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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 年1回のお約束、毎年恒例、「声優グランプリ」付録の「声優名鑑」についての差分チェックのお時間がやって参りました。毎年必死にチェックして、時に「なんでこんなことしとるんやろ……」って急に素に戻る時間がないといえば嘘になるが、それでも結構便利なデータではあるんですよ。ここでしか名前が確認できない人とかもいるし、特に新しい名前については年1回くらいのペースでここに記録しておくと、後になって「アァ、この辺りから出始めているんだ」なんてことが分かったりもする。まぁ、その「役に立つタイミング」が年1回訪れるかどうかは微妙なところだけども……。

 さておき、いつものようにざっとデータを確認していくが、まずは名鑑自体の書籍としてのデザインの確認。サイズやデザインに関しては、2012年に中綴じから平綴じになってから大きな変化はない。ただ、毎年確実に増ページは続けており、昨年も「まだ増えるのか!」と思っていたところからさらに4ページの増加。さらに昨年はギリギリページ内に収まっていたファンレターの宛先を表示するQRコード(昨年から導入)がさっさと広告ページに追いやられて完全にリストのみの構成になった。これにより収録人数は一気に 49名が増え、800人という前人未到の数字に。一応観測開始した2010年からの変動を記載しておくと536人→536人→548人→596人→644人→680人→703人→751人となっており、48名の増員を果たした2014年版を超える最大増となった。新規掲載人数71名という数字は当然史上最多である。ただでさえ飽和状態と言われているこの業界、まだまだその限界は先ということなのだろうか……。声優を目指すみなさん、さすがに考えた方がいいかもしれませんよ。

 

 さて、今年も「誰が増えて」「誰がいなくなったか」を確認することで、ざっと構成を確認していくことにしよう。

 

IN(71名)

会沢紗弥 相羽あいな 厚木那奈美 天城サリー 天海由梨奈 

綾瀬有 井澤美香子 石田嘉代 石見舞菜香 上田瞳

内田秀 海乃るり 梅村あかね 大塚紗英 大西亜玖璃

大野柚布子 大森日雅 尾崎由香 景山梨彩 鎌倉有那

河上英里子 木村千咲 楠木ともり 倉岡水巴 黒木ほの香

香里有佐 小原好美 小宮和枝 小山百代 近藤玲奈

西條和 相良茉優 指出毬亜 首藤志奈 白沢かなえ

鈴木麗子 すずきももこ 高倉有加 たけだまりこ 武田羅梨沙多胡

伊達朱里紗 田中ちえ美 田村響華 築田行子 泊明日菜

長江里加 永宝千晶 名波翼 西本りみ 根本流風

花井美春 花川芽衣 林鼓子 原奈津子 春咲暖

春野杏 帆風千春 星希成奏 本泉莉奈 前川涼子

前田佳織里 南早紀 宮瀬玲奈 本宮佳奈 桃瀬あやみ

森嶋優花 八島さらら 山下まみ 山田きのこ 山田奈都美

渡部紗弓

 

 71人もの名前がずらりと並ぶ圧巻の追加組。当然、よっぽどのマニアでもない限りは知らない名前の方が圧倒的に多い。私もそうだ。とはいえ、もちろん「おっ、去年活躍したから今年から掲載されるようになったんやな」という名前もちらほら確認できる。個人的にパッと目を引くのは何と言ってもバンドリ・ガルパ勢であろう。友希那さん役・あいあいこと相羽あいな、声優というのはやや微妙なおたえ役・大塚紗英、そしてりみりん役・西本りみという面子。なお、現時点でも櫻川めぐ・前島亜美の2名はまだ名鑑に掲載されておりません。そう考えると、あいあいの掲載はPPPがらみと考えた方が自然かも(PPPの残りメンバーも今回全員掲載に至っている)。

 その他、印象がある名前を見て行くと、まずはとこのめさん役の井澤美香子。主演を勤めた「ヴァルキリードライブ」は2015年の作品だったが、2年越しでようやくの名鑑入り。昨年快進撃を果たした石見舞菜香もめでたく初掲載。「天使の3P」「このはな綺譚」で重責を果たした大野柚布子や、ククリ役の小原好美あたりも昨年を代表する名前といえるだろうか。個人的には「サクラクエスト」ニコ生でわけのわからないキャラを開花させたチェミーこと田中ちえ美も頑張ってもらいたい存在。

