最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「戦刻ナイトブラッド」 4 オラオラァ! 異世界転生の時間だアアァァ! ……えっ、これも異世界なのかよ……転生ものの上に戦国ものだし亜人ものだし……詰め込みすぎてないか? いや、でも考えてみれば、秀吉が吸血鬼になるのも信長が女体になるのも改変という意味では大差ない……のか? 過去に存在した「織田信奈の野望」とか「戦国乙女」とかは最低限戦国武将としてのプロフィールは守ろうという大枠はあったはずだが、今作の場合はマジで戦国武将の名前を借りているだけで、特に武将設定を守ろうという気は無さそう。ん? 「戦国コレクション」? おぉ、ありゃァ、いいもんじゃぞ。 まぁ、今更どれだけ戦国時代や戦国武将がミーム汚染されていこうと知ったこっちゃないが、形だけの武将設定ならあんまり興味もわかないし、当然乙女ゲーにも興味はないので、あんまり見る必要はないかな、という作品。戦国っつっても別に大迫力の合戦シーンがあるわけでもなかろうし、キャラ造形もこれまで散々繰り返されてきた各武将たちの「無難なとこ」がざっくりまとめられてるだけっぽいし、いくら亜人種の血が入っていてもそこまで売りにはならない気もする。これ、戦国設定借りずにオリジナルの戦記物を作るっていう設定ではダメだったんですかね? まぁ、簡単にイメージが借りられるという利点はあるだろうが、キャラの名前にオリジナリティが無いから今後の商品展開とかにはデメリットの方が多いような……。アニメ化したってことは売れてる……のかなぁ。最近のソシャゲ事情はマジでわからないからなんとも言えない。 後はまぁ、乙女ゲーとして、正しい客層にどれくらいウケるかの勝負になりますわね。キャスト陣はゲップが出るくらいに毎度おなじみのところが揃っているので、そっち方面のニーズにはきちんと応えられるだろう。アニメーションとしては、普通っちゃぁ普通なんだけども……1話目からあんまり目を引くような部分はないなぁ。聞いたことのない制作スタジオだったので調べてみたけど、長編アニメの元請けはこれが初めてなんだね。最近はアニメスタジオも分化と多様化が進んでいるようで、無事に進行できるようなら新興のスタジオでもきっちり仕事がこなせるという明るい話題にもなるのだが……どうでしょうねぇ。 基本的に「向きじゃない」作品なのでふわっとした感想しか出てこねぇや。ここ最近はそっち方面向けの作品は視聴をやめて切ってしまう場合も出てきたので、今作もどこまで視聴するかはわかりません。「戦国コレクション」になるような覚醒イベントはないですかね(誰が喜ぶんだ)。 PR ○「十二大戦」 6 CVが日笠陽子のキャラが生存競争に参加すると序盤で死ぬ。ルーラさんが言ってた。やっぱり殺したくなる声なのかなぁ(褒め言葉)。 先にぶっちゃけておくと、わたしゃ結局こういう設定が好きである。どれだけ粗製乱造が酷かろうが、どれだけワンパターンと言われようが、なんかもう、生まれながらにワクワクする遺伝子が組み込まれている気がする。「こういう設定」って言っても案外幅広いのだが、ざっくり言うとクローズドサークルが設定され、限られた人数がルールの中で命の取り合いをし、最後の1人を争うヤツである。やっぱり「バトルロワイヤル」を多感な時期に読んだ影響ってでかいのかもしれません。 そんなおなじみのデスゲームを担当するのは、これまたおなじみの西尾維新大先生。こちらも悔しいことに、「なんだかんだで割と好き」と言うことはすでに判明している。物語シリーズもアニメが好きだし、めだかボックスなんて最近(?)のジャンプ漫画では一番好きだった。そして、今作は「12」というキーワードが絡んで「全てを1人の手に集めてください」と言ってるのだから、これすなわち「刀語」である。「刀語」はその異質な放送形態もあって傑作となったアニメシリーズだが、今回のお話はどうだろう。 「刀語」は監督の元永さん、制作のWHITE FOXの手柄が大きかったと思うが、アニメーション監督としての巧拙でいうなら、本作を担当する細田直人だって充分に「巧い」クリエイターである。特にアクション作画の構成は当代でも随一であり、最近では「リゼロ」で見事な仕事を見せてくれた。今作もあまり頭を使わないダイナミックなアクションの見せ場が多そうなので、きっと細田さんが腕をふるうポイントも多いはずだ。 問題になるとしたら、西尾維新の原作というのは「頭を使わないダイナミックなアクション」を売り出せるかどうかという点だ。彼の作風は、実際に賢いかどうかは置いとくとして、「なんとなく賢そう」に見せる虚仮威しの美学。王道を行くように見せかけてどこか必ずヒネており、なかなか真っ当な文法に乗せてはくれない。その辺りの食い合わせを今後どのように繋いでいくかが焦点となるだろう。1話目ではそうした「食い合わせかた」の片鱗が早速見えており、最も特徴的に出ていたのは圧倒的な同時発話の多さ。誰かがしゃべっているタイミングでがんがん他のキャラの台詞がまぎれ込み、先に喋っていた方の音声は自然にフェードアウトするという展開である。奥で喋っている人間の台詞が重要なものなのかどうかは定かでない(できればそうではないと願いたい)が、こうして2つ以上のセリフの進行を重ねることで「なんかいっぱい喋ってる」感が出るのと同時に、西尾維新作品では避けて通れない「台詞の多さ」の問題を時間短縮することである程度解消している。もちろん、こうして他人の台詞を無視してみんなを好き勝手に喋らせることで、「こいつら、周りの空気なんて一切読む気がないよな」というキャラクターのエキセントリックな側面も切り出す狙いもあるだろう。本来なら不親切極まりない設定ではあるのだが、なかなか面白い演出方向である。まぁ、今後はこうしてキャラが一堂に会するシーンは減りそうだからどうなるかわからないけども。 さて、十二大戦とは言いながらも、開始1話目ですでに10人。まぁ、世界設定がさっぱりわからないので「「退場者」が本当に退場してるかもよくわからないけどね。今から誰が「優勝者」になるか予想してみるのも面白いかもしれない。幸い、今のところ「魔法少女育成計画」と違って主人公が誰なのかもわかってないので、色々と創造の余地はあるはずだ(そもそも、本当に最後に残る人数が1人っていう保証も一切ない)。これでウサギがラストまで残る重要キャラだったら笑う。本当にしこりんはクレイジーなキャラでもしっくりくる良い役者になったなぁ。あと姉=日笠陽子、妹=洲崎綾っていう姉妹は、周りはどうかわからないけど間違いなく本人たちは楽しそうだ。 ○「おそ松さん(第2期)」 6 来やがったな……休息期間は1年半。これを長いと見るか短いと見るか。さぁ、今期は何が出てくることになるのか。 1期は「やりたいことを好き放題にやり散らかして逃げて行っただけやんけ!」という絶望にも似た畏怖があり、あの半年間の狂乱は未だに鮮烈な印象を持っている。しかし、こうして「人気作品」というあまりにも重たい看板を背負わなければいけなくなった2期、一体何が変わるだろうか。正直、人気作品になって有利な点などほとんどないはずだ。視聴者には好奇の目に晒され、何かといえば「1期よりも」と比べられる試練の日々が待っている。制作スタッフの心労も並々ならぬものであろう。「お前ら、1期であれだけアホみたいな成功をしちゃって、金も知名度も手に入れた今、視聴者が何を求めているのかわかるか?」と。 そして第1話。視聴者が何を期待しているかなんて、今作には関係なかった。少なくとも「金も知名度も手に入れて、人気作品になってるんですよ」ということを視聴者に余すことなく伝え、全方位に喧嘩を売っていくという純正のヒールスタイルである。「ちゃんとした」アニメだな! そうだな! 真っ先に登場したおそ松(作中)が、二目とみられぬ無残な姿で登場し、残りの5人もそりゃぁ悲惨。人気作品、人気声優。何それ食えるの? みたいな状態である。いや、これが余裕でできるからこその人気作であり、人気声優なのだが……。ファットバージョンのカラ松、声もセットで似合いすぎじゃね? って思った。 そして、1年半という蓄積がしっかりと形になっていますよ、ということを表明する(??)謎の複合技術。十四松のCGまでは余裕で耐えられたけど、トド松の実写が無理だった。登場後の画面でもちょこちょこ実写が混ざってていちいち無駄な存在感に吹く。まぁ、これくらいは朝飯前でクリアしてくる作品ですよ。そして私は今作のテンション振り切った遠藤綾が大好きなのでね。妖怪ウォッチとこれを押さえておけば、遠藤綾の闇のヒストリーはコンプできる気がします。みんな、元気で帰って来て何よりだよ。 しかし、こうして見るとやっぱりやってることは「ギャラクシーエンジェル」とかぶる気がするんだよな……。大抵の不条理はあそこがツバつけてる気がする。 ○「ブラッククローバー」 4 今期ジャンプアニメ2本目。ちなみにこの後さらに「食戟のソーマ」も予定されております。弾が尽きないのぉ。 ちなみに原作未読。ジャンプ漫画なのに。理由は、最序盤で「どうせ打ち切られるやろ」とタカをくくったため。最近はよる年波に勝てず、次第にジャンプも読む漫画が減ってきたんだよね。新連載を読み始めるのって、結構体力使うじゃない。だから1話2話読んでピンとこなかったから追いかけないパターンも最近は少なくないのよね。今作も、どこからどう見ても打ち切りの王道パターン(というか単に手垢のついたジャンプの王道パターン)だったし、絵も好みじゃなかったし、割と早い段階で読まなくなったはず。ここまで連載が続いて、アニメ化にまでこぎつけるとはねぇ。まぁ、意外とかいう以前に「知らない」だけなんだけどね。 で、そんな印象だった作品のアニメ化だが、ジャンプ作品だし、夕方だし、制作はぴえろだし、極々丁寧なアニメ化と言えるのではなかろうか。原作をそのまま持ってきたということは、個人的には「なんか、打ち切られそうだな」と思った当時の印象もそのままってことなんだよね。特に悪いことがあるとも思わないが、続きが気になる要素もないし、「正しい消費者層である少年たちにウケるように頑張れ」というくらい。まぁ、漫画と違ってアニメは受動的な娯楽なので、このまま追いかけていく予定ではいますけどね。「ヒロアカ」みたいにアニメになった時の明確な方向づけがあればもうちょっと興味も惹かれるんだけどなぁ。あと、デクもそうではあるんだけど、こっちもあんまり主人公が好みじゃない。1話目からやかましいんだよな。いや、デクに比べれば王道のジャンプ主人公なんだから見やすいはずなんだけど、声の調子なのか、台詞回しの影響なのか、単に「うるさい」っていう印象ばかりが先に立つ……。これも慣れなんだろうけどね。 とりあえず、原作ファンには嫌われなさそうなアニメ化なのでそれはそれで良いと思います。 ○「銀魂 ポロリ篇」 ー なんかもう、新番組っつうかいつものヤツっていうか……。これも地味にご長寿記録を更新し続けてる作品だよなぁ。 趣旨は冒頭で銀さんたちが説明しちゃったし、もう、特に新しい情報もないんですが、とりあえず銀魂に関してはギャグ漫画としか見ておらず、シリアスな長編が始まるとそっ閉じするタイプの人間なので、開き直ってギャグに徹すると表明している今回のシリーズは割と嬉しいです。もちろんギャグでも出来不出来はあるんだろうけどね。今更これだけ手慣れたスタッフ連中を心配する意味もないだろうよ。冒頭からDBやワンピースのパロだけだったら普通だけど、ナチュラルにけもフレぶっこんで時節柄色々不謹慎になってるあたりは、やっぱり「持ってんなぁ」って思いますよね。万に一つ、あの辺のセリフが全部杉田のアドリブって可能性もなくはないが(無いだろ)。 1発目のネタからしてきっちり最低の奴をお届けしてくれる安心クオリティで、個人的には中の人のことを考えるとハゲネタでいじりすぎてるのはハラハラしますね。かたや還暦を間近に控えながらも未だにふわふわロン毛を維持している速水奨。かたや……開き直り始めている誰か。頑張れ、超頑張れ。速水さんにこんだけクソみたいな台詞を連発させられる作品も他にないよなぁ。 「戦姫絶唱シンフォギアAXZ」 6→6 今期最終評価もこれでようやくゴールイン。今シーズン完走した作品は35本。まぁ、頑張ってはいるよね。ぼちぼち体力的にも限界が近い気がするけどね。最後の感想がこの作品ってのは、救われるような、そうでもないような。 この適当さも、このグダり具合も、シンフォギアだぁぁ! という訳で一旦閉幕でございます。今シーズンは次作が確定しているっていう状況のせいでなかなか評価が難しい部分はあるが……、とりあえず、「3期よりはずっといい」と言えるのは間違いないかな。3期はシナリオのグダり方も尋常じゃなかったが、それ以上に作画面でのリタイアっぷりが酷かったからなぁ。今期は途中に特番を挟んではいたが、幸いにして最後まで作画は良好な状態を維持することができた。ぶっちゃけ、ここまできたらストーリーがどうこういう部分は大した問題ではなく、あとは「クリスちゃんがどんなヘタレたことをしてくれるのかなぁ」とか「SAKIMORIは相変わらずポンコツだなぁ」とかいう部分を楽しむのが主目的になる訳で、可愛い奏者たちの姿が確認できればそれで満足なのである。まぁ、今期は比較的メインシナリオ部分もまとまっていたとは思うしね。ただ、今作の場合は「まとまっている」とか「整合性がある」ってのがいいことなのかどうかはよくわからないんだけども。 そして、見たかった部分についても結構掘り下げてくれているのは嬉しい部分だった。今期一番いい思いをしたのはマリアさんですかね。中盤までずっといろんなものを抱え込み続けていたが、見事ミッションをこなして信頼を確立。今では6人の中でもすっかり頼れるお母さんポジションに落ち着き、マムの遺志を継いだかのような保護者っぷりが他の5人の追随を許さない。ただの優しいマリアさんは、今後もシラキリのお母さんをやりつつ、さらにはSAKIMORIの面倒を見るパートナーとしてチームを支えていくことだろう。最終話、どさくさに紛れて翼さんに「あーん」してあげてるたやマさん、何気にポイント高くないですかね? 他にも今回は変則デュエットにより各人のまだ見ぬ部分が掘り下げられたり、きちんと「やる意味のあること」をやっているのが嬉しい。正直、3期のクリスちゃんの葛藤とかまじでわけわからなかったしな。今回は調のミッションなんかがちゃんと説得力を持って機能していたので脚本部分も及第点です(まぁ、問題も多々あるけど)。 強いて残念な点を挙げるとすれば、錬金術師トリオが予想以上にキャラとして馴染みやすくていいポジションにあったおかげで、彼女たちの退場がすごく惜しかったことくらいだろうか。3期のオートスコアラーも非常にいいキャラだったけど、連中はまぁ、所詮は人形だし、歌も歌わないし、壊れてしまうのはしょうがないかな、というくらいの認識だったのだが、今回の3人は歌だって歌えるしサービスシーンだって展開できる。何よりもサンジェルマンさんはキャラとして1人立ちして格好いいのである。どこかの機会で戻ってくることを期待しましょう。まぁ、現時点で「シンフォギア・戻ってきてほしいキャラリスト」には「フィーネ・ウェル・マム・キャロル」とどんどん名前が追加され続けてるわけですが……(どっかの飛行機のパイロットとかリストに入ってなかったぞ)。あ、ごめん、さすがにウェルはもういいかな……。 とりあえず、ぶっ放す最大火力はそこまで大きくなかったものの、「そうそう、これがシンフォギアなんだよね」と充分納得できる品質には収まっていた優等生的な(?)シンフォギアでありました。さて、すでに次作でははっちゃけることが予告されてしまったわけだが……。もう、今から井口がアップ始めてそうで怖いわ……。 「アクションヒロイン チアフルーツ」 6→6 ラストの杏ちゃんフィギュアは割と欲しいな! せっかくだから値段調べて見たら、12800円だそうだ! 買ったことないから相場はわからんけど、そんなものかな! 買えないな! というわけで、フィギュアにしても充分映える、ナイスなアクションヒロイン達でございました。ごめん嘘。アクションシーンなんて大して無かった。むしろそういうシーンは頑なに止め絵。「絶対に作画部分の力なんか見せてやるもんか」っていう鉄の意志すら感じる。まぁ、その分全体的には作画安定してましたからね。草川さん+ディオメディアという、なんとも不穏な空気を見事に跳ね除け、陰から陽へという作中のモチーフを見事に再現してみせました(そういうわけじゃない)。 ぶっちゃけ、終盤のキャップのお悩みは「本人が悩んでるほど大したことか?」っていう印象が強く、それまででも充分力技だったシナリオラインがますます強引なものになっていったのだが(自転車でかっとぶシーンは別にいらなかっただろうよ)、まぁ、そのあたりの「ベタをネタ扱いして大真面目に振り回す」のも今作の仕様の一環なのでしょうがないか。