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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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<無色>
 
万神殿の祭壇 Alter of the Pantheon (3) C
アーティファクト
あなたの各色への信心と、各色の組み合わせへの信心は1多くなる。
(T):任意の色マナ1点を加える。あなたが神か亜神か伝説のエンチャントをコントロールしているなら、あなたは1点のライフを得る。
 こんなデザインもありなのかよ。なんと、「信心を無条件で増やす」というよくわからない能力を持ったマナ装置である。いわばマナシンボルが(W/U/B/R/G)と書かれているようなもの。いっそ製作チームにはそういう表記のチャレンジをしてもらっても良かったが……流石に混成マナシンボルは2つまでが限度かなぁ。普通に考えると、信心を伸ばしたいのならその色のカードを入れる方が手っ取り早いわけで、あんまりこのカードに求めたいオリジナリティのある効果ではない。ただ、当然リミテッドでは綺麗な単色信心デッキなんてなかなか組めないので、2色くらいに散った時に「あっちの色も、こっちの色も」と欲を出してこのカードを使うわけだ。ご丁寧に色マナソースにもなるので僕のようにピックで迷走しちゃう多色クソ野郎にも優しい。目指せ5色信心デッキ。それにしても「あなたが神をコントロールしているなら」ってすげぇ字面だよな。なにもんだよ。
 
青銅の剣 Bronze Sword (1) C
アーティファクト・装備品
装備したクリーチャーは+2/+0の修正を受ける。
装備(3)
 いわゆるひとつのブロンズソード。旅の始まりブロンズソード、最初の街で買えるよブロンズソード、こんぼうよりは強いよブロンズソード、早くはがねのつるぎが欲しいよブロンズソード。テーロスの冒険者にとってもこの装備は初歩の初歩。ただ、入門とはいえ武器は武器。扱うのにはそれなりの訓練も必要らしく、残念ながら「匪賊の斧」なんかよりも価格は安いが装備は重い。基本的に、繰り返しの運用が前提の装備品にとって、装備コストの劣化は性能の劣化である。あくまでこの世界の主役はエンチャントだから、装備品は大人しくしてろってこった。まぁ、その分対策される確率も低くなるんじゃないかと思ったけど、「存在の破棄」も「自然への回帰」も普通にアーティファクト割れるわ。
 
幻惑する竪琴 Entrancing Lyre (3) U
アーティファクト
あなたは、〜があなたのアンタップステップにアンタップしないことを選んでも良い。
(X)(T):対象の、パワーX以下のクリーチャーをタップする。それは、〜がタップ状態であり続ける限り、そのコントローラーのアンタップ・ステップにアンタップしない。
 オールドファンなら「懐かしい!」と思わず感涙咽び泣きそうな、「琥珀の牢」のリメイクアーティファクト。なんだろ、「琥珀の牢」って割と代表的なアーティファクトだと思ってたんだけど、今確認したら6版で再録されたのが最初で最後なんだな……まぁ、ほら、自分がMagic始めた当時のセットってどうしても印象深いしね。さておき、「琥珀の牢」よりも設置が1マナ軽く、起動コストも相手次第で軽くなる可能性は高い。でかいクリーチャーを捕まえるにはそれなりのコストがかかるが、伴う結果を考えれば多少の出費は仕方あるまい。いわゆるタッパーと違って初期投資すれば運用が楽なので、リミテッドでは間違いなく活躍できるカードだ。ちなみに余談だが、「琥珀の牢が懐かしい!」とは言ったが、実は旧作テーロスでも「脱走兵の間」の形で同じギミックがリメイクされていたりする。なんでだろね、テーロス次元はこのギミックが好きなのかな?
 
鏡の盾 Mirror Shield (2) U
アーティファクト・装備品
装備したクリーチャーは+0/+2の修正を受けるとともに絆魂と「このクリーチャーが接死を持つクリーチャーにブロックされるか、接死を持つクリーチャーをブロックするたび、そのクリーチャーを破壊する」を持つ。
装備(2)
 フレーバー最優先ながらもかなり面白い仕上がりになっている新手の装備品。イラストを見ればわかる通りに、ペルセウスさんがメデューサを倒した例のアレである。このことから分かるのは、ゴルゴンの石化能力はあくまで念であり、光学的な視線には意味を持たないということである。いや、よくわからんけど。「盾」の装備品なのでタフネスがあがるのは当然として、ついでのように呪禁がつくので、どっちかっていうとそのニーズが強そう。虎の子のクリーチャーにこれをぺたりで一安心。そしてフレーバー的な要素として「接死持ちに一方的に勝てる」というなかなか斬新な切り込み方も採用されている。ちなみに今回収録されているゴルゴンは2体だが、そのうちコモンの「毒の秘儀司祭」は接死持ちなので神話の再現が可能だ。ちなみにもう1体のゴルゴンである「ファリカの落とし子」は接死を持ってないし、しかも生贄を要求するタイプなのでこの盾を装備してても命の保証はない。……ゴルゴンの方も機能改善が進んでいるようだ……。
 
