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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 連行されるサンダルさんは流石に笑うわ、第5話。ちょっと目を離した隙に流れるようなモーションからのパトカー。もう、これを超えられるキャラなんてクマ吉君くらいしかしらない。

 間野山彫刻編、後編。現状何一つ解決はしていないわけだが、この「解決しない」感じはそれなりに誠実で、いかにもP.A.作品っぽいデザインではある。今回は大まかに分けると2つの問題を解決するお話で、1つは当然「彫刻文化をどのように町興しに活かすのか」という町を巡る課題。そしてもう1つは、すったもんだの末になんか凹んじゃった早苗さんをどうするかという課題。もちろんアニメのシナリオなのでこの2つは不可分の問題としてまとめられているが、それぞれに対する解答は微妙に異なっているので注意が必要だ。

 まず、シンプルな解決を見たのは早苗さんの方の問題。元々間野山に来たこと自体がそこまで強い動機に後押しされていなかった早苗さん。ようやく周りに交流出来る仲間が現れ、しかも「IT大臣」という「間野山ならではのお仕事」がようやく回ってきたことにより、おそらくここ数日は少しテンションも上がっていたのだろう。彼女の生き様を左右する問題には常に「求められる自分」という欲求があり、都会生活の中で十把一絡げの人材扱いされることに我慢出来ずに飛び出してきたという過去がある。間野山での「大臣職」は(少なくともこの町では)自分にしか出来ない仕事だと思ったし、他人に乞われて「自分ならではの仕事」が出来るチャンスだったのは間違いないのだ。しかし、彫刻の一件を巡ってプランは(またもや)立ち行かず、更に余所者に厳しい一志によって「間野山に逃げてきたんじゃないのか」と痛いところを突かれる始末。理想と現実のギャップはこの田舎町でも埋めることが出来ず、彼女は気疲れが多くなっていた。

 逃げた田舎でも逃げ出したい。現代人ならさもありなんという窮し方。しばらくはカウチポテトで自堕落な生活を続けてみたが、元来彼女は怠け者というわけではない。これではマズいとあれこれ悩んだところに、外界からも刺激は飛んでくる。1人は我らが国王・由乃の頑張り。まぁ、彼女の場合は相変わらずとんちんかんな方向に努力が空回っているのだが……30社お祈り人生も伊達ではない。でも、とにかくなりふり構わず頑張る人間というのは、周りにいれば刺激になり、焦りになるものである。そして、そんな刺激を更に具体化してくれたのが、関西弁彫師の辰男であった。彼も「自分にしか出来ないこと」を探しているという意味では早苗と同じ悩みを抱えており、自分の技術でもってその悩みをブレイクスルーしようとした辰男の行動は、素直に早苗の原動力となった。この先2人が男女の関係になるかどうかは……まだ分からないけど、まぁ、割とありそうな展開……。

 結局、早苗は周りの阿呆どもにも背中を押され、「少しずつでも自分らしく」を目指して活動を始めた。彼女の思いつきが今後プラスに働くかどうかはまだ分からないが、とりあえず、1人立って歩き始めるとっかかりくらいにはなったのではなかろうか。トータルでは小さな変化だが、彼女の人生にとっては大きな転換点になったはずだ。

 そして2つ目の問題、間野山彫刻の活用法について。こちらは、ぶっちゃけまだ何も解決していないのだが、こればかりは致し方ないだろう。前回もダラダラ書いたように、ここで劇的な進歩や改善があったら、それは明らかに「嘘」になってしまうのだから。今回、由乃たちは彫刻文化を活かすために何を行ったかというと、なんと「自学自習」である。もう、クソがつくくらい真っ当で当たり前の行動。でも、結局町興しのための活動計画なんて、ひたすら地場の産業に密着して魅力を見つけていくしかないのだから、由乃たちの判断はこれ以上ないくらいに正しい。大学も卒業した縁もゆかりもない女の子が4人集まってどれほど田舎の小さな文化について学べるものかと訝しんだが、この4人、仕事のことになると存外真面目である。現地での作品見学、資料館での学習、そして製作現場との接続などなど、自治体が行うべき研修は本当に教科書通りに手順を踏んでいる。人間、仕事を与えられれば何でも出来るもんでね。由乃も真面目な子なのは間違いないし、しおりさんは地元愛が強い。凛々子は自分が興味を持った変なことへの学習意欲が元から強いオタク気質が上手くはまっている。唯一、真希だけは何をモチベーションに仕事に取り組んでるのかはよく分からないのだが……まぁ、仲間意識かな。