別にふざけてるわけじゃないんです、そういうお約束の積み重ねがどこまで「アニメの脚本」として通用して、どっからがギャグになってしまうかを検証していただけなんです。いや、マジでそんな気がするんだ。そうでなきゃこんな誰も得しないようなチャレンジ精神に見返りがない気がするし……あー、でも脚本書いてる荒川さんは楽しいかもしれないな……。 ラストはゴタゴタしてたので感想書けなかったけど、終始一貫して描くべきものを貫き通していたし、制作サイドの信念が感じられるので私はかなり好きなデザインでした。まぁ、特撮好きでないと面白くない部分も多かったと思うので、ただでさえ地味なところでさらに客層を選ぶような作劇だったとは思うけども……。いいじゃない、こういうノリのオリジナル作品が作られる土壌が維持されているだけでも喜ぶべきことだと思うで。何でもかんでも「お金をかけて! 人気が出る要素を何としても突っ込んで!」って目ぇ血走らせて作品作ってたら、そりゃぁアニメ業界だってクサクサしますよ。いや、今作だってちゃんとお金は儲けたいだろうし、大ヒットを期待して作ってる人もいるんだろうけど。ガルパン、けもフレに続け、みたいな願いは業界全体にあると思うんだよね。そして、今作は一大ムーブメントとまでは行かずとも、「届くべき人には届く」みたいな一定の成果は上げてたと思うんだ。あと、多分制作費はそこまでかかってないから作り手側にもやさしめ(妄想)。 個人的にツボだったのは、まず杏ちゃんの中の人がガチの特撮オタだっていうことを初めて知ったこと。伊藤未来は今回のつながりでそのうちライダーとかに出演してるかもしれませんね(荒川さん、紹介したれや)。そしてもう1つは、そんな杏ちゃんはエンディングもメインで出ているので主人公だとばっかり思ってたけど、終わってみると結局主人公はキャップであり、ゴールはキャプ×ロコだったっていうところ。ロコ先輩の無償の愛の貫き方は見事でございました。まぁほら、杏ちゃんはラストにあった通りにムラムラちゃんがいるからさ。杏ちゃんがフィギュア化してるんだったら、ムラムラちゃんもロコ先輩もフィギュア化してくださいよ。特にロコ先輩の衣装デザインは秀逸なので立体にしたら映えるぞ。あ、でも緑とか売れなそうだし、全員作る必要はないかな(差別主義者)。 さて、作中ではヒナネクターの第2シーズンがめでたく決定したそうである。じゃぁ、チアフルーツの続編は……いや、さすがに無いか……。 ○「Infini-T Force」 4 タツノコヒーロー版の「Re:CREATORS」。まぁ、間違った表現ではないよな。幸か不幸か承認力による影響は受けない様子。 いきなりバリッバリのフルCGで幕を開け、そのままよくわからないデザイン性で走りきった。一応「タツノコ55周年記念作品」らしいのだが、「記念するなら50年でやれよ」って思ってタツノコの5年前の履歴調べたけど、別になんも放送してねぇな。2013年に「ガッチャマンクラウズ」やってるけど(なんか違うな)。 「クラウズ」の時も、そして「タイムボカン」の時にも多分確認したことだが、わたしゃタツノコアニメというものを全く知らない人間で、ガッチャマンだのキャシャーンだのと言われても、なんの知識も思い入れもない。今回第1話冒頭でいきなりガッチャマンに変身したところでも、楽しくなるというよりは「なんでやねん」みたいな感想が先行するレベルである。いや、旧作のファンがあのシーンで嬉しいかどうかもわからないけども。「たくさんのヒーローがごっちゃになってる作品」というジャンルで、各々のヒーローについてよく知らないということは、それってやっぱり「Re:CREATORS」と一緒なのである。そのうちどこかから魔法少女が出て来るかもしれませんね。タツノコ……魔法少女……ハッ(察し)。 個人的にあんまりこういうCG作品は好みではないため、第一印象での採点は辛めになりがち。実際、今作のCGも良く動きこそするものの割とバタ臭い大味なデザインになっており、アニメーションとしての楽しみ方はあまり多くはなさそう。一応、最後のスタッフロールではほぼ全てのキャラにモーションキャプチャーの担当者がついていることがわかり、今作はそうした「人間の動き」に力を入れているのだろうということは想像できるのだが、実際の画面を見てもやっぱりCGモデルだからどこか不自然なところはあるんだよな。まぁ、多少不自然でも「そういう戦隊モノ」だと思って見れば問題ない気もするけども。ただなぁ、このデザインだとやっぱり女の子が可愛くないのがなぁ。 シナリオラインは、今のところ各々の元となった作品にそこまで言及していないので知らない人間でも抵抗なく見られるのはありがたい。ただ、メインの主人公チームはなんとなく知っていたとしても、それ以外の設定や各々の世界観はさっぱりわからないので、今後本作がその設定を活かした「タツノコネタ盛りだくさんアニメ」として売り出されるとちょっと辛いかもしれない。敵キャラの設定とかはどうなってるんでしょうかね。まぁ、とりあえず仲の良ささそうなちぐはぐヒーローチームがどうなるのかを見守っていきましょう。キャストが(相変わらずとはいえ)やたらとクドく、「もう業界でもやりたいこと全部やれるおっさんたちが寄ってたかって茅野愛衣をいじめる作品」みたいになっている。 「僕のヒーローアカデミア(第2期)」 5→5 正直いうと、放送が終了したという事実に気づいていなかった。だって、なんか普通に来週もありそうな雰囲気だったやん。そうか、ここで終わるのかぁ。そういえば放送が始まった時も気づいてなかったし……読売系列はあんまりアニメの放送が多くないからその辺のスケジューリングがピンとこないよな。 さておき、まぁ、安定感のある作品ですよ。贔屓目で見ずともアクション方向の見せ方は上質な部類だろうし、きっちり山を作って盛り上げるジャンプ的王道展開も心得たもの。「ハイキュー!」のアニメがあれだけ面白かったのだから、こちらだってもっと評価が上がってもいい気もするのだが……なんか突き抜けてないんだよなぁ。なんでだろ。もともと原作絵でも充分な動きが出てるおかげでアニメにした時の衝撃が相対的に小さくなるのかなぁ。 2期は途中にオリジナルを挟むなど、ちょっとスケジュールにゆとりをもたせつつの2クール。1期の時にも感じていたが、集英社は今作を息の長いものにしようと考えているようで、ほかのアニメと比べても随分ゆったりした進行になっている。おかげで単にキャラがドタバタするだけでなくてしっかりと心情面も追えるだけのゆとりがあり、雑多にキャラが集まる大所帯の作品にもかかわらず、あまりとっ散らかった印象がないのも良いところだ。ただ、その分横道にも目がいってしまうようになり、今作最大の難点である「主人公のはずのデクにイマイチ魅力を感じない」という部分がさらに際立ってしまうことに。まぁなー、単にパワー型の能力をもらってる割に本人は頭脳派キャラで行きたいみたいだしなー。爆豪とか飯田の方がよっぽどわかりやすいキャラだから少年漫画の主人公に向いてる気がするんだよなぁ。実際、主人公不在のトーナメント決勝戦はちゃんと盛り上がるわけでなぁ。サブキャラまでしっかり作られているのも良し悪しである(いや、普通にいいことなんだけども)。今回はさらに各方面で脇のキャラが中心に来る機会も多くなったので、その辺りの「中心線の弱さ」が浮き彫りになってる気がするわね。 あと、女の子にもっと活躍のチャンスをあげてもいいと思うんだけど、その辺のバランスも「少年漫画」を維持しようとしている姿勢の表れかしら。もう、梅雨ちゃんだけで一本漫画作ろうぜ。いや、カエル少女が主人公の漫画ってどうやったら面白くなるかはわからないけど。個人的には(世間の多くの人と共通らしいが)梅雨ちゃん派なので、彼女がケロッと活躍する展開がもっと見たいですね。そういう意味では、アニメオリジナルは割と嬉しかったり。 なにやら既に続編は決まっているようだし、あんまりここで区切りをつける必要もないかな。2期目では割と大人しめだったヴィランサイドの物語もこれから進んでいくことになるし、自作でまた別な盛り上がりが起こることを期待したい。 |
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HN:
Thraxi
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男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧 |