最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
すごく良い話っぽかったのに、後編の展開に嫌な予感しかないのは何故だろうな……第12話。当方、一時話題になった共感性羞恥が強いので、この後で由乃達がひどい目にあう展開は極力見たくないですが……はてさて。 とりあえず今週分だけを見れば確実な成長が見て取れるお話。町興し企画の第N弾(もう数えられないや)には、チュパカブラ王国の建国祭という謎のイベントが発生した。ホントにどうでもいいイベントだし、商店街の人たちの言によれば、依然やった時もショボかったとのこと。普通に考えたらあんまり希望が持てるような内容じゃない。商店街の協賛がはっきりしていた分、お祭りと連携できた地元グルメイベントの方が客を呼びやすかった可能性すらある。それでも、一応は「国王」としての職務を任された由乃。建国祭に気合いを入れなければ嘘だ、ってんで何とか盛り上げるプランを模索する。その結果がクイズ大会ってのがどうにもありきたりではあるんだけども……学園祭のイベントとか、声優イベントの余興とか、そういうのって大体クイズ大会とかで落ち着くよね。 単体ではパッとしない気がするイベントだったが、ここにまたもやマスコミの力が絡んできたことで情勢は一変する。町興しテーマのアニメだから当然といえば当然だが、映画撮影にゆるキャラグランプリと、とにかくマスコミとの接点の多いアニメである。今回は地元キー局が以前の由乃の活躍を覚えており、間野山出身のディレクターが「町興しガールズ」を情熱大陸(放熱山脈)のテーマに設定。これで一発地元愛を爆発させようという魂胆だ。今回登場した地元出身の雨宮さんは、地元愛こそ本物らしく、もしかしたら余所者の由乃たちなんかよりもよっぽど「間野山を何とかしたい」と思っている人物。そんな有力なコネクションが由乃達を中心に回り出し、良い言い方をすれば「盛り上がっている」。そして、悪い言い方をすれば「暴走を始めている」。とんとん拍子で企画が大きくなり、気付けば外部から前乗りしにくるような熱心なお客さんまで。「人をいっぱい呼ぶ」というのはとても良いことには違いないのだが、急激なドーピングは身体がびっくりして受け付けない可能性がある。具体的には、人が多すぎるとイベントがコントロール出来なくなる可能性があるし、何よりも「人気ロックバンド」はあくまで借り物の集客力でしかなく、どれだけ間野山が気合いを入れようとも、来客たちはそれらを全てスルーして自分たちの見たいものだけを享受してさっさと居なくなる可能性も高い。なんか、急に作品人気が爆発して御しきれなくなってしまった同人誌のオンリーイベントとか、そういうのを思い出すな。 一応、ライブイベントの方はテレビ局が全て手はずを整えてくれているらしいので、そっちの制御はプロに任せるとして、残る問題はクイズ大会の方だ。考えられる「駄目な」パターンは以下の2種。1つは「ライブに客を取られ、しみったれたクイズ大会は閑古鳥」というパターン。商店街に頭を下げて色々と用意してもらった手前、この「鳴かず飛ばず」パターンが一番心にくる。そしてもう1つは「あまりにも多くの客が来すぎて、パンクしてしまったり、やっかいな客に面倒ごとをおこされる」というパターン。これはまぁ、由乃達が悪いわけではないので事故みたいなものだが、由乃達が身の程を思い知らされる結果になるかも。有力なのは前者だが……雨宮さんはそういう事態になったときに番組をどのように構成するのだろう。 結果は全て次週明らかになるが、とりあえず今週だけで区切ると、改めて第3者が5人全員にスポットを当ててくれたので、現時点でのチームのスタンスが分かりやすかったのは収穫。いまいち個性を活かしにくかった真希だが、今回は「カメラに慣れている」という特性を活かし、浮ついてしまう一同を落ち着かせる大切な役割を果たしたし、彼女を起点にテレビとの関係性を構築することが出来た。凛々子はテレビ側からすると「地元の協力者代表」みたいなところがあるだろうか。ババアを通じて商店街との橋渡しもスムーズに進められるようになり、実は王国と間野山を接続するキーパーソンになるのかもしれない。早苗は……まぁ、いつも通りだけども。そして、「さらっとひどいこと言う」という新たな属性を獲得したしおりさん。大器晩成か……由乃さん、いつになったら晩成するかな……。 そして、もっとも興味深いのは由乃の存在である。