 そして見出したサクライケファミリア計画。まぁ、ぶっちゃけると「駄目な町興し」の分かりやすい1例だったわけだが、3人よれば何とやら、4人も5人も集まれば、ある程度は欠点も補填出来るかもしれない。ネームバリューの方をサンダルさんという斜め上のボーナスステージでクリア(?)し、あとはどのようにプロジェクトを膨らませていくか。そこでタイミング良く早苗が合流し、駅ラウンジ計画へと辿り付いたわけだ。駅という地元に密着した施設が来訪者にも門戸を開放している部分は確かに意義があり、来訪時に最初に目につく駅に地元ピーアールを展開するのは町興しの基本のキ。間野山の場合はそれをやるにしてもこれまでの候補がカブラくらいしか無かったわけだが、実物の欄間をそのまんま駅に展示する、というのは一応意味のある行為か。もちろん、そこから少しずつ彫刻の数を増やしていくという企画も(ある程度形になれば)面白い部分もあるだろう。

 ただ……ぶっちゃけ現状ですぐに何か効果が出る企画ではないんだよね。元々民家用に作られた欄間は、公共の施設に展示するとおそらくサイズが小さくて目立ちにくくなってしまうだろうし(実際、駅の展示は多少周りに遊びの空間があった)、そもそも上に視線を送らなければいけない欄間という形態は、狭くて視線の限られる屋内では意味があるが、駅のように解放された施設では印象に残りにくい気がする。本当にズラリと数を並べたり、特大のものを作って目を引けるようになればいいのだが……1つ完成させるのにも年月がかかるであろう欄間を、そんなにホイホイ受注生産出来るもんではないよなぁ。ホント、何十年後、何百年後って話もあながち冗談ではないかもしれんぞ。

 今回の一件は、おそらく「町興し」という観点から見ればほとんど意味を成さない。ただ、それでもこうして取り扱われたということは、おそらく今回の欄間はあくまでも「はじめの一歩」として意味があったと考えるべきだろう。とにかく国王が自ら考え、動き、何らかの形を残した。そこにはチーム全員の協力があり、地元民の理解があり、双方とも地元への愛がある。その状況下で、「間野山の何かが変わった」というのは、実は小さくない一歩なのかもしれない。多分、今回飾った欄間はまた後半のストーリーで何かに関わってくるとは思いますよ。アニメのシナリオってそういうもんだから。

 あと、地味な成果ではあるが駅展示によって間野山彫刻の寿命が延びそう、っていうのは伝統芸能の文化維持の観点からは意味があることだろう。ここから顧客が拡大する可能性もゼロではないのだし、クツを作るなんてエキセントリックなところまでいかずとも、彫り師の人たちに多少の心境の変化でもあらわれれば、生産者側と消費者側が歩み寄れる余地も生まれるかもしれない。存外、こういう地味な仕事が積み重なって、町興しってのは成功していくのかもしれませんね。

 結論:早苗さんも思ったよりおっぱいがでか(略)

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 よし、女の子はみんな可愛いな、第4話。徭さんが割とチョロ可愛かったのは意外だったけどありがたいです。低い評価連打しても多分対応してないと思うぞ!

 ワムを巡る交渉は続く。ごくごく当たり前の経過を、世界は辿っているように見える。ワムについては日本の科学者が必死に調べていたようだが、結果として分かったことは「言われた通りの中身」「超便利」「仕組みはさっぱり分からない」ということくらい。多分、人類が100年や200年程度の研鑽でたどり着けるような領域ではなかろう。個人的になるほど、と思ったのは成層圏内でのエネルギー総量の増加問題ってのがある、という指摘。なるほど、確かに「外の世界(異方)」から突然エネルギーを引っ張り出してきたら、総量が変わるから今まで以上に地球環境への影響は大きくなるんだよな。どんなエネルギーだろうとエントロピーの法則に沿って最終的に熱になるわけで、ワムが電力だけを産み出すとは言っても、それ以降を制御することは出来ないのだよね。

