最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「王様ゲーム The Animation」 4 未だに宮野真守×堀江由衣っていう主人公カップルが通用するという強い時代。新興勢力に微動だにしない強さ、素敵だと思います。 原作は多分既読。「多分」ってどんだけ頼りないねん、って思うけども、これには理由があるのさ。というのも、僕ぁ「十二大戦」のところでも書いたけど、この手のデスゲーム設定って無条件で好きなのね。そのせいで、漫画喫茶にこもるときって、「なんか新しいものを読みたい……」って思ってこういうゲームものを手に取ることが多いのですよ。まぁ、そのうち7割はハズレを引かされるんだけどさ。いろんな作品を読んでは「同じような設定だよなぁ」というのでどんどん印象が曖昧になって、結局どれを読んだかすらろくに覚えてないもんだから、次に漫画喫茶に行った時に同じタイトルをもう一回手にとってしまったりもするのだ。そんな読書姿勢なもんだから、「多分」既読。まぁ、このタイトルはそこそこ早めに登場した作品だったとは思うし、読んでるのは間違い無いのだけど、内容は大して覚えてないってことである。 ただ、読んだといってもおそらくシリーズの一本目だけだ(2本目以降に手をつけなかったということは大して面白くなかったんだろう)。アニメの方はスタート直後から「あれ? こんな話だったっけ?」と首をひねったのだが、どうやらアニメオリジナルの構成で続編あたりと混ぜてしまっているらしい。まぁ、それなら新規の作品として楽しむことは出来るのかな? ただ、正直アニメとしての強度はあまり高くない。映像が取り立てて悪いということはなく、いわゆる「作画崩れ」に類するものはないのだが、全体的に絵作りが無神経。例えば冒頭のリレーのシーン、主人公がヒロインにバトンパスするわけだが、パスの時点でヒロインが走り出していないのはどう考えてもおかしいんだけど棒立ちだったりする。そういう細かいところが積み重なって「絵のだらしなさ」みたいなものにつながる。ヒロインが「胸の差」で優勝するカットなんかも、どう見てもそんな僅差になってない変なカット割りでゴールしてるし、あんまり「ちゃんと画を描こう」という意識が感じられない。制作スタジオのセブンってところはどこかで聞いたことがあると思ったら、なんと「森田さんは無口。」以来、脈々と5分アニメだけを作り続けてきたスタジオではないか。今作でいよいよ長編アニメ(の元請け)デビューすることになったわけだ。まぁ、それなら全体的に品質が低いのもしょうがないのかな……。 脚本部分もやっぱりお粗末なところが多く、「追い詰められる緊迫感」みたいなものが一番大事なタイプの作品なんだけど、割とキャラクターが馬鹿。個人的に一番違和感があったのは、「クラスメイトが突然変死してる!」っていう事実が判明してパニック状態になった時に「全部こいつが殺したんだ!」ってキレるやつとか、そんな非常事態に「あんた、この子のこと殺そうとしたってこと?」という「今そこなの?!」っていう指摘をするやつとか、いまいちパニックものとしての心情描写が真に迫っていない。その辺りが漫画読んでてもピンとこなかったところなんでしょうかね。 正直あまり期待していない作品だが、「2シリーズを混ぜ込む」というのはかなり野心的なシナリオ改変ではあるので、それが吉と出るか凶と出るか、その辺りは見守っていきたい。2クラス分のキャラクター全員にキャストを当てるとか、とんでもない人数のアフレコ現場になるよな(流石に全員は集まらないだろうけども)。 PR ○「食戟のソーマ 餐の皿」 5 えりなさんの声が……。わかっちゃいたけど、なんかこう、ゲーマーズ感あるよな。ひーちゃんでも別に構わないんだけど、復帰し始めてるらしいんだから種ちゃんの準備が整うまでアニメ化を待てなかったものかね。 それ以外の話題はあんまり無いです。あぁ、あと「なんで今回放送枠がBSだけやねん」とかもあるけど。地上波放送がなくなった上にオープニングがZAQだとなんか急に深夜アニメ感が強くなるよな(偏見)。もともとジャンプ漫画の中でも「ソーマ」はあんまり興味がない作品だってことは以前も書いたんだけど(最近は読まない作品も増えてきてるので相対的に価値は上がってるんだが)、マジで2期の終わったところからぬるっとスタートしたのであんまり番組開始の節目みたいな感じもしないし、「観たい人は観てください」みたいな雑な自信は感じられる。スタッフはそのまんまだし、慣れ親しんだテンポと勘を心得た演出方向なので安心して観られる内容。やっぱり料理の描写そのものは非常によくできているアニメだ。 この後の展開ってどうなるのかぶっちゃけあんま覚えてないし、2期同様になんとなくで観ていければいいかね。ただ、現時点で連載してる内容を半端に覚えてるせいで、冒頭の回想で出てきた女木島先輩とか見て「お前、よくそんな偉そうなツラできるよな」とか思っちゃうのは難点。ほんとに「強さ」の基準がよくわからない漫画である。 ○「TSUKIPRO THE ANIAMTION」 4 アイドルグループ多くなぁい?! 確かにどんなアイドルアニメもライバルグループとかはちょこちょこ置いとかなきゃいけないんだけど、「ラブライブ」のアライズ、WUGにおけるI-1のようにライバルグループが1つ2つっていうレベルが多くて、こうして「大量のアイドルグループが一気に襲いかかってくる」ってパターンは案外今までなかった気がする。 名前からして過去に放送してた「ツキウタ」の系列作品のはず。一応観てたはずなのに欠片も覚えてないのでそれすら確認しないと定かじゃなかった。「ツキウタ」って確か「B-PRO」と同じ時期に放送してたせいで全部あっちのマネージャーに持ってかれたんだよなぁ。さっぱり覚えてない世界で、さらに新たなグループを大量追加されてもお腹いっぱいどころか既に食物として認識されないレベル。話の流れからすると全部のグループを理解する必要もないのかもしれないが、少なくとも個々のグループの差分から物語が作られていくのは間違いないようなので、マジで視聴しようと思ったらかなりの消費カロリーになりそうな作品。そして、当然のようにこれが興味を引かないのが辛い。女性のアニメファンがいわゆるアイドルものの萌えアニメを見てる時はこんな気持ちなのかなぁ。ぶっちゃけ「地味な画面で野郎がだらだら話してるのを見てもさっぱり興味がわかねぇよ」という感想しか出てこない。もう、世界中の男性アイドルアニメは全て「少年ハリウッド」クラスのぶっ壊れになってくれれば楽しいのに(死んでしまいます)。 アニメーションとしても割と抵抗の多いデザインで、わかりやすい尖り顎+コピペのような顔、CG感が露骨でキツいライブシーン。今のご時世にアイドルものをやろうとしたらこのクオリティだと不安が多いなぁ。これだけ大量のアイドルが大挙するデザインでシリーズ作品2つ目のアニメってことはそれなりの人気作品だとは思うのだが……。一応、元永慶太郎氏が「総監督」名義でクレジットされているという誘致要因があるにはあるのだが、どの程度プロジェクトに絡んでるのかもよくわからないしなぁ……。「ツキウタ」の時みたいに謎の女性グループの方にスポットが当たったら呼んでください。 ○「戦刻ナイトブラッド」 4 オラオラァ! 異世界転生の時間だアアァァ! ……えっ、これも異世界なのかよ……転生ものの上に戦国ものだし亜人ものだし……詰め込みすぎてないか? いや、でも考えてみれば、秀吉が吸血鬼になるのも信長が女体になるのも改変という意味では大差ない……のか? 過去に存在した「織田信奈の野望」とか「戦国乙女」とかは最低限戦国武将としてのプロフィールは守ろうという大枠はあったはずだが、今作の場合はマジで戦国武将の名前を借りているだけで、特に武将設定を守ろうという気は無さそう。ん? 「戦国コレクション」? おぉ、ありゃァ、いいもんじゃぞ。 まぁ、今更どれだけ戦国時代や戦国武将がミーム汚染されていこうと知ったこっちゃないが、形だけの武将設定ならあんまり興味もわかないし、当然乙女ゲーにも興味はないので、あんまり見る必要はないかな、という作品。戦国っつっても別に大迫力の合戦シーンがあるわけでもなかろうし、キャラ造形もこれまで散々繰り返されてきた各武将たちの「無難なとこ」がざっくりまとめられてるだけっぽいし、いくら亜人種の血が入っていてもそこまで売りにはならない気もする。これ、戦国設定借りずにオリジナルの戦記物を作るっていう設定ではダメだったんですかね? まぁ、簡単にイメージが借りられるという利点はあるだろうが、キャラの名前にオリジナリティが無いから今後の商品展開とかにはデメリットの方が多いような……。アニメ化したってことは売れてる……のかなぁ。最近のソシャゲ事情はマジでわからないからなんとも言えない。 後はまぁ、乙女ゲーとして、正しい客層にどれくらいウケるかの勝負になりますわね。キャスト陣はゲップが出るくらいに毎度おなじみのところが揃っているので、そっち方面のニーズにはきちんと応えられるだろう。アニメーションとしては、普通っちゃぁ普通なんだけども……1話目からあんまり目を引くような部分はないなぁ。聞いたことのない制作スタジオだったので調べてみたけど、長編アニメの元請けはこれが初めてなんだね。最近はアニメスタジオも分化と多様化が進んでいるようで、無事に進行できるようなら新興のスタジオでもきっちり仕事がこなせるという明るい話題にもなるのだが……どうでしょうねぇ。 基本的に「向きじゃない」作品なのでふわっとした感想しか出てこねぇや。ここ最近はそっち方面向けの作品は視聴をやめて切ってしまう場合も出てきたので、今作もどこまで視聴するかはわかりません。「戦国コレクション」になるような覚醒イベントはないですかね(誰が喜ぶんだ)。 ○「十二大戦」 6 CVが日笠陽子のキャラが生存競争に参加すると序盤で死ぬ。ルーラさんが言ってた。やっぱり殺したくなる声なのかなぁ(褒め言葉)。 先にぶっちゃけておくと、わたしゃ結局こういう設定が好きである。どれだけ粗製乱造が酷かろうが、どれだけワンパターンと言われようが、なんかもう、生まれながらにワクワクする遺伝子が組み込まれている気がする。「こういう設定」って言っても案外幅広いのだが、ざっくり言うとクローズドサークルが設定され、限られた人数がルールの中で命の取り合いをし、最後の1人を争うヤツである。やっぱり「バトルロワイヤル」を多感な時期に読んだ影響ってでかいのかもしれません。 そんなおなじみのデスゲームを担当するのは、これまたおなじみの西尾維新大先生。こちらも悔しいことに、「なんだかんだで割と好き」と言うことはすでに判明している。物語シリーズもアニメが好きだし、めだかボックスなんて最近(?)のジャンプ漫画では一番好きだった。そして、今作は「12」というキーワードが絡んで「全てを1人の手に集めてください」と言ってるのだから、これすなわち「刀語」である。「刀語」はその異質な放送形態もあって傑作となったアニメシリーズだが、今回のお話はどうだろう。 「刀語」は監督の元永さん、制作のWHITE FOXの手柄が大きかったと思うが、アニメーション監督としての巧拙でいうなら、本作を担当する細田直人だって充分に「巧い」クリエイターである。特にアクション作画の構成は当代でも随一であり、最近では「リゼロ」で見事な仕事を見せてくれた。今作もあまり頭を使わないダイナミックなアクションの見せ場が多そうなので、きっと細田さんが腕をふるうポイントも多いはずだ。 問題になるとしたら、西尾維新の原作というのは「頭を使わないダイナミックなアクション」を売り出せるかどうかという点だ。彼の作風は、実際に賢いかどうかは置いとくとして、「なんとなく賢そう」に見せる虚仮威しの美学。王道を行くように見せかけてどこか必ずヒネており、なかなか真っ当な文法に乗せてはくれない。その辺りの食い合わせを今後どのように繋いでいくかが焦点となるだろう。1話目ではそうした「食い合わせかた」の片鱗が早速見えており、最も特徴的に出ていたのは圧倒的な同時発話の多さ。誰かがしゃべっているタイミングでがんがん他のキャラの台詞がまぎれ込み、先に喋っていた方の音声は自然にフェードアウトするという展開である。奥で喋っている人間の台詞が重要なものなのかどうかは定かでない(できればそうではないと願いたい)が、こうして2つ以上のセリフの進行を重ねることで「なんかいっぱい喋ってる」感が出るのと同時に、西尾維新作品では避けて通れない「台詞の多さ」の問題を時間短縮することである程度解消している。もちろん、こうして他人の台詞を無視してみんなを好き勝手に喋らせることで、「こいつら、周りの空気なんて一切読む気がないよな」というキャラクターのエキセントリックな側面も切り出す狙いもあるだろう。本来なら不親切極まりない設定ではあるのだが、なかなか面白い演出方向である。まぁ、今後はこうしてキャラが一堂に会するシーンは減りそうだからどうなるかわからないけども。 さて、十二大戦とは言いながらも、開始1話目ですでに10人。まぁ、世界設定がさっぱりわからないので「「退場者」が本当に退場してるかもよくわからないけどね。今から誰が「優勝者」になるか予想してみるのも面白いかもしれない。幸い、今のところ「魔法少女育成計画」と違って主人公が誰なのかもわかってないので、色々と創造の余地はあるはずだ(そもそも、本当に最後に残る人数が1人っていう保証も一切ない)。これでウサギがラストまで残る重要キャラだったら笑う。本当にしこりんはクレイジーなキャラでもしっくりくる良い役者になったなぁ。あと姉=日笠陽子、妹=洲崎綾っていう姉妹は、周りはどうかわからないけど間違いなく本人たちは楽しそうだ。 ○「おそ松さん(第2期)」 6 来やがったな……休息期間は1年半。これを長いと見るか短いと見るか。さぁ、今期は何が出てくることになるのか。 1期は「やりたいことを好き放題にやり散らかして逃げて行っただけやんけ!」という絶望にも似た畏怖があり、あの半年間の狂乱は未だに鮮烈な印象を持っている。しかし、こうして「人気作品」というあまりにも重たい看板を背負わなければいけなくなった2期、一体何が変わるだろうか。正直、人気作品になって有利な点などほとんどないはずだ。視聴者には好奇の目に晒され、何かといえば「1期よりも」と比べられる試練の日々が待っている。制作スタッフの心労も並々ならぬものであろう。「お前ら、1期であれだけアホみたいな成功をしちゃって、金も知名度も手に入れた今、視聴者が何を求めているのかわかるか?」と。 そして第1話。視聴者が何を期待しているかなんて、今作には関係なかった。少なくとも「金も知名度も手に入れて、人気作品になってるんですよ」ということを視聴者に余すことなく伝え、全方位に喧嘩を売っていくという純正のヒールスタイルである。「ちゃんとした」アニメだな! そうだな! 真っ先に登場したおそ松(作中)が、二目とみられぬ無残な姿で登場し、残りの5人もそりゃぁ悲惨。人気作品、人気声優。何それ食えるの? みたいな状態である。いや、これが余裕でできるからこその人気作であり、人気声優なのだが……。ファットバージョンのカラ松、声もセットで似合いすぎじゃね? って思った。 そして、1年半という蓄積がしっかりと形になっていますよ、ということを表明する(??)謎の複合技術。十四松のCGまでは余裕で耐えられたけど、トド松の実写が無理だった。登場後の画面でもちょこちょこ実写が混ざってていちいち無駄な存在感に吹く。まぁ、これくらいは朝飯前でクリアしてくる作品ですよ。そして私は今作のテンション振り切った遠藤綾が大好きなのでね。妖怪ウォッチとこれを押さえておけば、遠藤綾の闇のヒストリーはコンプできる気がします。みんな、元気で帰って来て何よりだよ。 しかし、こうして見るとやっぱりやってることは「ギャラクシーエンジェル」とかぶる気がするんだよな……。大抵の不条理はあそこがツバつけてる気がする。 ○「ブラッククローバー」 4 今期ジャンプアニメ2本目。ちなみにこの後さらに「食戟のソーマ」も予定されております。弾が尽きないのぉ。 ちなみに原作未読。ジャンプ漫画なのに。理由は、最序盤で「どうせ打ち切られるやろ」とタカをくくったため。最近はよる年波に勝てず、次第にジャンプも読む漫画が減ってきたんだよね。新連載を読み始めるのって、結構体力使うじゃない。だから1話2話読んでピンとこなかったから追いかけないパターンも最近は少なくないのよね。今作も、どこからどう見ても打ち切りの王道パターン(というか単に手垢のついたジャンプの王道パターン)だったし、絵も好みじゃなかったし、割と早い段階で読まなくなったはず。ここまで連載が続いて、アニメ化にまでこぎつけるとはねぇ。まぁ、意外とかいう以前に「知らない」だけなんだけどね。 で、そんな印象だった作品のアニメ化だが、ジャンプ作品だし、夕方だし、制作はぴえろだし、極々丁寧なアニメ化と言えるのではなかろうか。原作をそのまま持ってきたということは、個人的には「なんか、打ち切られそうだな」と思った当時の印象もそのままってことなんだよね。特に悪いことがあるとも思わないが、続きが気になる要素もないし、「正しい消費者層である少年たちにウケるように頑張れ」というくらい。まぁ、漫画と違ってアニメは受動的な娯楽なので、このまま追いかけていく予定ではいますけどね。「ヒロアカ」みたいにアニメになった時の明確な方向づけがあればもうちょっと興味も惹かれるんだけどなぁ。あと、デクもそうではあるんだけど、こっちもあんまり主人公が好みじゃない。1話目からやかましいんだよな。いや、デクに比べれば王道のジャンプ主人公なんだから見やすいはずなんだけど、声の調子なのか、台詞回しの影響なのか、単に「うるさい」っていう印象ばかりが先に立つ……。これも慣れなんだろうけどね。 とりあえず、原作ファンには嫌われなさそうなアニメ化なのでそれはそれで良いと思います。 ○「銀魂 ポロリ篇」 ー なんかもう、新番組っつうかいつものヤツっていうか……。これも地味にご長寿記録を更新し続けてる作品だよなぁ。 趣旨は冒頭で銀さんたちが説明しちゃったし、もう、特に新しい情報もないんですが、とりあえず銀魂に関してはギャグ漫画としか見ておらず、シリアスな長編が始まるとそっ閉じするタイプの人間なので、開き直ってギャグに徹すると表明している今回のシリーズは割と嬉しいです。もちろんギャグでも出来不出来はあるんだろうけどね。今更これだけ手慣れたスタッフ連中を心配する意味もないだろうよ。冒頭からDBやワンピースのパロだけだったら普通だけど、ナチュラルにけもフレぶっこんで時節柄色々不謹慎になってるあたりは、やっぱり「持ってんなぁ」って思いますよね。万に一つ、あの辺のセリフが全部杉田のアドリブって可能性もなくはないが(無いだろ)。 1発目のネタからしてきっちり最低の奴をお届けしてくれる安心クオリティで、個人的には中の人のことを考えるとハゲネタでいじりすぎてるのはハラハラしますね。かたや還暦を間近に控えながらも未だにふわふわロン毛を維持している速水奨。かたや……開き直り始めている誰か。頑張れ、超頑張れ。速水さんにこんだけクソみたいな台詞を連発させられる作品も他にないよなぁ。 「戦姫絶唱シンフォギアAXZ」 6→6 今期最終評価もこれでようやくゴールイン。今シーズン完走した作品は35本。まぁ、頑張ってはいるよね。ぼちぼち体力的にも限界が近い気がするけどね。最後の感想がこの作品ってのは、救われるような、そうでもないような。 この適当さも、このグダり具合も、シンフォギアだぁぁ! という訳で一旦閉幕でございます。今シーズンは次作が確定しているっていう状況のせいでなかなか評価が難しい部分はあるが……、とりあえず、「3期よりはずっといい」と言えるのは間違いないかな。3期はシナリオのグダり方も尋常じゃなかったが、それ以上に作画面でのリタイアっぷりが酷かったからなぁ。今期は途中に特番を挟んではいたが、幸いにして最後まで作画は良好な状態を維持することができた。ぶっちゃけ、ここまできたらストーリーがどうこういう部分は大した問題ではなく、あとは「クリスちゃんがどんなヘタレたことをしてくれるのかなぁ」とか「SAKIMORIは相変わらずポンコツだなぁ」とかいう部分を楽しむのが主目的になる訳で、可愛い奏者たちの姿が確認できればそれで満足なのである。まぁ、今期は比較的メインシナリオ部分もまとまっていたとは思うしね。ただ、今作の場合は「まとまっている」とか「整合性がある」ってのがいいことなのかどうかはよくわからないんだけども。 そして、見たかった部分についても結構掘り下げてくれているのは嬉しい部分だった。今期一番いい思いをしたのはマリアさんですかね。中盤までずっといろんなものを抱え込み続けていたが、見事ミッションをこなして信頼を確立。今では6人の中でもすっかり頼れるお母さんポジションに落ち着き、マムの遺志を継いだかのような保護者っぷりが他の5人の追随を許さない。ただの優しいマリアさんは、今後もシラキリのお母さんをやりつつ、さらにはSAKIMORIの面倒を見るパートナーとしてチームを支えていくことだろう。最終話、どさくさに紛れて翼さんに「あーん」してあげてるたやマさん、何気にポイント高くないですかね? 他にも今回は変則デュエットにより各人のまだ見ぬ部分が掘り下げられたり、きちんと「やる意味のあること」をやっているのが嬉しい。正直、3期のクリスちゃんの葛藤とかまじでわけわからなかったしな。今回は調のミッションなんかがちゃんと説得力を持って機能していたので脚本部分も及第点です(まぁ、問題も多々あるけど)。 強いて残念な点を挙げるとすれば、錬金術師トリオが予想以上にキャラとして馴染みやすくていいポジションにあったおかげで、彼女たちの退場がすごく惜しかったことくらいだろうか。3期のオートスコアラーも非常にいいキャラだったけど、連中はまぁ、所詮は人形だし、歌も歌わないし、壊れてしまうのはしょうがないかな、というくらいの認識だったのだが、今回の3人は歌だって歌えるしサービスシーンだって展開できる。何よりもサンジェルマンさんはキャラとして1人立ちして格好いいのである。どこかの機会で戻ってくることを期待しましょう。まぁ、現時点で「シンフォギア・戻ってきてほしいキャラリスト」には「フィーネ・ウェル・マム・キャロル」とどんどん名前が追加され続けてるわけですが……(どっかの飛行機のパイロットとかリストに入ってなかったぞ)。あ、ごめん、さすがにウェルはもういいかな……。 とりあえず、ぶっ放す最大火力はそこまで大きくなかったものの、「そうそう、これがシンフォギアなんだよね」と充分納得できる品質には収まっていた優等生的な(?)シンフォギアでありました。さて、すでに次作でははっちゃけることが予告されてしまったわけだが……。もう、今から井口がアップ始めてそうで怖いわ……。 |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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