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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 【悲報】キリン、突然提クレバックから解雇される、第4話。というか、今回本編で出番無しだからな。オーディション未開催という初めてのパターンなので、無駄に存在感を発揮するキリンが登場せず、30分みっちみちで女の子だらけの時間である。

 今回が「ひかり和解エピソード」ということになるのだろうか。もっとも、今までだってなんでひかりが一人でドタバタと暴れたりふくれたりしていたのかもよく分かっていなかったので、和解したと言われても「どこから?」というのが正直なところである。繰り返し語られているのは、幼い頃の華恋とひかりが硬い絆で結ばれ、二人で「スタァ」を目指すと誓い合っていたということ。彼女たちにとって、舞台のてっぺんを目指すことは理屈抜きの大願であり、その目標を拠り所として、2人は繋がっている。ということは、だからこそオーディションの存在すら知らなかったぼんやり華恋に愛想をつかしてたんでしょうかね? でも、いざオーディションに出るとなると負け試合が嫌でブロックに走ったりもする。うーむ、未だにひかりの行動原理はよく分かっていない……。視聴者サイドはどうしても華恋目線から見ることになるのでその辺りはしょうがないのだが、今回「和解」エピソードだったということは、今後この2人の「不和」については片付いたものとして処理されてしまい、結局うやむやで終わる気がするんだよな。ちゃんと説明してもらえるんだろうか。

 与えられた情報からだけでもなんとなくの推測は出来る。上述の通り、久しぶりの再会時に熱量に差があったことがひかりの癇に障ったというのが普通の見方であり、今回LINEのやり取りでも「ちゃんとあんたは夢を覚えているのか?」という部分が焦点になっていたはず。でも、それで一方的にキレてコミュニケーションを図らない理由は無いんだよな。一番穏当な考え方は、「ひかりが単に面倒臭いくらい不器用な奴である」という方向性。今回の華恋とのドタバタ東京観光も、ひかりが色々こじらせてなかったら、多分朝帰りにはならなかったわけでね。コミュニケーションが下手で、久しぶりに再会した旧友に対して、上手いこと自分を表現できなかった結果ああなった、っていうのが落とし所なのかもしれない。

 ただ、そうして描かれた東京観光&謎コミュニケーションの顛末は画面としてはかなり面白い。残念ながらわたしゃ東京の地理はさっぱりなのでそれぞれの場面が何を表しているのかは全然わからないが、正確にルートが追えそうなので、それをタイムテーブルに乗せて辿ってみると、2人の遍歴に何か面白い手がかりが転がっているかもしれない。そうでなくとも、とりあえずゴールが東京タワー(の見える公園)だったことは非常に分かりやすいデザインではある。まぁ、サブタイトルで「タワー」って言っちゃってるんだけどさ。シンプルに「高み」を表示するタワーをバックに、舞台の代替物となる滑り台の上から手を差し伸べる華恋は、ひかりの望んだ「高みを目指す華恋」の分かりやすい表示。そして最終的には2人のバックに巨大すぎる「高み」がそびえ立つ構図で、それまで何一つ交わらなかった2人がようやく1つの画面に収まる。これだけ説得力のある画面で「仲直りしました」って言われたら、まぁ、納得するしかないわな。

 数年前からアニメで頻繁に登場するようになった「LINE会話」というのもコミュニケーションのありようを映し出す効果的なツールの1つで、例えばどれくらいのスピードで既読がつき、レスがつくのか、どれくらいの長さで1つのコメントを区切るのか、なんてところから、会話では表現しにくい感情の機微が表れているようだ。さらに今回は「LINE」「電話」「直接対話」という3段階のコミュニケーション手段があり(幼少期を代表とする「握手」も含めれば4つか)、これらを段階的に使い分けることで、2人の心の距離の測定も可能だ。LINEで対話してる時は(一応)応答が成立していたのに、その後の長電話シーンになると対話が細切れにされて、一見するとちぐはぐなように見せているのも面白い。それだけ様々な断片がスマホを通じて2人の間で飛び交い、最終的にはゴールへの呼び水となるわけだ。とりあえず「去れ」のスタンプを打った時のひかりの心情が気になりすぎてしょうがないですよ。ちなみに今回のコンテは小島正幸氏(メイドインアビスの監督)。キネマシトラスつながりですかね。

 さて、今回は無事に「キリン(高み)」に出番がなく、「クラゲ(柔らかみ?)」をめぐる旅路であった。しかし、気づけばいつの間にやら香子までもがオーディションへの参戦を表明。双葉だってまだまだ落ちる気はさらさら無い。この異質異様な切磋琢磨は、どこまで続くんでしょうか。

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 お嬢様がいい感じにポンコツ可愛くなってきたぞ、第4話。高橋李依ボイスの時点で絶対にどこかヌケてるだろとは思っていたが、こんなに思い切ったポンコツをやらかしてくれる子だとは。いいぞ、もっとやれ。ただ、シリアスが極まったらアホな行動でユーリィに迷惑かけないようにはしてほしいけど。

 V海運とアルマ商会。2つの企業が狩人とヴァンパイアを代表するタームなのかと思っていたが、割とあっさりその辺は覆った。あくまで商会はヴァンパイアが人間社会を程よく利用するための隠れ蓑であり、雇っているのは普通の人間ばかり。悪いことはしてるんだろうけど、そこにガサ入れが入ろうが、意趣返しがこようが、崇高なるヴァンパイア様たちにとってはかゆい程度のダメージである。これまで結託していた(と思われていた)白虎党の連中も、実際は日本での活動の足がかりにちょうどいいから利用されていただけで、気づけばそこはあっさりと決裂。白虎党自体は素直な(?)憂国騎士団であるから、それはそれでまた別の問題を起こしながらの独立を果たした。三すくみとまではいかないが、狩人側、そして警察側からしたら頭の痛い問題である。まぁ、勝手に仲間割れしてくれただけだと思えば別に実害はなさそうなのだが、やはりヴァンパイアの核心に迫れずに使役していた人間ばかりが殺されているのはどうにも気分が悪い。

 そんなヴァンパイアさんたちも、実際は一枚岩の勢力ではない。実質的なトップはツダケンボイスのエフグラフさんであり、子安ボイスのカーシュナーさんはその配下。エフグラフさんは天井からぶら下がる古式ゆかしい吸血鬼の爺様たちの言う「滅びるときは滅びるんちゃう?」という末法観に嫌気がさしており、新しい時代の吸血鬼を目指すために人狼族のお宝、「シリウスの箱」を追い求めている。しかし、そんなあるかどうかもわからないような希望を追い求めるエフグラフさんの姿勢についてはカーシュナーさんはいくらか懐疑的であり、こちらも思想的には拠り所が異なっている。「ロイヤルズ」と呼称されるお偉方はそれぞれにいろんな考えがあるので人間同様に組織を運営する上でも悩みが多いようである。

 興味深いのは、そんなロイヤルズこそ最強設定だが、使役されている下っ端吸血鬼「スレイブズ」については、割とよく知られている吸血鬼の弱点、つまりは日光が効くということ。しかも、何故か皮膚に浴びるとダメージではなく、「目に入るとダメージ」なので目の部分だけは覆い隠す必要があるという。どういうことなんだろう。視神経からの日光だけダメって、よく分からん性質だよな。まぁ、表に出てくるような連中は全員ロイヤルズなのであんまり関係ない気もするけど。そういえば、ユーリィ君のお兄さん、ミハイルは吸血鬼になったらしいが、お外を歩くときにサングラスなんかしていない。つまり彼もロイヤルズだ。最近吸血鬼になったばかりの奴でもスレイブではなくロイヤル扱いってのは、生まれ持った性能によるものなのか、吸血鬼にする側の裁量なのか、はたまた人狼だったから特殊処理になったのか。とりあえず、「強そう」っていうことだけはわかるので弟さんも大変である。その辺歩いててあっさりあっちゃうし。おとなしく挨拶だけしてお別れってわけにはいかんよなぁ。