 まぁとにかく、突然外の世界からそんなものを放り投げられても、簡単に対処出来るものではない。本当に単純に考えるなら、「こんな夢のエネルギーがあれば本当に色んな問題が全部解決するよ!」となるわけだが、人類社会はそんな簡単には出来ておらず、国連決議では「ワムは人類には早過ぎる」という結論が出された。まぁ、そうなるやろ、という印象。議論の余地はあると思うが、個人的にも、もし現実世界に突如ワムが放り込まれたとして、それが全世界に行き渡るほどの充分な量があろうとなかろうと、世界は不幸な方向にしか進まないだろう、という予想がある。「良くなるだろう」「悪くなるだろう」は実際に見てみなければ水掛け論かもしれないが、議論の段階で意見が分かれていることから、世界が一つになれないことは一目瞭然だ。たとえば作中では「産油国が反対している」という描写があったが、世の中のエネルギーを食い物にしている人間は軒並みワムによって地位を追われる恐れがあるし、そうでないとしても、突然の生活スタイルの変化というものは少なからず人にストレスをかける。そしてもちろん、莫大なエネルギーは強大な武力に直結する。人類が、国家が本当の意味での融和を見ない限り、無尽蔵のエネルギーは無尽蔵の闘争につながる。一番イメージしやすいのは手塚治虫「火の鳥」の未来編みたいなオチではなかろうか。

 国連側の判断は、残念ながらおそらく「正しい」。日本政府は「夢のエネルギーを与えられたのにそんな後ろ向きな結論しか出せないのか」と嘆いていたが、不相応なものを持たされることは決して幸せではない。もちろん、エネルギー問題が解決すれば地球上から多くの非劇が無くなることも事実だろうが、それに替わる非劇が出てくるだけの話。絶えず進化し、様々な側面で革新と効率化を続けてきた人類に一向に非劇の芽が無くならないのだから、ワム1つでそれが解決されるわけでもない。全ては程度問題だ。ワムは人類に与えられるべきものではないのだ。

 しかし、それは残念ながら「異方側の意志ではない」と真道は考える。ザシュニナは、「何故だか分からないが」ワムが全人類に行き渡ることを「望んでいる」(それが意志と呼ばれるものかどうかは分からないが)。国連決議はその真逆。ザシュニナはこれを打ち破らんとしているという。もちろん、「カド側」の交渉官となった真道は、このザシュニナの意志決定を尊重することになり、日本政府は世界に対して何らかのアクションを起こすことになるという。「覚悟」「爆弾」など、ザシュニナさんも確実に日本語の語彙を使いこなし始めているが、果たしてどんな「爆弾」になるものだろうか。それは、新たな非劇を生むものなのか、異方側の不可思議な意志を人類に遍く伝えるものになるのか。そして、その鍵を握るのは……釘宮ボイスの天然科学者さん? メガネずり落ちたけど、あの子に一体何をやらせるというのだ……まぁ、可愛いからいいけど……。

 結論:まぁ、とりあえず可愛い子に任せれば何とかなる(アニメ脳)。

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5月3日 ドラフト模様(AKH×3)

ピック順 【Chrolony】→【Metallica】→【Mei】→【Serra】→【Alessi】→【Sangriter】→【Thraxi】→

 

 ゴールデンウィークの変則日程、前回ドラフトから中4日という珍しいスパンでのドラフトだ。しかもお休みということで何故かよく分からない闖入者が現れ、5人戦の次は突如7人戦。まぁ、人数が多いに越したことは無いですけどね! みんな、パック剥きたくてしょうがないんやなぁ。

 誰もがさっぱり分からないこの環境、まだまだ手探り足探り。現状「パックを開けて心躍るレアが少ない」とか「除去がとにかく少ない」とか「アーキタイプ環境なのかそうでもないのか」とか「カルトーシュ死ね」とか「土地0枚教からスタートしよう」とか、とにかくカオスカオス&カオス。まぁ、悩む余地が多いのは良い環境だということにしておきましょう。一応前回よりはレアの1引き率も上がっており、少しずつエンジンがかかってくる……かな?