これまで散々言われてきたことだが、やっぱり彼女は主人公として認められるような結果を残せていない。そのことはテレビ局にも伝わったようで、「普通」の一言で処理されてしまう。実際、企画を進めるにあたって明確な成果を出せていなかったのは由乃くらいだろう。だが、そんな由乃について仲間達にインタビューをした結果、「突飛だし、馬鹿だけど、動く力はある」と認められている部分があることが分かり、最終的には商店街や青年会といった地元勢力への直談判へと挑み、熱量だけで強引に解決へ結びつけるという手腕を見せた。まぁ、周りの色んな人の手助けありきではあるのだが、一応は「由乃は由乃でちゃんと考えてるんだよ」という部分が認められてのことでもある。今回のイベントが無事に成功すれば、そろそろ「国王」も認められていい頃だとは思うが……どうだろう、成功するかなぁ……。 結論:今週のエリカちゃんも可愛かったカブラ。 PR 「フレームアームズ・ガール」 5→6 個人的に一番気になったのは次回予告とかに出てくる「アレ」です。調べて見たら「立川市公認なりそこねキャラクター」だったらしいのだが……なんじゃいそら。立川市って色んなアニメの舞台になってる謎の近未来都市のイメージがあるのだが、そうか、なり損ねたのか……。 「けものフレンズ」の想定外のヒットにより、「ぎこちないCGのキャラアニメ」にも新たな可能性が確認される昨今、メカ+少女のギミックを携えた作品が新たな勝負に挑んだ。これまで幾度となく繰り返されてきたコンセプト。どちらの方向にも色目を使っていいとこ取りしようと思っても上手くいかないもので、今作の場合は最初からバトルがCGになっていたこともあり、「どうせキャラとしては可愛くならないだろう」という予断があった。まぁ、実際にCGデザインの方は別に可愛くはならなかったわけだが……その分、満を持して繰り出される手描きパートの破壊力が増すという謎の副次効果が発生。オープニング映像なんかが分かりやすいが、「轟雷ってこんなに美少女なのかよ!」という衝撃が、それだけで作品を立脚させる。 そして、バトルものとは言ってもある程度の兵器ガチャガチャ戦闘を押さえておけば、あとの部分はお気楽日常作品。まさに「可愛らしいガールズたちの日常をお楽しみ頂くために、適度な戦闘を交えたアニメ」であった。そりゃな、古来より「ちっちゃい女の子的なやつ」には一定のニーズがあることは分かってるんだしな。舵取りを誤らず、萌えとギャグに特化したシナリオラインが形成されれば、CG部分の固さと気合いの入ったアニメーションのギャップでいちころですよ。バーゼ可愛いよバーゼ。 あとはまぁ、やっぱりあおの活躍がでかいよなぁ。「ちっちゃい女の子的なやつ」をどんな主人公のところに送り込むかってのは難しいところで、一昔前に企画が立ち上がっていたら、間違いなくオタクな男の子のところに出荷されていたことだろう。しかし、そこは逆転の発想。今回の主人公はまさかの脳天気アホ女子高生(CV日笠)。元々兵器にもバトルにも興味がなかったあおが「金目当て」という凄まじく分かりやすい目的でFAガールズとの関係を深め、最終的には契約関係であり、主従関係であり、友人関係であり、一応百合的関係でもあるというナイスな構図を作り上げた。ストレートに下衆な思考が出来るあおの実も蓋もない行動原理も素敵だ。というか、日笠ボイスがとにかく素敵だ。今期は「ロクでなし魔術講師」で悪い日笠も楽しめて、実に良いシーズンだった。悪い日笠は良い日笠。アホな日笠は最高の日笠である。 まぁ、ベテラン(?!)ばっかり褒めても申し訳ないので、残りのFAガールズの中の人たちもちゃんと認めないことにはね。視聴前には「やたら新人が多いししんどそう……」って思ってたのだが、ホント、最近は声優業界もどんどん先鋭化しており、デビュー直後の新人さんたちでも最低限のスキルを覚えてから表舞台に上がってくるから卒のない仕事ばかりである。まぁ、ここから一際目立つ「スター」なれるかどうかはまだ分からないが、各キャスト陣にとって、よい第一歩になったのではなかろうか。 これ、サザエさんと同じでいくらでも話なんて作れるんだし、2期目は充分あり得るんじゃないかね。 「王室教師ハイネ」 4→5 もっと女の子が出てくるアニメがよかったです。 いやいや、思ってたよりも悪くなかったんです。1話目を見た時に「あれ? なんかギャグが上手いこと噛み合ってないなぁ」と思ってちょっとマイナスで評価してたんだけど、今作の場合、ギャグ部分はそこまで押し出したい要素ではなかったみたいだね。「教師」というタイトルからも分かる通り、「教育と成長」というのが根幹にあるテーマ性だったため、その部分はあんまりおちゃらけて描くわけにもいかず、想定してたよりもシリアス多めの作品になりました。 「教育」なんてものは、その精神部分を掘り下げていくとおよそ娯楽媒体に向かないものになっていく危険性がある。何しろ「教育する側」が上から目線で生徒にあれこれと指導を行い、その結果として教えを受けた者は人間的な成長を見せる。道徳の教科書にでも載ってれば正しかろうが、息抜きのためのマンガ、アニメで「人として立派になりなさい」と大上段から言われても「うるせぇ」って気分になるのはしょうがないだろう。本作の場合、そうした「教える側ってどうしたって偉そうになるよね」という部分をハイネのキャラクターで何とか薄めて、友達付き合いの延長みたいな部分から4王子たちを「教育」することを目指す。その上で、ちゃんとハイネが尊敬出来る恩師になる必要もあり、なかなか丁度良い落としどころなんてものは見つからないだろう。大抵の教師もので先生側が破天荒な人物になるのは、そうした閉塞感を打開して「先生単体」を観てスカッと出来るようにするためである。 今作では、ハイネにそうしたスカッと部分はあまり存在せず、「生徒側の成長」を徹底的に掘り下げて描いている。シリーズを通しての構成は非常に見やすく、4王子それぞれに是正すべき点と天賦の才を見極め、短所は直し、長所を伸ばす。いわば同じ手順を4回繰り返していくだけ。もちろん端々に説教臭い部分はあるのだが、それもイラッとくるほどではなく、ヒューマンドラマとして最低限の機能は果たしている。まぁ、最終回の演説が通っちゃうあたりはご都合主義ではあるのだが……そこはまぁ、少年漫画だし。 「教育もの」という前例の多いフォーマットではあるが、大きくはみ出すことを目的にするのではなく、分かりやすい部分で上手く話をまとめていたのではないでしょうか。あとはまぁ、個人的にはキャスト部分を何とかしてほしかったところではあるが……当初思ってたほどは悪くなかったかな。カイだけは最後までなんとかせぇと思ってたけども。 はだかワイシャツ! 第10話! それに対しての体育座りで背中向け! 真道さん、普段の態度からは想像出来ないようなベタな童貞っぷりを披露。いやまぁ、あの状況で何が正解か分からんけど。 なんか、普通のアニメみたいだな! いや、多分これまでで一番訳の分からない展開になってるはずなんだけど、「あとは勢いでバトっておこう」っていう流れが何かとても「アニメっぽい」。37次元を操るザシュニナさんが普通にハンドソニックとか指弾とか(違う)で攻撃してくるあたり、ひょっとしてザシュニナさんはそっち系の情報ソースも読書で仕入れてたんでしょうかね。火の鳥とか読ませておけよ。 今回は「ツカイさんと巡る、楽しいこの宇宙ツアー」がメインテーマ。冒頭、数百億年という桁外れのスケールで「繭」から宇宙が誕生し、現代につながるまでの映像(映像はイメージです)が展開。「誰のスクリーンセーバーだよ」っていうくらいに意味が分からない映像だったし、宇宙完成後は「教育テレビで流せよ」みたいな内容だったのだが、それを実際に全部見守ってきた存在がいたってんだからしょうがない。繭の中にたまたま誕生したこの宇宙。あまりにも予想外でエキサイティングだったもんだから、その中に飛び込んじゃった酔狂な異方存在が現れてしまったんですね。それが、徭さん改め、ツカイさんである。彼女はこれまでの人生を一体どのように歩んできたのだろう。異方存在としての記憶はどの程度保持していたのだろう。人間としての新たな「生」をどのように楽しんだのだろう。何もかもがぼんやりした状態で描かれていたが、今作の恐ろしいところは、こうして描かれてきたツカイさんの謎多き探求行動が、たった一言で説明されてしまったこと。ザシュニナに対してツカイさんが叫んだ一言はよりにもよって……「この宇宙のファンなんです!」 ……この言語センスが野崎まど。いや、普通そこはもうちょっと言葉選ぶだろ。すげぇシリアスなシーンなんだからさ。もっとこう……高尚な言葉をね? 選ぶじゃない? でも、それをやらない。だって、この台詞が一番情報量が多いんだもん。そう、ツカイさんは、もう理屈抜きでこの地球が、人類が、宇宙の有り様が大好きなんですね。自分の存在から次元情報を切り捨てて異方存在として欠陥品になろうとも、この宇宙をずっと見守っていきたいくらいに好きだし、この宇宙の理を乱さないように絶対異方存在っぽい行動をしないように気をつけるし。もう、この献身的な寄り添い方は、「ファン」という他ないんですよ。ツカイさんは、常に最前列の一番良い席で「宇宙」を見続けてきた、単なるミーハーな「ファン」なのだ。 そんなこと言われちゃったら、ザシュニナさんだって納得するしかない。「こいつ、駄目だな」って思ったら、容赦無く(元)同胞でも亡き者にしてしまいたい。彼が目指しているのは常に「正解」である。その正解とは、頑張って醸成させた「人類」という情報価値の高いお宝を、異方に引っ張り出してさらに身近で楽しむこと。残念ながら人類を異方に引っ張り出したら大半の人類は壊れてしまうと予測されるが、まぁ、数十億いるんだし、中には品輪博士とか真道みたいな「選ばれし者」もいるんだから、1人ずつ連れだしていけばその内成功(正解)するでしょ、っていうスタンス。人間がワクチン作る時に片っ端からマウスにウィルスを投与していくのに似てるかもしれない。しかもザシュニナは人類の複製も自由自在ですので。人類の情報価値さえ歪めなきゃ何したっていいんです。わざわざ異方に連れ出すために、ワムから初めてナノミスハインまで、人類を少しでも異方の感覚に触れさせていたのは「正解」のためなんでしょうね。 結局、「いいものが出来たんだからこのまま触らずに保存しておいてよ」というツカイ派と、「いいものが出来たんだからあとはこれを異方用にチューンして持っていくよ」というザシュニナ派は相容れない。異方存在としての純度の高いザシュニナの方が戦闘力は圧倒的に上。ツカイさんも殺されかけたが、彼女の愛すべき「人類」代表の真道さんが男を見せる。もう、2人はちょっとした次元の壁なんか飛び越えて理解し合える存在になっていましたね。あの一日デートのおかげやな。ツカイさんが「私は異方存在なんですよ」って訴えたあとの真道の「俺『達』人間は」っていう台詞がとても良いと思います。 一時的にツカイさんを取り逃がしたザシュニナは、とりあえず想定していたルートに軌道修正するため、クローン真道を引っ張り出してナノミスハインの導入を開始。これによって、また1つ人類が異方へと歩み寄る。少しずつ人類は変容していく。異方へと近づき、別のものに変わっていく。ツカイさんはそれを止めたい。そしてザシュニナは……どうなんでしょう。真道を誤射し、消してしまったその瞬間に、ザシュニナは今までに見せたことのない表情を見せた。それはどこか、寂しさや後悔を伴うような。「正解」があると主張し続けたザシュニナも、ちょいとこの宇宙に長居しすぎた、そして、真道と時間を共有しすぎたのかもしれません。ツカイさんほどの「ファン」じゃないだろうが、何か、異方存在を変えてしまうような「おかしさ」が、この宇宙にはあるのかも。
Naru Meha, Master Wizard 練達の魔術師、ナル・メハ (2)(U)(U) M 伝説のクリーチャー・人間、ウィザード 3/3 瞬速 〜が戦場に出た時、対象の、あなたがコントロールするインスタントかソーサリー・呪文をコピーする。あなたはそのコピーの新しい対象を選んでも良い。 あなたがコントロールする他のウィザードは+1/+1の修正を受ける。 「なるべくメハってくれ」の略。メハってなんだメハ。どこの誰かもわからないが、4マナ3/3瞬速というやけに肉体派のウィザード。さらにウィザード・ロード能力まで持っているので、とりあえずここからウィザードデッキにスタートする人生になるのだろう。瞬速はそれだけでもインスタントタイミングでウィザードを増強するトリックに使えるが、ご丁寧に187でコピー能力まで持っているのは流石のレジェンド。まぁ、こいつ自身が4マナで、その前にキャストする必要があることを考えるとせいぜい1、2マナ程度の呪文をコピーするのが限度だろうが、相手ターンエンドに「選択」打ってさらに3/3のロードを追加してアドバンテージ1枚ならそこそこ。「致命的な一押し」みたいな軽い除去が増えれば、さらに殺人マシーンとしての仕事も担当できるかもしれない。なるべくメハる感じで。
「Opt/選択(XLN)」 C 開発チーム「20年ぶりに再録したoptだ!」 俺ら「キャー!カワイイー!」 開発チーム「再録したoptだ!」俺ら「もう見た……」。
Precognition Field 前知の場 (3)(U) R エンチャント あなたはライブラリのトップを見ても良い。 あなたのライブラリのトップがインスタントかソーサリーであるなら、あなたはそれを唱えても良い。 (3):あなたのライブラリのトップを追放する。 用途が制限された「未来予知」。マナコストがぐっと軽くなったのでインスタント・ソーサリー限定になってしまったが、他にも「トップは公開じゃないから相手に見えない」とか「いざとなったら占術みたいな動きもできる」など、ユーザーの要望に答えた細やかなサポートで使いやすさをアピールしている。実際、「アズカンタの探索」と併用するような、対象となる呪文がてんこ盛りのデッキでの炸裂っぷりはヤバい。めくればめくるほどアドバンテージは膨れ上がるし、トップを弄れるので下手したら3マナでカード1枚引いてるよりもタチが悪い。これにさらに「遵法長バラル」なんかも組み合わせた鬼のような青コントロールとか、ハーフロックされているようで相手もげんなりするに違いない。コストの重さが許容される環境なら、コントロールデッキの筆頭にカウントしてもいいのではなかろうか。
Relic Runner 秘宝を追う者 (1)(U) C クリーチャー・人間、ならず者 2/1 あなたがこのターンに歴史的な呪文を唱えていたなら、〜はブロックされない。 最近すっかり定着した「攻める青」系のコモンクリーチャー。アンブロッカブルを武器にする青コモンといえば「ニューロックのスパイ」や直近の「霧まといの川守り」まで、リミテッドではゲームを決定づける仕事も多いが、今回はなんと2マナパワー2を実現。これによりかなりのクロックが期待できるが、さすがにそのためには条件が必要となり、継続的に歴史的なお付き合いが必要になっている。まぁ、トリガーを満たした時だけ2点火力が打てるという能力と考えても最低限の仕事ではあるし、青なら2マナ2/1バニラでも特に文句はないのだ。ひとまずピックしておいてマナカーブの基盤素材として活用しつつ、あわよくば歴史要素を埋めていく程度でも充分活躍できるだろう。
「Rescue/救出(ULG)」 C 今回「ウルザズレガシー」からの再録が割と多いのは偶然なのか、それともなんとなくエキスパンションの雰囲気(名前とか?)に歴史的なものを感じさせるからなのか……まぁ、たまたまだと思うけども。自軍のカードだけをバウンスできる脱出避難専用のバウンス。用途が限られているのであまりメインでは投入されないが、そのぶん安く回収できるのでコンセプトが固まっているデッキなら使いやすいカードとも言える。トリックとしても使えるし、英雄譚の1章2章を繰り返し読んでみたり、アーティファクトを戻して歴史トリガーを繰り返し運用したり、柔軟性は高い。土地も戻せる今となっては珍しい呪文なのだが、さすがにそこでの利便性はあんまりないかなぁ。一応「霊気拠点」を戻せばエネルギーの補充くらいには使える。
「Sage of Lat-Nam/ラト=ナムの賢人(8ED)」 また懐かしい名前。ラト=ナムは魔法使いの研究者が多いイメージの地名。私がなんとなく知っているカードといえば絶妙に痒いところに手が届かない気がする「ラト・ナムの図書館」と、第8版に続いて2度目の再録となるこのおじいちゃんである。当時は特になんの印象もなかったカードだが、歴史的トリガーのおかげでアーティファクトはなんとなくキャストするだけでも意味を持つようになり、リソースをグルグル回せるこのクリーチャーはそれなりにシナジーが構成しやすい環境。白青の歴史的アーティファクトデッキが組めたなら、潤滑剤として活躍が見込めそうだ。
Sentinel of the Peal Trident 真珠三叉矛の歩哨 (4)(U) U クリーチャー・マーフォーク、兵士 3/3 瞬速 〜が戦場に出た時、対象の、あなたがコントロールする歴史的なパーマネントを追放しても良い。そうしたなら、次の終了ステップの開始時に、そのカードをオーナーのコントロール下で戦場に戻す。 これまたオールドファンにはたまらない名前、「真珠三又矛」族の3枚目のカードである。初代となった由緒ただしきバニラクリーチャー「真珠三又矛の人魚」は「マーフォークならどんなカードだって偉い」ということを示すために引き合いに出されるクリーチャーであり、種族タイプの重要性を教えてくれるありがたい存在。まぁ、ほとんどの場合は基本セットのパックから出てきてそのままゴミ箱にシュウゥット! されていた。そんな歴史ある三又矛の新作は、自分の価値をやはり歴史的な部分に求めているのだろうか、なぜか歴史的な者限定でフリッカー効果を与える小器用なクリーチャーになった。3/3瞬速の時点でそれなりに使えるが、187能力を持つレジェンドも多いし、構えておけば大切なレジェンドクリーチャーの防護壁にもなる。さらに英雄譚を戻せば一度読んでしまったページを読み直して長時間楽しんだりと、色々な用途がある。「スランの崩落」が置かれていれば相手ターンエンドに「ハルマゲドン」なんてことも可能だぞ。まぁ、その場合はすでに一度ゲドンが通過してる状態だけども。 「夏目友人帳 陸」 5→6 いつものように、ありがとうございました。 正直、普段通りに、何も変わらずに続けてくれているという作品だとは思うのだが、今期は割と好きな話が多かった気がします。個別にどこが、ってわけではないのだけど、これまで蓄積してきた夏目の人間関係が非常にポジティブな形で結実するお話が多くて、意味は違うのだけど「友人帳」の「友人」の部分が響きやすいお話が多かった気がするんだ。ラストでの名取との関係性なんかはその最たるものだろうけども、クラスメイトとの出会いの話やら、他人の恋愛に首を突っ込む話やら、何かと「良縁」を意識させる展開が多い。もちろん、そんな中にもヒヤッとさせるような「やっぱり怖いあやかし連中」という要素も忘れておらず、見ようによってはしっかり怪談話としても機能しているというちょっとしたミスマッチが面白い。まぁ、最終的にはハッピーになるって分かってるからこそ安心して観られるのだけどもね。 個人的には、ちゃんと朱夏の製作でもここまでのものが作れた、っていう安心感もあるかもしれない。「伍」では一回特別編挟んでしまったけど今回はちゃんと完走したし、1話1話の品質にも問題は無し。ノウハウが蓄積されてくれば、このままスタジオのカラーもより強くだしていけるようになるんじゃなかろうか。 さて、大森さんはいよいよ夏には「地獄少女」ですね……。頼みますよ、マジで頼みますよ。 「スタミュ 高校星歌劇(第2期)」 5→5 天花寺さんがあんまり活躍しなかったので今期は面白くないです。ごめんなさい嘘です。 まぁ、どうしてもキャラの数が増えて話が拡散する方向に行くと、1期のメインキャラも出番が少なくなるのは致し方なし。その分濃いキャラが他にも……とは言っても、あんまり真面目に見てなかったもんだからだんだん人間関係も怪しくなっていくんだけど。 ぼんやり見ている分にはそこまで苦労することもない作品。毎話最低1回はどこかで踊るやろ、っていうのがあるから何となく作品にメリハリがあるような気がするし(逆にどんなタイミングでも踊る可能性はあるので節操がないともいえるが)、話の内容はいわゆる部活もの(?)であり、1つの目標に向かって偉い先輩やら小憎らしい仲間達と一緒に精進するだけなので、特に引っかかりもない。最初に不安になっていた「ひょっとしてホモホモしい要素が加速するのでは……」という部分も、そこまで重傷にはならずにあくまでも「役者として尊敬出来る云々」のレベルでまとまっていたので、視聴に抵抗が少なかったのは助かる。まぁ、やっぱりキャラとして男目線だと受け入れにくい奴らはいるのだが……そこは対象者層が違うからしょうがないよね。 個人的に印象的なのは、主人公の星谷の扱いがけっこうフラットで浮ついてないところ。どうしたって主人公ってのは特権的な立場になりがちだが、星谷の場合、持ち前の天真爛漫なところはもちろん維持しながらも、「メンバーの中では一番下手」とか、「駄目なものは駄目」の精神がちゃんと貫かれており、単に勢いだけでとんとん拍子で上手く行くような話はそこまで多くないし(トータルでみればやっぱりそうなのかもしれないけども)、周りのキャラが増えた事で、「別な人間から見た星谷像」というものが複数切り取られ、「色々足りない星谷が何故主人公として立脚できるのか」というのが何となく分かるのはよかった。 逆にもう少し掘り下げて欲しかったな、と思うのは、最終回までのラストステージとしてしばらく引っ張られていた演劇の中身。ざっくり筋は説明してもらっているのだが、やっぱり見たこともない演劇の中身やそれぞれの配役をベースに話が進められると、頭で理解出来てもそれがどういうものなのかがピンと来ず、各々の頑張りや見せ場に共感しづらい部分が残る。流石にこういう作品で既存の物語(よく学園アニメであるロミジュリとかそういうやつ)を引っ張り出すのはマズいとは思うが、どこかで一度全体的な筋を見せてもらう機会が欲しかったかな。まぁ、もっとちゃんと見てれば理解出来てる部分なんだろうけども。 映像面は良くも悪くも平坦。今作は「ライブ」ではなく「ミュージカル」であり、演技のシーンも全て手描きのアニメーションで作られているのはありがたいが、その分やっぱりどこかのっぺりしてて、あんまり「この演技はすごい!」っていう印象が無い。作画崩れってんじゃないけど、もう少し演出面での大げさな見せ方を意識してもよかったかも。いや、でもイメージ映像を作るだけでも結構な手間だし、これ以上何を盛り込めばいいのかは分からないけども。 トータルでみれば可もなく不可もなく。多分、この手のジャンルの作品で「悪くはない」って認識出来る時点で、そこそこ中身のある作品だったんじゃなかろうか。3期はあるんですかね。 なんともはや、第11話。煮詰まって参りました。すでに色々と枠を飛び越えたスペクタクルフィルムになっております。 全ては何者かによって仕組まれたシナリオ。逃亡中の矢三郎は海星とともに天満屋に狙撃、捕獲されてしまった。蚊帳の外かと思われた矢四郎は、あらぬ嫌疑を掛けられ母親と共に夷川に軟禁された。そして、それら嫌疑を全て結集したことで、ついに矢一郎の偽右衛門の座までもが脅かされた。下鴨家を取り巻く壮大な罠は、今、形を成したのだ。金閣銀閣が一枚噛んでいるせいで何だかマヌケに見えるプランだが、いくつかの綻びさえ無ければ嫌疑をかけられた方は言い逃れが難しい状態まで追い込まれており、なかなか侮れない策謀であった。実際、家族5人のうち3人は檻の中。矢一郎は事実上偽右衛門の座を蹴ることになってしまったのだ。のんきものたちが多い狸界隈の中で、何ともずる賢い、見事な策を打ったものである。 しかし、やはり浅知恵は浅知恵か。下鴨家にとっては追い風となる綻びが2つ残されていた。1つ、空気銃の行方。普通に考えて矢四郎のところに空気銃が行き着くいわれもないのだが(もし本当に矢一郎が早雲殺しの実行犯なら、凶器となった空気銃をご丁寧に兄弟のところに保管しているはずがない)、それが矢四郎のところから見つかった時点でちょいと怪しい。そして、この空気銃が実は事件とは全然関係無いものだったのはうっかりさん。しかしこれもまぁ、企んだ側からすれば不幸な事故みたいなもので。誤算の1つは、天満屋という曲者の性格を読み違えたこと。彼の「金回りの良さ」からすると空気銃の手配には相当な報酬を手渡したのだろうが、天満屋はせっかく手に入れた天狗のおもちゃをそう簡単に手放すような人間ではなかった。まぁ、当初の計画であれば空気銃は偽物でも問題無かったのだが……誤算の2つ目は、偽右衛門選挙の立会人が赤玉先生から(弁天様を経て)二代目に変更されてしまっていたこと。あそこで見ていたのが先生や弁天だったら、計画は完遂していた可能性もあるのだ。結果的には、矢三郎の機転が思わぬところで実を結んだということである。 そして2つ目にして最大の綻びは、夷川呉一郎を騙って紛れ込んだ割に、当の本人を放っておいたことである。まぁ、どうやら本物の呉一郎はかなりの放蕩もののようなので、無視しても問題にならないと思っていたのだろう(多分、連絡とろうにも方法が無かっただろうし)。しかし、たまたま矢二郎が四国で本人に出会ってしまったのが運の尽き。事態を察した矢二郎は一路京都へ駆け戻る。まさか叡山電車が瀬戸大橋線に乗り入れようとは……。実は兄弟の中でもっとも機動力が高いのって矢二郎なんだよなぁ。 こうして、空気銃の件から下鴨の疑念は晴らされ、更に呉一郎の登場で黒幕の仮面は剥がされる。これだけ手の込んだ方法で下鴨の一族を蹴落とそうとし、更に自身が偽右衛門の座に上りつめることを求めた人物……そんな人間が残っていたかと首を捻ったが、なんと! 嗚呼! 生きていたのか! 早雲!! 息子に看破されているのだからおそらく間違いなかろうが……あの寂寥の別れは一体なんだったというのか! え〜、海星が看取ったのではなかったんかい……何が何だかさっぱり分からんぞ。しまった、そう言えば俺、先週自分で書いてるじゃん。狸なんだから、そりゃ得意技は狸寝入りだって……。 全貌は明かされた。後は何とかして、この仕組まれた蜘蛛の網から抜け出さなければならぬ。矢三郎が繋ぎ、矢二郎が切り開いたこの道。そこに乗らぬなら兄弟ではない。漢、下鴨矢一郎。偽右衛門など尻尾をまくって突っ返し、大切な家族の下へとただ駆ける。颯爽と京都の街中を駆ける虎に、またがる玉瀾がまた凛々しくて良い。夫婦虎の活躍(あと淀川先生の活躍)ですんでのところで檻から逃れた矢三郎。対峙するのはもう一人の黒幕である天満屋、そして、最大の牙城にして父の仇、金曜倶楽部の寿老人。三段列車は京都の制空権を主張するも、そこは長年天狗が治めていた場所。どれだけ老獪であろうと、人間の手出しのならぬ場所。 一度は父と同じ末路に覚悟を固めたかに見えた矢三郎だったが、夢の中に現れたのは、あの日と変わらぬ様子の父の面影。そう言えば末期には同じく朱硝子を舞台に彼は赤玉先生に笑って別れを告げていたのだった。「狸なのだから、笑っていない時などありはしない」。それが偽右衛門の生き方。逃げの矢三郎はそんな阿呆の血をもっとも受け継ぐ阿呆の子。鍋の底なんてまだまだ早い。飛び出した彼はいよいよ寿老人との直接対決を迎えるのである。長男、次男、三男、(あと四男)、全ての血で繋いだこの道行きで、見事その血を示してみせよ。 それにしても、海星の書き置きの便せん可愛かったですね。 「つぐもも」 5→6 なんかね、好きでしたね。特に思い入れがあるってほどでもないんだけど、終わってしまうとなると、とても寂しいですね。原作ストックいっぱいあるんだろうし、適当に切り取ってお話作りやすそうな作品なんだから、ちょこちょこ再登場してほしいもんだけど。 なんだか本当に節操の無い作品だなー、というのがトータルの感想。これは決して悪い意味ではなく、狙いを特化して作品の持ち味を出すのではなく、色んなところにちょっとずつ噛んでいって、おいしいトコロだけもらってくる感じ。根本にあるのはもちろん「物の怪ギャグ」なわけだが、桐葉さんはニャンコ先生とは立ち位置が全く違って、そこにはロリババアならではの濃密な(?)エロが展開されている。普通この手の作品のエロなんてギャグの一環なんだから本当にソフトでライトでお気楽なものだと思うのだが、何だか今作の場合は微妙に根深いものを感じるんだ。やたらとニッチな性癖をつついてくる気がするんだ。映像面でも色々と丁寧に作り込まれていて、ボディバランスとしてはとてもエロキャラとはいえないような桐葉、くくりあたりの合法(?)ロリエロシーンでも不思議と煽情的。単に俺がMで、一也が攻められる方向性が肌に合っただけなんだろうか。その他の女性キャラとの絡みも、映像面は丸っこくてギャグ寄りのはずなのに、不思議と色気が出てる気がしたんだよなぁ。 そして「ギャグ」「エロ」と来て、ついでに「シリアス」「バトル」も盛っておけ。適当なノリでごまかしているものの、実は作中で扱われているあまそぎ関連のトラブルって、笑えないレベルで深刻なヤツが大半なんだよね。人の命がかかってる場合もあったし、実際人死んでる事件もあったし。更に最終話までのクライマックスは一也が修行をやりこんで、まさかの王道バトルものとして成長物語を描く展開。一体どこへ向かいたいのかがよく分からないくらいに、とにかく「なんかやりたいこと」を詰め込んだ作品だ。 こうして無節操に突っ込んでしまうと、普通ならとっ散らかってどの要素もなおざりになり、印象のぼやけた作品になってしまうものなのだが、何故か本作の場合はそうした散らかった印象が無い。いや、まぁ、雑多なのは間違いないのだが、最終的に桐葉さんが一也にセクハラして締めてくれるので、何となくまとまってる雰囲気になっている。「あまそぎも苦労が多いけど、まぁ、最終的に桐葉さんとの日常は楽しくていいよね」っていう結論になっている。理由は分からないのだが、そういう安心感が、別れを惜しく感じる理由なのかもしれない。 アニメ全体の統制が取れてたのは純粋にアニメスタッフの手柄でしょうね。個人的には今期でも一二を争うくらいに好きなオープニングだったし。まぁ、あとやっぱり中の人ブースターがガンガンにかかってたのが最大の理由ではあるんだけども。これでゆまちん→サターニャ→桐葉さんと繋いできた大空直美劇場も一区切りかなぁ。他にもくくりの中の人、黒耀の中の人もナイスだったし、心の童貞チンコを大事にしてくれる一也の中の人もやっぱり素敵。あの人絶対童貞だよ(どういうことだ)。 |
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧 |