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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「どろろ」 5

 これも一応リメイクといえばリメイクなのだろうか。一応調べてみたら、アニメになったのが1969年……おいおい、ガチで半世紀前なのかよ……ここ最近のリメイクブームの中でも文句なしの最古アニメと言える。まぁ、ここまできちゃうとリメイクっていうか新作な気もするが……。

 そんな古い古い作品。そして私は原作未読。こういう作品ってなかなか現代の若者(?)が触れるタイミング無いよね。私の中で「どろろ」といえば「ヤングブラックジャック」に出てきた百樹丸雄先生のことを指すのである。現代を舞台にした医療アニメでの「百鬼丸」は常軌を逸した存在だったが、こちらもどうして……いや、よくアニメ化に踏み切ったものだ。

 制作プロデュースをツインエンジンが務めており、実際の制作はMAPPA。1話目の映像クオリティはなかなかのもので、さすがに半端な覚悟では挑んでいないのだろうな、ということが見て取れる。今後も色々と描写を考えなければいけないシーンは出てくるのだろうが、是非とも恐れずに進んで欲しいものだ。別に表現は自由なのだからこういう作品を制作するのも後ろ暗いところはないはずなのだが、それでも「すごいな」と思ってしまうあたり、むしろ現代のメディアの問題に毒されている感はあるのだけどね。

 アクションの見せ方も悪くないし、映像も綺麗。あとはどれだけ真に迫ってこの作品世界のどす黒い印象を描けるか。渋い作品であることは間違いないので、わざわざ現代によみがえらせた意義が見いだせる作品作りにチャレンジして欲しいところである。

 

 

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○「ぱすてるメモリーズ」 4

 10年以上前のギャルゲかエロゲあたりのアニメ化なのかと思ってしまうタイトルだが、なんとまぁ、最近のソシャゲのアニメ化だった。このネーミングセンスはどうしたものか。

 「森永千才の新たな人外ヒストリー」としての存在意義が一番大きいと思いますね。なんか、前クールの某アニメのせいで変な声のマスコットが空を飛んでいると「どうせ淫語だらけのド変態キャラなんだろ?!」と訝しんでしまうが、そんなものは世の中にほとんどいないので安心して大丈夫だ。ただ、そうして安心してしまうと、「じゃぁ、このアニメは何を刺激に見ればいいのだろう」と不安になってしまう。どうにもつかみどころのないスタートである。

 考えてみりゃ「アキバを舞台にしたオタク関連の文化を題材にしたアニメ」って、全盛期はそれこそ山のように作られていたが、最近は数が減ってなんだか久しぶりな気がする(シュタゲゼロはカウントしないとして)。それだけにどこか懐かしさもあるのだが、そんなアキバを舞台にしながら「アニメや漫画文化が突然衰退してしまったパラレル日本」という変化球の設定。1話目を追いながら「いや、突然出版社がおかしくなったとして、そんな急激に街中からメディアがなくなったりしないやろ」「ネット文化は変わらずあるんだから、むしろ電子媒体の方が元気なのでは?」「衰退したとか言ってる割に、背景にやたらめったら他作品の宣伝がちらついてるな?」などの疑問が噴出。「設定が適当すぎてついていけないアニメなのでは」と悶々としていると、ラストのどんでん返しで「まぁ、この世界はエイリアン的なものに侵略を受けているトンデモワールドなんですけどね」というネタばらしが待っているわけだ。

 トリッキーな構成にしていたのはサプライズを狙ってのことだろうが、宙ぶらりんでもやもやしていた時間の疎外感の方が大きいのが実情。最後に世界観をひっくり返されたところで、「なるほど! そういうことか!」とはならず「うん? またわけのわからない設定が出てきたやんけ。今までの女の子が日常風景を駆け回る頑張り展開はなんだったんや」という肩透かしである。まー、まだ全容も明らかになっていないので次回以降に持ち越している要素が多いのだが……1話目の掴みとしてはあんまり成功したとは言えないのではないかしら。