 

 そういえば確認してなかったけど、特に連絡が無ければ次回はいつも通りの日程に戻ります。ちょっと間空くけど、次回は13日(土)の14時開始予定で。

 


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 能登麻美子がいい女であるのと同様に、日笠陽子はいい女である(構文)、第4話。この世界の狸はみんなして本当にいい女。

 前回暗雲どころか雷雲も暴風雨も起こりそうだった二代目VS弁天の丁々発止のやりとり。結局、プライドの塊である2人の直接対決は未然に防がれ、最悪の事態だけは免れることになった。いや、でもむしろ後に遺恨を残した現状の方が「最悪の事態」といえるのかもしれないが……。こうしてみると弁天は本当にタチが悪いよな……二代目の見事なアイロン芸を披露していただいた後だけに、彼女がぶちまけたワイシャツの陰惨さが際だっている。あんな面倒なことする女はマジ勘弁願いたいが、「ただ昼寝がしたかった」だけの二代目は涼しい顔。こういう時には真面目に取り扱わずに相手にしないのが一番良いということなのだろうか。結局、天狗の争いには狸が介在する余地もなく、今後どうなるかを知る余地もないのであった。

 話変わって、今度は毛玉サイドのお話。なんとまぁ、京都動物園の狸はシフト制のアルバイトを雇っていたのか!! 「檻の中の狸は変身出来ず、その特殊性から専門職を担う岡崎の狸が交代で担当している」というのは、長年京都に住んでいたが初めて知った事実である(そりゃそうだ)。確かに、これだけ狸まみれの土地で、実際に人間の前に姿を現す狸はあの檻の中くらいのもの。そんな特殊な立ち位置の狸が、スペシャリストでないはずがない。でもまぁ、そんな彼らも時には息抜きも必要ですよね。こぞってバス旅行でどこに向かったんでしょうか……。留守番役の矢三郎は暇つぶし相手に矢二郎も連れてきており、井の中の蛙と檻の中の狸のダラダラ兄弟トーク。矢二郎さん、根が非常に真面目なので、弟のバイト中でも将棋の研鑽を怠らないのです。

 そこへやってきたのは南禅寺が狸の娘、玉瀾である。1話目でもちょっとだけで登場していた美人さんだが、今度開かれる南禅寺の将棋大会について、下鴨の一族に改めてお願いに上がった次第。プレイヤーとして参加してくれる矢二郎はもちろんだが、この4兄弟のキーを握っているのはおそらく矢三郎だと踏んでいるのだろう。彼にも参加するように念を押す。もちろん、弟を釣れば、そこで矢一郎との接続も増えるということなのだろう。矢三郎からしたら面倒ごとは嫌だろうし、矢一郎絡みの案件はあまり気乗りしないようだが、美人(美狸)にお願いされちゃしょうがない。狸の世の中もしがらみは多いですな。

 しかし、そうして開催された将棋大会も、鴨川と夷川という犬猿の仲の一族によって台無しにされてしまう。まぁ、トラブルが起こる時はだいたい金閣銀閣が悪いのだが、今回はいつにも増してひどいやらかしっぷりだった。何であの2人が将棋の駒の役を引き受けたのかが謎だ。改めて、本当に阿呆だし面倒臭い兄弟だと思うのだが……狸って大なり小なりこういうヘンテコなところはあるからね。売り言葉に買い言葉で矢三郎も暴れてしまったし、せっかくのイベントも、玉瀾のほのかな思いも全部おじゃんである。あれだけ散々な事態になったのだし、観客狸たちからブーイングの1つも来るかと思ったが、まぁ、その辺は適当に処理されるのが狸らしさだよな。今回は色んなシーンで毛玉フォームの狸がいっぱい見られて、本当に可愛くてよかったですね。

 大会を台無しにしたことを多少は申し訳なく思っている矢三郎。そこに17歳で優しいお母さんがやってきて、ようかん片手に夢を語る、というか願望を漏らす、というか息子を恫喝するというか……。やっぱり母は強いよね。あのおお母ちゃんにあんな言い方されたら、跳ねっ返りの矢三郎も断れるわけがないや。「一肌脱ぐ」じゃなくて「一皮脱ぐ」のが狸流ね。南禅寺まで足を伸ばした矢三郎は、改めて玉瀾の気持ちを確認し、さっさと2匹の間の半端な関係を解決してしまおうとお節介を企てる。まぁ、矢三郎の目から見ても玉瀾はいい女だろうし、昔から矢一郎とはウマもあっただろう。さっさとくっつけて所帯を固めさせれば、偽右衛門を巡るポジション争いだって安泰だ。堅物のアニキに多少の柔らかさを出すためにも、ここで玉瀾の背中を押すのは矢三郎にとっても悪いことではない。蛍舞う夕涼みの中、気付けば盤を挟んで差し向かい。一組の毛玉カップルはようやく一歩目を歩み始めるのである。

 イイハナシダナー。でも、ラストシーンで将棋盤が? ん〜? 誰の仕業だ?

