最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「つぐもも」 5→6 なんかね、好きでしたね。特に思い入れがあるってほどでもないんだけど、終わってしまうとなると、とても寂しいですね。原作ストックいっぱいあるんだろうし、適当に切り取ってお話作りやすそうな作品なんだから、ちょこちょこ再登場してほしいもんだけど。 なんだか本当に節操の無い作品だなー、というのがトータルの感想。これは決して悪い意味ではなく、狙いを特化して作品の持ち味を出すのではなく、色んなところにちょっとずつ噛んでいって、おいしいトコロだけもらってくる感じ。根本にあるのはもちろん「物の怪ギャグ」なわけだが、桐葉さんはニャンコ先生とは立ち位置が全く違って、そこにはロリババアならではの濃密な(?)エロが展開されている。普通この手の作品のエロなんてギャグの一環なんだから本当にソフトでライトでお気楽なものだと思うのだが、何だか今作の場合は微妙に根深いものを感じるんだ。やたらとニッチな性癖をつついてくる気がするんだ。映像面でも色々と丁寧に作り込まれていて、ボディバランスとしてはとてもエロキャラとはいえないような桐葉、くくりあたりの合法(?)ロリエロシーンでも不思議と煽情的。単に俺がMで、一也が攻められる方向性が肌に合っただけなんだろうか。その他の女性キャラとの絡みも、映像面は丸っこくてギャグ寄りのはずなのに、不思議と色気が出てる気がしたんだよなぁ。 そして「ギャグ」「エロ」と来て、ついでに「シリアス」「バトル」も盛っておけ。適当なノリでごまかしているものの、実は作中で扱われているあまそぎ関連のトラブルって、笑えないレベルで深刻なヤツが大半なんだよね。人の命がかかってる場合もあったし、実際人死んでる事件もあったし。更に最終話までのクライマックスは一也が修行をやりこんで、まさかの王道バトルものとして成長物語を描く展開。一体どこへ向かいたいのかがよく分からないくらいに、とにかく「なんかやりたいこと」を詰め込んだ作品だ。 こうして無節操に突っ込んでしまうと、普通ならとっ散らかってどの要素もなおざりになり、印象のぼやけた作品になってしまうものなのだが、何故か本作の場合はそうした散らかった印象が無い。いや、まぁ、雑多なのは間違いないのだが、最終的に桐葉さんが一也にセクハラして締めてくれるので、何となくまとまってる雰囲気になっている。「あまそぎも苦労が多いけど、まぁ、最終的に桐葉さんとの日常は楽しくていいよね」っていう結論になっている。理由は分からないのだが、そういう安心感が、別れを惜しく感じる理由なのかもしれない。 アニメ全体の統制が取れてたのは純粋にアニメスタッフの手柄でしょうね。個人的には今期でも一二を争うくらいに好きなオープニングだったし。まぁ、あとやっぱり中の人ブースターがガンガンにかかってたのが最大の理由ではあるんだけども。これでゆまちん→サターニャ→桐葉さんと繋いできた大空直美劇場も一区切りかなぁ。他にもくくりの中の人、黒耀の中の人もナイスだったし、心の童貞チンコを大事にしてくれる一也の中の人もやっぱり素敵。あの人絶対童貞だよ(どういうことだ)。 PR シャベッタアアァァァ! 第11話! 最終回間際になってついにうえしゃまに初台詞。いや、今までも散々しゃべってたはずなんだけども。急に娘さんが大きくなったらびびるわ。 もうずっと子安のターン。ケインを亡きものにし(たと思い)、人類の未来は全て自分の手で救うことを夢見るアダムス。そのこと自体は別に悪いことじゃないんだよ。彼の目的意識は「全人類の恒久平和と発展」だし、自分の命を長らえるためにホイホイ身体を乗り換えてオリハルト事業の上澄みをすすっている老人どもよりもよっぽど健全で献身的。彼の思惑が全部上手く行けば、主人公チームの行く末はどうあれ、ハッピーエンドには違いない。しかし、残念ながらアダムスさんは宇宙を救える器ではなかったという悲しい事実があるだけで……天才に憧れ、妬み、乗り越えようとして無茶して最悪の事態に陥る秀才。なんか、能力が無いだけでこんなにも残念な結果になってしまうのはむしろ可哀相ですらある。身の程をわきまえろって話なんだろうけど、これまでずっと人類のために貢献してきたのにねぇ。まー、先が短いことを分かった上で知らぬ顔してオリハルト事業を拡大して稼いできたツケが回ってきたってことなんでしょうかね。 アダムスが計画したラジーブ対策は二段構え。1つ目は非常にシンプルな力業で、ラジーブをおびき寄せ、大量のオリハルト転移弾頭で全部ブラックホールに運んでしまおうというもの。この目論見はそこそこ成功したようで、ラジーブの全質量の数十パーセントを削り取ることに成功した。まぁ、厳密に見るとこの作戦にも謎は多いんだけどね。確か転移弾頭って転移先にアンカーを打ち込む必要があったはずで、ブラックホール近辺にそんなものを送り込む余裕があったのかよ、っていう。仮に影響ギリギリの距離に設置したとして、そこに転移させてもラジーブを取り逃がす可能性はあったよね。何しろ相手はジャンプ自在のオリハルト専門家なわけだし。地球圏に攻めてくるときにわざわざ実軸空間を通って徒歩で(?)やってきたのも謎ではあるのだけど。いくらラジーブさんでもミゲルジャンプは何か制限でもあるんですかね。 とにかく、そうして戦力を剥ぎ取った後は、いよいよラジーブの「核」といえる集積回路を攻めることになる。こちらの第二作戦が実に頭のおかしいデザインになっており、なんと、プログラムの書き換えのため、アリスのデータから自分のクローンをオリリアンとして生成。それを直接コアに撃ち込み、大量のアダムスクローンオリリアンがよってたかってラジーブの性質自体を書き換えてしまうというもの。イドは「ウィルス」と喩えていたが、何とも退廃的で、馬鹿げた作戦を思いついたものだ(まぁ、考えたのは生前のケインみたいだけど)。大量のアダムス思念体がバンバン飛びつく様子は実に気持ち悪く、悦にいるアダムスが絶頂しちゃってるあたりはまさに子安。もう、これで勝利して「史上もっともイカれた手段で敵を倒したキャラ」として名を馳せてほしかったところだが……。 「お前程度では無理」とか一蹴されてしまうのが負け犬の悲しさよ。ラジーブさんはそんな子安ウィルスをあっさり浄化、すぐさま対策を盛り込み、何事もなかったかのように修復していった。強いなラジーブ。流石にこれまで人類をぼてくり回してただけのことはある。すでに手持ちのオリハルトのほとんどをつぎ込んでしまった上に、オリリアンという虎の子のプランもしくじってしまったアダムスは、おそらくもう二の矢がない。駄目出ししてるだけのイドさんだったが……対策法はあるんでしょうかね? わざわざせっかく手に入れたボディまで手放してとんできたんだから、何か考えがあるんだろうけども。元々のケイン(緑川ボイス)は性格最悪のマッドサイエンティストだったわけだが、イドさんはケインの頭脳と記憶の一部を保持しながら、エスカベイターのクールガイとして生まれ変わっている。お膳立ては整ったので、あとはきれいに片付けてくれるだけだ。 結局、死亡フラグ立てまくりだと思っていたカーラさんはちゃっかりボディを手に入れて帰還しちゃいましたね。他の連中も割とのんびりしてるし、なんかエスカベイト社からすると色んなところが結果オーライだった気が。今週はファルザが冒頭からちょいちょい登場して愛嬌を振りまいており、「最終回が近いから動物ものでサービスしとくよ」みたいな気遣いが感じられてよかった。……動物もの? 「進撃の巨人 Season2」 5→5 今期真っ先に最終回を迎えたのは、意外なことにこの作品。今期だけで見れば12話目、通算話数だと37話目。なんか微妙に中途半端。 まぁ、ストーリーは1つの締めのポイントになったということでここでの線引き、無事に3期(というか分割の後半とみた方がいい気がするけど)も決まって、来年にはいよいよクライマックスを迎えることになるんだろう。いや、原作がどんな状況になってるのかはさっぱり知らないんだけど、流石にボチボチ終わりに向かってるんじゃないのかねぇ。これだけのビッグタイトルになったのだから、何とかアニメの方も原作の終了に合わせて大団円と行きたいところだ。 今期は、正直言うと「橋渡し」という意味合いが強いため、単発のシリーズとしては据わりの悪い構成になってしまった。そりゃ無事にエレンを奪還して戻ってきたわけだが、それが1クールの終わりに相応しいだけのビッグイベントだったのかどうかも(アニメだけを見たら)ピンと来ない部分もあるし、今期明かされた最大の事実である鎧・超大型の2体の巨人の扱いも宙ぶらりん。もちろん誰が見ても「この後に続く」ことは分かるので尻切れという印象ではないが、どうせだったらもっとまとめて一本のシリーズとしてお話を進めてもらいたかったのが正直なところ。何故こうしてぶつ切りの1クールだけが放送されてしまうことになったのか、色々と制作側の事情を邪推してしまう。まぁ、今回の放送でも1期から間が空きすぎてお話を忘れてしまったり、1期で盛り上がった部分が色褪せてしまったり、弊害は多かった気がするしなぁ。客観的に中身だけを見れば、作画演出などは1期と比べて見劣りするものではないと思うのだが……アニメ製作ってのは、多方面に調整が大変なものなのね、っていう裏事情を何となく察する作品。人気作ともなるとその扱いもよりデリケートだろうしなぁ。 そういや今回、リヴァイはほとんど出てこない結果になってしまったわけだけど、ファンの人たちは大丈夫だったんでしょうかね? メガネ交換とかいう斜め上のコミュニケーション、第11話。いや、そりゃ合わないでしょうよ。マフラーとかコート羽織らせるのと訳が違うぞ。 などと煽ってはみたものの、正直今回はひいき目に見てもあんまり動きが無かった回である。