 ソシャゲアニメにお約束の「1話目で大量のキャラが出てくるから誰が誰だかわからん現象」は回避しようがないし、キャラデザも全体的にもっさりしていてあんまり可愛いとは思えない。いかにもソシャゲらしく分かりやすい雑なキャラ設定も1話目での掴みにはなりにくいのである。まぁ、各々の掘り下げは2話目以降ということになるのだろうし、せっかちにならずに見守っていくしかないだろう。しかし、今回題材になっていた漫画はどこをどうみてもごちうさだったわけだが、2話目はごちうさワールドに入ってバトルする展開になるのだろうか? アナザーごちうさを倒してごちうさウォッチを手に入れるジオウみたいな展開になったら胸熱なのだが。祝え、新たな王の誕生を。

 

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1月5日 ドラフト模様(GRN×3)

ピック順 【Alessi】→【Mei】→【Tanaka】→【Thraxi】→【Serra】→【Chrolony】→【Sangriter

 

 あけましておめでとうございます。新年ドラフト一発目。そして現環境のドラフトとしてはすでに終了までのカウントダウン。改めて確認しておくと、「ラヴニカの献身」の発売は1/25、つまり3週間後ですね。そしてプレリリースはその前の週、普通はフルスポイラは一週間前には出るので……あれ? もしかしてもうすぐフルスポ? まだ半分もカード出てないよ? 俺、きつくない?

 さておき、今回は昔懐かしい夜中の11時開始という変則日程。これまでの長い長いドラフト史の中で昼スタートになったのなんて割と最近のはずなのに、「こんな時間にドラフトするもんじゃない」とおねむのお年寄りがたくさん。そして直前まで公式大会に参加していておねむの若者も約1名。やっぱりこの時間は問題あるんだろうな……。

 次回は普通の日程で開催予定ですが、今回、遠方からきてくれた某奴が「いっそ日曜の朝にやってくれたら参加できる」との意見を表明していましたので、今週の会合でそのあたりの日程調整については少し話し合ってみたいと思います(今週はいつも通りの日程です)。これでもし早朝ドラフトとかいうビジョンが現実になったら……おい、完全にお年寄りの生活サイクルやぞ。

 

 

 


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 お正月休みもこれでおしまいやなぁ、という寂寥感とともに見てきました。封切り日に観に行くプランもあったんだけど、どうせ混むだろうし、わたしゃなるべく一人でゆっくり観たい派なので、多少落ち着いたところで観に行くのです。あとはまぁ、できれば知り合いに見つからずにひっそりとね。

 

<以下、内容のネタバレなど含みますので、未視聴注意>

 

 


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○「上野さんは不器用」 6

 15分枠な上に割と低コストアニメだからわざわざ記事立てなくてもいいんだけど、妙に気に入ったので。最近は割と15分アニメも記事立ててる気がするな。単にこのジャンルの本数が増えてきてるからかな(流石に5分アニメは個別記事を立ててませんが、前期から放送している「おこしやすちとせちゃん」は好きです)。

 原作はちょっと既読。例によって漫画喫茶でいろんな漫画を1巻ずつつまみ食いしてた時に読んだ(多分)。これは確か「割と面白いやん」と思ったけど他のものの間に挟まってたので2巻まで行かずにそのまま忘れてしまったんだと思う。こういう1話完結の作品だと途中でやめても気にならないからつまみ食いの間に忘れてしまうのが難である。まぁ、それでも別にいいや、って思えるくらいの重要度ではあるのだが。ショートギャグなんて大体そんなもんだわな。ギャグ漫画ってやっぱり読む時にも体力使うので、一気に読みたいタイプの作品って案外少ないのよな(単に歳をとっただけだよおじいちゃん)。

 さておき、そんな「ちょっとだけ覚えてた漫画」のアニメ化だが、映像部分は何か注目するような部分があるわけではない。制作スタジオの「レスプリ」ってところは聞いたことがなかったけど、制作協力にギャザリングの名前があることからもいわゆるショートアニメ担当のCG制作スタジオなんだろうということは想像がつく。念のために企業HP見に行ったら「弱酸性ミリオンアーサー」作ってるのもここみたいだ。いや、だからなんやねん。

 まぁ、特にびっくりするような作品でもないのだが、原作絵のちょっとカクついた個性的なイラストレーションをうまいことアニメに落とし込んでいて、動画枚数を減らした省エネ作画も相まって、やる気のなさそうなところも味わいになっているのは狙っているのかラッキーなのか。とりあえず全精力を注いでメインヒロイン・上野さんが可愛くなれば何の問題もないわけで、まさに適材適所の配置と言える。これくらいの肩肘張らないアニメで15分ってのは今後の平和なアニメライフにもっと存在してもいい気がしますね。5分だとわざわざ見る気にならないっていうレベルの作品も、15分なら一応存在感が出るし、ちゃんと「アニメ見たな」って満足感も得られるし。「ガイコツ書店員本田さん」もそんな感じだったなぁ。

 んで、なんでそんなちょっとした箸休めみたいなアニメの評価が微妙に高いかというと、そりゃもう中の人のおかげである。芹澤優フィーバーである。セリコは容赦無くアイドルとしての売り出しをしているおかげでそっちばかりが目立つが、登場時から異様な存在感を放つ役者としても実に個性的。「魔法少女サイト」のときのにじみんなんかも最高だったが、今作では地声にちょっとトゲトゲした汚さみたいなものが出る上野さんの厄介な愛らしさが新境地。叫び声が本当に汚いんだけど、「どっから声出てんだよ」みたいな素っ頓狂な発声が楽しい。ほぼキャラの掛け合いだけで持っていくような作品なので、このセリコの仕事ぶりが本当に大きいのである。今後もしばらくはこの15分のマジカル芹澤アワーが繰り広げられるのが楽しみ。相手してるのが影山灯なんだなぁ。この子もなかなかつかみどころがないなぁ。

 

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○「W‘z(ウィズ)」 4

 ハンドシェイカー……だとッ?! えぇ……覚えてねぇよ……。なんで突然蘇るんだよ……必死に記憶を呼び覚まそうとしたら、思い出せたのが「確かぴかしゃが思いっきりネタキャラで喘ぎ声あげてた」ってことくらいだよ。

 確認したら「ハンドシェイカー」は2年前の作品。思ったよりも最近だったのがまた驚きだが、2年という歳月は人が思い入れのないアニメを忘れるのには充分な時間である。幸か不幸か、1話目を観たことでなんとなく当時の記憶は蘇ってきたけども。戻ってきた記憶を頼りに、おそらくあの時のと同じことをもう1回書くことになるのだけど、やはりGoHands作品のCGは非常にクセが強い。そして、個人的にはあまり有用な使い方ではないと感じている。一番の問題は「視線が散りやすい」という部分だ。入念な描き込みやド派手なアクションについては相当な労力が費やされているのは間違いなかろうし、一朝一夕で生み出せるものではないので技術としては尊敬に値するが、それがアニメーションを描く上で必要なものであるのか、もしくは有用なものであるのかと言われると疑問である。独特の青みがかった色彩の影響もあり、中心で動くべきキャラが背景やその他のオブジェクトに埋没してしまうのだ。手が込んでいても、結局見せたいものを見せられる映像になっていなければ意味がない。本作の映像は、なんだか非常にもったいないのである。

 2年経ってもその傾向に変化はなく、相変わらず「あまりにうるさくて何が描かれてるかよくわからない」という状態が頭を悩ませる。ただ、1つ面白かったのは、この数年で現実世界の方が変化していることが今作の映像に影響を与えている気がするという部分。キャラがあの空間(なんか名前ついてたっけ?)を発動した後の荒唐無稽の謎空間。一昔前ならあれは本当に「わけのわからない虚構世界」の表現になっていたわけだが、現代の技術をもってすれば、あの世界に近いものを生み出すことが可能になっている。プロジェクションマッピングだ。なんだか、あの世界は現実のプロジェクションマッピングに非常に近い印象がある。背景の街並みなどがほぼ現実そっくりにトレスされていることもあり、本作はますます「アニメっぽさ」から乖離して「バーチャルリアリティの中にいかにもアニメっぽいキャラが飛び回る」という異様さが強調されているのである。これが制作側の狙いなのかどうかはよく分からないが……。まぁ、独特であるのは間違いないので、もしかしたら改めて「今だからできる」新しい表現がここから生み出されることもあるかもしれません。

 映像部分の話ばかりで中身の話に全然触れてないけど……覚えてないからなぁ。男の子と女の子が手を繋ぐ話だったはずだが、今回は野郎どうしのカップルも、女の子どうしのカップルも出てきているところが新機軸(?)なのかな。キャストは良いのでそこは楽しみですね。メインヒロインがあんまり可愛く見えないのが難だけど。ちなみに、前作との繋がりがどれくらいあるのかなぁ、って思って公式サイトのキャラ表を確認しに行ったんですが、どうやら主人公の父親がCV福山潤、母親のCVがぴかしゃみたいなんですよね……え? この主人公ってあのSMプレイカップルの子供なの!? 世界観大丈夫?