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 この現場における亜李ちゃんの存在感ってどんなもんなんだろう、第4話。まぁ、「少年アシベ」の奈央坊と同じだと考えれば……。

 毎度毎度トラブルには事欠かないお話。毎週よくもまぁこんなに命に関わる事件にばかり巻き込まれるもんだと思うが、基本的に原因は自分らにあるのだから当然といえば当然なのか。ちょっと油断しただけでもすぐに命懸けになるのでやっぱり宇宙ってクソだわ。いや、ひょっとしたら命なんてすでに無い連中なのかもしれないけども。

 今回のトラブルの発端は前回どさくさで拉致っちゃった軍人のおねーさん・アマンザさん。彼女の処遇自体は別に問題無いものだったはずなのだが、ごたごたの最中に彼女がロリっ子を泣かせたのが運の尽き。前回は大量のアステロイドで軍の連中も巻き込んだが、今回はなんと特大の衛星を呼び出してのメテオアタックである。幼女を泣かせちゃいけませんよ、という道徳的なお話。でもまぁ、今回のこともある意味では予定通りの設定回収と言えるだろうか。前回突如わき起こったアステロイドの大量転送に「偶然ではないんだから幼女の仕業ってことになるよな」という結論は導き出せていたわけだが、それの答え合わせをした形。謎の新惑星から生まれてきた幼女は、どうやらその惑星絡みで様々なものをミゲルジャンプさせる機能を持っているようだ。未だ正体の分からぬ子安仮面とジジイは「あまのなんちゃら」という固有名を出していたが、とにかくあの巨大惑星を掘削し、オリハルトを持ち逃げしたせいで、マヤさんたちは不必要なトラブルも招いているということである。

 一応まとめておくと、幼女はあの星系の秘密と大いに関係している。単なる人間であるはずがなく、彼女の精神は星系そのものに感応する。そして、そのことに関して、「何か」を知っている連中もこの世界には確実に存在している。単に「でかいオリハルト」というだけで飛びついてしまったエスカベイト社は、想定外の面倒ごとを幼女の形で抱え込んでいる。そして、そのきっかけとなったのは出所の怪しい金儲けの情報であり、どうやらその情報源は、前回襲ってきた軍部との繋がりがあり、大元を辿ればあの子安仮面に行き着くことになるだろう。現時点でこの世界の政治システムがどうなっているのかは定かでないのだが、何か大きな意志があの星系の秘密を「発掘」したがっているのは間違いない事実であり、その核心をうっかり持ち逃げしたのがエスカベイト社ということになるのだろう。

 アマンザさんはお堅い軍人なので、残念ながら上層部が何を目論んでいるかまでは知らなかったご様子。ただ任務を遂行するだけの存在であり、こと対象が胡散臭いエバートランサー連中ともなれば、あまりお仕事に疑念を抱く必要も無かったのだろう。今回だって完全に悪役をぶっ飛ばす狙いで動いていたわけだが、ハプニングのどさくさで共同作業をするうち、まずはマヤが悪人では無さそうということを確認し(まぁ、実際彼女も被害者側だし)、さらにイドに対しても「別に悪いやつじゃないかも」くらいの認識に至った様子。今後アマンザさんが彼らと行動をともにするかどうかは謎だが、どうせしばらくは帰れないのだから、使えるものは使えの精神で共同生活していくことになるんじゃなかろうか。

 その他、専門用語としてはたとえば「ミゲルネット」なんてものもサラッと登場しており、このネットワークの管理下でないがきり、ミゲルジャンプは出来ないらしい。今回、その保護範囲外でジャンプをするために、わざわざ狙ったポイントに先にアンカーのようなものを射出しており、ミゲルジャンプもまだ完璧にコントロール出来る要素ではないということが確認出来る。イメージとしては現代でいう携帯の電波みたいなもんで、圏内でアンテナが立ってれば基本的にはどこでもジャンプが利用可能だが、田舎にいって圏外になったら、自分でアンテナを立てて利用条件を成立させなければいけないということなんだろう。まぁ、あの幼女の能力を使えばそのくらいの制限はぶっ飛ばせそうだけども(言い換えれば、この時代の技術力を鑑みても、あの幼女の能力はその埒外ということである)。

 イドの名前の成り立ちが分かり、リックの想像以上のチャラさも分かり、そしてマヤさんの想像以上の優秀さも確認出来た。サラッとすすめてたけど、マヤさんはいわゆる天才タイプのキャラに属してると考えてもいいレベルで有能なんだよな。何でこんな子が一介の大学生として研究でこき使われてたんだろう。本人には、あんまり自分の才能に対する認識が無いんだろうなぁ。

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 そのポッキーゲームは何なのだ、第4話。だいぶ絵図が見えてきた印象ですかね。まぁ、足元は不安定なままなんだけど。

 今回の主役はメテオラさん。セレジアに続いて創造主に行き着く事に成功したかに思われたメテオラさんだったが、残念ながら彼女を作り上げた主要人物はすでに他界していた。ゲームが原作なんだからチーフクリエイター以外の人間だっていっぱい関わってるとは思うのだが、やっぱりメインシナリオ、コンセプトメイクをやった人間でないと「創造主」とは言えないのか。まぁ、多分製作会社に確認を取った上で、その人を創造主と認めるに足るだけの要因が揃っていたのだろうけども。結局、メテオラさんは二度と自分を産み出した人間に話を聞くことが出来なくなってしまったのである。

 この件で動いた事態は2つ。1つ、今回の「現象」において、創造主の意志は一切関与していないことの確認。すでにクリエイターが他界しているメテオラが現出したということは、その現象に制作側の意志は一切関わっていない。これまで散々「キャラクターに印象を抱く大衆の意志」のほうが重要だろうとは言われてきたが、そのことが意外な方向から裏付けられというわけだ。今後、もし可能ならば大昔の作品でもキャラが現出する可能性はあるってことだよな。まぁ、「人々の関心が強い」っていう条件が必要だとしたらリアルタイムで盛り上がってる作品からしか出てこないとは思うけど。突然30年前の打ち切り漫画とかから出てこられても困るしな。

 そして、この結果を受けたメテオラさんは、自分のオリジンを確認するために「原作プレイ」という強攻策に踏み切った。普通ならセレジアさんのいう通り、自分の活躍する「フィクション作品」なんて絶対プレイしたくないと思うのだが、探求心の旺盛なメテオラさんは、他に世界を見定める手段は無いと判断し、禁断の地に足を踏み入れた。彼女曰く、「もしこれでクソみたいな作品だったら、この世界の矛盾をガンガン増やして滅ぼすのもやぶさかではない」とのこと。ただ、結果的には良ゲーだったようで世界は命拾い。メテオラさんの心境を掘り下げれば本当に紆余曲折はあったのだと思うが、極々簡単にまとめると「私の出てたゲームは面白かったし、ちゃんと考えて世界を作ってたみたいだから許してやる。世界の仲間になってやろう」ということ。まぁ、「追憶のアヴァルケン」のヘヴィーユーザーとかがいたら「一晩でクリアした人間が作品を語るな!」とかキレそうではあるが。大丈夫。大賢者のメテオラさんはこの程度の鬼プレイはお茶の子なのです。

 そして、メテオラさんが「世界をどうこう」言い始めたのは、彼女独自の推論に基づいたもの。曰く、「世界はこの無茶な現象の矛盾を解消するため、常につじつま合わせの反応をしている。もし無理が拡大し、修正が追いつかなくなったら、この世界はぶっ壊れる」。うーむ、分かるような分からないような理屈だ。しかも彼女がそう考える根拠はあくまでも主観的な印象だけなので、何とも怪しい推論である。ただ、セレジアも彼女と同じような印象を持っていたようだし、多少の差はあるかもしれないが、軍服の姫君も世界との設定齟齬については同じような狙いを持っている様子。おそらく被造物サイドにしか分からない何かがあるのだろう。今のところ、メテオラの推論はある程度信憑性のある仮説だと思って観ておいた方がいいのかもしれない。確かに、元々2次元のキャラ(アニメキャラ、ゲームキャラ)がごく自然に現実に溶け込んでるって、あり得ない状況だからな。3D化するだけなら原作中にある程度の構造図はあるかもしれないが、それが「現実の人間」と並んで歩いて不自然じゃないって、よっぽどの技術でもない限り不可能なんだ。そこを合わせているというだけで、今回の「現象」は尋常ならざる動きを伴っていることは確実だろう。あとはこれが、何者かの意志によるものかどうかだが……。

