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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 たほいや人生を始めて数年が経つわけですが、我々もついに、めでたくこの時を迎えることができました。そう、広辞苑の大幅改訂である。日本語の歴史を支える1冊の辞書が装い新たに第7版。我々が買わぬわけもなく、購入したなら、そりゃぁめくらなければ始まりません。そんなわけで、真冬の極寒世界の中、第7版お披露目たほいやのスタートです(やっぱり七人、八人戦になるのナンデ)。

 なお、今回は「新しい辞書に載っている言葉での出題を制限しない」という目的のため、普段のたほいやから若干のルール変更をしている。それは「出題時にもしその単語を知っていても申告しない」というもの。単にテレビ放送されている元祖「たほいや」と同じルールなのだが、普段は興が覚めるので常に(多分)知らない単語で出題するようにしているのだが、今回はあえてその制限を取り外している。さて、この変更がどんな影響を与えるか……。


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○「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」 5

 やぁみんな! 京アニ大好きおじさんだよ! 残念ながらここ半年は京アニ作品がなかったが(劇場版は色々あるが)、それだけの蓄積を経て、満を辞して繰り出されたのがこの作品だ。そりゃ期待するよな!

 とはいえ、とりあえずは様子見の1話。京アニ大好きおじさんは大好きなだけに基準値もかなり高めに設定している。今作はとにかく京アニの真骨頂である繊細な絵作りが話題を呼んだ作品だが、それだけじゃ満足できない体にされてしまったのは毎度毎度無体なクオリティを叩きつけてくる京アニさんの責任である。全くとんでもねぇ会社だよ。他社作品だったら1話目の映像を見ただけで1点も2点も配点を上げてしまう可能性があるくらいだ。

 とにかく映像部分は凄まじい。その部分はあえて評価を避けると、1話目はひどく真っ当な、「紹介のための1話」である。どうやら本作は退役軍人の物語であり、戦場に生きるしかなかった一人の少女が、普通の社会でこれまで知らなかった世界の広がりを学び、成長していくストーリーになりそうだ。奇しくも「常識に疎い軍人さんがお固い態度でドタバタを巻き起こす」という設定は京アニの出世作の1つである「フルメタル・パニック(ふもっふ)」に共通するものであるが、あちらは宗介の真面目さをギャグに振ることが多い作品で、こちらは主人公・ヴァイオレットの「無知」の部分を「純粋さ」「無垢さ」と同定し、そこからの成長を主軸に据える(と思う)。そうなると、あとはメインヒロインがどれほど魅力的に描けるのか、という勝負になってくるだろう。そういう意味ではやはり京アニクオリティの映像美は少女の魅力を描く時に120%の力を発揮させる大きな武器である。

 1話目の進行もつつがなく、あまり台詞ばかりで説明することなしに、細やかな仕草や言葉選びを通じて、ヴァイオレットという少女の性格、考え方、そして現在置かれている境遇などを自然に解き明かしていく。さすがに「世界の広がり」までは1話目で盛り込むわけにいかないので世界全体の構造までは見えてこなかったが、その辺りは人間関係を作っていく2話目以降でのテーマになってくるだろう。「自動人形」ってナンジャラホイ、とか、そういう部分はまだお預けだ。ヴァイオレットという主人公は、腕の欠損という要素のおかげで「戦争のための機械」という要素に加えて「戦争被害者」という要素も浮き彫りにしている。その辺りが「フルメタ」の宗介とは大きく違う部分だろうか。おかげで彼女がどれだけチグハグなことをしてもあまりギャグとしては扱えず、今作はコメディ抑えめの展開になるであろうことが予想できる。コメディ寄りのタッチなら間違いなく石原さんに声がかかっただろうが、そうではないので今回のディレクションは「境界の彼方」の石立太一監督が務める。個人的には「境界の彼方」はいまいち突き抜けきれずに消化不良で終わったような印象があるので、今作はきちんと着地点を見出してストーリー部分でも心に残る作品を作って欲しいと願っている。

 中の人は、また戦場に放り出されていたのか、ミカサ石川がメインヒロイン・ヴァイオレットを務める。石川由依は以前何度か「まだ声優としてはものになっていない」と腐していたものだが、さすがに最近はキャリアも重ねて、落ち着いてきた印象がある。今作で2つ目のどでかい看板を打ち立てられるかどうか、勝負のキャスティングになりそうだ。あとは……まだ大してキャラは出てきてないな。振り返ってみると遠藤綾ががっつり京アニ作品と絡むのってもしかしてみゆきさん役以来なんじゃないか、って考えて、不思議な歴史の巡り合わせを感じている。

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○「伊藤潤二『コレクション』」 4

 地主のおっさんの進撃の巨人感。まぁ、因果関係で言ったら真逆なんだけども。進撃のあの絵も「伊藤潤二風」と言ってあげればなんか慰められるかもしれない。絶対伊藤潤二ファンから怒られるけども。

 原作未読。というか、伊藤潤二を読んだことがない。ネット上では割と画像を見かけるタイプのクリエイターだし、どういう人なのか、業界で締める重要なポジションについても一応知っているつもりだが、私は伊藤潤二を読んだことがない。これにははっきりした理由があって、「ホラー漫画が大の苦手」だからだ。つまらないとか、絵が生理的に受け付けないとか、そういう理由ではない。単純に怖いのである。ボクはホラーとグロがマジで苦手なのである。ちょっとでも読んだ日には夜眠れなくて大変なことになるのである。幼少期からそんな性格だったので、本当にホラー的なものには極力触れないようにしている。漫画もそうだし、映画、小説、ドッキリ系FLASHに至るまで、なんと無くそういう気配があるものには近づかない。断固たるチキンハートを守り抜くため、これまでは堅固な防壁を築いてきたのである。

 幸か不幸か、アニメというジャンルにはホラーってほとんどない。グロい作品は割とあるけど、まぁ、必要に迫られたグロなら「風景の一部」としてスルーできるし、他の部分に集中すれば誤魔化すこともできる。これまでアニメで見たホラーといえばせいぜい「闇芝居」くらいのもんだし、5分ならどれだけビビらせにきても逃げ切ることが可能だ。しかし、いよいよこうしてがっつりホラー原作のアニメが出てきてしまった。私は今後どうしたらいいのだろう。

 幸い、1話目は別に怖くなかった。というか、1本目はよくわからんかった。そういえば、聞きかじりの知識でも伊藤潤二ってのは「ただ怖がらせる」タイプの作家ではないのだった。どちらかというと珍奇な発想でもって想像力を刺激し、「わけのわからないもの」の恐怖感を生み出す。何かがいきなり飛び出してきて怖いとか、そういう類のものではない。そして頓狂な作風だからこそ、怖いというよりもちょっと面白いことも多々あるのだ。今回の1話目はまさにそうした「なんかヘンテコで面白い」部分が先に出たエピソードだったのだろう。ただ、そうした「あまり大きくない刺激」に関しては、わざわざアニメ化する必要があるのか、っていうのはよくわからない。三ツ矢雄二の怪演が面白くはあるが……。あんまり刺激は感じなかったので、第一印象はぼんやりしたもので終わってしまった。むしろ、2本目の短いエピソードのラストカットみたいな「原作絵のグロさもそのまま持ってきましたよ」みたいな緻密な映像を見せることが本作の役割なのかもしれない。色がつき、多少なりとも動くようになった伊藤潤二作品。そこに新たな「ホラー」があるのか、単なる原作の焼き直しに終わるのか。今後のスタッフの動向には(半分目を覆いながら)注目していきたい。

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Wake Up, Girls! 新章」 5→3

 ずいぶん時間がかかってしまったが、ようやくこれで今期分の最終感想が出揃った。今期執筆した本数は34本。だいたいいつも通りの本数だとは思うが、やっぱり年齢とともに体力が落ちてきて処理に時間がかかるようになってきたのは難点である。今後の視聴体制は如何にすべきかな(毎回言ってる)。

 さておき、今期最後にエンディングを迎えたのはこちらの作品。毎回感想を書いていたので最終回の感想とまとめてここに記録しておくことにするが、一言で言うなら「今作を認めてはいけないだろうな」と言うこと。やはり、ダメなものはダメとはっきり言う必要がある作品だった。

 以前から言っていることだが、私はもともとこの「WUG」と言う作品のコンセプトを評価している。群雄割拠のアイドルアニメ時代。各社がそれぞれの武器を持って、様々な方面から「アイドル」と言うテーマを魅力的に描こうとしているこの時代、WUGは色々と一筋縄ではいかない因縁を抱えて生まれてきた。その詳細は今更触れないが、他社作品に比べると、明らかに資金面で劣るだろう、というのが最初の課題だった。アイマス、ラブライブを中心として、それ以外にもプリパラだってアイカツだってそうかもしれないが、アニメ作りに際し、スタジオ本来が持つ強さだとか、太いスポンサーによる多方面からの支援とか、そういう土台があって、アイドルのアイドルらしい煌びやかさみたいなものがアニメの中でも冴え渡る。残酷なようだが、これは間違い無く事実である。

 しかし、そんな逆境の中でスタートした本作は、他作品にはないアイドル像を描くことで、その逆境をも武器とした。もともと「復興」をテーマにスタートしたプロジェクトだったということもあるが、なるべく現実に即した場所から、アイドルの良い部分も悪い部分も、ないまぜにしながら描いていく方向性。これはこれで唯一無二であり、描くべき価値があるテーマだった。第1シーズンがあれだけ作画面でガタガタになりながらも、しっかりと存在感を示し、WUGがこれまでアイドル活動を続けてきたのも、そうした「描きにくい」テーマから逃げずに挑み続けたことが評価されてのことだろう。

 そういう意味では、この「新章」も同様に価値のあるものである。今回のテーマとしては、ある程度確立され、スタートを乗り越えたアイドルの「次の一歩」である。業界で生き残るための試行錯誤、新人から抜け出し、個の存在とチームの存在を両立させるための精神性。さらに業界全体の「アイドル不振」の脱却や後進育成に至るまで、なかなか他の作品では見出しにくいテーマがそこかしこに確認できる。今期もきちんと、WUGはWUGオリジナルで戦う姿勢を示していたのだ。もちろん、そうした戦いを挑むためには基盤となる部分が保証される必要があり、WUGの場合は楽曲の魅力もそうだし、キャストも含めて1人1人の「アイドル」が人間的な成長を遂げようという意識があってこその挑戦である。

 こうして示されたテーマ性、独自性は文句のつけようもないものだ。しかし、残念ながら今作はそれを支えるだけの地力がなかった。映像面での問題は、そうした脆弱さが最も端的に表れたというだけの話だろう。CGモデルによるアニメ進行は、ライブシーンと日常パートをシームレスに繋げる面白い試みであったし、クセはあるが1話目では充分に可能性を感じられるものだったと思うのだが、残念ながらそれを1クール維持するだけの力を持っていなかった。また、シナリオ部分に関しても、様々な問題に切り込んではいるが、それを効率的にドラマとして盛り上げるまでの推敲がなされていたとは言い難い。クライマックスに至るまでの白木さんの心情変化などはいかにも説明不足であるし、WUGの内部での人間模様にしても、どうしてもインスタントな印象があり、7人を掘り下げるのにも尺が足りていない。これで2クールあればもっと様々な切り込み方で「アイドルの魅力」が見せられたのだろうが、この度の作画の体たらくを見るにそれも夢のまた夢。残念ながら、掲げた目標と実力が伴っていなかったために起こった不幸だと考えざるを得ない。

 非常に残念な結果にはなってしまったが、まぁ、まだプロジェクトが終結したわけではない。リアルでのWUGも、作中のWUGも、まだまだ成長過程にある「続いていく物語」。この度のシナリオラインも、粗は目立つが次につながるという部分では希望が持てるものではあるのだ。さらに後輩のRGRの登場で世界観はますます広がり、I-1サイドの物語はそれだけでシリーズ一本作れるくらいに様々な興味対象を抱えている。今回のシリーズははっきりと「足りなかったもの」が分かっているのだから、次のステップでは今回の反省を活かし、また新しい魅力を持ったWUGの姿を描く機会があれば喜ばしい。誰が手をつけるのかは分からないけどね。

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○「オーバーロードⅡ」 5

 シャルティアさんが酔いつぶれている様子を見ると、特に指定もないのにグラスの中身がウォッカにしか見えないのは何故なんでしょうね。

 さてさて第2期。確認したら1期が2015年の夏クールだったので、2年以上ぶりの復帰ということになる。大量に押し寄せる古のリバイバル作品と比べれば2年なんてほんの一瞬みたいなもんだけど、2年もあればその間に数百本のアニメが押し寄せては去っていく。そう考えるとずいぶん久しぶりな印象も致し方あるまい。考えてみりゃこの作品が始まった時にはまだそこまで「異世界もの」っていうジャンルに対して食傷気味にはなってなかった気がするなぁ(どっちかっていうと「ネトゲもの」っていう部分に拒否反応は示していたかも)。久しぶりに見るけど、やっぱりモモンガ様の造形は有象無象のオレツエー主人公の中でも異彩を放っていて見応えがある。日野聡による見事な裏表演出も大きな魅力だが、ちゃんと「この世界を生きよう」っていうしっかりした意思が感じられて、ツエーわりには地に足をつけた行動を取ろうとしてくれているあたりが理解の及びやすいところかもしれない。すでに前クールでどんな事件があったかはうろ覚えなのだが、丁寧に復習しながら次のステップへ進んでくれるようなので一安心である。

 そして、そんなモモンガ様に負けず劣らず、いや、勝っちゃってるのは我らがヒドイン、アルベドさんである。彼女も緩急自在の発情スタイルが斬新だし、みっともなく崩れた笑顔の「ひどさ」は他のヒロインと一線を画す。こんなひどい状態で遠慮なく原由実の喘ぎ声が聞けるのは本作だけである。こんだけ迫られてるのに「我が子みたいなもんだから汚せないよ」とか言っちゃうモモンガ様まじアンデッド。まぁ、この2人でベッドシーンに突入されても困るのだけども。

 他にも、マーレさんたち双子の無体な愛らしさとか、最強生物ハムスケの容赦ない可愛らしさとか、久しぶりに見ても色あせない魅力が色々と転がっている。その上で「ちょっと様子見かな」と思ったのは、単純に1話目からキャラが出すぎだからである。ぼんやりしか覚えていないのに、冒頭がいきなり知らん奴からスタートして知らん国の知らん内情が展開されたりもするので、ちゃんと今後ついていけるかどうかが不安。モモンガ様だって「わからない」中で頑張ってるんだから我々視聴者だってわからなくていいのだろうが、それでも1話目くらいはもうちょいシンプルな要素で見せてもよかった気がするんだよね。突如出てくるリザードマン兄弟の養殖場話とか、色々変なところに話題が飛んじゃうと落ち着かないのよ。それにしても、リザードマンってなんでこんな食い物にこだわるキャラで描写されるんだろう。つい最近も、どこぞの異世界な食堂にオムレツ食いに行ってたよな。

 あともう1つ残念なことに、アニメとは関係ないんだけどエンディングを歌っていたMYTH & ROIDのボーカルが変わってしまった、というのもある。前の雰囲気がすごく好きだったし、「L.L.L」は本当に名曲だったと思うだけに、ちょっと残念。

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○「学園ベビーシッターズ」 5

 ヒィィィ! 齋藤彩夏が子持ちのお母さん役をやる日が来るなんてェェェ! 

 少女漫画原作だし、どうせ「子供好きで赤ん坊の相手してる男の人って素敵!」みたいな中身のお話なんだろ!という(恐ろしいまでの)偏見を持って見始めたアニメでしたが、想像してた方向とは全然違った上に、1話目でなんかキュンときてちょっと泣かされてしまった。なんだこれ、すごくいい話じゃないか。1話完結のエピソードとしては感情の振れ方は理想的なものだ。「赤ん坊」という「生」の象徴を描くことで、相対的に主人公兄弟の両親の「死」が辛くなるっていう構造が憎たらしいわ。

 こういうこと書くと人間性が疑われる傾向にあるのだが、個人的には赤ん坊というのはすごく苦手である。それは現実世界でも、アニメの中でも。現実世界の場合、あいつら距離の取り方がわからないから苦手。これが犬猫まで行ってしまえば何をやろうと自由なので好き勝手に遊べるのだが、赤ん坊って一応人間じゃん?(問題発言しかしてない) 別に赤ん坊の段階でどんな扱いをしようが成長すりゃ忘れるんだから好きに相手してりゃいいんだろうけど、どうしても「相手は人間である」っていう認識が好きに扱うことを阻害するんだ。あと、ぶっちゃけ「両親がいる」っていうプレッシャーの方がでかいかもしれん。「赤ん坊が苦手だから近寄るんじゃねぇ!」とかいっちゃうと、親を含めた周りの大人たちに白い目で見られるっていうのが苦手な遠因なのかもしれんな。まぁ、初めて姪っ子が生まれた時はそりゃぁ可愛かったけどな。

 そして、アニメにおける「赤ん坊」ってのも実はあんまり好きじゃない。何故かというと、「赤ん坊に対する人間の接し方」って、一通りしかないんですよ。赤ん坊が泣く、あやす、可愛いと認識する。そういう決まったルート以外を歩めないので「赤ん坊」っていう存在があっても特にドラマが広がらないんですよ。だからぶっちゃけると「おジャ魔女」でハナちゃんが小さかった時とかも「どうせ同じような展開しかないじゃん」って退屈だったし、まほプリではーちゃんが出てきた時もどうしたもんかと思った(案外早く成長してくれて本当に助かった)。結局、赤ん坊を一つの人格として描ききるというのは困難なので、「子育てアニメ」という一ジャンルを確立するのは難しいのである。

 ただ、本作はそうした「赤ん坊の均一性」をうまい具合に壊してくれている。正確にはベビーシッター部に関わっている子供たちは「乳児」ではなく「幼児」も多いので色々な広げ方ができるようになっているというだけなのだが、それでも、1話目での主人公兄弟の物語は弟くんの幼さの割にはかなり「人間的な」性質が影響を与えている話だったし、保育ルームの中にもしっかりと社会ができており、普通の「コミュニケーション」が今後も描かれていく期待が持てる。変な言い方が、ベビーと言いながらベビーすぎず、ちゃんと「キャラ」として成立しそうなのでありがたい、ということだ。

 ちなみにもう1つ赤ん坊キャラが苦手な理由として「縮尺がいちいちおかしい」っていうのがあるんだけど、そこは今作でもどうしようもないかな……赤ん坊を赤ん坊らしく描こうとすると、どうしても成人は巨人みたいなサイズになるんだよな……まぁ、デフォルメの一環としてそこは飲み込むしかないか。あれ、リアルに想像してしまうとすげぇ怖いんだよな……。

 とにかく、私の社会不適合な部分ばかりが浮き彫りになる文章になってしまったが、せっかくなのでそのまま不適合な感じで声優の話題にも触れておくと、とにかく「お母さんと赤ん坊が同じ声」というわけのわからない兼ね役の試みが面白すぎる。まぁ、三瓶由布子からは三瓶由布子声が生まれるのは当たり前だよなぁ。実子もちょうどそれくらいの年齢になってるはずなので、演じやすいでしょうかねぇ(しみじみと)。

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○「三ツ星カラーズ」 4

 いわゆる「日常もの」的なやつが続きますが、考えてみたら俺、前から「あんまり日常もののアニメは得手ではない」って言ってるんだっけな。ごちうさきんモザ、そういうタイプのやつってそこまでハマった作品はないんだった。ひだまりはシャフト枠、「ふらいんぐうぃっち」は別物。

 というわけで、この作品も特に刺さる部分はなかった。事前に番宣やら周りの評判やらを観ていて「苺ましまろの後釜」みたいな先入観があったのだが絵のテイストも含めて、そこまでましまろ感があるわけでもない(まぁ、アニメのましまろもずいぶんテイストは違うんだけど)。どっちかっていうとキャラクターは「イカ娘」の方が似てるような気もするし、やっぱりそんなこともないかもしれないし。あんまり真面目に観てねぇな。ごめんなさい。

 ましまろとの違いとしては、1話目ってこともあるんだろうけどそこまで理不尽なネタ回しもなく、あくまで「ちょっとやんちゃな幼女がしでかしそうなこと」レベルで止まっている。松岡美羽という破壊兵器はまだ姿を見せていない。元祖ましまろだって1話目では、というかコミック1巻程度ではそこまで爆裂してなかったわけで、ここからエンジンがかかってくる可能性もあるのだろうけども。それまでずっとこのダラダラした内容を見てろ、ってのも悩ましいところだなぁ。何かもうちょっと引っかかる部分があればいいんだけども……普通はこういう作品って「キャラクターの可愛らしさ」が一番手っ取り早いフックになるはずなんだけど、今作の場合はあんまり「キャラの可愛らしさ」で売ろうとしてる感がないんだよね。メインの3人も顔の造形がどこか似ていて、あんまり個性を際だたせようとしてるようには見えないし。「カラーズ」ってタイトルだから色さえきっちり分かれてればいいってことなんだろうか……。

 あと、個人的に一番釈然としないのは「猫が可愛くない」という部分である。幼女が可愛くなくとも猫が可愛ければどうとでもなるところだが、残念ながらパンダ猫は全然可愛くない……そこは求めるべき部分ではないですか、そうですか。

 中の人は、すでに特番の「カラーズTV」で確認していた面子で、飛ばし気味のキャラのおかげで一発目はまりんかが飛び出してきた印象。まぁ、他2人もおいおい出てくれば……どうだろう、このキャラでうまい売り出しができるかどうか……。

 

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○「からかい上手の高木さん」 4

 「となりの関くん」って確かショート枠だったよね……。この手の作品で30分はやっぱり間が保たないよねぇ。

 原作は例によって1巻くらいが既読。今作の場合は別につまらないとか嫌いとかいうネガティブな印象はなかったのだが、漫画喫茶でわざわざ2巻目を手にとって読もうと思うほどのものではなかった。そりゃまぁ、良くも悪くもワンパターンだからなぁ。作品としての売りは「高木さんをどれくらい可愛いと思えるか」という部分で、私の場合は「そうでもなかった」というくらいだろうか。そんな漫画がアニメになったので、まぁ、似たような印象だ。

 ネガティブな印象から入ってはみたが、アニメの作りとしてはこれが正解だとは思う。暴論ではあろうが、これも「ポプテピピック」と同じで「30分アニメにするならこんな感じしかないだろうな」という落とし所としては特に失点はない。ただ、やっぱり30分引っ張るだけのネタの密度が無いので、飽きるのである。のんびりゆっくりした雰囲気を出そうにも、「ただ観ているだけでなんとなく癒される」系の画面でもないから「間延びしてる」感じになってしまう。解決方法としては、やっぱりもっと時間を短くする方が良かったと思うのだ。

 ここから打開策があるとするなら、よりストーリー性を持たせて間延びした印象を消すことだと思う。ネットの知識からするに、最終的に高木さんと西片はくっついて「元高木さん」になるとのことなので少しずつそうした関係性を育むラブコメ方向での蓄積がアニメで出てくれば、多少は次へのモチベーションになるんじゃなかろうか。

 あ、でも、ごめん、やっぱり可愛いかもしれん。ラストの机に突っ伏した高木さんの顔は割と好き。あと、高橋李依ボイスで「ヒヒッ」って笑うのはとても可愛い。もともと加藤英美里原理主義者を標榜するつもりだったんだけど、「これはこれで」みたいにして数分で籠絡されているのは大変申し訳ない。禊として「Treasure!」(ベン・トー4話OP)の無限リピートします。

 

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○「弱虫ペダル GLORY LINE」 5

 もう、何期なのかもよくわからねぇし、毎度毎度安定しているのでいい加減コメントもありません。今期は前作からさほど間が空いてないのでスタッフも同じだろうし。

 しかし、毎度のことながらやっぱり京伏って美味しいポジションだよなぁ(単に好きなだけ)。

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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