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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「BEATLESS」 5

 なぜか地上波での録画を忘れていたみたいなのでAT-Xで補完。こういう時に選択肢がある視聴体制は助かる。関西だとBS一発、みたいなアニメを録り逃した時の絶望感ね。

 これまたなんともまぁ、手垢のついたテーマ設定。一言でまとめると「人造人間の魂はあるのか問題」とでもいうべきか。アニメーションに限定してもこうしたテーマを扱った作品は多く、代表的なところでは「イヴの時間」があるし、「プラスティック・メモリーズ」なんかも似たような部分に言及した作品だろうか。もちろん、本家SFの歴史を辿ればほぼ初源からこうした題材は扱われ続けているだろう。

 そこに敢えて切り込んでいくということは、何か相応のブレイクスルーが求められるわけだが、本作の場合は単純に「女の子可愛いからいいよね」とか、「なんとなくバトルするからその活劇部分で見てくれ」という深夜アニメとしては分かりやすいセールスポイントを打ち出している。監督が水島精二ということを考えても、そうした「ベタな」部分での売り込みはそつのないものになるであろうから、今後もなんとなく「女の子バトルもの」としての水準は維持できるんじゃないか、という気はしている(制作がディオメディアなのは若干の不安材料ではあるが)。

 エロさを求めている部分と妹ちゃんが可愛らしかったことで平均点の評価にはしているが、正直、SF設定部分については「しょうもないなぁ」という印象もある。こういう作品設定で「らしい」背景を作るってのは実はかなり大変。一昔前なら「決まりきったSF的未来感」みたいなものは割と共有できる部分があった気がするのだが、現代においては、かつて「未来的」だと思われていたものがことごとく現実になってしまっており、「これ以上、人類が進んで便利になった世界ってどうやって描けばいいんだ?!」という問いに対する決定的な答えは得られていない。本作の場合、「まるっきり人間にしか見えないアンドロイド」を許容するために世界設定が「未来」になっているものの、見た目はほとんど現代と変わらず、時折ガジェットで「未来っぽさ」を示そうとしている。しかし、残念ながら「ボタンひとつで体温調整可能な服」とか、「何故か信号が赤になると消えてしまう横断歩道」とか、そういう部分がうまいこと「未来っぽいか」というと決してそうなっていない(ちなみに「自動で金額計算できるレジ」はすでに実在しているので未来でもなんでもない)。「体温調整服」はすごい技術のはずだが、その割に他の部分が普通すぎて、技術レベルのちぐはぐさが気になる。

 また、アンドロイドが平然と「完全人型」で街中をうごめいている世界設定も弱い。ああした技術が民間に流布して定着しているからこそ、主人公の友人たちは「あんなもんは道具だ」と言っているわけだが、普通に考えて、「道具だ」とみなされて人間性を相手に印象付けられないなら、人型にする意味が全くない。それこそ「プラスティックメモリーズ」の話だが、機械なんだから機械として処理しなさい、というニーズをいたずらに妨げるだけで、人間のメンタルにとって何一ついいことがないのだ。道具を道具として使い続けるためには、人型にならない方がいいに決まっている。それなのにこの世界では人型ロボットが(たい焼き屋で使えるレベルで)一般に広く用いられているのである。そのあたりの世界水準の設定は、多分どのように理由付けしたところで「弱い」といわざるをえないだろう。

 しかしまぁ、いろいろな作品を見てきて、そうした「お約束」の部分にケチをつけるのもいい加減に飽きてきた。どうせ「アンドロイド少女とイチャイチャする」という最終目的だけのために設定された世界なのだから、過程にある状況設定など大した問題ではないのだ。可愛ければ正義なのである。「プラメモ」だって、私の場合はあまりにヒューマンドラマに寄せようとする姿勢がこうした世界設定の甘さと決定的に齟齬を生じさせてしまったせいで受け入れられなかったが、それでも「可愛いからOK」と言ってくれる人はいたはずだ。今作はよりアホな方向で、アンドロイドドッカンバトルとかになればますます気にせずに見ることができるんじゃなかろうか。そう考えると、やっぱり面白かったよね、「紅殻のパンドラ」。

 中の人は、メインのアンドロイドが奈央坊なのは良いとして、気になるのは主人公の妹ちゃんである。なんと中の人はアライさん(の中の人)だという。あらまぁ、可愛かったわよ。最近はアライさんコスの姿しか見てなかったので、ようやく違う声が聴けることになるか。

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○「斉木楠雄のΨ難(第2期)」 5

 個人的に、一番面白かったネタは「小野大輔は燃堂一家を演じ分けてるって言ってたけど全部おんなじだと思う」って神谷が言ってたところ(先週の特番)。

 一年ぶりの帰還。その間は銀魂が適当に埋めていたわけだが、確かに作中で本人が言っていた通りにあんまり1年というスパンは感じさせないな。基本はジェットコースターの安価アニメだが、これが「ショートアニメでやればいいのに」という感情があまり湧かないのは不思議な所。ネタの密度が安定しているのと、繰り返しに耐えうるだけのひねりがちゃんとあるってことかな。毎週欠かさず見たいっていう作品ではないのだが、なんとなく流しておくとテンポの忙しなさも相まって、流し見っていうにはちょっと無理があるくらいの気になる度である。だいたい「タイムボカン」と同じくらいの重要度だ(時たまとんでもない爆弾を放り込んでくるところも作品として似てるかもしれん)。1話目から斉木(女)が出てくるのはちょっと嬉しい。

 1期目で気になってたんだけど、今作ってこのスピードで展開してて原作ってなくならないんだろうか。時間あたりのお得感で言ったらすげぇよな。

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○「メルヘン・メドヘン」 4

 全裸になるタイプのプリキュアの1話って感じ。主人公をもうちょい全年齢向けにすれば多分キュアハッピーに変身してた。

 タイトルからどんな作品だかさっぱり想像がつかなかったので、来たものを全てノーガードで受け止めるタイプの作品。調べてみると一応「メディアミックスプロジェクト」とあり、ラノベやら漫画やらと展開しているようだが、アニメも同時並行的に企画が進行しているということなのだろうか。よくわからんが、とりあえず原案が「迷い猫オーバーラン」や「パパ聞き」の人、そしてアニメの総監督が斎藤久ということでなんとなく方向性は見えてくるだろうか。斎藤久が監督なら製作はAICになるかと思われたが、今回はフッズによる制作。まぁ、何がどう違うということもないが。

 胸の内に忸怩たる何かを抱えた女の子がある時なんの前触れもなしに魔法の国へ。さらに気づけば変身アイテムも手に入れていたようで、やっぱりこれってプリキュアっぽいプロットである。ただし、当然幼女先輩に見てもらう前提の作品ではないために色々と「深夜っぽさ」が溢れており、全裸での大激走はいかにも深夜アニメ用に用意されたシーンである。このキャラデザだとあんまりエロスは感じないのだが……「大きめの本で前を隠す女子高生」というのは何かニッチな性癖に引っかかる部分はあるかもしれない。あとは「主人公は友達がおらず、やたらと自分語りがやかましい引きこもり」というのも深夜向けの設定であろうか。これ、いわば「異世界召喚もの」なのだが、主人公が女子高生っていうだけで何と無くイメージが変わるのは不思議なものだね。もしこれが男だったら「友達がいない引きこもりが気づいたら魔法の本に誘われて異世界の学園へ」っていう破り捨てたくなるような設定になってたのだけども。そういう方向じゃなくて助かった、とは思うものの、やはり主人公のモノローグなんかでそういう「変なラノベ臭」みたいなものは漂っており、せっかくの女の子なのに微妙に応援しにくそうなのがやや難か。

 映像部分は特に目を引くものはなく、シナリオ部分もテンプレ全開の導入部分ということでせっかくのオリジナルタイトルなのにそこまで見るべきポイントはなかったのだが、まぁ、あくまでもここがスタート地点。まだまだ明かされていない設定もてんこ盛りなので、その部分が2話以降で盛り上がってくることを期待しよう。ただ、個人的には主人公の設定が雑だったり、なんだかあまり歓迎したくない要素が目につきやすかった気はするんだけども。普通に人生を歩んでいて、学校生活してる状態で「ただの一人も友達がいない」っていう状況は本当に無理がある気がするんだが……見たところそこまでコミュ力不足にも見えないしなぁ。もちろんシナリオの要請上必要な設定ということなのだろうが、もうちょい、丁寧に作ってもよかったのでは。

 中の人は、これが事実上のデビュー作と言える若手新人だそうで。1話目ではそこまで悪くない感じがしたが、今作が華々しい第一歩になるかどうか。そのほかのキャストもあまり知らない名前がちらほらいたのでそのあたりの見方も難しい所だが……エンディングを歌っていたのがうえしゃまなのは何故だったんだろう。キャストとして登場してくれるかしら。

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○「ダーリン・イン・ザ・フランキス」 5

 事前情報ではタウバーンだと思ってたけど、そこの顔動くのかよ。戸松声(サカナちゃん)で喋られるとずいぶん印象が変わるな。人生という冒険は続く。

 鳴り物入りでスタートするオリジナルアニメーション。事前特番では色々と気合いが入っていることを喧伝していたわけだが(まぁ、そりゃそういう特番だから)、オリジナルロボットアニメってのもなかなかハードルの高いジャンル。一体どんなものが出てくることになるだろうか。

 1話目は典型的な「ロボットに乗る理由」の1話目なので期待度はなかなか判断しにくい。ストーリー部分でのあれこれは今後どうとでも転がっていくものだし、1話目で全部説明しきってしまう義務もないのだから。ただ、正直なところをいうとやや退屈な部分は多く、イメージとしては「コメットルシファー」とか、そういう展開に近い。こういう独特の世界観を持つ作品を違和感なく、しかも過度に説明せずに導入するのって本当に難しいよね。まぁ、もちろんここで駄目だとか判断するつもりもないので、しばらくは見守るしかないだろうけども。

 制作がA-1TRIGGERの共同というなんだかずいぶん贅沢な体制になっており、特にメカ戦闘のシーンや細かいエフェクトなどではおなじみのトリガーテイストが強く確認できる。「キルラキル」みたいなぶっ飛び方も面白かろうし、「リトルウィッチアカデミア」みたいな丁寧な画面づくりでも良さそうだ。ロボの形が独特なのは今後武器になりうる部分だろう。おそらくスタッフもその辺りに期待が集まっていることは意識しているだろうし、次回以降を楽しみに待つことにしよう。シナリオ部分については、男女ペアでないと搭乗できないロボットという設定がどこまで活かせるか。「クロムクロ」はその辺りが悪くない機能を果たしていたので(その分メカとしての存在感はやや希薄だったが)、わかりやすいボーイミーツガール以後の物語としても見どころはあるかもしれない。まぁ、一気に大量のパイロットが出てきているので把握するだけでも苦労しそうだけども……。それだけやりたいことがあるってことだよね。

 これだけたくさんのキャラがいっぺんに出てくるとキャストで把握するのも一苦労だが、個人的に一番ショックなのは流子ちゃん(の中の人)が1話目でいきなり巻き込まれ死亡したことである。ここはキルラキルの世界線じゃないから多分間違いなく死んでる……。四方の巫女も一片がかけてしまったということになるし(皆水の巫女は登場してないが)。ウゥム、どうしてもスタドラが脳裏から離れない……面白かったんや。あれは。

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 ああああああああああ〜〜〜〜〜!!!!! エモいエモいエモいエモいエモいエモいエモいエモいエモいエモいエモいエモいエモいィィィィィィィ!! これが中二病! これが小鳥遊六花!!

 

 

<以下、ネタバレとか、なんかこう、恥ずかしいやつとか注意>


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○「だがしかし2/たくのみ。」 5

 基本的にショートアニメはいちいち取り上げないルールだが、せっかくなので15分×2の扱いで記録しておこう。当時は「なんやねん」と思っていた「動画大陸」枠の15分分割というデザイン、今の時代なら割と望まれる設計なのかもしれない。

・「だがしかし2」

 ようやく出てきた、「ショートアニメにしとけばよかったのに」と思ったらマジでショートアニメとして生まれ変わった作品。そうそう、このくらいだったら程よいバランスで見られますよ。1期の放送が2年前。そこまで間が空いたわけではないが、何故かスタッフも制作スタジオも総取っ替えされている。この2年で何があったものかと不安になるが、ぱっと見でそこまで大きく雰囲気が変わっているわけでもないので気にしなくてもいいのだろう。キャラクターデザイン(特にココノツ)がちょっと変な気もするんだけども……まぁ、前作のことはあんまり覚えてないので気のせいかもしれん。大丈夫、ほたるさんもサヤ氏もちゃんと可愛い。前作では「カロリーQueen」という竹達史上もっとも竹達な楽曲が生み出されるという功績があったが、今期はどんなコラボレーションを成し遂げてくれるだろう。それにしても今期竹達強いな。

・「たくのみ。」

 同じく食い物関係の漫画ということで(?)同じ枠に組み込まれた作品。原作をどこでやってるのかもよく知らないが、最近巷に溢れる有象無象の飯漫画の1つ、というくらいの印象しかないので、あんまり気にしなくてもいいだろう。当方、酒には一切興味がないので何が出てきても大して興味も湧かんわ、と思っていたのに、割とがっつり飯も食っているので飯テロには注意である。そりゃね、酒だけ飲んで終わりってわけにもいかないからね。シェアハウスでの酒盛り生活を描いているわけだが、そんなに毎日呑んだくれていて大丈夫なんでしょうかね。なお、個人的には2つの気になるポイントがあり、1つは監督に小林智樹、シリーズ構成に高山カツヒコと無駄にスタッフが充実していること。ただしその分制作スタジオがプロダクションアイムズという何かときな臭い噂が絶えないところなのでちょっと怖い。そして2つ目は当然キャスト陣である。安済にビールとか、もう、それ単なる日常生活やんけ、っていう。みかこしが今回もちかぺの保護者役になっているのは素敵である。ただ、今回はみかこしの役の方が「緑川」なのね。ややこしい。さらにまたもやみかこしの方が巨乳役。ややこしい。

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○「ミイラの飼い方」 4

 ミイラとは(考古学)。まぁ、なんでもよかったんだろうな、なんとなくインパクトがあれば……。

 そういや昔「カッパの飼い方」っていうアニメもあったな、って思い出したけど(観てないけど)、別にそれとはさっぱり関係なくて、漫画原作の掲載は「ReLIFE」なんかと同じcomicoらしい。「ReLIFE」「ももくり」「ネト充のススメ」と、実は結構良い作品をアニメとして送り出してくれているのでなかなかバカにできないメディアである。しかし、これは……どうだろう。まぁ、「ネト充」も最初は「なんかパッとしないな」って思ってた作品だけども。

 誰もが思うだろう最初の感想は「これ、ミイラである必要が欠片も無い」だろう。だって、ミイラ要素が何一つないもん。最初に棺桶に入ってたところくらい? ミイラとは何かというアイデンティティを完全に放棄しており、数少ない個性である「乾燥している」も余裕で無視。もちろん、中の人がいるのかどうかもわからないしそもそも生物なのかどうかもよくわからない。ただ、「ちっちゃいミイラ」というビジュアルからなんとなくスタートして、「ちっちゃいものだからそりゃ可愛いだろう」というので、犬猫と同じ小動物として新たに「ミイラ」という生物を生み出したのである。そういう意味では、別に飼うのがとっとこハムスターだろうがものから生まれたここたまだろうがやってることに変わりはない。人間との対話ができないので本当に「ペット」扱いである。

 まぁ、ペットを飼うだけの漫画だって問題なく成立するのだ。猫の飼育漫画なんてのはいくらでもあるし、最近でも自宅でペンギンを買う漫画とか、そういう「変なペット」はビジュアル的に分かりやすいので結構汎用性が高いとも言えるのだ。今回はたまたまそれがミイラだっただけである。…………うーん、コレいるか? 今のところ何一つ個性を売り出す要素がなくて、1話目から恐ろしく眠くなってしまったのだが……今期は何度も使ってる気がするが、「これ、5分アニメでよくない?」って思うタイプの作品である。

 強いて注目すべき点を挙げるとするなら、監督があの「ゆゆ式」で  一躍有名になった(?)かおり監督であるということ。それだけでも一応気になる要素ではあるのだが……でも1話目で特に印象に残る部分もなかったしなぁ。映像も普通、話も退屈、確かにちまっこいミイラがちょこちょこ歩く様子は愛らしくはあるが、それだけで1クールを引っ張るのかぁ、という感じ。まぁ、「ネト充」にしろ「ももくり」にしろ、「これだけで1クール引っ張るのかぁ」という意味では同じだったのかもしれない。ここからじわじわと心に残る作品に……なるかなぁ。

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○「七つの大罪 戒めの復活」 5

 あんまりいじりようがないけど、一応「始まったよ」っていうメモがわりに。なんでこれが土曜日の朝6時半からは放送し始めたのかは本当に謎。夕方→朝っていう変更は珍しいけど、「聖闘士星矢Ω」と同じ扱いだと考えれば……いや、それって左遷なのでは?

 前作「聖戦の予兆」の放送が1年半前。その前の第1期も同じように2年ほど前。そう考えるとコンスタントに続編を続けている作品なのだが、間に挟まった「聖戦の予兆」の扱いが半端だったので、どうも規模を縮小し続けているようなネガティブな印象が先に立つ。そこまで間も空いてないのにスタッフもコロコロ入れ替わるし、制作側はどういう狙いでアニメを作り続けているんだろう。ジャンプにおける「銀魂」みたいに「作ればそれだけでネタになる」ポジションだったらわかりやすいのだが……。

 一応、新しいシナリオなのでキリのいいスタートだが、1話目からホークにスカウターが導入されるという、少年漫画としては明らかにアカン流れなのは気になるところ。まぁ、こんだけ連載が長くなると、やっぱりスカウターシステムって便利だから導入したくなっちゃうんだろうなぁ。ワンピースでもそれが避けられなかったしなぁ。せめてもうちょい自然な形で導入すればいいと思うのだが、すげぇ露骨に戦力数値化を実現してしまってるのは割とアホっぽい。ま、これもわかり易さのためと思えば致し方なしか。キャラの数が多い状態からのスタートなので、なるべく展開が散漫にならないことを願うばかりである。

 

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○「キリングバイツ」 5

 わーい、頭の悪そうな雨宮天だー。この方向でどんどん頭が悪くなるといいな!

 通称「人命が関わる方のけものフレンズ」、もしくは「生物学的にちょっと近づいたテラフォーマーズ」。アメリカ人はその手の文化が激烈進んでいるらしいが、日本でも最近はケモ傾向の作品が増加している気がしますね。いや、これがいわゆるケモやら亜人系にまとめるのはどうかと思うけども。少年漫画の中だったら「獣の力を活かして戦う戦士」なんて設定は腐るほどあるわけで、これはその現代版。むしろ「テラフォーマーズ」の方が、「昆虫とかマイナー生物の能力を移植する」っていう部分が新しかったわけで(そのくせ何故かその個性を捨てて普通の動物もたくさん取り入れ始めたのは謎だが)、こちらの作品はより真っ当な方向に先祖返りしたというか、ありきたりの設定というか。

 でもまぁ、別にわかりやすいことは悪いことじゃない。1話目でも戦闘性能の設定はすぐに飲み込めるし、「テラフォーマーズ」と同じように(そして「けものフレンズ」と同じように)「次はどんな動物が出てくるんだろうなぁ」という部分で興味は引きやすい。あとはここから先でどうやってオリジナリティを出していくか。タイトルからして今後はガンガンバトルを見せていく展開になるはずなので、ちゃんと「動物の個性をうまいこと使いこなしてバトルを面白くする」のが一番手っ取り早いだろう。まぁ、それが難しいのが少年漫画なのだけれども。あとはまぁ、バトルもののくせにやたら女の子ファイターが出てくるみたいなので、ムキムキの腹筋なんかも含めてエロい方向での見せ方も加点要素になるか。この世界は最初のライオンみたいに野郎のファイターもいっぱいいると思うんだけど、女の子がそれと互角に戦えるのはなんでなんでしょうかね。説明あるんですかね。

 監督はこれが初監督となる人っぽくて、制作はライデンフィルム。不確定要素が多いが、1話目時点では女の子の顔の作画なんかにちょっと引っかかる部分もあった気がするので油断は禁物。ひとまずバトル時のアクションシーンがしっかり描けるかどうかだな。ただ、ぶっちゃけ最後に出てきた番外コーナーの女の子が割と可愛かったので、そっち方向での押しがあるだけでも印象は変わる気がする。まぁ、単に訳のわからないテンションの諏訪部ナレーションが面白かっただけ、という話もあるが。

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