 同じようにして現象に立ち向かうのが、少しずつ人数を増やしている軍服の姫君サイド。魔法少女まみかに加え、いかにも日笠ボイスらしい、迷い無き女騎士のアリステリアさん(通称アリス)が参入。キャラの方向性はややセレジアに被っているのだが、片やロボット兵に乗って戦う近未来設定のキャラ、片や純正ファンタジー出身のくっ殺女騎士。考え方の固さが段違いだった。アリスさんは現状に対してどの程度の理解を持っているのかもちょっと怪しいんだよな。「創造主」を神だと認識しているのか、それとも世界をかき回すだけの害悪だと見ているのか。まぁ、あんまり「設定」について深く考えない性格だからこそ、姫君に良いように扱われているのだろうが……。何故かメテオラ・セレジアポッキーゲーム同様、彼女もまみかと女の子ペアリングされているのは気にしない方向で。敵味方双方にカップリングがッ。

 さて、混沌を増せば世界はどのように変わっていくのか。姫君はどこまでこの世界の仕組みを理解しているかは分からないが、とにかく何か不穏なことをやろうとしているのは事実だろう。そんな折に更に巨大ロボットまで降ってきたらしいのだが……もう、混沌とかいうレベルではないのでは。

 

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 2日連続のGWたほいや。ただ、今回はその他諸々の予定との絡みもあったため1戦で終了。というか、俺の体力的に2日でそれ以上の密度は無理だった。今回はひとまずこれにて一段落。次の開催はいつになるものやら。なお、面子は前日と全く同じ。

 


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4月29日 ドラフト模様(AKH×3)

ピック順 【Mei】→【Serra】→【Chrolony】→【Alessi】→【Thraxi】→

 

 年に4度のお楽しみ、新環境の時間がやって参りました!

 ……が、今回も5人戦なんだよなぁ。ムズカシイね。今後はずっとこの不安定な状態が続くと思われるので、ひょっとしたら我々のドラフト環境も自然にトーンダウンしていくことになるかもしれません……。

 ちなみにこの日は、事前に募集をかけて集まった人間だけで霊気紛争のサヨナライベントもやってました。ぶっちゃけ募集したけど3人しか集まらず、グダグダのお遊びをやっただけなんだけど。その名もトライアングル・ウィンストン・ドラフト。3人でウィンストンなんだけど、パイルを三角形に配する特殊な設計。割と、面白かったですよ。まぁ、運ゲー要素強いですけどね。

 

 そして新たな世界だが……まぁ、まだ1戦だけなのでさっぱり分からんな。我々がこうして試合を組めずに手をこまねいているうちに、世間ではさっさと環境理解が進んでいくことでしょう。まぁ、全体的にパックを剥いたときの高揚感は控えめな気はするんだけどね。やっぱりカラデシュってカロリー高かったから。今回はサイクリングにしろ不朽にしろ、パッと見で強さが分かりにくいギミックばかりだし、明確に見えやすいシナジーがガツンと入ってこないので、初戦は本当に暗中模索。まぁ、「つまらん」というわけでもなさそうなので、面白い環境に、なれば、いいな……。

 

 なお、来週(というかもう今週)は連休のため変則日程が組まれています。現時点では5/3(水)の深夜0時開始という、マジで謎な時間。連休にも関わらず、案外日程が合う時間は多くなくて、そこでピンポイント開催が予定されている。変な時間、変な日だけど、忘れないようによろしくお願いします。

 

 

 


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 ゴールデンウィークに入ったら、そりゃぁ鬱憤を晴らすようにただひたすら広辞苑を捲るのです。我々は賢いので。 でも、夜中にゲームスタートして翌7時まで3連戦をやるのは賢くない……。3戦目なんて開始直後にして「やったらあかんヤツだった」ってみんな気づき始めたのに、終わるまで止められなかったからな。ここ最近の試合の中でも、ゲーム中の会話のカオス度はかなり高かったと思うのだが、私の記憶がおぼろなのであまり記憶を繋げられない気がする。モラルがハザードしてる某氏がことあるごとにポケモンの鳴き声(?)をあげていたことくらいしか……。モラハラ、社蓄、小タイラントというマッチアップは割とレアな夢の饗宴かもしれません。タイラント無しでも、僕らは戦える(戦えない)。

 


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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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