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 このサブタイトルでこのオチなー、第4話。もともと厳しい戦いになることは知ってるわけだが、やっぱり容赦ないようモンゴル民。

 そもそも、キャスト陣を見るだけでも無理ゲー感満載である。1話目で出てきた伏兵っぽいのが櫻井ボイスだったのはまだいいとして、今回初めて敵軍幹部っぽいのが登場し(全員日本語で喋ってくれるのは助かります)、先陣を切ったのは松山ボイスの大将格。その時点でかなり強そうだったのに、その上官に当たる副元帥が子安。「こいつは多分イカれてるぜ!」と思わせておいて実際割とイカれてるんだけど、さらにその上司には速水ボイスの大ボスまで控えているという。なんだそれ。DIOとヴァニラアイスが揃っちゃってるじゃん。無理だよ。日本負けるよ。間違いないよ。

 しかしまぁ、やはり今作を見ていて思い知るのは、こうして学んでいるはずの「歴史」の認識も本当に教科書の上のぼんやりした概要だけなのだなぁ、ということ。ずらりと並んだ異国の人名には何一つ聞き覚えもないし、「元寇」というたった2文字で表された歴史的事件の中で、どんなドラマがあったのかなんて考えもしなかった。そして、やっぱり存外でかいぞ対馬。何しろ「国の管轄外で生活してる独立部族」なんてのが島の中に潜んでいるくらいだ。「どないやねん」と思って改めてgoogle mapで確認しに行ったんだけど、サイズでいったら佐渡ヶ島とほとんど変わらない上に縦長だから、確かにこれだと島内の移動だけでもそれなりに大変そうだし、人里離れて暮らす部族がいてもおかしくないわな。「島の中での戦いを描く」って言われて「みみっちい戦いになるのでは?」って思ってたが、なんだかんだで結構なスケール感である。

 そして、元寇の時期って「戦争」の歴史の中でもかなり絶妙なタイミングなんだよね。文明にもよるんだろうが、ギリギリで銃火器が実用化されていないくらいのタイミングで、一応双方の武器は「刀」と「弓」だ。それでも兵法はかなり煮詰まってる状態だろうから、日本は日本なりの、モンゴルはモンゴルなりの攻め方で勝負を動かしている。それぞれの武器にも個性が見えて、子安VS力ちゃん(中の人名義)の対決では相手が青龍刀みたいな長柄の刀、海賊上がりの力ちゃん(鬼剛丸という名前らしい)はいわゆる「鞭」に近い棍棒状の武器である。その後は迅三郎が乱入して青龍刀VS日本刀の対決になるが、向こうさんはやはり「太刀」に近い重量で押しつぶそうとする戦略、それに対抗したのが迅三郎の「いなして斬る」兵法である。このあたりの歴史考証がどの程度正しいのかは分からないが、中世と近世の合間にある絶妙な時代の機微が伺えるようで面白い。

 さて、そんな部分ばかり見ていると戦況は二転三転してハードな展開を迎えているが……あれ、タイムリミットの「7日後」まであと何日だっけ……長いようで、あんまり時間経ってないよね……。

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 漫画みたいな展開になった……第4話。まぁ、これが正しい在り方やね。冒頭、根津屋妄想から始まった時にはどうなってしまうものかと思ったが、多分これまでで一番シリアスな回になった。その割にドーピングとかぶっこんでくるのが油断できないよな。