 

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○「不機嫌なモノノケ庵 續」 5

 1期は16年の夏クール、2年半のブランクを経ての2期目ということになる。あんまり本気で見ていなかった作品なので思い出すような何かがあるわけでも無いのだが、特に悪感情を抱いた記憶もなく、「おっ、帰ってきたな」くらいの感じである。

 制作スタジオは続投しているが、ブランクが長かったせいか、監督を含めてスタッフはちょいちょい変更している様子。特に監督はあのイツローカワサキになっているので……うーん。まぁ、キャラデザも変わってるらしいけど(前作をあんまり覚えてないせいで)大した違和感もないし、前作同様になんとなくのお付き合いで問題なさそうだ。しょっぱなから話が途中で終わって1話完結じゃなくなってたのはちょっと「えっ」て思ったけど、まぁ、ここから見始める人なんていないだろうから問題ないんだろうね。

 なお、毛玉は今期もちゃんとかわいい。ベルゼブブさんの家に大量にいそう。

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「色づく世界の明日から」 6→6

 ヤァみんな! 年が変わっても人間は変わらない、P.A.WORKS大好きおじさんだよ! 今年も素敵な作品をたくさん見せてもらえると嬉しいよ! あれ、でも1月からの新番組にP.A.作品が無いってまじか?! なんか、なんかくれよ! SHIROBAKOdアニメストアのCMばっか作ってんじゃねぇよ!

 ま、それはさておき、(ほぼ)毎週感想を書いていたので特に書くことがない系の作品だが、今作は非常にコンパクトに、1クールという尺に見合ったテーマ性と構成を打ち出してくれたことが小気味好い作品だった。ドラマとしてはあまり大きな刺激も無かったのだが、いわゆる「日常系」とも違ってしっかりと目に見える縦糸を据えて、それを取り巻く諸問題を13話に配置。およそ受け手側が想定できる速度とサイズに落とし込んだ。個人的には、こういう組み方もありやな、という不思議な達成感があった。大きな山が見えにくいせいで物足りないと感じる視聴者も出てきそうだが、こうしたジリジリとした「近さ」を持ちながら退屈しない物語を維持するバランス感覚はこれだけでも職人芸である。もちろん「凪あす」みたいな劇的なドラマもそれはそれで良さがあるけどね。

 そして、本作の場合、そうしたドラマ部分の「無難さ」は想定済みのもの。今作でスタッフが挑戦したかったのは、やはりその画面構成そのものだったと考えるべきだろう。今や日本を代表する圧倒的な映像美術を誇るP.A.の真骨頂というべき色彩の美しさ。本作はドラマのための映像ではなく、映像のためのドラマを作ったのだと考えるとよい。他のスタジオではとても生み出せないような鮮やかなその映像美を最大限に発揮する物語とはどんなものかを考えた時、「色」そのものをテーマにすえ、そこに青春時代の眩しさを加える。そうして生み出された「色づく世界」こそが、今作の主人公なのだ。

 毎度の感想でもよく引き合いに出していたが、P.A.の映像美は一度「グラスリップ」の中でも中心的なテーマとして取り上げられている。その時のテーマは「光」だったが、今回はさらにその細やかさを増した「色彩」「光彩」である。オープニング映像に象徴されるように、モノクロの映像部分と対比させることで何気ない色合いに大きな意味を持たせ、さらにそこからスタジオの持ち味である繊細な光の美術を見せることで、より世界の美しさを際立たせることができる。我々が日常生活でなかなか感じることができない「色があることの素晴らしさ」を、改めて考える機会を与えてくれる。これこそ、アニメでしか実現しえない作品のデザインであろう。後になって考えると、我々の代わりに世界の「見え」を体現していた主人公の名前が「ヒトミ」であったのもずいぶん意味深なものである。彼女の目を通して、我々は作品世界の美しさ、色づく世界のありがたさを知った。そうして改めて現実をみるにつけ、この色とりどりの世界には様々な魅力が潜んでいることに気づかされるのだ。

 挑戦的な作品テーマを維持しつつ、そこに見合った恋愛ドラマ、成長譚としても見ごたえのあるものに仕上がった。こうして変則的な作品作りに挑んでも中心がブレないところが、独自の武器をしっかり認識したスタジオの強みということなのだろう。今後とも、P.A.にはこうした作品作りに挑戦する気概を持ち続けて欲しいもんです。

 

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 雑な総集編とセット、第13話。どうやら関東では年末のうちに12話が放送され、年明けに総集編っていう流れだったっぽいね。関西では時期がずれたおかげで12話と総集編が一気に放送。おかげでイルーゾォがなんだか可哀想なことになってしまった。なんで一週間に2回もウィルスまみれで死ななきゃならんのだ。

 さておき、のんびりやっていたリトル・フィート戦と比べると、ほぼ一週間で消化してしまったイルーゾォ戦。まぁ、これくらいのテンポでやっても特に性急な印象はないのでやはり緩急の見せ方次第って感じだろうか。ぶっちゃけ、この試合はギミックてんこ盛りの割にはディティールにゴリ押しが多いので、勢い任せで考える隙を与えずに一気に見せてしまった方が迫力が出るかもしれない。だって、これだけ短い時間に何回どんでん返しが待ってるんだよ、って話ですよ。アバッキオ戦だけに限定しても、「鏡をぶっ壊したぜ!」→「粉々にしてくれてありがとう!」→「それがいいんじゃぁねぇか」という展開があり、「這いつくばってるのいいんだ」とか「らしい」言い回しも多数。あと、気づきにくいところだがキーパーツとなっている鏡は、アバッキオが手首を切断する際のナイフの役割も果たしている。アバッキオが(おそらく利き手であろう)右手を残して左手を切断したけど、鏡の中の世界のことだったので実際のムーディーブルースは右手が切断されているなんてのも細かいポイントだ。あれって、マンインザミラー解除後はどういうダメージになって残るんだろうな(5部は4部のCダイヤモンドで味をしめたせいかダメージの回復方法が雑)。

 そして、原作で気づいてなくて今回初めて気づいたポイントとしては、キーを追いかけて慌ててジョルノを追うイルーゾォが、アバッキオに「あいつ何してると思う!?」って煽り気味に教えてくれるくだり、あそこも曲がり角の向こう側のジョルノの様子をみせるために、イルーゾォがわざわざ「鏡」を使ってるのね。うーむ、芸が細かい。

 そしてクライマックスとなるジョルノとの戦い。荒木先生が血清を便利に解釈しすぎてる部分はあるものの、まぁ、そんな便利要素も全部GEの能力の一部ということにしておきましょうよ。「血清を取り出して僕に打ち込むんだ」って、とんでもねぇスタンドの使い方。そりゃぁイルーゾォだって想像できるわけないでしょ。もともとレンガでできた蛇の血清って言われてもなぁ。でも、とにかくジョルノがお利口さんすぎるから全部「計算通り」ってなもんですわ。さすがに先読みすぎだし、失敗した後のこと考えてないし、そもそもどうやって最初に感染させたのかもよく分からなかったりもするのだが、まぁ、その辺は勢いで。とにかく三者三様に「覚悟」がすごいおかげなのだ。「30秒で全身に回る」設定とか、随分長い30秒だった気もするけど、少年漫画ではお約束なのである。まぁ、感染部位を全部除去しなきゃいけなかったイルーゾォと違って、ジョルノの場合は感染してても死ななければセーフっていう違いはあったので、その分時間的にも余裕があったってことなんでしょうね。終わってみれば、フーゴだけ割とピンピンしてるのずるいよな。

 そしてラストはオリジナルでリゾットの登場シーンを挿入。ちょいちょいこうして裏に隠れている存在もピックアップしてくれるのはいい感じ。まぁ、こうでもしないとリゾットは本当にジョルノたちと絡まずに一瞬で退場してしまうのでなぁ。

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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