最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
ドラフトがお休みだから気楽に更新できるわ。
Sacrifice Play (捨て駒) (2)(W) C インスタント ゲーム外の人間は、対象の対戦相手がコントロールする攻撃クリーチャーかブロッククリーチャーを1体選ぶ。そのプレイヤーは、それを生贄に捧げる。 再帰的チェスでは、再帰的チェスで勝って初めて駒を取ることができる。 いわゆるサクり系除去だが、サクるカードをこっちが選ばず、かといって相手も選ばず、という不思議な着地点になった1枚。選択肢が1つしかなければ意味はないが、複数ある場合、完全な部外者が周りにいる状況で使うと運ゲーになり、なまじMagicを知ってるやつにやらせると、どっちのプレイヤーが好きかの人気投票になったりもする。なんだそれ。ちなみにフレーバーの「再帰的チェス(recursive chess)ってのはどういうことかというと、イラストを見るとなんとなくわかる、チェスがチェスする入れ子構造のことである。いや、ごめん、意味わかんない。
Very Cryptic Command(実に謎めいた命令) (1)(U)(U)(U) R インスタント 次のうちから2つを選ぶ。 「対象のパーマネントを2つアンタップする」 「対象のプレイヤーのコントロールする、名前が1単語であるパーマネントを全てタップする」 「あなたの手札を全て捨て、その後捨てた枚数に等しいカードを引く」 「対象の、あなたの墓地にあるインスタントかソーサリー呪文・カードを手札に戻す」 お馴染み「Cryptic Command/謎めいた命令(LRW)」のパロディ呪文。イラストや形式は大体同じだが、それぞれのモードがそれぞれ不可思議。特に本家リスペクトって感じでもないが、強いて共通の特徴をあげるなら「やや微妙」ということくらいだろうか。まぁ、本家がガチすぎるから。一応確認しておくと、モード選択と対象の決定は呪文を唱えるときにやる必要があるので、3つ目のモードで捨てたカードを4つ目のモードで回収したりはできない。
Old-Fashioned Vampire (古風な吸血鬼) (3)(B)(B) U クリーチャー・吸血鬼 3/3 飛行 〜は、外が暗いかぎり+2/+2の修正を受けるとともに接死を持つ。 “頑張って忍び寄るか、やめとくか……ねぇ?” ゲームをやる時間次第で桁違いに能力が変わるアンコ吸血鬼。このセットの発売は12月、つまり(北半球なら)最も日照時間が短い時期なので、一番プレイされると思われる期間中は割と強い。ただ、イラストの吸血鬼はパジャマにつっかけ、片手でエールを引っ掛けているところを見ると、あんまり夜中にお外で仕事をする気はないようである。
Over My dead Bodies (俺の屍を越えていけ) (4)(B)(B) R エンチャント 墓地のクリーチャー・カードは、それが戦場にあるかのように攻撃やブロックできる。それらは墓地にあるクリーチャー・カードのみをブロックでき、ブロックされる。それらは本来のタイプに加えてゾンビでおまり、Undeathtouch(接不死)を持つ。(それらがクリーチャー・カードにダメージを与えた時、それらのカードを追放する) あなたの墓地のクリーチャー・カードは速攻を持つ。 墓地が第2の戦場へと姿を変える面倒臭いエンチャント。本来の戦場はそこだけ、墓地は墓地だけで交戦関係は完結しているが、プレイヤーにダメージが届くのは一緒なので管理が大変である。それにしても「接死/deathtouch」でクリーチャーが死ぬのはわかるが、「接不死/Undeathtouch」で追放になるのはいかがなもんだろう。生き返ったら無限ループだけども。墓地のクリーチャーたちは「栄光の頌歌(10E)」みたいな戦場にいるクリーチャーに効果があるカードの影響は受けるんでしょうか。墓地のクリーチャーが対象に取れるかどうかもわからないなぁ……。
Garbage Elemental (ガラクタの精霊) (4)(R) U クリーチャー・エレメンタル 2/4 激情2(このクリーチャーが攻撃してブロックされないたび、それはターン終了時まで+2/+0の修正を受ける) 〜はWordy(冗長な)クリーチャーにはブロックされない。(ルールテキストが4行以上あるクリーチャーは冗長である) なんと懐かしい「激情/Frenzy」能力を持った、史上2枚目のカードである。未来予知で作られた「激情スリヴァー(FUT)」は結局リミテッドですらろくに使われなかったどうでも良さではトップクラスのキーワード持ちだったが、今回ここで復活したということは、制作チームはこの能力の実用化を考えているということなのか、逆にもう黒枠での採用はないと考えたのか。今回は色んな実験が盛り込まれてるからなぁ。あ、「Wordy」は黒枠採用されないやつです。一応ブロック回避と「ブロックされなければ」の能力なので相性はいいのだが、これが書いてある本人のルールテキストが長いのはどうなのよ。
Really Epic Punch (マジで勇壮な殴打) (1)(G) C ソーサリー 対象のあなたのコントロールするクリーチャーは、それが宿主であるか拡張されていれば+2/+2の修正を受ける。その後、それは対象の、あなたのコントロールしていないクリーチャーと格闘する。 そいつは並の熊よりもスマートだ。 やったぜ! タルキール龍紀伝で登場して我々に笑いを届けてくれた「勇壮な対決(DTK)」、そしてその元ネタ「凶暴な殴打(KTK)」に続くパンチ劇場第3弾である。「凶暴な殴打」ではスーラクが熊をぶん殴り、生まれ変わったタルキールを舞台にした「勇壮な対決」では今度はドラゴンをぶん殴っていた。新しいこのカードでは、まるでスーラクに殴られた憂さを晴らすかのように熊がドラゴンを殴っているのである。ただ、よく見るとカードの効果の「拡張されたクリーチャー」からもわかる通りに、これが普通の熊ではないんだよな……。ドラゴンだってこんなのに殴られたらそりゃ怯むわ。
Entirely Normal Armchair (いたって平凡な安楽椅子) U アーティファクト あなたのターンの間、〜が手札にあるなら、あなたはそれを戦場のどこかに隠しても良い。 (0):〜をそのオーナーの手札に戻す。いずれかの対戦相手のみが、〜を見つけた時にだけこの能力を起動して良い。 (2)、〜を生贄に捧げる:対象の攻撃クリーチャーを破壊する。 「隠す」って言われたってどうすればええねん、と思うが、普通に考えたらなんらかのカードの下にこっそり潜ませておくのが無難だろう。ただまぁ、あんまりぴったり重ねて全然見えないような状態でプレイするのも興が冷める気もするが。相手の隙をついて、本当に戦場の隅っこに何気なくおいとけば案外気づかれないかもしれない。別なゲームでいうなら「いかさまゴキブリ」みたいなゲームになる……かな、どうだろう。ちなみに、なんでただの安楽椅子でクリーチャーが死ぬかというと……イラスト参照。うん、なんの変哲も無いね。そうだね。気づかない方がどうかしてると思う。
Kindslaver (親切隷属器) (5) R 伝説のアーティファクト (5)(T)、〜を生贄に捧げる:ゲーム外の誰かは、対象のプレイヤーの次のターンの間、そのプレイヤーのコントロールを得る。どのプレイヤーも、そのターンの終了時までその人に助言はできない。 “ゆっくりしててよ。代わりの人を連れてきたから” 誰でもわかる通りに「精神隷属器(SOM)」のパロディ。設置コストが1マナ軽くなったが、起動が重いのでトントン。その上で、効果は当然本家には及ばず、またまた出番です、ゲーム外の誰か。これ、何も知らない人にターンを託して突然カード破かれたりしたらどうするんだろう。いや、そんなアホな、って思うけどさ。今、なんとなく普段ドラフトしてる空間を想像したら、周りにいる部外者に、本当に無茶苦茶しそうな奴がいるんだよね。もしかしたら即死光線とか打ち始めるかもしれない。とりあえず、他のプレイヤーに任せるのが無難かも。お鉢を回されたプレイヤーの程よいバランス感覚が求められますね。まさに、親切心の勝負だ。
Krark’s Other Thumb (クラークの別な親指) (2) U 伝説のアーティアクト あなたがダイスを1つ振るなら、代わりにダイスを2つ振り、片方の出目を無視する。 クラークって奴は、賭け事で親指を失っては「大勝負だ!」ってんですぐに戻ってくるようなゴブリンだったな。 こちらは「クラークの親指(MRD)」のパロディ。あっちはコインフリップだが、今回はダイスロールである。ただ、注目なのは効果そのものではなく、これが伝説のくせにアンコモンという低いレアリティで収録されているということ。さらにフレーバーテキストも参照すると、どうやら「超ラッキーだったゴブリン」として伝説となったクラークが、ひょっとしたら自分の「親指」をしょっちゅう色んなところで負けの代償として支払っていたんじゃ無いかっていう疑惑が浮上してくるわけで……絶対ニセモンやんけ。
Modular Monstrosity (怪物化した接合者) (7) R アーティファクトクリーチャー・構築物 3/3 対戦相手が呪文を唱える旅、あなたは5秒以内に今日まだ〜のために言われていない、過去にクリーチャーカードに印刷されたことのあるキーワード能力を1つ選ぶ。そうしたなら、〜はその能力を得る。そうでなければ、〜は全てのキーワード能力を失う。 効果の詳細については公式記事参照。一応重要な記述としては、プロテクション(赤)もプロテクション(カヴー)も、全て「プロテクション」という同じ能力としてカウントするので使いまわしはできないということ。あと「過去に印刷されたことがある」という条件付きなので、例えば滅殺能力なら最大でも4までしか宣言できない。ちなみに、当ブログでは割とゆるい意味で「キーワード能力」という言葉を使ってしまっているが、厳密には能力として名前がついていても「キーワード能力」で無いものも結構多く、例えば「飛行」はキーワード能力だが、「スレッショルド」や「強襲」はキーワード能力ではない(その言葉単体で意味を持たないため)。それでもキーワード能力は結構な数があるので、気になる人はWikiなんかで調べて「理想のキーワード能力リスト」を用意しておけば、いざという時に最強のモンスターを作れるかもしれないぞ。とりあえず破壊不能にしてから二段攻撃、そして回避能力と並べていくのがベストか。回避能力は相手のコントロールしている土地渡りが手っ取り早いが、実は「馬術」と宣言するのが最強だったりする。
PR 踊れマンボウ、第7話。聞けば聞くほどにエルメスの相槌は適当すぎるよな。おしゃべりなモトラドって個性のくせして……。 今回の旅人は「キノの師匠」と言う謎の人。そうか、そりゃキノもあんだけの射撃技術があるんだから師匠筋の人間くらいいるわな。ってことは少なくとも過去にそこに定住してしばらく修行してる期間があったってことなのだね。いや、もしかしたら生まれ育ちがそこなのかもしれんが。バックグラウンドについての説明は一切無い作品なので、主人公であるはずのキノの情報すらこんなにあやふや。でもまぁ、こんな短いエピソードの中でも、「アァ、この人なら確かにキノの師匠かもしれんわ……」と思えるようなスケールの大きな人でございました。 今回のサブタイトルは「歴史のある国」。ただ、ちょっと面白いのは「歴史のある」という部分が必ずしも「国」だけにかかっていると言うわけではないところ。なにしろ、これまで訪れたたくさんの国だって、そりゃ歴史はあるはずなんだ。ずっと海を彷徨い続ける船の国とか、ずっと移動し続ける迷惑な国とか、それぞれの国を「歴史ある」と形容するのは間違いではないわけで、今回の国だけを取り上げて「歴史のある」というのは妙な話。それじゃ、一体どこに「歴史」という特性を感じれば良いかというと、キノと師匠という二世代の「旅」のおかげで、国のビフォーアフターがはっきり見える、「時間が認識できる国」というのが、(視聴者目線からすれば)この国最大の特徴と言える。他の国々はあくまでもキノたちが見た「今」だけが問題になるお話であり、今回のように「数十年前があり、今がある」という2つの時点をお話のキーにしているのは、今回だけということだ。 国に歴史あり、人に歴史あり。しかし、歴史というのは人が作るものであって、国はその語られた歴史だけが残されている。そんな誤謬というか、欺瞞というか。見せたくない部分がチラッと見えてしまうのがキノさんの底意地の悪さである。でもまぁ、当時暴れまわっていた腹黒いお役人さんたちも、今となっては孫が可愛いだけのおじいちゃん。過去には色々あっただろうし、ムカつく奴らだったのは間違いないのだが、それこそ「昔の話」ですからね。師匠とそのお弟子さんも、三日三晩のバカ騒ぎで散々困らせた時点である程度溜飲は下げているでしょうから、キノ目線でも師匠目線でも、この国に対してそこまで悪感情はないのかもしれない。今となってはただの「歴史のある国」なのだ。 それにしても奔放で無敵な師匠だったな……いくら武器が豊富だからって、同じ技術レベルを保持しているはずの軍を相手にしてたった二人で戦えるものなのか……まぁ、基本的にこの世界は「国と国との戦争」みたいなタイミングが多くないので、警察も平和ボケしてたのかもしれないですけどね。そうなると、師匠やキノみたいな生粋の武力頼みって珍しい人種なのかもしれない。いかにもラノベにふさわしい、明快でスッキリなオレツエー展開。ここまでふざけた強さを見せられると楽しくていいですね。理屈抜きのチート性能だと「師匠にだけは勝てなかった」っていうキノの強さも格が落ちないから安心だし。 あと、すげぇ細かいところで1つ気になったのは、この世界における通貨の概念ってどうなってるんだろう、という部分。これまでたくさんの国を巡ってきたわけだが、どの国も完全独立自治だったから、おそらく国の中で完全に閉じた経済が存在しているはずなんだ。話の通じないようなオリジナリティ溢れる国もいっぱいあったし。そういう世界において、「全ての国で隔てなく使える通貨」なんてものは存在し得ないと思うのだが、師匠は最初に警察に捕まった時に「どれくらい払える?」と聞かれていくらかの通貨を提示している。キノもそうなんだけど、入国時にいちいち貨幣の両替とかしてる様子もないし、「外から持ってきた通貨」がそのまま使えているという描写なのだが……もしかしたら金や銀など、そのまま価値を持つ物品で流通させてるのかなぁ。まぁ、細かい部分だから気にしてもしょうがないんだけども。 前回二週間後と言ったな。ありゃぁ嘘だ。一週間でも来る人間は来た。今回も相変わらず人数バースト気味の七人戦。疲れた頭にはしんどい作業やで。
Round1・「かたすくに」 1、地下の堅い土の国。 2、石高の加増。 3、黄泉の国、また、死後の世界。中津国。 4、[枕]「緒」「引く」にかかる。 5、肩が抜けるほど重い荷物のこと。 6、生まれ変わったように。一転して。 7、黒岩涙香によるシェイクスピアの戯曲、「ハード・ショルダー・プリエステス」の訳本。 ①一発目から意味のわからないこと言うのやめてもらっていいですかね。 ②「国」の「多寡」なのかなぁ。今回はろくに答えの吟味作業をしてないので詳細不明なのが多いです。 ③ある意味1番と被ってるから消せるな。うん。 ⑥これ、誰かが呟いてたけど「高須クリニック」からなんだよね。 ⑦「ハード」→硬、「ショルダー」→肩。す〜ぐにダブルミーニングにする。なお、「尼」でプリエステスは無理がある模様。それとも「比丘尼」かな。
Round2・「いんぶんいんぶ」 1、文武ともにすぐれていること。 2、中山の宰相、または公子という。未詳。自殺。 3、「印度は文武両道」の意。 4、(故事成語)殷の文夏は大酒飲みの成らず者で名を知られたが、ある嵐の晩に氾濫する黄河の水を飲み干し英雄となったという逸話から、どんな悪癖も特には役に立つということ。 5、吹奏楽部の別称。 6、学問と武芸の両方において陽の目を見ないさま。 7、学問、武術ともに優れぬこと。 陰部に韻文ってことは、やっぱりエロ漫画の「正」の字を書くあれのことだと思います。 ②「未詳」と来てから「自殺」と落とす新しいパターン。広辞苑構文も組み合わせ次第で新鮮さが増すよ! ③案外そうかもしれん、とか思うけど、インドの武って言われても蛇とか象を駆使する流派しか思い浮かばない。 ④長い。誰かに「俺、なんとなく股間を触ってしまう癖があるんですけど、この癖も何かの役に立ちますか?」と尋ねられ、僕は押し黙った。 ⑤色々と議論されたが、正解は「吹部は部員がたくさんいるから、ぶいんぶいんです」とのこと。「PL学園の野球部だって部員いっぱいいるだろうが!」「PL学園の吹奏楽部だって人いっぱいいるでしょう」「確かに」 ⑥⑦この2人、今回なんかやたらと発想が被って互いに嫌そうな顔をしてました。
Round3・「たちはめ」 1、勃起した陰茎に、さもハーメルンの笛につられた子供らのごとく求心される精神の病。フロイト学派が命名。 2、貴族の邸宅に仕える下女を指す語。 3、裏に牛皮を張った雪駄に似た履物。 4、(太刀を食めの意で)人の不幸を願う捨て言葉。 5、互いに性分の良く合うこと。特に男性どうしの睦まじくあること。 6、→攻城戦。 7、稲村和夫の伝奇小説「悪党たちは冥府を走る」の略称。 「前から? 後ろから?」とか散々いじられた結果、出題者が「答えは卑猥じゃないよ」と先んじて漏らしてしまったため、卑猥じゃない答えがたくさん集まりました。 ①ね! 「この答え1本で東京の誰かも満足してくれるだろうな」 ⑦どう考えても「たちはめ」って言う略称にはならないよね。
Round4・「まんなおし」 1、満州警察の標語。「満州、世直し」の意か。 2、幕末の藤堂藩藩士。佐幕派の説客として高名であったが、後転向。軽薄の士として知られる。子爵。 3、琉球王国尚真王治世下の摂政。 4、運の悪いのをよくするためにある事を行うこと。 5、人類補完計画。 6、人魚のこと。 7、雁鴨目の中、比較的大きな水鳥の一。古くは食用にされた。 ①それなりに最近の話のはずなのに意味がしっかり伝わってないあたり、戦時のゴタゴタが伺えるようです。 ②こういう奴に限って爵位とかもらったりしてるんだよな。 ③考えてみりゃ琉球王国の歴史なんて何一つ知らんな。 ④「さて、それは何でしょう?」みたいな書き方やめろ。 ⑤ Man直し。直した結果がこれだよ。 ⑥「なるほど、**の部分を魚に直したからですね」って別な人が言っていたが、執筆者が何を思って書いたかは不明。
Round5・「ちぼゆ」 1、13世紀イランの神秘家。仏教に傾倒した。 2、小声でほえる、小声で鳴く。 3、中華人民共和国の思想家。文化大革命期、毛沢東思想に傾倒し、修正主義批判を展開。 4、稚児が産湯に浸かるにたいし、乳母が身を清めるための湯。 5、父、母、友人。親しい人。 6、フランスの神父。明治初頭に来日し、美作県の発展に貢献した。岡山の県父。 7、内縁の子。不貞の子。 「ちぼゆ」で検索するとふっかつのじゅもんみたいなパスワードリストしか出てこなくて、どれほど単語の音として不自然なのかがわかりますね。 ①③すーぐ傾倒する。 ④「乳母湯」。勝手に風呂入れよ。
Round6・「ゆーから」 1、北日本に見られる藍染め技術、またその織物。ユーカラ織。 2、(仏)甘草入りキャンディー。商品名に由来。リコリス。 3、アイヌに口承されてきた叙事詩。孤児として育った少年ポイヤウンペが、両親の仇討や許嫁の奪還のために敵と交える激戦の数々の物語。 4、アイヌに伝わる労働歌。 5、マリンガの一種。「よりよい世のために」で知られた。 6、香辛料の一。ユーカリとも。 7、(居留地で流行した)女性が男性を誘う語。 すぐにそう言うことゆーから。 ③みんな大好き、ポイヤウンペ。今後のたほいやでの活躍が期待される新たな主人公です。 ④まぁ、アイヌ被りなので消せるんですけどね。 ⑤何一つ意味がわからずに議論の中心となった。様々な可能性が推測されたが、最終的に執筆者に尋ねたところ、「わかんね」というどうしようもない返答であった。 ⑥ハーブではあるが、香辛料ではない。 ⑦「Hey,youから誘ってよ」。
Round7・「へるまんとどろてーあ」 1、ギリシアの思想家。「大文学史」は名著。 2、グリム童話「ヘンゼルとグレーテル」ハンガリー語版の題。 3、アジア帝国ウイグル圏に轟く地獄男、エビライ・カーンのこと。 4、ゲーテの物語詩。フランス革命を背景に避難民の娘ドロテーアと実直な青年ヘルマンとの出会いから結婚までを描く。 5、ブラームスの歌劇。敵対する家系に生まれたヘルマンとドロテーアの悲恋を主題。 6、イギリスの巷説。夜道で出会うという女性の怪。本邦では口が耳まで裂けた女性として語られる。 7、オーストリアのドナウ川河畔の商業都市。人口28万8千人、面積36、4平方キロメートル。中世、商業により栄えたが、オーストリアに併合されて後衰退。 最初に出題された時にはどうなるものかと思ったが、冷静に見たら途中で分節できることに気がついて一安心だった語。まぁ、分割してない答えもちらほらあるが。 ①ついに広辞苑先生が書評も始めたぞ。今のところ「名著」って書いてある項目はない。 ②「ハンガリーでもヘンゼルはヘンゼルじゃね?」 ③ヘル(地獄)マン(男)トドロ(轟)テイア(帝亜)。説明……できちゃった……。……で、何これ? ④またゲーテ。あいつ、せいぜい「らいねけぎつね」ぐらいしか書かない奴だからさ。 ⑤もうちょっとオリジナリティを持てよブラームス。 ⑥「水木しげるが喜んで飛びつきそう」。 ⑦「狭くね?」って言う意見がほとんどだったので、せっかくだから比較対象を探したところ、京都市上京区が約7㎢で総人口が8万5千人、中京区だと7.4㎢で11万人、下京区が6.8㎢で8万2千人だそうです。合計すると京都中心部は約21㎢に28万人住んでいる計算になるので、京都中心部くらいの人口密度なら余裕ってことでした。「いやでも、ちょっと雨が降るとドナウ川に流されるから、無理です」(某氏談)
Adrable Kitten (カワイイ子猫) (W) C 宿主クリーチャー・猫 1/1 〔このクリーチャーが戦場に出た時〕 6面ダイスを1つ振る。あなたはその目に等しい値のライフを得る。 もう、この形でスポイラ書くの無理やんけ!!! イラスト見てくれ! あと公式記事も翻訳されたのでシステムについてはそっち参照な。「Host/宿主」クリーチャーは、他のクリーチャーパーツのAugment(拡張)の土台として使われる。拡張カードがどんなものかも、面倒だから記事見ろ。拡張能力は、宿主クリーチャーが戦場にいるときにコストを払うことで合体生物を生み出す能力である。例えば「多頭の-子猫」とかが生まれる。英語版限定でジェネレーターもあるぞ。もう、本当に「だからどうした」の世界だ。別にオーラでええやん、テキストが書き換わるとかいう違いはあるけど、そこまでたいした差じゃないし。一応、拡張カードの方は「唱える」ではなく起動型能力なので、対応して宿主を除去されてもフィズらないで手札に残る点はちょっと違う。ドラフトだとどれだけ宿主が出てくるかによるが、どうせ拡張は1回しか使えないんだし、大したギミックではない気がする。ビジュアル見て楽しむ程度だな。
もういいッ! 休め! WUG! もういいんだッ! 第6話ッ! もう、画面が気になって中身が入ってこないんですよ。どう考えても「設計図」段階でしかない映像を見せられても、「さぁ、ここからどういうアニメを作るんだろうなぁ」っていう「あり得た完成図」を想像するばかりでなんだか悲しくなってくるんですよね。 今作は新章になってからマジでコンテ演出を全部板垣監督が担当しているのだが、これって多分他のスタッフに回してる余裕すらないからだよね。トップにいる人間が直接青写真を書いて、そのまま「青写真」を放送してる状態。本当に完成してるのは音素材だけ。もう、各種仙台市内の風景を楽しみつつ、WUGっぽいドラマCDを聞いている状態に。わたくし、今期がスタートした時に「DYNAMIC CHORD」を作品として成立していないと吐き捨てたわけなんですが、まさかこの作品がそっちの方向に歩み寄って行くことになろうとは……。 なんども繰り返される同じ映像を見せ続けられてまるで間違い探しでもやらされているかのようだし、宴会場に6人が入場してくるシーンなんて、DYNAMIC CHORDの伝説の1話、階段降りに勝るとも劣らない仕上がりになっている。いっそこのままのテイストを維持して5分アニメにしてしまい、「動きすぎたてーきゅうの逆バージョンギャグ」として売り出したら成立するかもしれない。あとは、「いかに素材がない状態で30分を繋ぐかコンテスト」みたいなトライアルだと思えば楽しみ方も生まれてくるかもしれない。人それぞれに味わい方は無限大。 いやさ、こうして無理やり茶化してないと見てられないからさ……。本当に口惜しいのは、お話の方は(そこまで)悪くないんだよ。女子中学生が控え室に忍び込んでそのままお風呂になだれ込むくだりなんかは「アイドルのくせに警備ガバガバだし、真夢がポンコツすぎるだろ」とか思うけど、そのくらいの強引なネタ回しは許容範囲内だし、アイドルアニメの温泉回で、巻き込まれるのがJCってのはなかなか斬新で、それこそちょっと売上が上がりそうな素敵映像でもついていればなかなかそそられるシチュエーションだ。映像があればね! それ以外にも、今回は全編「WUGとのツアー」というレクリエーションのみで進行していたわけだが、なんとなくそれっぽい企画の中身でメンバーみんながお気楽に楽しんでいるのが分かって実に良いインターミッションである(まぁ、今期はずっとこんなテイストだけど)。その上で菜々美がちょっと株を上げてみたり、佳乃がWUGの将来にふと想いを馳せてみたり、きちんと先の展開を見据えたネタも入っている。そして何より、いつも通りの「遅刻しそうでピンチ!」という緊張感も、最終的には誰も不幸にならずにストンと1話で全部が落ち着いてなんとなくハッピーになれているところもストレスがかからずに気楽にみていられる。映像があればね! もう、ほんとそれしか言うことない。 そしてついに次回は万策尽きたことを公に宣言する特別編の挿入である。普通の作品なら「フザケンナ! ちゃんとスケジュール管理してればそんな苦し紛れの逃げを打たずに済んだものを!」と怒るところなのだが、今作に限っては「もっと早くやってくれればよかったのに……」という後悔ばかりが先に立つ。板垣さん、スケジュールはどこまで調整できるんですか……。 ネクロマンチストがチートすぎる、第7話。もう、あっちの最強もこっちの最強も、全部あいつに振り回されっぱなしじゃないですか。 今回のお当番は辰と巳の兄弟。だと思っていたのだが……結局回想シーンばっかりで現実の時間帯ではほとんど出番がなかったやんけ。どんだけ影薄いんだこいつら。まぁ、この手のバトルロイヤルは目立たず勝つってのも一つの作ではあるのだが……。個人的にちょっと驚いたのは、兄弟の弟の方のCVが鳥ちゃんだったことである。弟が鳥ちゃん、兄がえぐぅ。なんか変な感じ。 お約束の死亡フラグと言える回想シーンも、すでに死んでしまった人間ならばへのかっぱ。辰巳兄弟の回想は、回想の中でさらに回想されるおかげで何がどうなってるのか結局よく分からないまま終わってしまうという微妙なものだった。とりあえず、この2人を輩出した家系は常に「二人一対」で代表者を選び出す家系ってことだけは分かった。「最後の一人になるまで殺しあう」イベントに必ずコンビ芸を輩出する家系って一体……。そして、当の兄弟も一応は「最後まで生き残れるのは1人」ってことは認識してたみたいですね。もし万が一生き残るルートだったとしたら、最後に残るのはどっちだったんでしょう。やっぱりお兄ちゃんの方かな? 注目されていたのは何と言ってもウサギとの邂逅シーン。一体どんな情けない殺され方なんだろう、と不安を抱えながらみていたのだが、なんとまぁ、想像以上にあっさりと、マジで情けない死に様だった。ここまであっさりだと死亡フラグも何もあったもんじゃねぇな。一応、弟の方は何か探知系の能力を持っていたみたいで、あのタイミングでは別現場で細工をしていた猿の動向に気を取られた結果殺された風の描写になっていた。探知能力ってことは、戦闘で使えるスキルはあんまりなさそうだな。実際、回想シーンでもお兄ちゃんに助けられてばっかりだったし。「最高のコンビネーション」とやらがあったらしいが、回想含めて一度たりともそれを見ずに終わってしまいました。本当に最高だったのだろうか。単なる蛇拳と火炎放射器使いに猿やら牛やらに勝てる芸があるとも思えないんだけどな。 こうして退場したはずの弟だったが、なんとまぁ、死んだ後の方が活き活きしてるという。前回は完全籠城を決め込んだ馬をがっちり追跡し(本当はネズミを追いかけてたはずだけど)、見事にこんがり焼けました。ただ、ちょっとウェルダンで焼きすぎたようで、馬の死体はウサギとお友達になれなかった様子。一応その辺の制限はある能力のはずなのだが……でも、弟の死体はどれだけ寸断されようと、どれだけ細切れになろうと強敵相手に八面六臂の大活躍。いや、0面二臂しか無いけどさ。まさか片腕だけでも最強候補の牛さんを黙らせるパワーがあるなんて……いや、さすがに牛さん情けないのでは。あの場面で虎がいなかったら牛さんはやられてたってことですからね。そしたらもう、残るのはネズミ・ウサギ・タツの3人だけ。うわー、盛り上がらなそう。 幸か不幸か、なんか因縁があるらしい虎さんが酔った勢いでもなんとか牛さんのいうことを聞いてくれたので、ようやく弟の死体にも片がつきそうである。こうしてみると、肉片一つ残さずにイノシシを啄んで殺してくれた鳥さんは優秀やったんやな。とりあえず虎が火の輪くぐりを終えればなんとか生存できそう(ネクロマンチストの死体が火に弱いのは馬さんが証明済みだ)。そこから牛を助ける判断ができれば、もう一回真正面からのバトル……かな? さすがのウサギも最強候補の一角が欠けるかもしれないシーンだったら黙ってみてるだろう。となると、ラストに関わってきそうなネズミは置いとくとして、問題になるのは飛行能力だけのお兄ちゃんの方ということになるが……次回予告の死亡フラグが本当に切ないなぁ。 何故巨乳役ばかりが回ってくるのか、第7話。ぴかしゃマジックはウィンターマジックなんて軽々と残り超えてみせるぜ。 ぶっちゃけ、2期に入ってからはネタとして微妙な回が多い気がしています。まぁ、単に慣れの問題ってのもあるのだろうが、今回も「げんし松さん」や「三国志」ネタなど、これって別に松を使わなくてもいいんじゃない? みたいな設定のネタ回しが多くて、そういうのって本当に勢いだけでごまかさなきゃいけないからあんまり望んでないんだ。1期のデカパンとダヨーンが雪中行軍するやつみたいに完全に振り切れた頭のおかしさがあれば話は違うんだろうけども、げんし松さんとか、本当に愚にもつかないネタで穴埋めしてるだけに見えるんだよなぁ。今週に至っては意味もよくわからんかったしなぁ。まぁ、最後に出てきた博物館のインストラクターのお姉さんが日笠ボイスだったから、そこだけ(単なる兼ね役やんけ)。 で、そんな「やや微妙」だと思っていたところに投入されたのが、Bパート、「おそ松とトド松」だ。これこれ、やっぱりこういうのがあればこそだよな。こないだのチョロ&一松回も良かったけど、六つ子から特定パーツだけピックアップしてその絡みから性格を掘り下げる話は「おそ松さんオリジナル」なのでやっぱり気になって見てしまう。今回は、そんな中から長男と末っ子がピックアップされたわけだ。 1期はトッティのヤバい側面が残りの5人によって掘り下げられる、という展開が多かった気がするが、今回はそんなトッティのホームグラウンドである合コン会場を舞台に、おそ松という隠れたモンスターが牙を剥くお話。でもさ、どっちかっていうとおそ松側の心理の方が理解できるよね。合コン会場なんて、そら「ヤりにきてんだろコンチクショウ」って思うよね。脇チラとか、それこそセクハラで訴えても怒られないよね。まぁ、そういう心理の人間を会場に連れて行くなよ、って話なんだろうけども。トド松のスマホで何をしてきたのかわからないが(えぇ、わからないですよね)、賢者のようになっていたおそ松がトッティと固い握手を交わしたのもほんの一瞬。そこからはもっとも年が離れて(?)、最も生き様の離れた兄弟による信念のぶつけ合いである。そして、勝ったのは何とおそ松の方。飲み会の空気と、そこからの逆転劇が功を奏し、何故かクソゲスのおそ松の方が荒くれ者の女の子に受け入れられたのであった。そうねー、そういう飲み会独特の雰囲気ってあるあ……ねーよ。女子サイドのガードが相当低い展開だったら万に一つのチャンスがあるあ……るかなぁ。日笠ボイスのミラクルだよなぁ。まぁ、ぴかしゃとえみりんが目の前で飲んでたら、「何? 土下座でもすればいいの?」って気分になりますけどね。おそ松、羨ましいやつよ……。 それにしても、メインの客層になった女性サイドはこういう話をどんな気持ちで見るのだろうな。世界ってぴかしゃみたいな女性ばかりじゃないですよね……。
銀枠ゥ! 銀枠ゥ! とディオ様が言ったかどうかはわからないが、銀枠世界である。いやいや、さすがにこれのプレビューを書く意味はないでしょ……と思うわけだが、本当にね、やっぱりいいカードが揃ってますわ。からくりギミック、そこそこ穏当でゲームとして成立しそうなバランスで作ってあるし、将来的には何か形を変えて黒枠に再導入されないもんかね。その時にはめでたく親分も使えるカードに……ならんでいい。
残念ながら英語版のみで販売されるUnシリーズ、しばらく待てばMTG Wikiあたりにネタの解説は全部掲載されるはずなんだけど、ちょいと時間もかかるだろうし、リアルタイムで上がってくるカードのヘンテコなところや、頑張ってる姿が見たい! ってんで、「全部のカードをレビューはしないけど、分かる範囲で面白いネタは拾っていこう」というのが今回の記事の狙いです。まぁ、私の拙い英語力では早々に限界を迎える気もするんですが。いろんな角度からMagicを楽しみたい人たちは、じっくりとUnのカードを眺めて見てはいかがだろうか。なお、メカニズムの話なんかはいちいち解説しないので公式記事参照。
カード名クリックでカードイラストへのリンク。フレーバーの試訳は関係ありそうな時だけ付けたり付けなかったり。
