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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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1月6日 ドラフト模様(XLN×3)

ピック順 【Alessi】→【Chrolony】→【Thraxi】→【Sea-chcken】→【Serra

 

 新年一発目のドラフトですが、なんかもう、色々と隙間風が吹いています。面子不足の問題が深刻化したことが原因なんですが、今回のドラフトでもって、昨年めでたく復帰を飾った【Sea-chcken】氏が再びの左遷移転。出たり戻ったり色々大変そうです。今回だって引越しの最中のごたごたから逃げ出すようにして遊びにきてくれてたからね。

 おかげで、今後は集まれるメンバーが集まっても五人が限度。さらに春以降は1人削れることが決定しているので、現時点で何も救済措置がなければ我々のドラフト文化はゲームオーバーです。今後存続を望むのならば、なんらかの打開策を講じなければならないが……まぁ、ここまで続いてきただけでも奇跡みたいなもんだからなぁ。さて、いったいどうなってしまうのでしょう。

 

 なお、来週はすでに面子が足りないことが確定しているためお休みです。そして再来週はもう「イクサランの相克」がスタートするため、なんと今回は環境最終戦だったんだね。なんか、そんな感慨ももうないけどさ!

 

 


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DYNAMIC CHORD」 2→2

 もう、これはこれで独自文化として花開いたということでいいんじゃないかな。

 私は「一周回って面白い」という概念は基本的に認めないことにしている(ほとんどの場合は単なる言い訳にしかならないからだ)。ただ、今作の場合はあまりにも「らしさ」が極まってしまい、それが本当に「一周回って」オリジナルになってしまっている。それが良さなのか悪さなのかは敢えて触れなければ、画面を一目見て「あぁ、これはダイナミックな奴だね」とわかるのだから、個性は個性として認めるべきではある。そして、「その個性は良いものか悪いものか」をその次に考えるのだ。

 ……いや、良いものなわけねぇだろ。これ、あれじゃん。毎回丁寧に画面を見て、「これが変なところです」っていう間違い探しするための映像じゃん。クイズ番組の企画の1つじゃん。遥か昔やってた「ダウトを探せ」っていうクイズ番組は幼少期に好きだったんだよ。つまり、そういう「作品」でなく「映像」としてみれば……なんだその無駄な30分。

 いや、でも現代アニメにおけるCGの使われ方とか、そういう色んなものの参考例としては役に立ちましたよ。今期はWUGも同じような仕事をこなしてくれたが、「CGだから好き」とか「CGだから嫌い」とかいう評価を下す時代は既に終わっている。どうやってCGを使いこなすかを考えるのがアニメクリエイターの仕事なのだ。このアニメを見れば、どんなものが「駄目なCG」なのかがよくわかるので、「普段食べてるご飯がどれだけ美味しいものだったか」がよくわかるというやつである。そういう人身御供みたいな仕事をこなしたことも評価して、2点。しばらくはダイナミック○○という言い回しで歴史に名を刻む作品ですよ。めでたしめでたし。

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○「citrus」 6

 野生の百合アニメが突然襲って来た! なんだこれ、無警戒にアニメ見るとこういうので殴られるから注意が必要だ。

 先に断っておくと、おっそろしくベタベタの内容である。意外なことは一切なく、転校初日からの「憎いあんちくしょう」と気づけば一つ屋根の下。そんな恋愛ドラマは本当に数え切れないほど世の中には転がっている。ただし、今作の場合はそれが女性同士であるというところだけが違っているわけだ。まぁ、最近は同性愛の作品も本当に増えているので、多分この設定だって大して珍しいもんではなくなってるかもしれないが……。「義理の妹ができてしまったぞ?!」と戸惑う役割は、もはや男だけの特権ではないのですね。

 そうして無茶苦茶な設定から急に見ず知らずの女の子と同じ部屋で暮らすことを余儀無くされる主人公。典型的なギャルながら、実は純情ウブで夢見る乙女という男の欲望が凝り固まったような存在。そんな彼女が「お堅い女子校生え抜きで育てられた生徒会長なんだけど裏では先生と淫行に耽る妹」という、これまた男の欲望が濃縮還元されたような存在と同じ名字に。どこから突っ込んでいいかもわからないくらいの展開に「お前、そこでやめとけ」と何度も思うが、転げ転げた第1話は一切止まる気配を見せず、そのまま二人は熱烈ディープキスに及ぶわけだ。頭おかしいんじゃねぇの? まぁ、実際に妹ちゃんの方は頭おかしいとは思う。しかし、こんな狂った世界では彼女は壊れなければ生きていけない。そんなイカれた世界で、果たして主人公ちゃんはどんな恋愛を経験していくのだろう。……まぁ、まっとうな百合になるんだと思います。

 で、それだけなら「まぁ、恋愛ものとしては普通やろ」っていう締めになると思うんですが、今作は監督が高橋丈夫なんですよねぇ。そして製作は最近氏が仕事をしているパッショーネ。直近の作品だと「ひなこのーと」なんだけど、遡ると「六花の勇者」と同じ座組みです。とにかくこの人はね、描写がねちっこいんです。本当に執拗に、人の内面を掘るんです。そういう作劇が大好きなんですが、それがよりにもよってこんなド直球の百合アニメにぶつけられるというと……一体どうなってしまうのでしょう。楽しみでしょうがないです。

 あとは百合作品に大切なのは中の人要素ですかね。主役のギャル系女子は竹達が担当。まさか竹達が妹を愛する役が回ってくるとは、数年前には思いも寄らず。あんまり百合のイメージはないんですが、ギャルのイメージはあるのでうまいこと寄せていければよいな。そしてお相手を務めるのは何と津田美波。やはり、ゆりといえば……ねぇ。周りのキャストもなかなかの陣容。さあ、新しい世界を見せておくれ。

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○「ポチッと発明 ピカちんキット」 ー

 とりあえず番組リストに載ってたからよくわからないけど予約してみた。テレ東系(テレビ大阪)の土曜朝放送のアニメです。

 こうして明らかに子供向けのアニメはスルーしてもいい場合が多いんだけど、なんだかんだで「アプモン」なんかも最後までみていたし、例としてふさわしくないだろうけど「ヘボット」という超ド級の地雷なんかもあったので、やっぱり少しはチェックしておきたい。まぁ、良くも悪くも、この作品はそうしたぶっ飛び方はしないと思うけども。

 ざっくり言えば現代版の「キテレツ大百科」……ではないな。実際に発明品は子供でも作成可能なものであり、販売されているキットを買えばお手軽に作中で登場した発明品のギミックを楽しむことができるというのは新しい(お母さんに必死のおねだりをする努力は必要だろうが)。我々の時代だと、多分「進研ゼミ」の付録とかを頼まないと手に入らなかったタイプのおもちゃだ。そして、個人的に気に入ったのは、全部が全部押し付けられるわけではなく、作中では「ピラメキ」と称して主人公が「最後の1パー(ツ)」を閃かなければいけないというところ。ちゃんとギミックを考えて、適切なパーツを考えつくまでに試行錯誤して「発明」の妙味を見せているということだ。真っ当な対象である視聴者層の子供達は、答えが分からなければ勉強になるし、答えがわかれば「主人公よりも早く閃いた」というので自慢できる。ちゃんと考えさせる作りになっているのは教育アニメとしてはとても良い部分だと思う。

 まぁ、そうは言ってもアニメーションとして何が面白いかはあんまり語るべき部分はないのだが……主人公は少年役でメインは久しぶりな気がする沢城みゆきで、相棒のダンボールロボットに山崎バニラが登場。つまり芹沢茜とメソウサのコンビである。なんか、色々懐かしいわ。

 来週も視聴するかどうかは微妙なところだが、まぁ、余裕があれば。

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 年明け一発目からえぐってくる話だよ……第12話。世界は容赦なく、その表れは嫌になるほど鮮烈だ。

 昨年放送分まででとりあえず零の戦い(と部活)は一区切り。いよいよひなちゃんの戦いが正念場を迎える。筋立てだけを書くと非常に簡単だが、その奥に潜む人の心は一筋縄ではいかぬ。ひなちゃんの元々の担任は、あまりに無責任な人だと思われていたが、これまでの長い教員生活の中で、いじめだの何だのという底の見えぬ問題にぶつかりすぎて、疲れ果てていただけだった。確かに、我々の目線から見ると「ちゃんと仕事して生徒たちの健全な学校生活のために尽力しろよ」と思うわけだが、先生の側から見ればそれは終わりのないループの中。1つの学年でいじめ問題にぶつかり、解決するにせよ、せぬにせよ、過ぎ去って終わって、しかし次の生徒はすぐにやってくる。人間の本質など変わるわけもなく、どこの学年だろうが似たような問題は起こるもの。その度に神経をすり減らしていたら、身がもたないのもしょうがない。ひたすら見て見ぬ振りを決め込み、目の前を通り過ぎるのをただ待つだけ。職務怠慢と謗られようと、それしか生きる術がなかったのだ。

 闇に葬られるいじめの問題ならば、目をつぶっていればいつかは終わる。しかし、幸か不幸か、今年はそれでは終われなかったというだけなのだ。「いじめられた方が声をあげることも稀」と言われていたわけだが、そんな中でひなちゃんは立ち上がった。立ち上がってしまった。ここまで明らかに示されて、担任が目をつぶってはいられない。見たくない、見なきゃいけない。そんなどうしようもない堂々巡りの中で、担任はついに壊れてしまった。一つ、壁が動いた。

 そうして次に現れた先生が「話のわかる」人だったのは、サブタイトルを拝借すれば「光」である。あれよあれよと問題は掘り下げられ、件の三者面談へと至る。そこへ向かうあかりさんの決心は悲壮なまでのものだったが、それで人間にはできることとできないことがあるものだということを、まざまざと見せつけられる。川本家というのは、悲しいまでに「善」の家庭なのだ。世の中の悪い部分、汚い部分に触れずに過ごせるということは、どれだけ幸せなことだっただろう。しかし、そうして「善」を貫いてきた人間というのは、「理不尽」を振りかざす相手にかくも弱い。ひなちゃんを信じなかったことなど一度もない。自分が間違っているなんて思うはずもない。それなのに、あかりさんは何もいえなくなってしまう。これはただ、そういう「理不尽」に慣れていないのだ。触れなくていいものに、触れてこなかっただけなのだ。世の中には、そんな善なる人たちの「善意」をいいことに、好き勝手に振る舞う人種というのはいるものだ。いじめの首謀者高木さんの家庭も、そうした「理不尽」を上手く使いこなせる素養があった。無茶な要求、居丈高な物言い。どのように振る舞えば「弱者」が折れるかなんてよく知っている。声が大きいものが勝つことをよく知っている。そんな中で戦おうとして、動けなかったあかりさんを、誰が責められようか。

 それでも、そんな姉の姿にひなちゃんはさらに決意を固めることができた。自分がこれまでの人生を生きてきた「善」は間違っていないと、心から信じることができた。拠り所を得れば、人は強くなれる。今まで培った「善」に怒りを加え、ひなちゃんはもう、迷うことはないだろう。戦うこともできるだろう。それだけで、この度の挑戦には意味があったのだ。

 こうして形作られた「戦い」の構図。それを引き立てるのはシャフトが描く鬼気迫る心象風景。そして、キャスト陣のどこまでも埋没するかのような圧倒的な作り込み。もう、本当に新年一発目で強烈に厄除けされたような気分で途方にくれてしまう。「善」を体現するあかりさん、茅野愛衣。そして「善の戦い」を体現するひなちゃん、花澤香菜。この2人は言わずもがなだ。そして、何と言っても「善悪」をあぶり出すことになったのは、その狭間で討ち果てたひなちゃんの担任の姿である。全ての憎しみを、慚愧を叫び壊れた担任を演じきった大原さやか。彼女の中で、一体どんな感情が渦巻いただろうか。そして、そんな渦中の「悪」を築き上げるのは悠木碧、新井里美。ここにこのキャスト陣が集まったことも、何か因縁じみたものを感じさせるのである。

 さぁ、次回はいよいよ戦いも終盤か。あらゆる感情を見逃さず、聞き漏らさずにいきたい。

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○「新幹線変形ロボ シンカリオン」 5

 唐突な中川家に笑うわ。なんでおんねん、って思うけど、これ以上ぴったりの居場所もないよな。

 土曜朝の子供向け新番組で、「ドライブヘッド」の後番組。「ドライブヘッド」は1話だけ見て「ちょっとこの時間の作品はフォローせんでもええかな」と思ったが、こちらの作品は無視できない気がする。いや、無視してもいいんだけどさ。なんかほら、色々ぶっ飛んでて訳がわからないので、何か楽しそうなものが出てきそうじゃないですか。

 JR全面協力のもと、とにかく新幹線のための新幹線アニメが実現。過去にも電車を含めて乗り物が変形するアニメはたくさんあったと思うが、ここまで実在の車両に言及し、現実路線に不可解なひねりを加えた愉快ファンタジーというのはなかなか無かったんじゃなかろうか。東京駅で聞こえてくるチャイムの音とか、車内音声とか、全部実在のものを使用しているおかげでやたらめったら新幹線のリアリティが高い。主人公の最寄駅が大宮っていうよくわからないリアルも気になるところで、人生初の新幹線を「東京→大宮間」の乗車で終わってしまうあたりが笑える。いや、宇都宮まで行っても何したかったんだよ、って話だけども。

 そして、そんな世界に生み出された主人公は、今のご時世の小学生でどれくらいいるんだ、っていう圧倒的新幹線マニア。そりゃまぁ、現代だって鉄道好きの小学生は変わらず一定数存在するだろうが(俺だって小さい頃は電車好きだったよ)、その興味が完全に新幹線オンリーに絞られている意味がわからない。あんまり身近な存在じゃないよ? 使用頻度が高いのってサラリーマンとかだと思うよ? まー、最近はいろんな新幹線があるから、その違いを見ているだけでも面白いもんなんでしょうかね。なんとも不思議な世界観である。でもまぁ、変身して悪のメカと戦う新幹線なら、そりゃ好きになるのはわからんでもないけど。

 リアルなんだかスーパーなんだかよくわからない絶妙な世界が描かれるアニメは、キャラクターデザインなんかもいかにも今風で見やすいものになっていて、すごくわかりやすくいうと「女の子が割と可愛い」。いや、小学生だけどね。ほら、オペレーターの子も割と可愛かったじゃない。そして、「新幹線変形ロボ」という救いようのないギミックを搭載したメインマシンも、割と面白い変形ギミックを備えている。これ、新幹線の数だけ変形ロボがいるってことなんだよな。まぁ、さすがにこだまやひかりは変形しない気もするけども……とにかく、もともとメカとしての機能美を追求している新幹線が変形するのだから、それはなかなかに格好いいということだ。まぁ、名前はダサいが。

 さて、こうしてJRやタカラトミーがプラレールに加えて新たな商品展開を始める訳だね。これが将来的に定番と見なされるのか、すぐに消えて幻の存在となるのか。それは誰にもわかりません。とりあえず、「息子が佐倉さん、親父が杉田」っていう家族はいろいろ大変だろうな、って思いながらちょっと見続けていこうと思います。

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○「刀使ノ巫女」 4

 なんかどっかで見たことのある世界だなー、と思ったけど、多分「マキャベリズム」だな。括り方が大きすぎるな。

 「女の子に日本刀はロマン」を体現するかのような作品。すでに手垢がつきすぎて真っ黒になってしまっている「女の子バトルもの」の新作だが、この手垢がなんとアニメオリジナルというのだから恐れ入る。改めてこのスタイルの作品をぶち込んで、何か他作品から抜け出す秘策があるというのだろうか。残念ながら、1話目の時点ではそうした気概が感じ取れる部分はあまりなく、「有象無象」の中に埋もれてしまいそうな匂いがしている。「マキャベリズム」は主人公のひどい性格とか、ヒロイン勢のいい具合のチョロさが逆に味わいになっていたのだけど、本作は今のところあんまりギャグテイストも感じないんだよなぁ。

 ポイントを分けてみて行くと、製作は「ゆゆゆ」と同じStudio五組。そう聞くとなかなかいいものを出してもらえそうな気がするのだが、本作の画は1話目の時点ですでに魅力的とは言い難い。キャラクターデザインは見やすいのだが、割とすぐに崩れ気味になってしまうのが難点だし、これといって特徴がないので「ならでは」の魅力が見つけにくい。純粋に「ただ剣術だけを極める」という設定だったらオリジナリティにつなげることもできただろうし、キャラごとに別個に実在の流派を当てはめたりしていることからも「剣術」という部分をフィーチャーしようという意思は見て取れるのだが、冒頭に出てきた強化アーマーみたいな装備は非常に陳腐で、かえって他作品との境界が曖昧になってしまっている。フレームアームズガールでいいじゃん、ってなる。冒頭部分はCG製の巨大モンスターとの対決だが、この時にCGの怪物と戦うためなのかキャラの方もCGでの処理が施されており、なんだかすごく軽い印象になってしまっているのも残念。モンスターと接触して重たい一撃をもらっているはずなのに、なんだか別レイヤーで動いているように見えて、処理が雑なのである。最近は「CGだから軽い」とかいう不満も減ってきてはいるのだが、本作はそうした一昔前のCG止まりで違和感が多い。

 あとはまぁ、お話の部分でなんとか引き込むしかないということだ。1話目の時点ではシナリオにどうこう言うことも難しいし、ラストの急転直下の展開は興味を引くには充分だが、この世界における「剣術」の存在意義がまだはっきりしてないので全体的にもやっとする。なんか特殊バリアみたいなのを張ることで真剣での対戦を可能にしてるんだよね。なんでそんな超絶技術があるのに実践剣術がこんなに普及してるのかわからないが……女子高生が刀握ってその辺をふらふらしてる世界はちょっと怖いな。男はどこで何してるんだろう。

 そして、「剣術をフィーチャーする」というオリジナル要素については、どうしたって視聴者の専門知識不足に悩まされることになる。これも「ゆるキャン」同様に興味のない人にどのようにアプローチして行くかという問題なわけだが、我々素人からすれば「とにかく剣を振り回している」くらいの認識なわけで、解説が必死に「〜〜を得意とする流派」とか言っていても、それが実際の画面上で認識できなければ意味がない。今後はそうした「個性」をどう書き出していくかによって「ならでは」の魅力も変わってくるのだろう。

 オリジナルアニメということで、成功してもらいたい気持ちはあるのだが……まぁ、とりあえず落ち着くまで様子を見守るしかないですね。

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「結城友奈は勇者である -鷲尾須美の章/勇者の章-」 6→6

 大団円すぎて逆に怖いやつ。まぁ、1期もそんな感じだったけどさ。

 世界の全てに勇者パンチ。もう、そういう終わり方になるのはわかってんだから究極の予定調和アニメである。そして、視聴者サイドはそれが見たかったのだからなんの問題もない。強いていうならいくら何でも途中で友奈ちゃんの笑顔曇らせすぎやろが、って思うけども、これもまた予定調和の1つでもある。世の中大抵神樹様のせい。今回は途中で折れてくれただけまだマシであるが、1期の大団円の裏にはこんな事情があったわけで、世界の全てがこれで片付いたかどうかなんて誰にもわからないのである。

 こうして作られた「勇者である」の世界。今回は時代を遡っての「鷲尾須美の章」から始まり、全ての勇者の集大成としての友奈ちゃんをさらに際立たせるという構成になっている。2つの世界を繋ぐためには東郷さんの存在が不可欠であり、途中でどう考えても東郷さんが主人公やんけ、って思ったのだが、そこはしっかり友奈ちゃんが最後まで物語を引っ張り、最終的にはタイトルを回収してくれた。最後の友奈ちゃんが完成するためにはそれまでの数々の犠牲が必要不可欠だった、というお話なので、2つの物語が繋がっている意味もちゃんとあるし、構成はこれで良かったのだろう。正直言えば、「勇者の章」はやっぱり6話だけでは物足りない部分はあるのだが……まぁ、このお話を引っ張ったら単にキャストの胃に穴が開くだけだろうし、これくらいざっくりでも良かったってことですかね。友奈ちゃんの抱える問題が全て暴かれた後のバトルは、もう完全に観念のレベルでの戦いだったので何が起こってるかは正直さっぱりわからなかったんだけどな(これまた1期と同じではあるが)。ユウシャパンチスゴイ。あ、でもやっぱり来るとわかってても銀ちゃんが舞い降りるところはブワッてなるよ。もう、あの一瞬だけのために見てた感はあるかもしれない。

 あとは余裕があれば勇者部の日常をもっと見たかったですけどね。今期をまとめようとすると「風先輩は車に跳ね飛ばされて高校に受かりました」っていう説明で終わってしまうので、部長の活躍がもっとあっても良かった。にぼっしーはやたら印象的な活躍シーンが多いのは彼女の人徳なんだろうなぁ。樹ちゃんも強くなったところがはっきりアピールできていたし、東郷さんはストーカー業務の熟練度が上がって大変結構。もう二度と、彼女はぶれることはないでしょうよ。そして見事に2つの世代の橋渡しを成し遂げた「先輩」であるそのっち。気づけばいつの間にか「6人で勇者部」になっていたのは流石だなぁ。

 やっぱり1クールで2本という詰め込み方がちょっと勿体なかった感は否めないのだが、それでも最低限必要な部分は見せてくれたのだし、これはこれで良いシリーズだったのではなかろうか。さて、続きはあるんでしょうか……まぁ、まだアニメ化してない関連シリーズはたくさんあるらしいので、先にそっちのメディア展開があるのかな? どうかな?

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 あけましておめでたほいや。確かに、第7版の発売に合わせて来るとはいっていたが、その前に来ないとは一言も言ってないから嘘ではないな。たまったもんじゃないがな。なんで緊急呼び出しの結果が7人戦なんですかねぇ。相変わらず体調もしんどかったし、適当に処理していくよ。

 


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Thraxi
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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