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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 エンディングがDパイ4人歌唱になってるのがイイヨネ、第6話。コーラスで参加している名緒さん、今回殺されたみたいな扱いになってたけど、ラストシーンでは「やっぱりひそねが帰ってくる家は名緒さんなんだなぁ」っぽい演出になっていたので許してあげてください。なんで名緒さん本人が四人に対して上から目線なのかはわからんけども(そういう人だよな)。

 普通にいい話、っていう展開。別にドラゴンでなくてもいいだろうし、その辺の飼い犬、飼い猫でも成り立つような「ペットと飼い主の友情物語」展開であった。単にペットの方が飼い主をお腹の中に飲み込むだけで、あとはいたって普通の友情形成。不覚にも星野さんが「ノーマ!」って呼ぶところはウルっときてしまったし、こういう素直なお話を楽しめる余裕があるのは結構なことである。

 だがしかし、今作はそんな単純な単発エピソードで幕引きにするわけにはいかない要素がいろいろと転がっている。一番の問題は「何故あの島にいたドラゴンたちは飛ばなかったのか」という部分であり、今回はいい話風にまとめられているのでラストパートはごまかされたが、その実、ノーマが飛ぶことになった理由は未だよく分かっていない。「星野さんが素直になって友情形成できたからうんたら」って言い出したら、島に来た初日からノーマはいうこと聞いてるはずだし、二人の間に何か決定的な変化がなければ、島での離陸は不可能だったはずだ。そして、ノーマの飛行を皮切りに残りの3体も次々に帰路に着いたのも不思議なところ。ノーマが何か結界じみたものを打ち破ったおかげで残りも飛べるようになった、っていう理解でいいのかな。ノーマが飛んだ時に意味ありげに祠の石碑が傾く描写があったが……事務次官や上の人間は「島の理由」を全て知った上で今回の試験を導入しているわけで、ふわっとした「友情や愛情」以外にももうちょっと具体的なトリガーはありそうなんだよな。何か決定的な要因を見逃してないかしら……。

 そして、単体で見れば「いい話」だった星野さんのお話も、ドラゴンという存在を4体まとめて総体だと認識するとまだまだ解決したとは言い難い。たまたまノーマは尽くしてくれるタイプのドラゴンだったというだけの話なのだろうか。少なくとも二人(1人と1頭)の関係性は、ひそねとまそたんの間では絶対成立しない関係性のように思える。ドラゴンに個性があるのは当然のことだが、それでも事務次官が「Dパイになるためには条件が必要」と明言していた部分は、どのドラゴンでも共通して持っている性質であるはずだ。「人間の精神的依存を勝ち取る」のが目的であるとするなら、やっぱりノーマの行動原理は少しゆがんでいるような気がするのだが……。別にいいのかなぁ。星野さんが一番自分のことを見てくれる方策が、「ただ黙って彼女のいうことに従う」だということまでノーマが理解しているのだとしたら……いい話っぽく見えて、実は割とホラー要素があるよね。結局、命令したり、操ったりしているのは、人なのか竜なのか……。

 まぁ、そんなシリアスなことを考える必要がある作品でもないのだろうけども……。とりあえず、次週には名緒さんの首(仮)の2号機が作られていることに期待しよう。

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 見てきました。今確認して気づいたんだけど、もしかして今日って封切り日だったの? ぶっちゃけそこまで熱心なファンというわけでもない私が初日に観に行ったのは熱意や愛情からではなく、本当にたまたまタイミングが合ったからです。でもまぁ、1本目が嫌いじゃなかったので、速やかに観られたことはありがたいと思ってますよ。

 しかし、今作をどう評したものやら……。難しい。まず、ネタバレ無しで感想を書くのが難しい。1本目はわかりやすいシナリオで、この2本目も別にそこまでひねったものではないのだろうけど、3部作の2本目ということでやっぱり「初見は不確定の状態で見た方がいいんじゃないかな」と思える要素がいくらかあったので、ここでそれに触れてしまうのは問題がある。あと、私が特にゴジラフリークではないというのも大きな問題で、どこからどこまでがゴジラ的「お約束」で処理できる「言っちゃっても構わない部分」なのかがわからんのだ。いや、マジで分からんの。そもそも「メカゴジラってもともとどういう存在だったの?」っていうところから分からんからね。そんな人間でもちゃんと2本目を観に行く気にさせた映画、というだけでもそれなりのものだが……本作の場合、観ていてどんどん「Funny!」という感情が沸き起こるシナリオだった。なんというかなぁ……「そこはそっちに行くのかよ!」っていうツッコミと、「そりゃそうなるだろうな!」っていうツッコミが入り乱れててね……正直、ゴジラを知らない私から観ても「これ、ゴジラファンが求めてるゴジラじゃないだろうな」っていう感覚はある。でもまぁ、SFアニメとしては悪いものじゃないんですよ。ポリゴンピクチュアズの本気は相変わらず肌で感じられるクオリティですから。

 うーむ、どこをどういう風に触れたらいいものか……。

 

 

 

<というわけで、以下ネタバレありの状態で書いていきますのでご注意ください>

 


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 久野ちゃん参加作品が今季さらに増えたぞ、第6話。大沢声優って突然バズるタイミングがある印象なんだけど、もしかして今期が久野ちゃんにとってのターニングポイントなんだろうか。結構役の幅が広がっていて楽しいぞ。

 まぁ、そんなことはこの作品ではあくまで些事でして、今回は謎多きカンパネルラさんのお話。1話目の時点で「この人何してるんだろな?」という疑問があったわけだが、今回いよいよその謎のヴェールが剥がされ……なかった。結局なんであんな二重生活を送っているのかは不明のまま。さらに、ワイズマンは「破格の報酬で雇われているだけ」と繰り返していたことから、クロパネルラさんはそれなりに(すぐに使える)資金を持っていることが判明している。支部の資金不足で苦しんでいるというカンパネルラさんの生活は、全くの偽りということになるんだろうか。まぁ、この世界は大ゼル持ちになったハルも一瞬ですかんぴんに戻るような世界なのであんまりお金の概念を気にしてもしょうがないのだが……。このまま謎が解決されない場合、シリーズのボスキャラがカンパネルラさんという可能性が……あったからどうやねん。

 そして今回は、一応作中では初めて(?)の「ワイズマンと戦わずに済んだお話」でもある。ハルだけで考えればすでに一緒に働いていた身なので今更ライバル関係もクソも無いのだが、ほんの一瞬でもハルたちと手を取り合って戦おうとした事実があるのはちょっと心温まる部分である。というか、本当にワイズマンの方が主人公属性が高いので、このまま裏と表がひっくり返ってクロパネルラさんがメインの世界になったりしないもんだろうか。1週間で大金消しとばす連中より、依頼に忠実でちゃんと上司のことを考えてあげられるワイズマンの方がいい子達だもんね。ちなみにエンディングテーマをリピートしてて曲の中の「ノットワイズスペンディング」っていう言い回しがやたら気に入ってしまった。今後生活の中に取り入れていきたいフレーズである。

 そうそう、今回はコールがなかったので不幸になる人間は誰もいなかったはずなのだが、前回召喚された沼の魔女のおかげで「コールはキャラを生成しているのではなく、あくまで転送して呼び出しているだけ」という新たな設定も判明した。コールされる人たちはコール業者と提携でもしてるんでしょうかね。さすがにこの世界にいるあらゆる人間がコールの対象になってるわけでもないだろうし。そうなると、星1の連中の契約ってものすごいことになってそうだよな……。

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<緑>
 
斧折りの獣 Axebane Beast (3)(G) C
クリーチャー・ビースト
3/4
 あんまり盛り上がらない方のバニラ。なんでよりによって「パワー4以上」とかいう条件がある世界で3/4なんだよ。一応確認してみたが、赤にはちょいちょい登場した4マナ3/4バニラも、緑にとってはかなり久しぶり。どこまで遡るのかと思ったら、なんとまさかのポータル三国志「南蛮の象」ってんだから驚きである。そんなサプライズいらんから。
 
生体性軟泥 Biogenic Ooze (3)(G)(G) M
クリーチャー・ウーズ
2/2
〜が戦場に出たとき、2/2で緑のウーズ・クリーチャー・トークンを1体生成する。
あなたの終了ステップの開始時に、あなたのコントロールする各ウーズの上に+1/+1カウンターを1つ置く。
(1)(G)(G)(G):2/2で緑のウーズ・クリーチャー・トークンを1体生成する。
 リーガルセットでは初となる神話のウーズ。ウーズというと変な能力をもった連中がレアに大挙しているイメージだったので神話が無いってのは意外だったが、この能力を見ればそれはそれは神話である。5マナで2/2が2体。ここまでならまだOKだ。しかし、インスタント除去で素早く本体を除去しないとすぐさま3/3が2体になる。5マナで3/3が2体なら、普通は満足するだろう。しかし地獄は続き、ターンを重ねればこの2体は際限なく大きくなるし、さらにその傍らには仔ウーズまで生まれ始めるかもしれない。まぁ、すぐに止められなかったらゲームが終わるくらいが神話の基準値なのだから、対処法が多いこのカードはそこまで大したことないのかもしれないが……リミテッドならさっさとデッキを片付けるレベル。せっかく恩恵がありそうなのでスタンにおけるウーズ人口を調べてみたが、残念なことに現在使えるのは「腐食軟泥」1体のみ。あれぇ、意外と少ない……。
 
生体性改造 Biogenic Upgrade (4)(G)(G) U
ソーサリー
最大3体までの対象のクリーチャーに、合計3つの+1/+1カウンターを割り振って置く。その後、それらのクリーチャーの上に置かれた+1/+1カウンターの数を2倍にする。
 シミック的ダイナミックドーピング術。最低でも盤面に6個のカウンターが増えるという劇的ビフォーアフターなフィニッシュブロウ。特に事前準備なしでも、3体のクリーチャーに+2だけでも割とゲームは終わるだろう。しかし、それだけでは5マナで6つ置けた「増え続ける成長」やクリーチャーの数を問わない「群れの力」に負けてしまっている。まぁ、どっちもたいがいコワレだったが……この呪文をさらに美味しくいただくためには、やはり事前にカウンターを用意してさらなるブーストを狙いたい。暴動や順応でカウンターが散乱している状態なら、この呪文の効果は2倍にも3倍にもなりうるのだ。ぶっちゃけそこまでやるとオーバーキルなんじゃねぇか疑惑はあるが、やるなら徹底してシミック的に。カニの腕とかエリマキとか、みんな欲しいでしょ?
 
終末の祟りの先陣 End-Raze Forerunners (5)(G)(G)(G) R
クリーチャー・猪
7/7 警戒 トランプル 速攻
〜が戦場に出た時、あなたのコントロールする他のクリーチャーは、ターン終了時まで+2/+2の修正を受けるとともに警戒とトランプルを得る。
 色々雑すぎる確実なるエンドカード。緑には割とお約束のジャンルで、中でも最高傑作だと思われるのは何と言っても下の環境の「エルフ」などでも活躍する「孔蹄のビヒモス」だろう。横に並べて一気にドーンが分かりやすく決められるジャンルのカード。こちらの猪はそんなビヒモスを同じコストでより守備的に運用できるようにしたもの。修正値が2で固定なので、「並べてドーン」するというコンセプトを考えると大人しくなった感は否めないが、代わりに自身も含めて全軍に警戒がばらまかれるので、万一このアタックで決めきれなかったときにもディフェンスラインが下がらないのが売り。まぁ、こんだけの効果でわざわざ返しのターンを想定するのも女々しい話だが。一応、他に味方がいない孤軍奮闘モードの際はビヒモスよりも効率が良くなるので、横に並べる保証がない場合には一応代わりを務められるだろうか。なお、リミテでは(略)
 
激昂した角獣 Enraged Ceratok (2)(G)(G) U
クリーチャー・サイ
4/4
〜はパワー2以下のクリーチャーによってはブロックされない。
 質実剛健、黙って与えられた仕事を黙々とこなしてくれそうな頼れるアンコ。頼れるサイズに頼れる回避能力、いつだって実力を発揮できる、グルールでも課長クラスの実力者。周りで誰が働いていても定時で帰るし、周りに誰もいなくても定時に出勤する。多分、こういう生真面目なお父さんのおかげで、日本の社会はなりたっているんだろう。ありがとうお父さん。でも、もうちょっと特徴があった方がコメントが捗るよ。
 
門破りの雄羊 Gatebreaker Ram (2)(G) U
クリーチャー・羊
2/2
〜はあなたのコントロールする門1つにつき+1/+1の修正を受ける。
あなたが門を2つ以上コントロールしているなら、〜は警戒とトランプルを持つ。
 突然のヒツジ!! 珍しいクリーチャータイプやなぁ、と思って確認したら、なんとカードとして存在するのは歴史上たった2枚だけ。なんというクリーチャーなのか、一発でわかった人は多分間違った人生を歩んでいる人だ。俺は「ヒツジってなんかあったっけ?」ってちょっと考えて1枚しか思い出せなかったからセーフだ(よりによって古い方を思い出す)。ちなみに5年前に「史上2体目の羊」が生み出された時にも私は「レアなタイプだよ!」と全く同じことを書いている(当然、覚えてなかった)。まぁ、そんなもんよ。さておき、過去の歴史を振り返っても割と穏やかな人生を歩んできた連中だったわけだが、そこに現れた突然の荒くれもの。もう、羊の皮をかぶった何かだ。3マナ2/2は仮の姿であり、わざわざこいつを採用してるデッキが門を使わないわけがない。よっぽどのことがない限り4/4警戒トランプル以上。それが3マナで出せるってんだからとんでもないプレッシャーだ。門デッキはライフを回復したり、クリーチャーを除去したり、カードを引いたりとサポート能力に長けていたがなかなかフィニッシャーの任を務めるカードが見つからなかった。このカードなら絶対に「燃え立つ門」に巻き込まれて死ぬ心配もないし、2枚3枚と集まれば、門デッキも立派な暴虐である。さぁ、デッキをつくろうじゃないか。これを見込んで門ばかりかき集めて「1枚もおらんやんけ!」っていうお約束のパターンは勘弁だぞ。取らぬ羊のなんとやらだ。メェ。
 
活力の贈り物/Gift of Strength(HOU)」 C
 イラストの縮尺がすごいことになってるんだけど、これって遠近法とかじゃなくて、マジで巨大化してるんやな。完全に怪獣大戦争やんけ。+3程度でそんなにならんでも。今回のジャイグロ枠はなぜかこんな渋いカードが再録された。まぁ、緑が天敵としているアゾリウスの飛行軍団に対抗するためには、いわゆる飛行対策枠に加えてジャイグロ枠と兼用でもう1枚増やしたかったってことなんだろう。いっそ「蜘蛛の掌握」にしてもらえればいやらしくて面白かったのに。
 
成長室の守護者 Growth-Chmber Guardian (1)(G) R
クリーチャー・エルフ、カニ、戦士
2/2
(2)(G):順応2を行う。
〜の上に1つ以上の+1/+1カウンターが置かれるたび、あなたのライブラリから〜という名前のカードを1枚探し、それを後悔して手札に加えても良い。そうしたなら、あなたのライブラリを切り直す。
 エルフ・カニ。うーん、シミック。2マナ2/2のいわゆる熊だが、なんと3ターン目にいきなり順応を使用可能。エコーコストを払ったら3ターン目に4/4が殴りに行けるようなもんである。しかもこのカニ、単なるエコーではない。何しろ起動するだけでライブラリから仲間のカニを呼べるのである。出して、順応して、殴る。これだけのシンプルな挙動が、直接的なアドバンテージと「線」の構造につながってくる。レアだからって何してもいいわけじゃないだろ。中盤以降でも5マナ4/4と考えれば文句なしで運用可能。リミテッドだと流石にお友達にテレフォンするのが難しいので単なる「ちょっといい肉」どまりだが、まぁ、それでも最低限の仕事はできるので、どの辺りで引くのかが悩ましい。軽めのコストで順応が起動できるカードは、シミック狙いならさっさと引いちゃっていいのかしらね。
 
グルールの獣使い Gruul Beastmaster (3)(G) U
クリーチャー・人間、シャーマン
2/2 暴動
〜が攻撃するたび、対象の、あなたのコントロールする他のクリーチャーはターン終了時まで+X/+0の修正を受ける。Xは〜のパワーである。
 暴動による選択肢の悩ましさ。4マナで2/2速攻と3/3。どちらも大したことないステータスだ。しかし、これにご覧の能力をつけるとこれまた悩ましさが増す。二段攻撃ではないが、事実上、こいつのパワーは2倍になるのと同じ。つまり速攻で奇襲に成功したら4点分のライフが稼げて、カウンターにすれば次のターンからは6点分のダメージが増えるという。なんとまぁ悩ましい。相手が隙を見せたのなら、これは4点のダメージを叩き込む方で使ってもいい気がする。もしくはいち早く戦場に駆けつけて他の戦闘をなんとかひっくり返したいという局面もあることだろう。タフネスの高い壁をぶち抜きたいときなんかは、さっさと速攻で出すモードも結構選ばれそうである。パワーをあげる系のカードとは全て相性がいいので、装備品、オーラ、そしてカウンターがらみのあれこれなど、色々と面倒を見てやろう。
 
守護計画 Guardian Project (3)(G) R
エンチャント
トークンでないクリーチャーがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、それがあなたがコントロールしているクリーチャーやあなたの墓地にあるクリーチャー・カードと同じ名前を持たないならば、カードを1枚引く。
 シミックギルドが追い求める理念の1つに「多様性」がある。「調和」を旨とするセレズニアとは真っ向からぶつかる考え方でもあり、「みんな一緒でみんないい」なんてゆとり教育はまっぴらごめん。「みんな違って俺だけいい」が究極進化を求めるシミックの求めるところだ。そんな多様性を推し進めるのがこのエンチャントで、誰も見たことがないクリーチャーを生み出すことができればご褒美にカードが1枚もらえる。ドミニオンで言えば「異境」に入っていそうなギミックである(最近ドミニオンも全然やらなくなったなぁ)。あらゆるカードを4枚積みたくなる構築戦だとむしろ活躍しにくいカードなので、活躍の場はもっぱらリミテッドだろうか。適当にデッキを組んでも大体のクリーチャーがキャントリップ扱いになるはずだ。デッキコンセプトも何もなく雑に強いだけのカードになっちゃうのが問題ではあるが、レアなので勘弁してほしい。構築戦で使うとしたらいろんなクリーチャーをシルバーバレットで詰め込んだタイプのデッキになるだろうが……4マナ設置でわざわざこんなことをするのも迂遠すぎるので、「発見の道」あたりを使っておけばいい気がする。
 
培養ドルイド Incubation Druid (1)(G) R
クリーチャー・エルフ、ドルイド
0/2
(T):あなたのコントロールする土地が生み出すことのできる好きな色のマナを1つ加える。〜に+1/+1カウンターが置かれているなら、代わりにそのタイプのマナを3点加える。
(3)(G)(G):順応3を行う。
 今回のレア・マナソース。実はマナクリーチャーのデザインって案外難しくて、せっかく能力をてんこ盛りにしたレアのマナクリーチャーも「結局シンプルなカードには勝てないよな」ってんで「ラノワールのエルフ」に負けてしまう展開がほとんど。過去にやらかした事例といえば「貴族の教主」くらいじゃなかろうか(あと一応「死儀礼のシャーマン」)。そう、やはり2マナになるとなかなかマナクリーチャーも活躍は難しいのだ。このカードは旧シミックの「円環の賢者」に似ており、カウンターの量次第でマナの生産量が変わってくるのだが……なんか色々とバージョンアップしてるな。まず、出せる色マナの種類が多い。土地次第なので「これ1枚で事故を回避できた!」みたいなことは無いかもしれないが、ギルドランドなどの多色土地の恩恵を二重に味わうことができる「反射池」仕様はマナシンボルが重たいラヴニカにぴったりだ。そして、多少重いが自力でカウンターを乗せる能力を持っているのもえらい。最悪これ1枚だけの状態でも、マナの生産効率を一気にあげたり、無人の荒野を殴りに行ったりできるのだ。マナ生産量増加の性能も雑に強く、1つでも乗せていれば3マナ出せるという。もう、順応とかどうでもいいからさっさと別な呪文でカウンターを乗せて驚異の3マナエルフとしての人生を全うしていただきたい。今回こそ、2マナレアエルフが世界を変えることができるだろうか。
 
マンモスグモ/Mammoth Spider(DOM)C
 突然ここで「今回の再録状況」を確認してみると、白が「協約のペガサス」1枚、青と黒は1枚もなく、赤も「反逆の行動」だけ。多色は「吸収」「屈辱」の2枚で、アーティファクトは「ゴミ引きずり」と「ひっかき爪」の2枚だ(土地はほぼ全部再録)。各色から満遍なく再録されていることがわかるが、なぜか緑だけひときわ多く、「活力の贈り物」「塔の防衛」「根の罠」、そしてこの蜘蛛で4枚もの再録が含まれている。なんでこんな偏りが出ているのかは不明だが、まぁ、余計なカードを増やさずにセットが回せるのはいいことなのか? コモンレベルだと再録が多くてもそこまで不満はないしな。で、こちらの蜘蛛は割と最近までお世話になってたやつ。今回の緑は多方面から飛行対策に力を入れているが、その中でもメインで投入しやすく絶対に腐らないのがこいつ。グルール方向の緑なら、攻めはもっと低いマナ域で用意してしまい、マナカーブをこいつで締めてしまうのもありだろう。
 

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5月12日 ドラフト模様(DOM×3)

ピック順 【Alessi】→【Chrolony】→【Tanaka】→【Thraxi】→【Serra】→

 

 ドミナリア3戦目。前回が8人戦からの一気に5人戦(平常運転)なので、もう全然違うゲームみたいな気がします。

 あとはまぁ、個人的に精神的消耗が激しいイベントの後にこれを書いているので、軒並み適当になります。ご了承ください。

 


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 癒された……第15話。今期プリキュアはクサクサした心にしみるお話が多いですね。いや、過剰にしんどい回もあるのだけども。

 ルールー回なのかえみる回なのかはわからないけど、多分その両方。もう、とにかく可愛らしいしポップだし、キレキレのギャグ描写が本当に愉快。1話目から継続して感じていることだが、本当に今作は昔ながらのサトジュン演出の強みが分かりやすく、コロコロしたギャグ描写が冴え渡っている。今回のように徹底してギャグに寄せたエピソードならばこれがさらに際立つことになり、あらゆるカットが丸っこくて可愛くてしょうがないのである。

 元々ヘンテコクラスメイト枠で登場したえみるだったが、キュアエミールという極まった姿(けっこうプリキュア!)を手に入れると同時に、ギター演奏なんて謎の趣味まで展開してお腹がいっぱいになるくらいに個性を発揮。そりゃまぁ、ルールーさんでなくたってこんな人間に出会ったら情報が処理しきれずに脳がパンクしてしまうだろう。それでも根っからの優しさという部分はブレないので、しっかりとルールーへの情操教育の役に立っているという。それにしても……女だてらにギターを弾くことがそんなにダメなことなのか……あれ? そういえばどこぞのご令嬢プリキュアもギター担当だったような? ギュイーンとソウルがシャウトするのです!

 コロコロしたデフォルメギャグテイストの多さはメイン3人の扱いにも波及し、こちらはもう、完全にモブレベルの処理。でも今回は別にいいよね。四人目のプリキュアを探しているのだから、ここはせっかくなのでキュアエミールに花をもたせてあげましょうよ。残念ながら今回の一件で再登場はなくなってしまいそうな雰囲気だが、今後のルールーの展開次第では本当にかけがえのないポジションに落ち着くかもしれませんよ。かつてはプリキュアにならずともプリキュア以上の強さを誇るというキュアゆいちゃんみたいな存在もいたことですしね。えみるさんはどこまでクライマックスに食い込めるかな?

  個人的には「そろそろパップルさんも退場が近づいてるなぁ」っていうのが寂しい今日この頃。プリキュアにありがちな「三下だと思ってたやつが意外とラスボス」パターンに……ならんやろなぁ……。

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 これが……後書き作家の底力……総集編! 総集編でも楽しませてくれるアニメは有能。

 まぁ、総集編が無い方がファンとしては嬉しいわけですが、尺の問題だったり、製作体制の疲弊だったり、致し方ない事情もあることなのだろう。昨今のアニメでは1クールでも間に休憩を入れる作品が増えてきている。そうした実情を「いかにお茶を濁すか」ではなく、「いかに視聴者を楽しませるか」で考えてくれている作品というのは嬉しいもので。最近では「Re:CREATORS」が総集編にもかかわらずとんでもねぇ新規カットをぶち込んだ上で度肝を抜いてくれたし、作画チームの労力を減らしながらも工夫できる余地ってのは案外あるものだ。芸人を集めて訳のわからないことをやっている「BEATLESS」は見習って欲しいもんである。

 今回はピトさんとMの二人対話の形式をとった総集編。完全にメタ視点から「今までの物語を振り返ってみよう!」みたいな中身ではなく、あくまでエムが戦果報告するためのアーカイブという立ち位置で語られているのが興味深く、例えば本人は絶対に言いたくない「あのくだり」についてはなんか自然にうやむやのままで話が繋がっている。エムさん側の事情を考えればそこは察してあげられるところだろう。また、いちいちBGMの入れ方にこだわったりして新たなテイストを盛り込むところも興味深く、クライマックスのレンの大活躍はまさに「エムさんが頑張ってピトのために編集したレンちゃんのいいところ動画集」みたいな趣が愉快である。本編中ではあまり触れられていないピトとエムの関係性も今回の対話から掘り下げられているため、新規の情報も上乗せされて単なるまとめになっていないのは丁寧なところ。これって流石に原作には無いパートなのだろうし、わざわざ原作者自らアニメのために「総集編のシナリオ」を書き起こしたってことなんだよね。そういう一手間がやっぱり嬉しいところ。

 そして、そんな一手間が二手間にも三手間にもなっているあたりが業の深いところで……後書きちゃうやん。単なるMADやん。原作者がフルで遊んじゃうアニメって凄いな。今後も出番があるんでしょうかね、「銃が出てくる作品ばかり書いている小説家」。

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 1120日という日付に思い入れがある人がどれくらいいるだろうか。誰かの誕生日だったり、命日だったり、結婚記念日だったり、そんな人はたくさんいるのだろうが、私にとってもその日付は忘れられないものになっている。2004年、1120日。伝説的萌えソングユニット、UNDER17が解散した日だ。わずか3年という短い活動期間を全力で駆け抜けたアンセブは、当時の私の様々な感情形成に大きな影響を及ぼし、ラストライブには参加できなかったものの、共通のファンとは涙しながらその喪失について思いの丈をぶつけていた記憶がある。

 そして、この度新しく、5.13という日付も歴史の1ページとして刻まれることになった。アンセブの活動期間は3年。そして、Roseliaの活動期間は未だわずかに1年。それでもなお、この日の記憶は忘れられないものになるだろう。アンセブのラストライブのタイトルは「そして伝説へ」。このたびのライブがEwigkeit(永遠)になり、伝説になるかは、まだ誰にも分からない。

 

 歴史的瞬間をその目に焼き付けんと、意を決して向かったライブビューイング。本来ならセットリストとともにそのレポートでも書きたかったところなのだが、どこをどう切り取っても感情的な話しか出てこないし、あまりレポートにする意味もない。しかし、生来の難儀な性分から何かアウトプットせずにはいられない。そこで今回は、Roseliaというバンドのこれまでとこれからに思いを巡らしつつ、ライブを見て感じたこと、今まで感じてきたこのたびの顛末への由無し事を、自分語りの一形態としてまとめていこうと思う。

 

 


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 なんとなくいい話っぽい終わり方からの提クレバックやめろや、第6話。何故かそこの部分だけは決してブレないんだよな……まぁ、「ぱんつぱんつ〜」ならしょうがないか。

 物語はどんどんシンプルな方向へ。既存のルリグが入り乱れてのバトルロイヤル形式なんて面倒な設定を丁寧に処理する時間も意味もないため、手持ちの駒は大体一か所に集まっていくことになる。今回はシリーズ初の「友達同士の明るいセレクターバトル」なんて刹那的な展開も発生し、まるでトーナメント戦を勝ち上がるかのように、少しずつ勢力がまとまりつつある。

 まずはチーム清衣&すず子。前回の時点で翔ちゃんを生贄に捧げて(?)ドーナが清衣陣営に参戦。今回は清衣自身もなつかしのルリグ姿を披露することでトリプルヘッド体勢で挑む予定だったのだが、そこは相変わらず理不尽なルールの壁に阻まれてしまい、何故かドーナが強制退場になってしまった。この辺りの「やって確かめなきゃわからないルール」はカードゲームあるまじき最低のシステムなのだが、そもそもセレクターバトルが最低なのは1期シリーズからブレない要素なので致し方ないところだろう。図らずも「ツインピルルク」という夢の共演を実現させた2人は友情パワー&清衣の実力でもってじわじわとカーニバル陣営を追い詰めるが、これまた理不尽な横紙破りで再逆転を喫し、あわや素寒貧の危機に瀕するも、なんとかこれを回避。今回新たに千夏をメンバーに加えたことで、ルリグ複数持ちのセレクターが清衣とすず子の二人体制になった。今のところセレクターとルリグの数のトータルでいえばナンバーワンのチームと言えるだろう。

 対抗となるのは、そんな清衣さんの着実な攻めをひっくり返してしまったカーニバル陣営である。デフォルトのルリグはグズ子だが、むしろメインウェポンはあーやの方であり、さらにそこにカーニバルさん本人の顕現という最終兵器までもが重なる。現時点で「3人目のルリグ」を保持できるのはカーニバルだけの強みであり、その理由は不明。本来であれば圧倒的な経験値の差で清衣すらふみ潰せるところだが、その代償としてか(?)この世界の創造主たるマユさんに意識を引っ張られるという難儀な問題も抱えている。普段なら絶対ありえない、バトル中の強制終了からルリグフィールドへの召集、さらに訳のわからない文句を聞かされたりと、未だに特権的な(?)立場は崩していない。カーニバルさんが普通でないことは前シリーズの里見もすでに理解していた様子だったが、彼女とマユのつながりはいつ明かされるのだろうか。

 そして、そんなカーニバルさんに一度はボコられながらも可能性を見出されたダークホースが、マッスルルリグ・レイラさん率いる独立愚連隊。ただひたすら正面からぶつかってルリグを強奪するだけという、今作では珍しいくらいにストレートな存在だが、そもそもレイラさんが自身のレゾンデートルを失いつつあるようで、彼女がどこまで快進撃を続けられるかは不安が残る。保有ルリグに遊月と花代さんの二人がいるんだけど、こちらもツインピルルクみたいな合体技で勝ち星を重ねたりするんだろうか。緑子さんは……まぁ……。

 こうして3つのチームが出揃い、互いの状況を牽制しつつもトップを目指していく形。そして、遊月を失った一衣さんはやっぱりいつものように友達のところに飛び込んで泣き出すしかないのである。どこまでいっても役に立たない残念な子。これまでなんとか秘密にしようとしていた事の顛末も結局洗いざらいるう子に明かすことになり、そんなことがタマの耳に入ったら、もう選択の余地はない。ガバガバになった人とルリグの境界線を容易く乗り越え、ついにタマが古巣であるカードの中へと帰っていった。さぁ、いよいよ復活の最強タッグ。これにて新生、チームるう子の伝説が再び幕をあけるのである。とりあえず、当面の敵は遊月を所持しているレイラということになるが……レイラさんは誰彼構わず突っ込んでいくので、その辺の野良デュエルで負けてたりしたら遊月さんの身柄確保が難しくなりそうでちょっと怖い。早めに回収してあげましょうね。あ、ホットミルク冷めてますよ。

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