ミラクルぺっちゃん劇場、第6話。多分これ、双子の演じ分けで別撮りしてないと思うんだよね。声優・洲崎綾の本気の仕事ですよ。 3組目のお当番となったのは双子レーサー・宍戸姉妹の栃木県茂木女子校。「雇い主と労働者」→「主人と下僕」ときて、今度は「双子」。分かりやすく2者関係が変遷していきますが、今回は前提条件がいがみ合いでなくて「仲良し」っていうところが毛色の違うところかな。 双子ってのは、我々のような一般人からすると想像も出来ない存在なので、ある種の憧れもあるし、アニメのフィクションに最適な神秘性がある。私はまだ兄弟姉妹が多いのでそういう血の繋がり程度ならば理解できる部分もあるのだが(電話口とかならよく兄や妹と間違えられることがあった)、やっぱり「実際に見ても自分と同じ顔で他者が見分けられない」ほどの現し身っていうのはスペシャルである。その存在がいい部分もありつつ、どうしようもなく恐ろしい時もあるに違いない。双子を持った親御さんってのは、その双子をどのように「個人」として扱っていくのでしょうかね。 幸い、宍戸姉妹は仲が良いタイプの双子であり、仲が良すぎて次第に自我が怪しくなるというおっかないレベル。ただ、本人たちもこれまでそれでいいと思って人生を歩んでおり、そこに現し身への嫌悪感は感じられない。双子がテーマの物語っていうと、定番の筋書きは「双子のどちらか(もしくは双方)が強い自我を抱え、自分をきちんと個人として見てほしいと願って反発する」というものだろうが、今作の場合、そうして「自我」を根拠にした葛藤は今のところ描かれていない。あくまでも外的要因から「これではひょっとして駄目なのだろうか?」と、やっぱり2人一緒に、同じように思い立っているのである。一応、少し前に「同一性の問題」を浮き彫りにする事件は起こっているようで、まだ詳しくは語られていないがおそらく「どこぞの野郎が片方(まりあかな?)に告白したんだけど、そいつはどうせ区別がついてなくてどっちでもよかったんだ」みたいな問題だろう。まりあは自分だけ告白されたという秘密を抱え、ゆりあはそれを見て傷ついたという秘密を抱えた。まぁ、その後仲良く手を繋いで帰っているので、すぐに打ち明けて2人で思い悩んだのだろうけども。 この2人に限って、喧嘩別れの心配はなさそうである。問題は、こうした問題を起点にして義務的に「個性を持たねば」と思わされた結果、急ごしらえで差別化を図ったせいで、無理が生じてしまうという部分だった。これまでの人生をずっと一緒に、同じようにして歩んできた2人。それで全てが上手くいっていたはずなのに、無理やり個性を探そうとして急すぎる変化を遂げたせいで、コンビネーションがついてこなかったのだ。興味深いのは、この差別化を引き起こすために「まりあの髪を切る」という物理的な変化を選択したこと。さらに「別々の宿をとる」という方法で周辺環境にも変化を与え、少しずつ「ドライバーとしてのまりあ」、「パッセンジャーとしてのゆりあ」という個性を形成。「ちゃんと違うことができるんだ」という確証が得られた時点で、最後のトリガーとなる断髪を決行した。こうして外見が変わることで、周りからの視線も変わってくる。目の前にいるのが確実に「自分と違う存在だ」と認識できることで、自然に立ち居振る舞いまで変わってくる。率先して自分に変化を与えた姉のまりあは、関係性を引っ張る「大人」の方向へ。変化の契機を委ねたゆりあの方は、まりあについていく「子供」の方へ。本人たちは意識していないにも関わらず、外的要因から少しずつ「個」が生まれていく過程は非常に興味深い。 内的要因から発生したわけではないこうした変化は、2人の人生にとってもいい影響が与えられるばかりかと思ったが、やはりサイドカーレースにおけるコンビネーションはデリケートなものだった。ドライバーたらんとするまりあ、パッセンジャーたらんとするゆりあ。二人は「自分が変わらなければ」という強い思いが先行し、分け身たる相手のことがおろそかになってしまった。常に相手が見えないからこそ見て、声が聞こえないからこそ聞く。バディの基本とも言える繋がりはこれまで意識する必要すらなかったはずなのだが、皮肉なことに、個性の芽生えと共にそのリンクは不確かなものになってしまったのだろう。二人が事故を起こした場所は、カメラが設置されていなかったことを考えるとなんてことないコースの一部だったに違いない。そんなところでのクラッシュを起こしたということは、何かよっぽど致命的な連携ミスが生じたということだ。果たして、双子の繋がりは再び結ばれることになるのだろうか。 なお、もうズカコンビは完全にギャグ要員として定着したらしく、今後お当番回が絶対にないことが確認されたっぽい。まぁ、毎回何かしら傷跡を残してくれるので、こっちの方が美味しい存在と言えるのかもしれないけども。 |
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