最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
それぞれの戦い、第6話。川本家を代表とするほんわかした絵柄と、いじめ問題を正面から扱うハードな絵柄がめまぐるしく絡むために、毎回ほんとに刺激の多い作品です。 いよいよ本格的にひなちゃんのいじめ問題との戦いが幕を開けた。部外者でしかない零にはできることは限られているが、とりあえずのとっかかりから探して1つずつ打開していく。特効薬が無いということは先生からも言われていたことなので、地道な対策を続けていくしかない。今回零が行ったことは大きく2つ。そのうち1つが一番大きな「ひなちゃんの話を聞く」というフェイズである。これも先生が言っていたことだが、いじめ問題の難しいところは、被害者本人がなかなか対策に乗り出せないというところにある。ひどい時には自分が何か悪いことをしているのではないか、という自己否定に陥ってしまい、そのまま悪循環を続けることもあるだろうし、そうでなくても意に沿わぬ騒動を周りが勝手に起こしてしまうのも良くない。何をするにも、まずはひなちゃん本人が事態をどのように感じて、どうしたいのかをはっきりさせなければならない。もちろん、そこで詰問するような調子になってしまっては元も子もないし、前回あかりさんの抱えていた通りの「被害者を責めるようなことをすべきではない」という悩みとのバランスが難しい。零は、そこを解決するためにまずは将棋の指導という自分のフィールドから文字どおりにひなちゃんの部屋への一歩を踏み出し、そこから対話のきっかけを作った。 零が打ち出した2つ目の対策は、唯一ひなちゃんの学校との接点が得られる高橋くんとの接触であった。以前、零は野球少年高橋くんから敬意を示されており、彼が協力的なのは明らかであったし、好青年だったので問題を素直に話せばきっと力になってくれるという確信もあったのだろう。実際、高橋くんはケロリとした顔でひなちゃんの教室に立ち入り、彼女の停滞した空気を解きほぐす手伝いをしてくれた。まぁ、やってることは脳筋じみたキャッチボールだけなのだが……でも、多分彼は賢い子だね。自分のフィールドにひなちゃんを巻き込むことで、新しい体験を提供して考えることを増やす。これでひなちゃんが余計なことを考えないようにする、つまりリフレッシュの効果を与える。力加減ができないのは野球少年だからしょうがない(?)。そして、彼がひなちゃんと話している会話の内容も、彼の人となりを垣間見せる「良い」部分だと思う。「いじめられているのか?」と問いかけるでもなく、自然に「零に力を貸せと言われた」「自分が味方である」「気にせず日常を過ごせるようにしよう」と、最低限の提案だけでひなちゃんの支えになってあげられているのだ。この気遣いは、単なる脳筋にはできない配慮だろう。 こうして、学外では事情を調査しながら解決策を模索する零、学内ではそばに寄り添って心の支えとなる高橋の二段構えで当面の防備を図ったわけだが、残念ながらいじめ問題はそう簡単に対処できるものではない。高橋の出現により、「なんとなく」だったいじめに「やっかみ」という明らかな敵意がプラスされ、少しずつ動きが大きく、あからさまになっていく。零もそこまでは頭が回らなかったようで、思いの外闇の深いいじめ問題に胸を痛めることになる。 しかし、戦っているのはもちろん零だけではない。何よりも、誰よりも、一番気丈に戦っているのはひなちゃん本人なのだ。いじめ問題の渦中にあって、彼女はただ打ちのめされているのではない。まっすぐな正義を掲げる彼女の根幹には、加害者側への明確な感情、「腹わたが煮えくりかえるほどの怒り」があった。「怒り」という感情は、なかなかプラスに捉えられることがないものであり、「とにかく腹が立っている、ムカついている」というとなんだかいじめっ子側の理不尽に感情でぶつかっているかのようで、零のような理路整然とした打開策に比べるとあまり表立って振りかざせないもののように思えてしまうこともある。しかし、「怒っている」という純然たる感情の発露こそが、ひなちゃんを支えているのは厳然たる事実。そこを隠すことなく、敵意を、害意をもむき出しにするひなちゃんは、真っ直ぐでこそあれ、決してそこに醜さを感じさせるものではない。怒っているからこそ戦える。怒っているからこそ立ち向かえる。 そしてその日は訪れる。以前事なかれでひなちゃんの訴えを蹴ってしまった使えない担任教師。彼女の目の前に明らかな「いじめの証拠」をさらけ出したのは、いわばいじめっ子サイドの綻びである。これを好機とばかりに、まっすぐに、ただ正直に自らの正義を振りかざすひなちゃん。「まともじゃないことをしてくるやつらには、まともに立ち向かわなくてもいい」と零は言った。しかし、それでは終わらないのだ。いじめの問題も、ひなちゃん自身の怒りも。 反撃の狼煙となるや否や。 PR Aqours全体としての号令は「ヨーソロー!」でいいのか問題、第7話。これ、事実上曜ちゃんが実権を握っているということなのでは……。まぁ、それでもいいかな(自己解決)。 さておき、お話が動いたような、そうでもないような。なんとなんと、浦の星は音ノ木坂の再来とはならなかった。必死にライブパフォーマンスの特訓を積み重ね、宿願だった地方予選を突破。