ニクスの睡蓮 Nyx Lotus (4) R
伝説のアーティファクト
〜はタップ状態で戦場に出る。
(T):色を1つ選ぶ。あなたの選んだ色への信心に等しいだけのその色のマナを加える。
 で、出た〜〜睡蓮の名を継いでマナ出しまくり奴〜〜〜! 見ての通り、「ニクスの祭殿、ニクソス」がアーティファクトに生まれ変わった姿である。べらぼうに重くはなったが、その分起動にマナが必要ないので、信心分がまるっとマナに変換される。当時の「ニクソス」と同様、専用のデッキならとんでもない量のマナをやすやすと稼ぎ出すカードである。「ニクソス」が環境次第では禁止指定されるのだからこのデザインがやばいことは開発チームも重々承知しているだろうが、4マナアーティファクト、しかもタップインという制限でこれが御しきれるという判断なのだろう。確かにマナソースが4マナってのはかなりのハードルであり、「火想者の器」がどこかで活躍してるなんてのは聞いたことがない。ただ、「ニクソス」だって序盤はマナが増えない設定だったのでそこまで爆発はしなかったわけで、それこそ4マナ、5マナ圏あたりが勝負所な気もするのだが……どうなるかな? くるかな? 来ないかな? まぁ、最悪通常レアだしそこまで値段は高騰せんやろ!(一応フラグ気味に)
 
影槍 Shadowspear (1) R
伝説のアーティファクト・装備品
装備されたクリーチャーは+1/+1の修正を受けるとともにトランプルと絆魂を得る。
(1):あなたの対戦相手がコントロールするパーマネントは、ターン終了時まで呪禁と破壊不能を失う。
装備(2)
 やたらと不穏な装備品。なんとも厨二心を刺激される形状とフレーバーだ。ペスさんが自分の悪夢から引きずり出した「裏クルソー」ともいうべき問題作で、ダイレクトに「太陽神の槍」の裏返しだから「影槍」。ちなみに過去のカードに「影の槍/Shadow Lance」というどうってことないアンコモンも存在するが、当然このカードとは何の関係もない。もともとの太陽神が持っていた槍に比べるとありえないくらいに軽量コンパクトな装備品で、1マナで出して2マナで装備、それだけで+1とトランプルと絆魂である。さすがレア、さすが伝説。リミテッドならこれ一本で怒られるのに充分なスペック。そして、この槍は当然ペスさんのヘリオッド憎しの思いがこもっているらしく、破壊不能を誇る神々ですらたやすく屠ることができるという。槍を持って戦闘関係になる必要すらなく、その辺に置いといてよきタイミングでピカーってなるだけで世界から破壊不能も呪禁も消える。意地悪な狼だって、もう意地悪できなくなっちゃうのである。ステータスの修正値が小さいので構築環境で使われるかと言われると厳しい気もするが、相手クリーチャーの硬さやしぶとさに辟易したなら、サイドボードに考慮してもいいのかもしれない。
 
魂標ランタン Soul-Guided Lantern (1) U
アーティファクト
〜が戦場に出た時、対象の、墓地にあるカードを追放する。
(T)、〜を生贄に捧げる:各対戦相手の墓地を追放する。
(1)(T)、〜を生贄に捧げる:カードを1枚引く。
 いかにもこの環境のために用意された感があるアーティファクト。場に出た時に1枚、そしてサクると全部、この墓地対策法によって相手の墓地を抑えるのはかなり簡単だ。慌てて出しておく必要は特に無くて、相手の最初の脱出カードが墓地に行った時点で初めて展開し、その1枚を処理。続けてもう1枚来そうだったら、その時にいくらかまとめてお掃除してやれば、もう相手の墓地は機能しなくなるだろう。また、万一これが機能しそうもないデッキが相手でも2マナで引き直せるのでほとんどロスはない。メインから入れておける対策カードとしては満点の出来。まぁ、追放とドローが同時にできる上に永続性もある「大祖始の遺産」の方が億倍強いやんけ、と言われるかもしれないが、まぁまぁ。
 
秘術師の使い魔 Thaumaturge’s Familiar (3) C
アーティファクトクリーチャー・鳥
1/3 飛行
〜が戦場に出た時、占術1を行う。
 「thaumaturge」っていう単語は聞いたことがなかったのだが、調べてみたら「奇跡」みたいな意味からスタートして「魔術」「魔法」を使う人のことらしい。すでに「魔術師」「魔道士」あたりの単語は使われてしまっているが、さて、日本語訳はどうなるだろうか……って思ってたら「秘術師」だった。過去に「秘術師」の名を冠したクリーチャーの訳語は全て「Thaumaturgist」だったのだが……まぁ、似たようなもんか。とにかくそんな大それた名前のやつの使い魔の割には普通のクリーチャー。「協約のペガサス」が1マナ重くなって占術をつけただけだ。「穴埋めコモンかぁ」とは思いつつも、実は案外悪いものではない。何しろ「協約のペガサス」はその地味なステータス故に毎度「微妙やな」と思われながら、気づけばどの環境でも採用される謎実績を持つのだ。やはりパワー2のフライヤーを止められる戦力ってのは大事なのである。今回はそれが白以外の色(つまり飛行が苦手な緑や赤)でも採用できるのだから、むしろペガサス以上にニーズがある可能性も。これもこれで小さな秘術だ。
 
轟く戦車 Thundering Chariot (4) U
アーティファクト・機体
(3/3) 先制攻撃 トランプル 速攻 搭乗1
 随分あっさりとした機体。まぁ、どこぞの機体次元がやりすぎたせいで、それ以来(つまりほぼ誕生直後から)機体は割と性能が制御されてる印象があるが、生まれの不幸を呪うしかないな。この機体もそこまで悪いってもんでもないが、4マナで設置した割には無難な性能。先制攻撃があるので突破力には信頼が置けるし、速攻もあるので乗り手さえ用意していれば4ターン目に出すクリーチャーとしてはそこそこ優秀。あとは相手がアーティファクト対策をどれくらい用意しているか。エンチャントにまみれた環境になるので、その対策ついでに割られるような状態になっちゃうと存在自体がごめんなさい。
 
旅行者の護符/Traveler’s Amulet(RIX)」 C
 安心性能のいつものやつ。旧テーロスにも存在していたし、「未知の岸」とのさりげない多色サポートはこの次元の定番なのかもしれない。そして実は今回は「生贄ギミックの燃料」というちょっとした追加要素も期待されているので、そっち系のデッキに行きたい人は、色数関係なしにこっそり回収しておくといいかもしれない。手軽に墓地が肥やせるので、案外今まで以上にニーズは多いのかも。ちなみに今回は死の国の亡骸が持っている思い出の品というフレーバーになっているので、これまでのものよりもなんとなく哀愁が漂っている。
 
傲慢の翼 Wings of Hubris (2) C
アーティファクト・装備品
装備したクリーチャーは飛行を持つ。
〜を生贄に捧げる:装備したクリーチャーは、このターンブロックされない。次の終了ステップの開始時に、そのクリーチャーを生贄に捧げる。
装備(1)
 太陽に向かって飛ぶのだ。デザインをみてお判りの通りにあのイカロスの物語をベースにしたカード。蝋で固めたわけではないが,まぁ、そのうち落ちるのは必然であろう。ちなみに、旧作テーロスにもイカロスを題材にしたカードは作られており、それが「性急な太陽追い」。こちらも別な意味で「そのうち落ちるやろ」というテイストが絶妙である。今回のこの装備品と「太陽追い」にどんな関係があるのかと思ったが、イラストを見ると、どうやら「太陽追い」が背負っていた飛行機械がコレのようだ。フレーバー情報では今回登場した青赤レジェンドのダラコスさんが作ったものらしく、ご丁寧にダラコスの方のイラストにもこれに近い装置が描かれていたりする。どんだけ飛ぶの好きなんだ。飛行装備品の基本形は「ニューロックの滑空翼」の設置1装備2、もしくはこれと同じ「継ぎ当ての翼」の設置2装備1。基本設計にプラスアルファの能力なのだからコモンとしては優良品。手軽に1マナで空が飛べる時点でダラコスさんは割と優秀だ。そしていざとなったら投げっぱなしのカミカゼアタックも可能。合言葉は「勝てばよかろうなのだ」。設置しといていざとなったらマナも使わずに使える能力なので、実は案外バカにできない。どうせカミカゼなので対応してクリーチャー殺されても大した痛手じゃないし。デッキに何枚入れるか悩むところだけどなー。
 
廃墟の地/Field of Ruin(XLN)」 U
 イクサランから再録された土地対策土地。当時はそこそこ採用されたカードで、やはりいつの時代も特殊土地を対策できる土地ってのは重要。一応私もアリーナでは「死者の原野」が出始めた頃に対策としてお世話になった記憶がある(まぁ、すぐにそれだけでは抑えきれなくなったが……)。そんな「原野」が禁止されたために現在はそこまで危険な土地も無いような気がするが、ファイヤーズにおける「ヴァントレス城」のようにやはり鬱陶しいカードは色々と存在している。なかなかメインから土地対策するってのも難しいので、こうして手軽に選べる選択肢が増えるのはありがたいことだろう。
 

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○「RobiHachi」 5

 スペースダンディにちょっとだけタイバニを足し、銀魂で風味を整えて5で割ったようなアニメ。というか、単なる高松信司作品だった。ぶっちゃけ、「微妙な空気の作品だ……」と思って視聴してる間は高松監督の存在を完全に忘れていて、エンドロールで見て全てが収まるところに収まった。いや、最初の提クレの時点で気づけよって話だが。

 人間、先入観というのは恐ろしいもので、これが高松作品だとわかってしまったら「なーんだ、いつも通りのやつやんけ」というくらいの超省エネ感想にまとめてしまいたくなるのだが、それと気づかずに見ていると「なんか、狙ってるところがわかるが……」みたいな悩ましさの中で見てしまう。つまり、どうあがいても人類はレッテル貼りからは逃れられないということなのだろう。本来ならばそういう部分は捨象してフラットな視点で視聴しなければならないとは思うのだが、そういう意味では(私の中で)反省点の多いアニメである。

 せっかくなので高松作品ということに気づかない時点での印象を書いていくと、「やりたいことは分かるが、全体的にピンとこない」というお話。そもそもなんで今のご時世に「弥次喜多」なんだよ、っていうところからツッコミ待ちな気もするが、それをすげぇ安易なスペースオペラ(??)に翻案して展開する作劇も、あんまり相乗効果は期待できない。作画部分は割と頑張っているような様子もありつつ、そこまで魅力的な部分があるわけでもないので「可もなく不可もなく」といったところ。全体的に狙ってダサい表現にしているのは分かるが、これが狙い通りにしっかりダサいと、「狙った通りだから……ダサいな……」という感想で終わってしまう。一周回ってそういうイジり方のギャグ、というところまで振り切れない。まぁ、お約束の串田アキラではフフッってなったけども、それ以外の部分だと……「あ、なるほど」っていうくらいの印象にしか……。

 まぁ、そんな印象だったけど「まぁ、高松信司ならこれでいいのか」という納得(妥協ともいう)もしたので、今後は失笑気味に見守っていけばいいのではないでしょうか。テーマとしては「美男高校」よりも見やすい部類ではあると思うんだけどね。ちなみに、さも知ったような調子で「今さら弥次喜多なのかよ」とか書いたが、多くの現代人同様に私も「東海道中膝栗毛」なんて触れたことがないので、どの程度の本歌取りになっているのかもよくわかっていない。一応軽く情報を眺めてみたが、やじさんが道楽付きの「実家が金持ちだけど遊びすぎて借金を作り、江戸を逃げたおっさん」、きたさんが「もともと男娼だったけど、色々と問題起こしたからやじさんと一緒に江戸を逃げた男」だというので大体同じ。やじさんはかなりロビに寄せているがきたさんとハチはだいぶ違うかな。二人が東海道を進む目的はお伊勢さん(イセカンダル)に厄落としにいく、という名目の物見遊山である。当然お伊勢さんの名物は赤福だよね。

 今後の展開でやじきたオマージュがどれくらい出てくるもんだろう。そして、それが視聴者にとって良いことなのかどうかもよく分からない。というか、多分誰も得しない……。まぁ、そんなアニメが1クールに1本くらいあってもいいじゃないですか。ん? 今期はそんなアニメが多い気がする? 同感ですなぁ。

 

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○「凹凸世界」 4

 わっかんねーやつ。なんだこりゃ。基本的に(地上波で)観られる作品については右から来た作品を左に受け流すのがポリシーなのでとりあえず極力録画・視聴するスタイルなのだが、そういうこだわりのないスタイルだと、こうしてよく分からないものに行き当たることもあるのだ。

 分からなかったのでしょうがないから調べると、もともと中国で作られ、放送(配信)されたアニメーションだという。公式の売り文句は「中国で4億視聴された大人気アニメ」とのことだが、改めて確認したら「霊剣山」の売り文句は「中国で20億ビューを突破したコミック」なので、そう考えると大した数じゃないのかもしれない。1/5霊剣山だ。ザコである。まぁ、コミックとアニメでも扱いは違うけどさ。そして、スタッフやら何やらを探してもさっぱり情報が出て来ず、スタッフクレジットもせいぜい監督・脚本程度。もしかしたら中国におけるケムリクサなのかとも一瞬思ったのだが、流石にこのCGを一人でどうにかするチャイニーズたつきはいないと思われるので、あれよりは関わっている人員は多いと思われる。

 でもまぁ、そうした作品なので基本的に抱く印象が「ケムリクサ」に似ている。結局、私はこうしたCG作画にあまり魅力を感じないということだ。クオリティもせいぜいPS2かゲームキューブくらいの印象であり、アメリカアニメみたいな日本とは違うベクトルでの超絶技巧が観られるというほどでもないし、かと言ってこれが中国オリジナルの最先端かと言われたら多分違うと思う。情報の展開が非常にごちゃついており、どうしてもCGの硬くて軽い映像は「目が滑る」という現象が起きやすい。さらに今作は画面サイズが独特の横長サイズになっており、なんだかやたら狭い空間にぐちゃっと要素を押し込めているような印象になってしまう(まぁ、うちのテレビが小さいせいかもしれないが)。もしかしたら結構な技術力がつぎ込まれているのかもしれないが、あまり心踊らないというのが正直なところ。

 そうして考えると、今作よりも圧倒的に要素が少なく、簡素ながらも観やすい画面を提供してくれていた「ケムリクサ」はやっぱり偉いな、と変なところで感心もある。「身の入らなさ」というか、「この映像で動かされる意味が感じ取れない」という部分は同じなのだが、それでもきっちり情報伝達できる映像になっているかどうかってのは、やはり細部になんらかのセンスが出るものなのだろう。まぁ、単純に「日本人向けの映像基準」ってのがあるだけなのかもしれないけどね。

 そんなわけで、頑張ってCG作劇でポップなデザインを盛り上げようとはしているが、現時点ではお話が見えないこともあって引き込まれる要素はない。でもまぁ、ここから先の展開で何か「その発想はなかった」みたいなカルチャーショックがあれば印象も変わるかも。「悪偶」だって映像部分には一切魅力がなかったのになんとなく見入ってしまったものね。そういう不思議なパワーに期待して、余裕があったら追いかけてみましょ。

 

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4月13日 ドラフト模様(RNA×3)

ピック順 【Mei】→【Tanaka】→【Alessi】→【Thraxi】→【Chrolony

 

 先週のドラフトは突然40度の高熱を出してぶっ倒れたヤツがいたために不成立(その後めちゃめちゃたほいやした)。そして今週も離脱者が出たために不成立かと思われたが、さらにその分の穴埋めするやつが現れたためにギリギリで5人戦が成立。まぁ、だいたいみんなして口を開くと「5人戦とかほんまに不健全な環境やな」としか言わないけど。

 そして、春のうららかな日差しの中のドラフト(ちょい寒かったが)、五人しかいない状態で、何のトラブルもなく進行すると思われたのだが……下手した史上最大、否、史上最低のトラブルが起こってしまったかもしれない。それは、「ピック中にパックがもうわけのわからないことになった」である。いやいや、おかしいやろ! 五人しかおらんねんで! 何でそんな状態でパックがごちゃごちゃになるんや! 事件が発覚したのは3パック目ですでに13〜14引きが終わろうというタイミング。どう考えてもカードの枚数がおかしい。具体的に言うと、本来全員の間にあるパックが13引き終了時点で2枚×5個あるはずなのに、なぜか2+2+3+3+0のパックになっている。えっ!? ゼロって何?! もう、わけがわからない。本来なら問題が起こる前まで巻き戻してピックすべきだったのだろうが、この時点ですでに巻き戻しなどできるはずもなく、「まぁ、どうせここから先はいらんコモンしかないやろ」というので、残ったカードを適当に抜き取って帳尻を合わせてピックとした。本当にぐちゃぐちゃである。この時点でピック表を照会して厳密に付き合わせれば、もしかしたら何が起こったのか判明したかもしれないが……今となっては何もかもが藪の中である。

 一応ピック表を手掛かりに確認していくと、明らかにどこかでパックの順番が入れ替わっている。具体的には、上からパックA~Eとすると、CとDが入れ替わっていると思われる。私が開けたパックDのレアが「グルールの呪文砕き」であり、上家が開けたパックCのレアは「調和の公有地」で間違いない(いつも通りに開封後に「土地〜〜!!」と言っていたため)。そして、9引きの時点でこれがずれているということは、この時点ですでにおかしくなっていたということ。しかし、実際にはこの「2パック間の順番の取り違え」だけでは上述のような珍妙な状態になるわけもなく、さらに何か別なトラブルがあったはずである。そして、明らかにおかしいのはパックAなのである(最終的にアンコが4枚になっている)。3パックにまたがる異常がいつどのようにして発生したのか。もう、誰にもわからない。ほんと、ちゃんとやろうぜ。

 

 

 閑話休題、以降は日程調整のお話です。まず、今週(4/20)に関しては通常通りのドラフトがレギュラーメンバーで開催予定です。まだ予定は不確定なので、日曜希望などの外部からの意見があれば要相談ですが、現時点では土曜14時予定。

 そしてその翌週ですが、この週はすでに土曜だろうが日曜だろうが無理と言っている人間が1人いるのでこのままでは不成立です。そして、この週はプレリリースの週であり、もし、私が土曜日(27日)のプレリに出場すれば、最近おなじみのBOX先行販売によって、翌28日の日曜日に「灯争大戦」のドラフトが可能になります。そこで、遠方の方々の参戦を(少なくとも私は)望んでいます。土曜日開催だとプレリ後に駆けつけて17時開催とかは不可能ではないですが、やはり「灯争大戦」をやるなら日曜の方がいいと思われます。バイト戦士の日程がまだ定まってないのが不安要素だけど……。

 また来週改めて告知しますが、ゴールデンウィーク頭、平成最後の週末にプレインズウォーカーを大量にデッキインしませんか?

 

 


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 ちくしょう、やっぱクッソおもろいな、第26話。最近仕事量が多すぎてジョジョの感想にまで手が回らず、ぼちぼち自然消滅するかと思われたが、やっぱりドッピオ編おもしれぇや。とりあえず、みんな思っただろうけど「とぅるるるってそんな高音だったの?!」っていう。

 まぁ、今回はとにかく斉藤壮馬演じるドッピオの薄気味悪さが最大の注目ポイント。以前ティッツァーノたちに指令を出していた時点で彼がドッピオであることは確定していたわけだが、こうして色々な表情を見せてもらえるとやはり一味も二味も違うな。つい最近「revisions」の感想でも「斉藤壮馬の変な演技好き」って書いたけど、こういうわけのわからない役で複数のテンションを演じ分けてもしっかり色が出るのが良い。あと、多分これは単にディレクション通りなんだろうけど、電話の音が「とぅるるる」だけじゃなくて受話器とるときの音とか、通話終わってから切るときの音まで全部やってるのがすげぇ細かい。ドッピオ、本当に生きていくのが大変そうだな……。

 まぁ今回はそれさえ言えれば満足。「俺の手でした」おじさんもかなり真に迫っていて面白かったし、まさかのドッピオ誕生秘話があれだけの尺でがっつり描かれるとも思っていなかったので嬉しいサプライズ。今回はほんとにドッピオ一色やな。次回までがメタリカ戦ということになるだろうが、本当にギリギリの戦いで盛り上がる部分なので、ぼちぼち終わりが見えてきた5部名物の「二転三転しすぎるバトル」をじっくり楽しみたい。

 まぁ、そうは言っても相変わらずメタリカの能力はよくわからんのだが……その辺はまた次回。あと、個人的になんかツボだったのが普通にリゾットが登場時にジョジョ立ちしてるシーンが完全に決まってた部分と、普通に「近距離パワー型」っていうスタンド分類の単語を使ってたこと。この辺りの分類が現れ始めたのって正確にいつ頃からかはよく覚えてないけど、もしタイプ分けする文化がスタンドが生まれ始めた三部の時点で成立したとしたら、承太郎たちが使ってた言葉がそのままイタリアンギャングの中でも通用してるってことなんだよな。まー、この人たちはある意味でスタンドの専門家みたいなもんだから、ちゃんと分類・研究してるのは当たり前なのかしら(まだポルナレフの影響はないよな)。

 

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○「八十亀ちゃんかんさつにっき」 ー

 こ……これは……。

 戸松の……コテコテの名古屋弁……うっ……頭が……。

 ミソカツ〜ッ!!


 

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○「文豪ストレイドッグス(第3期)」 *

 え? 何期目? ってもう訳わからなくなってます。確認したら過去シリーズは分割で2クール。今回はそこから2年以上もの間が空いているので、正式な「第2期」というのが正しいような気もする。とにかくとても久しぶりの作品。何の因果か、日本のアニメ業界は森鴎外がメインで暴れ回る作品が2期連続で放送されているのである。

 あまり熱心に見ていたわけでもないので、すでに前のシリーズで何をやっていたかは1ミリも覚えておらず、シナリオ面に関して正当な評価はできないと判断して評点は避ける。いきなりモノローグで「〜年前」とか言われてもわからんし。ただ、普通の作品ならそんな状態ならもう観なくてええやんけ、という結論になるはずのところなのだが、今作はやっぱりボンズ×五十嵐卓哉のタッグが強力すぎて、今回の1話目もやっぱりどこか画面が気になる作品になっているのである。基本的に五十嵐さんの作る画面のテイストが好きなんだよなぁ。テンポがいいというか、雰囲気がいいというか。1話目なんていきなり対話のシーンが多くて、ほぼ止め絵の社長室(ボス部屋?)での交渉ごとが続くだけなのに、不思議と画面に緊張感があって見入ってしまう。まぁ、個人的には宮本充のイケてる声の効果も大きいとは思ってるけども。つい最近まで日曜の朝にギャングのボスやってましたねぇ。

 多分、なんだかんだ言って今期も最後まで観続けることになるとは思う。どこかでシナリオを総ざらいする機会があればいいんだけど、原作漫画は受け付けなくて読むのやめちゃったやつだしなぁ。

 

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○「さらざんまい」 6

 もう……マヂむり……ギブアップしょ……。

 「イクニ新作、絶対に半端な状態で視聴したら受け止めきれない」と思って週末までキープしておいたんだけど、関係なかった。週末だろうがなんだろうがこんなもん受け止めきれるわけないやろ。久しぶりのこの絶望的な感覚。これこれ、これだよ。いや、誰か助けて。

 本当に、普段自分が書いているお為ごかしのやっつけ感想なんかが全て無に帰すような、あまりに容赦ない1話目である。1話目での情報提示? 構成の妙? しらん。分からんものをただひたすら30分流し続けるだけでも、こんなにも気になる映像が出てくるのだ。流石にこれまでのイクニ作品でも、ここまで野放図で、取りつく島もない作品があっただろうか? ……いや、普通にあったかもしれん。ユリ熊もピングドラムも1話目からこんな調子だったかもしれん。クマショックの代わりのさらざんまいだ。

 正直、30分笑いっぱなしではあった。もう訳が分からないから笑うしかないやん。そして、普通だったら「こんなわけのわからないもん、来週以降も観てたら頭がおかしくなるわ」ってんで切り捨ててしまいそうなものだが、もう、我々はこれが本当に単なる一歩目でしかないことを経験で知っている。この1話目のイカレた映像が、ちゃんと「何か描くものがあって」描いているものだと信じられる。だからこその、この1話目だ。ただ、毎回本当に感心してしまうのは、本当に意味不明なのに、モーションにしろデザインにしろ、悔しいくらいにキャッチーなんだよなぁ。生存戦略にしろ断絶のコートにしろ、「なんだか分からないけど、とにかくすげぇことが起こってるし、何だか楽しそうだ」ということが滲み出てくる。今回は特に「可愛い女の子が出てくる」という売り出し方が一切なく、全裸の野郎どもがわけのわからないダンスを披露しながらアナルを掘る話だというのに、どこかエレガント、どこまでもダンサブル。なんだこれ。自分でも何書いてるかわからなくなってくるわ。これ、1クールでどうにかなるんか? 大丈夫、最終的に40%くらいは分かるようになる(かもしれない)から! こんなことユリ熊の1話目でも書いてた気がするな。

 このただひたすら感覚にのみ訴えかける30分のMVというか、PVというか、「今後何が起こるかは教えられないけど楽しいことは保証するよ」という映像。もう、それを見せてもらえただけでも満足です。今回はMAPPAが製作についているのだが、実写背景を取り込んだますます情報量の増えた映像部分が、なぜか作画のキャラとマッチしてるという何とも不思議な世界観になっている。1枚絵としての映像の妙、そこにモーションが入り、演出が入った壊れた世界の像。ダメだ、単なる電子ドラッグだ。もうどうにも止まらないやつだ。個人的に「えっ?」ってなったのは、今回コンテは監督や武内宣之氏なのでいつも通りといえばいつも通りなのだが、なんと初回演出が神保昌登氏だったことである。これまでイクニワールドとの接点は無かったと思うのだが……やべぇ2人が手を組んだ形である。圧倒的なテンポで切り出される綱渡りのようなジェットコースタームービーは彼の独擅場。もう、どうにでもしてくれ。

 そのほかにも音響面やら配役やらと話題には事欠かない。何回も書いてるけど、僕は高音域の男性声優の中では村瀬歩の声がダントツで好きなんです。まぁ、こんなとんでもない役だとどうなっちゃうかわからないけど……。さて問題、私はこの文中で、何回「わからない」と書いたでしょうか? (答え:わからない)

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<多色>
 
苦悶の侍祭 Acolyte of Affliction (2)(B)(G) U
クリーチャー・人間、クレリック
2/3
〜が戦場に出た時、あなたのライブラリを上から2枚墓地に置き、その後、あなたは自分の墓地にあるパーマネント・カードを1枚手札に戻しても良い。
 黒と緑が手を組んだらどうなるかって?! こうなるのさ。……まぁ、いつも通りだよな……最近だと「ゴルガリの拾売人」が一番近いデザインで、あっちはさらにワンサイズでかいという売りがあったが、こちらにも墓地を2枚肥やせる(そしてマナシンボルが軽い)という売りがある。「拾売人」はせっかくのいい筋肉なのに「まだ墓地に何も落ちてないし……少し出さずに待とうか……」というもどかしい瞬間も時にはあったわけで、このように自作自演で墓地を作ってくれるギミックは願ったり叶ったり。最悪でも2枚分の燃料を墓地に貯めることができるので、もし「インスタント2枚がめくれた」とかいう地獄の運勢を持っている人でも涙を拭きなさい。ちなみに、この手の「肥やしてから回収する」カードの常として、回収先のカードを対象指定する必要がない(対象をとる書式だと、新たな2枚が選べないため)。おかげで、「回収しようとしたら相手の「自然への回帰」で妨害された」みたいな不幸な事故も起こらないので超安心。やはり多色アンコは良いカード。
 
未知なるものの魅惑 Allure of the Unknown (3)(B)(R) R
ソーサリー
あなたのライブラリを上から6枚公開する。いずれかの対戦相手は、その中から土地でないカードを1枚追放し、その後、あなたは残りのカードを手札に加える。その対戦相手は、追放されたカードをマナコストを支払うことなく唱えても良い。
 赤黒とは思えない、未だかつてない特大アドバンテージを弾き出す驚異のレア。確定で5枚以上の手札が増える5マナソーサリーってだけで化け物だが、問題はその代償である。まぁ、それを差し引いても純正アド枚数は3枚分なのだから、ランプ戦術でも採ってない限りは大怪我にはならないと思うが、当然重たいカードはあまりないに越したことはない。低コストカードを固めた金太郎飴のような赤バーンやビートのための特大アド狙いが現実的な路線か。まぁ、これをマナカーブのラストに数枚仕込むと、めくった中にこのカードが混ざってて相手に使われるのは悩ましいところだが……。一応、世間ではすでに相手がファイアーズだったら無敵だとか、テフェリー置いてからなら安心とかいう話も出ているが、流石にテフェリーとの4色シナジーは現実的ではなさそう。自分がファイアーズなら「抽象からの抽出」の方が安全だろうし……、赤黒サクリファイスや赤黒騎士デッキなら面白いかも。
 
悪夢の詩神、アショク Ashiok, Nightmare Muse (3)(U)(B) M
伝説のPW・アショク
<+1>: 2/3で「このクリーチャーが攻撃するかブロックするたび、各対戦相手は自分のライブラリを上から2枚追放する」を持つ青黒のナイトメア・クリーチャー・トークンを1体生成する。
<-3>: 対象の、土地でないパーマネントをそのオーナーの手札に戻す。その後、そのプレイヤーは手札を1枚追放する。
<-7>: あなたは最大3枚までの、表向きに追放されている対戦相手がオーナーであるカードを、そのマナコストを支払うことなく唱えても良い。
【5】
 さぁてアショク君だ。「悪夢」という言葉が能力を象徴しているアショク。夢の力が強いテーロス次元はお気に入りのようで(彼は別にテーロス出身ではない)、灯争大戦で疲れた体を癒すためか、はたまた何か良からぬことを考えてか、改めてこの次元に姿を見せている。アショクの初登場は前回のテーロスだったのだが、その時には大して物語に絡んでなかったので、彼がどんな人物なのかはいまだによく分かってなかったりする。今回はちゃんと活躍してくれるといいんだけどね。
 さておき、そんなアショクさんのお仕事は毎度のことながら相手のライブラリを侵食しつつ、相手のリソースをかっさらうことにある。プラス能力の時点で一癖あるが、初期忠誠度が高く、その上で平均値以上の防壁を築けるのは文句なしに優秀。PWの活躍条件を満たしている。盤面への介入方法も持っており、これがきっちりアドに絡んでいるのも魅力。どこぞの3マナハゲに慣れてしまっている身には多少重たくも感じるが、あっちのハゲが節操なしなだけで、過去のジェイスなんかと比べても悪くないバウンス性能。相手の手札がゼロなら完全除去になるってのも見逃せないポイントで、いっそダブリエルと組んだ手札破壊デッキでも面白そうだ。最終奥義はアショクの性癖がダイレクトに出ているので直接勝ちに繋がるものかどうかは微妙だが、それまでの仕込み次第ってところだろうか。多分プラス能力を連打してればそのうちゲームエンド級には育っていることだろう。とりあえず使ってみればいいじゃない。もちろん、灯争大戦アショクと併用することで奥義の質を爆発的に高めるところまでは計算づくだろう。追放追放&追放。これでケシスコンボも安心だネ。
 
半真実の神託者、アトリス Atris, Oracle of Half-Truths (2)(U)(B) R
伝説のクリーチャー・人間、アドバイザー
3/2 威迫
〜が戦場に出た時、対象の対戦相手はあなたのライブラリを上から3枚みて、それらを表向きの山と裏向きの山に分ける。片方の山を手札に加え、残りをあなたの墓地に置く。
 なんともマニアックな助言をくれる思わせぶりアドバイザー。何しろ「半分の真理」である。人間ごときが完璧な未来など予知できるわけもないか。「相手が半分に分けるけど、片方が公開情報、片方が秘匿情報」というデザインは、一連の「嘘か誠か」の後継カードの中でも直近の「偏った幸運」で採用されていたデザイン。あちらは4枚だったので悩ましさが大きかったが、今回は3枚だけなので取れる行動はそこまで多くない。基本的に一番強くて渡したくないカードを裏向き、残り2枚が表向きだろう。もちろん、そう動くことを前提にして思わせぶりに土地を裏向きにしても良いが、表向きの2枚が納得いくものだったら相手は確実にそれをとるはずだ(表向き1枚と裏向き2枚も悩ましくていいかもしれない)。色々と楽しい駆け引きが楽しめるが、とりあえずアドが取れる上に少しは墓地も肥えるわけで、4マナのレアとしてはそこそこの効果。脱出カードが多いデッキなら、相手は墓地に送るカードのことまで考えなきゃいけないはずなので頭を抱えることになるだろう。ちなみに、このカードを見て私が真っ先に考えたことは当然「アドバイザーが増えたな?!」である。
 
青銅皮ライオン Bronzehide Lion (G)(W) R
クリーチャー・猫
3/3
(G)(W):〜はターン終了時まで破壊不能を得る。
〜が死亡した時、これを戦場に戻す。これは「エンチャント(あなたのコントロールするクリーチャー)」を持つオーラ・エンチャントであり、「(G)(W):エンチャントされたクリーチャーはターン終了時まで破壊不能を得る」を持ち、そのほかの全ての能力を失う。
 突然の授与!!!! いや、正確には授与でも何でもないが、それでも「クリーチャーがオーラになってくっつく」というギミックは完全になくなったわけではないということだ。「それって授与じゃなくてリシドじゃね?」とか細かいことを気にする人間は間違いなく単なるおっさんなので、自分が老害であることを認識すべきだ。僕もそうだ。さておき、「セレズニアカラーで破壊不能がつく3/3のライオン」ってことで、おそらく元ネタになっているのはテーロス出身の「羊毛鬣のライオン」。レアだからって何のためらいもなく2マナ3/3で出てきやがるし、その後マナが確保できれば破壊不能になってどうしようもないところも一緒。先輩は「怪物化」というよりわかりやすい形で無敵感を演出していたが、こちらは自分の毛皮を他人にかぶせることで力を分け与えるという献身的な機能で勝負。毛色が違いすぎるので比較は難しいが、甲乙付け難い名勝負である。ただ、残念なのはそんなツワモノ感溢れる先輩レアも、当時の環境でそこまで活躍してなかったという事実。出た直後はかなり注目されていたのだが……目的が合致するデッキがなかったのよなぁ。こちらのライオンも、前提として「ウィニー寄りの白緑デッキ」が必要になるのだが、さて、今の環境でそれが出てくるかどうか……能動的にエンチャントとしてふるまえないので、単体でシナジー構築がやりにくそうなのがなぁ。
 
運命の手、ケイリクス Calix, Destiniy’s Hand (2)(G)(W)
伝説のPW・ケイリクス
<+1>: あなたのライブラリを上から4枚みる。その中からエンチャント・カードを1枚公開し、手札に加えても良い。残りをライブラリの下に無作為に置く。
<-3>: 対象の、あなたのコントロールしていないクリーチャーかエンチャントを、対象の、あなたのコントロールするエンチャントが戦場を離れるまで追放する。
<-7>: あなたの墓地にある全てのエンチャント・カードを戦場に戻す。
【4】
 なんの前触れもなく突然現れた新手のPW。いや、確か公開されたブースターのパッケージ映像に顔だけは写ってたかな。こりゃまた渋いおっさんだが、こんだけエンチャント推しってことはやっぱりテーロスの現地民なんでしょうかね? ギデオンが抜けた穴を埋める新たな白のPWなのだが、緑含みの2色ってのは現在はアジャニと被る部分。アジャニさんは「癒やし手」としての能力ともっふもふの獣パワーで、「回復」「増員」「PWのお手当」などを担当するが、こちらは白緑を中心としたエンチャント推しをメインギミックに据えて差別化を図る形か。
 そして、最近は色々とトリッキーな能力の多くなったPWの中で、原点回帰したかのような非常にオーソドックスな構成である。4マナ忠誠度4で起動すれば5はそこそこの耐久性だが、プラス能力に自分を守る要素がないのでプラスとマイナスのどちらから入るかが悩ましい。普通だ。プラス能力ではライブラリを検索してアドバンテージを1枚獲得できる。普通だ。マイナス能力はちょっと変則気味だが、なんと自軍のエンチャント1枚を「払拭の光」へと変貌させる。マイナスでの単体除去は普通だ。そして奥義は一気に墓地からエンチャントを戻してゲームを決めにいく。やっぱり普通だ。全部なんとなく見たことがある気がする能力にエンチャントを絡めているので狙っている方向は非常に見やすい。エンチャントてんこ盛りデッキで使うことは大前提だが、勝負はマイナス能力の除去がどの程度の安定感を持つかだろう。ここに脆弱性が見つかると一気に不安要素が多くなる。今後の世界でついでにエンチャントが割れるカードってどれくらいあるかなぁ。
 
驚異の造り手、ダラコス Dalakos, Crafter of Wonders (1)(U)(R) R
伝説のクリーチャー・マーフォーク、工匠
2/4
(T)(C)(C)を加える。このマナはアーティファクト呪文を唱えるか、アーティファクトの能力を起動するためにのみ支払える。
あなたのコントロールする装備したクリーチャーは飛行と速攻を持つ。
 誰やねんお前なレジェンドマーフォーク。2色のレアってことはそのカラーリングの特性を表すクリーチャーになってそうなもんだが、これが「アーティファクトと装備品の応援」というよく分からないコンセプト。青がアーティファクトと仲がいいのはわかるのだが、赤い仕事なのかしら? そしてテーロスに装備品のイメージあんまり無いんだけど……謎である。まぁ、ぽっと出の有名人で、統率者戦用に作られただけって可能性もあるが……いや、だから言うほどイゼットの領分か? よく分からんが、アーティファクトにマナを与える仕事は「名高い武器職人」と同じものなので、コンセプトデッキを組むなら1マナ軽い「武器職人」でいいと思う。装備品デッキはリミテッドでも難しそうなんだよなぁ。
 
記憶を飲み込むもの Devourer of Memory (U)(B) U
クリーチャー・ナイトメア
2/1
あなたのライブラリから1枚以上のカードが墓地に置かれるたび、〜はターン終了時まで+1/+1の修正を受けるとともにこのターンブロックされない。
(1)(U)(B):あなたのライブラリのトップを墓地に置く。
 各環境で「2色のデッキデザインを定義する」ことで有名な2色アンコモン枠の青黒。今回はそこまで凝ったギミックを推しているわけではなく、この感じだと単に脱出がらみの墓地肥やしのサポーターといった感じか。他のカードでもガンガン墓地に落とせればこいつ自身が3マナを使う必要もなく、安定したクロックとして活躍してくれるはず。逆に言うと、そういうギミックがない場合にはアンブロッカブルで攻撃するのに毎ターン3マナかかってしまい、旧作のコモンである「彼方の工作員」と同じスペックになる。まぁ、それでも悪くはないんだけども。墓地に落とす枚数はチェックせず、一度に何枚落ちても+1止まりであることには注意。パンプしたいならなんらかの方法で細かく1枚ずつライブラリを削らないとダメだ。
 

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