 そして何と言っても、去年の名鑑はギリギリ間に合わなかったんやろなぁ、と思わせるのがサーバル尾崎の存在(あとフェネック本宮)。今年以降、仕事は増えるのかどうか。あとは列挙すると「メルヘンメドヘン」で主演を務める楠木ともり、「スロウスタート」の近藤玲奈、「ブレンドS」の春野杏、「ステラのまほう」の前川涼子、「プリキュア」本泉莉奈あたりは頭の片隅に置いておくと良いだろう。武田羅梨沙多胡に至っては片隅に収まらない(長さ的に)。

 残った名前はほとんどが新人であり、各事務所が推したい名前がここにリストアップされているものと思われる。最近では割と多くなったのがユニットによるまとめ売りで、例えばWUGの後輩ユニット「Run Girls, Run!」の3人はまだ大して仕事もないがしっかり登録されているし、他にも声優ユニット「サンドリオン」とか、よく知らないユニットもヒットしたり。あの秋元康がついに声優ユニットのプロデュースにも乗り出したという不穏な話題になっている「22/7(ななぶんのにじゅうに)」も一気に8人がリスト入り。このうち何人が生き残ることになるのだろうか。

 他に名前をざっと調べて気になるトピックを見て行くと、まず「景山梨彩」っていう名前はなんとあの影山ヒロノブの娘さんらしい。着実に広がっている二世声優たちの輪(ほら、影山ヒロノブだって「GARO」で声優やってるから)。そして、名鑑ではおなじみの出戻り(一度名前が消えたけど再掲される)組では、山田きのこ(旧芸名・溝脇しほみ)の名前が2011年版以来7年ぶりの掲載。こういう人たちがどういう理由で再掲載されるのかは未だによくわかりません。そしてひときわ目を引くのが、押しも押されもせぬ大ベテラン・小宮和枝の名前。再掲載やろなぁ、と思って確認したが、私の手元にある限り(2002年以降)、過去に掲載された記録がない。マジでどういう基準で掲載されているのやら……。

 

OUT(22名)

今井由香 榎あづさ 遠藤ゆりか 尾崎真実 嘉山未紗

川名真知子 小松里歌 城雅子 タカオユキ 高口幸子

高橋美衣 田中久美 千葉紗子 鶴ひろみ 野々目良子

早瀬莉花 坂東愛 前田沙耶香 牧口真幸 水野マリコ

山口理恵 芳野由奈 

 

 続いて、「昨年は掲載されていたけど今年は載ってなかった」名前が22名。毎年このコーナーでは確認して辛い気持ちになるが、今年はここに鶴ひろみの名前が載っていることは残念で仕方ない。改めてご冥福をお祈りします。

 その他の名前についても大体例年通りのパターンに分けられる。大きく分けて「事務所が変わる(退所する)」「活動そのものを引退する」「理由は不明だけど、なんとなく」の3つ。現役バリバリで名前を見かける人の場合はおよそ事務所がらみだと考えて良い。例えば「五十鈴華さんの中の人」尾崎真実は昨年事務所を退所してフリーになっているし、「Just Because!」で主演を務めた芳野由奈も昨年末で事務所を離れているようだ。

 休業パターンで真っ先に目が行くのは、やはり遠藤ゆりかの名前だろう。現時点では活動しているが、すでに引退を発表しているというので現時点で掲載を見合わせているという珍しいパターンではある。その他、90年代から2000年初頭に活躍していた今井由香は、体調不良が原因で休業中とのこと。同様にナレーター業などで幅広く活動していた水野マリコは体調不良が理由で引退だそうな。そういえば「しもがめ」のナレーションが新年放送から変更になっていたっけ。アーティスト兼声優というふわっとした立ち位置にいた2名、「みみめめMIMI」のタカオユキと、「これはゾンビですか?」でエンディングを歌っていた山口理恵も引退を発表しているとのことだ。

 そうなると気になるのは、「活動をやめたわけでもないし、なんとなく名前がなくなった」枠。個人的には牧口真幸の声は好きなので何故ここで名前がなくなったのかは気になるところだが……あとはせっかく「UQホルダー」でネギまキャラを演じるチャンスがあったのに名前が消えてしまった坂東愛。まぁ、この人は仕事少なそうだけども……。

 そしてそして、ついに名前がなくなってしまった千葉紗子。まぁ、結婚後は確実に仕事を減らして事実上引退していたようなものなのだが、「ギアス」劇場版ではちゃんとクレジットされてたんだよなぁ。あれってニーナは新録音源が無かったのかしら。できることならまた新しい仕事でその声を聞きたいものです。

 

以上、このデータがどこかの、誰かの、何かの役に立ちますように。

 

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2月10日 ドラフト模様(RIX×2 XLN

ピック順 【Chrolony】→【Serra】→【Mei】→【Alessi】→【Thraxi

 

 今週は無事に開催できました、ドラフトです。とは言っても、すっかり五人戦で定着してしまったので、開始後3時間程度で終わる割とあっさりしたイベントになってしまいました。まぁ、体力的な負担がないのは良いことだけども。触るカードの枚数が減るので、我々の環境理解も緩やかです。このまま緩やかに死を迎えるのも一興かもしれぬ。

 あ、ちなみに昨年立案された統率者デッキ構築企画は存続不可能になったため、正式にサービス停止が告知されました。みんながもっと課金してくれればよかったのに……。

 


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 さすがに自転車の交通法規が心配になってくる第6話。傘さし二人乗り運転はどう転んでもアウトちゃうかなぁ……。あと、雨上がりの路面であれだけの斜面を滑り降りてターンしようとしたら確実にスリップすると思う。おそらくはるみんも柚子も弱虫ペダル並みのライドが出来る。

 些事はさておき、一応今回のお話が1つ目の決着ということになるだろうか。前回から取り上げられた「芽衣の家族関係」部分についての結末である。結局、簡単にまとめると芽衣は極度のファザコンであると言える。現在は父親に対してどのように接して良いものか分からずにあんな状態になってしまっているが、その根源にあるのは幼少期に形成された圧倒的な憧れである。自分は父のようになろうと決意し、そのために人生を歩んできたというのに、一歩先を行く「大人」の父はそんな自分の夢を切り捨てるかのように変わってしまった。大人ぶっていてもまだまだ幼い芽衣は父のその決断を「裏切り」と感じてしまい、捧げてきた自分の人生を否定されたように思えてしまう。本来、突き詰めれば家族といえども他者は他者。その人生が完全に重なることなど無いということは理解できるはず(芽衣だって聡明なのだから頭では理解できているはず)なのだが、そこは家族の情であろう。父親との信頼関係を仕事の形態だけでつなごうとしていた芽衣からすれば、その関係性を断ち切り、海外へ「逃げて」しまった父親の決断を簡単に認めることはできなかったわけだ。

 親父さんの方は単に「ツンデレ」なので積極的に芽衣に歩み寄る意思がある。芽衣だって本当は分かりあいたいし、父は正しいことをしているのだと信じたいのに、臆病になってしまったせいで今一歩が踏み出せない。そんな「あと少し」の父娘関係を推し進めてくれるのは、空気を読まない部外者(家族だけど)なのであった。こういう時に空気を読まずに一歩踏み出せる柚子さんは強いですね。その根源にあるのが「全ては芽衣のため」っていう盲目的なラブなのも芽衣からすればありがたい話ですよ。そんな単純すぎる柚子の思考パターンを、芽衣は「考えなし」と否定しながらも、自分に出来ないことをやってのけることについては憧れも持っている。自分には決して出来ないと思っているからこそ、わざわざ(ベッドの上で物理的に)マウントを取って、「なんて単純なのかしら」と笑ってやるくらいしか出来ないのだ。

 一方的なキスに流されかけた柚子さんだったが、そこはなんとか妹を想うパワーで一念発起。丸め込まれて手篭めにされるのも幸せだったかもしれないが、それでは芽衣も変われない、ってんで起死回生の平手一閃。あのあと二人はどんな状態で一緒の布団に入ったのかは想像もつかないが、「今の芽衣の態度は間違っている」ということをなんとか示すことができた。翌日の校内放送からのドタバタは、もはや最後の一押しである。前日までだったら「父親を見送りに行こう」なんて言われても逃げ回っていたであろう芽衣だが、前日のビンタで自分の弱さを見せつけられ、柚子を信じてみようという気になったのだろう。もともと自分が意固地になっている状態はおかしいとも思っていたのだろうし、ようやく最後の一歩を踏み出し、父親とは無事に雪解けを迎える。やっぱり単なるファザコンなんだよなぁ。ちなみに当方、「娘さんが嫌がっている父親との関係性を周りの人間が積極的に修復しようと頑張る」というシチュエーションには若干のトラウマがあるので、最後の最後まで「この親父は本当にいいやつなのだろうか?」って勘ぐっていて申し訳ありません。同じ経験をしたことがある人はいるかもしれませんが、「とらドラ」っていう作品のせいです。

 今回も父親という題材をダシにして、柚子と芽衣の関係性がさらに一歩進んだ。最初の「ごまかしのキス」は芽衣の方が一方的に行った虚仮おどしのキス。いわば芽衣の方からの逃げの一手。しかし、2度目のキスは双方が合意の上で、しかも以前のように何か確固たる思いがあって至ったのではない、「自然なキス」。思わず唇を重ねてしまったおかげで、二人してドギマギ。「なんで、いつの間にこんなことに?!」みたいな戸惑いを芽衣さんが見せるのは初めてのことである。そのくせ2回もキスする。もう、お互いメロメロやんけ。なお、私が高橋丈夫という監督を推す理由は今回のキスシーンみたいなカットのえげつなさが端的に出る部分にあり、1回目のキス前の芽衣の涙がキラッキラしてるところとか、キスする時に自然に唇から舌がのぞいている細かい生々しさとか(普通のアニメではなかなかそこまでは描かれない)、そういう容赦ない肉感がたまらないですね(ちなみに今回のコンテは「メイドインアビス」の小島監督)。芽衣ちゃんが生徒会室で一人うつむいてる時に前髪がパラってするところとか、そういう細かい変化に心情が乗るのがとても良い。あと、はるみんはそんな小手先芸を使わずとも常に男前。なんであの状態から自転車引っ張り出して「乗りな!」とか言えるんだろう。乳か。乳の力なのか。

 そして、柚子と芽衣が確実に階段を上り、そろそろ誰にも邪魔できない領域に到達しそうなこのタイミングで……また変な火種が出てくる模様。なんだこいつ。ヘボットみたいな声しやがって。

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 Welcome ニュー戦隊! わぁい、賑やか、へんてこ、新しい戦隊だよ!

 個人的には事前予告の時点で楽しそうな要素しかなかったので、大変盛り上がった1話目でした。いや、1話目なんだからお約束展開をなぞって紹介していくだけなんだけどね。それでもやっぱり、このハレのデビューの日は何かと豪華に、賑々しくなるものですよ。冒頭のきらびやかなカジノシーンで札束が乱舞する演出とか、お子様に見せて悪影響を与えないかな、って気がするじゃないですか。カイジとか闇金ウシジマくんみたいな匂いもするし。

 そんなちょっと悪い匂いもさせているけど、やっぱりド直球で正義を貫く快盗戦隊。善悪が一概に判断できない危ない匂いのする存在が子供心を惹きつけるってのはいつの時代も変わらないモチーフであり、小学生の頃に学校の図書室で夢中になって「ルパン」シリーズを読んでいた幼い記憶がフラッシュバックする思いである。本作の場合は「悪い奴なの? いい奴なの?」っていう部分をあんまりしつこく掘り下げると「戦隊ヒーロー」としての分かりやすさ、盛り上がりを損ねてしまうので1話目からはっきりと彼らの信念を描いて「自分たちの正義」を明確にしているが、今後も折を見てこうした善悪の葛藤みたいな部分は描かれることになるんでしょう。快盗デザインということで久しぶり(と言ってもジュウオウホエールやシシレッドオリオンはいるが)のマントスーツは、マントのたなびきを活かしたアクションが綺麗に見えるので殺陣のシーンも色々といじりがいがあって良い。あと黄色かわいい。

 そして、そんな快盗に対抗する、本作オリジナル要素「もう1つの戦隊」である警察。今後も様々な側面からこの対比構造が描かれていくことになるんだろうが、個人的には実は警察の方が好きだったりする。いや、全体の印象というか、レッドのキャラが。こういう言い方すると失礼かもしれないが、昨今の純正イケメンキャスティングが義務化されている東映特撮の中で、警察レッドの人ってかなり特殊じゃないですか。今改めてネットで画像検索したら役者さん本人の普通の状態ならやっぱりイケメン枠なんだけど、ちょっと崩れたパトレンのキャラは明らかに銭形ポジションの「三枚目」を意図されたキャラクターデザイン。最近だとこういう「熱血で頭が固くてバタ臭いレッド」ってなかなかメインを張らせてもらえなかったんですよ。だからもう、警察内部のドタバタコメディを見てるだけでも楽しいし、「こっちのレッドに頑張ってほしいな」ってちゃんと思えるキャラになっている。多分快盗の方が「華麗さ」みたいなものを押し出す為に警察サイドはかなり意図的に「むさくるしさ」というか「融通の効かない感じ」を出していると思うんだけど(変身後の敬礼ポーズなんて、子供が見てもダサいと思うのではなかろうか)、そのあたりの「相容れない感じ」が今から少しずつ手を取り合っていくと思えば、ワクワクする要素しかないじゃないですか。ほんと、いくらでも掘り下げられるデザインなので妄想が膨らみます。6機のビークルがデザインからして合体する気満々なのがすでにちょっと面白いわ。

 こうしてそれぞれの持ち味を存分に発揮する2つの戦隊。そしてそれに対抗するのは……やったぜ、1年間待ち望んでいた「なんか身内でわちゃわちゃする敵組織」だ! やっぱこれだよなぁ。異形のモンスターが寄り集まってるのになんか家族感があるこの変な空間ね。今回はギャング団モチーフってことでちょっとドルネロファミリーみたいな部分もあるし、1話目から一筋縄でいかないピリピリした感じが出ているのも刺激的だ。あと、中の人たちな。宮本充キャスティングということで、多分今回の親分さんは最後の最後のラスボスじゃない気もする(温水が怪しすぎるせい)。注目の巨大化怪人(女性怪人)枠は竹達が担当。今期の竹達大活躍っぷりはなんなんだろ。他にも曲者系キャストがしっかり揃って色々盛り上げてくれそうな敵組織にも期待大だ。

 何はともあれ、やっぱり戦隊のスタートは心踊る。今年が楽しい1年になりますように。

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 2日目。今回は7人戦。昨日荒ぶっていたYoutuberは今日はいないけど、だからって平和になるわけではない。寝る前にちゃっちゃと更新するから軽めに。あと、記録帳に矢印先輩の名前記録するときに「尿」って書くのやめて差し上げろ。

 


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 だからサァ、はるばる遠方から遊びにやってくる人間がいるタイミングだと一気に人が集まって多人数戦になる流れ、もうやめようよ……普通の認識だと8人戦とか成立しねぇからさ……。Dixitだって一定以上の人数になったら2票投票できるサブルールが採用されるんやぞ……。さらに今回はタッチの差で現れた9人目が参加できず途方にくれるなど、たほいやは休日を利用した一大レジャーと化した。今後は要予約やな。わりとまじで。

 


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 京アニはツダケンを若返らせなきゃいけない使命でもあるのだろうか、第5話。まぁ、男子高校生役よりは幾分マシではあるが……微妙に高い音域のツダケンがちょっと面白い。

 今回は一応「手紙」のお話として成立していたかな? いや、「LINEでやれや」とは思うけども。前々回の感想で書いたとおりに、本作は「アスペの物語」なので見ていて辛い部分が多く、さらに設定面が物語に有効に働いている部分が乏しいので、正直いうと、あまり面白いとは思わない作品になってしまっている。前回の戸松一家里帰り物語に関しても、あれって別に「ドールの物語」である必要がなくて、手紙云々がこじつけレベルになってしまっていたのであんまり響かなかったんだ。あれだけヴァイオレットのことを忌避していたアイリスがいつの間にか態度を軟化させていたり、不可解な部分も多かったし。

 そういう意味では、今回の話は「手紙の物語」であることは間違いないので、きちんと狙い通りの文脈は成立している。お姫様と相手国王子の恋愛は至極真っ当なストーリーになっているし、それを影で支えてくれていた乳母の存在感もあまり押し出しが強すぎず、自然なバランスで見えるようになっていたのでわざとらしさが無い。そういう意味では、良いお話になった。

 ただ、それでもやっぱり違和感があるというか、物足りなさがあるというか……。違和感の方を先に片付けておくと、多分アスペが急速に回復しつつあることがなんだかもったいないように見えているのかもしれない。あれだけ「アスペ要素が嫌だなぁ」と思っていたのだから現金な話だが、ヴァイオレットがお姫様の話を割とすんなり理解して、初対面の相手(しかもお偉いさん)と1対1で対話してもそこまで問題が起こらないっていう状況が、「その程度のものか」っていう肩透かしにつながっている。まぁ、軍人上がりなので上役とのコミュニケーションにおいて失礼がない対話は心得ているのかもしれないけども。そもそも社内でトップであるカトレアさんが相手国へ出向してたからといって、こんな大事な国運をかけたプロジェクトにヴァイオレットが駆り出されるのもよくわからんのだよな。社長は「経験も積んでだいぶ良くなってきたから」っていってたけど、普通に考えてラブレターの代筆なんて一番ヴァイオレットに頼んだらあかんやつだったのでは……。

 とにかく、そうして大役を任されたヴァイオレットは、過去のラブロマンスやらなんやらを大量摂取して「文法」をマスターしていたのだろう。見事に大役を乗り切り、さらに人の心に寄り添う術までもを学び、最上級の答えを導き出すことに成功した。こうして「会社の任務を飛び越えた私情にのっとった行動」を起こせたというのは、破天荒な行動でも臆せず突っ込むヴァイオレットならではの功績だったということなのだろう。最後には綺麗な笑顔を浮かべることにも成功しているし、多分この5話目と4話目の間には、何か劇的な成長物語があったに違いない。

 でもまぁ、こうしてみると、物語自体もすごくベタな内容ではあるんだよね。それこそ道徳の教科書にでも載っていそうな……悪いこっちゃないのだが、わざわざこの世界観でやる必要があるのかな、という気もする。その辺りが「物足りなさ」につながっているんだ。「心のこもったお手紙はちゃんと自分で書きましょうね」って、小学生でもわかる話だしなぁ。まぁ、ラブレターのやり取りを全国民に晒し者にされるとかいう地獄みたいなチャレンジに乗っちゃったお姫様達もかわいそうなので、その辺りの「世間体との戦い」みたいなものも考えなきゃいけないのだろうけども。誰だよ、公開恋文なんて企画持ち込んだやつは。

 まぁ、「なんか見てて辛い」から「可もなく不可もなく」くらいの内容まで持ち上がってきたのは良しとみるべきだろう。今回はコンテの担当が山田尚子氏で、相変わらずちょっとお転婆な女の子の恥じらいみたいな部分の見せ方が小憎らしくて良い。それだけに、そのまま終わって良いお話のままでいて欲しかったものだが……やっぱり戦争の傷跡ってえぐられるよなぁ。そういう話になるんだよなぁ。

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 サブタイトルだけで「ねぇ、キャンディ買って、キャンディ」って延々言い続ける凄惨なショーをイメージする人間は世界に存在しなくていいよ、第6話。俺がキャンディを山ほど買ってやる(故人)。

 冗談はさておき、今回も「攻めるなぁ」という実に濃いお話。前回のめぐっちゃんの感情も、一歩間違えれば本当に後味が悪くなってしまいそうな感情の塊をダイレクトにぶつけてくるものになっていたが、それが絶妙なブレーキングできっちり共感を呼ぶ青春劇として活きていた。前回のテーマは長い長い付き合いであるが故の友情のあり方。そして今回は、つい最近会ったばかりのコミュ障同士の、なんとも不器用で頑なな友情形成である。

 今回のお話を見て久しぶりに思い出したが、そういえば日向って学校をドロップアウトした人間だったんだね。なんとなく「そういう設定にでもしないと南極旅行なんて遠大なプロジェクトに参加できる女子高生なんてなかなかいないしなー」くらいに考えていたが、よくよく一人の人間として日向を見てみると、これって結構不思議である。常にあれだけハイテンションで、キマリとの関係性も良好。すぐに報瀬とも打ち解けてガンガン突っ込みながら南極まで同行しちゃうようなスーパーアルバイター。そんな彼女が、何故高校に行かなくなってしまったのか。そんな話を、今回はメンバーの中でもひときわ面倒臭い報瀬との関係性を通じて掘り下げていく。

 本作を観る上で本当に何度も確認しなければいけないのは、「南極に行く」というだけでもとんでもないプロジェクトであるということ。そして、それを女子高生チームがやるとなれば、さらなる労苦を伴う、人生を賭けた一大事になるということ。アニメだからというのでその辺の「非現実感」はさらりと流しても良いのだろうが、今作の場合、4人が全員そんな「とんでもない行動」に出てしまってもおかしくない人物として描かれている。一番わかりやすいのは人生を全て南極に賭ける覚悟の報瀬だろうが、彼女に引っ張られ、人生が一変したキマリも「主人公気質の天然バカ」という属性でこれをきっちり満たしている。キマリの天衣無縫な突き抜け方は、前回のめぐっちゃんとのエピソードでもその偉大さ、甚大さが確認できた部分だ。また、女子高生といっても「芸能人としての仕事」に徹している結月は別枠で考えるべきだろう。

 となると、やはりこの計画に一番似つかわしくないのは日向だったのだ。彼女が何を思って高校に行かなくなり、そのくせ南極旅行なんてとんでもない計画に加担することになったのか。その彼女の複雑なメンタリティが、今回の騒動では垣間見えるのである。一番わかりやすい彼女の主張は「気を遣うな」というもの。相手の好意であれ、気後れであれ、遠慮であれ、とにかく「相手が気を遣っている」という状態が、日向には耐えられないものであるという。おそらく彼女のいう「気遣い」というのは、他者が自分のためになんらかの不利益を伴いながらも、それを飲み込んで取り繕っている状態のことだ。自分の存在が他者にとってマイナスになっている、その状態が、とにかく日向は耐えられない。人間関係を構築する上で、どれだけ頑張ったとしてもこうした「気遣い」は不可欠なものであり、これをゼロにすることは不可能だといって良い。だからこそ、日向は高校生活という集団行動をあきらめ、「一人で」生きて行く道を選んだのだという。

 これはこれで大いに問題がある決断なのだが、こうした「気遣われたくない」という感情も分からないものではない。気遣いによって帰って傷ついてしまうシーンというのは、日常生活でも案外多いもの。そして幸いにして、これまでの4人の関係性を見ていると、裏表なんて作りようもない阿呆のキマリ、そして他人の隠し事は絶対許さないし、仕事は仕事と割りきるくせに自分が嫌だと思ったことははっきりと拒否する結月という「ストレートしか投げない」2人は非常に付き合いやすい相手だったと言える。今回パスポートを無くしたことが発覚した後の2人の行動も、純粋に「じゃぁ、飛行機遅らせるだけだな」という即断即決で、そこには配慮や遠慮があったわけではない(キマリは脇でやいやい言ってただけだが)。しかし、報瀬だけはさすがにそうもいかなかった。だからこそ、今回はこの2人だった。

 終わってみれば、結局は我(が)のぶつかり合いである。いっぱしに気遣いしてみせようと頑張った元祖コミュ障の報瀬さんと、それがダメなんだよ、と言ってしまう更に厄介な日向さん。互いが嫌いなわけじゃない。むしろ理解しあったからこその対応だ。でも、まだお互いの信念を理解するまでには至っていない。そんな関係の中で報瀬がちょっと自分を押し込めたことで、日向は傷ついてしまう。普通に考えたら日向の方にも咎はあるのだからなんとも不遜な態度ではあるのだが、結局「仲間とつながる」ことに慣れていないという意味では日向の方がより子供っぽかったのだ。

 最初に我(が)を通して相手をねじ伏せたのは日向の方。しかし、そんな一方的な物言いに負けてられない報瀬さん。ウルセェ黙れと面倒なコミュ障をねじ伏せ、「気遣えないなら気遣わない」というストレートをきっちり身につけてみせる。遠慮配慮も大事だが、いらないと相手が言っているならそれはそれでいいのだ。なかなか日本の一般的な女子高生ではなし得ないような関係構築の豪腕。報瀬が空港窓口で啖呵を切るシーンは、前回のめぐっちゃんにも負けていない名シーンではなかろうか。

 まぁ、そのあとのオチがなければだけどね……。モゥ、結月アイに嘘は通じませんのにねぇ。4者4様、遠慮のいらない殴り合いが出来る最高の関係性が、赤道を越える前にさっさとできてしまったみたいですね。

 ちなみに、毎回言ってるからいい加減申し訳ないけどまじで最後にするから言わせて。やっぱり、4人のキャストの熱量が凄すぎるんだわ。今回はゆかちと花澤パワー。特に難しいのは日向で、「気遣い無用と言ってる人間が一番気遣ってるやんけ!」っていうなんとも複雑な葛藤を掘り下げなきゃいけないのに、あくまでも明るく、前向きに全てを見ていることをきっちり表さなきゃいけないんだ。なんだろう、あの不思議な「なんとかなる」みたいなパワーは。全然関係ないけど、7年前、あの震災を受けてのラジオの口火を切った時の井口を思い出した。自分にできることを精一杯やるんだ、っていう意志。格好いい。

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 おい、エンドカードおい、第5話。少しは作品に寄せる努力しろや。いや、わろたけども。

 エンドカードのせいで全部持っていかれそうになったが、今回は今回でなんだか切ないお話。今回の主役は間島翔子さんという敵対勢力にいた美人の(絶妙にエロい)お姉さんの方であった。翔子さんと樹里の間になんらかの因縁があることはずっと語られていたし、断片的な回想シーンも挟まれていたのであたかも過去に爺さんが止界入りした時に同席してたかのように見えていたのだが、そうではなく、トラブルで止界に巻き込まれ、挙句家族を止界に取り込まれてしまうという悲壮な過去を持っていた。なぜあの時、間島家の4人が止界に入ることを許されたのかは明確に説明されていないのだが、どうやら兄妹が持っていた石が本当に偶然発動したことで、佑河家が発動させた「御本尊」以外にも止界入りするトリガーが発動したようである。一体どんな奇跡だったんだよ、って話だが、まぁ、むしろ止界関係のギミックは世界中でもこの近所にしかないっていう方がまだ説得力はあるのかも。

 さらにもう1つの問題としては、「人間が止界に取り込まれてカヌリニになってしまう条件」というのもまだまだ手探りだ。一応翔子さんは「止界入りしてから、脱出を諦めて絶望すること」が取り込まれる条件だと提案していたが、これだって本当かどうかはまだわからない。あくまで間島家の3人はそのような状況下で連れていかれたというだけで、母体数が少なすぎるので条件が確定するには至っていないのだ。あの時、翔子だけが取り込まれずに脱出できたのは最終的には樹里のパージパンチを食らったせいだが、それまでの数分間、彼女だけがカヌリニ化しなかった原因はよくわかっていないのだし。

 分からないことだらけの世界なのだから、そりゃぁ調べてみるしかない。家族の無念を晴らすべく、翔子さんはずっとずっと、間島家で止界術が使われるのを待ち続けていた。佐河という怪しげな男の下についていたのも、彼の野望のサポートが目的ではなく、あくまでも個人的な目的を達成するためだった。おかげで現在は2人の間にも微妙な不和が生じており、現在の止界は三すくみの様相を呈し始めている。翔子さんの独立愚連隊ではさすがに頼りないかもしれないが、幸か不幸か、彼女の動機を理解し、なんとなく共感してしまった迫というチンピラ(CV:よっちん)も付いてきてくれるみたい。なんか、最初の印象よりもだいぶ良い人っぽくなってるのでちょっと微笑ましい。

 翔子さんの提供した情報が佐河にどのように使われるのかはまだ分からない。現時点では、結局カヌリニは存在がなくなるわけではなく、引き続き止者に手出しするのはNGであることは確認された。そして、そのついでに翔子さんの長年の目的だった家族の片鱗も垣間見えてしまった。さすがにあの状態になった家族を止界から引き摺り出そうなんて思わないだろうから、姿を確認した時点で彼女の目的はほぼ達成されたということになるのだろうが……。今後、彼女はどっちサイドにつくことになるんでしょうね。

 一方の佑河家の方はというと、爺さんの便利能力によってなんとか親父の救出に成功。親父の方は相変わらずの村八分だったせいで状況がいまいち飲み込めておらず、さらに爺さんへのイライラが募ってなんだか見当違いの行動にうつりそうでちょっと怖い。一応「家族が大事なんだ」っていう気持ちだけは本当なんだろうけども……。そして、不測の事態から止界入りしてしまった兄貴と真の2人は、なんだか危なっかしいチンピラとの突発バトル。無表情で包丁を構えるおっさんがかなりサイコっぽくて怖い。でもあの演出だと、包丁が刺さったのは逆におっさんの方な気もするな。

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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