ここから勢いに乗るかと思われたAqours勢に突きつけられたのは、「ライブなんかで活躍したところで大して入学志望者は増えねーよ」という残酷な現実であった。でもまぁ、そりゃそうだよな、っていう。前回までの感想でもずっと疑問を呈してきた「ライブの活躍と廃校云々をそこまで直結させて考えていいものか?」という違和感は、「まぁ、アニメ的なお約束だからしょうがないのかなぁ」と思ってたら「いや、そこはリアルに処理しますよ」というにべもない対応。なんやねん、そこはやっぱり駄目なのか。まー、100人も98人も大して変わらないし、運営側は随分フレキシブルに対応してくれたんだからちょっとくらいの誤差は大目に見てくれよ、という気もするのだが、そこは商売の話。金にならぬお荷物高校などさっさと無くしてしまった方がいいということだろう。海の向こうの鞠莉の親父さん、わざわざ娘に頼まれて早朝に学校のホームページをいじって「募集終了」って表示される時刻の設定変更とかしてくれたんでしょうかね。そもそも「応募してる人数がリアルタイム更新される高校」ってなんだよ、って話だが。あと、早朝5時前に突然入学志望を表明する受験生がいるのも問題だと思う。その時間にカウンターが回るのはおかしいだろ。 色々とヘンテコではあるのだが、とにかく「ライブはライブ、学校は学校」。ある程度線引きが行われているのは事実であり、これまで散々ゴネてきた頑張りもついに年貢の納め時。鞠莉とダイヤが正式な敗北宣言をしたことで、浦の星は今年を最後にその歴史を閉じることになってしまった。そして、当然この事態に凹みまくっている千歌ちゃん。まー、ここまでただ一心に「大好きな学校を残す」という目的のために邁進してきたのだから、最大限の努力でもそれが叶わなかったという事実を突きつけられるのは酷だろう。「ラブライブなんてどうでもいい」というのはひどい話だが本心である。彼女にとってのラブライブはあくまで手段でしかないわけでなぁ。周りのメンバーも多かれ少なかれ似たような虚無感を抱えており、熱意のないアイドル活動などしないほうがいい。それならここでAqoursはご破算か。(ぶっちゃけ、「ここで定員割れするとAqoursは解散して決勝に出られません」っていうアナウンスをどこかで告知してれば廃校は防げた気もするんだが) しかし、ここで終わらせるのは勿体無い、というのが本人たちの意思を度外視した周りの人間の意見であった。そりゃそうだ、実際に動いてきたメンバーと違って、周りの人間は理屈抜きでAqoursのパフォーマンスを楽しんできた。だからこそのファンであり、だからこそ楽しかったのだ。それがなくなってしまうという事態はなんとも口惜しい。ここまで頑張って支えてきたAqoursに、どうせなら最後の花道を歩んでてっぺんまで行ってもらいたい。これまた当たり前の発想。そこでクラスメイト一同は、「学校がなくなるならその名前を歴史に刻めばいいじゃない」といううまい大義名分を考えて千歌ちゃんを煽ったわけだ。「学校の思い出」というのが千歌ちゃんを動かす一番手っ取り早いキーワードであることはみんな知ってるのだし、そこをちょいと刺激してやれば、いともたやすく千歌ちゃん再始動。動機こそ変わってしまったが、Aqoursの最終ステージのスタートである。 こうして当初の目的から切り離され、千歌ちゃんの初志を無視した形での再起動というのは良いのか悪いのか悩ましい展開ではあるが、まぁ、より純粋にラブライブへのモチベーションが醸成されたと考えれば妥当な展開なのかもしれない。あと、多分この展開だったらどうせ最後の最後で廃校はひっくり返るだろうって気もする。なお、その昔同じようにして「まぁ、どうせ廃校はキャンセルされるやろ」と思ってたら容赦なく廃校になったアニメもある。その名は「TARI TARI」。 リッちゃんヒメちゃんコンビ最高だよな、第7話。もう、この2人の大人の女性(??)トーク聞いてるだけで安眠できるし永眠できる。 2期に入ってからはどんな引っ掻き回し方になるかと思って見ていたが、意外なことにメインで投入された新キャラのワーくんはツッコミサイドの人間だった。ドボちゃんに至っては作中キャラの中でもトップレベルで紳士的だし、あまりかき回す方のキャラは増えなかったなぁ、と思っていたら、3話で海月が確変。「そっから出てくるのかよ」という驚きとともに壊れキャラをじっくり堪能できた。そして前回、満を辞して登場したのが歌苗のママン・日芽歌さんだった。典型的なさぁやキャラのホワホワ天然お母さんというだけでも割と最高度合いが高かったのだが、これが別な意味で突き抜けたリストさんとがっちりタッグを組むことで破壊力が縦横に拡大。今回のようなやりたい放題の所業を展開することになった。ただでさえやりたい放題だったリッちゃんが、ヒメちゃんの持つ天賦の豪運(つまり軍資金)と「歌苗の親である」という大義名分を手に入れてしまえば、もう怖いものなしだ。 バーカウンターが似合う大人の女性コンビの一発目の共同作業は、歌苗の未来を案じての将来設計。母親が娘の恋愛事情を心配するのは当然、そしてリッちゃんが愛を論じるのはさらに当たり前。それなら二人が揃った時に花婿探しを始めるのはもはや必然と言える(?)。せめて学校まで出て行って探すとか、もうちょっと歌苗に気を使ってやれよ、という気もするのだが、そんな面倒なことはしないので手っ取り早く音羽館の中から見つけちゃおうというズボラ行為。歌苗からしたら罰ゲーム以外の何物でも無いが、なぜか不思議と呼吸を合わせてしまう歌苗さんの悲しき性。何もしてないのに五人連続でフられるとかいう理解の追いつかない状況が、歌苗さんの何かを壊してしまったのかもしれません。でもほら、彼女だって夢見る乙女だから……奏助の壁ドンとか、中の人要素(だけ)を考えれば、それなりにときめくシーンですのに。なお、必ずモツが貧乳をいじってくるのも(中の人の)仕様です。みかこしの結婚は、いつ報告されるんでしょうかね。 そういえば今回初めて気づいたのだが、ワー君がわざわざ仮面つけてるのって、関係者に素性がバレないためだったのね。一応クラクラの二人とかは面が割れてるからな……でも、バレても特に問題ないような気がするし、そもそもあれでバレない世界の方がおかしい。アニメ的お約束って大事ね。
ドラフトがお休みだから気楽に更新できるわ。
Sacrifice Play (捨て駒) (2)(W) C インスタント ゲーム外の人間は、対象の対戦相手がコントロールする攻撃クリーチャーかブロッククリーチャーを1体選ぶ。そのプレイヤーは、それを生贄に捧げる。 再帰的チェスでは、再帰的チェスで勝って初めて駒を取ることができる。 いわゆるサクり系除去だが、サクるカードをこっちが選ばず、かといって相手も選ばず、という不思議な着地点になった1枚。選択肢が1つしかなければ意味はないが、複数ある場合、完全な部外者が周りにいる状況で使うと運ゲーになり、なまじMagicを知ってるやつにやらせると、どっちのプレイヤーが好きかの人気投票になったりもする。なんだそれ。ちなみにフレーバーの「再帰的チェス(recursive chess)ってのはどういうことかというと、イラストを見るとなんとなくわかる、チェスがチェスする入れ子構造のことである。いや、ごめん、意味わかんない。
Very Cryptic Command(実に謎めいた命令) (1)(U)(U)(U) R インスタント 次のうちから2つを選ぶ。 「対象のパーマネントを2つアンタップする」 「対象のプレイヤーのコントロールする、名前が1単語であるパーマネントを全てタップする」 「あなたの手札を全て捨て、その後捨てた枚数に等しいカードを引く」 「対象の、あなたの墓地にあるインスタントかソーサリー呪文・カードを手札に戻す」 お馴染み「Cryptic Command/謎めいた命令(LRW)」のパロディ呪文。イラストや形式は大体同じだが、それぞれのモードがそれぞれ不可思議。特に本家リスペクトって感じでもないが、強いて共通の特徴をあげるなら「やや微妙」ということくらいだろうか。まぁ、本家がガチすぎるから。一応確認しておくと、モード選択と対象の決定は呪文を唱えるときにやる必要があるので、3つ目のモードで捨てたカードを4つ目のモードで回収したりはできない。
Old-Fashioned Vampire (古風な吸血鬼) (3)(B)(B) U クリーチャー・吸血鬼 3/3 飛行 〜は、外が暗いかぎり+2/+2の修正を受けるとともに接死を持つ。 “頑張って忍び寄るか、やめとくか……ねぇ?” ゲームをやる時間次第で桁違いに能力が変わるアンコ吸血鬼。このセットの発売は12月、つまり(北半球なら)最も日照時間が短い時期なので、一番プレイされると思われる期間中は割と強い。ただ、イラストの吸血鬼はパジャマにつっかけ、片手でエールを引っ掛けているところを見ると、あんまり夜中にお外で仕事をする気はないようである。
Over My dead Bodies (俺の屍を越えていけ) (4)(B)(B) R エンチャント 墓地のクリーチャー・カードは、それが戦場にあるかのように攻撃やブロックできる。それらは墓地にあるクリーチャー・カードのみをブロックでき、ブロックされる。それらは本来のタイプに加えてゾンビでおまり、Undeathtouch(接不死)を持つ。(それらがクリーチャー・カードにダメージを与えた時、それらのカードを追放する) あなたの墓地のクリーチャー・カードは速攻を持つ。 墓地が第2の戦場へと姿を変える面倒臭いエンチャント。本来の戦場はそこだけ、墓地は墓地だけで交戦関係は完結しているが、プレイヤーにダメージが届くのは一緒なので管理が大変である。それにしても「接死/deathtouch」でクリーチャーが死ぬのはわかるが、「接不死/Undeathtouch」で追放になるのはいかがなもんだろう。生き返ったら無限ループだけども。墓地のクリーチャーたちは「栄光の頌歌(10E)」みたいな戦場にいるクリーチャーに効果があるカードの影響は受けるんでしょうか。墓地のクリーチャーが対象に取れるかどうかもわからないなぁ……。