 4話目にして「セイギノミカタ」が内部崩壊という、ある意味サクサク展開ではある。まぁ、これまでの体制がどうなってたのかもよく分からんような組織だし、そりゃ空中分解するのも当たり前ではあるのだが、本当にこれまでどうやって繋がってたんだろう、という方が気になる。局長と秘書の白石さんがグル。白石さんは封印派の関係者なのでおそらく局長もそう。ジジイは局長の血縁のようなのでこちらもわかった上でやってる様子。問題は、残りの面々がどういう経緯でスカウトされ、これまでどんなモチベーションで地球を守るという仕事についていたのか。作中、第1話で現れたネビュラウエポンはおそらく史上初のものであるが、学校の避難命令がスムーズに出ていた様子なんかを考えると、この世界では「よく分かんないけどそのうちとんでもないことが起こる」というぐらいの推測はされていた様子。そんなあやふやな状態で地球を守るためのチームを結成、管理するのってすげぇ面倒臭そうなんだけど、基本的にメンバーはいい子たちばかりだったので、分からない時は分からないなりにトレーニングとか一般業務に従事していたということなのだろうか。根津屋なんかは「自分が秘密の組織に所属しているんだ」っていう事実だけで満足しそうだけど。

 とにかく、必死の思いで「地球を守る」任務を全うした美羽と熊代。前回に引き続き、清々しいまでに度が過ぎた友情関係ではあるが、いわゆる百合の関係性とも少し違う、絶対に分かたれないという確固たる絆がある関係。しかし残念ながらそんな強い絆と信念は逆に「竜の力」に取り込まれてしまい、かえって街を破壊することに。熊代さんの強い想いは疑いようのないものだが、それと「竜に抗えるかどうか」はまた別問題のようだ。むしろ、「人の心の力」というのは強さの源であり、ネビュラの連中の望まない「地球人の進化」を促進するエネルギー源になってしまっているのかもしれない。現時点で、局長のいう「世界平和」が封印派の主張する安寧と同義なのかどうかは不明だが、今回の暴走は、おそらく封印派にとっても、穏健派にとっても、あまりめでたいニュースではなかったのだろう。

 「共通の敵」を見出したことにより、宗矢とパラディンはすんなり協力体制。まぁ、そもそもタイマンの喧嘩を受け入れてる時点であんまり険悪なムードでもない気がするのだが、メンバーの人たち、特に紅華さんは常識的な人間であり、現状への疑問を隠す気もなかったため、竜に抗えず暴れる熊代を見て、一も二もなく協力するという判断を下した。そして、今回の事件をきっかけに彼女はパラディンからも降りてしまうのである。残りのメンバーはほとんどいなくなってしまったこの状況で、パラディンは次の策を持っているのだろうか。というか、そもそもどういう目的を持っての策なんだろうか。うーむ、分かるようでまだ分からないことが残ってるな。

 とりあえず、今回は先生が合体時にも口が開閉するということが明らかになったので、来年発売されるというフィギュアでもそのあたりのギミックが再現されるかどうかに注目しよう。いや、その頃には多分忘れてるけど。

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 「殺戮の天使」に続いて伊瀬茉莉也が主人公を殺しにきている、第5話。何だろ、「主人公を殺しそうボイス」なんですかね。意外とそうかもしれない。

 上げて落として落として上げてまた落とす。あまりの乱高下に乗り物酔いになりそうな展開である。こんだけ揺さぶられたら綾乃も大変やな、と思ったけど、考えてみたらこんだけの事態でグルングルン揺れてるのって綾乃自身の性格(というか生い立ち)に依るところが大きいよな。普通の子だったら、たった1試合で勝った負けたっていう展開だけでここまで精神的に壊れたりはしないと思うのだけど。

 前回までの感想で「友情パワーをぶち壊そうとする敵が出てくるなら、その前にまず綾乃の友情パワーをしっかり構築しないとピンとこないんじゃ?」ということを書いたが、なるほど、その友情が何だかよくわかっていない不安定な綾乃だからこそ、今回みたいな面倒臭い展開にもなるわけだ。まず、今回綾乃がどこで上がって、どこで落ちたかを確認する必要があるだろう。

 スタート地点は「2対1なのに勝てない」というコニーとの実力差を見せつけられての敗北でどん底から。しかし、その後コーチや理子の協力のおかげで持ち直し、ここで念願の「友情パワー」のありがたみを実感する。根っからのサポート気質である理子はまだほとんどコミュニケーションすら取ったことがないはずの綾乃のサポートにもうまく回り、2人の間には確実に信頼関係が生まれた。最初は理子の方から要求していたハイタッチを綾乃が積極的に求めるようになるなど、かなり分かり易い進展がみられる。どうやら綾乃さん、本当に幼少のみぎりから一切「友達と一緒にプレイする」という経験が無かったらしく、いざ自由な立場でダブルスをやってみたら、これが存外ありがたくて楽しかったようである。こんだけ経験に乏しい状態でバドミントンに嫌気がさしていたのだから、確かにコーチの言う通りに「勿体無い」のは事実だったのだろう。

 普通のスポ根ならば、ここで友情パワーを知った主人公はそのまま大逆転勝利を収めるところだが、なぜか今作はまだまだ綾乃に厳しい。さらにギアを上げたコニーとはギリギリまで競り合いとなり、最後にはアクシデントもあっての逆転負け。結局、綾乃が新しく手に入れた「友情パワー」もコニーという才能の前に打ち砕かれた形になる。また底まで下げられた綾乃は、せっかく手に入れたものを手放したくない一心で「敗北」という「下がる」要素を認めまいとした。しかし、これをチームメイトに一蹴。この時点で「完全実力主義」を幼少期から叩き込まれていた綾乃は本当に拠り所がなくなってしまう。同じ部員から突きつけられた「言い訳するなよ」は、綾乃の中では「お前、負けたんだから役立たずだし利用価値ねぇよ」宣言と同じなのである。

 しかししかし、当然、世の中の一般的な人間はそんなイカれた勝負感で生活しているわけではない。逃げ出した綾乃を迎えたのは、そんなチームメイトの「格好良かったんだから言い訳なんて必要ない」という一言。ここでようやく、「勝ち負けなんかよりも大切なものもあるんじゃないか」という、小学校の道徳で習いそうな理屈を身を以て知る綾乃。「あれ、私、大丈夫なの?」と今更ながらの新発見である。ここで再び持ち直し、彼女の「友情パワー」は価値を取り戻す。

 しかししかししかし、翌日には再びコニーに突きつけられる衝撃の事実。彼女こそが現在のお袋さんのお気に入りであり、自国に残していった役立たずの「娘」のことなど必要としていないんだぜ、とコニーは嘯く。普通の家庭ならばこんなセリフは嘘に決まってるわけだが、残念ながらここのお母ちゃんはマジもんである。コニーの言ってることはおそらく本当。年端もいかぬ我が子に「実力がなかったら黙ってろクズ」と瞳のハイライトを消して平気で言ってしまえるような御仁である。そりゃもう、強いコニーさんの方が可愛いに違いない。改めて自分の母親という「黒歴史」が現在も息づいていることを突きつけられた綾乃さんは、幼い頃からのトラウマも刺激され、再び下がる方向へ。

 チームのみんなは自分を格好いいと言ってくれた。試合に敗れても、自分に価値があると言ってくれた。それに対し、遠き異国の地にいる肉親は、未だに(コニーを通して)実力のない自分など無価値だと蔑み続ける。いったいどちらを信じるべきなのか。その結果、綾乃さんは……壊れるんだよなぁ。「友達or母親、自分が欲しいのは友達からの承認。だから母親なんかいらない」。いや、そうかもしれんけど……。なかなか晴れぬ瞳の曇り。いったい誰が晴らしてくれるものか。エレナさん、何とかならないんスかね?

 それにしても突然のサービスシーンはいったい何だったんだ……フレ女、さすがにサイズの平均値がおかしくないですか? ここはそういう次元なのですか?!

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 イカれたアクションコンテ、第39話(第2話)。録画分を寝起きに見て一気に目が覚めたわ。

 進撃の巨人、すでにシナリオ部分で追いかけられるほど記憶が残ってないので「何となく」で観ようと思っていた作品だったのだが、久しぶりに炸裂した気持ち悪いくらいの立体機動のムーヴで「やっぱりすげぇアニメだな」ということを再認識。今後も何かとんでもないものが飛び出す可能性はあるので、注意して見て行くことになりそうだ。前番組の「つくもがみ貸します」も好きな作品なので、日曜深夜が充実しているとかいうクッソ面倒くさい状況である。

 まぁ、今回は「戦闘シーンすごかったよね」の一言で終わりではあるのだが、個人的にびっくりした要素があるのでそのことだけ覚書程度に。それは、今回のコンテが平尾隆之氏だったという部分である。平尾さんと言えば、かのufotable黎明期を支えた敏腕クリエイターであり、未だに不動のufotableナンバーワン作品(個人の感想です)「フタコイオルタナティブ」の総指揮をになった人物である。今回の空中戦描写に圧倒された人は、是非ともフタコイオルタの1話「コロッケとヘリと地下ボクシングと私」、並びに第三話「エメラルドマウンテン・ハイ」を観てもらいたい。前者は今回同様に凄まじいコンテワークで見せる埒外の第1話となっているし、後者は打って変わって叙情的な演出が不可思議なシナリオと相まってみせる傑作である。

 そして、びっくりしたので確認したら、何と平尾さんと今作の監督を務める荒木哲朗はマッドハウスでの同期だというじゃないか。こんなとんでもない才能が2人並んで入社するマッドハウスなんなの……。以外と2人して互いの作品に参加したりしてんのね。贅沢極まりない人脈である。最近はアニメの本数が増えすぎて人材不足だとはいうけれど、こうしていい仕事をしてくれる業界人はまだまだたくさんいるわけで、うまいことそうした才能が回る業界になってくれればいいなぁ、と思う次第である。

 うん、進撃と全然関係ない話しかしてないな。アルミン可愛い(適当)。

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 キリン……増えるのか……第3話。やっぱり何観ても最後にキリンが全部持っていく構成はどうかと思うの。何でキリンなのさ! 頑張って調べて謎を解いてくれじゅんじゅん!

 今期はこの言葉を使う作品が多いのだが、「3話目で何となくわかる」お話。いや、今作の場合は3話目となる今回で何か新しい事実がわかったわけではないのだが、今回は九九組の全員が満遍なく散らされて描かれていたおかげで、人間関係というか、キャラの配置がようやく見えるようになってきたんだ。

 わたしゃ(こんだけアニメ観てるのに)視覚情報からのインプットというものにすこぶる弱く、リアルだと人の顔を覚えることが全くできない。どうやら生まれながらにしてそうした能力が欠損しているようなのだ。アニメにしてもその傾向はあって、なかなか誰が誰だか覚えられない。その悩みを解決するために進化したのが聴覚情報であり、「声で判断すれば映像でいちいち顔を覚えずに済む」という状態から、大抵は声の差別化でアニメキャラの第一印象を定めていた。しかし、今作の場合はほとんどが初見で横並びのキャスト陣。ぶっちゃけ「あんまりうまくないA」とか「あんまりうまくないB」とかいう区別しかなく、2話目までで認識したキャラはメインを張っていた数名程度だった。どうしたって、こういう「アイドルもの」ジャンルではまとめてキャラが出てくるし、全員が横並びの存在感を持つので認識しにくいのはどうしようもない。ラブライブだって、覚えるのに1クールかかっているのだ。そんな状態から今作はこの3話目である程度のブレイクスルーを果たしてくれた。

 もちろん(?)名前なんて覚えてないが、九人のキャラの区分けができるようになった。今作はとりあえずの属性として「ルームメイト」という区切りがあり、そこで二人ずつのペアが構成されるようにできている。おかげで主人公の華恋は今のところ「華恋ちゃん大好きbot」でしかないまひると紐つけされているし、「ペアになっている」という認識は双葉・香子のコンビの接続を容易にしてくれている。ここが繋がってしまえばあとは筆頭2人が前回今回のエピソードで繋がり、残りの2人は自動的につながることになる(まぁ、バナナがじゅんじゅんとルームメイトっていう印象はあんまりなかったんだけど)。よかった、ひとまず全員を個別に認識することができるようになった。

 その上で、いきなり「引っ掻き回す」ことで刺激を出す方向性。作中で香子も言っていたが、「これまでと違ったペアリング」にすることで物語は動き始める。前回の華恋と純那の対決からそれは始まっており、今回はそんな華恋の前に筆頭の天堂真矢が立ちはだかる。その陰では一度は敗者となったクロちゃんが双葉と殴り合ったりもしている。こうした「ペアリングのシャッフル」は普通はちゃんとペアがペアとして認識されないことには意味をなさないが、今作はそうした導入をかなり強めに押し出すように見せているので、「あぁ、ペアが切り替わっているのだな」ということが認識しやすい。まぁ、「入れ替わった末に何が起こっているのか」は相変わらずわからないままなんだけどさ。

 今回のミッションは「てっぺん取りに行こうと思うけど、遥か高きその頂き」を見せつけること。前回クロちゃんをなぎ倒して存在感を見せつけた真矢だったが、今回は能天気にそんなてっぺんに挑んだ華恋が返り討ちにあい、己が目標の遠さを実感する。クロちゃんはクロちゃんでしっかり他の試合で勝利して株を持ち直す周到さ。まぁ、あの2人が何してたのかはさっぱり分からないんだけど。

 結局、今作での「舞台」要素は、今のところ「舞台上での技量の見せ合い」という性質のみのものである。アニメにした時に、「誰がどんだけミュージカルの技巧的に優れているか」をそのまま見せるのはかなり難しいが、こうして対戦形式にすれば、既存のアニメと同じ方法論(つまりはバトルシーン)だけで「技量の差」を示すことができるから分かりやすいのだ。今回の試合も、真矢の圧倒的なアクションと立ち回りから、「なんかよく分からねぇけど、とにかくこの子はクラスナンバーワンなんだな」という納得が得られる。大仰過ぎるとはいえ、例えば「階段が滑り台になるギミック」とか、「複数の階段パーツが入り乱れてつなぎあうギミック」とか、そうしたものは現実の「舞台上」でも再現可能なファクターである。それらの「やや本当」を「作中での嘘」に散りばめて行くことで、本来なら隔絶するはずの「現実とアニメ」「舞台と現実」の境目を曖昧にして行く方向性はなかなか興味深い。個人的に笑ってしまったのはひかりが何とか華恋に追いつこうとしてエレベーターのドアを破壊した道具が「バール(のようなもの)」で、そこに何とも言えぬ「野暮ったい現実」みたいなものが転がっているようでギャップが楽しい。彼女は何を思って華恋を必死に止めようとしていたのかは分からずじまいだが、現実を突き抜けて「2人の舞台」を目指す華恋とは、まだまだ大きな隔たりがあるようだ。

 しかし、こんなに序盤で舞台から降りる宣言をしたバナナは一体どういうスタンスのキャラになって行くのだろう。メインでクレジットされているのだから、このまま本当に舞台から降りることはないと思うのだが。そもそも隣のクラスの連中が一年生からみっちり舞台作成・演出のレッスンを受けているのに、それまで外野だったぽっと出のバナナがいきなり脚本任されるのはおかしいよな。

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7月28日 ドラフト模様(M19×3)

ピック順 【Chrolony】→【Thraxi】→【Serra】→【Tanaka】→【Alessi】→【Sea-chcken】→【Mei】→

 

 M19環境2回目。そして、前回六人戦だっただけでも僥倖なのに、さらに今回は人数が増えて七人戦!! どういうことだ? みんな、夏の暑さにやられてしまったのか? しかも今回台風来てたんやぞ。幸いドラフトは夕方には終わったので半数の人間は台風が本格的に到来する前に帰宅できたのだが、残りはドラフト後のレクリエーションが本番。私などは夜が明けて台風が去るまで動かなかったからよかったけど、よりによって真っ盛りに帰宅を試み、電車が止まって立ち往生した可哀想なやつも。みんな、ドラフトに来るときには往復の足も計画的にな!

 

 来週はとりあえず通常通りに開催予定です。5人になるのか、6人になるのかは分からないけど。とりあえず次回まではM19で開催されることが確定。その次の週(8/11)はおそらくお盆休みってことになるんじゃないかしら。翌週はまだわからない。8月後半、9月に剥くパックがM19になるか、ドミナリアになるかもまだわからない。

 

 


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 Tomatsuful Power、第3話。弟が戸松、兄は櫻井。世界を救うことも壊すことも簡単にできそうなパワフルすぎる兄弟である。ちなみに、Cパートで登場した博士も加えると、ヴァンパイア陣営はツダケン、子安、飛田さん。こちらも世界の1つや2つや3つや4つは簡単にぶっ壊せそうな陣容。ゴリゴリに濃すぎて気持ち悪いくらい。これを相手取るのは若手を率いる賢雄さんだが……もう、なんだこれ。

 前回アガサさんがあっさり退場してしまったので心の傷が大きかったんですが、キャストの密度はそれでもブレない作品。別にそこだけを楽しむというわけではないが、これだけ濃いとキャスティングしてる側がどんな物語を作りたいかが分かりやすいのでとても助かります。これ、人類サイドは苦戦必至やぞ。いや、ユーリィは厳密には「人類」サイドではないが。「人類の味方サイド」でいいのかな。でも、ヴァンパイアは1000年以上も社会を牛耳っているらしいので、案外放っておいても共存共栄は可能なのかもしれない。単に前回の親父さんみたいな犠牲者が年に何人か出るくらいで(大問題だ)。

 前回が親父さん、そして今回はお袋さん。子を持つ親に容赦ない作品だし、親を持つ子にも容赦ない作品。綺麗に構図が重なったおかげでユーリィの生い立ちが明らかになり、やはりセオリー通り、3話目にして一気に見通しが良くなった。単にヴァンパイアVS狼という構図ではなく、敵サイドに吸血鬼化された肉親までいますよ、っていうのがなかなかエグい設定である。ちなみに今回のコンテは岡村天斎である。P.A.作品ではちょいちょい名前を見るので自然なことではあるが、このまま進むとこの作品のタイトルこそ「DARKER THAN BLACK」っていうのがぴったりくる展開になるのかもしれない。

 「母親」が絡む話に弱いのは相変わらずなんだけど、今回はお袋さんが編んでくれたマフラーの使われ方が容赦なくて辛いところ。普通なら今際の際に託された形見なんだから大切に握りしめながら現在も生きてます、みたいな展開になりそうなものだが、ユーリィさんの過酷な幼少期ではそれすら許されず、逃げ出した直後にあっさり四散。そしてそのことが彼の「狼」に火をつけることになったというのだから皮肉なものだ。今作ではヴァンパイアの方が血を想起させる真紅をイメージカラーにしているのに対し、「天狼」はまさに天に輝くシリウスをイメージさせる青白い光を放つ。現在のユーリィも髪の毛の一部に「白」のイメージを残している。また、現在のミハイルの全体的なイメージはやはり「白」なのだが、今後それがどのように変化していくのかは気になるところだ。

 それにしても、チーム・イェーガーの微妙にズレてる仲の良さは一体なんなんだろうな。見ててやきもきするわ。

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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