れるには、ちょっとごった煮感が強すぎた。

 まぁ、元々「向き」じゃない作品なので私が楽しめずとも問題はないんですよ。低評価だからガッカリしてるかと思われるかもしれませんが、これより下にはさっさと切ってしまった「千銃士」っていう作品もあるので、今作は最後まで観られただけでもありがたいです。

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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