Garbage Elemental (ガラクタの精霊) (4)(R) U クリーチャー・エレメンタル 2/4 激情2(このクリーチャーが攻撃してブロックされないたび、それはターン終了時まで+2/+0の修正を受ける) 〜はWordy(冗長な)クリーチャーにはブロックされない。(ルールテキストが4行以上あるクリーチャーは冗長である) なんと懐かしい「激情/Frenzy」能力を持った、史上2枚目のカードである。未来予知で作られた「激情スリヴァー(FUT)」は結局リミテッドですらろくに使われなかったどうでも良さではトップクラスのキーワード持ちだったが、今回ここで復活したということは、制作チームはこの能力の実用化を考えているということなのか、逆にもう黒枠での採用はないと考えたのか。今回は色んな実験が盛り込まれてるからなぁ。あ、「Wordy」は黒枠採用されないやつです。一応ブロック回避と「ブロックされなければ」の能力なので相性はいいのだが、これが書いてある本人のルールテキストが長いのはどうなのよ。
Really Epic Punch (マジで勇壮な殴打) (1)(G) C ソーサリー 対象のあなたのコントロールするクリーチャーは、それが宿主であるか拡張されていれば+2/+2の修正を受ける。その後、それは対象の、あなたのコントロールしていないクリーチャーと格闘する。 そいつは並の熊よりもスマートだ。 やったぜ! タルキール龍紀伝で登場して我々に笑いを届けてくれた「勇壮な対決(DTK)」、そしてその元ネタ「凶暴な殴打(KTK)」に続くパンチ劇場第3弾である。「凶暴な殴打」ではスーラクが熊をぶん殴り、生まれ変わったタルキールを舞台にした「勇壮な対決」では今度はドラゴンをぶん殴っていた。新しいこのカードでは、まるでスーラクに殴られた憂さを晴らすかのように熊がドラゴンを殴っているのである。ただ、よく見るとカードの効果の「拡張されたクリーチャー」からもわかる通りに、これが普通の熊ではないんだよな……。ドラゴンだってこんなのに殴られたらそりゃ怯むわ。
Entirely Normal Armchair (いたって平凡な安楽椅子) U アーティファクト あなたのターンの間、〜が手札にあるなら、あなたはそれを戦場のどこかに隠しても良い。 (0):〜をそのオーナーの手札に戻す。いずれかの対戦相手のみが、〜を見つけた時にだけこの能力を起動して良い。 (2)、〜を生贄に捧げる:対象の攻撃クリーチャーを破壊する。 「隠す」って言われたってどうすればええねん、と思うが、普通に考えたらなんらかのカードの下にこっそり潜ませておくのが無難だろう。ただまぁ、あんまりぴったり重ねて全然見えないような状態でプレイするのも興が冷める気もするが。相手の隙をついて、本当に戦場の隅っこに何気なくおいとけば案外気づかれないかもしれない。別なゲームでいうなら「いかさまゴキブリ」みたいなゲームになる……かな、どうだろう。ちなみに、なんでただの安楽椅子でクリーチャーが死ぬかというと……イラスト参照。うん、なんの変哲も無いね。そうだね。気づかない方がどうかしてると思う。
Kindslaver (親切隷属器) (5) R 伝説のアーティファクト (5)(T)、〜を生贄に捧げる:ゲーム外の誰かは、対象のプレイヤーの次のターンの間、そのプレイヤーのコントロールを得る。どのプレイヤーも、そのターンの終了時までその人に助言はできない。 “ゆっくりしててよ。代わりの人を連れてきたから” 誰でもわかる通りに「精神隷属器(SOM)」のパロディ。設置コストが1マナ軽くなったが、起動が重いのでトントン。その上で、効果は当然本家には及ばず、またまた出番です、ゲーム外の誰か。これ、何も知らない人にターンを託して突然カード破かれたりしたらどうするんだろう。いや、そんなアホな、って思うけどさ。今、なんとなく普段ドラフトしてる空間を想像したら、周りにいる部外者に、本当に無茶苦茶しそうな奴がいるんだよね。もしかしたら即死光線とか打ち始めるかもしれない。とりあえず、他のプレイヤーに任せるのが無難かも。お鉢を回されたプレイヤーの程よいバランス感覚が求められますね。まさに、親切心の勝負だ。
Krark’s Other Thumb (クラークの別な親指) (2) U 伝説のアーティアクト あなたがダイスを1つ振るなら、代わりにダイスを2つ振り、片方の出目を無視する。 クラークって奴は、賭け事で親指を失っては「大勝負だ!」ってんですぐに戻ってくるようなゴブリンだったな。 こちらは「クラークの親指(MRD)」のパロディ。あっちはコインフリップだが、今回はダイスロールである。ただ、注目なのは効果そのものではなく、これが伝説のくせにアンコモンという低いレアリティで収録されているということ。さらにフレーバーテキストも参照すると、どうやら「超ラッキーだったゴブリン」として伝説となったクラークが、ひょっとしたら自分の「親指」をしょっちゅう色んなところで負けの代償として支払っていたんじゃ無いかっていう疑惑が浮上してくるわけで……絶対ニセモンやんけ。
Modular Monstrosity (怪物化した接合者) (7) R アーティファクトクリーチャー・構築物 3/3 対戦相手が呪文を唱える旅、あなたは5秒以内に今日まだ〜のために言われていない、過去にクリーチャーカードに印刷されたことのあるキーワード能力を1つ選ぶ。そうしたなら、〜はその能力を得る。そうでなければ、〜は全てのキーワード能力を失う。 効果の詳細については公式記事参照。一応重要な記述としては、プロテクション(赤)もプロテクション(カヴー)も、全て「プロテクション」という同じ能力としてカウントするので使いまわしはできないということ。あと「過去に印刷されたことがある」という条件付きなので、例えば滅殺能力なら最大でも4までしか宣言できない。ちなみに、当ブログでは割とゆるい意味で「キーワード能力」という言葉を使ってしまっているが、厳密には能力として名前がついていても「キーワード能力」で無いものも結構多く、例えば「飛行」はキーワード能力だが、「スレッショルド」や「強襲」はキーワード能力ではない(その言葉単体で意味を持たないため)。それでもキーワード能力は結構な数があるので、気になる人はWikiなんかで調べて「理想のキーワード能力リスト」を用意しておけば、いざという時に最強のモンスターを作れるかもしれないぞ。とりあえず破壊不能にしてから二段攻撃、そして回避能力と並べていくのがベストか。回避能力は相手のコントロールしている土地渡りが手っ取り早いが、実は「馬術」と宣言するのが最強だったりする。
踊れマンボウ、第7話。聞けば聞くほどにエルメスの相槌は適当すぎるよな。おしゃべりなモトラドって個性のくせして……。 今回の旅人は「キノの師匠」と言う謎の人。そうか、そりゃキノもあんだけの射撃技術があるんだから師匠筋の人間くらいいるわな。ってことは少なくとも過去にそこに定住してしばらく修行してる期間があったってことなのだね。いや、もしかしたら生まれ育ちがそこなのかもしれんが。バックグラウンドについての説明は一切無い作品なので、主人公であるはずのキノの情報すらこんなにあやふや。でもまぁ、こんな短いエピソードの中でも、「アァ、この人なら確かにキノの師匠かもしれんわ……」と思えるようなスケールの大きな人でございました。 今回のサブタイトルは「歴史のある国」。ただ、ちょっと面白いのは「歴史のある」という部分が必ずしも「国」だけにかかっていると言うわけではないところ。なにしろ、これまで訪れたたくさんの国だって、そりゃ歴史はあるはずなんだ。ずっと海を彷徨い続ける船の国とか、ずっと移動し続ける迷惑な国とか、それぞれの国を「歴史ある」と形容するのは間違いではないわけで、今回の国だけを取り上げて「歴史のある」というのは妙な話。それじゃ、一体どこに「歴史」という特性を感じれば良いかというと、キノと師匠という二世代の「旅」のおかげで、国のビフォーアフターがはっきり見える、「時間が認識できる国」というのが、(視聴者目線からすれば)この国最大の特徴と言える。他の国々はあくまでもキノたちが見た「今」だけが問題になるお話であり、今回のように「数十年前があり、今がある」という2つの時点をお話のキーにしているのは、今回だけということだ。 国に歴史あり、人に歴史あり。しかし、歴史というのは人が作るものであって、国はその語られた歴史だけが残されている。そんな誤謬というか、欺瞞というか。見せたくない部分がチラッと見えてしまうのがキノさんの底意地の悪さである。でもまぁ、当時暴れまわっていた腹黒いお役人さんたちも、今となっては孫が可愛いだけのおじいちゃん。過去には色々あっただろうし、ムカつく奴らだったのは間違いないのだが、それこそ「昔の話」ですからね。師匠とそのお弟子さんも、三日三晩のバカ騒ぎで散々困らせた時点である程度溜飲は下げているでしょうから、キノ目線でも師匠目線でも、この国に対してそこまで悪感情はないのかもしれない。今となってはただの「歴史のある国」なのだ。 それにしても奔放で無敵な師匠だったな……いくら武器が豊富だからって、同じ技術レベルを保持しているはずの軍を相手にしてたった二人で戦えるものなのか……まぁ、基本的にこの世界は「国と国との戦争」みたいなタイミングが多くないので、警察も平和ボケしてたのかもしれないですけどね。そうなると、師匠やキノみたいな生粋の武力頼みって珍しい人種なのかもしれない。いかにもラノベにふさわしい、明快でスッキリなオレツエー展開。ここまでふざけた強さを見せられると楽しくていいですね。理屈抜きのチート性能だと「師匠にだけは勝てなかった」っていうキノの強さも格が落ちないから安心だし。 あと、すげぇ細かいところで1つ気になったのは、この世界における通貨の概念ってどうなってるんだろう、という部分。これまでたくさんの国を巡ってきたわけだが、どの国も完全独立自治だったから、おそらく国の中で完全に閉じた経済が存在しているはずなんだ。話の通じないようなオリジナリティ溢れる国もいっぱいあったし。そういう世界において、「全ての国で隔てなく使える通貨」なんてものは存在し得ないと思うのだが、師匠は最初に警察に捕まった時に「どれくらい払える?」と聞かれていくらかの通貨を提示している。キノもそうなんだけど、入国時にいちいち貨幣の両替とかしてる様子もないし、「外から持ってきた通貨」がそのまま使えているという描写なのだが……もしかしたら金や銀など、そのまま価値を持つ物品で流通させてるのかなぁ。まぁ、細かい部分だから気にしてもしょうがないんだけども。 前回二週間後と言ったな。ありゃぁ嘘だ。一週間でも来る人間は来た。今回も相変わらず人数バースト気味の七人戦。疲れた頭にはしんどい作業やで。
Round1・「かたすくに」 1、地下の堅い土の国。 2、石高の加増。 3、黄泉の国、また、死後の世界。中津国。 4、[枕]「緒」「引く」にかかる。 5、肩が抜けるほど重い荷物のこと。 6、生まれ変わったように。一転して。 7、黒岩涙香によるシェイクスピアの戯曲、「ハード・ショルダー・プリエステス」の訳本。 ①一発目から意味のわからないこと言うのやめてもらっていいですかね。 ②「国」の「多寡」なのかなぁ。今回はろくに答えの吟味作業をしてないので詳細不明なのが多いです。 ③ある意味1番と被ってるから消せるな。うん。 ⑥これ、誰かが呟いてたけど「高須クリニック」からなんだよね。 ⑦「ハード」→硬、「ショルダー」→肩。す〜ぐにダブルミーニングにする。なお、「尼」でプリエステスは無理がある模様。それとも「比丘尼」かな。
Round2・「いんぶんいんぶ」 1、文武ともにすぐれていること。 2、中山の宰相、または公子という。未詳。自殺。 3、「印度は文武両道」の意。 4、(故事成語)殷の文夏は大酒飲みの成らず者で名を知られたが、ある嵐の晩に氾濫する黄河の水を飲み干し英雄となったという逸話から、どんな悪癖も特には役に立つということ。 5、吹奏楽部の別称。 6、学問と武芸の両方において陽の目を見ないさま。 7、学問、武術ともに優れぬこと。 陰部に韻文ってことは、やっぱりエロ漫画の「正」の字を書くあれのことだと思います。 ②「未詳」と来てから「自殺」と落とす新しいパターン。広辞苑構文も組み合わせ次第で新鮮さが増すよ! ③案外そうかもしれん、とか思うけど、インドの武って言われても蛇とか象を駆使する流派しか思い浮かばない。 ④長い。誰かに「俺、なんとなく股間を触ってしまう癖があるんですけど、この癖も何かの役に立ちますか?」と尋ねられ、僕は押し黙った。 ⑤色々と議論されたが、正解は「吹部は部員がたくさんいるから、ぶいんぶいんです」とのこと。「PL学園の野球部だって部員いっぱいいるだろうが!」「PL学園の吹奏楽部だって人いっぱいいるでしょう」「確かに」 ⑥⑦この2人、今回なんかやたらと発想が被って互いに嫌そうな顔をしてました。
Round3・「たちはめ」 1、勃起した陰茎に、さもハーメルンの笛につられた子供らのごとく求心される精神の病。フロイト学派が命名。 2、貴族の邸宅に仕える下女を指す語。 3、裏に牛皮を張った雪駄に似た履物。 4、(太刀を食めの意で)人の不幸を願う捨て言葉。 5、互いに性分の良く合うこと。特に男性どうしの睦まじくあること。 6、→攻城戦。 7、稲村和夫の伝奇小説「悪党たちは冥府を走る」の略称。 「前から? 後ろから?」とか散々いじられた結果、出題者が「答えは卑猥じゃないよ」と先んじて漏らしてしまったため、卑猥じゃない答えがたくさん集まりました。 ①ね! 「この答え1本で東京の誰かも満足してくれるだろうな」 ⑦どう考えても「たちはめ」って言う略称にはならないよね。
Round4・「まんなおし」 1、満州警察の標語。「満州、世直し」の意か。 2、幕末の藤堂藩藩士。佐幕派の説客として高名であったが、後転向。軽薄の士として知られる。子爵。 3、琉球王国尚真王治世下の摂政。 4、運の悪いのをよくするためにある事を行うこと。 5、人類補完計画。 6、人魚のこと。 7、雁鴨目の中、比較的大きな水鳥の一。古くは食用にされた。 ①それなりに最近の話のはずなのに意味がしっかり伝わってないあたり、戦時のゴタゴタが伺えるようです。 ②こういう奴に限って爵位とかもらったりしてるんだよな。 ③考えてみりゃ琉球王国の歴史なんて何一つ知らんな。 ④「さて、それは何でしょう?」みたいな書き方やめろ。 ⑤ Man直し。直した結果がこれだよ。 ⑥「なるほど、**の部分を魚に直したからですね」って別な人が言っていたが、執筆者が何を思って書いたかは不明。
Round5・「ちぼゆ」 1、13世紀イランの神秘家。仏教に傾倒した。 2、小声でほえる、小声で鳴く。 3、中華人民共和国の思想家。文化大革命期、毛沢東思想に傾倒し、修正主義批判を展開。 4、稚児が産湯に浸かるにたいし、乳母が身を清めるための湯。 5、父、母、友人。親しい人。 6、フランスの神父。明治初頭に来日し、美作県の発展に貢献した。岡山の県父。 7、内縁の子。不貞の子。 「ちぼゆ」で検索するとふっかつのじゅもんみたいなパスワードリストしか出てこなくて、どれほど単語の音として不自然なのかがわかりますね。 ①③すーぐ傾倒する。 ④「乳母湯」。勝手に風呂入れよ。
Round6・「ゆーから」 1、北日本に見られる藍染め技術、またその織物。ユーカラ織。 2、(仏)甘草入りキャンディー。商品名に由来。リコリス。 3、アイヌに口承されてきた叙事詩。孤児として育った少年ポイヤウンペが、両親の仇討や許嫁の奪還のために敵と交える激戦の数々の物語。 4、アイヌに伝わる労働歌。 5、マリンガの一種。「よりよい世のために」で知られた。 6、香辛料の一。ユーカリとも。 7、(居留地で流行した)女性が男性を誘う語。 すぐにそう言うことゆーから。 ③みんな大好き、ポイヤウンペ。今後のたほいやでの活躍が期待される新たな主人公です。 ④まぁ、アイヌ被りなので消せるんですけどね。 ⑤何一つ意味がわからずに議論の中心となった。様々な可能性が推測されたが、最終的に執筆者に尋ねたところ、「わかんね」というどうしようもない返答であった。 ⑥ハーブではあるが、香辛料ではない。 ⑦「Hey,youから誘ってよ」。
Round7・「へるまんとどろてーあ」 1、ギリシアの思想家。「大文学史」は名著。 2、グリム童話「ヘンゼルとグレーテル」ハンガリー語版の題。 3、アジア帝国ウイグル圏に轟く地獄男、エビライ・カーンのこと。 4、ゲーテの物語詩。フランス革命を背景に避難民の娘ドロテーアと実直な青年ヘルマンとの出会いから結婚までを描く。 5、ブラームスの歌劇。敵対する家系に生まれたヘルマンとドロテーアの悲恋を主題。 6、イギリスの巷説。夜道で出会うという女性の怪。本邦では口が耳まで裂けた女性として語られる。 7、オーストリアのドナウ川河畔の商業都市。人口28万8千人、面積36、4平方キロメートル。中世、商業により栄えたが、オーストリアに併合されて後衰退。 最初に出題された時にはどうなるものかと思ったが、冷静に見たら途中で分節できることに気がついて一安心だった語。まぁ、分割してない答えもちらほらあるが。 ①ついに広辞苑先生が書評も始めたぞ。今のところ「名著」って書いてある項目はない。 ②「ハンガリーでもヘンゼルはヘンゼルじゃね?」 ③ヘル(地獄)マン(男)トドロ(轟)テイア(帝亜)。説明……できちゃった……。……で、何これ? ④またゲーテ。あいつ、せいぜい「らいねけぎつね」ぐらいしか書かない奴だからさ。 ⑤もうちょっとオリジナリティを持てよブラームス。 ⑥「水木しげるが喜んで飛びつきそう」。 ⑦「狭くね?」って言う意見がほとんどだったので、せっかくだから比較対象を探したところ、京都市上京区が約7㎢で総人口が8万5千人、中京区だと7.4㎢で11万人、下京区が6.8㎢で8万2千人だそうです。合計すると京都中心部は約21㎢に28万人住んでいる計算になるので、京都中心部くらいの人口密度なら余裕ってことでした。「いやでも、ちょっと雨が降るとドナウ川に流されるから、無理です」(某氏談)
Adrable Kitten (カワイイ子猫) (W) C 宿主クリーチャー・猫 1/1 〔このクリーチャーが戦場に出た時〕 6面ダイスを1つ振る。あなたはその目に等しい値のライフを得る。 もう、この形でスポイラ書くの無理やんけ!!! イラスト見てくれ! あと公式記事も翻訳されたのでシステムについてはそっち参照な。「Host/宿主」クリーチャーは、他のクリーチャーパーツのAugment(拡張)の土台として使われる。拡張カードがどんなものかも、面倒だから記事見ろ。拡張能力は、宿主クリーチャーが戦場にいるときにコストを払うことで合体生物を生み出す能力である。例えば「多頭の-子猫」とかが生まれる。英語版限定でジェネレーターもあるぞ。もう、本当に「だからどうした」の世界だ。別にオーラでええやん、テキストが書き換わるとかいう違いはあるけど、そこまでたいした差じゃないし。一応、拡張カードの方は「唱える」ではなく起動型能力なので、対応して宿主を除去されてもフィズらないで手札に残る点はちょっと違う。ドラフトだとどれだけ宿主が出てくるかによるが、どうせ拡張は1回しか使えないんだし、大したギミックではない気がする。ビジュアル見て楽しむ程度だな。
もういいッ! 休め! WUG! もういいんだッ! 第6話ッ! もう、画面が気になって中身が入ってこないんですよ。どう考えても「設計図」段階でしかない映像を見せられても、「さぁ、ここからどういうアニメを作るんだろうなぁ」っていう「あり得た完成図」を想像するばかりでなんだか悲しくなってくるんですよね。 今作は新章になってからマジでコンテ演出を全部板垣監督が担当しているのだが、これって多分他のスタッフに回してる余裕すらないからだよね。トップにいる人間が直接青写真を書いて、そのまま「青写真」を放送してる状態。本当に完成してるのは音素材だけ。もう、各種仙台市内の風景を楽しみつつ、WUGっぽいドラマCDを聞いている状態に。わたくし、今期がスタートした時に「DYNAMIC CHORD」を作品として成立していないと吐き捨てたわけなんですが、まさかこの作品がそっちの方向に歩み寄って行くことになろうとは……。 なんども繰り返される同じ映像を見せ続けられてまるで間違い探しでもやらされているかのようだし、宴会場に6人が入場してくるシーンなんて、DYNAMIC CHORDの伝説の1話、階段降りに勝るとも劣らない仕上がりになっている。いっそこのままのテイストを維持して5分アニメにしてしまい、「動きすぎたてーきゅうの逆バージョンギャグ」として売り出したら成立するかもしれない。あとは、「いかに素材がない状態で30分を繋ぐかコンテスト」みたいなトライアルだと思えば楽しみ方も生まれてくるかもしれない。人それぞれに味わい方は無限大。 いやさ、こうして無理やり茶化してないと見てられないからさ……。本当に口惜しいのは、お話の方は(そこまで)悪くないんだよ。女子中学生が控え室に忍び込んでそのままお風呂になだれ込むくだりなんかは「アイドルのくせに警備ガバガバだし、真夢がポンコツすぎるだろ」とか思うけど、そのくらいの強引なネタ回しは許容範囲内だし、アイドルアニメの温泉回で、巻き込まれるのがJCってのはなかなか斬新で、それこそちょっと売上が上がりそうな素敵映像でもついていればなかなかそそられるシチュエーションだ。映像があればね! それ以外にも、今回は全編「WUGとのツアー」というレクリエーションのみで進行していたわけだが、なんとなくそれっぽい企画の中身でメンバーみんながお気楽に楽しんでいるのが分かって実に良いインターミッションである(まぁ、今期はずっとこんなテイストだけど)。その上で菜々美がちょっと株を上げてみたり、佳乃がWUGの将来にふと想いを馳せてみたり、きちんと先の展開を見据えたネタも入っている。そして何より、いつも通りの「遅刻しそうでピンチ!」という緊張感も、最終的には誰も不幸にならずにストンと1話で全部が落ち着いてなんとなくハッピーになれているところもストレスがかからずに気楽にみていられる。映像があればね! もう、ほんとそれしか言うことない。 そしてついに次回は万策尽きたことを公に宣言する特別編の挿入である。普通の作品なら「フザケンナ! ちゃんとスケジュール管理してればそんな苦し紛れの逃げを打たずに済んだものを!」と怒るところなのだが、今作に限っては「もっと早くやってくれればよかったのに……」という後悔ばかりが先に立つ。板垣さん、スケジュールはどこまで調整できるんですか……。 ネクロマンチストがチートすぎる、第7話。もう、あっちの最強もこっちの最強も、全部あいつに振り回されっぱなしじゃないですか。 今回のお当番は辰と巳の兄弟。だと思っていたのだが……結局回想シーンばっかりで現実の時間帯ではほとんど出番がなかったやんけ。どんだけ影薄いんだこいつら。まぁ、この手のバトルロイヤルは目立たず勝つってのも一つの作ではあるのだが……。個人的にちょっと驚いたのは、兄弟の弟の方のCVが鳥ちゃんだったことである。弟が鳥ちゃん、兄がえぐぅ。なんか変な感じ。 お約束の死亡フラグと言える回想シーンも、すでに死んでしまった人間ならばへのかっぱ。辰巳兄弟の回想は、回想の中でさらに回想されるおかげで何がどうなってるのか結局よく分からないまま終わってしまうという微妙なものだった。とりあえず、この2人を輩出した家系は常に「二人一対」で代表者を選び出す家系ってことだけは分かった。「最後の一人になるまで殺しあう」イベントに必ずコンビ芸を輩出する家系って一体……。そして、当の兄弟も一応は「最後まで生き残れるのは1人」ってことは認識してたみたいですね。もし万が一生き残るルートだったとしたら、最後に残るのはどっちだったんでしょう。やっぱりお兄ちゃんの方かな? 注目されていたのは何と言ってもウサギとの邂逅シーン。一体どんな情けない殺され方なんだろう、と不安を抱えながらみていたのだが、なんとまぁ、想像以上にあっさりと、マジで情けない死に様だった。ここまであっさりだと死亡フラグも何もあったもんじゃねぇな。一応、弟の方は何か探知系の能力を持っていたみたいで、あのタイミングでは別現場で細工をしていた猿の動向に気を取られた結果殺された風の描写になっていた。探知能力ってことは、戦闘で使えるスキルはあんまりなさそうだな。実際、回想シーンでもお兄ちゃんに助けられてばっかりだったし。「最高のコンビネーション」とやらがあったらしいが、回想含めて一度たりともそれを見ずに終わってしまいました。本当に最高だったのだろうか。単なる蛇拳と火炎放射器使いに猿やら牛やらに勝てる芸があるとも思えないんだけどな。 こうして退場したはずの弟だったが、なんとまぁ、死んだ後の方が活き活きしてるという。前回は完全籠城を決め込んだ馬をがっちり追跡し(本当はネズミを追いかけてたはずだけど)、見事にこんがり焼けました。ただ、ちょっとウェルダンで焼きすぎたようで、馬の死体はウサギとお友達になれなかった様子。一応その辺の制限はある能力のはずなのだが……でも、弟の死体はどれだけ寸断されようと、どれだけ細切れになろうと強敵相手に八面六臂の大活躍。いや、0面二臂しか無いけどさ。まさか片腕だけでも最強候補の牛さんを黙らせるパワーがあるなんて……いや、さすがに牛さん情けないのでは。あの場面で虎がいなかったら牛さんはやられてたってことですからね。そしたらもう、残るのはネズミ・ウサギ・タツの3人だけ。うわー、盛り上がらなそう。 幸か不幸か、なんか因縁があるらしい虎さんが酔った勢いでもなんとか牛さんのいうことを聞いてくれたので、ようやく弟の死体にも片がつきそうである。こうしてみると、肉片一つ残さずにイノシシを啄んで殺してくれた鳥さんは優秀やったんやな。とりあえず虎が火の輪くぐりを終えればなんとか生存できそう(ネクロマンチストの死体が火に弱いのは馬さんが証明済みだ)。そこから牛を助ける判断ができれば、もう一回真正面からのバトル……かな? さすがのウサギも最強候補の一角が欠けるかもしれないシーンだったら黙ってみてるだろう。となると、ラストに関わってきそうなネズミは置いとくとして、問題になるのは飛行能力だけのお兄ちゃんの方ということになるが……次回予告の死亡フラグが本当に切ないなぁ。 |
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