颯太が決意を固めて自分の過去を告白したわけだが、ぶっちゃけ視聴者目線からしたら大体分かってる話だし、「世界の危機に瀕してる状況で青少年の些細な悩みをそんなに熱弁されても……」っていうのが正直なところ。当人からしたら大きな問題なんだろうが、今それ重要じゃないよね、っていう。あと、更に突っ込むなら、今回みたいな顛末だけで颯太がセツナのことをひた隠しにしていたことにもあまり共感は覚えないんだよな。そりゃまぁ、罪悪感があるのはいいとして、メテオラたちにアルタイルの情報を伝えるときに、作者と自分の関係性なんてどうでもいい事だったわけで。「あれは同人から派生した作品で、作者はそういえば亡くなったって聞いてますわー」というくらいのことをさりげなく言っとけばもう少しメテオラさん達の行動も効率化出来たはずなのに、何でお前の勝手な鬱エピソードに引っ張られなきゃいけないんだよ、っていう。まぁ、作品全体を通して考えると、おそらく「ものを作るということ」っていうテーマを掘り下げるための準備なのだとは思うが……ちょっと尺取りすぎだよね。Aパートの鹿屋との対話も長かったし。 今回、颯太を立ち上がらせるきっかけになったのが鹿屋だったのはちょっと意外だった。これまで単なる癇癪持ちのやっかいものっていうイメージしか無かったし、世代が近い颯太に何らかの共感を覚えたとしても、わざわざ颯太に感情移入して、更にアドバイスまでしてくれるような人間には見えなかったから。一応「自分もそうだったからウジウジしてるヤツを見ると我慢ならない」っていう動機があったらしいけど、まぁ、今の颯太を見たら誰だってそう思うしな。 わざわざ鹿屋が説得する必要性は特に感じなかったが、一応、「鹿屋自身の世界観」を見るためのシーンとしては機能していた。「被造物はそもそも物語を紡ぐためのツールとして生まれてきたので、その世界の中では目的を与えられ、それに縛られるしかない」という状況。言わば運命論的な絶望があってもおかしくないのだが、鹿屋はそれを別に構わないという(弥勒寺は嫌だっていう)。確かに、「誰かに縛られた運命」と言えば聞こえは悪いが、「何をしたらいいか分かりやすい人生」が良いと考える人間もいるだろう。実際、人生はチュートリアル無しのハードモードなわけで、被造物が「神」の存在を知覚せず、自分の意志だと思って物語を進めているあいだはそこにストレスは無いはずだ。この世界に顕現し、神の存在を知って改めてその理不尽を思索するわけだが、こっちに飛び出してきた時点でそんな「運命」からは解き放たれるわけで、鹿屋サイドからしたらどっちに転んでも結果オーライ。何もすがるべきものが無い人生の方が救いが無いのかもしれない。だからこそ人間が自分の手で「神」を作り出して拠り所にする「宗教」が生まれるわけでね。鹿屋たちはまさに、「神に面会した人間」なのだ。我々は、もしかしたらただその神の存在を知らないだけかもしれないですよ。異方存在とかね。 また、「被造物と世界」の関わりに関しては、一命を取り留めたセレジアさんがその作者である松原さんと話をすることでもう1つの側面もうかがい知れる。普通の被造物は「神の手の平で踊るだけ」。鹿屋は「神の手の平から飛び出したから自由」(真鍳ちゃんあたりもそうだろうね)。そしてセレジアは、更に一歩進んで「神と一緒に自分の世界を作る」。この物語の最後にセレジアたちが自分の世界に「戻る」かどうかは分からない。というか、すでに作者が死んじゃってるメテオラさんたちなんかは、戻ったところであんまり楽しそうでもないのだが、セレジアの場合、戻るにせよ戻らないにせよ、神との直談判で自分の世界を「変える」ことが出来そうなのだ。前回のお話で新武器を手に入れたことだって、言わば顕現による新たな影響。クリエイターが産み出した被造物が、クリエイターと出会うことで今度は「作る側」に回っていく。これこそが、このアニメのタイトルになっている「Re:CREATORS」の意味とは考えられないだろうか。まぁ、セレジアさんは自分の世界を好き勝手に書き換えることを楽しむような性格でもないので、「造り手」とまではいかないかもしれないけど。セレジアと松原さんの関係性は、おそらく今作の中では一番恵まれた、幸せな「神と被造物」の組み合わせなのだろう。 そうして「作者と世界」の関わり方を考えると、今回のお話なんかは「神の意志」をもう二度と反映出来ないアルタイルさんの苦悩に帰結していくのかもしれない。神は死んだ。この世界の理不尽に殺された。だからアルタイルは世界を憎む。まぁ、なんか単純ではあるけど、今のところはそういう理解だ。セツナのお話はそうして「アルタイルと作者」という2者関係で完結している気がするのだが……颯太は今後どういう風に絡んでくるんだろう。今回なんでこいつが「オタクなりのリア充生活」を送った様子を延々見せられたのかは謎である。ピクシブで知り合ってニコニコ超会議で初デート、しかも相手は話の分かるメガネで黒髪ロングで愉快な絵師の女の子って……オタクの妄想フルスロットルじゃないですか。関係者以外がバックヤードに立ち入るのは禁止です。イベント参加のマナーは守って下さい。 しかし、今回弥勒寺さん一言もしゃべってねぇな……。 6月17日 ドラフト模様(AKH×3) ピック順 【Chrolony】→【Sangriter】→【Thraxi】→【Alessi】→【Mei】→
さぁ、いよいよ「破滅の刻」の情報も出始め、このアモンケット世界も残り一ヶ月を切りました(実をいうと7月末のつもりでいたんだけど、今確認したら7月第2週が発売日でびびった)。ということで、アモンケット世界も残りあと(最大)3戦という……うわぁ、割と後がないわ……俺、まだ優勝してないんだけどなぁ。なんか、この世界はもう無理な気がして半ば諦めてる。いいんだ、そういうちっちゃいことを気にしてても立派な大人になれないんだ。大事なのは、デッキを楽しむこと。まぁ、勝てなかったらやっぱり楽しくないんだけどさ。
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Academy Drake アカデミーのドレイク (2)(U) C クリーチャー・ドレイク 2/2 飛行 キッカー(4) 〜がキッカーされているなら、これは+1/+1カウンターが2つ置かれた状態で戦場に出る。 「風のドレイク」or重たい「大気の精霊」の選択型クリーチャー。序盤から中盤にかけてはどんな環境でも一定の仕事がこなせる「風のドレイク」としての仕事を素直に担当し、最終盤で引けばフィニッシャーとしてより圧力を持った状態で登場できるという、キッカー呪文の基本理念に忠実なわかりやすいコモン。「風のドレイク」の時点でコモンとしては超合格なわけで、そこに選択肢まで生まれて弱いわけもなく。ただまぁ、キッカーモードで使う状況がどれくらい訪れるかと言われるとそんなに目覚ましいパワーアップでもないので、これまで「風のドレイク」をピックしていたタイミングと大体同じでいいんじゃなかろうか(つまり、割と難しい)。
Academy Journeymage アカデミーの修士魔道士 C クリーチャー・人間、ウィザード 3/2 あなたがウィザードをコントロールしているなら、〜を唱えるためのコストは(1)少なくなる。 〜が戦場に出た時、対象の、対戦相手がコントロールするクリーチャーをそのオーナーの手札に戻す。 なんで「Journeymage」で「修士」っていう言葉が出てくるのかはよくわからない。どういう存在なんだろう。さておき、毎度おなじみの「オオクラゲ」一家の新入りである。現在も「巧射艦隊の帆綱引き」が活躍中だが、使い方はほぼ一緒。基本形である「分離主義者の虚空魔道士」よりもパワーが多い代わりにコストが重く、条件次第ではそこをパスできますよ、っていう設定だ。ギミックとしてウィザードシナジーが取り入れられているが、今回ウィザードカラーは青赤に設定されており、インスタント・ソーサリーの枚数も割と大事になるのでこの手の「クリーチャーを置いとく必要がある」ギミックとのバランス調整が結構難しい。このカードはある程度遅めでも引けるだろうし、何とかサポートを多めに用意してビートの切り札としたいところだが……。戦闘前にバウンスして殴りやすくする選択肢が選べるのはありがたい。
The Antiquities War アンティキティー戦争 (3)(U) R エンチャント・英雄譚 Ⅰ、Ⅱ- あなたのライブラリを上から5枚見る。あなたはその中からアーティファクト・カードを1枚公開して手札に加えても良い。残りをあなたのライブラリの一番下に無作為に置く。 Ⅲ- ターン終了時まで、あなたのコントロールするアーティファクトは基本のパワーとタフネスが5/5のアーティファクト・クリーチャーとなる。 「アンティキティ」自体が「古代の遺物」という意味なんだから「古代戦争」みたいな日本語名でもいいのだが、エキスパンション名としての「アンティキティ」に意味を見出すファンも多いのでこちらの名称が採用されている。正式名称は「アンティキティー」と最後に長音が入ることに注意が必要。いわゆるウルザとミシュラの兄弟喧嘩のお話であり、その証拠に工匠だった2人の揉め事を表すかのようにアーティファクトがらみの能力になっている。1章だけだと、4マナもかかった割には大した効果ではないが、2章に入ってようやくアドバンテージが確定。そして3章になると突然のテゼレットである。あのおっさんもカラデシュから逃げ出した後に何してるんだろうなぁ。時限式テゼレットとして、アーティファクトを並べるデッキならエンドカードになりうる効果である。1章2章でも安いアーティファクトをかき集め、なんなら宝物トークンもずらりと揃え、最後にはドカンとテゼレット。テゼさん本人に比べて除去される可能性もそこまで高くないし、何かデッキが成立しそうな気もする。
Arcane Flight 秘儀での飛行 (U) C エンチャント・オーラ エンチャント(クリーチャー) エンチャントされたクリーチャーは+1/+1の修正を受けるとともに飛行を得る。 何はともあれ、絵が最高にイカしているカード。もう、こんなダイナミックなにゃんこは金輪際拝むことができないのではなかろうか。よくネットのおもしろ動画とかに上がっている、「目測誤ってあらぬところで落下していく猫」が見せるこの跳躍時のポーズ。普通ならこのまんま重力に負けて残念な結果に終わってしまうわけだが、ドミナリアでは違う。虎に翼ならぬ猫に翼だ。きっとこの後、見事なフライング猫パンチが炸裂してお目当の小鳥を取ることができたのだろう。まぁ、フレーバーによると生態系がいい迷惑らしいが、別にこの程度で鳥が絶滅したりはしないからでぇじょぶだ。で、そんな飛行猫で満足してしまったが、史上何枚目かもうわからない「飛行」の上位互換カード。最近だったら小型の「風と共に」って言った方がわかりやすいだろうか。コストが半分だから修正値も半分。まぁ、どう考えても2マナで+2の方が強かったのだが、これだってクリーチャーの強さが激変するのは同じこと。適当な地上の1/3あたりを飛ばして適宜基盤クリーチャーを作るのがいいだろう。青絡みの速いデッキが組めるならキーカードになりうる。
Artificer’s Assistant 工匠の助手 (U) C クリーチャー・鳥 1/1 飛行 あなたが歴史的な呪文を唱えるたび、占術1を行う。 あんまり助手向きじゃない使い魔だよな……。まぁ、「ワタリガラスの使い魔」みたいなもんなんでしょうかね。1マナで1/1飛行という最低限の能力を持っているのでマナカーブを埋めたいというニーズがあるならそれだけでもそこそこ。そして歴史的応援団としての仕事もあり、占術1というささやかな効果ながら、複数回起動できるので蓄積させることで1マナ以上の仕事を積み重ねることが可能。歴史誘発条件はどうしても誘発回数の少なさがネックになりがちだが、こいつがいれば歴史的カードが次の歴史を導く呼び水になるのでデッキ全体がグッと回りやすくなるのである。なるほど、そうして情報をつないでいくのが鳥さんの役目なのかもしれんな。
Befuddle 混迷 (2)(U) C インスタント 対象のクリーチャーは、ターン終了時までー4/ー0の修正を受ける。 カードを1枚引く。 青の名物であるパワー減少系インスタントの新作。この手のカードも随分種類が増えてきてなかなか区別が付けにくくなっているが、一応「−4で」「単体が対象で」「カードが引ける」のは初。一番近い類似品(というか下位互換)は−3修正でカードが引ける「戸惑い」ということになるので、一応パワーアップだ。やったね。ただ、この手のカードは結局色々作られている割にはリミテッドでもなかなかデッキインされないので、細かい違いを気にしてもしょうがないとは思う。
Blink of an Eye 一瞬 (1)(U) C インスタント キッカー(1)(U) 対象の土地でないパーマネントをそのオーナーの手札に戻す。〜がキッカーされていたなら、カードを1枚引く。 「乱動への突入」の名義変更再録。一応「乱動/Roil」という言葉は地形そのものが力と意志を持っていたゼンディカー世界の固有語として用いられていたので、今回はある程度再利用可能な一般的名前に改定されたんだろう。「乱動への突入」も充分強かったので、今回も様々なシチュエーションで活躍してくれるはずだ。途中まで読み進めた英雄譚を戻して1章から読み直すのもいいかもしれない。余談だが、わざわざMTG Wikiを見に行ったら「キッカーすればある意味で『謎めいた命令』」って書いてあって「確かに」という気づきがあるなど。イラストの蓮コラっぷりは一部界隈で阿鼻叫喚の様相。 もう、全部サンダルさんに任せておけばいいんじゃないかな、第11話。ついに村の伝説分野でまでヒーローになりよったぞ。もう、どこにも付け入る隙が無いじゃないか。 凛々子編、そして婚活パーティ編の後編。まぁ、相変わらず落としどころは「そんなもんかな」っていう作品なので、全体的に何かでかい収穫があったというわけでもないのだが……それにしてもさ、間野山って実はすごい町なんじゃないかっていう思いがどんどん高まってるよね。これまでも割と「そんな便利な伝統芸能とかあるんかい」っていう展開が多かったのだが、今回、何の前触れもなく町外れに展望台&ボルダリングウォールが出現。「ちょっと前に作った」って、意外と面白い売り出し方もしてるんじゃないの。もっとそこを押し出していけば、少なくとも持ち腐れにはならずにすんだはずなのに、何故かずっと死蔵してて初めて登場したのが婚活回っていう。まー、わざわざバス移動していかなきゃいけない屋外のウォールにどの程度の価値があるのかは分からないけども……普通ならそんじょそこらにあるもんじゃなかろうし、近隣の都道府県程度なら客も呼び込めそうな気がするんだけどなぁ。 さておき、そんな秘密兵器の甲斐もあって、婚活イベントはそこそこの盛り上がりで無事に閉幕。途中、予定調和で元カレ襲撃によるご破算なんて展開もあったけど、これだって「間野山に愛想を尽かされて失敗したんじゃなくて、予想外のトラブルでイベントが失敗したんだよ」っていう大義名分を作るための措置だろうし、「駆け落ちの里」のアイディアはカップルにも案外受け入れられそうなので、今回の2人は最終回間際で間野山に駆け込んできたりするかもしれない。確かに世の中にそんな施設無いもんな。「全国の駆け落ちしたい不幸なカップルの皆さんは、間野山に来ていただければ当面の住居、仕事、福利厚生諸々を優遇します」っていう触れ込みなら、案外今の御時世は変なものが流行って流入住民が増えるかもしれませんよ。まぁ、そんな訳ありの余所者ばかり増えられても後が困るけど……でも、若い夫婦ばっかり引っ越してくるわけで、人口回復政策としては安定感あるよな。 そうして「余所者を入れるか入れないか」っていうお話と絡めて展開されたのが、今回の凛々子話。今作は「町興し」の方の要素は「そうなればそうなるやろ」みたいな良いあんばいのところに落としてくれるのだが、メインキャラの人物を掘り下げようとするお話はなんか微妙な印象なんだよなぁ。以前の真希の話も結局落としどころがモヤッとしたし、今回の凛々子の話も、彼女の悩みがこんな簡単に解決していいものか、ってんでちょっとしこりが残る。色々と唐突なんだよなぁ。 今回の話の組成としては、「龍」と「婚活パーティ参加者」と「凛々子」(と「サンダルさん」)が、全て「異物」というテーマで関連づけられており、凛々子自身は過去の「追い出された龍」の物語を探し歩き、最終的に「龍は追い出されたのではなく迎えられようとしていた」という別案を見つけることで保身を行う。他にも「サンダルさんのひい爺さんひい婆さんも異文化交流の成功例だよ」なんてところからも決して間野山が閉ざされた場所でないことをアピールするし、上述の通り、婚活女性達とも決して喧嘩別れしたわけではなく、「間野山はいいところだからまたおいで」という穏当な終わり方。「異物を受け入れる」という全体テーマでまとまっている。ただ、サンダルさんや婚活女性はこの程度でもいいのかもしれないが、凛々子の場合、「実際に母親が間野山に耐えられなかった」というどうしようもない現実があるわけで、そんなに簡単に「異物扱い」の闇を乗り越えられるものではない。また、凛々子自身も「誰も私を認めてくれない」と厨二じみた訴えをしていたものの、ぶっちゃけ、視聴者からすると「お前別に努力してないのでは」という印象が先に立ち、「生きる悩み」というよりも「箱入り娘のわがまま」みたいに見えてしまう。まぁ、わがままの受け入れ先がこれまた適当な由乃なので、バランスとしては丁度良い気もするけども。「なんか分からないけど私を認めろ」という凛々子の雑な訴えに、「何か分からないけど私よりすごいし認める」という由乃のキャッチ。うーむ、これでいいものか……。そもそも「普通であることにコンプレックスを感じる由乃」って言われてたけど、絶対普通じゃないし……。 そうそう、これまで正論だけを吐き続けてきたババアに関しても、やっぱり凛々子が絡むとちょっと駄目な大人になっちゃうのが困りものだね。どうしても孫に甘くなってしまうのは祖父母の性であるが、ババアが甘やかしすぎてるせいで凛々子が引きこもってる部分もあるし、彼女が何か変化を試みた時に「凛々子は凛々子なんだから無理しなくても良いんだ」と言ってしまうのは、本当に駄目なパターンだ。今回の一件から、ババアも少し凛々子の見方を変えてくれればいいのだが。まぁ、次の凛々子回があるかどうかも分かりませんけどね。 とんでもない展開キター!!!! 第9話。いやぁ、どっかでちゃぶ台ひっくり返すだろうとは思ってたけども……その方向は流石に予想してなかった。どないやねん。 ついに真道とザシュニナの膝詰め談判が開始された。ただし、あくまで真道の方は「これからどうしよう」という漠然とした問題を打開するための対話を求めただけであり、酒を入れてほどよいところで落ち着くくらいのものだっただろう。しかし、ザシュニナさんたら「宇宙遊び」の核心にチャレンジするラストステージのつもりで挑んでいたようで……これだから異方存在って奴は……。 まず、彼がとりい出したのはワム・サンサに続く最終提供品・ナノミスハインである。一応「質量・慣性諸々制御支援装置」というざっくりした説明だったが、まぁ、とにかく「位置」や「物質」といったレベルでこの世の理を揺るがすとんでもないものである。「重さが軽くなる」ってんで真道は単純に「流通革命」などを持ち出したが、この世界における質量やら空間情報が自由に操れるとなったら、そんな話ではすまない。これまでの物理法則・科学法則が全てひっくり返るのだ。質量というのはそのものがこの世に存在する証のようなものである。「運動」が意味を変え、「位置」がおぼろになる。後は「時間」に干渉するまでそこまで距離もないだろう。宇宙は、完全に宇宙から脱却する。これまでのワムやらサンサとは別次元の「コワレ」がナノミスハインなのだ。 これまで通りに受け入れるなら、更なる革新がこの地球に訪れ、しばらくは様々なトライアル&エラーが続いていく。46億年の地球の歴史で行われた全てが人類によってリセットされ、新たな地球や宇宙を産み出すことになる。当然真道はそのことの危険性についてザシュニナに尋ねるわけだが、残念ながら、ザシュニナと「膝を突き合わせて」対話するステージは終わりを告げていた。 ザシュニナがついに打ち明けた異方存在の目論見。ぶっちゃけ、それ自体は割と安易といえば安易なものであった。インキュベーターが魔女の卵を育てて魔力を吸い取るのと似たようなものである。まぁ、幸い異方存在は人類という「糸」を神の奇跡のごとく稀少なものとして一応は尊重してくれているので多少慈悲めいたところはあるのだが、それでもまぁ、文字通り「次元が違う」存在であり、たとえるなら我々にとってのミジンコ以下である。だって、ミジンコは一応人類と同じ次元を生きるからね。相手は37次元高次にいるわけで、我々が紙の上に一本の線を引き、ただ何となく点を打ち、その点を眺めているよりももっと他愛ない存在、それがザシュニナにとっての人類なのである。そりゃまぁ、なかなか理解するのにも苦労するわけだ(我々はパソコンのドットと対話出来るとは思わないだろう)。 異方存在はあまりに高次の存在だったために、あらゆるものを解析しつくしてしまい、この世界に飽いているという(これっておかしな話なんだけどね。高次の世界ならそれだけ周りの情報量も高次なはずなんだから)。とにかく何もかもが「分かっちゃう」という異方存在は、ぶっちゃけ暇なのだ。新しい新聞が読みたい、新しいゲームがやりたい。そういう感覚で、試しに色んなものを作ってみたらたまたま「人類」という糸が繭から出てきた。正確に言うなら「人類」ではなくて「この宇宙」だろうが、とにかく、そんな宇宙の中でもゴミみたいな矮小な存在である人類というハイパーミクロな連中が、何か今まで見たことのない反応をしている。これを色々いじって反応を観察しようぜwwwってのが、ザシュニナの来訪目的なのであった。まぁ、予想通りといえば予想通りか。 そして、そんなネタバラシをしたら意外に真道さんがひるんだのがザシュニナの計算外。「あれー、真道だったら割とすんなり異方の感覚が理解出来るとおもったんだけどなー、せっかくサンサまで見せたのにー」くらいの感じで、自分のプレイングミスを反省するザシュニナ。これまたテンプレな台詞で説明するなら、「人類には早過ぎた」。ごめんごめん、もうちょっと待ってからやりなおすわー、ってんで、真道のリセットボタンを押そうとするザシュニナ。まぁ、やっぱりヤツにとってはそんなもんですよね。だってコピーとってるから問題ないもん。我々だって、RPGで知らないボスに突っ込む時は事前にセーブしてから行きますよね。負けたデータなんてとっておかないで、すぐ消してロードするじゃないですか。ザシュニナさんはちゃんとふっかつのじゅもんをメモする人なんです。もちろん、真道サイドからしたらたまったもんじゃない話。突然のハンドソニックはいくら何でも分かりやす過ぎるイメージやな!とか突っ込むまもなく、憐れリセットボタンは…… 押されなかった。なんだそれ。なんか、出てきた。あんなに品輪博士にカドを開けるようにやきもきしてたくせに、いざとなったら自力で突っ込んできた。ようこそ徭さん。いや、ツカイさん。あんた……そんななあぁ! いやー、笑った。驚くとか感心するとかじゃなくて、笑った。なるほどねぇ。これまでのエピソードで、例えば「いらんやろ」って思ったカドをゴロゴロする話なんかも今回のナノミスハインの概念を理解させる手っ取り早い行程だったし、前回のデートプランも、このツカイさんに辿り付くための前振りだったわけだね。うーむ、異方存在って、実はものすごく下世話な話が好きなだけの連中なのでは……。 まぁ、トンデモ要素はさておくとして、今後の展開で何が怖いって、ザシュニナは否定してたけど、実質的な「神」として定義されてしまったおかげで、後はザシュニナ(たち)がなにしてようが全部理屈は通っちゃうんだよな。たとえば、あれだけあっさりと真道がコピー出来るんだから、最低でも、地球まるごとのコピーをとって、その時間経過をずらしながら観察する、くらいのことはやってて当然なんだ。我々がアドベンチャーゲームの分岐の前にセーブデータ分けるのと同じ感覚で。人類が「奇跡」だというなら、それくらいの保険はかけてるはずなんだ。つまり、何をやっても「やりたい放題」が待っている。我々人類は、やっぱり異方存在に対してあまりに無力なのだ……。 これ、どうやってオトすんだろう。一番手っ取り早いのは、「キャラとして一番ぶっ壊れてる品輪博士を異方に連れてってもらえばいんじゃないかな」っていうオチ。いや、単なる願望なんですけどね。続編の「正解するくぎゅ」にご期待下さい。 なんでこの世界の雌狸はみんなして可愛いんだろう、第10話。四国の穴掘りだぬき、訳分からないキャラなのにとりあえず「こいつ可愛いな」だけは印象として残るんだよなぁ。 一触即発、偽右衛門会議の六角寺でぶつかり合う弁天様と二代目。間に挟まった矢三郎は一体どうなるのかと危ぶまれたが、2人が直接対峙してしまったら、弁天は一旦引くしかない。たとえこれまで2度も煮え湯を飲まされた相手にでも尻尾を巻いて逃げるような女ではないのだろうが、ここで突っかかっても女が下がるということだろうか、鷹揚とした態度の二代目を前に、弁天は何か気になる捨て台詞を残して再び京の空へと消えた。彼女は、狸たちを一体どんな存在として見ているのだろうか。「本当に優しい天狗」とは、一体誰なのだろうか。 まぁ、何とかその場は収まり、矢一郎が天狗の後見を得たという既成事実は残せたのだろう。偽右衛門会議は片が付き、残った狸はきたる記念日(総一郎の命日なのか……)を待つばかり。そして、そんな時間をのうのうと過ごしていては命が危ないってんで逃げるのは矢三郎ばかり。「逃げの矢三郎」の二つ名は伊達ではなく、なんかもう、色んなところで逃げてるな、こいつ。こんなに逃げることに特化した主人公なんてジョジョ第二部くらいでしか見たことないわ。彼が逃走した先は、あのヘンテコな画家の菖蒲池先生のところ。どうやら彼は滋賀県在住らしいのだが、逃げるときの行動範囲の広さは流石の矢三郎。今期は滋賀だの有馬温泉だの(あと地獄だの)、色んなところに逃げたり隠れたり。先生のところには偶然淀川先生が居合わせたりもしたが、そんな折に2人で相談するのは年末恒例、金曜倶楽部の狸鍋のこと。何しろ総一郎の死因がそれだからね。今年は淀川先生が暴れて狸鍋は断固阻止するらしいが、あの寿老人がそう大人しく引っ込んでくれるかどうか。 そう、やはりこの狸鍋こそが、この物語の中心にある料理なのだ。下鴨の阿呆の血が注目されたのも、総一郎という偉大な狸の死がきっかけであり、思えば弁天とのいざこざだって、彼女が狸鍋を食っていなければこんなことにはならなかったかもしれない。物語も佳境にさしかかり、その焦点は狸鍋である。 不穏の1つ目、それは四国に出向いた矢二郎がたまたま目撃してしまった衝撃の事実。四国には下鴨を代表とする京都の狸とも懇ろの狸の一派がいるらしいが(四国は狸王国である)、そちらの居宅で矢二郎が目撃したのは、信じられない男の姿。いや、まだはっきり分かってないんだけど……その声、そのCV中村悠一、どっかで聞いたことありませんかね?! 不穏の2つ目。それはよりダイレクトに迫る命の危機。矢三郎の隠遁場所は家族には知られているようで、玉瀾も心配になって様子を見に来たりしていたわけだが、続いてちゃんとやってくるのがツンデレマスターの我らが海星。前回のいざこざのおかげで、もう矢三郎の前に姿を現すことにも抵抗はなくなったんですかね。何の因果か彼女の姿を見て変身が解けてしまう矢三郎も災難だが、まぁ、今回は誰にも見られるような場所でもないから大丈夫。片っぽだけ狸で片っぽが人間(可愛い)だと気にくわないってんで、矢三郎はわざわざ藪に潜り込んで海星にも変身を解かせるあたりが何だか初々しい関係を臭わせてニヤニヤしてしまう。まぁ、海星は狸フォームでも充分可愛いんだけどさ。ちなみに、今回一番可愛い狸モードは、海星に「ついてこい」って言って先に行っちゃった矢三郎のお尻です。モフモフしてるなぁ。 狸の姿に戻って二匹で雑談する中で、海星が「気持ち悪いこと」について切り出してくる。彼女がここ最近ずっと抱えている違和感は、実兄である呉一郎についてのもの。父の死という大事件のために放蕩息子が帰還し、心を入れ替えて矢一郎の支援に回った、というのが建前だったはずなのだが、そんな呉一郎はどこかおかしいという。賢明な海星でも分からない程度の違和感かもしれないが、行動もちぐはぐだし釈然としない。あの兄は、本当に呉一郎なのか……。 鳴り響く銃声。撃ったのは天満屋、得物はあの、早雲の命を奪った空気銃。あの時実際に早雲を撃ったのは寿老人だったが、その手先となった天満屋が海星を襲った。その意味は、時期を考えれば明らかである。目の前に海星がいるせいで緊急時にも変身が出来ない矢三郎。そして、必死の彼に次なる銃弾が。 今年の鍋はどうなってしまうのか。もちろん、狸の得意技は「狸寝入り」なのだから、そう簡単にくたばるような矢三郎ではないと信じたいところだが……。 |
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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧 |